JP6316065B2 - Icタグ発行装置 - Google Patents

Icタグ発行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6316065B2
JP6316065B2 JP2014072565A JP2014072565A JP6316065B2 JP 6316065 B2 JP6316065 B2 JP 6316065B2 JP 2014072565 A JP2014072565 A JP 2014072565A JP 2014072565 A JP2014072565 A JP 2014072565A JP 6316065 B2 JP6316065 B2 JP 6316065B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
unit
identification data
antenna
writing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014072565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015194913A (ja
Inventor
堀江 隆志
隆志 堀江
敦 渡邉
敦 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2014072565A priority Critical patent/JP6316065B2/ja
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to EP14888148.5A priority patent/EP3128464B1/en
Priority to PCT/JP2014/069836 priority patent/WO2015151303A1/ja
Priority to CN201910182356.4A priority patent/CN110097146B/zh
Priority to CN201480076981.6A priority patent/CN106104579B/zh
Priority to US15/126,398 priority patent/US9984260B2/en
Publication of JP2015194913A publication Critical patent/JP2015194913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6316065B2 publication Critical patent/JP6316065B2/ja
Priority to US15/968,091 priority patent/US10242238B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10198Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves setting parameters for the interrogator, e.g. programming parameters and operating modes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/07Transporting of cards between stations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/07Transporting of cards between stations
    • G06K13/073Transporting of cards between stations with continuous movement
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07749Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
    • G06K19/07773Antenna details
    • G06K19/07777Antenna details the antenna being of the inductive type
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components

Description

本発明は、ICタグが複数列に整列しているICタグ連続体のそれぞれのICタグに非接触で所望の識別データをそれぞれ書き込んで発行するICタグ発行装置に関する。
近年、ICチップとアンテナとを備え、非接触で情報の電気的な書き込み/読み込みを可能とするICタグを用いるRFID(radio frequency identification)によって商品の在庫管理や販売管理等を容易にする技術が提案されている。一般的にICチップとアンテナとはフィルム上に形成されたインレイ(インレット)としてラベルや値札用タグ等の用紙に内包され、ICタグが構成される。なお、ICチップとアンテナとを備えたインレイ自体をICタグや電子タグ、無線タグ、RFIDタグと呼称することもあるが、本明細書では、ICチップとアンテナとを備えた商品タグ(値札用タグ)やラベル等の用紙をICタグと称する。
ICタグは、一般的にICタグが連続して連なったICタグ連続体として提供されることが多く、ICタグ連続体に非接触で製品番号等の所望のデータを書き込むと共に、それぞれの表面に製品や生産者のデータやそれらをコード化したバーコード等の印字を施して発行するICタグ発行装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−338179号公報
近年は、ICタグの使用量が増加しており、ICタグを高速で大量に発行するニーズが高まっている。ICタグの発行速度を向上させるためには、ICタグ連続体の搬送速度を高速化する必要があるが、ICタグとの通信速度には限界があり、ICタグ連続体の搬送速度を高速化して発行速度を向上させると、ICタグへの書き込み不良が発生して歩留まりが悪くなってしまうという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑みて従来技術の上記問題を解決し、ICタグとの通信処理を高速且つ確実に行い、発行速度を向上させることができるICタグ発行装置を提供することにある。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明のICタグ発行装置は、ICタグ連続体として整列している複数列のICタグに対してそれぞれ識別データを書き込んで発行するICタグ発行装置であって、複数列の前記ICタグに対して列毎にそれぞれ対向して配置され、電磁誘導方式で前記ICタグに前記識別データを書き込む複数の書き込み列アンテナ部と、複数の前記書き込み列アンテナ部よりも前記ICタグ連続体の搬送方向の下流側に配置され、電波式で前記ICタグに前記識別データを書き込む電波式アンテナ部とを具備し、複数の前記書き込み列アンテナ部を用いて前記識別データを書き込むことができなかった前記ICタグに対して、前記電波式アンテナ部を用いて前記識別データを書き込むことを特徴とする。
さらに、本発明のICタグ発行装置において、複数の前記書き込み列アンテナ部よりも前記ICタグ連続体の搬送方向の上流側に、複数列の前記ICタグに対して列毎にそれぞれ対向して配置され、電磁誘導方式で前記ICタグから固有のタグIDを読み取る複数の読み取り列アンテナ部を具備し、複数の前記読み取り列アンテナ部を用いて前記タグIDを読み取ることができた前記ICタグに対して、複数の前記書き込み列アンテナ部を用いて前記識別データを書き込むようにしても良い。
さらに、本発明のICタグ発行装置において、前記電波式アンテナ部を用いた前記識別データの書き込みは、前記タグIDを指定して行われ、複数の前記書き込み列アンテナ部 を用いた前記識別データの書き込みに失敗した前記ICタグを指定可能であるようにしても良い。
さらに、本発明のICタグ発行装置において、前記書き込み列アンテナ部は、前記ICタグ連続体の前記ICタグと対向する面以外が電磁的にシールドされていても良い。
さらに、本発明のICタグ発行装置において、前記ICタグ連続体を搬送ベルトに吸引しながら搬送する搬送部を備え、前記書き込み列アンテナ部及び前記電波式アンテナ部は、前記搬送部によって搬送される前記ICタグ連続体の前記ICタグと対向して配置されていても良い。

本発明によれば、ICタグとの通信処理を高速に行い、発行速度を向上させることができるという効果を奏する。
本発明に係るICタグ発行装置の実施の形態の構成を示す概略側面図である。 図1に示すICタグ連続体の一部分の構成を示す上面図である。 図2に示すICタグの構成を示す拡大正面図及び断面図である。 図3に示すインレイの構成を示す正面図である。 図1に示す前処理装置の構成を示す概略側面図である。 図1に示す前処理装置の構成を示す概略上面図である。 図1に示す前処理装置における支持板の構成を示す概略上面図である。 図5に示す第1アンテナ部の構成を示す斜視図である。 図8に示す列アンテナ部の構成を示す分解斜視図である。 図8に示す列アンテナ部の構成を示す断面図である。 図1に示す印字装置の構成を示す概略側面図である。 図1に示す後処理装置の構成を示す概略側面図である。 本発明に係るICタグ発行装置の実施の形態の動作を制御する制御部の構成を示すブロック図である。 図13に示す情報記憶部に記憶される製品情報例を示す図である。 図13に示す情報記憶部に記憶される頁情報例及び再発行情報例を示す図である。 本発明に係るICタグ発行装置の実施の形態のタグID読み取り動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るICタグ発行装置の実施の形態のタグID読み取り動作を説明するための説明図である。 本発明に係るICタグ発行装置の実施の形態の識別データ書き込み動作を説明するためのフローチャートである。
本実施の形態のICタグ発行装置は、ICタグ連続体1に対し、それぞれのICチップに非接触で所望のデータをそれぞれ書き込むと共に、それぞれの表面に製品や生産者の情報やそれらをコード化したバーコード等の印字を施して発行する。ICタグ発行装置は、図1を参照すると、発行前のICタグ連続体1が載置される載置台2と、前処理装置3と、印字装置4と、後処理装置5と、発行されたICタグ連続体1が載置される載置台2とを備えている。
ICタグ連続体1は、図2を参照すると、複数列のICタグ10が整列している頁が交互に畳まれた連続用紙(ファンフォールド紙)である。本実施の形態では、第1列から第10列の10枚*2行の20枚のICタグ10が1頁に配置されている。ICタグ連続体1の両側にはスプロケットホール11が等間隔に形成されている。また、スプロケットホール11が形成されている領域における搬送方向の先頭付近には、頁の開始を示す検出マーク12が印刷されている。なお、ICタグ連続体1は、ロール状に巻回されたロール紙であっても良く、この場合には、ICタグ10の開始を示す検出マーク12を1行毎に印刷すると良い。
図3(a)を参照すると、ICタグ10には、インレイ13が内包されている。なお、図3(a)は、図2に矢印Aで示す領域の拡大正面図であり、図3(b)は、図3(a)に示すX−X断面図である。本実施の形態のICタグ10は、商品タグであり、図3(b)に示すように、インレイ13は、表紙10aと、裏紙10bとの間に介装されて内包されている。
インレイ13は、図3(b)及び図4を参照すると、基材13aと、アンテナ14と、ICチップ15とで構成されている。インレイ13は、例えば、基材13aを合成樹脂フィルムで構成し、基材13a上に導電体から成る線状のアンテナ14を形成した後、このアンテナ14上に導電性接着剤を使用してICチップ15を接着して構成される。アンテナ14は、搬送方向を長手方向とする細長い形状を有しており、長手方向中央部にループ状アンテナ素子14aが設けられている。そして、ループ状アンテナ素子14aに接続され、長手方向の前後両端に向かって直線状に延びるダイポールアンテナ素子14bが設けられている。さらにダイポールアンテナ素子14bに接続され、搬送方向と直交する幅方向にジグザグに折り返してなるメアンダラインアンテナ素子14cがループ状アンテナ素子14aの長手方向の前後にそれぞれ設けられている。
ICチップ15には、EEPROM等の電源が供給されなくても記憶が保持される不揮発性メモリが内蔵されている。ICチップ15の不揮発性メモリは、インレイ13毎の固有番号(以下、タグIDと称する)が予め記憶されているタグID記憶領域と、ユーザによって書き換え可能なユーザ記憶領域とを備えている。ICチップ15は、リーダライタのアンテナコイルとアンテナ14のループ状アンテナ素子14aとを磁束結合させて、エネルギー及び信号を伝達する電磁誘導方式による通信機能と、リーダライタのアンテナとアンテナ14のダイポールアンテナ素子14b及びメアンダラインアンテナ素子14cとで電波をやりとりし、エネルギー及び信号を伝達する電波方式による通信機能とを備えている。
載置台2は、ICタグ連続体1が載置される載置板21を有している。載置板21は、前処理装置3及び後処理装置5に対する載置面の位置や、載置面の角度をICタグ連続体1のサイズや紙質に応じて変更可能に構成されている。これにより、載置台2に載置されたICタグ連続体1を前処理装置3に対してスムーズに供給することができると共に、後処理装置5から発行されたICタグ連続体1を載置台2に整然と載置させることができる。
前処理装置3は、ICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10(ICチップ15のユーザ記憶領域)に対して製品番号等のユーザ所望のデータを書き込むエンコード装置である。前処理装置3は、図1及び図5を参照すると、第1アンテナ部31と、第2アンテナ部32と、第3アンテナ部33と、第1トラクタフィーダ部61と、第1搬送部62と、第2搬送部63と、第1負圧吸引部71と、第2負圧吸引部72と、第3負圧吸引部73と、第4負圧吸引部74と、第1センサ81と、第2センサ82と、第3センサ83と、第1ロータリエンコーダ部91を備えている。
第1トラクタフィーダ部61は、発行前のICタグ連続体1を受け入れる最上流に配置され、図5乃至図7を参照すると、駆動ローラ61aと従動ローラ61bとの間に掛け渡されて回動する無端ベルト61cと、駆動ローラ61aを介して無端ベルト61cを回動させる第1トラクタフィーダ駆動モータ61dとを備え、無端ベルト61cには、ICタグ連続体1のスプロケットホール11と係合する送りピン61eが形成されている。これにより、第1トラクタフィーダ部61は、無端ベルト61cを回動させることにより、送りピン61eが順次、スプロケットホール11に係脱可能に係合してICタグ連続体1を下流側の第1搬送部62に向けて牽引搬送する。また、第1トラクタフィーダ部61の駆動ローラ61aには、駆動ローラ61aの回転を検出する第1ロータリエンコーダ部91が備えられている。第1トラクタフィーダ部61の近傍には、ICタグ連続体1の検出マーク12を検出する第1センサ81が設けられている。これにより、第1センサ81及び第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、前処理装置3におけるICタグ連続体1(ICタグ10)の位置が検出可能に構成されている。
第1搬送部62は、第1トラクタフィーダ部61の下流側に配置されており、駆動ローラ62aと従動ローラ62bとの間に掛け渡されて回動する無端の搬送ベルト62cと、駆動ローラ62aを介して搬送ベルト62cを回動させる第1搬送ベルト駆動モータ62dとを備えている。第1搬送部62は、搬送ベルト62cを回動させることにより、搬送ベルト62cの上面に載置されたICタグ連続体1を下流側の第2搬送部63に向けて搬送する。なお、第1搬送部62と、第2搬送部63との間には、ICタグ連続体1の検出マーク12を検出する第2センサ82が設けられ、頁の先頭が第1搬送部62と、第2搬送部63との間に到達したことを検出可能に構成されている。
また、上側の搬送ベルト62c下方の駆動ローラ62aと従動ローラ62bとの間の位置には、支持板62eが上側の搬送ベルト62c下面(内周面)と接触する位置に配置されている。従って、ICタグ連続体1を上流側から下流側に向かって搬送する際には、搬送ベルト62cは、支持板62e上を摺動されながら回動されることになる。
支持板62eの搬送ベルト62cと対向する箇所には、第1負圧吸引部71の第1吸引ファン71aの回転によって空気が吸引される吸引孔71bと、第2負圧吸引部72の第2吸引ファン72aの回転によって空気が吸引される吸引孔72bとが搬送方向に沿って複数形成されている。そして、搬送ベルト62cには、多数の貫通孔62fが形成されている。従って、第1負圧吸引部71及び第2負圧吸引部72による負圧によってICタグ連続体1は、搬送ベルト62cに密着された状態で搬送されることになる。
第2搬送部63は、第1搬送部62の下流側に配置されており、駆動ローラ63aと従動ローラ63bとの間に掛け渡されて回動する無端の搬送ベルト63cと、駆動ローラ63aを介して搬送ベルト63cを回動させる第2搬送ベルト駆動モータ63dとを備えている。第2搬送部63は、搬送ベルト63cを回動させることにより、搬送ベルト63cの上面に載置されたICタグ連続体1を下流側の印字装置4に向けて搬送する。なお、第2搬送部63と印字装置4との間には、ICタグ連続体1の検出マーク12を検出する第3センサ83が設けられ、頁の先頭が第2搬送部63と印字装置4との間に到達したことを検出可能に構成されている。
また、上側の搬送ベルト63c下方の駆動ローラ63aと従動ローラ63bとの間の位置には、支持板63eが上側の搬送ベルト63c下面(内周面)と接触する位置に配置されている。従って、ICタグ連続体1を上流側から下流側に向かって搬送する際には、搬送ベルト63cは、支持板63e上を摺動されながら回動されることになる。
支持板63eの搬送ベルト63cと対向する箇所には、第3負圧吸引部73の第3吸引ファン73aの回転によって空気が吸引される吸引孔73bと、第4負圧吸引部74の第4吸引ファン74aの回転によって空気が吸引される吸引孔74bとが搬送方向に沿って複数形成されている。そして、搬送ベルト63cには、多数の貫通孔63fが形成されている。従って、第3負圧吸引部73及び第4負圧吸引部74による負圧によってICタグ連続体1は、搬送ベルト63cに密着された状態で搬送されることになる。
第1アンテナ部31及び第2アンテナ部32は、第1搬送部62の上方に近接対向して配置されている。第1アンテナ部31と第2アンテナ部32とは、電磁誘導方式でICタグ10と通信を行うアンテナであり、同一の構成を有している。第1アンテナ部31は、ICタグ10からタグIDを読み取るために用いられる。第2アンテナ部32は、ICタグ10(ICチップ15のユーザ記憶領域)に製品番号等の所望のデータを書き込むために用いられる。以下、ICタグ10に書き込むデータを識別データと称する。以下、第1アンテナ部31の構成について図8乃至図10を参照して詳細に説明する。
図8(a)を参照すると、第1アンテナ部31は、第1搬送部62によって搬送されるICタグ連続体1の第一列から第十列のICタグ10にそれぞれ対向する位置に列アンテナ部31a〜31jが配置されている。列アンテナ部31a〜31jは、上流側の列アンテナ部31a〜31eと、下流側の列アンテナ部31f〜31jに分かれて千鳥状に配置されており、上流側の列アンテナ部31a〜31eは、奇数列のICタグ10にそれぞれ対向して配置され、下流側の列アンテナ部31f〜31jは、偶数列のICタグ10にそれぞれ対向して配置されている。
シールド板310は、列アンテナ部31a〜31jを支持する支持板であり、アルミ等の金属や、導電性樹脂等の導電性物質により構成されている。シールド板310は、第1搬送部62によって搬送されるICタグ連続体1に近接して平行に配置され、列アンテナ部31a〜31jにそれぞれ対応した開口部311a〜311jが上流側の開口部311a〜311eと、下流の開口部311f〜311jとに分かれて千鳥状に形成されている。開口部311a〜311jは、搬送方向を長手方向とする細長い略矩形状であり、上流側の開口部311a〜311eは、上流側の1つ角の形状のみが異なり、下流の開口部311f〜311jは、下流側の1つ角の形状のみが異なっている。シールド板310において、上流側の開口部311a〜311eの間と、下流の開口部311f〜311jの間にそれぞれ形成された領域は、互いの通信が干渉することを防止する干渉防止領域となる。
列アンテナ部31a〜31jは、図9及び図10を参照すると、開口部311a〜311jと略同一形状のプリント基板312と、プリント基板312の下面に形成されたループ状アンテナ素子313と、プリント基板312の端部のループ状アンテナ素子313とは反対の上面に立設されたアンテナ端子314と、フェライトシート315と、上面側からプリント基板312を覆うアンテナケース316とからなる。プリント基板312は、アンテナ端子314が立設されている端部側の1つ角の形状のみが異なっている。アンテナケース316は、アルミ等の金属や、導電性樹脂等の導電性物質により構成され、アンテナ端子314が貫通する端子用開口316aが形成されており、アンテナケース316とプリント基板312との間にフェライトシート315を介在させた状態で端子用開口316aにアンテナ端子314を貫通させ、アンテナ端子314に図示しない止め輪を装着することで、アンテナケース316に対してプリント基板312が固定される。フェライトシート315は、プリント基板312の上面側からループ状アンテナ素子313を覆い、プリント基板312からの放射を抑制させることができる。そして、プリント基板312が開口部311a〜311jに嵌り込むように、ねじ317によってアンテナケース316をシールド板310の上面側に固定させる。この状態では、ICタグ連続体1に対向する面以外が電磁的にシールドされていることになり、プリント基板312のループ状アンテナ素子313が形成されている面が、第1搬送部62によって搬送されるICタグ連続体1と直接対向する。
開口部311a〜311jと、プリント基板312とは、1つ角の形状のみが異なる細長い略矩形状であるため、一意の方向で嵌装される。上流側の開口部311a〜311eは、上流側の1つ角の形状のみが異なっているため、上流側の列アンテナ部31a〜31eでは、プリント基板312の端部に立接されているアンテナ端子314が上流側に位置する。また、下流の開口部311f〜311jは、下流側の1つ角の形状のみが異なっているため、下流側の列アンテナ部31f〜31jでは、プリント基板312の端部に立接されているアンテナ端子314が下流側に位置する。このように、上流側に配置された列アンテナ部31a〜31eの各アンテナ端子314と、下流側に配置された列アンテナ部31f〜31jの各アンテナ端子314とは、互いに離間する方向に配置されている。これにより、上流側に配置された列アンテナ部31a〜31eの各アンテナ端子314と、下流側に配置された列アンテナ部31f〜31jの各アンテナ端子314との干渉を防止することができる。
図9及び図10に示す符号318は、シールド板310の下面に開口部311a〜311jを覆うように貼り付けられたシリコーンコーティングシート等の非粘着コーティングシートである。ICタグ連続体1が台紙に仮着されたラベル連続体である場合には、非粘着コーティングシート318を設けることで、シールド板310へのラベルの貼着を防止することができる。なお、非粘着コーティングシート318は、下面の開口部311a〜311jを含むシールド板310全体を覆うように貼り付けることができる。
第3アンテナ部33は、第2搬送部63の上方に対向して配置されている。第3アンテナ部33は、第1アンテナ部31及び第2アンテナ部32とは異なる電波方式でICタグ10と通信を行うアンテナである。第3アンテナ部33は、ICタグ10に識別データを書き込むために用いられる。
印字装置4は、ICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10の表面に製品や生産者のデータやそれらをコード化したバーコード等の印字を施す印字手段である。以下、ICタグ10の表面に印字する製品や生産者のデータやそれらをコード化したバーコード等のデータを印字データと称する。印字装置4は、図11を参照すると、印字部41と、光定着部42と、フィルター部43と、図1を参照すると、第2トラクタフィーダ部64と、第3搬送部65と、排出ローラ66と、第5負圧吸引部75とを備えている。
第2トラクタフィーダ部64は、前処理装置3からのICタグ連続体1を受け入れる最上流に配置され、図11を参照すると、駆動ローラ64aと従動ローラ64bとの間に掛け渡されて回動する無端ベルト64cと、駆動ローラ64aを介して無端ベルト64cを回動させる第2トラクタフィーダ駆動モータ64dとを備え、無端ベルト64cには、ICタグ連続体1のスプロケットホール11と係合する送りピン64eが形成されている。これにより、第2トラクタフィーダ部64は、無端ベルト64cを回動させることにより、送りピン64eが順次、スプロケットホール11に係脱可能に係合してICタグ連続体1を下流側の印字部41に向けて牽引搬送する。また、第2トラクタフィーダ部64の駆動ローラ64aには、駆動ローラ64aの回転を検出する第2ロータリエンコーダ部92が備えられている。第2トラクタフィーダ部64と印字部41との間には、ICタグ連続体1の検出マーク12を検出する第4センサ84が設けられている。これにより、第4センサ84及び第2ロータリエンコーダ部92の検出結果によって、印字装置4におけるICタグ連続体1(ICタグ10)の位置が検出可能に構成されている。
印字部41は、レーザ光によって感光ドラムに潜像を形成し、この潜像をトナーで現像した後、ICタグ10の表面に転写するレーザ等の電子写真方式が採用されている。印字部41は、ICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10の表面に製品や生産者のデータやそれらをコード化したバーコード等の印字を施すと共に、ICタグ10以外の頁先頭付近の領域、例えばスプロケットホール11が形成されている領域に頁番号を印字する。なお、印字部41の印字方式は、電子写真方式に限定するものではなく、熱転写式、感熱式やインクジェット式であっても良い。
第3搬送部65は、印字部41の下流側に配置されており、駆動ローラ65aと従動ローラ65bとの間に掛け渡されて回動する無端の搬送ベルト65cと、駆動ローラ65aを介して搬送ベルト65cを回動させる第3搬送ベルト駆動モータ65dとを備えている。第3搬送部65は、搬送ベルト65cを回動させることにより、搬送ベルト65cの上面に載置されたICタグ連続体1を下流側の排出ローラ66を介して後処理装置5に向けて搬送する。
また、上側の搬送ベルト65c下方の駆動ローラ65aと従動ローラ65bとの間の位置には、支持板65eが上側の搬送ベルト65c下面(内周面)と接触する位置に配置されている。従って、ICタグ連続体1を上流側から下流側に向かって搬送する際には、搬送ベルト65cは、支持板65e上を摺動されながら回動されることになる。
支持板65eの搬送ベルト65cと対向する箇所には、第5負圧吸引部75の第5吸引ファン75aの回転によって空気が吸引される吸引孔が搬送方向に沿って複数形成されている。そして、搬送ベルト65cには、多数の貫通孔が形成されている。従って、第5負圧吸引部75による負圧によってICタグ連続体1は、搬送ベルト65cに密着された状態で搬送されることになる。
光定着部42は、第3搬送部65によって搬送されるICタグ連続体1の表面に対して、キセノン管等を使用したフラッシュ光を照射することで、印字部41よって転写されたトナーを融解させてトナー像を定着させる。これにより、ICタグ10にダメージ(外力)を与えることなく、非接触でトナー像を定着させることができる。
フィルター部43は、光定着部42による光定着の際に発生するガスや異臭を消すためのエアフィルターである。
後処理装置5は、ICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10に識別データが正しく書き込まれたことを検証すると共に、識別データを正しく書き込めなかったICタグ10に目印を施す。後処理装置5は、図12を参照すると、第4アンテナ部51と、エンボス処理部52と、第4搬送部67と、第6負圧吸引部76と、第7負圧吸引部77と、頁番号読取部93と、第5センサ85と、第6センサ86と、第7センサ87とを備えている。
第4搬送部67は、印字装置4からのICタグ連続体1を受け入れる後処理装置5の最上流に配置され、駆動ローラ67aと従動ローラ67bとの間に掛け渡されて回動する無端の搬送ベルト67cと、駆動ローラ67aを介して搬送ベルト67cを回動させる第4搬送ベルト駆動モータ67dとを備えている。第4搬送部67は、搬送ベルト67cを回動させることにより、搬送ベルト67cの上面に載置されたICタグ連続体1を下流側のエンボス処理部52に向けて搬送する。なお、第4搬送部67と、エンボス処理部52との間には、ICタグ連続体1の検出マーク12を検出する第6センサ86が設けられ、頁の先頭が第4搬送部67とエンボス処理部52との間に到達したことを検出可能に構成されている。また、エンボス処理部52の排出口には、ICタグ連続体1の検出マーク12を検出する第7センサ87が設けられ、エンボス処理部52でのジャム等を検出可能に構成されている。
また、上側の搬送ベルト67c下方の駆動ローラ67aと従動ローラ67bとの間の位置には、支持板67eが上側の搬送ベルト67c下面(内周面)と接触する位置に配置されている。従って、ICタグ連続体1を上流側から下流側に向かって搬送する際には、搬送ベルト67cは、支持板67e上を摺動されながら回動されることになる。
支持板67eの搬送ベルト67cと対向する箇所には、第6負圧吸引部76の第6吸引ファン76aの回転によって空気が吸引される吸引孔と、第7負圧吸引部77の第7吸引ファン77aの回転によって空気が吸引される吸引孔とが搬送方向に沿って複数形成されている。そして、搬送ベルト67cには、多数の貫通孔が形成されている。従って、第6負圧吸引部76及び第7負圧吸引部77による負圧によってICタグ連続体1は、搬送ベルト67cに密着された状態で搬送されることになる。
第5センサ85は、印字装置4からのICタグ連続体1を受け入れる後処理装置5における最上流付近に配置され、頁の先頭が後処理装置5に到達したことを検出可能に構成されている。また、頁番号読取部93も、印字装置4からのICタグ連続体1を受け入れる最上流付近に配置され、第5センサ85によって頁の先頭が後処理装置5に到達したことが検出されると、ICタグ連続体1の表面を撮影することで、印字装置4で印字された頁番号を読み取る。
第4アンテナ部51は、第4搬送部67の上方に対向して配置されている。第4アンテナ部51は、第1アンテナ部31及び第2アンテナ部32とは異なる電波方式でICタグ10と通信を行うアンテナである。第4アンテナ部51は、第4搬送部67によって搬送されているICタグ10からタグIDとICタグ10に書き込んだ識別データとを読み取るために用いられる。
エンボス処理部52は、図12を参照すると、複数列のICタグ10のそれぞれに対応してカッター部材53がそれぞれ設けられている。カッター部材53は、ICタグ10の端部の一部を切断して、折り曲げるエンボス処理を行う目印付与手段である。そして、エンボス処理部52は、識別データを正しく書き込めなかったICタグ10に対し、カッター部材53を用いてその端部の一部を切起こして、折り曲げるエンボス処理を行う。
第1アンテナ部31及び第2アンテナ部32と、第3アンテナ部33と、第4アンテナ部51とは、第1搬送部62の搬送ベルト62c及び支持板62eと、第2搬送部63の搬送ベルト63c及び支持板63eと、第4搬送部67の搬送ベルト67c及び支持板67eとそれぞれ対向配置されている。従って、搬送ベルト62c、63c、67cと、支持板62e、63e、67eとは、各アンテナ部と相対するICタグ連続体1(ICタグ10)との間で行われる交信を良好に保つために、ICタグ連続体1(ICタグ10)のアンテナの共振周波数が変動しないよう低誘電率であることが好ましい。また、搬送ベルト62c、63c、67cは、支持板62e、63e、67eの方向にそれぞれ負圧された状態で摺動するため、搬送ベルト62c、63c、67cと、支持板62e、63e、67eとの摺動による摩耗が少ないこと、搬送ベルト62c、63c、67c及び支持板62e、63e、67eが耐摩擦性に優れ(摩擦係数の低い素材)、帯電しづらいことが重要である。そこで、本実施の形態では、搬送ベルト62c、63c、67cとしてウレタンベルトを採用すると共に、支持板62e、63e、67eとしてPOM(ポリアセタール樹脂)プレートを採用した。
次に、本実施の形態のICタグ発行装置の動作を制御する制御部の構成について図13乃至図15を参照して詳細に説明する。
本実施の形態のICタグ発行装置は、図13を参照すると、搬送制御部101と、書込制御部102と、印字制御部103と、情報記憶部110と、タグID読取部121と、第1識別データ書込部122と、第2識別データ書込部123と、識別データ読取部124とを備えている。
搬送制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。搬送制御部101のROMには、ICタグ連続体1の搬送制御を行うための制御プログラムが記憶されている。搬送制御部101は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、位置センサ群(第1センサ81、第1ロータリエンコーダ部91、第2センサ82、第3センサ83、第4センサ84、第2ロータリエンコーダ部92、第5センサ85、第6センサ86、第7センサ87)からの入力に応じて搬送構成要素群(第1トラクタフィーダ駆動モータ61d、第1搬送ベルト駆動モータ62d、第2搬送ベルト駆動モータ63d、第2トラクタフィーダ駆動モータ64d、第3搬送ベルト駆動モータ65d、第4搬送ベルト駆動モータ67d)と、吸引構成要素群(第1吸引ファン71a、第2吸引ファン72a、第3吸引ファン73a、第4吸引ファン74a、第5吸引ファン75a、第6吸引ファン76a、第7吸引ファン77a)とを制御してICタグ連続体1を搬送させる。
書込制御部102は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。書込制御部102のROMには、ICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10に識別データを書き込むための制御プログラムが記憶されている。書込制御部102は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、通信構成要素群(タグID読取部121、第1識別データ書込部122、第2識別データ書込部123、識別データ読取部124)を制御してICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10に識別データを書き込む。
印字制御部103は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。印字制御部103のROMには、印字部41及び光定着部42を動作させる制御プログラムが記憶されている。印字制御部103は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、印字部41及び光定着部42を制御してICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10の表面に印字データを印字させる。
情報記憶部110は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、製品情報記憶部111と、頁情報記憶部112と、再発行情報記憶部113とを備えている。
製品情報記憶部111は、図示しないネットワークや各種記録メディアを介して入力された製品情報を記憶する記憶手段である。製品情報は、図14に示すように、ICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10に書き込む識別データ(管理番号等)と、ICタグ連続体1のそれぞれのICタグ10の表面に印字する印字データ(製品番号、製品名等)と、識別データを書き込んだICタグ10のタグIDとからなる一覧情報である。なお、タグIDは、ICタグ10に識別データを書き込むまでは、図14(a)に示すように空欄であり、ICタグ10に識別データを書き込んだ後に、図14(b)に示すように識別データを書き込んだICタグ10のタグIDが記述される。
頁情報記憶部112は、ICタグ連続体1の1頁毎に生成される頁情報を記憶する記憶手段である。頁情報は、図15(a)を参照すると、タグIDの頁上の位置を示す行列情報と、読み取ったタグIDと、1頁のそれぞれのICタグ10に書き込む識別データ(管理番号等)と、1頁のそれぞれのICタグ10の表面に印字する印字データ(製品番号、製品名等)と、識別データを書き込んだICタグ10のタグIDとからなる。なお、頁情報記憶部112として、書込制御部102や印字制御部103のRAM上に記憶領域を確保して、バッファとして用いるようにしても良い。
再発行情報記憶部113は、最後にまとめて再発行する再発行情報を記憶する記憶手段である。再発行情報は、図15(b)を参照すると、ICタグ10への書き込みに失敗した識別データと、対応する印字データ(製品番号、製品名等)とからなる。
タグID読取部121は、第1アンテナ部31を用いて、第1搬送部62によって搬送されているICタグ連続体1のICタグ10からタグIDを電磁誘導方式で読み取るリーダライタである。なお、タグID読取部121は、周波数の異なる複数のチャンネルでICタグ10と通信を行う機能を有しており、少なくとも幅方向及び斜め方向に隣り合う列アンテナ部31a〜31jでは、異なるチャンネルを用いるように構成されている。
第1識別データ書込部122は、第2アンテナ部32を用いて、第1搬送部62によって搬送されているICタグ連続体1のICタグ10に識別データを電磁誘導方式で書き込むリーダライタである。なお、第1識別データ書込部122は、周波数の異なる複数のチャンネルでICタグ10と通信を行う機能を有しており、少なくとも幅方向及び斜め方向に隣り合う列アンテナ部32a〜32jでは、異なるチャンネルを用いるように構成されている。
第2識別データ書込部123は、第3アンテナ部33を用いて、第2搬送部63によって搬送されているICタグ連続体1のICタグ10に識別データを電波方式で書き込むリーダライタである。
識別データ読取部124は、第4アンテナ部51を用いて、第4搬送部67によって搬送されているICタグ連続体1のICタグ10からタグIDと識別データとを電波方式で読み取るリーダライタである。
次に、本実施の形態のICタグ発行装置の発行動作について図16乃至図18を参照して詳細に説明する。
ICタグ連続体1が第1トラクタフィーダ部61にセットされ、図示しないスタートボタンが押下されると、搬送制御部101は、搬送構成要素群(第1トラクタフィーダ駆動モータ61d、第1搬送ベルト駆動モータ62d、第2搬送ベルト駆動モータ63d、第2トラクタフィーダ駆動モータ64d、第3搬送ベルト駆動モータ65d、第4搬送ベルト駆動モータ67d)を制御してICタグ連続体1を搬送させる。なお、本実施の形態のICタグ発行装置では、印字装置4の印字速度を基準としてICタグ連続体1の搬送が行われ、前処理装置3及び後処理装置5では、ICタグ連続体1が常に搬送されている状態で一連の処理が行われることになる。
図16を参照すると、搬送制御部101は、第1トラクタフィーダ部61の近傍に設けられた第1センサ81による検出マーク12の検出を待機する(ステップA01)。そして、第1センサ81によって頁の開始を知らせる検出マーク12が検出されると、書込制御部102に検出マーク12の検出を通知する。
そして、検出マーク12の検出が通知された書込制御部102は、空欄の頁情報を生成する(ステップA02)。次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、第1行目のICタグ10の第1アンテナ部31において上流側に位置する列アンテナ部31a〜31eへの到達を待機する(ステップA03)。具体的には、第1行目奇数列のICタグ10のループ状アンテナ素子14aの全てが列アンテナ部31a〜31eのループ状アンテナ素子313内に入ると到達と判断される。
第1行目のICタグ10が第1アンテナ部31において上流側に位置する列アンテナ部31a〜31eに到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、タグID読取部121によって第1行目の奇数列のICタグ10からタグIDをそれぞれ読み取り(ステップA04)、読み取ったタグIDをステップA02で生成した頁情報に記述する(ステップA05)。タグIDを読み取ることができなかったICタグ10のデータレコードは空欄の状態で維持される。図17(a)には、第1行目の奇数列の全てのICタグ10からタグIDをそれぞれ読み取ることに成功し、読み取ったタグIDが頁情報に記述されている状態が示されている。
次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、第1行目のICタグ10の第1アンテナ部31において下流側に位置する列アンテナ部31f〜31jへの到達を待機する(ステップA06)。具体的には、第1行目偶数列のICタグ10のループ状アンテナ素子14aの全てが列アンテナ部31f〜31jのループ状アンテナ素子313内に入ると到達と判断される。
第1行目のICタグ10が第1アンテナ部31において下流側に位置する列アンテナ部31f〜31jに到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、タグID読取部121によって第1行目の偶数列のICタグ10からタグIDをそれぞれ読み取り(ステップA07)、読み取ったタグIDをステップA02で生成した頁情報に記述する(ステップA08)。
この時点で、タグIDが記述されているか否かで第1行目の正常なICタグ10が判断される。書込制御部102は、第1行目の正常なICタグ10に記憶させる識別データと印字データとを製品情報から順次読み出して、タグIDが記述されている頁情報のデータレコードに読み出した識別データ及び印字データを記述する(ステップA09)。図17(b)には、第1行目の偶数列の全てのICタグ10からもタグIDをそれぞれ読み取ることに成功し、頁情報において第1行目の全てのデータレコードにタグIDがそれぞれ記述され、さらに製品情報から読み出した識別データ及び印字データが記述されている状態が示されている。なお、製品情報から読み出されて頁情報に記述された識別データ及び印字データは、再び製品情報から読み出されて頁情報に記述されることがないようにフラグ等によって制御される。
次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、第2行目のICタグ10の第1アンテナ部31において上流側に位置する列アンテナ部31a〜31eへの到達を待機する(ステップA10)。具体的には、第2行目奇数列のICタグ10のループ状アンテナ素子14aの全てが列アンテナ部31a〜31eのループ状アンテナ素子313内に入ると到達と判断される。
第2行目のICタグ10が第1アンテナ部31において上流側に位置する列アンテナ部31a〜31eに到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、タグID読取部121によって第2行目の奇数列のICタグ10からタグIDをそれぞれ読み取り(ステップA11)、読み取ったタグIDをステップA02で生成した頁情報に記述する(ステップA12)。
次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、第2行目のICタグ10の第1アンテナ部31において下流側に位置する列アンテナ部31f〜31jへの到達を待機する(ステップA13)。具体的には、第2行目偶数列のICタグ10のループ状アンテナ素子14aの全てが列アンテナ部31f〜31jのループ状アンテナ素子313内に入ると到達と判断される。
第2行目のICタグ10が第1アンテナ部31において下流側に位置する列アンテナ部31f〜31jに到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、タグID読取部121によって第2行目の偶数列のICタグ10からタグIDをそれぞれ読み取り(ステップA14)、読み取ったタグIDをステップA02で生成した頁情報に記述する(ステップA15)。この時点で、タグIDが記述されているか否かで第2行目の正常なICタグ10が判断される。書込制御部102は、第2行目の正常なICタグ10に記憶させる識別データと印字データとを製品情報から順次読み出して、タグIDが記述されている頁情報のデータレコードに読み出した識別データ及び印字データを記述する(ステップA16)。図15(a)には、第2行第1列のICタグ10からタグIDを読みとることができず、第2行第1列のデータレコードが空欄になっている状態が示されている。
なお、ステップA04、A07、A11、A14でのタグIDの読み取りは、ICタグ10が列アンテナ部31a〜31jの通信領域から外れるまで(ICタグ10のループ状アンテナ素子14aが列アンテナ部31a〜31jのループ状アンテナ素子313から外れるまで)、複数回行うようにしても良い。
ステップA1〜A16で行われるタグIDの読み取り動作は、ICタグ10が正常に機能しているか否かを判断するために行われている。従って、頁情報においてタグIDが記述されているか否かでICタグ10が正常か否かが判断されることになる。
また、ステップA06での第1行目のICタグ10が第1アンテナ部31において下流側に位置する列アンテナ部31f〜31jに到達するタイミングと、ステップA10での第2行目のICタグ10が第1アンテナ部31において上流側に位置する列アンテナ部31a〜31eに到達するタイミングとは、ICタグ10のピッチや列アンテナ部31a〜31jの大きさやレイアウトによって相前後したり、ほぼ同時になったりすることがある。この場合、上流側に位置する列アンテナ部31a〜31eと、下流側に位置する列アンテナ部31f〜31jとで同時に通信が行われることになるが、斜め方向に隣り合う列アンテナ部31a〜31jでは、異なるチャンネルを用いて通信を行っているため、干渉を防止して対象とするICタグ10と確実に通信を行うことができる。
図18を参照すると、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、第1行目のICタグ10の第2アンテナ部32において上流側に位置する列アンテナ部32a〜32eへの到達を待機する(ステップB01)。具体的には、第1行目奇数列のICタグ10のループ状アンテナ素子14aの全てが列アンテナ部32a〜32eのループ状アンテナ素子313内に入ると到達と判断される。
第1行目のICタグ10が第2アンテナ部32において上流側に位置する列アンテナ部32a〜32eに到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、第1識別データ書込部122によって第1行目の奇数列のICタグ10に対して頁情報に記述された識別データを書き込み(ステップB02)、全てで書き込みが成功したか否かを判断する(ステップB03)。そして、ステップB03で全ての書き込みが成功することなく、書込制御部102は、識別データの書き込みに失敗したICタグ10がある場合には、書き込みに失敗した識別データを含むデータレコード(タグIDと識別データ)を頁情報から抽出して(ステップB04)、RAM等に一時記憶する。
次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、第1行目のICタグ10の第2アンテナ部32において下流側に位置する列アンテナ部32f〜32jへの到達を待機する(ステップB05)。具体的には、第1行目偶数列のICタグ10のループ状アンテナ素子14aの全てが列アンテナ部32f〜32jのループ状アンテナ素子313内に入ると到達と判断される。
第1行目のICタグ10が第2アンテナ部32において下流側に位置する列アンテナ部32f〜32jに到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、第1識別データ書込部122によって第1行目の偶数列のICタグ10に対して頁情報に記述された識別データを書き込み(ステップB06)、全てで書き込みが成功したか否かを判断する(ステップB07)。そして、ステップB07で全ての書き込みが成功することなく、書込制御部102は、識別データの書き込みに失敗したICタグ10がある場合には、書き込みに失敗した識別データを含むデータレコード(タグIDと識別データ)を頁情報から抽出して(ステップB08)、RAM等に一時記憶する。
次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、第2行目のICタグ10の第2アンテナ部32において上流側に位置する列アンテナ部32a〜32eへの到達を待機する(ステップB09)。具体的には、第2行目奇数列のICタグ10のループ状アンテナ素子14aの全てが列アンテナ部32a〜32eのループ状アンテナ素子313内に入ると到達と判断される。
第2行目のICタグ10が第2アンテナ部32において上流側に位置する列アンテナ部32a〜32eに到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、第1識別データ書込部122によって第2行目の奇数列のICタグ10に対して頁情報に記述された識別データを書き込み(ステップB10)、全てで書き込みが成功したか否かを判断する(ステップB11)。そして、ステップB11で全ての書き込みが成功することなく、書込制御部102は、識別データの書き込みに失敗したICタグ10がある場合には、書き込みに失敗した識別データを含むデータレコード(タグIDと識別データ)を頁情報から抽出して(ステップB12)、RAM等に一時記憶する。
次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、第2行目のICタグ10の第2アンテナ部32において下流側に位置する列アンテナ部32f〜32jへの到達を待機する(ステップB13)。具体的には、第2行目偶数列のICタグ10のループ状アンテナ素子14aの全てが列アンテナ部32f〜32jのループ状アンテナ素子313内に入ると到達と判断される。
第2行目のICタグ10が第2アンテナ部32において下流側に位置する列アンテナ部32f〜32jに到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、第1識別データ書込部122によって第2行目の偶数列のICタグ10に対して頁情報に記述された識別データを書き込み(ステップB14)、全てで書き込みが成功したか否かを判断する(ステップB015)。そして、ステップB15で全ての書き込みが成功することなく、書込制御部102は、識別データの書き込みに失敗したICタグ10がある場合には、書き込みに失敗した識別データを含むデータレコード(タグIDと識別データ)を頁情報から抽出して(ステップB16)、RAM等に一時記憶する。
なお、ステップB02、B06、B10、B13での識別データの書き込みは、ICタグ10が列アンテナ部32a〜32jの通信領域から外れるまで(ICタグ10のループ状アンテナ素子14aが列アンテナ部32a〜32jのループ状アンテナ素子313から外れるまで)、複数回行うようにしても良い。
なお、ステップB02、B06、B10、B14での識別データの書き込みは、タグIDを読み取ることができ、頁情報に識別データが記述されているICタグ10に対して行われる。また、ステップB02、B06、B10、B14での識別データの書き込みは、対象のICタグ10が特定されているため、ICタグ10のタグIDを確認することなく、直接行われる。さらに、ステップB05での第1行目のICタグ10が第2アンテナ部32において下流側に位置する列アンテナ部32f〜32jに到達するタイミングと、ステップB09での第2行目のICタグ10が第2アンテナ部32において上流側に位置する列アンテナ部32a〜32eに到達するタイミングとは、ICタグ10のピッチや列アンテナ部32a〜32jの大きさやレイアウトによって相前後したり、ほぼ同時になったりすることがある。この場合、上流側に位置する列アンテナ部32a〜32eと、下流側に位置する列アンテナ部32f〜32jとで同時に通信が行われることになるが、斜め方向に隣り合う列アンテナ部32a〜32jでは、異なるチャンネルを用いて通信を行っているため、干渉を防止して対象とするICタグ10と確実に通信を行うことができる。
次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、ステップB02、B06、B10、B13で識別データの書き込みを行ったICタグ10の第3アンテナ部32の通信領域への到達を待機する(ステップB17)。そして、ステップB02、B06、B10、B13で識別データの書き込みを行ったICタグ10が第3アンテナ部33の通信領域に到達すると、その旨が搬送制御部101から書込制御部102に通知される。書込制御部102は、ステップB02、B06、B10、B13での識別データの書き込みに失敗したICタグ10に対し、第2識別データ書込部123によって識別データを書き込む(ステップB18)。第2識別データ書込部123は、ステップB04、B08、B12、B16で抽出したデータレコードに基づき、タグIDを指定してICタグ10に識別データを書き込む。
なお、第2識別データ書込部123は第3アンテナ部33を用いて電波方式でICタグ10と通信を行うため、電磁誘導方式に比べて通信領域は広いが、第1アンテナ部31と第2アンテナ部32はICタグ連続体1に対向する面以外が電磁的にシールドされているため、タグID読取部121や第1識別データ書込部122による通信との干渉が防止されている。
次に、搬送制御部101は、第1ロータリエンコーダ部91の検出結果によって、ICタグ連続体1の搬送距離を把握し、印字装置4に該当頁の到達を通知する。そして、印字装置4は、第4センサ84によって検出マーク12を検出することで該当頁の先頭を検出し、該当頁に頁番号を印字すると共に、該当頁のICタグ10の表面に頁情報に記述されている印字データをそれぞれ印字する(ステップB19)。
次に、搬送制御部101は、後処理装置5の第5センサ85は、第5センサ85によって該当頁の検出マーク12が検出されると、頁番号読取部93及び書込制御部102に検出マーク12の検出を通知し、頁番号読取部93に該当頁に印字された頁番号を読み取る(ステップB20)。頁番号の読み取りは、頁を特定するために行われる。従って、頁番号以外にバーコード等の記号を印字して読み取るようにしても良いが、ユーザが頁を直接認識することができる頁番号を印字することで、人手による点検を容易に行うことができる。
次に、書込制御部102は、識別データ読取部124によって第4アンテナ部51を用いて、第4搬送部67によって搬送されているICタグ連続体1のICタグ10からタグID及び識別データを読み取る(ステップB21)。そして、書込制御部102は、ステップB21で読み取ったタグID及び識別データと、頁番号読取部93によって読み取った頁番号の頁情報とを比較し(ステップB22)、全てが一致するか否かを判断する(ステップB23)。
ステップB23で不一致のデータレコードがある場合、すなわち頁情報に記述されている識別データを読み取ることができなかったり、頁情報とは異なるタグIDのICタグ10に識別データが書き込まれていたりした場合には、不一致のデータレコードとして識別データと印字データとを再発行情報記憶部113に再発行情報として記述する(ステップB24)。図15(b)には、第1行第5列のICタグ10から頁情報に記述されている識別データを読み取ることができず、第1行第5列の識別データと印字データが再発行情報として記述された例が示されている。
次に、図14(b)に示すように、識別データをキーにしてステップB23で一致のデータレコードのタグIDを製品情報に記述して(ステップB25)、1頁の発行動作を終了する。なお、ステップA01〜ステップB25の発行動作は、頁毎に並行処理される。そして、製品情報に基づく発行動作が終了した後、再発行情報に基づく発行動作が行われる。
書込制御部102は、タグIDを読み取ることができなかったICタグ10と、識別データが頁情報と一致しなかったICタグ10との位置情報をエンボス処理部52に通知する。そして、エンボス処理部52は、タグIDを読み取ることができなかったICタグ10と、識別データが頁情報と一致しなかったICタグ10とにエンボス処理を施して発行する。
これにより、発行されたICタグ連続体1を切断して整列させた際に、識別データを正しく書き込むことができなかったICタグ10を簡単に選別することができ、再発行情報に基づいて発行されたICタグ10と差し替えることができる。
なお、本実施の形態では、ICタグ10が10列*2行で1頁を構成するようにしたが、1頁を構成する列数及び行数は任意である。そして、1頁を構成するICタグ10の列数やサイズに応じて、第1アンテナ部31における列アンテナ部31a〜31jと、第2アンテナ部32における列アンテナ部32a〜32jとの数やレイアウトが適宜設定される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ICタグ連続体1として整列している複数列のICタグ10に対してそれぞれ識別データを書き込んで発行するICタグ発行装置であって、複数列のICタグ10に対して列毎にそれぞれ対向して配置され、電磁誘導方式でICタグ10に識別データを書き込む複数の書き込み列アンテナ部として機能する第2アンテナ部32と、第2アンテナ部32よりもICタグ連続体1の搬送方向の下流側に配置され、電波式でICタグ10に識別データを書き込む電波式アンテナ部として機能する第3アンテナ部33とを具備し、第2アンテナ部32を用いて識別データを書き込むことができなかったICタグ10に対して、第3アンテナ部33を用いて識別データを書き込むように構成されている。
この構成により、ICタグ連続体1の搬送速度を高速化して第2アンテナ部32を用いて識別データを書き込むことができないICタグ10が発生しても、第3アンテナ部33によって識別データを書き込むことができるため、ICタグとの通信処理を高速且つ確実に行い、発行速度を向上させることができる。
さらに、本実施の形態によれば、第2アンテナ部32よりもICタグ連続体1の搬送方向の上流側に、複数列のICタグ10に対して列毎にそれぞれ対向して配置され、電磁誘導方式でICタグ10から固有のタグIDを読み取る複数の読み取り列アンテナ部として機能する第1アンテナ部31を具備し、第1アンテナ部31を用いてタグIDを読み取ることができたICタグ10に対して、第2アンテナ部32を用いて識別データを書き込むように構成されている。
この構成により、タグIDを読み取ることができないICタグ10識別データの書き込み対象から外すことができるため、識別データの書き込み効率を向上させ、発行速度を向上させることができる。また、第2アンテナ部32では、ICタグ10からタグIDを読み取ることなく、識別データを直接書き込むだけで良いため、識別データを書き込む時間を端出することができる。
さらに、本実施の形態によれば、第3アンテナ部33を用いた識別データの書き込みは、タグIDを指定して行われる。
この構成により、第3アンテナ部33を用いた識別データの書き込みに際し、第2アンテナ部32を用いた識別データの書き込みに失敗したICタグ10をピンポイントで指定することできる。
さらに、本実施の形態によれば、第2アンテナ部32は、ICタグ連続体1のICタグ10と対向する面以外が電磁的にシールドされている
この構成により、第2アンテナ部32を用いた通信と、第3アンテナ部33を用いた通信との干渉を防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、ICタグ連続体1を搬送ベルト(62c、63c)に吸引しながら搬送する搬送部として第1搬送部62と第2搬送部63とを備え、
第2アンテナ部32は第1搬送部62によって搬送されるICタグ連続体1のICタグ10と対向して配置され、第3アンテナ部33は、第2搬送部63によって搬送されるICタグ連続体1のICタグ10と対向して配置されている。
この構成により、ICタグ連続体1のICタグ10が第2アンテナ部32及び第3アンテナ部33と確実に正対した状態で通信を行うことができ、通信精度を向上させることができる。
以上、本発明を具体的な実施形態で説明したが、上記実施形態は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更して実施できることは言うまでも無い。
1 ICタグ連続体
2 載置台
3 前処理装置
4 印字装置
5 後処理装置
10 ICタグ
11 スプロケットホール
12 検出マーク
13 インレイ
13a 基材
14 アンテナ
14a ループ状アンテナ素子
14b ダイポールアンテナ素子
14c メアンダラインアンテナ素子
15 ICチップ
21 載置板
31 第1アンテナ部
31a〜31j 列アンテナ部
32 第2アンテナ部
32a〜32j 列アンテナ部
33 第3アンテナ部
41 印字部
42 光定着部
43 フィルター部
51 第4アンテナ部
52 エンボス処理部
53 カッター部材
61 第1トラクタフィーダ部
61a 駆動ローラ
61b 従動ローラ
61c 無端ベルト
61d 第1トラクタフィーダ駆動モータ
61e 送りピン
62 第1搬送部
62a 駆動ローラ
62b 従動ローラ
62c 搬送ベルト
62d 第1搬送ベルト駆動モータ
62e 支持板
62f 貫通孔
63 第2搬送部
63a 駆動ローラ
63b 従動ローラ
63c 搬送ベルト
63d 第2搬送ベルト駆動モータ
63e 支持板
63f 貫通孔
64 第2トラクタフィーダ部
64a 駆動ローラ
64b 従動ローラ
64c 無端ベルト
64d 第2トラクタフィーダ駆動モータ
64e 送りピン
65 第3搬送部
65a 駆動ローラ
65b 従動ローラ
65c 搬送ベルト
65d 第3搬送ベルト駆動モータ
65e 支持板
66 排出ローラ
67 第4搬送部
67a 駆動ローラ
67b 従動ローラ
67c 搬送ベルト
67d 第4搬送ベルト駆動モータ
67e 支持板
71 第1負圧吸引部
71a 第1吸引ファン
71b 吸引孔
72 第2負圧吸引部
72a 第2吸引ファン
72b 吸引孔
73 第3負圧吸引部
73a 第3吸引ファン
73b 吸引孔
74 第4負圧吸引部
74a 第4吸引ファン
74b 吸引孔
75 第5負圧吸引部
75a 第5吸引ファン
76 第6負圧吸引部
76a 第6吸引ファン
77 第7負圧吸引部
77a 第7吸引ファン
81 第1センサ
82 第2センサ
83 第3センサ
84 第4センサ
85 第5センサ
86 第6センサ
87 第7センサ
91 第1ロータリエンコーダ部
92 第2ロータリエンコーダ部
93 頁番号読取部
101 搬送制御部
102 書込制御部
103 印字制御部
110 情報記憶部
111 製品情報記憶部
112 頁情報記憶部
113 再発行情報記憶部
121 タグID読取部
122 第1識別データ書込部
123 第2識別データ書込部
124 識別データ読取部
310 シールド板
311a〜311j 開口部
312 プリント基板
313 ループ状アンテナ素子
314 アンテナ端子
315 フェライトシート
316 アンテナケース
316a 端子用開口
317 ねじ
318 非粘着コーティングシート

Claims (10)

  1. ICタグ連続体として整列している複数列のICタグに対してそれぞれ識別データを書き込んで発行するICタグ発行装置であって、
    複数列の前記ICタグに対して列毎にそれぞれ対向して配置され、電磁誘導方式で前記ICタグに前記識別データを書き込む複数の書き込み列アンテナ部と、
    複数の前記書き込み列アンテナ部よりも前記ICタグ連続体の搬送方向の下流側に配置され、電波式で前記ICタグに前記識別データを書き込む電波式アンテナ部とを具備し、
    複数の前記書き込み列アンテナ部を用いて前記識別データを書き込むことができなかった前記ICタグに対して、前記電波式アンテナ部を用いて前記識別データを書き込むことを特徴とするICタグ発行装置。
  2. 複数の前記書き込み列アンテナ部よりも前記ICタグ連続体の搬送方向の上流側に、複数列の前記ICタグに対して列毎にそれぞれ対向して配置され、電磁誘導方式で前記ICタグから固有のタグIDを読み取る複数の読み取り列アンテナ部を具備し、
    複数の前記読み取り列アンテナ部を用いて前記タグIDを読み取ることができた前記ICタグに対して、複数の前記書き込み列アンテナ部を用いて前記識別データを書き込むことを特徴とする請求項1記載のICタグ発行装置。
  3. 前記電波式アンテナ部を用いた前記識別データの書き込みは、前記タグIDを指定して行われ、複数の前記書き込み列アンテナ部を用いた前記識別データの書き込みに失敗した前記ICタグを指定可能であることを特徴とする請求項2記載のICタグ発行装置。
  4. 前記書き込み列アンテナ部は、前記ICタグ連続体の前記ICタグと対向する面以外が電磁的にシールドされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のICタグ発行装置。
  5. 前記ICタグ連続体を搬送ベルトに吸引しながら搬送する搬送部を備え、
    前記書き込み列アンテナ部及び前記電波式アンテナ部は、前記搬送部によって搬送される前記ICタグ連続体の前記ICタグと対向して配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のICタグ発行装置。
  6. ICタグ連続体として整列しているICタグを搬送すると共に、各ICタグに対してそれぞれ識別データを書き込んで発行するICタグ発行方法であって、
    前記ICタグ連続体の搬送方向の上流側で、前記ICタグに対して電磁誘導方式で前記識別データを書き込む工程と、
    前記ICタグ連続体の搬送方向の下流側で、前記電磁誘導方式で識別データを書き込むことができなかったICタグに対して、電波式で識別データを書き込む工程を備えることを特徴とするICタグ発行方法。
  7. 前記電磁誘導方式で書き込む工程よりも前に、電磁誘導方式で前記ICタグから固有のタグIDを読み取る工程を設け、
    前記タグIDを読み取ることができた前記ICタグに対して、電磁誘導方式で識別データを書き込むことを特徴とする請求項6記載のICタグ発行方法。
  8. 前記電波式識別データ書き込む工程は、前記タグIDを指定して行われ、前記電磁誘導方式による識別データの書き込みに失敗した前記ICタグを指定可能であることを特徴とする請求項7記載のICタグ発行方法。
  9. 前記電磁誘導方式で前記ICタグに識別データを書き込む工程は、前記ICタグ連続体のICタグと対向する面以外が電磁的にシールドされているアンテナを用いることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のICタグ発行方法。
  10. 前記ICタグ連続体を搬送ベルトに吸引しながら搬送を行い、前記ICタグに対して電磁誘導方式で識別データを書き込む工程及び前記電波式で識別データを書き込む工程は、搬送される前記ICタグ連続体の前記ICタグと対向して配置されているアンテナを介して行うことを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のICタグ発行方法。
JP2014072565A 2014-03-31 2014-03-31 Icタグ発行装置 Active JP6316065B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014072565A JP6316065B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 Icタグ発行装置
PCT/JP2014/069836 WO2015151303A1 (ja) 2014-03-31 2014-07-28 Icタグ発行装置
CN201910182356.4A CN110097146B (zh) 2014-03-31 2014-07-28 Ic标签发行方法
CN201480076981.6A CN106104579B (zh) 2014-03-31 2014-07-28 Ic标签发行装置
EP14888148.5A EP3128464B1 (en) 2014-03-31 2014-07-28 Ic tag issuing device
US15/126,398 US9984260B2 (en) 2014-03-31 2014-07-28 IC tag issuing apparatus
US15/968,091 US10242238B2 (en) 2014-03-31 2018-05-01 IC tag issuing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014072565A JP6316065B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 Icタグ発行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015194913A JP2015194913A (ja) 2015-11-05
JP6316065B2 true JP6316065B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=54239661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014072565A Active JP6316065B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 Icタグ発行装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US9984260B2 (ja)
EP (1) EP3128464B1 (ja)
JP (1) JP6316065B2 (ja)
CN (2) CN110097146B (ja)
WO (1) WO2015151303A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6316065B2 (ja) 2014-03-31 2018-04-25 サトーホールディングス株式会社 Icタグ発行装置
JP2015194815A (ja) 2014-03-31 2015-11-05 サトーホールディングス株式会社 Icタグ発行装置およびシールド板
US11369862B2 (en) * 2017-07-18 2022-06-28 ZmartFun Electronics, Inc. Sensory chessboard and method for detecting positions of chess pieces on a chessboard and transmitting those positions to a computer or other electronic recording device
EP3701426A1 (en) 2017-10-24 2020-09-02 Avery Dennison Retail Information Services, LLC A planar conductive device that forms a coil for an rfid tag when folded
JP1619244S (ja) * 2018-02-16 2018-12-03
USD918877S1 (en) * 2019-03-22 2021-05-11 Myruns Engineering Sports, S.L. Antenna
USD893464S1 (en) * 2019-04-01 2020-08-18 Avery Dennison Retail Information Services, Llc RFID antenna
DE102021128488A1 (de) 2021-11-02 2023-05-04 Jochen Renfordt Vorrichtung zum Codieren von auf Bögen angeordneten RFID-Etiketten

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003168082A (ja) 2001-11-30 2003-06-13 Toppan Forms Co Ltd Rf−idの検査方法および検査システムおよび検査対象のrf−idフォーム
JP4268514B2 (ja) 2003-12-25 2009-05-27 東芝テック株式会社 無線タグ発行装置
JP4380323B2 (ja) * 2003-12-25 2009-12-09 ブラザー工業株式会社 無線タグリーダライタ、タグテープ、及び無線タグ作成方法
JP4720098B2 (ja) * 2004-04-16 2011-07-13 日本電気株式会社 Id発行管理システム、物品情報管理システムおよびid発行管理方法
KR101254277B1 (ko) * 2004-07-30 2013-04-15 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 라미네이팅 시스템, ic 시트, ic 시트 두루마리, 및ic 칩의 제조방법
JP2006127075A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Sato Corp Rfid用紙製造装置及びrfid用紙製造装置における検査方法
JP2006211050A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Nec Corp 電子タグシステム、電子タグ及び電力制御方法
JP4086052B2 (ja) * 2005-04-25 2008-05-14 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 Icタグ処理装置及び処理方法、並びにプリンタ
JP4799050B2 (ja) 2005-05-31 2011-10-19 株式会社サトー 印字装置
JP2007025762A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rfidタグの検査装置およびそれに用いる基材シート
JP2007188392A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Toppan Printing Co Ltd 非接触式icタグ書込読出装置
JP4815230B2 (ja) * 2006-02-17 2011-11-16 株式会社サトー Rfid連続体およびその印字発行方法
JP2008052515A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Canon Finetech Inc 記録媒体列およびその生成方法
US20080100329A1 (en) 2006-10-31 2008-05-01 Symbol Technologies, Inc. System and method for multi-up inline testing of radio frequency identification (RFID) inlays
JP4743434B2 (ja) * 2006-12-28 2011-08-10 大日本印刷株式会社 非接触icタグ
JP5019584B2 (ja) 2007-02-02 2012-09-05 株式会社ユニバーサルエンターテインメント カード処理装置
JP2008250573A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Brother Ind Ltd アンテナ装置及び無線タグ通信装置
JP2009057121A (ja) 2007-08-30 2009-03-19 Nec Tokin Corp カードリーダ・ライタ
JP4892440B2 (ja) 2007-09-07 2012-03-07 東芝テック株式会社 プリンタラベラ装置及びラベラ
JP4492656B2 (ja) 2007-09-13 2010-06-30 富士ゼロックス株式会社 無線タグ処理装置、および処理システム
JP2009251897A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Toshiba Tec Corp 無線タグ発行装置
JP5386117B2 (ja) 2008-06-24 2014-01-15 株式会社ミヤコシ Rfタグラベルテープの製造装置
CN102298684B (zh) * 2010-06-25 2014-06-11 中兴通讯股份有限公司 避免射频识别系统中信号干扰的方法、系统及阅读器
CN201965641U (zh) * 2011-01-30 2011-09-07 深圳德诚信用咭制造有限公司 一种非接触式ic卡的读写检测装置
CN102129587A (zh) * 2011-03-25 2011-07-20 东莞永洪印刷有限公司 一种电子标签自动写入、检测装置
JP5664405B2 (ja) 2011-03-29 2015-02-04 富士ゼロックス株式会社 無線タグ処理装置
JP2012243217A (ja) 2011-05-23 2012-12-10 Dainippon Printing Co Ltd エンコード装置およびエンコード方法
JP5890726B2 (ja) 2012-03-30 2016-03-22 トッパン・フォームズ株式会社 情報読取装置
KR101288161B1 (ko) 2012-04-13 2013-07-19 엘에스산전 주식회사 Rfid 태그 인코딩 장치
CN102819758B (zh) * 2012-07-10 2015-06-03 上海欣方智能系统有限公司 在运动生产线上提高射频标签读写成功率的系统及方法
JP6316065B2 (ja) 2014-03-31 2018-04-25 サトーホールディングス株式会社 Icタグ発行装置
JP6132800B2 (ja) * 2014-03-31 2017-05-24 サトーホールディングス株式会社 Icタグ発行装置
JP2015194815A (ja) 2014-03-31 2015-11-05 サトーホールディングス株式会社 Icタグ発行装置およびシールド板

Also Published As

Publication number Publication date
CN106104579B (zh) 2019-04-05
US20180247093A1 (en) 2018-08-30
CN110097146A (zh) 2019-08-06
US20170091495A1 (en) 2017-03-30
EP3128464A1 (en) 2017-02-08
US9984260B2 (en) 2018-05-29
EP3128464A4 (en) 2017-11-15
CN110097146B (zh) 2023-08-08
EP3128464B1 (en) 2019-09-04
CN106104579A (zh) 2016-11-09
JP2015194913A (ja) 2015-11-05
WO2015151303A1 (ja) 2015-10-08
US10242238B2 (en) 2019-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6316065B2 (ja) Icタグ発行装置
JP6132800B2 (ja) Icタグ発行装置
WO2015151306A1 (ja) Icタグ発行装置およびシールド板
US20060237536A1 (en) Apparatus and method for data processing for IC tags and image forming device with the apparatus
JP6577619B2 (ja) Icタグ発行装置およびシールド板
JP6124830B2 (ja) Icタグ発行装置及びicタグ発行方法
JP6250486B2 (ja) Icタグ発行装置
JP6258752B2 (ja) Icタグ発行装置
JP6231930B2 (ja) Icタグ発行装置
JP6462031B2 (ja) Icタグ発行方法およびicタグ発行装置
JP7075920B2 (ja) Icタグ発行方法及びicタグ発行装置
JP2019023930A (ja) Icタグ発行方法及びicタグ発行装置
JP6211945B2 (ja) アンテナアセンブリ及びアンテナプレート

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140718

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6316065

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250