JP6310442B2 - 圧着端子、電線接続構造体、及びワイヤハーネス - Google Patents

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この発明は、例えば、被覆電線と圧着する圧着端子、該圧着端子と被覆電線とを圧着して構成した電線接続構造体、及び該電線接続構造体の圧着端子をコネクタのキャビティに装着したワイヤハーネスに関する。
自動車などの車両には、操作性の向上などを図るための電子機器類が数多く搭載されている。これら電子機器類は、互いにワイヤハーネスで接続され、信号の送受信をしたり、電力を供給したりしている。
上記ワイヤハーネスは、被覆電線と圧着端子とを圧着して構成した電線接続構造体と、該電線接続構造体の圧着端子を装着するキャビティを有するコネクタとで構成している。このように構成するワイヤハーネスは、多様な環境下においても安定した導通性を有する電線接続構造体が必要であり、これを実現するために、例えば、特許文献1に記載の電線接続構造体が提案されている。
特許文献1に記載の電線接続構造体は、導体の先端側以外を絶縁被覆で被覆した被覆電線、及び導体と絶縁被覆とを離間する位置でそれぞれ圧着する圧着部を有する圧着端子とを圧着し、圧着部から露出する導体を止水材で囲繞して構成している。
これに対して、被覆電線の先端側を一体的に囲繞して圧着する圧着部を備えた圧着端子と被覆電線とを圧着した電線接続構造体の場合、被覆電線と圧着端子との圧着状態における圧着部は管状となるが、圧着部の内部への水分の侵入を防止する止水性を向上させるために、圧着部の全周にわたって止水材を備えることが望ましい。
しかしながら、被覆電線との圧着状態において管状となる圧着部は、被覆電線を囲繞するように、全周にわたって配置した止水材とともに管状に圧着されるため、止水材を備えていない圧着部よりも管径が拡大して、従来から用いられているコネクタのキャビティに圧着端子を装着できないおそれがあった。
特開2014−107072号公報
そこで本発明は、止水性を向上させながらも、圧着状態における圧着部の管径が拡大することを抑制できる圧着端子、電線接続構造体、及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
この発明は、導体が絶縁被覆で被覆された被覆電線における長手方向の先端側において、前記絶縁被覆から所定長さ露出した前記導体より前記先端側から、前記絶縁被覆の先端部分までを一体的に囲繞して管状に圧着する圧着部を有する圧着端子であって、前記絶縁被覆を圧着する被覆圧着部と、前記導体を圧着する導体圧着部とで前記圧着部を構成し、前記被覆圧着部は、前記長手方向と交差する幅方向の長さが、管状状態において前記幅方向の両端部が突き当たる長さで形成され、前記導体圧着部は、前記幅方向の両外側に延出して、前記幅方向の長さが前記被覆圧着部の前記幅方向の長さよりも長く形成され、前記導体圧着部の基端側の一部が、前記被覆圧着部に向かうにつれて前記被覆圧着部の幅まで徐々に幅狭となるように形成され、前記導体圧着部の前記幅方向の一端部側に、前記圧着部の管状状態において他端部側の径外側に重なる重合部分が設けられるとともに、前記圧着部における前記被覆電線と接触する側である接触側の面における、前記導体圧着部の前記重合部分及び前記被覆圧着部に止水材を設けたことを特徴とする。
上記導体は、アルミニウムやアルミニウム合金で構成したアルミニウム系の導体や、銅や銅合金で構成した銅系の導体などを含む概念である。
上記先端側は、被覆電線における先端側と、圧着端子における先端側とを含む概念であって、被覆電線と圧着端子との先端側は一致する。
上記止水材は、少なくとも片面の全体又は一部に接着手段を備えたシート状の止水材、接着手段を備えていないシート状の止水材、或いは、圧着部における接触側の面に合成樹脂を固着させたりを塗布したりした止水材などを含む概念である。
この発明により、止水性を向上させながらも、圧着状態における圧着部の管径が拡大することを抑制できる。
詳述すると、前記圧着部における前記被覆電線と接触する側である接触側の面における、前記導体圧着部の前記重合部分及び前記被覆圧着部に止水材を設けたことで、前記導体圧着部の前記重合部分及び前記被覆圧着部の内部への水分の侵入を防止することができる。
さらに、導体圧着部の幅方向の一端部側に、前記圧着部の管状状態において他端部側の径外側に重なる重合部分を設けたことで、導体圧着部は、管状状態において重合部分が他端部側の径外側に重なる、いわゆる寿司巻き管状となり、重合部分の圧着部において周方向から圧着部の内部への水分の侵入を防止することができる。
これにより、止水材と重合部分とが協働して、管状となる圧着部の止水性を向上させることができる。
また、被覆圧着部の幅方向の長さを、管状状態において幅方向の両端部が突き当たる長さとしたことで、管状状態における被覆圧着部は、いわゆる突き当て管状となるため、管状状態における圧着部のうち、最も管径が大きい被覆圧着部の管径を、寿司巻き管状とした被覆圧着部よりも縮径させることができる。
従って、止水性を向上させながらも、圧着状態における圧着部の管径が拡大することを抑制でき、従来から用いられているコネクタのキャビティに圧着端子を装着することが可能となる。
この発明の態様として、前記導体圧着部の前記他端部側を、管状状態において前記重合部分の径内側に重なる被重合部分とし、前記接触側の面における前記被重合部分に、前記止水材を配置しない非配置部を設けることができる。
この発明により、導体圧着部の周方向からの止水性を確保しつつ、管径を縮径することができる。
詳述すると、導体圧着部における重合部分には非配置部を設けていないため、管状状態における重合部分と被重合部分との間には止水材が介在する態様となる。これにより、導体圧着部において、周方向からの止水性を確保することができる。
一方、前記接触側の面における被重合部分に非配置部を設けているため、非配置部における圧着部の管径を、止水材を配置した場合における圧着部の管径よりも縮径することができる。
従って、導体圧着部の周方向からの止水性を確保しつつ、管径を縮径することができる。
さらに、非配置部は圧着される止水材の逃げ部としても機能するため、例えば、圧着部の先端側の外部や、導体との接触部分に、止水材が潰れ出ることを防止できる。
またこの発明の態様として、前記導体圧着部における前記接触側の面において前記導体と接続する前記導体接続部分にセレーションを設け、前記導体圧着部の前記重合部分及び前記被覆圧着部に加えて、前記セレーションの一部にように前記止水材を構成することができる。
上記セレーションは、圧着部の板厚方向に窪んだ凹状のセレーションや、突出した凸状のセレーションを含む概念であって、圧着部の幅方向に向けて延設するとともに軸方向に所定の間隔を隔てて複数配置したセレーション、軸方向に向けて延設するとともに幅方向に所定の間隔を隔てて複数配置したセレーション、及び軸方向及び幅方向に所定の間隔を隔てて複数配置した複数のセレーションなどを含む。
上述のセレーションの一部に掛かる止水材とは、例えば、セレーションの先端側や他端側に掛かけて係止した状態の止水材や、セレーションの幅方向における一端部側や他端部側に掛けて係止した状態の止水材を含む概念である。
この発明により、止水材の位置ズレが生じることを抑制できる。
詳述すると、セレーションの一部に止水材を掛けることで、凹状又は凸状のセレーションの一部に止水材が係止し、被覆電線を囲繞するように圧着しても、止水材の位置ズレが生じることを抑制できるため、管状となる圧着部の内部への水分の侵入を防止することができ、圧着端子の止水性を向上させることができる。
またこの発明の態様として、前記セレーションの前記先端側に前記止水材を掛けることができる。
この発明により、セレーションよりも先端側において止水材の位置ズレが生じることを抑制できるため、特に導体圧着部の先端側の止水材を精度よく所定の位置に配置することができる。
従って、管状となる圧着部の、特に導体圧着部の先端側からの水分の浸入を防止することができる。
またこの発明の態様として、前記導体圧着部における前記幅方向の端まで前記セレーションを延設することができる。
上述の導体圧着部の他端部まで延設したセレーションとは、導体圧着部の他端部と一致するまで延設したセレーションや、導体圧着部の他端部とわずかに離間する位置まで延設したセレーションなどを含む概念である。
この発明により、導体圧着部の周方向の止水性を確保しつつ、導通性を向上させることができる。
詳述すると、圧着部の管状状態において、導体圧着部の重合部分である一端部側の径内側に位置する他端部までセレーションを延設したことで、一端部側と他端部側との間にセレーションが配置されて隙間が生じることを防止し、導体圧着部の一端部側と他端部側とが密着した圧着状態を得ることができる。
さらに、一端部側の径内側に重なる他端部までセレーションを延設した導体圧着部は、他端部までセレーションを延設していない導体圧着部よりも、セレーションと導体との接触領域を拡大させることができる。
従って、導体圧着部の周方向の止水性を確保しつつ、導体圧着部と導体との導通性を向上させることができる。
またこの発明の態様として、前記セレーションよりも前記先端側における前記被重合部分に、前記圧着部を切り欠いた切り欠き部を設けることができる。
この発明により、管状状態において径内側に重なる被重合部分の切り欠き部には圧着部と止水材の板厚分隙間が生じるため、圧着によって潰される止水材の先端側が切り欠き部に逃げることができる。これにより、圧着部の先端側から外部に止水材が潰れ出ることを確実に防止できる。
またこの発明の態様として、前記導体圧着部の前記先端側の端部から前記先端側に突出するとともに、管状状態となる前記圧着部の径内側に突出する突出部を設けることができる。
この発明により、セレーションの一部に止水材を係止させることに加え、管状状態となる圧着部の径内側に突出する突出部に止水材が突き当たることで、圧着部の先端側から外部に向けて止水材の位置ズレが生じることを防止できる。これにより、導体圧着部の先端側から圧着部の内部への水分の浸入を、より確実に防止することができる。
またこの発明は、上記圧着端子と前記被覆電線とを圧着した電線接続構造体であることを特徴とする。
この発明により、止水性を向上させながらも、圧着状態における圧着部の管径が拡大することを抑制できるため、従来から用いられているコネクタのキャビティに電線接続構造体の圧着端子を装着することができる。
この発明の態様として、前記圧着部の前記先端側に、圧着によって封止された封止部を設けることができる。
この発明により、管状となる導体圧着部の先端側から圧着部の内部への水分が浸入を、より確実に防止することができる。
またこの発明の態様として、アルミニウム系材料で前記導体を構成することができる。
この発明により、電線接続構造体を、例えば、銅系材料で構成した導体を有する電線接続構造体よりも軽量化することができる。
しかも、導体とイオン化傾向が異なる異種金属で圧着部を構成した場合であっても、上述のように止水性を向上させた電線接続構造体における、導体と導体圧着部との接触部分に、水分が付着して電食が生じることを防止できる。
またこの発明は、上記電線接続構造体を構成する前記圧着端子をコネクタに装着したワイヤハーネスであることを特徴とする。
この発明により、止水性を向上させながらも、圧着状態における圧着部の管径が拡大することを抑制できるため、従来から用いられているコネクタのキャビティに電線接続構造体の圧着端子を装着したワイヤハーネスを構成することができる。
本発明は、止水性を向上させながらも、圧着状態における圧着部の管径が拡大することを抑制できる圧着端子、電線接続構造体、及びワイヤハーネスを提供することができる。
第1実施形態のワイヤハーネスの説明図。 第1実施形態の電線接続構造体の説明図。 第1実施形態の圧着端子の説明図。 第1実施形態の管状状態の圧着端子の説明図。 第2実施形態の圧着端子を説明する説明図。
(第1実施形態)
この発明の第1実施形態を、図1から図4を用いて説明する。
図1(a)は、第1実施形態のワイヤハーネス1の概略斜視図を示し、図1(b)は、第1実施形態のワイヤハーネス1をコネクタ2と電線接続構造体3とに分解した概略分解斜視図を示し、図2(a)は、第1実施形態の電線接続構造体3の概略斜視図を示し、図2(b)は、第1実施形態の電線接続構造体3の軸方向Xに沿った概略縦断面図を示している。
図3(a)は、第1実施形態の圧着端子20の概略斜視図を示し、図3(b)は、第1実施形態の圧着端子20を平面展開した状態の概略平面図を示し、図4(a)は、第1実施形態の圧着端子20の圧着部23を電線先端部10aに巻き回した管状状態の概略斜視図を示し、図4(b)は、管状状態の導体圧着部24の概略断面図を示し、図4(c)は、管状状態の被覆圧着部25の概略断面図を示している。
なお、図2(a)、図2(b)、図3(a)、及び図4(a)は、圧着端子の構成について理解を容易にするために、止水材27を図示省略し、簡潔にあらわしている。
また、電線接続構造体3の長手方向を軸方向Xとし、各図における左側を先端側Xaとするとともに、右側を他端側Xbとする。
さらに、図3(b)に図示する平面側が、圧着端子20の圧着部23の内面231であり、軸方向Xに直交する方向を幅方向Yとし、図3(b)における上側を一端部側Yaとするとともに、下側を他端部側Ybとする。
第1実施形態におけるワイヤハーネス1は、図1(a)及び図1(b)に示すように、コネクタ2と電線接続構造体3とで構成している。
詳述すると、ワイヤハーネス1は、電線接続構造体3を構成する被覆電線10の先端側Xaに圧着した圧着端子20を、コネクタ2のキャビティ2aに装着して構成している。
コネクタ2は、図1(a)及び図1(b)に示すように、略直方体に形成された雌型のコネクタであって、コネクタ2の軸方向Xに沿って貫通するキャビティ2aが複数形成されている。このコネクタ2は、先端側Xaに図示省略する雄型のコネクタと嵌合することが可能であるとともに、他端側Xbから電線接続構造体3の圧着端子20を装着することが可能である。
なお、コネクタ2は、本実施形態において雌型としているが、雄型であってもよい。ただし、雄型のコネクタを用いる場合、雄型の圧着端子をキャビティに装着しなければならない。
電線接続構造体3は、図2(a)及び図2(b)に示すように、後述する被覆電線10の電線先端部10aと、圧着端子20の圧着部23とを導通可能に圧着して構成している。
被覆電線10は、図2(a)及び図2(b)に示すように、アルミニウム系材料で構成した導体11を、絶縁性を有する合成樹脂で構成する絶縁被覆12で被覆して構成している。この被覆電線10は、先端側Xaの絶縁被覆12を所定長さ剥いで導体11を露出させた導体露出部13と、絶縁被覆12の先端側Xaである被覆先端部14とで構成する電線先端部10aを有している。
なお、導体11は、本実施形態においてアルミニウム系材料で構成したが、導通性を有していれば、例えば、銅系材料で構成してもよい。
圧着端子20は、図3(a)及び図3(b)に示すように、ボックス部21と、トランジション部22と、圧着部23とを、先端側Xaからこの順に配置して一体に構成している。この圧着端子20は、平面展開形状に打ち抜いた銅系材料で構成する板状の基材を折り曲げて、上記各部を形成している。
まず、板状の基材を折り曲げて形成した状態の圧着端子20の構成について、図3(a)を用いて簡単に説明する。
ボックス部21は、先端側Xaが開口した略箱型に形成されており、底面から内部側へ折り曲げられた接続部211を備えている。
このボックス部21は、図示省略する雄型の圧着端子の接続タブを、開口した先端側Xa側から挿通することで、接続部211と上記接続タブとが接触し、雄型の圧着端子と導通可能に接続することが可能である。
トランジション部22は、ボックス部21と圧着部23との間に介在し、ボックス部21と圧着部23とを連結している。
圧着部23は、導体露出部13を圧着する導体圧着部24と、被覆先端部14を圧着する被覆圧着部25とを、先端側Xaからこの順に配置して一体に構成しており、導体圧着部24と被覆圧着部25とを一体的に断面U字状に形成している。
断面U字状に形成された圧着部23は、内面231と電線先端部10aとが密着するように、導体露出部13の先端側Xaから被覆先端部14までを一体的に圧着する。
なお、圧着端子20は、ボックス部21を用いた雌型の圧着端子に限らず、例えば、接続タブを用いた雄型の圧着端子であってもよい。
続いて、以上のように構成する圧着端子20の圧着部23の構成について、平面展開した板状の圧着端子20を用いて、図3(b)を用いて詳細に説明する。
圧着端子20を構成する圧着部23は、上述のように導体圧着部24及び被覆圧着部25とで構成されており、導体圧着部24の内面231に、幅方向Yに伸びるセレーション26を軸方向Xに沿って3つ備えるとともに、シート状の止水材27を備えている。
導体圧着部24の幅方向Yの長さは、導体11の外周の長さより長く形成されており、被覆圧着部25の幅方向Yの長さは、絶縁被覆12の外周の長さよりわずかに長く形成されている。そして、導体圧着部24の幅方向Yの長さは、被覆圧着部25の幅方向Yの長さより長く形成されている。
つまり、導体圧着部24と被覆圧着部25とは、幅方向Yの長さが異なる段差状に形成されている。
セレーション26は、導体圧着部24の内面231から板厚方向に窪んだ凹状に形成されるとともに(図2(b)参照)、圧着部23の幅方向Yに伸びるように形成されている。このセレーション26の端部は、一端部側Yaにおいて、導体圧着部24の端部と離間しており、他端部側Ybにおいて、導体圧着部24の端部と一致している。つまり、セレーション26は、他端部側Ybに偏った態様で配置されている。
さらに、セレーション26は、先端側Xaから他端側Xbに沿って3つ配置して構成されており、先端側Xaから先端側セレーション261、中間セレーション262、及び他端側セレーション263としている。
なお、セレーション26は、本実施形態において板厚方向に窪んだ凹状に形成したが、板厚方向に突出する凸状のセレーションであってもよいし、例えば、一端部側Yaから他端部側Ybに向けて断続的に複数配置したセレーションであってもよい。さらには、セレーション26を軸方向に沿って3つ配置することのみならず、適宜の数のセレーション26を配置してもよい。また、セレーション26は、他端部側Ybに偏った態様であれば、他端部側Ybの端部を導体圧着部24の端部と一致させることだけに限らず、わずかに離間させてもよい。
止水材27は、セレーション26の先端側Xaに配置した止水材先端部271、セレーション26より他端側Xbに配置した止水材他端部272、及び止水材先端部271と止水材他端部272とを軸方向Xに沿って連結する止水材連結部273とで構成されている。
止水材先端部271は、導体圧着部24の一端部側Yaの端部から他端部側Ybの端部にわたって伸びるとともに、導体圧着部24の先端側Xaの端部から先端側セレーション261にわたって配置され、先端側セレーション261に掛けられている。つまり、止水材先端部271は、先端側セレーション261に係止した態様で配置されている。
止水材他端部272は、他端側セレーション263より他端側Xbにおいて後述する非配置部28を除く導体圧着部24と、被覆圧着部25の全体とに配置されている。
止水材連結部273は、セレーション26が形成されていない導体圧着部24の一端部側Yaにおいて軸方向に沿って延設され、止水材先端部271及び止水材他端部272を連結している。
つまり、止水材先端部271、止水材他端部272、及び止水材連結部273で構成する止水材27は、中間セレーション262、他端側セレーション263、及び後述する非配置部28を除く圧着部23の内面231全体に配置されている。
なお、止水材27は、圧着した際に止水性を有していれば、シート状のみならず、例えば、圧着部23に合成樹脂を固着させたりを塗布したりしてもよい。
以上のように構成した圧着端子20は、圧着部23を断面U字状に折り曲げた状態で、内面231に電線先端部10aを配置し、図示省略する圧着機を用いて、電線先端部10aを囲繞するように管状に巻き回された後、圧着される。
詳述すると、圧着部23は、図4(a)から図4(c)に示すように、上記圧着機によって電線先端部10aを囲繞するように管状に折り曲げられる。このとき、圧着部23における導体圧着部24は、他端部側Ybの径外側に一端部側Yaが重なる、いわゆる寿司巻き管状となり、被覆圧着部25は、幅方向Yの両端部が突き当たる、いわゆる突き当て管状となる。なお、径外側に重なる導体圧着部24の一端部側Yaを重合部分241とするとともに、径内側に重なる導体圧着部24の他端部側Ybを被重合部分242とする。
そして、圧着部23は、図2(a)及び図2(b)に示すように、導体圧着部24を導体11に密着するように圧着されるとともに、被覆圧着部25を絶縁被覆12に密着するように圧着される。このとき、導体圧着部24は、被覆圧着部25よりも縮径した態様となり、さらには、上記圧着機による圧着によって先端側Xaに封止部243が形成される。
また、圧着部23は、図3(b)に示すように、平面展開した状態において、止水材27が配置されない非配置部28を、導体圧着部25の他端部側Ybである被重合部分242の他端側Xb、つまり、導体圧着部24と被覆圧着部25との境界部分における被重合部分242に設けている。
このように形成した圧着部23は、管状状態において、図4(b)及び図4(c)に示すように、導体圧着部24の一端部側Yaに、他端部側Ybの径外側に重なる重合部分241を有し、被覆圧着部25の幅方向Yの両端部同士を突き当てて形成している。つまり、導体圧着部24は、いわゆる寿司巻き管状に形成され、被覆圧着部25は、いわゆる突き当て管状に形成されている。
そして、圧着部23は、上記圧着機によって、導体圧着部24を寿司巻き管状の状態で縮径されるとともに、被覆圧着部25を突き当て管状の状態で縮径され、電線先端部10aと密着するように圧着される。
上述で説明した圧着端子20は、内面231にセレーション26を有する導体圧着部24と、被覆圧着部25とで構成した圧着部23を有し、圧着部23の中間セレーション262及び後端側セレーション263以外の内面231に止水材27を設け、導体圧着部24の幅方向Yの一端部側Yaに、圧着部23の管状状態において他端部側Ybの径外側に重なる重合部分241を設けるとともに、被覆圧着部25の幅方向Yの長さを、管状状態において幅方向Yの両端部が突き当たる長さとしたことで、止水性を向上させながらも、圧着状態における圧着部23の管径が拡大することを抑制できる。
詳述すると、圧着部23の中間セレーション262及び後端側セレーション263以外の内面231に止水材27を設けたことで、管状となる圧着部23の内部への水分の侵入を防止することができる。
さらに、導体圧着部24の幅方向Yの一端部側Yaに、圧着部23の管状状態において他端部側Ybの径外側に重なる導体側重合部分241を設けたことで、導体圧着部24は、管状状態において導体側重合部分241が他端部側Ybの径外側に重なる寿司巻き管状となり、導体側重合部分241の周方向から圧着部23の内部への水分の侵入を防止することができる。
これにより、止水材27と導体側重合部分241とが協働して、管状となる圧着部23の止水性を向上させることができる。
また、被覆圧着部25の幅方向Yの長さを、管状状態において幅方向Yの両端部が突き当たる長さとしたことで、管状状態における被覆圧着部25は突き当て管状となるため、管状状態における圧着部23のうち、最も管径が大きい被覆圧着部23の管径を、寿司巻き管状とした被覆圧着部よりも縮径させることができる。
従って、止水性を向上させながらも、圧着状態における圧着部23の管径が拡大することを抑制でき、従来から用いられているコネクタ2のキャビティ2aに圧着端子20を装着することが可能となる。
また、導体圧着部24の内面231に、セレーション26の一部に掛かる止水材27を設けたことで、止水材27の位置ズレが生じることを抑制できる。
詳述すると、圧着部23の内面231に、セレーション26の一部に掛かる止水材27を設けたことで、セレーション26の一部に止水材27が係止する態様となるため、圧着部23で電線先端部10aを囲繞するように圧着しても、止水材27の位置ズレが生じることを抑制することができる。
従って、寿司巻き管状となる圧着部23の内部への水分の侵入を防止することができ、圧着端子20の止水性を向上させることができる。
また、被重合部分242に、止水材27を配置しない非配置部28を設けることで、導体圧着部24の周方向からの止水性を確保しつつ、管径を縮径することができる。
詳述すると、導体圧着部24における重合部分241には非配置部28を設定していないため、管状状態における重合部分241と被重合部分242との間には止水材27が介在する態様となる。これにより、導体圧着部24において、周方向からの止水性を確保することができる。
さらに、導体圧着部24と被覆圧着部25との境界部分は、寿司巻き管状と突き当て管状との変位部となり、管径が他の部分よりも大きくなるが、導体圧着部24における被重合部分242には非配置部28を設定しているため、非配置部28における圧着部23の管径を、止水材27を配置した場合における圧着部の管径よりも縮径することができる。
従って、導体圧着部24の周方向からの止水性を確保しつつ、導体圧着部24と被覆圧着部との変位部の管径を縮径することができ、従来から用いられているコネクタ2のキャビティ2aに圧着端子20を装着することが可能となる。
また、先端側セレーション261に止水材27の止水材先端部271を掛けて配置したことで、止水材先端部271の位置ズレが生じることを抑制できるため、特に導体圧着部24の先端側Xaに位置する止水材先端部271を精度よく所定の位置に配置することができる。
従って、管状となる圧着部23の、特に導体圧着部24の先端側Xaからの水分の浸入を防止することができる。
また、導体圧着部24の他端部までセレーション26を延設したことで、導体圧着部24の周方向の止水性を確保しつつ、導通性を向上させることができる。
詳述すると、圧着部23の管状状態において、導体圧着部24の導体側重合部分241の径内側に位置する他端部までセレーション26を延設したことで、重合する導体圧着部24の一端部側Yaと他端部側Ybとの間にセレーション26が配置されて隙間が生じることを防止し、導体圧着部24の一端部側Yaと他端部側Ybとが密着した圧着状態を得ることができる。
さらに、一端部側Yaの径内側に重なる他端部までセレーション26を延設した導体圧着部24は、他端部までセレーション26を延設していない導体圧着部よりも、セレーション26と導体露出部13との接触領域を拡大させることができる。
従って、導体圧着部24の周方向の止水性を確保しつつ、導体圧着部24と導体露出部13との導通性を向上させることができる。
上述のような効果を奏する圧着端子20と被覆電線10とで構成する電線接続構造体3は、被覆電線10と圧着端子20とを、止水材27の位置ズレが生じることを抑制しながら圧着することができるため、確実な止水性を有することができる。
また、導体圧着部24の先端側Xaに、圧着によって封止された封止部243を設けたことで、管状となる導体圧着部24の先端側Xaから圧着部23の内部への水分の浸入を、より確実に防止することができる。
また、アルミニウム系材料で導体11を構成したことで、電線接続構造体3を、例えば、銅系材料で構成した導体を有する電線接続構造体よりも軽量化することができる。
しかも、被覆電線10と圧着部20との圧着状態において、止水材27の位置ズレを防止することができるため、管状の圧着部23の内部への水分の浸入を防止し、導体11とイオン化傾向が異なる銅系材料で圧着部23を構成しても、導体露出部13と導体圧着部24との接触部分に、水分が付着して電食が生じることを防止できる。
上述のような効果を奏する電線接続構造体3とコネクタ2とで構成するワイヤハーネス1は、被覆電線10と圧着端子20とを、止水材27の位置ズレが生じることを抑制しながら圧着して、確実な止水性を有する電線接続構造体3を用いて構成することができる。
上述のように構成したワイヤハーネス1の圧着端子20に対する他の実施形態として、第2実施形態の圧着端子20aについて以下に説明する。
ただし、上述した第1実施形態の圧着端子20と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
(第2実施形態)
この発明の第2実施形態を、図5を用いて説明する。
図5(a)は、第2実施形態の圧着端子20aを平面展開した状態の概略平面図を示し、図5(b)は、第2実施形態の管状状態の圧着部23aのみをあらわす概略斜視図を示している。
第2実施形態における圧着端子20aの圧着部23aは、図5(a)に示すように、平面展開した状態において、先端側セレーション261よりも先端側Xaにおける被重合部分242に、平面視略矩形となるように切り欠いた切り欠き部244を形成している。
また、圧着部23aは、図5(a)に示すように、平面展開した状態において、導体圧着部23aの一端部側Yaにおける先端側Xaの端部から、先端側Xaに向けて突出する突出部29を設けている。
この突出部29は、図5(b)に示すように、図示省略する電線先端部10aに囲繞するように管状に巻き回された状態において、径内側に向けて曲げられている。
上述で説明した圧着端子20aは、導体圧着部24の先端側Xaの端部から先端側Xaに突出するとともに、管状状態となる圧着部23aの径内側に突出する突出部29を設けたことで、先端側セレーション261に止水材先端部271を係止させることに加え、管状状態となる圧着部23aの径内側に突出する突出部29に止水材先端部271が突き当たることで、圧着部23aの先端側Xaから外部に止水材27の位置ズレが生じることを防止できる。
これにより、導体圧着部24の先端側Xaから圧着部23aの内部への水分の浸入を、より確実に防止することができる。
また、先端側セレーション261よりも先端側Xaにおける被重合部分242に、圧着部23aを切り欠いた切り欠き部244を設けることで、管状状態において径内側に重なる被重合部分242の切り欠き部244には圧着部23aと止水材27の板厚分隙間が生じるため、圧着によって潰される止水材先端部271が切り欠き部244に逃げることができる。
これにより、上記突出部29と切り欠き部244とが協働して、圧着部23aの先端側Xaから外部に止水材先端部271が潰れ出ることを確実に防止できる。
なお、先端側セレーション261よりも先端側Xaの被重合部分242に切り欠き部244を設けず、例えば、止水材先端部271を配置しない非配置部を設けてもよい。
この場合においても、管状状態において導体側重合部分241の径内側に重なる導体側被重合部分242の非配置部には、止水材先端部271の板厚分隙間が生じるため、圧着によって潰される止水材先端部271がその隙間に逃げることができ。これにより、圧着部23aの先端側Xaから外部に向けて止水材先端部271が潰れ出ることを防止できる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の接触側の面は、実施形態の内面231に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
上述の説明において、止水材27は、先端側セレーション261に掛けて配置した止水材先端部271を備えているが、例えば、先端側セレーション261、中間セレーション262、及び他端側セレーション263の一端部側Yaに掛けて配置した止水材連結部を備えてもよいし、他端側セレーション263に掛けて配置した止水材他端部を備えてもよい。
さらに、止水材27は、管状となる圧着部23の内部への水分の侵入を防止できれば、上述のような形状のみならず、適宜設定した形状であってもよい。
例えば、圧着によって止水材27が圧着部23の外部に潰れ出ることを防止するために、圧着部23の外形よりも一回り小さく形成してもよい。
さらにまた、止水材27の止水材先端部271を、導体圧着部24の一端部側Yaから他端部側Ybまで配置することだけに限らず、例えば、導体圧着部24の一端部側Yaから他端部側Ybの端部と離間する位置まで配置してもよい。これにより、導体圧着部24の他端部側Yaは、止水材先端部271が配置されず、封止部243を形成する際の圧着によって潰れる止水材先端部271が、同阿智圧着部24の他端部側Ybに逃げることができ、圧着部23の先端側Xaから止水材先端部271が潰れ出ることを防止できる。
また、上述の説明において、突出部29は、平面展開した状態において、導体圧着部23の一端部側Yaにおける先端側Xaの端部から、先端側Xaに向けて突出しているが、例えば、トランジション部22と一端部との間における先端側Xaの端部から先端側Xaに向けて突出した突出部や、トランジション部22の一部を打ち抜いて形成した突出部であってもよい。
トランジション部22の一部を打ち抜いて形成した突出部について詳述すると、平面展開した状態において、トランジション部22の幅方向Yにおける略中間部分に突出部を設けてもよく、この場合の突出部は、他端側Xb以外を打ち抜いて、打ち抜いていない部分から径内側に向けて折り曲げて形成する。
1…ワイヤハーネス
2…コネクタ
3…電線接続構造体
10…被覆電線
11…導体
12…絶縁被覆
20,20a…圧着端子
23,23a…圧着部
24…導体圧着部
25…被覆圧着部
26…セレーション
27…止水材
28…非配置部
29…突出部
231…内面
241…重合部分
242…被重合部分
243…封止部
244…切り欠き部
Xa…先端側
Xb…他端側
Y…幅方向
Ya…一端部側
Yb…他端部側

Claims (11)

  1. 導体が絶縁被覆で被覆された被覆電線における長手方向の先端側において、前記絶縁被覆から所定長さ露出した前記導体より前記先端側から、前記絶縁被覆の先端部分までを一体的に囲繞して管状に圧着する圧着部を有する圧着端子であって、
    前記圧着部が、
    前記絶縁被覆を圧着する被覆圧着部と、
    前記導体を圧着する導体圧着部とで構成され、
    前記被覆圧着部は、
    前記長手方向と交差する幅方向の長さが、管状状態において前記幅方向の両端部が突き当たる長さで形成され、
    前記導体圧着部は、前記幅方向の両外側に延出して、前記幅方向の長さが前記被覆圧着部の前記幅方向の長さよりも長く形成され、
    前記導体圧着部の基端側の一部が、前記被覆圧着部に向かうにつれて前記被覆圧着部の幅まで徐々に幅狭となるように形成され、
    前記導体圧着部の前記幅方向の一端部側に、前記圧着部の管状状態において他端部側の径外側に重なる重合部分が設けられるとともに、
    前記圧着部における前記被覆電線と接触する側である接触側の面における、前記導体圧着部の前記重合部分及び前記被覆圧着部に止水材が設けられた
    圧着端子。
  2. 前記導体圧着部の前記他端部側を、管状状態において前記重合部分の径内側に重なる被重合部分とし、
    前記接触側の面における前記被重合部分に、前記止水材を配置しない非配置部が設けられた
    請求項1に記載の圧着端子。
  3. 前記導体圧着部における前記接触側の面において前記導体と接続する導体接続部分にセレーションが設けられ、
    前記止水材が、
    前記導体圧着部の前記重合部分及び前記被覆圧着部に加えて、
    前記セレーションの一部に掛けられるように構成された
    請求項2に記載の圧着端子。
  4. 前記止水材が、前記セレーションの前記先端側に掛けられた
    請求項3に記載の圧着端子。
  5. 前記セレーションが、前記導体圧着部における前記幅方向の端まで延設された
    請求項3又は4に記載の圧着端子。
  6. 前記セレーションよりも前記先端側における前記被重合部分に、前記圧着部を切り欠いた切り欠き部が設けられた
    請求項3から5のうちいずれか一項に記載の圧着端子。
  7. 前記導体圧着部の前記先端側の端部から前記先端側に突出するとともに、管状状態となる前記圧着部の径内側に突出する突出部が設けられた
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の圧着端子。
  8. 請求項1から7のうちいずれか一項に記載の圧着端子と前記被覆電線とが圧着された
    電線接続構造体。
  9. 前記圧着部の前記先端側に、圧着によって封止された封止部が設けられた
    請求項8に記載の電線接続構造体。
  10. 前記導体が、アルミニウム系材料で構成された
    請求項8又は9に記載の電線接続構造体。
  11. 請求項8から10のうちいずれか一項に記載の電線接続構造体を構成する前記圧着端子がコネクタに装着された
    ワイヤハーネス。
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