JP6305753B2 - 建設機械の防塵ネット取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械の防塵ネット取付構造に関する。
従来の建設機械では、クローラ式の下部走行体の上に、上部旋回体が水平方向に旋回可能に搭載されている。上部旋回体の前側には、キャブと、バケットを支持するアーム、アームを支持するブーム等とが配置され、上部旋回体の後側には、エンジン室が設けられている(特許文献1)。
また、超小旋回形油圧ショベル、後方超小旋回形油圧ショベル等を含む小型建設機械においては、上部旋回体の最大旋回半径が下部走行体の外側にできるだけはみ出さないことが要望されている。そのため、エンジン室は、コンパクトな構成になっており、エンジン、ラジエータ、コンデンサ、オイルクーラ、インタークーラ等の各機器が配置されている。
また、エンジン室は、左右側面に吸気口と排気口とが設けられ、吸気口の下流側にはラジエータが配置され、さらにラジエータの吸気口側には、防塵ネットが取り付けられている。この防塵ネットは、定期的に清掃されており、清掃時に上方に持ち上げて外され、清掃終了した後に再び上方から下方に挿入されることが行われていた。
特開平11−190215号公報
上記のように防塵ネットを上方に持ち上げる際、作業者はエンジンカバーの上面に昇り、上面側の開閉カバーを開いて防塵ネットを上方に持ち上げることになるため、防塵ネットの取出し、挿入作業に手間がかかり、取り出しから清掃後の挿入までの作業時間を短縮することが難しかった。
また、防塵ネットを固定する固定部材が上側にあり、作業者は踏み台あるいはエンジンカバーの上面に昇り、エンジンカバーのうち防塵ネットの出し入れに必要な箇所を外さないと防塵ネットを外すことができず、防塵ネットの着脱操作に手間が掛かっていた。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、防塵ネットの着脱操作の容易化を図った建設機械の防塵ネット取付構造を提供することにある。
本発明のある態様によると、
エンジン室に搭載されるラジエータユニットに取り付けられる複数の防塵ネットを有した建設機械の防塵ネット取付構造であって、
前記ラジエータユニットの上流側の同一平面上に前記複数の防塵ネットを設け、
前記複数の防塵ネットのうち上方に位置する前記防塵ネットの上縁部と係合する上縁部用ガイド部を前記ラジエータユニットの上部に設けると共に、上方に位置する前記防塵ネットの下縁部と係合する下縁部用ガイド部を、前記複数の防塵ネットのうち前記上方に位置する前記防塵ネットの下方に位置する前記防塵ネットの上縁部に設け、
上方に位置する前記防塵ネットが、前記上縁部用ガイド部及び前記下縁部用ガイド部に沿ってガイドされることにより、前記エンジン室の側方から前記ラジエータユニットに装着脱され
前記下縁部用ガイド部は、下方に位置する前記防塵ネットに設けられた状態で前記ラジエータユニットから着脱可能な構成とする。

本発明のある態様によると、防塵ネットをガイド部に沿って移動させることで側面開口から取り出し又は挿入させることができ、防塵ネット清掃の作業時間を短縮することができる。
図1は、ある実施形態の防塵ネット取付構造を適用した建設機械を背面側からみた斜視図である。 図2は、ある実施形態の防塵ネット取付構造を適用した建設機械から防塵ネットを引き出した状態を示す斜視図である。 図3は、ある実施形態の防塵ネット取付構造を適用した建設機械のエンジン室の内部を示す図である。 図4はある実施形態の防塵ネット取付構造を適用したラジエータユニットを示す斜視図であり、(A)は防塵ネットを取り付けた状態を示し、(B)は防塵ネットを取り外した状態を示す図である。 図5はある実施形態の防塵ネット取付構造を適用したラジエータユニットを示す正面図であり、(A)は防塵ネットを取り付けた状態を示し、(B)は防塵ネットを取り外した状態を示す図である。 図6は他の実施形態の防塵ネット取付構造を適用したラジエータユニットを示す斜視図であり、(A)は防塵ネットを取り付けた状態を示し、(B)は防塵ネットを取り外した状態を示す図である。 図7は他の実施形態の防塵ネット取付構造を適用したラジエータユニットの防塵ネットを装着した状態を示す図であり、(A)は左側面図、(B)は正面図である。 図8は他の実施形態の防塵ネット取付構造を適用したラジエータユニットの防塵ネットを取り外した状態を示す図であり、(A)は左側面図、(B)は正面図である。 図9は、他の実施形態の防塵ネット取付構造において上側防塵ネットを外側に引き出した状態を示す斜視図である。
次に、添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。
なお、添付の全図面の中の記載で、同一又は対応する部材又は部品には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、特に指定しない限り、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。従って、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
また、以下説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明のある実施形態である防塵ネット取付構造が適用された建設機械を示している。図1に示されるように、本実施形態では、建設機械として小旋回タイプの小型油圧ショベル10を例に挙げて説明する。この小旋回タイプの小型油圧ショベル10は、キャブ12に対しエンジン室14の後部側の延出量が小さく設定されている。
なお、以下の説明において、建設機械の旋回フレーム45に平行な方向を側方(図中矢印X1.X2で示す方向を含む)ということがある。また、旋回フレーム45に垂直な方向で下部走行体20に向かう方向を下方向(図中、矢印Z2で示す方向)といい、旋回フレーム45に垂直な方向でエンジン室14に向かう方向(図中、矢印Z1で示す方向)を上方向ということがある。
小型油圧ショベル10は、自走可能なクローラ式の下部走行体20と、この下部走行体20上に旋回可能に搭載された上部旋回体30を有している。また、上部旋回体30の前部側には、キャブ12と、作業アタッチメント40とが設けられている。
この作業アタッチメント40は、ブーム42、及びアーム、バケット等を有している。ブーム42は、旋回フレーム45に俯仰動可能に取り付けられている。なお、アーム及びバケットは、図示を省略する。
また、上部旋回体30の後部側には、エンジン室14が設けられている。エンジン室14は、カバー50により覆われており、カバー50の左側には吸気側開口16を開閉する開閉ドア60が設けられている。
この開閉ドア60は、ヒンジ60aにより回動可能に支持される。また開閉ドア60は、複数の吸気口62が設けられている。冷却風となる外気は、この吸気口62からエンジン室14内に導入される。
エンジン室14の吸気側開口16の内側には、エンジン18及びその他の機器を冷却するラジエータユニット70が搭載されている。また、ラジエータユニット70は、ラジエータ72の吸気側に、エアコン用コンデンサ80と燃料クーラ90とが取り付けられている。
また、ラジエータ72の冷却風の流れに対して上流側には、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160が着脱可能に取り付けられる。上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160は、吸気口から吸込まれた空気に含まれる異物(例えば、木屑、落ち葉、粉塵など)の侵入を防止するフィルタである。
上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160は、異物を捕集することにより目詰まりする。このため、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160は、定期的に清掃(メンテナンス)が行われる。この清掃時には、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160は、小型油圧ショベル10から取り出される。
上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160の内、上側に位置する上側防塵ネット100は、吸気側開口16から側方(図中、矢印X1方向)に引き出すことにより取り出される。図2は、建設機械10から上側防塵ネット100を引き出した状態を示している。図2に示されるように上側防塵ネット100は、ラジエータ72とエアコン用コンデンサ80の間から側方(図中、矢印X1,X2で示す方向)に装着脱が行われるよう構成されている(これについては、後述する)。
次に、エンジン室14内の内部構成について説明する。
図3は建設機械10のエンジン室14の内部を示している。図3に示されるように、エンジン室14は、キャブ12及び作業アタッチメント40の後方に配置されており、カバー50により覆われている。エンジン室14の内部には、エンジン18、ラジエータユニット70、カウンタウエイト110等が搭載されている。また、エンジン室14には、図示しないが油圧ポンプ、インタークーラ等の各機器も搭載されている。
また、ラジエータ72の下流側(エンジン側)には、冷却風を生成するファン17が設けられている。ファン17はエンジン18に接続されており、回転することにより冷却風を生成する。このファン17は、冷却風の流れに対してラジエータ72の下流側に設けられたシュラウド73に収納されている。
カウンタウエイト110は、エンジン18の後方の旋回フレーム45上に取り付けられている。このカウンタウエイト110は、作業アタッチメント40の動作に伴う重量バランスを取るため、作業アタッチメント40に応じた所定の重さが設定されている。
また本実施形態では、後述するように上側防塵ネット100が小型油圧ショベル10の吸気側開口16から側方に引き出される構成であるため、吸気側開口16より図3中左側にバランスウエイトを設けることができない。そのため、カウンタウエイト110は、吸気側開口16を閉塞しない構成としている。
このため本実施形態では、カウンタウエイト110を第1〜第3ウエイト部112,114,116からなる立体的な形状としている。具体的には、第1ウエイト部112は円弧状としてカバー50の内壁に配置し、第2、第3ウエイト部114、116はエンジン18の上方に延在するよう配置しつつ全体として一体的な構成としている。
次に、主に図4及び図5を用いて、ラジエータユニット70に対する上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160の取付構造について説明する。
図4及び図5は、エンジン室14に搭載されたラジエータユニット70を示す斜視図及び正面図である。また、図4(A)及び図5(A)は上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160をラジエータユニット70に取り付けた状態を示し、図4(B)及び図5(B)は上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160をラジエータユニット70から取り外した状態を示している。なお図示及び説明の便宜上、図4及び図5では、エアコン用コンデンサ80及び燃料クーラ90の図示を省略している。
ラジエータユニット70は、ラジエータ72等を支持するフレーム74と、上側に位置する上側防塵ネット100を取り付けるための上部防塵ネット取付構造120と、上側防塵ネット100に対して下側に位置する下側防塵ネット160を取り付けるための下部防塵ネット取付構造170等を有している。
フレーム74は金属製の上部フレーム部74a、下部フレーム部74b、及び側部フレーム部74c,74dから構成され、正面視した状態(図5に示す状態)で矩形の枠体を構成する。この各フレーム部74a〜74dは溶接により固定してもよく、またボルト等の締結部品を用いて固定してもよい。更に、鋳造等により各フレーム部74a〜74dを一体的に形成することによりフレーム74を構成してもよい。
上記のように上部フレーム部74a、下部フレーム部74b、及び側部フレーム部74c,74dを矩形状に配置し枠状のフレーム74を形成することにより、正面視した際にフレーム74には単一の矩形の装着開口部77が形成される。また、ラジエータ72をフレーム74に装着した際、ラジエータ72の冷却風の吸入口72aは装着開口部77内に位置した構成となる。
上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160は、冷却風の流れ方向(図4に矢印Yで示す方向)に対してラジエータ72の上流側に取り付けられる。上側防塵ネット100は、上縁部102、下縁部104、及び側縁部106,107により構成される枠体に、異物を捕集するためのフィルタが配設された構成とされている。同様に、下側防塵ネット160は、上縁部162、下縁部164、及び側縁部165,166より構成される枠体に、異物を捕集するためのフィルタが配設された構成とされている。
上側防塵ネット100の大きさは、吸気側開口16から側方に引き出し可能な範囲において、なるべく大きく設定されている。これに対して下側防塵ネット160は、上側防塵ネット100の大きさ(面積)に比べて小さく設定されている。
次に、上部防塵ネット取付構造120について説明する。
上部防塵ネット取付構造120は、上縁部用ガイドレール130、下縁部用ガイドレール132を有している。
上縁部用ガイドレール130は、フレーム74を構成する上部フレーム部74aに配設されている。この上縁部用ガイドレール130は、上側防塵ネット100の上縁部102と係合可能な構成とされている。具体的には、上縁部用ガイドレール130は下方に向けて延出しており、その形状はクランク形状(側面視で略Z字形状)とされている。
上縁部102が上縁部用ガイドレール130に係合した状態で、上縁部102は上部フレーム部74aと上縁部用ガイドレール130との間に挟まれた状態となる。この際、上部フレーム部74aと上縁部用ガイドレール130との間の寸法(上縁部102が係合する部分の寸法)は、上縁部102の厚さと同等か、それよりも若干大きな寸法とされている。
換言すると、上部フレーム部74aと上縁部用ガイドレール130との離間寸法は、上部フレーム部74aと上縁部用ガイドレール130との間で、上側防塵ネット100が図中矢印X2,X1で示す方向(小型油圧ショベル10の側方)に円滑にスライド移動できる寸法に設定されている。
下縁部用ガイドレール132は、上側防塵ネット100の下方に位置する下側防塵ネット160の上縁部162に設けられている。この下縁部用ガイドレール132は、上側に配設される上側防塵ネット100の下縁部104と係合するよう構成されている。具体的には、下縁部用ガイドレール132は上方に向けて延出しており、その形状はクランク形状(側面視で略Z字形状)とされている。
下縁部104が下縁部用ガイドレール132に係合した状態で、下縁部104は下側防塵ネット160の上縁部162と下縁部用ガイドレール132との間に挟まれた状態となる。この際、上縁部162と下縁部用ガイドレール132との間の寸法(下縁部104が係合する部分の寸法)は、下縁部104の厚さと同等か、それよりも若干大きな寸法とされている。
換言すると、上縁部162と下縁部用ガイドレール132との離間寸法は、上縁部162と下縁部用ガイドレール132との間で、上側防塵ネット100が図中矢印X2,X1で示す小型油圧ショベル10の側方に円滑にスライド移動できる寸法に設定されている。
上記の上部防塵ネット取付構造120によれば、上側防塵ネット100の上縁部102が上縁部用ガイドレール130にガイドされると共に、下縁部104が下縁部用ガイドレール132にガイドされるため、上側防塵ネット100は側方にスライドすることが可能となる。よって、上側防塵ネット100は、エンジン室14の側方から吸気側開口16を介してラジエータユニット70に装着脱することが可能になる。
この上側防塵ネット100を取り付け及び取り外す作業は、従来のような上面側の開閉カバーを開いて防塵ネットを上方に持ち上げる作業と異なり、作業者がカバー50の上面に昇る必要はなく、地上に立った状態で行うことができる。このため、上側防塵ネット100のラジエータユニット70に対する装着脱を容易に短時間で行うことができる。
ところで、上部防塵ネット取付構造120は上側防塵ネット100を側方(図中、矢印X1,X2方向)に移動可能に取り付ける構造であるため、小型油圧ショベル10の振動等により上側防塵ネット100が所定位置からずれたり、フレーム74との間でガタツキ発生したりすることが考えられる。
そこで本実施形態では、ラジエータユニット70に取り付けられた上側防塵ネット100が上記の振動等により移動しないように固定する側部固定機構140を設けている。
側部固定機構140は、図6に示されるように、上側防塵ネット100の側縁部106のほぼ中間位置に取り付けられた可動側L字状金具142と、可動側L字状金具142に設けられたワンタッチ方式の固定部材144と、側部フレーム部74cのほぼ中間位置に設けられた固定側L字状金具146とを有している。
可動側L字状金具142と固定側L字状金具146は、同一高さに設けられている。よって上側防塵ネット100をラジエータユニット70に取り付けた際、可動側L字状金具142と固定側L字状金具146は重なるよう構成されている。
また、可動側L字状金具142には挿入孔142a(図9参照)が形成されており、固定側L字状金具146にも挿入孔146aが形成されている。更に、固定側L字状金具146の背面側には、図示しない固定金具が設けられている。
上記した可動側L字状金具142と固定側L字状金具146とが重なった状態において、固定部材144を各挿入孔142a,146aに挿入し回転させると、固定部材144は固定金具と係合する。これにより、可動側L字状金具142と固定側L字状金具146は、ロックされた状態となる。
このように、可動側L字状金具142と固定側L字状金具146がロックされることにより、上側防塵ネット100はラジエータユニット70にロックされた状態となる。これにより、小型油圧ショベル10の振動等により上側防塵ネット100が所定位置から移動したり、またフレーム74と上側防塵ネット100との間でガタツキが発生したりすることを防止することができる。
また、固定部材144によるロックは、固定部材144を所定ロック解除位置まで回転させることにより容易に解除することができる。よって、側部側部固定機構140を設けても、上側防塵ネット100の装着脱作業が面倒になるようなことはない。この固定部材144としては、ワンタッチでロック及びロック解除できるワンタッチクリップを用いることができる。
次に、下部防塵ネット取付構造170について説明する。
下部防塵ネット取付構造170は、ガイド部材172,174と固定部材176,178を有している。
ガイド部材172,174は、フレーム74の下部フレーム部74bに側方(図中矢印X1,X2方向)に離間して設けられている。このガイド部材172,174は、下側防塵ネット160の下縁部164と係合可能な構成とされている。具体的には、ガイド部材172,174は上方に向けて延出しており、その形状はクランク形状(側面視で略Z字形状)とされている。
下側防塵ネット160の下縁部164がガイド部材172,174に係合した状態で、下縁部164は下部フレーム部74bとガイド部材172,174との間に挟まれた状態となる。これにより、下側防塵ネット160の下縁部164はラジエータユニット70に保持された状態となる。
固定部材176,178は、前記した側部固定機構140の固定部材144と同様に、ワンタッチクリップを用いることができる。この固定部材176,178は、下側防塵ネット160の上縁部162の両側部に形成された挿通孔(図に現れず)に挿通可能な構成とされている。
また、下側防塵ネット160がラジエータユニット70に装着された際、上縁部162の両側部に形成された挿通孔と対向する位置には、固定部75,76が設けられている。この固定部75,76には、固定部材176,178が挿入される固定用孔75a,76aが設けられている。また固定部75,76の背面側には、固定部材176,178と係合する固定金具(図に現れず)が配設されている。
本実施形態では、固定部75,76は、側部フレーム部74c,74dから内側に向け装着開口部77内に突出するよう設けられている。この固定部75,76の側部フレーム部74c,74dからの突出量は、可能な限り小さく設定されている。
また本実施形態では、側部フレーム部74c,74dに別箇に固定部75,76を設けた構成としているが、固定部75,76を用いず、固定部材176,178が挿通される挿通孔を側部フレーム部74c,73dに直接形成すると共に、その背面側に固定金具を設けた構成としてもよい。
このように、ラジエータユニット70の装着開口部77内に対する固定部75,76の突出量を小さく或いは無くすることにより、装着開口部77の面積を広くすることが可能となる。
上記構成において、下側防塵ネット160の上縁部162をラジエータユニット70に固定するには、下縁部164をガイド部材172,174に差し込んで係合させた後、上縁部162を固定部75,76と当接させ、挿入孔に固定部材176,178を挿入する。そして、固定部材176,178をロック位置まで回動させることにより、下側防塵ネット160はラジエータユニット70に装着される。
この際、上縁部162の両側部が固定部材176,178によりラジエータユニット70に固定されるため、下縁部用ガイドレール132が形成された上縁部162は確実にラジエータユニット70に固定される。よって、前記したように上側防塵ネット100の下縁部104が下縁部用ガイドレール132に沿ってスライドする際、下縁部用ガイドレール132がガタツクことはなく、ラジエータユニット70に対して上側防塵ネット100を安定した状態で装着脱することができる。
また下側防塵ネット160の配設位置は、図1及び図2に示すようにエンジン室14の低い位置にある。このため作業者は、ラジエータユニット70に対して下側防塵ネット160を装着脱する作業を地上に立った状態で行うことができ、よって下側防塵ネット160の装着脱作業を容易に行うことができる。
なお、側部フレーム部74c,74dには、冷却風の流れ方向に対する上流側に向けて突出したストッパ186,188が設けられている。このストッパ186,188は、下側防塵ネット160がラジエータユニット70に装着された際、下側防塵ネット160の側縁部165,166と係合するよう構成されている。よって、下側防塵ネット160の側縁部165,166がストッパ186,188と係合することによっても、下側防塵ネット160のガタツキ等を防止することができる。
次に、ラジエータユニット70に対する上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160の取り付け及び取り出し方法について説明する。
上記のように上側防塵ネット100は上部防塵ネット取付構造120によりラジエータユニット70に取り付けられ、下側防塵ネット160は下部防塵ネット取付構造170によりラジエータユニット70に取り付けられる。以下の説明では、先ず各防塵ネット100,160をラジエータユニット70から取り出す方法を説明し、その後に各防塵ネット100,160をラジエータユニット70に取り付ける方法について説明する。
図4(A)及び図5(A)に示す取り付け状態から、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160をラジエータユニット70から取り出すには、先ず上側防塵ネット100をラジエータユニット70から取り出す。
具体的には、作業者は開閉ドア60を開き、側部固定機構140の固定部材144をロック解除位置に回動させ引き抜く。これにより上側防塵ネット100は、ラジエータユニット70に対して側方(図中、矢印X1,X2方向)に移動可能な状態となる。
続いて作業者は、上側防塵ネット100をラジエータユニット70に対して外側方向(矢印X1方向)に移動させる。これにより、上側防塵ネット100は上縁部102が上縁部用ガイドレール130にガイドされ、下縁部104が下縁部用ガイドレール132にガイドされることにより外側方向にスライドし、ラジエータユニット70から取り出される。
このように本実施形態では、上側防塵ネット100は側方(旋回フレーム45に対して水平方向)に取り出すことができる。このため、作業者は地上に立った状態で上側防塵ネット100を取り出することができ、上側防塵ネット100の取り出し作業を容易に行うことができる。
また、上側防塵ネット100を取り出す際、下側防塵ネット160はラジエータユニット70に固定された状態を維持するため、上側防塵ネット100の下縁部104は下側防塵ネット160の上縁部162に設けられた下縁部用ガイドレール132により確実にガイドされる。よって、下縁部用ガイドレール132が下側防塵ネット160に設けられた構成であっても、上側防塵ネット100の取り出し処理を確実に行なうことができる。
上側防塵ネット100が取り出されると、続いて下側防塵ネット160をラジエータユニット70から取り出す処理が行われる。
作業者は、先ず固定部材176,178をロック解除位置まで回動させると共に、固定部材176,178を引き抜く。これにより、下側防塵ネット160は、ラジエータユニット70から取り出し可能な状態となる。
次に、作業者は下側防塵ネット160の上部を把持し、ガイド部材172,174を回転中心としてラジエータユニット70の手前に傾けつつ、上方に向けて引き出す。これにより、下側防塵ネット160の下縁部164はガイド部材172,174から離脱し、開閉ドア60から下側防塵ネット160を取り出すことができる。
この下側防塵ネット160の取り出し作業は、上側防塵ネット100が取り出された後に実施されるため、換言すると上側防塵ネット100(下縁部104)と下縁部用ガイドレール132との係合が解除された状態で行われるため、容易に行うことができる。また、ラジエータユニット70から下側防塵ネット160を取り出す処理も、作業者は地上に立った状態で行うことができるため容易に行うことができる。
一方、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160をラジエータユニット70に装着する場合は、上記した取り出し時の処理と逆の処理が行われる。即ち、先ず下側防塵ネット160をラジエータユニット70に取り付ける処理が終了した後、上側防塵ネット100をラジエータユニット70に装着する処理が行われる。なお上記のように、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160の具体的な取り付け処理は取り出し時の逆の処理となるため、その説明は省略するものとする。
次に、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160がラジエータユニット70に取り付けられた状態における、下縁部104(上側防塵ネット100)と上縁部162(下側防塵ネット160)の近傍の構成に注目する。
上記のように本実施形態に係る上部防塵ネット取付構造120は、上側防塵ネット100を側方(図中、矢印X1,X2方向)に移動させることにより取り付け及び取り出しが行われて居る。この処理を円滑に行うため、上縁部用ガイドレール130及び下縁部用ガイドレール132を設け、上側防塵ネット100の側方への移動をガイドしている。
特に上側防塵ネット100の下縁部104をガイドする下縁部用ガイドレール132は、ラジエータユニット70の装着開口部77の内部位置に設ける必要がある。この下縁部用ガイドレール132を設ける方法としては、例えばラジエータユニット70の側部フレーム部74cと側部フレーム部74dとの間にフレーム部材(固定部75と固定部76とを連結するようなフレーム部。以下、連結フレーム部という)を別箇に設け、この連結フレーム部に下縁部用ガイドレール132を設けることが考えられる。
しかしながら、この構成ではラジエータユニット70にフレーム部74a〜74dに加えて連結フレーム部を設ける必要があり、部品手数の増大、ラジエータユニット70のコスト上昇、ラジエータユニット70の組み立て工数の増大等が生じてしまう。
更に、ラジエータユニット70の冷却効率を高めるためには、装着開口部77における冷却風の通過する面積を極力広く設定することが望ましい。しかしながら、ラジエータユニット70に連接フレーム部を設ける構成では、この連接フレーム部に上側防塵ネット100をガイドするための下縁部用ガイドレールを設けると共に、下縁部用ガイドレールの下部位置に下側防塵ネット160を取り付けるための固定用孔を設ける必要がある。よって、必然的に連結フレーム部の高さ寸法(矢印Z1,Z2方向の厚さ)が大きくなってしまい、冷却風の通過する面積が狭くなり、冷却効率が低下することが考えられる。
これに対して本実施形態では、下側防塵ネット160の上縁部162に下縁部用ガイドレール132を設けた構成としている。即ち、上側防塵ネット100の下縁部104は、下縁部用ガイドレール132と上縁部162との間に挟持されることにより、下側防塵ネット160(上縁部162)に支持する構成としている。このため、本実施形態に係る上部防塵ネット取付構造120では、ラジエータユニット70に別箇に連結フレーム部を設ける必要はない(図4(B)及び図5(B)参照)。
よって、本実施形態に係る上部防塵ネット取付構造120によれば、連結フレーム部を設けた構成に比べ、部品手数の削減、ラジエータユニット70のコスト低減、ラジエータユニット70の組み立て工数の削減を図ることができる。
また、連結フレームを設けることなく、上縁部162に下縁部用ガイドレール132を設けることにより、上側防塵ネット100と下側防塵ネット160との境界における、冷却風の流れを妨げる部分の高さ寸法(図4(A)及び図5(A)に矢印Hで示す寸法)を小さくすることができる。
特に本実施形態では、上側防塵ネット100の取り付け状態において、上側防塵ネット100の下縁部104と下側防塵ネット160の上縁部162が一部重なった構成となっている。換言すると、上側防塵ネット100と下側防塵ネット160は、境界部分において下縁部104の裏面と上縁部162の正面とが接した部分を有している。
よって、この下縁部104と上縁部162とが重なった部分の寸法分だけ、冷却風の流れを妨げる部分の高さ寸法Hを小さくすることができる。これにより装着開口部77を通過する冷却風量を増大させることができ、ラジエータ72等に対する冷却効率を高めることができる。
次に、防塵ネット取付構造の他の実施形態について説明する。
図6〜図9は、他の実施形態である上部防塵ネット取付構造180を適用したラジエータユニット70を示している。図6(A)及び図7は、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160がラジエータユニット70に取り付けられた状態を示し、図6(B)及び図8は、上側防塵ネット100及び下側防塵ネット160がラジエータユニット70から取り外された状態を示している。また図9は、上側防塵ネット100がラジエータユニット70から引き出されている状態を示している。
なお、図6〜図9において、上縁部102を上部フレーム部74aに支持させる構造を除き、他の構成は図1〜図5を用いて先に説明した上部防塵ネット取付構造120及び下部防塵ネット取付構造170と同一或いは近似した構造である。このため、以下の説明においては、上部防塵ネット取付構造180の上縁部102を上部フレーム部74aに支持させる構造について説明し、同一或いは近似した構造についての説明は省略するものとする。
前記した上部防塵ネット取付構造120では、フレーム74を構成する上部フレーム部74aに上縁部用ガイドレール130を設け、上縁部102を上部フレーム部74aと上縁部用ガイドレール130との間で挟持することにより支持する構成としていた。
この構成では上縁部用ガイドレール130は上側防塵ネット100の上縁部102をガイドするのみの機能を有し、上側防塵ネット100の自重を支持する構成とはされていなかった。また、上側防塵ネット100の自重は、下縁部用ガイドレール132にて支持する構成となっていた。
これに対して本実施形態の上部防塵ネット取付構造180では、上部フレーム部74aに設けられる上縁部用ガイドレール182が、上側防塵ネット100の自重を支える状態で支持するよう構成したものである。以下、上部防塵ネット取付構造180の具体的な構成について説明する。
上部防塵ネット取付構造180は、上縁部用ガイドレール182及び水平延出部184を有している。
上縁部用ガイドレール182は、上部フレーム部74aの長手方向(図中、矢印X1,X2方向)の略全長に亘り形成されている。この上縁部用ガイドレール182は、上側防塵ネット100が装着された際、上縁部102と対向する位置にU字状溝182aが形成されている(図7(A),図8(A),図9参照)。U字状溝182aは、上部フレーム部74aから冷却風の流れ方向に対して上流側に略水平に延出している。なお、U字状溝182aは、厳密な意味で水平に延出している必要はなく、上下方向に若干の角度を有していてもよい。また、U字状溝182aの溝部寸法は、後述する上側防塵ネット100の水平延出部184が図中矢印X2,X1で示す方向(小型油圧ショベル10の側方)に円滑にスライド移動できる寸法に設定されている。
水平延出部184は、上側防塵ネット100の上縁部102に設けられている。この水平延出部184は、上縁部102から冷却風の流れ方向に対して上流側に略水平に突出している。よって水平延出部184は、側面視で略L字形状を有している。更に、水平延出部184は、上縁部102の長手方向(図中、矢印X1,X2方向)の略全長に亘り形成されている。なお、水平延出部184は、厳密な意味で水平に突出している必要はなく、上下方向に若干の角度を有していてもよい。
本実施形態に係る上部防塵ネット取付構造180において上側防塵ネット100をラジエータユニット70に取り付けるには、水平延出部184をU字状溝182a内に挿入すると共に、上側防塵ネット100を側方(矢印X2方向)に移動させる。
この際、水平延出部184は上縁部用ガイドレール182と係合した状態であるため、上側防塵ネット100は重力方向に対して上縁部用ガイドレール182に支えられた状態になっている。即ち、上側防塵ネット100の自重は下縁部用ガイドレール132に支えられた状態となっている。
なお、上側防塵ネット100を側方(矢印X2方向)に移動させる際、上側防塵ネット100の下縁部104は下側防塵ネット160に設けられた下縁部用ガイドレール132にガイドされる。
図6(A)及び図7は、上側防塵ネット100がラジエータユニット70に装着された状態を示している。上記のように本実施形態では、上側防塵ネット100に設けられた水平延出部184が、ラジエータユニット70(上部フレーム部74a)に設けられた上縁部用ガイドレール182に係合し重力方向に対して支えられた状態で保持されるため、上側防塵ネット100の自重は上縁部用ガイドレール182に支持された構成となっている。
このため、下側防塵ネット160で上側防塵ネット100の自重を支持する必要がなくなるため、下側防塵ネット160を構成する各縁部162,164,165,166の強度を低減させることができる。これにより、各縁部162,164,165,166の小型化を図ることができ、下側防塵ネット160における冷却風の流れる面積(防塵ネットの面積)を広くすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
例えば、上記した実施形態では上側防塵ネット100と下側防塵ネット160の二つの防塵ネットを設けたラジエータユニット70を例に挙げて説明したが、吸気側開口16の配設数は1つに限定されるものではなく、複数も受けることも可能である。
10 小型油圧ショベル
14 エンジン室
16 吸気側開口
17 ファン
18 エンジン
20 下部走行体
30 上部旋回体
45 旋回フレーム
50 カバー
60 開閉ドア
62 吸気口
70 ラジエータユニット
72 ラジエータ
74 フレーム
74a 上部フレーム部
74b 下部フレーム部
74c 側部フレーム部
74d 側部フレーム部
75,76 固定部
78,79,144,176,178 固定部材
80 エアコン用コンデンサ
90 燃料クーラ
100 上側防塵ネット
102 上縁部
104 下縁部
106,107 側縁部
110 カウンタウエイト
120,180 上部防塵ネット取付構造
170 下部防塵ネット取付構造
130,182 上縁部用ガイドレール
132 下縁部用ガイドレール
140 側部固定機構
142 可動側L字状金具
146 固定側L字状金具
160 下側防塵ネット
172,174 ガイド部材
184 水平延出部

Claims (5)

  1. エンジン室に搭載されるラジエータユニットに取り付けられる複数の防塵ネットを有した建設機械の防塵ネット取付構造であって、
    前記ラジエータユニットの上流側の同一平面上に前記複数の防塵ネットを設け、
    前記複数の防塵ネットのうち上方に位置する前記防塵ネットの上縁部と係合する上縁部用ガイド部を前記ラジエータユニットの上部に設けると共に、上方に位置する前記防塵ネットの下縁部と係合する下縁部用ガイド部を、前記複数の防塵ネットのうち前記上方に位置する前記防塵ネットの下方に位置する前記防塵ネットの上縁部に設け、
    上方に位置する前記防塵ネットが、前記上縁部用ガイド部及び前記下縁部用ガイド部に沿ってガイドされることにより、前記エンジン室の側方から前記ラジエータユニットに装着脱され
    前記下縁部用ガイド部は、下方に位置する前記防塵ネットに設けられた状態で前記ラジエータユニットから着脱可能な構成としたことを特徴とする建設機械の防塵ネット取付構造。
  2. 上下に隣接して配設される一対の前記防塵ネットは、上方に位置する前記防塵ネットの前記下縁部と、下方に位置する前記防塵ネットの前記上縁部が接していることを特徴とする請求項1に記載の建設機械の防塵ネット取付構造。
  3. 前記ラジエータユニットは側部フレーム部を含むフレームを有し、
    下方に位置する前記防塵ネットの上縁部は、前記側部フレーム部に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の建設機械の防塵ネット取付構造。
  4. 前記ラジエータユニットは側部フレーム部を含むフレームを有し、
    前記防塵ネットの側縁部は、前記側部フレーム部に固定されること特徴とする請求項1又は2に記載の建設機械の防塵ネット取付構造。
  5. 前記ラジエータユニットは上部フレーム部を含むフレームを有し、
    前記上部フレーム部に前記防塵ネットの前記上縁部を重力方向に支持可能な前記上縁部用ガイド部を配設し、
    前記防塵ネットの前記上縁部に延出部を設け、
    前記延出部が前記上縁部用ガイド部に係合することにより、前記防塵ネットが前記フレームに前記上縁部用ガイド部に沿ってガイド可能とされると共にその自重を支持される構成としたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の防塵ネット取付構造。
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