JP6304942B2 - 電力変換装置、電力変換装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

電力変換装置、電力変換装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、電力変換装置、電力変換装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
PWM電力変換装置の電磁騒音を低減するため、特許文献1では搬送波の周波数を時間的に変化させるPWM電力変換装置が開示されている。また、特許文献2では、搬送波周波数を乱数に応じて変更することで、PWMの高調波成分を分散してPWM高調波による電磁騒音を低減する技術が開示されている。また、特許文献3の技術では、複数の搬送波周波数を変更する際、高調波の周波数分布特性が平坦になるように各搬送波周波数の発生確率を決定する技術が開示されている。
特公平3−79959号公報 特許第3154965号公報 特開2009−303288号公報
ところで、搬送波周波数を切り替える(変更する)際には、切替(変更)前後の周波数の平均値の成分が発生することが、発明者らの試験から明らかになった。
したがって、PWM電力変換に用いるPWM信号の搬送波周波数の影響を低減するために、複数の搬送波周波数を切り替えて用いた場合には、切替回数が多くなるほど平均周波数の成分が大きくなり、狙った通りの周波数スペクトル分布を実現できず、機械共振を回避するのが困難となり得る。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、選択した搬送波周波数選択範囲で任意の周波数分布特性が設計でき、電磁騒音を低減可能な電力変換装置、電力変換装置の制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
実施形態の電力変換装置の乱数発生部は、搬送周波数の発生継続時間をランダムにするために用いる乱数を発生させ、変移判定部は、乱数発生部が発生した乱数と所定の変移確率値に基づき、搬送波周波数を変移させるか否かを判定する。
周波数選択部は、変移判定部が変移しないと判定すると第1の搬送周波数を維持し、変移すると判定すると第1の搬送周波数から第2の搬送周波数に変移させる。
搬送波発生部は、周波数選択部が選択した第1の搬送周波数または第2の搬送周波数を用いて搬送波を発生させる。
これにより、PWM信号発生部は、搬送波発生部が発生した搬送波を用いてPWM信号を発生し、電力変換部は、PWM信号発生部が発生したPWM信号を用いて電力変換を行う。
図1は、第1実施形態のPWM電力変換装置の概要構成ブロック図である。 図2は、継続判定部の概要構成ブロック図である。 図3は、第1実施形態のタイミングチャートである。 図4は、搬送周波数の切替状態の説明図である。 図5は、搬送波周波数と高調波成分との関係説明図である。 図6は、第1実施形態の変形例の説明図である。 図7は、第2実施形態のPWM電力変換装置の概要構成ブロック図である。 図8は、第2実施形態のタイミングチャートである。 図9は、第2実施形態の動作説明図である。 図10は、第2実施形態の効果の説明図である。 図11は、第3実施形態のPWM電力変換装置の概要構成ブロック図である。 図12は、機械特性判定において負荷に流す電流の一例の説明図である。 図13は、機械特性判定における負荷の騒音特性の説明図である。 図14は、機械特性と設定される搬送波周波数との関係説明図である。 図15は、機械特性と設定される搬送波周波数との他の関係説明図である。 図16は、第1変形例の概要構成説明図である。
次に図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。
[1]第1実施形態
図1は、第1実施形態のPWM電力変換装置の概要構成ブロック図である。
PWM電力変換装置10は、大別すると、直流電源11からの入力直流電圧を降圧して駆動電圧として負荷12に出力する電力変換部として機能する降圧チョッパ13と、搬送波周波数を演算して搬送波周波数信号を出力する搬送波周波数演算部14と、搬送波周波数信号に相当する搬送波周波数を有する搬送波信号を発生する搬送波信号発生部15と、出力電圧指令信号を生成し、出力する出力電圧指令生成部16と、入力された搬送波信号及び出力電圧指令信号に基づいてPWM信号を降圧チョッパ13に出力するPWM信号発生部17と、を備えている。
上記構成において、搬送波周波数演算部14、搬送波信号発生部15、出力電圧指令生成部16及びPWM信号発生部17は、PWM電力変換を制御する制御部18を構成している。
搬送波周波数演算部14は、乱数を発生する乱数発生部21と、入力された乱数の値に基づいて継続期間(継続時間)を決定し、継続期間データ(継続時間データ)を出力する継続期間決定部22と、入力された継続期間データに基づいて継続判定を行い、周波数選択信号を出力する継続判定部23と、周波数選択信号に基づいて、搬送波周波数として設定可能な周波数のうち最も周波数の高い最大搬送波周波数fmaxあるいは搬送波周波数として設定可能な周波数のうち最も周波数の低い最小搬送波周波数fminのいずれか一方を搬送波周波数信号として出力する周波数選択部24と、を備えている。
図2は、継続判定部の概要構成ブロック図である。
継続判定部23は、継続期間データ及びカウントデータが入力され、継続期間データの値及びカウントデータの値が一致したか否かを判別して、比較結果信号を出力する比較器31と、比較結果信号が一致を表す場合にリセットされ、比較結果信号が不一致の状態でカウント値を増加してカウントデータとして出力するカウンタ32と、比較結果信号及び周波数選択信号が入力され、比較結果信号と周波数選択信号とが不一致の場合に、周波数選択信号を反転する反転処理器33と、を備えている。
次に第1実施形態の動作を説明する。
まず、搬送波周波数演算部14の乱数発生部21は、乱数値を発生して継続期間決定部22に出力する。ここで、乱数発生部21は、疑似乱数を演算して乱数値として出力したり、乱数テーブルを参照したりして乱数値を出力する。
この結果、継続期間決定部22は、入力された乱数に基づいて選択搬送波周波数の継続期間を決定し、継続期間データとして出力する。より具体的には、搬送波1周期分を基準として(1)式で計算する。
継続期間=搬送波1周期×乱数値 ……(1)
継続判定部23は、入力された継続期間データに基づいて、継続判定を行い、周波数選択信号を出力する。本第1実施形態においては、搬送波周波数は、最大搬送波周波数fmaxあるいは、最小搬送波周波数fminの2種類であるので、継続期間データは、“0”又は“1”のいずれかの値を有する2値データである。したがって、継続期間データの値に応じて、最大搬送波周波数fmaxあるいは、最小搬送波周波数fminのいずれかに対応する周波数選択信号が周波数選択部24に出力される。
周波数選択部24は、周波数選択信号に基づいて、搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxあるいは最小搬送波周波数fminのいずれかを排他的に搬送波周波数信号として出力する。
この結果、搬送波信号発生部15は、搬送波周波数信号に対応する周波数(本第1実施形態では、最大搬送波周波数fmaxあるいは最小搬送波周波数fminのいずれか)の搬送波信号を生成し、PWM信号発生部17に出力する。
一方、出力電圧指令生成部16は、降圧チョッパ13の出力電圧に相当する出力電圧指令信号(=PWM制御における基本波に相当)を生成し、PWM信号発生部17に出力する。
これらの結果、PWM信号発生部17は、入力された搬送波信号及び出力電圧指令信号に基づいてPWM信号を降圧チョッパ13に出力する。
降圧チョッパ13は、PWM信号に基づいて直流電源11からの入力直流電圧を降圧して駆動電圧として負荷12に出力し、負荷12が駆動されることとなる。
次により具体的な動作について説明する。
図3は、第1実施形態のタイミングチャートである。
図3に示すように、PWM信号発生部17の直流電源電圧をVdc[V]とした場合に、搬送波信号発生部15が発生する搬送波信号SCは、0[V]と直流電源電圧Vdc[V]との二つの電圧レベルの間で遷移する三角波となる。
一方、出力電圧指令信号SBの電圧は、一定である。
これらの結果、PWM信号発生部17で発生されるPWM信号SPは、搬送波信号SC<出力電圧指令信号SBの場合には、“H”レベルとなり、搬送波信号SC≧出力電圧指令信号SBの場合には、“L”レベルとなる。
図4は、搬送周波数の切替状態の説明図である。
図4に示すように、本第1実施形態によれば、乱数発生部20において発生された乱数に基づいて、搬送波信号SCの周波数(設定搬送波周波数)は、最大搬送波周波数fmaxあるいは最小搬送波周波数fminのいずれかの継続期間がランダムに変化するようにされている。
本第1実施形態によれば、同一周波数の搬送波の継続期間が毎回異なるため、搬送波周波数選択範囲の平均周波数の成分を低減できる。
また、本第1実施形態においては、乱数値に応じて継続期間を変更することで、同一周波数の搬送波の継続期間の変化に規則性が無くなるため、継続期間の変化に伴う聴覚上の違和感が生じることが無くなる。
以上の説明においては、乱数発生部21にて乱数を発生させ、乱数に応じて継続期間を変更したが、例えば正弦波に応じて継続期間を変更しても、搬送波周波数選択範囲の平均周波数の成分を低減できる。
搬送波によって発生する高調波の周波数スペクトル分布において、各搬送波周波数によって発生する高調波成分のピークは搬送波周波数選択範囲内に表れる。
また、通常、搬送波周波数の選択範囲は、上限周波数(fmax)は、マイコンの制御演算処理時間の制限を受け、下限周波数(fmin)は、制御遅れによる制御性の悪化による制限を受ける。したがって、上限周波数(fmax)から下限周波数(fmin)にいたる周波数帯域としては、広く取ることができない。
図5は、搬送波周波数と高調波成分との関係説明図である。
すなわち、図5に示すように、下限の搬送波周波数である最小搬送波周波数fminによる高調波成分のピーク71と上限のである最大搬送波周波数fmaxによる高調波成分のピーク72、周波数の変移に伴う高調波成分のピーク73はそれぞれ重なることになる。したがって、搬送波周波数選択範囲の中で、分散の範囲を可能な限り拡げるためには、搬送波周波数選択範囲の下限の最小搬送波周波数fminと上限の最大搬送波周波数fmaxの2つの周波数を搬送波周波数として選択して、継続期間を変化させることで分散するのがより好ましいことがわかる。
また、可能であれば、搬送波周波数の更新タイミングが搬送波の山または谷になるように、継続期間は、搬送波が三角波の場合には搬送波周期の半周期の整数倍、搬送波が鋸波の場合には搬送波一周期の整数倍にするのが好ましい。これによって、搬送波の山から谷の間の出力電圧の平均値が出力電圧指令の電圧値となるというPWMの前提が保たれ、搬送波周波数の変更によって、出力電圧に生じる誤差の発生を防ぐことができる。
図6は、第1実施形態の変形例の説明図である。
本第1実施形態では、降圧チョッパ13による負荷12の制御について示したが、例えば、図6に示すように、インバータ13Aによる交流モータ12Aの制御の場合等、PWM電力変換装置であれば同様に高調波成分の分散効果が得られ、機械的共振などの発生を抑制することができる。
[2]第2実施形態
図7は、第2実施形態のPWM電力変換装置の概要構成ブロック図である。
図7において、図1の第1実施形態と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
本第2実施形態が第1実施形態と異なるのは、第1実施形態が、単純に乱数値によって同一周波数の搬送波をPWM信号の生成に継続して用いる継続期間を設定していたのに対し、本第2実施形態は、乱数値及び変移確率値を用い、乱数値が変移すべき条件を満たしているか否かを変移確率値に基づいて行う搬送波周波数演算部を備えた点である。この場合に、変移確率値を複数用いることにより、ある搬送波周波数から他の搬送周波数に切り替えるか否かを判別しているため、より一層均一に搬送波周波数を切り替えることができ、得られる高調波成分の周波数を均一に分散させることができる。
PWM電力変換装置10の搬送波周波数演算部14Aは、大別すると、図7に示すように、乱数を発生する乱数発生部21と、周波数選択信号に基づいてあらかじめ設定された複数の変移確率値のいずれかを選択して出力する変移確率選択部41と、入力された乱数値及び入力された変移確率値に基づいて周波数変移を行うべきか否かの変移判定を行い変移指令信号を出力する変移判定部42と、入力された変移指令信号に基づいて、周波数選択信号を出力する周波数選択指示部43と、周波数選択信号に基づいて、搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxあるいは最小搬送波周波数fminのいずれかを排他的に搬送波周波数信号として出力する周波数選択部24と、を備えている。
本第2実施形態においては、用いる搬送波周波数を最大搬送波周波数fmax及び最小搬送波周波数fminの2種類としているので、変移確率値は、搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminに変移させる確率値である変移確率値Phlと、搬送波周波数を最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxに変移させる確率値である変移確率値Plhと、の二つが用いられている。
次に第2実施形態の動作を説明する。
まず、搬送波周波数演算部14Aの乱数発生部21は、乱数値を発生して変移判定部42に出力する。ここで、乱数発生部21は、第1実施形態と同様に、疑似乱数を演算して乱数値として出力したり、乱数テーブルを参照したりして乱数値を変移判定部42に出力する。
これと並行して、変移確率選択部41は、周波数選択指示部43が出力している周波数選択信号に基づいてあらかじめ設定された複数の変移確率値Phl、Plhのいずれかを選択して変移判定部42に出力する。
具体的には、周波数選択指示部43が出力している周波数選択信号が最大搬送波周波数fmaxに対応するものである場合には、搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminに変移させる確率値である変移確率値Phlが変移判定部42に出力される。
また、周波数選択指示部43が出力している周波数選択信号が最小搬送波周波数fminに対応するものである場合には、搬送波周波数を最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxに変移させる確率値である変移確率値Plhが変移判定部42に出力される。
これらの結果、変移判定部42は、入力された乱数値と変移確率値とに基づいて周波数変移を行うべきか否かの変移判定を行い変移指令信号を周波数選択指示部43に出力する。
より具体的には、例えば、乱数値を0〜1として、入力された乱数値が変移確率値(例えば、変移確率値Phl=0.45)以下の場合には、現在の搬送波周波数とは異なる搬送波周波数に変移する変移指令信号を周波数選択指示部43に出力する。
周波数選択指示部43は、入力された変移指令信号に基づいて、周波数選択信号を周波数選択部24に出力する。
この結果、周波数選択部24は、入力された周波数選択信号に基づいて、搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxあるいは最小搬送波周波数fminのうちいずれか一方を搬送波周波数信号として搬送波信号発生部15に出力し、搬送波信号発生部15は、搬送波周波数信号に対応する周波数(本第2施形態では、最大搬送波周波数fmaxあるいは最小搬送波周波数fminのいずれか)の搬送波信号を生成し、PWM信号発生部17に出力する。
一方、出力電圧指令生成部16は、降圧チョッパ13の出力電圧に相当する出力電圧指令信号(=PWM制御における基本波に相当)を生成し、PWM信号発生部17に出力する。
これらの結果、PWM信号発生部17は、入力された搬送波信号及び出力電圧指令信号に基づいてPWM信号を降圧チョッパ13に出力する。
降圧チョッパ13は、PWM信号に基づいて直流電源11からの入力直流電圧を降圧して駆動電圧として負荷12に出力し、負荷12が駆動されることとなる。
図8は、第2実施形態のタイミングチャートである。
以上の構成により、搬送波周波数演算部14Aにおいては、第1実施形態と同様に、最大搬送波周波数fmaxあるいは最小搬送波周波数fminの継続期間がランダムに変化する搬送波信号SC1が出力され、PWM信号発生部17により、図8に示すようなPWM信号SP1が出力される。
さらに、本第2実施形態においては、第1実施形態の効果に加えて、適切な変移確率値を用いることによって搬送波周波数の変移状態を調整することができるので、所望の高調波の周波数スペクトル分布の生成が容易になる。
ここで、変移確率値による高調波の周波数スペクトル分布の調整について説明する。
本第2実施形態においては、動作モードとしては、以下の4つしか存在しない。
(1)最小搬送波周波数fminの継続
(2)最大搬送波周波数fmaxの継続
(3)最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxへの変移
(4)最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminへの変移
図9は、第2実施形態の動作説明図である。
この場合において、生じる高調波の周波数スペクトル分布としては、図9に示すように、3種類の周波数スペクトル分布となる。(3)最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxへの変移と(4)最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminへの変移はいずれも73となるので、共通で扱う。
したがって、これら3種類の周波数スペクトル分布を用いて考察する。
各周波数スペクトル分布のピークにおける高調波成分の振幅は、(2)式〜(4)式で表せる。
Figure 0006304942
Figure 0006304942
Figure 0006304942
ここで、定数Cは、変調率や分散範囲などによって変化するが,3つの分散で共通の定数である。
以上に基づいて、本第2実施形態においては、高調波の周波数スペクトル分布を調整している。
例えば、最小搬送波周波数fminの高調波成分を多くしたい場合には、搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminに変移させる変移確率値Phlを大きくするか、あるいは、搬送波周波数を最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxに変移させる変移確率値Plhを小さくすれば良い。
また、最大搬送波周波数fmaxの高調波成分を多くしたい場合には搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminに変移させる変移確率値Phlを小さくするか、あるいは、搬送波周波数を最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxに変移させる変移確率値Plhを大きくすれば良い。
さらに、最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxへの変移、あるいは、最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminへの変移によって生じる高調波成分を多くしたい場合には、搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminに変移させる変移確率値Phl、あるいは、搬送波周波数を最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxに変移させる変移確率値Plhを大きくすれば良い。これによって、任意の周波数スペクトル分布の生成が可能になる。
ところで、第1実施形態でも述べたように、通常、搬送波周波数の選択範囲は広く取ることができない。
したがって、図5に示したように、搬送波周波数選択範囲の下限の搬送波周波数である最小搬送波周波数fminによる高調波成分のピーク71、搬送波周波数選択範囲の上限の搬送波周波数である最大搬送波周波数fmaxによる高調波成分のピーク72及び搬送波周波数の変移に起因する高調波成分のピーク73はそれぞれ重なることになる。
図10は、第2実施形態の効果の説明図である。
そのため、搬送波周波数の変移に起因する高調波のピーク73を、最小搬送波周波数fminによる高調波成分のピーク71及び最大搬送波周波数fmaxによる高調波成分のピーク72に対して小さくすることで、図10に示すように、搬送波周波数の選択範囲内で可能な限り平坦にすることが可能になる。
本第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、乱数ではなく、例えば正弦波に応じて変移判定を実施しても、搬送波周波数選択範囲の平均周波数の成分を低減できる。また、本第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、降圧チョッパ13による負荷12の制御について示したが、PWM電力変換装置であれば同様に高調波成分の分散効果が得られる。
また、可能であれば、搬送波周波数の更新タイミングが搬送波のピーク(山)またはボトム(谷)になるように、搬送波周波数の変更はピーク位置またはボトム位置のみで実施した方が良い。これによって、搬送波のピークからボトムの間の出力電圧の平均値が出力電圧指令となるというPWMの前提が保たれ、搬送波周波数の変更によって、出力電圧に生じる誤差の発生を防ぐことができる。
[3]第3実施形態
本第3実施形態が上記第2実施形態と異なる点は、負荷の機械特性に基づいて変移確率値および搬送波周波数を決定する変移確率搬送波周波数決定部を備えた点である。
図11は、第3実施形態のPWM電力変換装置の概要構成ブロック図である。
図11において、図7の第2実施形態と同一の部分には、同一の符号を付すものとする。
PWM電力変換装置10の搬送波周波数演算部14Bは、大別すると、図11に示すように、乱数を発生する乱数発生部21と、入力された負荷の機械特性に基づいて、変移確率値Phl、Plh、最大搬送波周波数fmax及び最小搬送波周波数fminを決定する変移確率搬送波周波数決定部51と、変移確率搬送波周波数決定部51により設定された複数の変移確率値のいずれかを周波数選択信号に基づいて選択して出力する変移確率選択部41と、入力された乱数値及び入力された変移確率値に基づいて周波数変移を行うべきか否かの変移判定を行い変移指令信号を出力する変移判定部42と、入力された変移指令信号に基づいて、周波数選択信号を出力する周波数選択指示部43と、変移確率搬送波周波数決定部51により設定された最大搬送波周波数fmaxあるいは最小搬送波周波数fminのいずれかを、周波数選択信号に基づいて搬送波周波数信号として出力する周波数選択部24と、を備えている。
図12は、機械特性判定において負荷に流す電流の一例の説明図である。
図13は、機械特性判定における負荷の騒音特性の説明図である。
上述した第3実施形態のPWM電力変換装置10の構成において、機械特性とは、例えば、図12のようなホワイトノイズに近いような電流を負荷に流した際における、図13に示す負荷の騒音特性や、単純に負荷の機械共振点の周波数(例えば、図13においては、3.4kHz及び3.9kHz)である。
図14は、機械特性と設定される搬送波周波数との関係説明図である。
そして、変移確率搬送波周波数決定部51は、入力された機械特性に応じて、例えば、図14に示すように、機械特性82における機械共振点を、最大搬送波周波数fmax及び最小搬送波周波数fminの平均周波数[=2fmin×fmax/(fmax+fmin)≒(fmax+fmin)/2]と一致させるように最大搬送波周波数fmax及び最小搬送波周波数fminを決定する。さらに、変移確率値Phl、Plhを小さくすることにより、搬送波周波数の変移の回数を抑制し、平均周波数における高調波のピークの発生を抑制することで、機械共振を回避した周波数スペクトル分布81にする。
図15は、機械特性と設定される搬送波周波数との他の関係説明図である。
例えば、図15に示すように、最大搬送波周波数fmaxにおける騒音が大きく出る機械特性84の場合には、搬送波周波数を最大搬送波周波数fmaxから最小搬送波周波数fminに変移させる変移確率値Phlよりも、搬送波周波数を最小搬送波周波数fminから最大搬送波周波数fmaxに変移させる変移確率値Plhを小さくして最大搬送波周波数fmaxの高調波のピークよりも最小搬送波周波数fminの高調波のピークが大きくなるように、機械共振を回避した周波数スペクトル分布83にする。
以上のように構成した本第3実施形態によれば、機械共振を避けることができ、電磁騒音を低減することが可能になる。
本第3実施形態においても、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、乱数ではなく、例えば正弦波に応じて変移判定を実施しても、搬送波周波数選択範囲の平均周波数の成分を低減できる。
また、本第3実施形態でも、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、降圧チョッパ13による負荷12の制御について示したが、PWM電力変換装置であれば同様に高調波成分の分散効果が得られる。
本第3実施形態においても、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、乱数ではなく、例えば正弦波に応じて変移判定を実施しても、機械共振を回避できる。
また、第3実施形態においても、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、降圧チョッパ13による負荷12の制御について示したが、例えば、負荷12として機能する交流モータ12Aを制御するインバータであっても交流モータ12Aの機械特性に応じて本発明を用いれば同様に電磁騒音低減効果が得られる。
[4]実施形態の変形例
[4.1]第1変形例
図16は、第1変形例の概要構成説明図である。
以上の各実施形態においては、負荷の機械特性を別途入力(設定)する構成を採っていたが、図16に示すように、負荷の近傍に騒音検出用のマイクロフォン91を設け、マイクロフォン91の出力を高速フーリエ変換(FFT)して分析するFFTアナライザ92を設け、FFT分析結果に基づいて最大搬送波周波数fmax、最小搬送波周波数fmin及び搬送波継続期間を定めるように構成することも可能である。
[4.2]第2変形例
第1変形例と同様にFFTアナライザを設け、さらに、第2実施形態で用いた変移確率値Phl及び変移確率値PlhをFFT分析結果に基づいて定めるように構成することも可能である。
[4.3]第3変形例
上記第3実施形態においては、変移確率搬送波周波数決定部51を持つ構成を採っていたが、第2実施形態の構成において、機械共振を避けるようにあらかじめ変移確率値Phl、Plh及び搬送波周波数fmax、fminを計算しておき、それを設定するように構成することも可能である。
[4.4]第4変形例
本実施形態のPWM電力変換装置の制御部は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成として構成することも可能である。
[4.5]第5変形例
また本実施形態のPWM電力変換装置の制御部で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
[4.6]第6変形例
また、本実施形態のPWM電力変換装置の制御部で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の〜装置で実行される〜プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
[4.7]第7変形例
また、本実施形態のPWM電力変換装置の制御部の制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 PWM電力変換装置
11 直流電源
12 負荷
12A 交流モータ
13 降圧チョッパ
13A インバータ
14、14A、14B 搬送波周波数演算部(設定部)
15 搬送波信号発生部(搬送波発生部)
16 出力電圧指令生成部
17 PWM信号発生部
18 制御部
21 乱数発生部
22 継続期間決定部(継続時間決定部)
23 継続判定部
24 周波数選択部
31 比較器
32 カウンタ
33 反転処理器
41 変移確率選択部
42 変移判定部
43 周波数選択指示部
51 変移確率搬送波周波数決定部
81、83 周波数スペクトル分布
82、84 機械特性
91 マイクロフォン
92 FFTアナライザ
Phl、Plh 変移確率値
SB 出力電圧指令信号
SC、SC1 搬送波信号
SP、SP1 PWM信号
fmax 最大搬送波周波数
fmin 最小搬送波周波数

Claims (7)

  1. 搬送周波数の発生継続時間をランダムにするために用いる乱数を発生する乱数発生部と、
    前記乱数発生部が発生した乱数と所定の変移確率値に基づき、搬送波周波数を変移させるか否かを判定する変移判定部と、
    前記変移判定部が変移しないと判定すると第1の搬送周波数を維持し、変移すると判定すると第1の搬送周波数から第2の搬送周波数に変移させる周波数選択部と、
    前記周波数選択部が選択した前記第1の搬送周波数または第2の搬送周波数を用いて搬送波を発生させる搬送波発生部と、
    前記搬送波発生部が発生した前記搬送波を用いてPWM信号を発生するPWM信号発生部と、
    前記PWM信号発生部が発生した前記PWM信号を用いて電力変換を行う電力変換部と、
    を備えた電力変換装置。
  2. 前記変移確率値は、前記第1の搬送周波数が選択されているときに用いられる第1の変移確率値と、前記第2の搬送周波数が選択されているときに用いられ前記第1の変移確率値と異なる第2の変移確率値を含む、
    求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記変移判定部は、前記乱数発生部が発生した乱数が前記変移確率値より小さい場合に搬送周波数を変移させると判定する、
    請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記第1の搬送周波数は、搬送周波数として選択可能な最大周波数および最小周波数のうちいずれか一方であり、
    前記第2の搬送周波数は、前記最大周波数および前記最小周波数のうちいずれか他方である、
    請求項1または請求項2記載の電力変換装置。
  5. 前記電力変換部の出力が供給される負荷の共振特性に基づいて、前記第1と第2の搬送周波数および前記変移確率値の少なくとも一方を設定する決定部を備えた、
    請求項1記載の電力変換装置。
  6. PWM信号に基づいて電力変換を行って負荷に供給する電力変換部を備えた電力変換装置において実行される電力変換装置の制御方法であって、
    搬送周波数の発生継続時間をランダムにするために用いる乱数を発生する乱数発生過程と、
    前記乱数発生過程において発生した乱数と所定の変移確率値に基づき、搬送波周波数を変移させるか否かを判定する変移判定過程と、
    前記変移判定過程において変移しないと判定された場合に第1の搬送周波数を維持し、変移すると判定された場合に第1の搬送周波数から第2の搬送周波数に変移させる周波数選択過程と、
    前記周波数選択過程において選択した前記第1の搬送周波数または第2の搬送周波数を用いて搬送波を発生させる搬送波発生部と、
    前記搬送波発生部が発生した前記搬送波を用いてPWM信号を発生するPWM信号発生部と、
    前記PWM信号発生部が発生した前記PWM信号を用いて電力変換を行う電力変換部と、
    を備えた電力変換装置の制御方法。
  7. PWM信号に基づいて電力変換を行って負荷に供給する電力変換部を備えた電力変換装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    搬送周波数の発生継続時間をランダムにするために用いる乱数を発生する乱数発生手段と、
    前記乱数発生手段が発生した乱数と所定の変移確率値に基づき、搬送波周波数を変移させるか否かを判定する変移判定手段と、
    前記変移判定手段が変移しないと判定すると第1の搬送周波数を維持し、変移すると判定すると第1の搬送周波数から第2の搬送周波数に変移させる周波数選択手段と、
    この周波数選択手段が選択した前記第1の搬送周波数または第2の搬送周波数を用いて搬送波を発生させる搬送波発生手段と、
    前記搬送波発生手段が発生した前記搬送波を用いてPWM信号を発生するPWM信号発生手段と、
    前記PWM信号発生手段が発生した前記PWM信号を用いて電力変換を行う電力変換手段と、
    して機能させる制御プログラム。
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