JP6304318B2 - 液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置に関し、特に、液体としてインクを吐出するインクジェット式記録ヘッドモジュール及びインクジェット式記録装置に関する。
インクジェット式プリンターやプロッター等のインクジェット式記録装置に代表される液体噴射装置は、カートリッジやタンク等に貯留されたインクなどの液体を液滴として噴射可能な液体噴射ヘッドが共通の保持部材に複数設けられた液体噴射ヘッドモジュール(以下、ヘッドモジュールとも言う)を具備する(例えば、特許文献1参照)。保持部材には、各液体噴射ヘッドにインクを供給するインクチューブが収容されている。
特開2000−351211号公報
ヘッドモジュールを小型化するためには各液体噴射ヘッド同士の間隔を狭める必要がある。このように液体噴射ヘッド同士の間隔が狭まると、インクチューブが各液体噴射ヘッドに向けて屈曲する領域も狭くなるため、インクチューブがきつく湾曲された部位が生じてしまう。このようにインクチューブが湾曲されるとインクの圧力損失が増大してしまい、インクの吐出特性に影響を及ぼす虞がある。
また、インクチューブは、ヘッドの側面(液体を噴射する面とは交差する面)に接続されている。このため、インクチューブの接続部を各ヘッド同士の間に配置せざるをえず、各ヘッド同士の間にそのインクチューブを配置する領域を確保しなければならない。したがって、ヘッド同士の間隔を狭めて小型化することに限界がある。
なお、このような問題はインクジェット式記録ヘッドモジュールだけではなく、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドモジュールにおいても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、各液体噴射ヘッドに液体を供給する流路の抵抗を低減して圧力損失を低減するとともに小型化することができる液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体が流通して厚さ方向に貫通した第1液体流路が設けられたベース部及び該ベース部に立設した保持部を有する保持部材と、一方面に開口して液体が流通する第2液体流路及び該第2液体流路から供給される液体を吐出する複数の液体噴射ヘッドとを備え、前記複数の液体噴射ヘッドは、前記第2液体流路の開口側が前記ベース部に対向して前記保持部に固定され、前記第2液体流路は、前記第1液体流路に接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッドモジュールにある。
かかる態様では、第1液体流路と第2液体流路との接続部分が位置する領域を各液体噴射ヘッドの間に確保する必要がないため、各液体噴射ヘッドの間隔を可及的に狭くすることができる。これにより、小型化した液体噴射ヘッドモジュールが提供される。また、第1液体流路は厚さ方向に貫通している。すなわち、第2液体流路との接続部近傍では、第1液体流路は過度に屈曲しないので液体の圧力損失を防止することができる。
上記課題を解決する本発明の別の態様は、液体が流通する管状部材と、前記管状部材と連通する液体流路を備え、前記液体流路から供給された液体を吐出する複数の液体噴射ヘッドと、前記液体流路と前記管状部材との接続部分を保持するベース部と、前記ベース部に立設した保持部とを有する保持部材とを備え、前記保持部は、厚肉部と、薄肉部と、隣り合う前記厚肉部との間に前記液体噴射ヘッドが収容される収容部を有し、前記厚肉部は、前記複数の液体噴射ヘッドの相対位置を規定した状態で前記複数の液体噴射ヘッドを固定するヘッド取付面を備え、前記厚肉部は、前記ヘッド取付面に直交する方向において、前記薄肉部よりも厚く、前記収容部は、隣り合う前記厚肉部と、隣り合う前記厚肉部の間の前記薄肉部とにより形成されることを特徴とする液体噴射ヘッドモジュール。にある。
かかる態様では、液体流路と管状部材との接続部分が位置する領域を各液体噴射ヘッドの間に確保する必要がないため、各液体噴射ヘッドの間隔を可及的に狭くすることができる。これにより、小型化した液体噴射ヘッドモジュールが提供される。また、管状部材は厚さ方向に貫通している。すなわち、液体流路との接続部近傍では、管状部材は過度に屈曲しないので液体の圧力損失を防止することができる。
ここで、前記第1液体流路には、液体が流通する管状部材が挿通され、前記液体噴射ヘッドの前記第1液体流路に対向する領域には、当該第1液体流路側に突出するとともに前記第2液体流路が開口した挿入部が設けられ、前記第2液体流路は、前記挿入部が前記第1液体流路に挿通された前記管状部材の内側に挿入されることで該管状部材に連通していることが好ましい。これによれば、管状部材の挿入部側が過度に屈曲することが防止され、これにより、液体の圧力損失を防止することができる。
また、前記管状部材の先端部は、前記挿入部を中心として外側に屈曲され、前記液体噴射ヘッドと前記ベース部とで挟持されていることが好ましい。これによれば、管状部材から液体が漏れ出すことを防止することができる。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドモジュールを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、各液体噴射ヘッドに液体を供給する流路の抵抗を低減して圧力損失を低減するとともに小型化することができる液体噴射装置を実現できる。
本実施形態に係るヘッドモジュールの上面側の概略斜視図である。 本実施形態に係るヘッドモジュールの底面側の概略斜視図である。 本実施形態に係るヘッドの正面図である。 本実施形態に係るヘッドの上面図である。 本実施形態に係るヘッドの底面図である。 本実施形態に係る保持部材の正面図である。 本実施形態に係る保持部材の上面図である。 本実施形態に係る保持部材の底面図である。 図8のA−A´線断面図である。 本実施形態に係るヘッドモジュールの底面図である。 本実施形態に係るヘッドモジュールの正面図である。 図10のA−A´線断面図である。 ヘッドと保持部材との接続部分を拡大した要部断面図である。 ヘッドモジュールの上面図である。 誘い込み構造を説明するヘッドモジュールの要部の拡大底面図である。 ヘッドと保持部材との接続部分を拡大した要部断面図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置の概略図である。
〈実施形態1〉
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。インクジェット式記録ヘッドモジュールは液体噴射ヘッドモジュールの一例であり、単にヘッドモジュールとも言う。インクジェット式記録ヘッドは液体噴射ヘッドの一例であり、単にヘッドとも言う。
図1は、本実施形態に係るヘッドモジュールの上面側の概略斜視図であり、図2は、本実施形態に係るヘッドモジュールの底面側の概略斜視図である。ヘッドモジュールの上面側とは後述するヘッドの液体噴射面とは反対側の面であり、ヘッドモジュールの底面側とは当該液体噴射面側の面である。
ヘッドモジュール1は、複数のヘッド10と、ヘッド10を保持する保持部材30とを備えている。
ヘッド10は、Y方向(第1方向)に4つ並設されたヘッド列10A及びヘッド列10Bの2列を形成している。ヘッド列10Aとヘッド列10Bとは保持部材30を挟んで対向して配置され、各ヘッド10同士の相対位置が規定された状態で保持部材30に固定されている。
図3〜図5を用いて、ヘッド10について詳細に説明する。図3はヘッド10の正面図、図4はヘッド10の上面図、図5はヘッド10の底面図である。
ヘッド10は、ノズル開口11が設けられたヘッド本体12と、ヘッド本体12のノズル開口11とは反対側の面に固定された流路部材13とを具備する。
ヘッド本体12は、ノズル列14を具備する。このノズル列14が設けられた面をノズル面15(液体噴射面)とする。
ノズル列14とは、複数のノズル開口11がY方向(第1方向)に並設されたものをいう。本実施形態では、Y方向に延びた直線状にノズル開口11が並んだノズル列14a、ノズル列14bが2列設けられている。一方のノズル列14aのノズル開口11と、他方のノズル列14bのノズル開口11とは半ピッチずれた状態で形成されている。何れのノズル列14a、14bも同種の液体を噴射するものであり、2列のノズル列14a、ノズル列14bで実質的に1つのノズル列14を形成している。本発明では、この実質的に一列になったノズル列14をノズル列という。これにより、解像度を2倍とすることができる。なお、ノズル列は、3列以上で実質的に1列のノズル列を構成するような形態でもよい。勿論、1列のみのノズル列を具備するものでもよい。また、2列以上のノズル列を具備し、各ノズル列が異なる種類の液体を噴射するものでもよく、この場合には、ノズル列を複数具備するものとする。
ヘッド本体12には、ノズル面15を保護するカバーヘッド16が設けられている。カバーヘッド16は、ノズル列14が露出する開口部16aと、該開口部16aを画成する枠部16bとから構成されている。枠部16bは、ノズル面15の周縁部を覆うことでノズル面15を保護している。
ヘッド本体12の内部には、特に図示しないが、ノズル開口11に連通する流路の一部を構成する圧力発生室と、圧力発生室に圧力変化を生じさせてノズル開口からインクを吐出させる圧力発生手段とが設けられている。
圧力発生手段は、特に限定されないが、例えば、電気機械変換機能を呈する圧電材料を2つの電極で挟んだ圧電素子を用いたものや、圧力発生室内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル開口11から液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口11から液滴を吐出させるものなどを用いることができる。また、圧電素子としては、圧力発生室側から下電極、圧電材料及び上電極を積層して撓み変形させる撓み振動型の圧電素子や、圧電材料と電極形成材料とを交互に積層させて軸方向に伸縮させる縦振動型の圧電素子などを用いることができる。
流路部材13は、ヘッド本体12のノズル開口11とは反対側の面に固定されて、外部からのインクをヘッド本体12に供給し、又はヘッド本体12から外部にインクを排出するインク流路23(第2液体流路)を有するものである。流路部材13のヘッド本体12に固定された面とは反対側の面には、内部のインク流路23が開口した挿入部17が設けられている。挿入部17は、上面側にインク流路23が開口している。詳細は後述するが、挿入部17が接続流路32(第1液体流路)に接続される。
また、流路部材13のヘッド本体12に固定された面とは反対側の面には、外部からの印刷信号等の電気信号が供給されるコネクタ18とが設けられている。コネクタ18には、印刷信号を伝達するFPCなどの可撓性を有する接続配線19が接続されている。
流路部材13には、Y方向に突出した固定部20が設けられている。固定部20は、YZ平面にほぼ平行な板状に形成され、X方向において流路部材13の略中央部に設けられている。固定部20には、厚さ方向に貫通した位置決め穴21と、固定ネジ挿通孔22とが設けられている。詳細は後述するが、位置決め穴21及び固定ネジ挿通孔22は、保持部材30の位置決め基準に位置決めされるものである。該位置決め穴21及び固定ネジ挿通孔22が当該位置決め基準に位置決めされて保持部材30に固定されることで、ヘッド10同士の相対位置が規定されるようになっている。
図6〜図9を用いて、保持部材について詳細に説明する。図6は保持部材の正面図であり、図7は保持部材の上面図であり、図8は保持部材の底面図であり、図9は図8のA−A´線断面図である。
保持部材30は、Y方向に長尺に形成されてヘッド列10A及びヘッド列10Bを保持する部材である。具体的には、保持部材30はベース部31と、ヘッド10が取り付けられる保持部40とを備えている。
ベース部31は、ノズル面15(図5参照)にほぼ平行な面を有する板状に形成されたものであり、各ヘッド10の上面側に位置する。ベース部31には、厚さ方向に貫通する接続流路32(第1液体流路)が設けられている。接続流路32は、ヘッド10の挿入部17に開口したインク流路23(図3、4参照)に接続されるものである。詳細は後述するが、接続流路32には、インクカートリッジなどの液体貯留手段から管状部材の一例であるインクチューブ25が挿入され、該チューブを介してインク流路23にインクが供給される。本実施形態では、一つのヘッド10につき、2つの接続流路32がベース部31に設けられている。
また、ベース部31には、その側面(YZ平面に平行な面)に接続配線用凹部33が設けられている。接続配線用凹部33には、ヘッド10に接続された接続配線19(図3、4参照)が収容される。
保持部40は、ベース部31に立設して、ヘッド10が保持されるものである。本実施形態では、保持部40は、Y方向に長く、X方向に短く形成された板形状を有している。保持部40の両側面には、ヘッド取付面41が設けられ、ヘッド取付面41よりも窪んだ凹部である収容部42が設けられている。ヘッド取付面41は、ヘッド10の固定部20が取り付けられるものであり、収容部42は、ヘッド10のヘッド本体12及び流路部材13が収容される空間である。
具体的には、保持部40は、ヘッド取付面41を有する厚肉部43と、厚肉部43よりも薄く形成された薄肉部44とを備え、Y方向において隣り合う厚肉部43同士の間に薄肉部44が位置して収容部42が形成された構成となっている。
ここで、X方向におけるベース部31の側面から収容部42の底面(薄肉部44の表面)までの深さをD1とする。また、X方向におけるヘッド取付面41から収容部42の底面までの深さをD2とする。深さD1は、ヘッド10のX方向における幅よりも若干深く形成されている。深さD2は、ヘッド10のX方向における固定部20からヘッド10の側面までの幅W(図4参照)よりも若干深く形成されている。
したがって、ヘッド取付面41に固定されたヘッド10は、収容部42の底面には接触せず、かつ、ベース部31の側面からはみ出ることなく、収容部42に収容される。
ヘッド取付面41には、厚肉部43の幅方向(X方向)に貫通する位置決め基準穴45と、固定ネジ穴46とが設けられている。位置決め基準穴45は、詳細は後述するが、各ヘッド10同士の相対位置を規定するものである。固定ネジ穴46は、詳細は後述するが、ヘッド10の固定ネジ挿通孔22(図3参照)を挿通した固定ネジが螺合されるネジ穴である。当該固定ネジにより、ヘッド10がヘッド取付面41に固定される。
また、保持部40の両側面のうち一方面側に位置する収容部42は、他方面側に位置するヘッド取付面41(厚肉部43)と対向するように設けられている。一方、ヘッド取付面41は、Y方向において隣り合う2つの収容部42の間に一つ設けられている。それらの隣り合う収容部42にそれぞれ収容される2つのヘッド10の各固定部20が1つのヘッド取付面41に固定される。
本実施形態では、保持部40の両側面のそれぞれには、ヘッド列10A、ヘッド列10Bに対応して4つの収容部42が設けられ、各収容部42のY方向における両端側にヘッド取付面41が設けられている。詳細は後述するが、このようなヘッド取付面41及び収容部42を有する保持部40に各ヘッド10を取り付けることで、ヘッド列10A及びヘッド列10Bは、保持部40を挟んで対向し、Y方向に沿って千鳥状に配置されることになる。
また、ヘッド取付面41と収容部42との境界は、テーパー面47が形成されている。テーパー面47は、詳細は後述するが、ヘッド10を収容部42内(保持部40側)に案内する誘い込み構造として機能する。
なお、保持部材30は、ベース部31と保持部40とが一体的に形成されている。これにより、ベース部31と保持部40との剛性が向上する。もちろん、ベース部31と保持部40とをそれぞれ別部材として形成し、それらを接合することにより保持部材30としてもよい。また、保持部材30の材料は、特に限定されないが、SUSなどの剛性を有するものを用いることが好ましい。
図10〜図12を用いて、ヘッド10が保持部材30に取り付けられる構造について詳細に説明する。図10はヘッドモジュールの底面図であり、図11はヘッドモジュールの正面図であり、図12は図10及び図11のA−A´線断面図である。
保持部材30の保持部40の両側面には、ヘッド列10A、ヘッド列10Bを構成する各ヘッド10が固定されている。具体的には次のように固定されている。
各ヘッド10は、ヘッド本体12及び流路部材13が各収容部42に収容されるとともに、固定部20がヘッド取付面41に当接している。そして、ヘッド10の固定部20に設けられた位置決め穴21と、ヘッド取付面41に設けられた位置決め基準穴45との双方に、位置決めピン50が挿通されている。位置決め穴21及び位置決め基準穴45は、何れも開口形状が位置決めピン50の外周に当接するように形成されている。
また、固定ネジ51が固定部20に設けられた固定ネジ挿通孔22を挿通し、ヘッド取付面41に設けられた固定ネジ穴46に螺合している。固定ネジ51は、固定ネジ挿通孔22には螺合しておらず、頭部で固定部20をヘッド取付面41に固定している。
また、ヘッド10に接続された接続配線19は、ベース部31に設けられた接続配線用凹部33に収容され、その端部は、駆動信号を供給する制御装置(図示せず)に接続されている。接続配線用凹部33をベース部31に設けることで、接続配線19をベース部31の側面からはみ出さずに収容することができる。
このようにヘッド10が固定されるヘッド取付面41及び位置決め基準穴45は、ヘッド10同士の相対位置を規定する位置決め基準として機能する。
ヘッド取付面41は、各ヘッド10のX方向における位置を規定する。すなわち、ヘッド取付面41にヘッド10の固定部20が当接することで、ヘッド10のX方向の位置が定まる。
位置決め基準穴45は、各ヘッド10のY方向及びZ方向における位置を規定する。すなわち、位置決め基準穴45に、ヘッド10の位置決め穴21をYZ平面において同じ位置に位置合わせし、これらに位置決めピン50を挿通することで、ヘッド10のY方向及びZ方向の位置が定まる。すなわち、位置決め基準穴45及び位置決め穴21に位置決めピン50が挿通することで、ヘッド10のY方向及びZ方向への移動が規制される。
このようにヘッド取付面41及び位置決め基準穴45によりXYZ各方向の位置が規定された状態で、固定ネジ51によりヘッド10がヘッド取付面41に固定されている。
このような位置決め基準であるヘッド取付面41及び位置決め基準穴45は、これらに位置決めされたヘッド10同士の相対位置を規定するように保持部40に形成されている。
ここでいうヘッド10同士の相対位置とは、各ヘッド10がY方向に千鳥状に配置されるとともに、各ヘッド10のノズル列14が連続する一つのノズル列ユニットを形成するような各ヘッド10の配置をいう。
各ヘッド10がY方向に千鳥状に配置されるとは、次のような配置をいう。すなわち、ヘッド列10A(ヘッド列10B)のヘッド10のY方向における端部側に位置するノズル開口11(一つ又は複数)は、ヘッド列10B(ヘッド列10A)のヘッド10のノズル開口11とY方向における位置が重複するように配置されている。
このように、各ヘッド10間でY方向にノズル列14を一部重複させることでノズル列14を連続させ、全体として最大印刷幅を形成するノズル列ユニットが構成されている。すなわち、ノズル列ユニットとは、ヘッドモジュール1の全てのヘッド10のノズル列14を連続させたものをいう。
本実施形態では、上述したノズル列ユニットが形成されるように、位置決め基準を次のように形成した。X方向の位置決め基準となるヘッド取付面41は、保持部40の両側面のそれぞれについて、各ヘッド取付面41が面一となるようにした。すなわち、各ヘッド取付面41に取り付けられたヘッド列10A及びヘッド列10Bの各ノズル列14a、ノズル列14bがY方向に平行な直線上に並ぶようにした。
Y方向及びZ方向の位置決め基準となる位置決め基準穴45は、Y方向においては上述したようにノズル開口11の端部が重なるように、また、Z方向はノズル面15が面一となるように形成した。
このような位置決め基準であるヘッド取付面41及び位置決め基準穴45に、ヘッド10を位置決めし、固定ネジ51で固定することで、ノズル面15が面一であり、各ヘッド列10A及びヘッド列10Bが保持部40を挟んで対向し、ノズル列ユニットが形成されたヘッドモジュール1となる。なお、ヘッドモジュール1の保持部材30の上面には、流路部材60が設けられている。流路部材60は、インクカートリッジからのインクが流通するインクチューブ25が保持された部材である。
ここで、図13を用いて、ヘッド10にインクを供給する構造について詳細に説明する。図13は、ヘッド10と保持部材30との接続部分を拡大した要部断面図である。
保持部材30の接続流路32には、液体が流通する管状部材の一例であるインクチューブ25が挿通されている。インクチューブ25は、可撓性を有する材料から形成され、一端は挿入部17に接続され、他端は図示しないインクカートリッジに接続されている。また、インクチューブ25の外径は、接続流路32の内径とほぼ同じに形成されている。本実施形態では、各ヘッド10のインク流路23に対応して複数本のインクチューブ25が流路部材60内に保持され、各インクチューブ25の先端部が接続流路32に挿通されている。
一方、ヘッド10の接続流路32に対向する領域には、接続流路32側に突出する挿入部17が設けられている。挿入部17は、外径がインクチューブ25の内径とほぼ同じに形成され、その上面(接続流路32側の面)にインク流路23が開口している。挿入部17は、接続流路32に挿通したインクチューブ25の内部に挿入されており、これにより、インク流路23はインクチューブ25に連通している。
さらに、インクチューブ25の先端部25a(インクチューブ25の挿入部17側の端部)は、接続流路32よりもヘッド10側に突出しており、挿入部17を中心として外側に屈曲されている。このように屈曲した先端部25aは、ヘッド10とベース部31とで挟持されている。
上述したヘッドモジュール1は、図示しないインクカートリッジからインクチューブ25を介して接続流路32にインクが供給され、さらにインク流路23を介してヘッド本体12(図3参照)に供給される。そして、制御装置からの駆動信号に基づいて各ヘッド10のノズル開口11からインク滴が吐出される。
以上に説明したヘッドモジュール1では、各ヘッド10が保持部材30の保持部40に取り付けられ、インク流路23が開口した挿入部17はベース部31に対向している。そして、インク流路23は、接続流路32に挿通されたインクチューブ25に連通している。すなわち、ヘッド10のインク流路23は、ヘッド10の上面(ノズル面15とは反対面)に開口し、インクチューブ25が接続されている。
図14のヘッドモジュールの上面図に示すように、ヘッド10の上面側にインク流路23が開口した挿入部17を設けることで、インクチューブ25のヘッド10との接続部分(挿入部17や挿入部17に挿入されるインクチューブ25の先端部分)を、XY平面における各ヘッド10の間ではなく、ヘッド10に重なる位置に配置することができる。
したがって、インクチューブ25のヘッド10との接続部分が位置する領域を各ヘッド10の間に確保する必要がないため、各ヘッド10の間隔を可及的に狭くすることができる。これにより、小型化したヘッドモジュール1が提供される。
また、図13に示したように、インクチューブ25は、接続流路32に挿通された状態で挿入部17に挿入されている。このようにインクチューブ25を接続流路32に挿通することで、インクチューブ25は、接続流路32に沿って直線状に延びた状態で保持されている。これにより、インクチューブ25は挿入部17との接続した先端部から過度に屈曲することが防止されている。
このようにインクチューブ25の過度な屈曲が防止されるので、インクチューブ25内のインクの圧力損失が低減することを防止することができ、良好なインクの吐出特性を有するヘッドモジュール1が提供される。
さらに、インクチューブ25の先端部25aは、ベース部31とヘッド10との間に挟持されている。これにより、インクチューブ25がヘッド10の上面(挿入部17の周縁部の上面)に密着するため、インクチューブ25からインクが漏れ出すことを防止することができる。
さらに、本実施形態のヘッドモジュール1では、ヘッド10は、その固定部20がノズル面15に平行な面ではなく、ノズル面15に交差するヘッド取付面41に取り付けられる。
ここで、Y方向において、ヘッド列10A及びヘッド列10Bを構成する各ヘッド10のノズル開口11を重複させるために、各ヘッド10の間隔を狭くしたとする。これに合わせて、各ヘッド10の間に位置することになる固定部20も、Y方向の幅を狭くする必要がある。しかしながら、固定部20は、Z方向の幅を広くすることで、ヘッド10をヘッド取付面41に安定的に固定させるのに十分な大きさを確保することができる。
このように、各ヘッド10の間隔を狭くしてノズル列ユニットを形成するとともに、各ヘッド10が保持部材30に安定的に固定されたヘッドモジュール1が提供される。そして、ヘッドモジュール1は、各ヘッド10の相対位置がノズル列ユニットを形成するように精度良く配置された状態で保持部材30に安定して固定されるので、良好なインクの吐出特性を有する。
なお、ノズル面15と平行な面でヘッド10を保持部材に相当する部材に固定しようとすると、ヘッド10の間隔を狭くすることにともない、当該部材にヘッド10を固定する部分も微細に形成しなければならず、ヘッド10を当該部材に安定的に固定させることができない。
また、ヘッドモジュール1では、保持部40に設けたヘッド取付面41及び位置決め基準穴45により、各ヘッド10の各XYZ方向の位置決めすることができる。すなわち、ヘッド10の固定部20をヘッド取付面41に当接させ、位置決めピン50を位置決め基準穴45及び位置決め穴21に挿通するだけで、各ヘッド10同士の相対位置が規定されたヘッドモジュール1を得ることができる。
従来、各ヘッド10同士の相対位置を規定するためには、例えば、各ヘッド10のノズル開口11同士が所定の配置となるように位置決めをしていた。すなわち、ノズル開口11をCCDカメラなどで撮像し、画像中のノズル開口11同士が所定間隔となるようにヘッド10の位置を微調整して、保持部材に相当する部材に固定していた。
しかしながら、本実施形態に係るヘッドモジュール1では、従来のようなヘッド10の微調整をすることなく、ヘッド10同士の相対位置を規定することができる。このことは、ヘッドモジュール1を使用する現場における保守作業に特に有用である。特定のヘッド10を交換する際の作業に掛かる負担や時間を顕著に軽減することができるからである。
また、保持部40に誘い込み構造としてのテーパー面47を設けたことで、ヘッド10を保持部40に取り付け易くなっている。このことを図15を用いて説明する。図15は、誘い込み構造を説明するヘッドモジュールの要部を拡大した底面図である。
同図に示すように、収容部42に対してヘッド10がY方向に若干ずれて収容部42に収容されるとする。このとき、ヘッド10の一部がテーパー面47に当接する。そして、ヘッド10はテーパー面47に沿って収容部42側に案内される。
このように、収容部42に誘い込み構造を設けることで、ヘッド10を収容部42に収容し易くなる。これにより、ヘッド10の交換に掛かる作業負担や時間を低減し、ヘッドの交換保守に掛かるコストを低減できる。
さらに、本実施形態に係るヘッドモジュール1では、保持部40に収容部42を設け、ヘッド10は収容部42に収容されて固定されている。これにより、保持部40を挟んで対向するヘッド10のX方向における間隔を狭くすることができる。すなわち、ヘッド10のノズル列14の間隔を狭くすることができる。このようにノズル列14のX方向における間隔を狭くすることで、インクが吐出される紙などの媒体が蛇行して搬送される際の影響を抑え、印字品質の低下を防止することができる。
〈実施形態2〉
実施形態1では、インク流路23は、挿入部17に開口し、接続流路32に挿通されたインクチューブ25に接続されていたがこのような態様に限定されない。
図16は、本実施形態に係るヘッド10と保持部材30との接続部分を拡大した要部断面図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る挿入部17は、接続流路32に直接接続されている。すなわち、実施形態1のようにインクチューブ25を介さず、接続流路32に接続されている。接続流路32は、例えば、保持部材30に設けられた流路部材60の流路61に連通している。流路部材60の流路61は、接続流路32にインクを供給し、そして該インクはインク流路23に供給される。
このようにインクチューブ25を介さない構成のヘッドモジュール1においては、接続流路32は、厚さ方向に貫通して直線状に延びているので、インクの流路が過度に屈曲することによる圧力損失を防止することができる。また、このような構成のヘッドモジュール1においても、実施形態1と同様に、小型化することができる。
〈実施形態3〉
実施形態1に係るヘッドモジュール1を備える液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置について説明する。図17は、本実施形態に係るインクジェット式記録装置の概略斜視図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
インクジェット式記録装置Iは、ヘッドモジュール1が固定されて、記録シート等の被噴射媒体を搬送することで印刷を行う所謂ライン式記録装置である。具体的には、インクジェット式記録装置Iは、ヘッドモジュール1と、装置本体2と、被噴射媒体Sを搬送する搬送手段4とを具備する。
ヘッドモジュール1は、ノズル列14(図5参照)の並設方向(Y方向)に直交する搬送方向(X方向)に被噴射媒体Sが搬送されるように装置本体2に取り付けられている。実施形態1で説明したように、ヘッドモジュール1は、Y方向に沿ってヘッド10が千鳥状に配置され、ノズル列ユニットを有している。これにより、被噴射媒体Sの搬送方向とは交差するY方向に亘って全ての領域で印刷を行うことができる。
ヘッドモジュール1の上面側には、流路部材60が設けられている。流路部材60は、特に図示しないが、インクが貯留されたインクタンクやインクカートリッジなどのインク貯留手段からインクチューブ25を介してインクが供給され、該インクを保持部材30の接続流路32を介して各ヘッド10に供給するものである。インクチューブ25は、流路部材60内に保持されており、その先端部が実施形態1で説明したように保持部材30の接続流路32に挿通され、ヘッド10の挿入部17(インク流路23)に挿入されている。
搬送手段4は、ヘッドモジュール1に対してX方向の両側に設けられた第1の搬送手段7と、第2の搬送手段8とを具備する。
第1の搬送手段7は、駆動ローラー7aと、従動ローラー7bと、これら駆動ローラー7a及び従動ローラー7bに巻回された搬送ベルト7cとで構成されている。また、第2の搬送手段8は、第1の搬送手段7と同様に駆動ローラー8a、従動ローラー8b及び搬送ベルト8cで構成されている。
これらの第1の搬送手段7及び第2の搬送手段8のそれぞれの駆動ローラー7a、8aには、図示しない駆動モーター等の駆動手段が接続されており、駆動手段の駆動力によって搬送ベルト7c、8cが回転駆動することで、被噴射媒体Sをヘッドモジュール1の上流及び下流側で搬送する。
なお、本実施形態では、駆動ローラー7a、8a、従動ローラー7b、8b及び搬送ベルト7c、8cで構成される第1の搬送手段7及び第2の搬送手段8を例示したが、被噴射媒体Sを搬送ベルト7c、8c上に保持させる保持手段をさらに設けてもよい。保持手段としては、例えば、被噴射媒体Sの外周面を帯電させる帯電手段を設け、この帯電手段によって帯電した被噴射媒体Sを誘電分極の作用により搬送ベルト7c、8c上に吸着させるようにしてもよい。また、保持手段として、搬送ベルト7c、8c上に押えローラーを設け、押えローラーと搬送ベルト7c、8cとの間で被噴射媒体Sを挟持させるようにしてもよい。
このようなインクジェット式記録装置Iによれば、各ヘッド10が安定して保持部材30に固定されているので、被噴射媒体Sに良好な印字を行うことができる。
なお、上述した例では、ヘッドモジュール1は、装置本体2に固定され、搬送手段4が被噴射媒体Sを搬送するようにしたが、このような態様に限定されない。搬送手段4は、ヘッドモジュール1と被噴射媒体Sとを相対的に移動させればよいため、被噴射媒体Sを固定し、搬送手段4がヘッドモジュール1を搬送するようにしてもよい。また、インクジェット式記録装置Iは、1つのヘッドモジュール1を備える場合のみならず、複数のヘッドモジュール1を備えていてもよい。
〈他の実施形態〉
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに限定されるものではない。
実施形態1では、インクチューブ25の先端部は挿入部17の外側に屈曲し、ベース部31とヘッド10とで挟持されていたが、このような態様に限定されない。例えば、インクチューブ25を屈曲させずに、接続流路32に挿通させ、その状態で挿入部17をインクチューブ25内に挿入させてもよい。
また、インク流路23は、ヘッド10の挿入部17に開口していたが、このような態様に限定されない。例えば、ヘッド10のベース部31に対向する面にインクチューブ25が嵌合可能な開口部を設け、当該開口部にインクチューブ25を嵌合したときにヘッド10内のインク流路23がインクチューブ25に連通するようにしてもよい。
さらに、ヘッドモジュール1は、千鳥状に配設された2列のヘッド列10A、ヘッド列10Bを備えていたが、このような態様に限定されない。例えば、保持部40の片側だけにヘッド列を形成する様にヘッド10を保持部40に固定してもよい。この場合においても、当該ヘッド列のY方向の間隔を狭くして小型化を図るとともに、インクチューブ25の過度な屈曲を防止することができる。
位置決め基準としての位置決め基準穴45は、ヘッド10のY方向及びZ方向における位置を規定するものであったが、このような態様に限定されない。例えば、位置決め基準穴45は、Y方向における位置を規定するものとする。この場合、位置決め基準穴45は、Y方向の径を位置決めピン50の外周に接するようにし、Z方向の径を位置決めピン50よりも大きくする。つまり、位置決め基準穴45をZ方向に長尺な長穴とする。
これにより、位置決めピン50が位置決め基準穴45と位置決め穴21とを挿通した際には、ヘッド10はY方向への移動は規制される一方、Z方向には若干遊びがある。
そして、ベース部31にZ方向の位置決め基準(ベース部側基準)を設ける。ベース部側基準の形状等に特に限定はないが、例えば、ヘッド10の上面に当接する部位をベース部側基準とすることができる。ベース部側基準は、該ベース部側基準に位置決めされて保持部40に固定されたヘッド10同士のZ方向おける相対位置を規定するようにベース部31に設けられる。
このようにZ方向における位置決め基準をベース部31に設けることができ、ベース部31に設けられた位置決め基準に位置合わせすることでヘッド10のZ方向における位置を規定することができる。
位置決め基準は、ヘッド取付面41や位置決め基準穴45に限定されず種々の態様により実現することができる。例えば、位置決め基準穴45に代えて、保持部40の側面に突起を位置決め基準としてもよい。当該突起に位置決め穴21を挿通させることでヘッド10の位置を規定することができる。
さらに、本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種のインクジェット式記録ヘッド等の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等にも適用することができる。勿論、このような液体噴射ヘッドを搭載した液体噴射装置も特に限定されるものではない。
I インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 1 ヘッドモジュール(液体噴射ヘッドモジュール)、 10 ヘッド(液体噴射ヘッド)、 11 ノズル開口、 12 ヘッド本体、 13 流路部材、 14 ノズル列、 15 ノズル面(液体噴射面)、 17 挿入部、 23 インク流路(第2液体流路)、 25 インクチューブ(管状部材)、 30 保持部材、 31 ベース部、 32 接続流路(第1液体流路)、 40 保持部。

Claims (5)

  1. 液体が流通する管状部材と、
    前記管状部材と連通する液体流路を備え、前記液体流路から供給された液体を吐出するノズル開口が設けられた複数の液体噴射ヘッドと、
    前記液体流路と前記管状部材との接続部分を保持するベース部と、前記ベース部に立設した保持部とを有する保持部材とを備え、
    前記保持部は、厚肉部と、薄肉部と、隣り合う前記厚肉部との間に前記液体噴射ヘッドが収容される収容部を有し、
    前記厚肉部は、前記複数の液体噴射ヘッドを固定するヘッド取付面を備え
    前記厚肉部は、前記ヘッド取付面に直交する方向において、前記薄肉部よりも厚く、
    前記収容部は、隣り合う前記厚肉部と、隣り合う前記厚肉部の間の前記薄肉部とにより形成されることを特徴とする液体噴射ヘッドモジュール。
  2. 請求項1に記載する液体噴射ヘッドモジュールにおいて、
    前記収容部の端部にはテーパ―面が形成されていることを特徴とする液体噴射ヘッドモジュール。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する液体噴射ヘッドモジュールにおいて、
    前記管状部材は、可撓性を有する材料から形成されることを特徴とする液体噴射ヘッドモジュール。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載する液体噴射ヘッドモジュールにおいて、
    前記複数の液体噴射ヘッドは、第1方向に沿って並設されて前記保持部材に固定され、
    前記液体流路は、前記ノズル開口とは反対側の面に開口し、
    前記保持部材は、前記液体流路と前記管状部材との前記接続部分を、前記液体噴射ヘッドにおける前記ノズル開口とは反対側の面と対向する面で保持する
    ことを特徴とする液体噴射ヘッドモジュール。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドモジュールを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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