JP3382445B2 - 画像記録装置への記録ヘッドユニット固定方法および画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置への記録ヘッドユニット固定方法および画像記録装置

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JP3382445B2
JP3382445B2 JP1316596A JP1316596A JP3382445B2 JP 3382445 B2 JP3382445 B2 JP 3382445B2 JP 1316596 A JP1316596 A JP 1316596A JP 1316596 A JP1316596 A JP 1316596A JP 3382445 B2 JP3382445 B2 JP 3382445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置への
記録ヘッドユニット固定方法および画像記録装置に関
し、特にヘッドホルダに記録ヘッドユニットを着脱自在
に保持させるように構成され、記録ヘッドにより画像記
録が可能な画像記録装置への記録ヘッドユニット固定方
法および画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像記録装置の構成例を
図11および図12によって説明する。
【0003】図11において、101は記録ヘッド、1
02は記録ヘッド101がその配線基板103と共に取
り付けられているベースプレート、104は配線基板1
03に一端が電気的に接続されているフレキシブル電気
信号ケーブル、105は記録ヘッド101に記録用のイ
ンクを供給するためのインク供給管、106はインク供
給管105を不図示のインクタンク側に接続するための
インク供給用コネクタである。なお、本例では複数のか
かる構成になる記録ヘッドユニット107が並列の形で
ヘッドホルダ110に固定保持されるもので、120は
ヘッド押え板であり、ヘッドホルダ110に複数の記録
ヘッドユニット107を位置決めした上、ヘッド押え板
120を回動軸120Aの周りに矢印T方向に回動さ
せ、各記録ヘッドユニット107を固定するように構成
されている。また、111は、ヘッドホルダ110に穿
設された固定用ねじ孔であり、ヘッド押え板120側の
固定用雄ねじ121をねじ孔111に螺合することで、
図12に示すように記録ヘッドユニット107がヘッド
ホルダ120の各定位置に着脱自在に位置決めされる。
122は固定用雄ねじ121の頂部に取付けられた螺締
用のつまみである。
【0004】ついで、かかる記録ヘッドユニット107
をヘッドホルダ110に位置決めするための構成につい
て述べることとする。ヘッドホルダ110において、1
12は上部位置決め溝、113は下部位置決め溝、ま
た、112Aおよび112Bは上部位置決め溝112に
記録ヘッドユニット107の上部を位置決めするための
上部先端当接部および上部側面当接部、113Bは下部
側面当接部である。更にまた、上部位置決め溝112お
よび下部位置決め溝113には記録ヘッドユニット10
7を図11で矢印S方向に挿着した時にベースプレート
102の側面Rを上述の側面当接部112B,113B
に向けて偏倚させ、位置決めするための板ばね114お
よび115が設けられている。
【0005】なお、上述の挿着時にベースプレート10
2の上下前面102Aが上部先端当接部112Aおよび
下部先端当接部113Aに当接することで記録ヘッド1
01のインク吐出面101Aがヘッドホルダ110の前
面に露出されると共に図12に示すように記録ヘッド1
01の下端面101Bがヘッドホルダ110の露出窓下
面110Aに位置決めされる。123はヘッド押え板1
20に設けられているヘッド押えばねであり、図12に
示すようにヘッドホルダ110に各記録ヘッドユニット
107が位置決めされ、更にヘッド押え板120によっ
て固定される時に個々のヘッド押えばね123がベース
プレート102の上面に干渉することで、各記録ヘッド
ユニット107を位置決め状態に拘束し、その変位を禁
止する。かくして、各記録ヘッド101のインク吐出面
101Aを被記録材(不図示)の対向位置に所定の間隔
を保つようにヘッドホルダ110に保持させることがで
きる。
【0006】なお、フレキシブル電気信号ケーブル10
4およびインク供給管105はそれぞれ画像記録装置側
の接続部(不図示)に接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、個々の記録ヘッドユニット107を位置決め
した後、ヘッド押え板120のヘッド押えばね123に
より一斉に記録ヘッドユニット107を固定位置決めす
るように構成されており、一方、各記録ヘッドユニット
107の位置決めにあたってはそのベースプレート10
2の側面Rをばね114,115のばね力で上部位置決
め溝112、下部位置決め溝113の上下の側面当接部
112B,113Bに向けて偏倚させ、当接させると共
にベースプレート102の前面102Aを上下の先端当
接部112A,113Aに当接させるようにしているの
で、上記のばね114,115のばね力が強過ぎたりす
ると、正確な位置決めがなされないままベース押え板1
20およびその押えばね123によって固定されてしま
う場合があった。
【0008】また、押えばね123のばね力を強くし過
ぎると、ベース押え板120のヘッドホルダ110への
螺締が困難となり、場合によってはベース押え板120
に撓みが生じ、十分なばね力が得られなくなる虞が生じ
る。
【0009】そのために、記録ヘッドユニット107の
交換の都度、正確に記録ヘッドユニット107が位置決
めされたか否かを確認する必要があり、更にその位置決
め固定後、インク供給用コネクタ106やフレキシブル
電気信号ケーブル104をそれぞれ装置側に接続しなけ
ればならず、交換に手間がかかるばかりでなく、接続忘
れや接続ミスのための記録不良やインク洩れ等の不都合
が生じかねない。殊に、近年では記録ヘッド101がそ
の記録幅増大のために、長尺化する傾向があり、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出させる記録ヘッドでは、
冷却水を記録ヘッド周りに供給するようにしていて、そ
の冷却管の接続のためにコネクタが設けられるので、そ
の接続のためにますます交換作業が複雑となり、色々な
不都合の生じる場合があった。
【0010】本発明の第1の目的は、ヘッドホルダに対
して記録ヘッドユニットの正確な位置決めが容易である
画像記録装置への記録ヘッドユニット固定方法および画
像記録装置を提供することにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、インクや電
気信号ケーブル、更には冷却水管等の接続が記録ヘッド
ユニットの接続とほぼ同時に得られ、交換作業の容易化
を図ることのできる画像記録装置への記録ヘッドユニッ
ト固定方法および画像記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像記録装置へ
の記録ヘッドユニット固定方法は、線状に配列された複
数のインク吐出口を有する記録ヘッドユニットを、前記
インク吐出口の配列方向と、インク吐出方向と、前記イ
ンク吐出方向と前記インク吐出口の配列方向とに直交す
る側方方向と、に着脱自在に位置決めするためのヘッド
ホルダに、ヘッド押え部材を用いて当該記録ヘッドユニ
ットを位置決め状態に固定する、画像記録装置への記録
ヘッドユニット固定方法であって、前記記録ヘッドユニ
ットを前記ヘッドホルダの所定の位置へ前記インク吐出
方向から装着する際に、前記ヘッドホルダが備える位置
決め手段によるばね力で前記インク吐出口の配列方向へ
前記記録ヘッドユニットを位置決めした後、前記ヘッド
押え部材を用いて前記記録ヘッドユニットを前記ヘッド
ホルダへ固定する際に、前記インク吐出方向と前記側方
方向とへ前記記録ヘッドユニットを位置決めすることを
特徴とする。
【0013】本発明の画像記録装置は、線状に配列され
た複数のインク吐出口を有する記録ヘッドユニットを、
前記インク吐出口の配列方向と、インク吐出方向と、前
記インク吐出方向と前記インク吐出口の配列方向とに直
交する側方方向と、に着脱自在に位置決めするためのヘ
ッドホルダに、ヘッド押え部材を用いて当該記録ヘッド
ユニットを位置決め状態に固定する画像記録装置であっ
て、前記記録ヘッドユニットは、インクの供給を受ける
インク供給用接続口と、当該記録ヘッドユニットを冷却
するための冷却媒体供給用接続口と、のうち少なくとも
1つを有し、前記ヘッド押え部材は、前記インク供給用
接続口と前記冷却媒体供給用接続口とのうち、前記記録
へッドが有するものと対応するコネクタを有し、前記ヘ
ッド押え部材を用いた前記記録ヘッドユニットの前記ヘ
ッドホルダへの固定動作に伴って、前記インク供給用接
続口とこれに対応するコネクタと、前記冷却媒体供給用
接続口とこれに対応するコネクタと、のうち、前記記録
ユニットと前記へッド押え部材とが有する少なくとも1
組が接続されることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、記録ヘッドユニットをヘ
ッドホルダに装着する際、ユニットをインク吐出口配列
方向の位置決め部にヘッドホルダの位置決め手段により
位置決めした後、ヘッド押え部材によりインク吐出方向
に向けて記録ヘッドユニットを押圧し、その押圧動作に
より記録ヘッドユニットをインク吐出方向および側方向
に位置決めして固定することができるもので、このよう
にヘッドホルダ自体の位置決め手段により記録ヘッドユ
ニットをインク吐出口配列方向に位置決めした状態で、
ヘッド押え部材によりインク吐出方向および側方向の2
方向に位置決めを行わせるので、記録ヘッドユニットを
3方向に確実に位置決めした状態で固定することが可能
となった。
【0015】本発明によれば、記録ヘッドユニット側の
記録信号用配線端子、インク供給用接続口および冷却媒
体供給用の接続口のうち少なくとも1つをヘッド押え部
材側の対応するコネクタの1つに固定するヘッド押え部
材の固定動作に伴って装着でき、また、その取外し時に
も取り外し動作に伴って分離できるので、記録ヘッドユ
ニット交換時の作業性向上に貢献し、誤操作を防止する
ことができた。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施例を詳細、かつ具体的に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例による構成を示
す。ここで、1は記録ヘッド、2は配線基板3および記
録ヘッド1を一体に保持するベースプレート、5はベー
スプレート2のインク供給管支持部2Bにその中間が固
定支持されるインク供給管、6はインク供給管5の端部
に設けられたインク供給用コネクタであり、7は以上に
述べたような構成になる着脱自在な記録ヘッドユニット
であって、本例ではシアン,マゼンタ,イエローの3色
とブラックインクをそれぞれ吐出可能な4つの記録ヘッ
ドユニット7がヘッドホルダ10に位置決めされる。な
お、ベースプレート2および配線基板3はほぼ方形に形
成されていて、配線基板3の一方の端部には、フレキシ
ブル電気信号ケーブルに接続するための端子群3Aが形
成されている。また、2Aおよび2Cはベースプレート
2の記録ヘッド1側の端部および両側の側辺に設けられ
た記録ヘッドユニット7の先端位置決め部および側面規
制部である。
【0018】ついで、本発明にかかるヘッドホルダ10
の構成について説明する。10Aはヘッドホルダ10に
穿設され、個々の記録ヘッドユニット7における記録ヘ
ッド1のインク吐出口面1Aを図2に示すように被記録
材(不図示)側に向けて露出させる窓であり、窓10A
の一方の端面およびそのホルダ内側の面には図2に示す
ように記録ヘッドユニット7の先端位置決め部2Aが当
接位置決めされる当接部10Bが形成されている。11
は後述するようにして、個々のヘッド押え部材20をヘ
ッドホルダ10に固定するための雄ねじである。また、
10Cは記録ヘッドユニット7をヘッドホルダ10に位
置決めする際にユニット7のベースプレート側面規制部
2Cを当接させた状態に保つホルダ10側の側面当接
部、13はベースプレート2を介して記録ヘッドユニッ
ト7を図2に示す上述の当接部10Bに向けて矢印Kで
示すように偏倚させる位置決め用板ばねであり、この板
ばね13のばね力により図2に示すように記録ヘッド1
の長手方向(吐出口列方向)の位置決めが得られる。
【0019】続いて、ヘッド押え部材20の詳細を図1
により説明する。21はヘッド押え部材20をヘッドホ
ルダ10の雄ねじ11に螺合させて締結する固定ねじ、
22はそのつまみである。また、ヘッド押え部材20に
はこれを記録ヘッドユニット7上からヘッドホルダ10
に装着する時の取手として利用されると共に、記録ヘッ
ドユニット7の配線基板3に設けられた端子群3Aにフ
レキシブル電気信号ケーブル4を接続するためのコネク
タ(以下でエッジコネクタという)24を矢印U方向に
案内するガイドレールとしても機能する逆U字型の部材
(以下でヘッド押え用取手部材という)25が設けられ
ている。24Aはヘッド押え用取手部材25の両側に沿
って摺動自在に保たれるコネクタ案内溝、24Bはエッ
ジコネクタ24を記録ヘッドユニット7の配線基板端子
群3Aと着脱させる時に利用される取手(コネクタ用取
手という)であり、コネクタ用取手24Bをヘッド押え
用取手部材25の水平の把持部25Aと同時に人手で握
持することによりエッジコネクタ24を端子群3Aから
容易に引き外すことができ、更にヘッド押え用取手部材
25の把持部25Aにより取手24の上方への抜け出し
が防止されるので、エッジコネクタ24を常にそのヘッ
ド押え部材20と一体化して取扱うことができる。
【0020】なお、本発明による構成ではヘッド押え部
材20の装着によって個々の記録ヘッドユニット7をユ
ニット別にヘッドホルダ10に位置決め固定すると共
に、記録ヘッドユニット7に対してフレキシブル電気信
号ケーブル4の電気的接続と冷却媒体供給管の記録ヘッ
ド1への接続とを同時に可能とするもので、以下にその
構成について説明する。
【0021】図1および図2において、26は先端に押
付け部26Aを有する記録ヘッドユニット押付け部材、
27は先端に冷却媒体供給用コネクタ部27Aを有する
冷却媒体供給管である。なお、ユニット押付け部材26
および冷却媒体供給管27には図2および図5,図6に
示すようにそれぞればね受け26Bおよび27Bが固定
されていて、28Aおよび28Bはそれぞれコイルば
ね、20Aおよび20Bはヘッド押え部材20から突設
され、ばね28Aおよび28Bをそれぞれ圧縮状態に保
持するばね受けブラケット、20Cは先に述べた固定ね
じ21を回転自在に支承するブラケットである。なお、
上述のばね28Aは、ばね受け26Bとばね受けブラケ
ット20Aとの間で、また、ばね28Bはばね受け27
B(図5参照)とばね受けブラケット20Bとの間で、
ユニット押付け部材26および冷却媒体供給管27の周
りに保持されている。
【0022】また、29はヘッド押え部材20本体の一
方の面の両側に配設された板ばねであり、これらの板ば
ね29により図2に示したようなヘッド押え部材20の
装着状態で記録ヘッドユニット7のベースプレート2を
ヘッドホルダ10の当接部10Cに向けて偏倚させ、記
録ヘッドユニット7の矢印L方向の位置決め(図1参
照)を行うことができる。かくして、ヘッドホルダ10
に個々の記録ヘッドユニット7を矢印J方向から挿入位
置決めし、更に図2に示すようにヘッド押え部材20に
より記録ヘッドユニット7を固定した状態では、図2に
示すようにばね28Aのばね力によりベースプレート2
の上縁部2Eをヘッド押付け部材26の押付け部26A
によって押圧し、ベースプレート2の下縁部2Dをヘッ
ドホルダ10の底面10Dに位置決めすると共にベース
プレート2の一方の先端位置決め部2Aをヘッドホルダ
10の当接部10Bに当接させた位置決め状態に固定す
ることができる。
【0023】また、このようなヘッド押え部材20のヘ
ッドホルダ10への取付け状態では、冷却媒体供給管2
7のコネクタ部27Aがばね28Bのばね力により図3
に示す記録ヘッド1の冷却路30の出入口30Aおよび
30Bに同時に接続されることによって記録ヘッド1ま
わりの冷却媒体供給系を装着状態とすることができる。
31はシール用パッキングである。なお、エッジコネク
タ24を配線基板3の端子群3Aに対して接続させるに
は、エッジコネクタ24を図2に示すようにヘッド押え
用取手部材25の両側に沿って押下げるだけで良く、そ
の際エッジコネクタ24の取手24Bを利用して押下げ
動作を行うことができる。更にまた、図2においてDは
エッジコネクタ24を端子群3Aから引き外す際に必要
なストロークを示す。また、図2において、40は記録
ヘッド1のインク吐出口面1Aに接して吸引回復動作を
行うキャップ部材であり、記録ヘッドユニット7の交換
時には後述する理由によって不図示のキャップ移動機構
によりこの図に示したようにインク吐出口面1Aから引
離された状態に保たれる。
【0024】図3および図4は本発明にかかる記録ヘッ
ドユニット7をヘッド供給系の配設側およびインク吐出
口面1Aに配列される吐出エレメント設置側からそれぞ
れ見たものであり、図4において、個々のインク吐出口
1Bは吐出エレメント内に設けられる液路(不図示)に
連通しており、個々の液路には吐出エネルギを発生する
素子が配設されていて、これらの素子が配線基板3上に
配設された駆動回路により選択的に駆動されることによ
りインク吐出口1Bからインクがインク滴となって吐出
され、記録が行われるものである。なお、ベースプレー
ト2はアルミニウムなどの金属材料で形成されていて、
吐出エレメントの裏面側に図3に示すようなヘッド冷却
系が設けられている。
【0025】本例では、個々の記録ヘッドユニット7に
対し、そのインク吐出口面1Aにキャップ部材40を個
別に取付けて吸引回復動作が行われるようにしている。
これは、記録ヘッドユニット7の交換時にキャップ部材
40(図2参照)を取付けた状態で行うと、キャップ部
材40のインク吐出口面1Aへの押付け力が記録ヘッド
ユニット7のヘッドホルダ10への位置決め時およびヘ
ッド押え部材20の固定時にその動作の妨げとなる虞が
あることによる。従って、記録ヘッドユニット7の交換
時にはそのキャップ部材40をインク吐出口面1Aから
引離した状態とすることで、上述の虞を無くすことがで
きる。なお、記録ヘッドユニット7の図1に矢印Kにて
示した方向の位置決めは板ばね13のばね力によって設
定されるが、上述のようにキャップ部材40による押上
げ力が作用しないのでベースプレート2を撓ませるよう
な過大なばね力を要せず、板ばね13のばね力としては
例えば300gf程度の作用力を有するもので十分であ
る。
【0026】また、ヘッド押え部材20の固定ねじ21
先端をヘッドホルダ10側の雄ねじ11に軽く螺合させ
るだけで、コイルばね28Aおよび28Bのばね力によ
り押付け部材26の押付け部26Aおよび冷却媒体供給
管27のコネクタ部27Aをそれぞれベースプレート2
の上縁2Eおよび冷却管出入口30A,30Bに容易に
当接させた状態とすることができるので、あとはそれぞ
れのつまみ22を介してヘッド部材20を締め込むだけ
でコイルばね28Aおよび28Bの圧縮により、記録ヘ
ッドユニット7を十分に固定させることができると共に
冷却管系の十分な接続状態を得ることができる。
【0027】図5および図6はヘッド押え部材20を記
録ヘッドユニット7の上方から取付ける過程の動作を示
すもので、図5はその取付前、また図6は取付後の状態
を示す。すなわち、図5の状態では押付け部材26の押
付け部26Aおよび冷却媒体供給管27のコネクタ部2
7Aがそれぞれ記録ヘッドユニット7側のベースプレー
ト上縁部2Eおよび冷却媒体出入口30A,30Bの上
方に位置する。そして、ヘッド押え部材20の図6に示
すヘッドホルダ10への取付状態で、上記押付け部材2
6Aがばね28Aのばね力によりベースプレート上縁2
Eに圧接すると共にコネクタ部27Aがばね28Bのバ
ネ力によりヘッド冷却路30の冷却媒体出入口30A,
30Bに圧接する。かくして、ヘッド押え部材20によ
り記録ヘッドユニット7を位置決め状態に固定すると同
時に冷却媒体供給管27の記録ヘッド1への液密な接続
を確実に行うことができ、接続作業の手間を省くことが
できる。
【0028】なお、冷却媒体としては、純水の外,水道
水あるいは専用の冷却液を用いることができる。
【0029】図7〜図9は本発明の他の実施例として、
インク供給管を記録ヘッド1に同時に接続可能としたも
のである。本例の場合、インク供給管5,5は一方のば
ね受けブラケット20A(図7で左側に示すブラケッ
ト)にその側の押付け部材26と共に摺動自在に保持さ
れている。5Aは各インク供給管5の端部に付設され、
記録ヘッド1側の不図示のインク供給口に接続されるイ
ンク供給用コネクタ、5Bはばね受けであり、上方のば
ね受けブラケット20Aとばね受け5Bとの間に加圧用
のコイルばね50が介装されている。なお、これらのイ
ンク供給用コネクタ5Aによる接続動作については冷却
管27の接続動作にならうのでその説明は省略する。
【0030】本例の場合、2本のインク供給管5,5を
まとめて一方のばね受けブラケット20Aに摺動自在に
保持させるようにしたが、1本ずつを左右双方のばね受
けブラケット20Aに個別に保持させるようにしてもよ
く、あるいはこれらのインク供給管5,5を摺動自在に
保持させるばね受けブラケット(不図示)をヘッド押え
部材20にばね受けブラケット20Aとは別体に設ける
ようにしてもよい。図8は上述のインク供給用コネクタ
5Aがそれぞれ接続される記録ヘッドユニット7側の構
成例を示すもので、ここで、5C,5Cはその接続口、
また、51は接続口5C,5Cの周りに配設されるパッ
キングである。また、図9は図7に示すヘッド押え部材
20をヘッドホルダ10に装着した状態を示すものであ
る。
【0031】図10は本発明の更に他の実施例を示す。
本例はヘッド押え部材20をヘッドホルダ10に装着し
易くするために、ヘッドホルダ10から装着方向にガイ
ド軸61を設け、また、それぞれのガイド軸61の頂部
に抜け止めの金具62を固定するようにしたものであ
る。20Dはヘッド押え部材20側に突設したガイド軸
受けブラケットであり、それぞれのガイド軸61はこれ
らの軸受けブラケット20Dに摺動自在に保たれる。な
お、図10では説明を分かり易くするために記録ヘッド
ユニット7の図示を省略したが、その他の構成について
は、これ迄に述べてきた各実施例にならうものでその説
明は省略する。
【0032】このような構成になる画像記録装置におい
ては、ヘッドホルダ10に位置決め保持される交換自在
な各記録ヘッドユニットに対し、交換しようとする記録
ヘッドユニットのヘッド押え部材20を図10に矢印W
で示すように上方に引揚げるだけで、記録ヘッドユニッ
トとの間の電気的接続および冷却媒体供給管更にはイン
ク供給管の接続を切り離し、記録ヘッドユニットをヘッ
ドホルダ10から引き外すことができる。そして、交換
した記録ヘッドユニットをヘッドホルダ10に位置決め
したあと、ヘッド押え部材20を上方からガイド軸61
に沿って矢印W方向に引きおろし、つまみ22により固
定ねじ21を雄ねじ11に螺締するだけでよい。かくす
ることにより交換作業を容易にするばかりでなく、交換
した記録ヘッドユニットに対応するヘッド押え部材を間
違いなく使用して固定することが可能となり、交換作業
の作業性向上に貢献できる。
【0033】なお、以上に述べてきた各実施例では複数
のインジェット記録ヘッドをヘッドホルダに保持させる
ようにした記録装置について説明したが本発明の適用は
このような複数の記録ヘッドを1つのヘッドホルダに保
持させる場合に限られるものではなく、また、記録ヘッ
ド自体としてもヘッドホルダに正確に位置決め固定が要
求される交換自在なものである限り、どのような方式の
インジェット記録ヘッドであってもよいことはいうまで
もない。
【0034】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明によ
れば、記録ヘッドユニットをヘッドホルダに装着する
際、ユニットをインク吐出口配列方向の位置決め部にヘ
ッドホルダの位置決め手段により位置決めした後、ヘッ
ド押え部材によりインク吐出方向に向けて記録ヘッドユ
ニットを押圧し、その押圧動作により記録ヘッドユニッ
トをインク吐出方向および側方向に位置決めして固定す
ることができるもので、このようにヘッドホルダ自体の
位置決め手段により記録ヘッドユニットをインク吐出口
配列方向に位置決めした状態で、ヘッド押え部材により
インク吐出方向および側方向の2方向に位置決めを行わ
せるので、記録ヘッドユニットを3方向に確実に位置決
めした状態で固定することが可能となった。また、他の
本発明によれば、記録ヘッドユニット側の記録信号用配
線端子、インク供給用接続口および冷却媒体供給用の接
続口のうち少なくとも1つをヘッド押え部材側の対応す
るコネクタの1つに固定するヘッド押え部材の固定動作
に伴って装着でき、また、その取外し時にも取り外し動
作に伴って分離できるので、記録ヘッドユニット交換時
の作業性向上に貢献し、誤操作を防止することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による記録ヘッド保持機構
の構成を分解して示す斜視図である。
【図2】図1に示す記録ヘッド保持機構の構成を組立状
態で示す断面図である。
【図3】図1に示す記録ヘッドユニットの構成を冷却媒
体供給側から見て示す斜視図である。
【図4】図1に示す記録ヘッドユニットの構成をインク
吐出機構側から見て示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施例によるヘッド押え部材取付
前の状態を示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施例によるヘッド押え部材の取
付け状態を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例によるヘッド押え部材の構
成を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例による記録ヘッドユニット
の構成を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例による記録ヘッド保持機構
の構成を組立状態で示す断面図である。
【図10】本発明の第3実施例にかかる構成の特色を示
す斜視図である。
【図11】従来例による記録ヘッド保持機構の構成例を
分解して示す斜視図である。
【図12】図11に示す記録ヘッド保持機構を組立状態
で示す断面図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 1A インク吐出口面 1B インク吐出口 2 ベースプレート 2A 先端位置決め部 2B インク供給管支持部 2C 側面規制部 2D 下縁部 2E 上縁部 3 配線基板 3A 端子群 4 フレキシブル電気信号ケーブル 5 インク供給管 5A インク供給用コネクタ 5B ばね受け 5C 接続口 6 インク供給用コネクタ 7 記録ヘッドユニット 10 ヘッドホルダ 10A 窓 10B 当接部 10D 底面 11 雄ねじ 13 位置決め用板ばね 20 ヘッド押え部材 20A,20B,20C,20D ブラケット 21 固定ねじ 22 つまみ 24 (エッジ)コネクタ 24B (コネクタ用)取手 25 ヘッド押え用取手部材 25A 把持部 26 押付け部材 26A 押付け部 27 冷却媒体供給管 27A コネクタ部 28A,28B コイルばね 29 板ばね 30 冷却路 30A,30B 出入口 40 キャップ部材 50 ばね 51 パッキング 61 ガイド軸 62 抜け止め金具

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状に配列された複数のインク吐出口を
    有する記録ヘッドユニットを、前記インク吐出口の配列
    方向と、インク吐出方向と、前記インク吐出方向と前記
    インク吐出口の配列方向とに直交する側方方向と、に着
    脱自在に位置決めするためのヘッドホルダに、ヘッド押
    え部材を用いて当該記録ヘッドユニットを位置決め状態
    に固定する、画像記録装置への記録ヘッドユニット固定
    方法であって、 前記記録ヘッドユニットを前記ヘッドホルダの所定の位
    置へ前記インク吐出方向から装着する際に、前記ヘッド
    ホルダが備える位置決め手段によるばね力で前記インク
    吐出口の配列方向へ前記記録ヘッドユニットを位置決め
    した後、前記ヘッド押え部材を用いて前記記録ヘッドユ
    ニットを前記ヘッドホルダへ固定する際に、前記インク
    吐出方向と前記側方方向とへ前記記録ヘッドユニットを
    位置決めすることを特徴とする画像記録装置への記録ヘ
    ッドユニット固定方法。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドユニットは、選択的にイ
    ンクを吐出するための記録信号用配線端子と、インクの
    供給を受けるインク供給用接続口と、当該記録ヘッドユ
    ニットを冷却するための冷却媒体供給用接続口と、のう
    ち少なくとも1つを有し、前記ヘッド押え部材は、前記
    記録信号用配線端子と前記インク供給用接続口と前記冷
    却媒体供給用接続口とのうち、前記記録へッドユニット
    が有するものと対応するコネクタを有し、 前記ヘッド押え部材を用いた前記記録ヘッドユニットの
    前記ヘッドホルダへの固定動作に伴って、前記記録信号
    用配線端子とこれに対応するコネクタと、前記インク供
    給用接続口とこれに対応するコネクタと、前記冷却媒体
    供給用接続口とこれに対応するコネクタと、のうち、前
    記記録へッドユニットと前記へッド押え部材とが有する
    少なくとも1組が接続されることを特徴とする請求項1
    に記載の画像記録装置への記録ヘッドユニット固定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドユニットのインク吐出口
    面に着脱自在に設けられたキャップ部材と、該キャップ
    部材を前記インク吐出口面に対し密着・退避させる移動
    手段と、を有し、 前記ヘッドホルダへの前記記録ヘッドユニットの少なく
    とも位置決め固定時に、前記移動手段により前記キャッ
    プ部材を前記インク吐出口面から退避させることを特徴
    とする請求項1または2に記載の画像記録装置の記録ヘ
    ッドユニット固定方法。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドホルダには、前記記録ヘッド
    ユニットが複数個位置決め固定されることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の画像記録装置の記
    録ヘッドユニット固定方法。
  5. 【請求項5】 線状に配列された複数のインク吐出口を
    有する記録ヘッドユニットを、前記インク吐出口の配列
    方向と、インク吐出方向と、前記インク吐出方向と前記
    インク吐出口の配列方向とに直交する側方方向と、に着
    脱自在に位置決めするためのヘッドホルダに、ヘッド押
    え部材を用いて当該記録ヘッドユニットを位置決め状態
    に固定する画像記録装置であって、 前記記録ヘッドユニットは、インクの供給を受けるイン
    ク供給用接続口と、当該記録ヘッドユニットを冷却する
    ための冷却媒体供給用接続口と、のうち少なくとも1つ
    を有し、 前記ヘッド押え部材は、前記インク供給用接続口と前記
    冷却媒体供給用接続口とのうち、前記記録へッドユニッ
    トが有するものと対応するコネクタを有し、 前記ヘッド押え部材を用いた前記記録ヘッドユニットの
    前記ヘッドホルダへの固定動作に伴って、前記インク供
    給用接続口とこれに対応するコネクタと、前記冷却媒体
    供給用接続口とこれに対応するコネクタと、のうち、前
    記記録ユニットと前記へッド押え部材とが有する少なく
    とも1組が接続されることを特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドユニットのインク吐出口
    面に着脱自在に設けられたキャップ部材と、該キャップ
    部材を前記インク吐出口面に対し密着・退避させる移動
    手段と、を有し、 前記ヘッドホルダへの前記記録ヘッドユニットの少なく
    とも位置決め固定時に、前記移動手段により前記キャッ
    プ部材を前記インク吐出口面から退避させることを特徴
    とする請求項5に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドホルダには、前記記録ヘッド
    ユニットが複数個位置決め固定されることを特徴とする
    請求項5または6に記載の画像記録装置。
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