JP6330136B2 - ラインヘッド - Google Patents

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Description

本発明はインクジェット印刷装置を構成するラインヘッドに関する。
近年、インクジェット印刷装置を用いて映像デバイスを製造する方法が注目されている。図8(a)、図8(b)は、インクジェット印刷装置の平面図である。
図8(a)、図8(b)に示すように、インクジェット印刷装置は、架台41、基板搬送ステージ42、門型ガントリー43、ラインヘッド50を備えている。
基板搬送ステージ42は、図8(a)から図8(b)のように移動する。この移動と同時にラインヘッド50からインクが適宜吐出され、基板搬送ステージ42上に載置された基板10の塗布領域44にインクが塗布され印刷を行うことができる。
図9にラインヘッド50の模式図を示す。図9に示すようにラインヘッド50は複数のインクジェットヘッド51とこれを保持する筐体52から構成される。インクジェットヘッド51は印刷走査方向に直交する方向に複数配列され、一回の走査により印刷することのできる幅を確保している。ラインヘッド50にはインク供給配管53が備えられ、印刷に供するインクが外部から供給される。
インクジェット印刷装置を用いたデバイスの製造は、製造プロセスが簡略で低コストで実施することのできる特徴がある。しかし、複数のインクジェットヘッド51を配列するために、相互の位置の安定性確保が難しいため、ファインピッチのパターン形成には不向きである。
そこで、このような欠点を補うべく、インクジェットヘッド51の位置ズレを能動的に補正することのできるラインヘッド50が考案されている(特許文献1)。
図10(a)、図10(b)は、特許文献1に記載された従来のラインヘッド50の構成を示す模式図である。図10(a)は、側面図であり、図10(b)は、斜視図である。
インクジェットヘッド301、302、303を、図10(b)に示すインクジェットヘッド固定部材311、312、313を介して基準ベース321およびステージ322,323に固定されている。さらにインクジェット固定部材331、332はアクチュエータとなる圧電素子341、342を介して互いに固定されている。
インクジェットヘッド301、303が、インクジェットヘッド302に対して相対的に位置ズレを生じた際に、圧電素子341、342を所望の変位量を駆動して、設計位置に補正を行うことを可能としている。
特開2002−228822号公報
しかしながら、前記従来の構成では、インクジェットヘッドの位置を固定する為に、アクチュエータである圧電素子の動作を必要とするために、インクジェットヘッドを近接して高密度に配置することが出来ず、複数個の配置が困難となる。
仮に従来の構成により複数個のインクジェットヘッドの配置を行った場合、所定のアクチュエータ機構を介してインクジェットヘッドを逐次配置することになる為に、個々インクジェットヘッド間隔が大きく開いてしまい、ラインヘッドおよびこのラインヘッドを用いた印刷装置が大型化してしまう。
そのため印刷にための基板走査に対して、担当するインクジェットヘッドの配置される位置により、インクが着滴するまでの時間差が生じることになる。この時間差は乾燥ムラにつながり、印刷品質を大きく低下させてしまうことになる。
また、ラインヘッドに配置されたインクジェットヘッドの位置を保つ為に、常にアクチュエータを駆動させておかなければならず、消費電力増加や発熱といった問題が生じる。
特に発熱源をラインヘッド内部に有することは、各部品の組立精度を低下させる要因となる。さらに、印刷装置のメンテナンスなどで一旦電源を遮断してしまうと、それまで保持しているインクジェットヘッドの位置が初期化されてしまうため、位置の再現性などの面で課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決し、インクジェットヘッドの位置を長期にわたり補償し、さらに高密度にインクジェットヘッドを配置した小型のラインヘッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、複数のインクジェットヘッドと、複数のインクジェットヘッドを配置するプレートと、複数のインクジェットヘッドとプレートとを固定する固定部と、を含むインクジェット印刷装置において、プレートとインクジェットヘッドとの接合面の一方面に第1凸部を、他方面に第1凸部がはめこまれる第1凹部を設けた、または、一方面に第1凹凸部を、他方面に前記第1凹凸がはめ込まれる第2凹凸部を設けたインクジェット印刷装置を用いる。
以上のように、本発明によれば、複数のインクジェットヘッドを高密度に配置すると共に、各インクジェットヘッドの位置を補償することで、長期にわたり高精度かつ高精細の印刷を実現することができる。
(a)本発明の実施の形態1に係るラインヘッドの構造を示す模式図、(b)実施の形態1に係るラインヘッドの一部の側面を示す模式図、(c)実施の形態1に係るラインヘッドの位置決めの方法を示す模式図 (a)実施の形態1の例に係るヘッドプレートの当接部を拡大した模式図、(b)実施の形態1の例に係るヘッドプレートの当接部を拡大した模式図、(c)実施の形態1の例に係るインクジェットヘッドの当接部を拡大した模式図 実施の形態1に係るインクジェットヘッドとヘッドプレートとの関係の別の例を示す図 (a)実施の形態1に溝の形状を示す部分斜視図、(b)〜(g)溝の形状の変形例を示す断面図 溝方向と走査方向とのなす角度αと走査方向に直交する方向に対する方向への初期位置からのズレ量の関係を表すグラフ 溝加工のピッチと走査方向に直交する方向のズレ量の関係を表すグラフ 溝の算術平均粗さと走査方向に直交する方向のズレ量の関係を表すグラフ (a)インクジェット装置の印刷動作前の状態の模式図、(b)インクジェット装置の印刷動作後の状態の模式図 従来のラインヘッドの構造の斜視図 (a)従来のラインヘッドの構造を示す側面図、(b)従来のラインヘッドの構造を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1におけるラインヘッド100のノズル面すなわちインク吐出面から見た状態を示す模式図である。図1(a)のラインヘッド100は、複数のインクジェットヘッド201、202、203を備える。
各インクジェットヘッドは平行かつ一定の間隔で、印刷走査方向(図1(a)のX軸方向)に対して傾斜し、走査方向に直交する方向に順にヘッドプレート101に配置されている。なお、溝方向350、αの角度は、以下図4のところで説明する。
ヘッドプレート101には予めインクジェットヘッド201、202、203を固定する為のネジ穴加工が施されており、インクジェットヘッド201,202,203はヘッドプレート101に対して載置されている。
説明の為に図1(a)では3台のインクジェットヘッド201,202,203が取り付けられた状態を示したが、図9に示した様に多数のインクジェットヘッド51が図1(a)に示した状態と同様に、連続して配列されている。ここで、図1(a)においては、上下方向が印刷時の走査方向、インクジェットヘッド201,202,203の配列方向が走査方向に直交する方向となる。
ここで、ヘッドプレート101と、インクジェットヘッド203とは、接合領域120で接し、接合される。
図1(b)、図1(c)は、図1(a)のa―a´で示す部位の断面を表す模式図である。図1(b)においてインクジェットヘッド203はヘッドプレート101に対してビス110によって仮固定されている。
また、図1(c)に示すようにインクジェットヘッド203は目的とする座標にノズルが合致する様、マイクロスコープ111によりノズル210を確認しながら設計位置に微動しアライメントされる。その後にビス110を締結することによりその位置を確定する。このとき、各インクジェットヘッドに要求される誤差配分量としては±2μm以内と、非常に高い精度が要求される。
ここで、図2(a)は、図1(a)における接合領域120を拡大した模式図である。ここで、破線で示す領域がヘッドプレート101とインクジェットヘッド203とが互いに接触している当接部130である。
図2(a)においては、ヘッドプレート101にインクジェットヘッド203が取り付けられた状態を上面視で示しているが、図を簡単に示すために締結の為のビスの図示は省略している。
また、図2(b)は、図2(a)のヘッドプレート101側、インクジェットヘッド203を取り外した状態である。図2(c)は、図2(a)のインクジェットヘッド203側、接合面をひっくり返した図、反転した図である。
図2(b)においては、破線で示す領域が、図2(a)においてヘッドプレート101がインクジェットヘッド203と接触していた部位、すなわち当接部130となる。
図2(c)では、破線で示す領域が、図2(a)においてインクジェットヘッド203がヘッドプレート101と接触していた部位、すなわち、当接部230となる。
ここで、図2(c)におけるインクジェットヘッド203の当接部230、および、図2(b)におけるヘッドプレート101の当接部130には、溝140および溝240が形成されている。
溝方向は、印刷装置の走査方向に対して平行となる方向に、予め所定の手段を以って溝を形成する。ここで、溝140および溝240は、当接部130および当接部230の領域を包含する様に形成することが望ましい。この例では、ヘッドプレート101側に、当接部130、230よりひとまわり大きい領域に溝140が形成されている。
従って加工工程の簡単化のために、領域指定をせずに、ヘッドプレート101およびインクジェットヘッド203の相対する面全体に加工を施すことも可能である。
形成の手段としては、砥石を用いた研削加工や金属ブラシなどによる機械的加工が好適であるが、所定の溝形成が出来れば、酸エッチング等の化学的研磨手段を用いることも可能である。
ここで、インクジェットヘッド203とヘッドプレート101との関係の別の例を図3に示す。図3では、インクジェットヘッド250がヘッドプレート150に懸架され、ビス160で締結される構造である。この場合にも、接合領域の接触する部分に同様に溝を設けることができる。
なお、ビスの孔112が、当接部130の中央に位置している。ビス110により、左右、前後に対して均等に力が加わりよい。
ここで、溝140、溝240について考える。上記で説明した溝の例を図4(a)に示す。図4(a)は、溝140、240を部分的に切り出した斜視図である。溝間を合わせる直前を示している。この場合、溝は凹凸である。凹部と凸部が同じ幅で繰りかえされる。
溝140、240の凹凸は、同じ形状で、断面三角形状である。頂角は、丸みを帯びていてもよい、平坦部があってもよい(台形)。溝同士が組み合うのでよい。凹凸の凸の高さH1、高さH2、ピッチP1、ピッチP2はそれぞれ同じである。以下でこの形状下で溝の条件を求めた。
(実施例)
<溝の方向>
図5に、溝140、240の溝方向と走査方向とのなす角度αと、走査方向に直交する方向に対する方向(副走査方向)への初期位置からのズレ量の関係を表すグラフである。この位置ズレは、インクジェットヘッド203のビス締結後の温度変化や応力緩和により発生するものである。
ここで走査方向に対する角度αは、図1(a)において印刷走査方向座標と溝の溝方向350とが為す角度αである。
角度αが30度以下の場合は、インクジェットヘッドの応力緩和によるズレ量は要求される誤差配分量である±2μm以内を満足することができる。しかし、30度を超えると急激に増加する(臨界的現象)。これは、30度に至るまでは走査方向に移動方向を誘導する作用が認められるが、30度を越えると走査方向に直交する方向への移動量が増大することによるものと考えられる。
この角度αは、位置ズレの抑制に当たり重要な因子であることがわかる。従って、溝140、240の溝方向は、走査方向に平行であることが望ましい。角度αが小さい方がよい。少なくとも角度αが、30度よりも小さい角度であれば、本発明の効果を得ることが可能となる。
尚、ここではインクジェットヘッド203の当接部230とヘッドプレート101の当接部130、それぞれに溝形成を施した状態を示したが、少なくともどちらか一方に溝形成をすることでも効果を得ることが可能となる。
また、走査方向に対する角度αが30度よりも小さくなるよう形成されていれば、当接部130、230の溝240とヘッドプレート101の当接部130の溝140が、必ずしも同じ方向に形成されていなくても良い。
<溝のピッチP>
次に加工される溝140、240のピッチについて説明する。図6は溝加工のピッチと走査方向に直交する方向のズレ量の関係を表すグラフである。この時、溝の深さは、0.5μmである。
図6において、加工ピッチの増加にもかかわらず走査方向に直交する方向のズレ量は変化が小さく、ほぼ加工ピッチと走査方向に直交する方向のズレ量は直線的に変化する。よって当接部130において溝加工がなされていれば、その加工ピッチについて制限を与える必要はない。50μm以下のピッチなら問題がない。
<溝の高さH>
次に加工される溝の高さ(深さ)について説明する。図7は形成された溝の算術平均粗さと走査方向に直交する方向のズレ量の関係を表すグラフである。この時、溝のピッチは、10μmで加工されている。
図7において、算術平均高さ(深さ)の増加に伴い走査方向に直交する方向のズレ量は増加が認められる。特に、10μmを超える領域では、そのズレ量が著しく増加する(臨界的現象)。これは、当接部130、230の粗くなると走査方向に直交する方向への移動応力に抗しきれず溝を乗り越えた時の移動量が急激に増加することによるものである。従って、当接面の算術平均高さ(深さ)は10μm以下に抑制することが必要である。
なお、溝の形状は、三角柱状以外でもよい場合がある。また、溝140、240とが、同一形状でなくともよい場合がある。以下で考察する。
図4(b)は、溝140、240の断面図である。溝の突起が四角柱である場合である。この場合、溝を噛み合わせるため、凹部と凸部が組み合うように、凹部の内径が、凸部の幅より広い必要がある。
次の図4(c)から図4(g)では、図4(a)と図4(b)と異なり、溝140、240の形状が違う。凹凸でなく、凹部と凸部とからなる。
図4(c)は、溝140、240の断面図である。溝240が、凸部であり、溝140
が凹部である。凸部と凹部が組み合わされる。凹部は、断面三角形の凹みであり、凸部は断面三角形の凸部である。上記と同様、頂角に丸みがあっても、平坦(台形)でもよい。
図4(d)は、溝140、240の断面図である。溝240が、断面四角形の凸部であり、溝140が断面四角形の凹部である。凸部と凹部が組み合わされる。上記と同様、凹部と凸部が組み合うように、凹部の内径が、凸部の幅より広い必要がある。
図4(e)は、図4(c)の変形例である。違いは、溝140の凹部の断面三角形凹部形状と溝240の凸部の断面三角形突起の形状とが異なることである。凹部の断面三角形凹部形状の三角形の開き角度が、凸部の断面三角形突起の三角形の開き角度より大きい、両者が組み込みやすくなっている。
図4(f)は、図4(d)の変形例である。違いは、溝140の凹部の断面四角形の凹部形状と溝240の凸部の断面四角突起の形状とが異なることである。凹部の断面四角形凹部形状の内径の幅が、凸部の断面四角形の突起の幅より大きい必要がある。両者が組み込みやすくなっている。
図4(g)は、溝140の凹部と、溝240の凸部との形状が大きく異なる場合である。断面が、三角形の凸部と四角形の凹部である。両者が組み込みやすくなっている。凹部に凸部に入り込む必要がある。
なお、図4(c)から図4(g)では、溝140と溝240の形状が入れ替わってもよい。
また、図4(b)〜図4(g)の場合も、上記図4(a)の場合と同様に、凸部は、50μm以下のピッチP、高さH(深さ)は、10μm以下ならよい。
(まとめ)
これらラインヘッドを構成するインクジェットヘッドの取り付けにおいては、熱的な外部応力やアライメント後の除荷による緩和応力などによりインクジェットヘッドおよびその取り付け部に応力が集中し、位置ズレを引き起こす。しかしながら、本発明のように溝を施した当節面を持つラインヘッドにおいては、当該締結部に負荷が発生した際、当接面が異方性を有する滑り面として作用する。
具体的には、走査方向に形成された溝に従い、走査方向にその座標が移動する。逆に、走査方向に直交する方向については、発生しうる位置ズレは極小化することができる。このように、発生し得る位置ズレを走査方向に積極的に誘導することにより、走査方向に直交する方向への影響を最小限に留め、発生した応力を緩和することが可能となる。
走査方向に生じる位置ズレについては、走査時にインクジェットヘッドからインク液滴を吐出するタイミングを調節することにより容易に補正が可能であるため、生産上の問題を発生させずに印刷精度を保持することができる。
本発明のラインヘッド及びインク吐出方法は、有機ELデバイスの発光体、ホール輸送層、電子輸送層の印刷や、カラーフィルターの印刷等に適用することができる。
10 基板
41 架台
42 基板搬送ステージ
43 門型ガントリー
44 塗布領域
50 ラインヘッド
51、201、203、250、301、302 インクジェットヘッド
52 筐体
53 インク供給配管
100 ラインヘッド
101、150 ヘッドプレート
110 ビス
111 マイクロスコープ
112 ビスの孔
120 接合領域
130、230 当接部
140、240 溝
160 ビス
210 ノズル
311 インクジェットヘッド固定部材
321 基準ベース
322 ステージ
331 インクジェット固定部材
341 圧電素子
350 溝方向
P、P1、P2 ピッチ
H、H1、H2 高さ
α 角度

Claims (8)

  1. 複数のインクジェットヘッドと、
    複数の前記インクジェットヘッドを配置するプレートと、
    複数の前記インクジェットヘッドと前記プレートとを固定する固定部と、
    を含むインクジェット印刷装置において、
    前記プレートと前記インクジェットヘッドとが接触している1の接合面の一方面の全面に複数の第1凸部を、他方面の全面に前記複数の第1凸部がはめこまれる複数の第1凹部を設けた、または、前記一方面の全面に複数の第1凹凸部を、前記他方面の全面に前記複数の第1凹凸がはめ込まれる複数の第2凹凸部を設け、
    前記複数の第1凸部がライン状凸形状、または、前記複数の第1凹凸部が、ライン状凹凸形状であるインクジェット印刷装置。
  2. 前記固定部が、前記接合面に設けられた請求項1記載のインクジェット印刷装置。
  3. 前記1つの接合面には、前記インクジェットヘッドと前記プレートとを固定するための孔がある請求項1または2記載のインクジェット印刷装置。
  4. 複数のインクジェットヘッドと、
    複数の前記インクジェットヘッドを配置するプレートと、
    複数の前記インクジェットヘッドと前記プレートとを固定する固定部と、
    を含むインクジェット印刷装置において、
    前記プレートと前記インクジェットヘッドとの接合面の一方面に第1凸部を、他方面に前記第1凸部がはめこまれる第1凹部を設けた、または、前記一方面に第1凹凸部を、前記他方面に前記第1凹凸がはめ込まれる第2凹凸部を設け、
    前記第1凸部がライン状凸形状、または、前記第1凹凸部が、ライン状凹凸形状であり、前記第1凸部、または、前記第1凹凸部のラインの方向が、前記インクジェットヘッドと被塗布対象との相対的移動方向に対して30°以内であるインクジェット印刷装置。
  5. 前記第1凸部、または、前記第1凹凸部の凸部の高さが、10μm以下である請求項4に記載のインクジェット印刷装置。
  6. 前記第1凸部、または、前記第1凹凸部の凸部のピッチが、50μm以下である請求項4または5に記載のインクジェット印刷装置。
  7. 前記プレートには、前記接合面を含み、前記接合面の周囲に、前記第1凸部、前記第1凹部、前記第1凹凸部、前記第2凹凸部のいずれか1つが形成されている請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット印刷装置。
  8. 前記第1凹凸部と前記第2凹凸部とが、同じ形状、同じラインの方向、同じピッチである請求項1から7のいずれか1項に記載のインクジェット印刷装置。
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