JP6303996B2 - 変速機の油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変速機に設けられた摩擦係合要素の作動油の油圧回路を切り換えるマニュアル弁と、摩擦係合要素に作用させる油圧を制御する油圧制御弁とを備えた変速機の油圧制御装置に関する発明である。
車両に搭載される自動変速機においては、例えば、特許文献1(特開2007−64268号公報)に記載されたものがある。このものは、エンジンの動力で回転駆動されるオイルポンプで油圧制御回路に油圧を供給し、この油圧制御回路に設けられた油圧制御弁やマニュアル弁で、変速機構の摩擦係合要素(ブレーキやクラッチ等)に作用させる油圧の制御や油圧回路の切り換えを行うことで、変速(変速段の切り換え)やレンジの切り換えを行うようにしている。
このような自動変速機の油圧制御システムにおいては、変速機がDレンジ(走行レンジ)で車両が停止したときに、変速機を1速(車両発進用の変速段)に維持するために、変速機が1速のときに係合状態になる摩擦係合要素に作用する油圧を係合油圧に維持して摩擦係合要素を係合状態に維持するように油圧制御弁を制御するようにしたものがある。
しかし、変速機がDレンジで車両が停止したときに、摩擦係合要素に作用する油圧を係合油圧に維持して摩擦係合要素を係合状態に維持するように油圧制御弁を制御する期間が長いと、エネルギ損失が増大して燃費が悪化する可能性がある。
そこで、変速機がDレンジで車両が停止したときに、変速機が1速のときに係合状態になる摩擦係合要素に作用する油圧を低下させて摩擦係合要素を非係合状態にする(つまり変速機をニュートラル状態にする)ように油圧制御弁を制御するN制御を実行することで、エネルギ損失を低減するようにしたものがある。
特開2007−64268号公報
ところで、摩擦係合要素に作用させる油圧を制御する油圧制御弁(例えばソレノイドバルブ)は、同一電流を印加してもライン圧の大きさにより発生する油圧が異なるという特性がある。
こような特性を考慮して、従来の自動変速機の油圧制御システムでは、図7(a)に示すように、変速機がDレンジで車両が停止したときに、ライン圧が安定するまで待ってから、摩擦係合要素に作用する油圧を低下させて摩擦係合要素を非係合状態にするように油圧制御弁を制御するN制御を開始するようにしている。このため、N制御を開始する時期が遅くなって摩擦係合要素を非係合状態に維持する期間(N制御の効果を得られる期間)が短くなってしまい、N制御によるエネルギ損失低減効果を十分に高めることができないという問題がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、変速機が走行レンジで車両が停止したときに、摩擦係合要素を非係合状態にするN制御を早期に開始することができ、N制御によるエネルギ損失低減効果を高めることができる変速機の油圧制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、変速機(12)に設けられた摩擦係合要素(48)の作動油の油圧回路を切り換えるマニュアル弁(17)と、摩擦係合要素(48)に作用させる油圧を制御する油圧制御弁(14)と、電動アクチュエータ(27)を駆動源としてマニュアル弁(17)の動作位置を切り換えて変速機(12)のレンジを切り換えるレンジ切換機構(16)とを備えた変速機の油圧制御装置において、摩擦係合要素(48)に油圧制御弁(14)を介して油圧を供給する油圧供給路(49)と、摩擦係合要素(48)に供給する油圧を該摩擦係合要素(48)の係合油圧よりも低い所定圧に調圧する調圧弁(56)と摩擦係合要素(48)に供給する作動油の逆流を防止する逆止弁(57)とを有する調圧用油路(50)とを備え、マニュアル弁(17)の動作位置を切り換えることで調圧用油路(50)を介さずに油圧供給路(49)に油圧を供給する経路と調圧用油路(50)を介して油圧供給路(49)に油圧を供給する経路とを切り換えるように構成されているものである。
この構成では、調圧用油路を介さずに油圧供給路に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素に作用させる油圧を油圧制御弁で通常通りに制御できる状態にすることができる。一方、調圧用油路を介して油圧供給路に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素に作用する油圧を調圧弁で係合油圧よりも低い所定圧に調圧にして摩擦係合要素を非係合状態にすることができる。従って、変速機が走行レンジで車両が停止したときに、ライン圧に拘らず、調圧用油路を介して油圧供給路に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素に作用する油圧を調圧弁で係合油圧よりも低い所定圧に調圧して摩擦係合要素を非係合状態にするN制御を行うことができる。これにより、変速機が走行レンジで車両が停止したときに、ライン圧が安定するまで待つ必要がなく、摩擦係合要素を非係合状態にするN制御を早期に開始して、摩擦係合要素を非係合状態に維持する期間(N制御の効果を得られる期間)を長くすることができ、N制御によるエネルギ損失低減効果を高めることができる。
しかも、電動アクチュエータを駆動源とするレンジ切換機構でマニュアル弁の動作位置を切り換えることで油圧供給路に油圧を供給する経路を切り換えることができるため、油圧供給路に油圧を供給する経路を切り換えるための専用の駆動源を新たに設ける必要がなく、システムの低コスト化・省スペース化の要求を満たすことができる。
図1は本発明の一実施例における自動変速制御システムの概略構成を示す図である。 図2はレンジ切換機構の斜視図である。 図3はディテントレバーの正面図である。 図4は調圧用油路を介さずに油圧供給する経路に切り換えた状態を示す図である。 図5は調圧用油路を介して油圧供給する経路に切り換えた状態を示す図である。 図6は油路切換制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図7は本実施例の効果を説明するタイムチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいて車両の自動変速制御システムの概略構成を説明する。
車両の動力源であるエンジン11の出力軸(クランク軸)に、自動変速機12の入力軸が連結されている。この自動変速機12には、変速歯車機構(図示せず)と油圧制御回路13等が設けられている。変速歯車機構には、変速段(変速比)を切り換えるための複数のクラッチやブレーキ等の摩擦係合要素48(図4及び図5参照)が設けられている。また、油圧制御回路13には、摩擦係合要素48に作用させる油圧を制御する油圧制御弁14(例えばソレノイドバルブ)や、摩擦係合要素48の作動油の油圧回路を切り換えるマニュアル弁17等が設けられている。このマニュアル弁17は、レンジセレクタ15の操作に連動してレンジ切換機構16によって駆動される。
また、自動変速機12には、エンジン11の動力(例えば変速歯車機構の入力軸の動力)で回転駆動されるオイルポンプ34(例えばベーン式のオイルポンプ)が設けられ、このオイルポンプ34から吐出される作動油を油圧制御回路13に供給することで油圧制御回路13に油圧を供給するようになっている。
エンジン11を制御するエンジンECU18は、アクセル開度(アクセルペダルの操作量)を検出するアクセルセンサ19の出力信号等に基づいて、スロットル装置20のスロットル開度(スロットルバルブの開度)や燃料噴射弁21の燃料噴射量等を制御する。ここで、「ECU」は「電子制御ユニット」を意味する(以下、同様)。
自動変速機12の変速動作を制御するAT−ECU22は、油圧制御回路13の各油圧制御弁14の開閉動作を制御して各摩擦係合要素48に供給する油圧を制御することで自動変速機12の変速段を目標変速段に切り換える。
自動変速機12のレンジ切換動作を制御するSBW−ECU23は、レンジセレクタ15の操作レバー46(操作部)の操作に応じた要求レンジ信号に基づいてレンジ切換機構16のモータ27を制御する。これにより、運転者のレンジ切換操作に応じてマニュアル弁17の切換動作を制御して自動変速機12のシフトレンジを切り換える。レンジセレクタ15、レンジ切換機構16、SBW−ECU23等からシフトバイワイヤシステムが構成されている。
エンジンECU18とAT−ECU22とSBW−ECU23と通知装置25等は、通信ライン26(例えば車内LAN回線等)を介して接続され、CAN通信等により必要な情報を相互に送受信する。
図2に示すように、レンジ切換機構16は、自動変速機12のシフトレンジを、例えば、Pレンジ(パーキングレンジ)とRレンジ(リバースレンジ)とNレンジ(ニュートラルレンジ)とDレンジ(ドライブレンジ)との間で切り換える4ポジション式のレンジ切換機構である。このレンジ切換機構16の駆動源となるモータ27(電動アクチュエータ)は、例えばスイッチトリラクタンスモータにより構成されている。このモータ27の回転軸が減速機構28(図1参照)を介してマニュアルシャフト29に連結され、このマニュアルシャフト29にディテントレバー30が固定されている。このディテントレバー30には、ディテントレバー30の回転に応じて直線運動するマニュアル弁17が連結され、このマニュアル弁17によって自動変速機12の油圧回路を切り換えることで、シフトレンジを切り換えるようになっている。以上により、自動変速機12のシフトレンジをモータ27の回転角度に応じて制御することができるようになっている。
また、ディテントレバー30にはL字形のパーキングロッド38が固定され、このパーキングロッド38の先端部に設けられた円錐体39がロックレバー41に当接している。このロックレバー41は、円錐体39の位置に応じて軸42を中心にして上下動してパーキングギヤ40をロック/ロック解除するようになっている。パーキングギヤ40は、自動変速機12の出力軸に設けられ、このパーキングギヤ40がロックレバー41によってロックされると、車両の駆動輪が回り止めされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、ディテントレバー30をP、R、N、Dの各レンジに保持するためのディテントバネ43が支持ベース37に固定され、ディテントレバー30には、P、R、N、Dの各レンジ保持凹部44が形成されている。尚、本実施例では、Dレンジとして、D1 レンジとD2 レンジが設けられ、ディテントレバー30には、D1 レンジのレンジ保持凹部44とD2 レンジのレンジ保持凹部44が形成されている(図3参照)。
ディテントバネ43の先端に設けられた係合部43aがディテントレバー30の各レンジ保持凹部44に嵌まり込んだときに、ディテントレバー30が各レンジの位置に保持されるようになっている。これらディテントレバー30とディテントバネ43とからディテントレバー30の回転位置を各レンジの位置に係合保持する(つまりレンジ切換機構16を各レンジの位置に保持する)ためのディテント機構45(節度機構)が構成されている。
Pレンジでは、パーキングロッド38がロックレバー41に接近する方向に移動して、円錐体39の太い部分がロックレバー41を押し上げてロックレバー41の凸部41aがパーキングギヤ40に嵌まり込んでパーキングギヤ40をロックした状態となり、それによって、自動変速機12の出力軸(駆動輪)がロックされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、Pレンジ以外のレンジでは、パーキングロッド38がロックレバー41から離れる方向に移動して、円錐体39の太い部分がロックレバー41から抜け出てロックレバー41が下降し、それによって、ロックレバー41の凸部41aがパーキングギヤ40から外れてパーキングギヤ40のロックが解除され、自動変速機12の出力軸が回転可能な状態(走行可能な状態)に保持される。
図1に示すように、モータ27には、ロータの回転角(回転位置)を検出するための回転角センサとしてエンコーダ31が設けられている。このエンコーダ31は、例えば磁気式のロータリエンコーダにより構成されており、モータ27のロータの回転に同期して所定角度毎にパルス信号をSBW−ECU23に出力するように構成されている。SBW−ECU23は、エンコーダ31のパルス信号をカウントして、そのカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に応じてモータ27の通電相を所定の順序で切り換えることでモータ27を回転駆動する。上述したように自動変速機12のシフトレンジはモータ27の回転角度に応じて変化するため、エンコーダカウント値は、実際のシフトレンジを間接的に表している。
また、マニュアルシャフト29又はディテントレバー30の回転角(回転位置)を検出する回転センサ33が設けられている。この回転センサ33は、マニュアルシャフト29又はディテントレバー30の回転角度に応じた電圧を出力するセンサ(例えばポテンショメータ)によって構成され、その出力電圧によって実際のシフトレンジが、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのいずれであるかを確認できるようになっている。
レンジセレクタ15は、運転者がレンジを選択するための操作レバー46と、この操作レバー46の操作に応じた要求レンジ信号を出力するセレクタセンサ47とを備えている。
SBW−ECU23は、レンジセレクタ15(セレクタセンサ47)から出力される要求レンジ信号に応じて目標レンジを切り換え、エンコーダカウント値に基づいてモータ27を目標レンジに相当する目標回転位置(目標カウント値)まで回転駆動することで、シフトレンジを目標レンジに切り換える。
次に図4及び図5に基づいて、自動変速機12の油圧制御回路13の構成を説明する。但し、自動変速機12が車両発進用の変速段(例えば1速)のときに係合状態になる二つの摩擦係合要素48に関連する部分について説明する。
油圧制御回路13には、各摩擦係合要素48に対して、それぞれ油圧制御弁14を介して油圧を供給する油圧供給路49が設けられ、この油圧供給路49に、調圧用油路50が接続されている。
この調圧用油路50には、摩擦係合要素48に供給する油圧(油圧供給路49に供給する油圧)を摩擦係合要素48の係合油圧(係合状態にする油圧)よりも低い所定圧に調圧する調圧弁56が設けられている。この所定圧は、摩擦係合要素48を非係合状態(例えばトルク伝達可能な状態となる直前の状態)にする油圧に設定されている。また、調圧用油路50には、摩擦係合要素48に供給する作動油(油圧供給路49に供給する作動油)の逆流を防止する逆止弁57が設けられている。
油圧制御回路13は、マニュアル弁17の動作位置を切り換えることで、調圧用油路50を介さずに油圧供給路49に油圧を供給する経路(図4参照)と、調圧用油路50を介して油圧供給路49に油圧を供給する経路(図5参照)とを切り換えるように構成されている。
具体的には、マニュアル弁17のスリーブ51には、オイルポンプ34から供給される油圧が導入される入力ポート52と、油圧供給路49に直接連通するノーマルポート53と、調圧用油路50に連通するバイパスポート54と、ドレンポート55が設けられている。
マニュアル弁17は、レンジ切換機構16の駆動源となるモータ27によって駆動されて軸方向に移動する。マニュアル弁17のDレンジ位置には、D1 レンジ位置(ディテントバネ43の係合部43aがディテントレバー30のD1 レンジのレンジ保持凹部44に嵌まり込む位置)とD2 レンジ位置(ディテントバネ43の係合部43aがディテントレバー30のD2 レンジのレンジ保持凹部44に嵌まり込む位置)の二つの切換位置が設定されている。マニュアル弁17がD1 レンジ位置とD2 レンジ位置のいずれに位置している場合でも、自動変速機12の油圧回路がDレンジ用の油圧回路に維持されて、自動変速機12がDレンジに維持されるようになっている。
図4に示すように、マニュアル弁17がD1 レンジ位置(第1動作位置)に移動すると、入力ポート52からノーマルポート53への油路が開放されて、入力ポート52からバイパスポート54への油路が閉鎖される。これにより、調圧用油路50を介さずに油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換わり、入力ポート52からスリーブ51内に導入された油圧がノーマルポート53及び油圧供給路49を通って摩擦係合要素48に供給される。
一方、図5に示すように、マニュアル弁17がD2 レンジ位置(第2動作位置)に移動すると、入力ポート52からバイパスポート54への油路が開放されて、入力ポート52からノーマルポート53への油路が閉鎖される。これにより、調圧用油路50を介して油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換わり、入力ポート52からスリーブ51内に導入された油圧がバイパスポート54及び調圧用油路50を通った後に油圧供給路49を通って摩擦係合要素48に供給される。この際、調圧弁56によって、摩擦係合要素48に供給する油圧を係合油圧よりも低い所定圧に調圧すると共に、逆止弁57によって、摩擦係合要素48に供給する作動油の逆流を防止することで、摩擦係合要素48に作用する油圧が係合油圧よりも低い所定圧に維持される。
また、本実施例では、SBW−ECU23により後述する図6の油路切換制御ルーチンを実行することで、次のような制御を行う。
自動変速機12がDレンジ(走行レンジ)で車両停止中(以下「Dレンジ停車中」という)であるか否かを判定し、Dレンジ停車中ではないと判定したときにはマニュアル弁17の動作位置をD1 レンジ位置に切り換え、Dレンジ停車中と判定したときにはマニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換える。
具体的には、図7(b)に示すように、自動変速機12がDレンジで車両が走行しているときには、Dレンジ停車中ではないと判定する。Dレンジ停車中ではないと判定したときには、マニュアル弁17の動作位置をD1 レンジ位置に維持して、調圧用油路50を介さずに油圧供給路49に油圧を供給する経路に維持することで、摩擦係合要素48に作用させる油圧を油圧制御弁14で通常通りに制御できる状態にする。例えば、自動変速機12が1速の場合には、摩擦係合要素48に作用する油圧を係合油圧にして摩擦係合要素48を係合状態にするように油圧制御弁14の駆動電流を制御する。
その後、自動変速機12がDレンジのまま車両が停止したときに、Dレンジ停車中と判定する。Dレンジ停車中と判定したときには、その時点t1 で、マニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えて、調圧用油路50を介して油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素48に作用する油圧を調圧弁56で係合油圧よりも低い所定圧に調圧して摩擦係合要素48を非係合状態にするN制御を実行する。
その際、マニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えたときに、摩擦係合要素48に作用する油圧を低下させるように油圧制御弁14の駆動電流を制御する油圧低下制御を所定時間だけ実行して、摩擦係合要素48に作用する油圧を速やかに所定圧付近まで低下させる。
その後、運転者が車両を始動させようとする操作(例えばブレーキオフ)を行ったときに、Dレンジ停車中ではないと判定する。Dレンジ停車中ではないと判定したときには、その時点t2 で、マニュアル弁17の動作位置をD1 レンジ位置に切り換えて、調圧用油路50を介さずに油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換えることで、N制御を終了して、摩擦係合要素48に作用させる油圧を油圧制御弁14で通常通りに制御できる状態に戻す。例えば、自動変速機12を1速にする場合には、摩擦係合要素48に作用する油圧を係合油圧にして摩擦係合要素48を係合状態にするように油圧制御弁14の駆動電流を制御する。
以下、本実施例でSBW−ECU23が実行する図6の油路切換制御ルーチンの処理内容を説明する。
図6に示す油路切換制御ルーチンは、SBW−ECU23の電源オン期間中(イグニッションスイッチのオン期間中)に所定周期で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう制御手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、現在のシフトレンジがDレンジ(つまりマニュアル弁17がDレンジ位置)であるか否かを判定する。このステップ101で、Dレンジではないと判定された場合には、ステップ102以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ101で、Dレンジであると判定された場合には、ステップ102に進み、Dレンジ停車中であるか否かを、例えば、車両が停止状態で且つブレーキオン状態(ブレーキペダルが踏み込まれた状態)であるか否か等によって判定する。
このステップ102で、Dレンジ停車中ではないと判定された場合には、ステップ103に進み、マニュアル弁17の動作位置をD1 レンジ位置に切り換えて、調圧用油路50を介さずに油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換える。これにより、摩擦係合要素48に作用させる油圧を油圧制御弁14で通常通りに制御できる状態にして、変速段の切り換えに対応できるようにする。
一方、上記ステップ102で、Dレンジ停車中と判定された場合には、ステップ104に進み、マニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えて、調圧用油路50を介して油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換える。これにより、摩擦係合要素48に作用する油圧を調圧弁56で係合油圧よりも低い所定圧に調圧して摩擦係合要素48を非係合状態にするN制御を実行する。
この後、ステップ105に進み、マニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えてから所定時間が経過したか否かを判定する。この所定時間は、例えば、油圧低下制御により摩擦係合要素48に作用する油圧を所定圧付近まで低下させるのに必要な時間に設定される。本実施例では、所定時間のマップ(図示せず)を参照して、作動油の温度に応じて所定時間を設定する。作動油の温度が低い(つまり作動油の粘性が高い)ほど、油圧低下制御により摩擦係合要素48に作用する油圧を所定圧付近まで低下させるのに必要な時間が長くなるため、所定時間のマップは、作動油の温度が低いほど所定時間が長くなるように設定されている。この所定時間のマップは、予め試験データや設計データ等に基づいて作成され、SBW−ECU23のROMに記憶されている。
このステップ105で、所定時間が経過していないと判定されれば、ステップ106に進み、摩擦係合要素48に作用する油圧を低下させるように油圧制御弁14を制御する油圧低下制御を実行する。その後、上記ステップ105で、所定時間が経過したと判定された時点で、ステップ107に進み、油圧低下制御を終了する。これらのステップ105〜107の処理により、マニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えたときに、油圧低下制御を所定時間だけ実行する。
従来の自動変速機の油圧制御システムでは、図7(a)に示すように、変速機がDレンジで車両が停止したときに、ライン圧が安定するまで待ってから、摩擦係合要素に作用する油圧を低下させて摩擦係合要素を非係合状態にするように油圧制御弁を制御するN制御を開始するようにしている。このため、N制御を開始する時期が遅くなって摩擦係合要素を非係合状態に維持する期間(N制御の効果を得られる期間)が短くなってしまい、N制御によるエネルギ損失低減効果を十分に高めることができない。
そこで、本実施例では、摩擦係合要素48に供給する油圧を係合油圧よりも低い所定圧に調圧する調圧弁56と、摩擦係合要素48に供給する作動油の逆流を防止する逆止弁57とを備えた調圧用油路50を設ける。そして、マニュアル弁17の動作位置を切り換えることで、調圧用油路50を介さずに油圧供給路49に油圧を供給する経路と、調圧用油路50を介して油圧供給路49に油圧を供給する経路とを切り換えるようにしている。
これにより、調圧用油路50を介さずに油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素48に作用させる油圧を油圧制御弁14で通常通りに制御できる状態にすることができる。一方、調圧用油路50を介して油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素48に作用する油圧を調圧弁56で係合油圧よりも低い所定圧に調圧して摩擦係合要素48を非係合状態にすることができる。従って、図7(b)に示すように、自動変速機12がDレンジで車両が停止したときに、ライン圧に拘らず、調圧用油路50を介して油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素48に作用する油圧を調圧弁56で係合油圧よりも低い所定圧に調圧して摩擦係合要素48を非係合状態にするN制御を行うことができる。これにより、自動変速機12がDレンジで車両が停止したときに、ライン圧が安定するまで待つ必要がなく、摩擦係合要素48を非係合状態にするN制御を早期に開始して、摩擦係合要素48を非係合状態に維持する期間(N制御の効果を得られる期間)を長くすることができ、N制御によるエネルギ損失低減効果を高めることができる。
しかも、モータ27を駆動源とするレンジ切換機構16でマニュアル弁17の動作位置を切り換えることで油圧供給路49に油圧を供給する経路を切り換えることができるため、油圧供給路49に油圧を供給する経路を切り換えるための専用の駆動源を新たに設ける必要がなく、システムの低コスト化・省スペース化の要求を満たすことができる。
また、本実施例では、Dレンジ停車中(自動変速機12がDレンジで車両停止中)であるか否かを判定し、Dレンジ停車中ではないと判定したときにはマニュアル弁17の動作位置をD1 レンジ位置に切り換え、Dレンジ停車中と判定したときにはマニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えるようにしている。
これにより、Dレンジ停車中ではないと判定したときには、マニュアル弁17の動作位置をD1 レンジ位置に切り換えて、調圧用油路50を介さずに油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素48に作用させる油圧を油圧制御弁14で通常通りに制御できる状態にして、変速段の切り換えに対応することができる。
一方、Dレンジ停車中と判定したときには、マニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えて、調圧用油路50を介して油圧供給路49に油圧を供給する経路に切り換えることで、摩擦係合要素48に作用する油圧を調圧弁56で係合油圧よりも低い所定圧に調圧して摩擦係合要素48を非係合状態にするN制御を実行して、エネルギ損失を低減することができる。
更に、本実施例では、マニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えたときに、摩擦係合要素48に作用する油圧を低下させるように油圧制御弁14を制御する油圧低下制御を所定時間だけ実行するようにしている。これにより、マニュアル弁17の動作位置をD2 レンジ位置に切り換えてN制御を開始したときに、油圧低下制御により摩擦係合要素48に作用する油圧を速やかに所定圧付近まで低下させることができる。
その際、本実施例では、作動油の温度に応じて所定時間を設定するようにしている。これにより、作動油の温度(つまり作動油の粘性)に応じて、油圧低下制御により摩擦係合要素48に作用する油圧を所定圧付近まで低下させるのに必要な時間が変化するのに対応して、所定時間を変化させて所定時間を適正値に設定することができ、所定時間(油圧低下制御の実行時間)が必要以上に長くなることを防止することができる。
尚、上記実施例では、作動油の温度に応じて所定時間を設定するようにしたが、これに限定されず、所定時間を予め設定した固定値として、演算負荷を低減するようにしても良い。
また、上記実施例では、SBW−ECU23で図6のルーチンを実行するようにしたが、これに限定されず、SBW−ECU23以外のECU(例えばAT−ECU22やエンジンECU18等)で図6のルーチンを実行するようにしても良い。
また、上記実施例では、シフトレンジをPレンジとRレンジとNレンジとDレンジの四つのレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用したが、これに限定されず、例えば、シフトレンジをPレンジとNotPレンジの二つのレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用しても良い。或は、シフトレンジを三つのレンジ間又は五つ以上のレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用しても良い。また、変速機の前進/後進を電動アクチュエータ(例えばソレノイド等)で切り換える切換機構を備えたシステムに本発明を適用しても良い。
12…自動変速機、14…油圧制御弁、16…レンジ切換機構、17…マニュアル弁、23…SBW−ECU(制御手段)、27…モータ(電動アクチュエータ)、29…マニュアルシャフト、30…ディテントレバー、48…摩擦係合要素、49…油圧供給路、50…調圧用油路、56…調圧弁、57…逆止弁

Claims (5)

  1. 変速機(12)に設けられた摩擦係合要素(48)の作動油の油圧回路を切り換えるマニュアル弁(17)と、前記摩擦係合要素(48)に作用させる油圧を制御する油圧制御弁(14)と、電動アクチュエータ(27)を駆動源として前記マニュアル弁(17)の動作位置を切り換えて前記変速機(12)のレンジを切り換えるレンジ切換機構(16)とを備えた変速機の油圧制御装置において、
    前記摩擦係合要素(48)に前記油圧制御弁(14)を介して油圧を供給する油圧供給路(49)と、
    前記摩擦係合要素(48)に供給する油圧を該摩擦係合要素(48)の係合油圧よりも低い所定圧に調圧する調圧弁(56)と前記摩擦係合要素(48)に供給する作動油の逆流を防止する逆止弁(57)とを有する調圧用油路(50)とを備え、
    前記マニュアル弁(17)の動作位置を切り換えることで前記調圧用油路(50)を介さずに前記油圧供給路(49)に油圧を供給する経路と前記調圧用油路(50)を介して前記油圧供給路(49)に油圧を供給する経路とを切り換えるように構成されていることを特徴とする変速機の油圧制御装置。
  2. 前記変速機(12)が車両発進用の変速段のときに係合状態になる摩擦係合要素(48)に対して前記調圧用油路(50)が設けられ、
    前記変速機(12)がレンジで車両停止中であるか否かを判定し、前記Dレンジで車両停車中ではないと判定したときに前記マニュアル弁(17)の動作位置を前記調圧用油路(50)を介さずに前記油圧供給路(49)に油圧を供給する経路に切り換える第1動作位置に切り換え、前記Dレンジで車両停車中と判定したときに前記マニュアル弁(17)の動作位置を前記調圧用油路(50)を介して前記油圧供給路(49)に油圧を供給する経路に切り換える第2動作位置に切り換える制御手段(23)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の変速機の油圧制御装置。
  3. 前記制御手段(23)は、前記マニュアル弁(17)の動作位置を前記第2動作位置に切り換えたときに前記摩擦係合要素(48)に作用する油圧を低下させるように前記油圧制御弁(14)を制御する油圧低下制御を所定時間実行することを特徴とする請求項2に記載の変速機の油圧制御装置。
  4. 前記制御手段(23)は、前記作動油の温度に応じて前記所定時間を設定することを特徴とする請求項3に記載の変速機の油圧制御装置。
  5. 前記電動アクチュエータとしてモータ(27)が設けられ、
    前記レンジ切換機構(16)は、前記モータ(27)の回転軸に連結されたマニュアルシャフト(29)にディテントレバー(30)が固定され、前記ディテントレバー(30)の回転に応じて直線運動するように前記マニュアル弁(17)が前記ディテントレバー(30)に連結されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の変速機の油圧制御装置。
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