JP6303309B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車に関し、特に、内部に設置された燃料ポンプにより燃料をエンジンに供給する燃料タンクを備える自動二輪車に関する。
従来、燃料タンクの内部に設置された燃料ポンプにより燃料をエンジンに供給する自動二輪車として、車体フレームを構成するヘッドパイプの後方で前後に延びるタンクレールチューブを左右に跨ぐように配置された燃料タンクを備えるものが知られている。この燃料タンクにおいては、下方に配置されるタンクレールチューブとの干渉を回避するように、横断面が下向きの凹形に形成されている。
一方、このような自動二輪車に適用される燃料ポンプ(インタンク式の燃料ポンプ)は、燃料タンク内に収容される燃料を残りなくエンジンに供給できるように、燃料タンクの最も低い位置に燃料吸入部を設ける必要がある。このような要請から、車体フレームを構成する左右のタンクレールチューブの間に臨む燃料タンクの底壁に燃料ポンプを配置した自動二輪車が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2011−063045号公報 特開2006−076570号公報
しかしながら、上述したような従来のインタンク式の燃料ポンプにおいては、車体フレームを構成するタンクレールチューブが左右に間隔を空けて略平行に配設されることから、タンクレールチューブとの干渉を回避するために燃料タンクの底面に形成された下向きの凹部が大きくなり、燃料タンクの内部容積が縮小するという問題がある。
また、タンクレールチューブは、その下方側に配置される車体フレームにエンジンを載せ降ろし可能に搭載するため、エンジンに対して所定の高さ方向のクリアランスを備えた高さに配置する必要がある。一方、走行安定性を確保する観点からは、車体フレームにおける適所に燃料タンクを配置する必要がある。運転者の操作ポジションに対して相対的に高い位置に燃料タンクが配置される場合には、走行安定性が悪化し得る。
一般に、燃料タンクの背面(上面)の高さは、内部に設置される燃料ポンプの上端部の位置に依存する。燃料ポンプの設置位置は、燃料タンクの底面位置に依存する。燃料タンクの底面位置は、タンクレールチューブの高さ位置に依存する。このため、タンクレールチューブを配置する高さが制限される状況下においては、燃料タンクの底面位置を一定位置以上に下げることができず、燃料ポンプを低い位置に設置できない。この結果、燃料ポンプの上端部の位置を低い位置に配置できず、燃料タンクの背面(上面)の高さが高くなるという問題がある。
特に、タンクレールチューブが1本で構成される車体フレームに搭載される燃料タンクにおいては、上述した特許文献1、2のように、タンクレールチューブ間の燃料タンクの底壁に燃料ポンプを配置することができない。このため、燃料ポンプの設置位置を一定位置以上に下げることができず、結果として、燃料タンクの背面(上面)の高さが高くなってしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、燃料タンクの内部容積を縮小することなく、燃料タンクの形状や設置位置に起因する乗車姿勢の制約を少なくしてライディングポジションの自由度を増し、乗り心地と操縦性を向上することができる自動二輪車を提供することを目的とする。
本発明の自動二輪車は、ヘッドパイプと、1本のタンクレールチューブと、左右一対のボディーチューブと、左右一対のシートレールチューブと、左右一対のシートピラーチューブと、ダウンチューブとで構成される車体フレームと、前記車体フレームのヘッドパイプの後部から、前記タンクレールチューブを左右に跨いで前記シートレールチューブの前部に亘って配置される燃料タンクと、を具備し、前記車体フレームは、前記左右方向の一方側のシートレールチューブの前部に、他方側のシートレールチューブの前部よりも低くなるように屈曲部が設けられ、前記燃料タンクは、前記左右方向の一方側のシートレールチューブの前部に設けられた前記屈曲部に対向する当該燃料タンクの後部にインタンク式の燃料ポンプを配置したことを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車において、前記シートレールチューブは、前記タンクレールチューブの後端部から左右に分岐して下方に延びる前記左右一対のボディーチューブの上部から夫々後方へ延び、前記屈曲部は、前記ボディーチューブと接合される前記シートレールチューブの前部に設けられる。
この構成によれば、ヘッドパイプの後部から、1本のタンクレールチューブを左右に跨いでシートレールチューブの前部に亘って燃料タンクが配置されることから、左右に間隔を空けて略平行に配設されたタンクレールチューブを有する場合と比べ、タンクレールチューブとの干渉を回避する空間を縮小できるので、燃料タンクの内部容積を確保することができる。また、タンクレールチューブの後方側において、タンクレールチューブよりも下方側の位置で右方側に延びるシートレールチューブの前部に対向する位置(燃料タンクの後部)にインタンク式の燃料ポンプが配置されることから、燃料ポンプの設置位置を低くでき、燃料タンクの背面(上面)の高さを低くすることができる。この結果、燃料タンクの内部容積を縮小することなく、燃料タンクの形状や設置位置に起因する乗車姿勢の制約を少なくしてライディングポジションの自由度を増し、乗り心地と操縦性を向上することが可能となる。
本発明の自動二輪車において、前記燃料ポンプは、車体中心に対して左右方向の一方側に偏倚して配置され、下部が前記燃料タンクの底面から下向きに膨出する膨出部を備え、前記シートレールチューブの下方において、左右の前記シートレールチューブと前記ボディーチューブと前記シートピラーチューブとで囲まれた枠内に配置され、エンジンに燃焼用空気を供給するエアクリーナボックスを更に具備し、前記エアクリーナボックスは、本体箱部の開口を蓋体で開閉可能に形成され、当該本体箱部の開口側を前記他方側のシートレールチューブ側の車体側方に向けて配置されることが好ましい。この場合には、下部に膨出部を備える燃料ポンプが車体中心から一方側に偏倚して配置される場合においても、同一方向に配置される一方側のシートレールチューブを下方側に退避させることで燃料ポンプの設置スペースを確保できる。この結果、燃料ポンプの設置位置を更に低くでき、効果的に燃料タンクの背面(上面)の高さを低くすることが可能となる。また、エアクリーナボックスが、高く形成される他方側のシートレールチューブ側の車体側方に本体箱部の開口側を向けて配置されることから、低く形成される一方側のシートレールチューブ側の車体側方に本体箱部の開口側を向けて配置される場合と比べてエアクリーナボックスの容量を確保できるので、エンジンにおける燃料の燃焼効率の改善や騒音対策を通じた騒音の低減を実現することが可能となる。
また、本発明の自動二輪車において、前記エアクリーナボックスは、前記燃料ポンプと反対側の左右方向の他方側に偏倚して配置され、前記燃料ポンプが配置された左右方向の一方側の前記枠内に電装部品又は車載工具が配置されるようにしてもよい。この場合には、エアクリーナボックスが、燃料ポンプと反対側の左右方向の他方側に偏倚して配置されることから、燃料ポンプの配設位置を回避してエアクリーナボックスを配置できる。これにより、エアクリーナボックスの容量を確保できるので、エンジンにおける燃料の燃焼効率の改善や騒音対策を通じた騒音の低減を実現することが可能となる。また、燃料ポンプとエアクリーナボックスとを車体の左右方向にバランスよく配置できるので、自動二輪車の走行時における直進性を向上することが可能となる。また、燃料ポンプが配置された左右方向の一方側の枠内に電装部品又は車載工具が配置されることから、エアクリーナボックスと反対側に配置される空間を有効に活用でき、電装部品や車載工具を配置する空間を別途設ける必要がなくなる。
さらに、本発明の自動二輪車においては、前記燃料ポンプが配置された左右方向の一方側の前記枠内に電装部品又は車載工具を配置することが好ましい。この場合には、燃料ポンプが配置された左右方向の一方側の枠内に電装部品又は車載工具が配置されることから、エアクリーナボックスと反対側に配置される空間を有効に活用でき、電装部品や車載工具を配置する空間を別途設ける必要がなくなる。
本発明によれば、燃料タンクの内部容積を縮小することなく、燃料タンクの形状や設置位置に起因する乗車姿勢の制約を少なくしてライディングポジションの自由度を増し、乗り心地と操縦性を向上することが可能となる。
本実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 本実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。 本実施の形態に係る自動二輪車の上面図である。 図1に示す状態の自動二輪車の要部断面図である。 図3に示す自動二輪車から燃料タンク及びシートを取り除いた上面図である。 本実施の形態に係る自動二輪車が有する燃料ポンプ周辺の拡大図である。 本実施の形態に係る自動二輪車が有する燃料ポンプ周辺の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。まず、図1〜図4を参照して、本実施の形態に係る自動二輪車の構成の概略を説明する。図1は、本実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。図2は、本実施の形態に係る自動二輪車1の右側面図である。図3は、本実施の形態に係る自動二輪車1の上面図である。図4は、図3に示す一点鎖線Aにおける断面図である。なお、図1〜図4においては、説明の便宜上、自動二輪車1が備える構成部品の一部(ヘッドパイプ21に支持されるフロントフォークやフロントフォークに連結される前輪及びハンドルバー、並びに、スイングアームやスイングアームに連結される後輪等)を省略している。また、以下の図面においては、適宜、車体前方及び後方をそれぞれ矢印FR及び矢印REで示し、車体左方及び車体右方をそれぞれ矢印L及び矢印Rで示す。
図1に示すように、自動二輪車1は、パワーユニットや電装部品を搭載する鋼製又はアルミ合金製の車体フレーム2を備えている。車体フレーム2は、ヘッドパイプ21と、1本のタンクレールチューブ22と、左右一対のボディーチューブ23と、左右一対のシートレールチューブ24と、左右一対のシートピラーチューブ25と、ダウンチューブ26とを含んで構成される。すなわち、自動二輪車1は、バックボーン型の車体フレーム2を備えて構成されている。
ヘッドパイプ21は、車体フレーム2の前端に配置される。タンクレールチューブ22は、ヘッドパイプ21の上端部近傍に接合されている。タンクレールチューブ22は、ヘッドパイプ21から後方側に向かって延びる。ボディーチューブ23は、タンクレールチューブ22の後端部に接合されている。ボディーチューブ23は、タンクレールチューブ22の後端部から左右に分岐して下方に延びる。
シートレールチューブ24は、左右のボディーチューブ23の上部に接合されている。より具体的には、タンクレールチューブ22に対するボディーチューブ23の接合箇所よりも僅かに下方側の位置において、ボディーチューブ23の上端部近傍に接合されている。シートレールチューブ24は、左右のボディーチューブ23の上部から夫々後方へ延びる。より具体的には、シートレールチューブ24は、タンクレールチューブ22に対するボディーチューブ23の接合箇所よりも僅かに下方側の位置において、略水平に後方側に向かって延びている。
シートピラーチューブ25は、シートレールチューブ24の中間部(シートレールチューブ24の前端部と後端部との中央近傍)と、ボディーチューブ23の下部(ボディーチューブ23の下端部近傍)に接合される。シートピラーチューブ25は、左右のシートレールチューブ24の中間部とボディーチューブ23の下部との間に架け渡されている。ダウンチューブ26は、ヘッドパイプ21の下端部近傍に接合されている。ダウンチューブ26は、ヘッドパイプ21から略下方に向って延びている。
タンクレールチューブ22の上方には、内部に燃料が収容される燃料タンク31が配置されている。この燃料タンク31は、タンクレールチューブ22を左右に跨いで、ヘッドパイプ21の後部からシートレールチューブ24の前部に亘って配置されている。すなわち、燃料タンク31は、タンクレールチューブ22の全体、ボディーチューブ23の上端部及びシートレールチューブ24の前端部の一部に対応する位置に配置されている。燃料タンク31の内部には、燃料を後述するエンジン4に供給する燃料ポンプ(以下、適宜「インタンク式の燃料ポンプ」という)7が設けられている(図4参照)。
燃料タンク31の後方には、運転者の着座するシート32が搭載されている。このシート32は、ボディーチューブ23との接合部分から後方に向かって概して直線状に延出されるシートレールチューブ24に支持されている。これらのシートレールチューブ24の中央近傍において、ボディーチューブ23に前端部が接合されたシートピラーチューブ25の後端部が接合されている。
タンクレールチューブ22、ボディーチューブ23及びダウンチューブ26により囲まれる空間には、エンジン4が搭載されている。エンジン4は、ダウンチューブ26に接合された前側エンジンマウントブラケット26aの前側エンジン固定部26bと、ボディーチューブ23に設けられた後側エンジン固定部23aに固定されている。エンジン4には、後述するエアクリーナボックス5を介して空気(燃焼用空気)が取り込まれ、燃料ポンプ7を介してキャブレター(燃料気化装置)から供給される燃料と空気とが混合されてシリンダ41内の燃焼室に供給される。燃焼後のガスは、図示しないエキゾーストパイプを経てマフラから排出される。
左右のボディーチューブ23と、シートレールチューブ24と、シートピラーチューブ25とで囲まれた枠内には、側面視にて概して三角形状を有する空間Sが形成されている。この空間Sには、車体の左方側にエアクリーナボックス5が配置され、車体の右方側にバッテリが配置される。エアクリーナボックス5は、エンジン4(より具体的には、シリンダ41内の燃焼室)に燃焼用空気を供給する。バッテリは、自動二輪車1に搭載される各種の電装部品に対して電源を供給する。なお、図2においては、説明の便宜上、バッテリを省略し、バッテリを保持するバッテリホルダ6のみ示している。
エアクリーナボックス5は、本体箱部51内に配置されるエアフィルタの交換やメンテナンス等のために、本体箱部51の開口を蓋体52で開閉可能に構成されている。蓋体52は、本体箱部51の端面(左方側端面)に複数のビス53により固定される。エアクリーナボックス5は、本体箱部51の開口側を車体左方側に向けて配置されている(図3参照)。すなわち、エアクリーナボックス5に対するメンテナンスは、車体左方側から蓋体52を取り外して行われる。エアクリーナボックス5における外気の取り入れは、車体右方側に向けて設けられた外気取入口54から行われる。
燃料タンク31は、図4に示すように、燃料タンク31の背面(上面)を含む外周面部を構成するタンクアウタ311と、燃料タンク31の内底面を構成するタンクインナ312とを有する。タンクアウタ311の上面部には、給油口311aが設けられている。タンクインナ312は、タンクレールチューブ22の上端部に沿って配置される傾斜面部312aと、傾斜面部312aの後方側に連続して形成される平坦面部312bとを有する。平坦面部312bには、燃料ポンプ7を固定するための開口部312cが形成されている。
インタンク式の燃料ポンプ7は、側面視にて、シートレールチューブ24の前部に対向する燃料タンク31の後部に配置されている。言い換えると、このインタンク式の燃料ポンプ7は、ボディーチューブ23に対するシートレールチューブ24の接合箇所よりも僅かに後方側の位置であって、シートレールチューブ24の上方側の位置に配置されている。燃料ポンプ7は、タンクインナ312に形成された開口部312cに対して下方側から固定される。より具体的にいうと、燃料ポンプ7は、後述する台座部72を、開口部312cを規定する平坦面部312bの一部にビス止めすることにより、開口部312cを閉塞するように燃料タンク31に固定される。
このように本実施の形態に係る自動二輪車1においては、ヘッドパイプ21の後部から、1本のタンクレールチューブ22を左右に跨いでシートレールチューブ24の前部に亘って燃料タンク31が配置されることから、タンクレールチューブ22との干渉を回避する空間を縮小できるので、燃料タンク31の内部容積を確保することができる。また、タンクレールチューブ22の後方側において、タンクレールチューブ22よりも下方側の位置で右方側に延びるシートレールチューブ24の前部に対向する位置(燃料タンク31の後部)にインタンク式の燃料ポンプ7が配置されることから、燃料ポンプ7の設置位置を低くでき、燃料タンク31の背面(上面)の高さを低くすることができる。この結果、燃料タンク31の内部容積を縮小することなく、燃料タンク31の形状や設置位置に起因する乗車姿勢の制約を少なくしてライディングポジションの自由度を増し、乗り心地と操縦性を向上することが可能となる。
以下、インタンク式の燃料ポンプ7の配置及びその周辺の構成について図5〜図7を参照しながら説明する。図5は、図3に示す状態の自動二輪車1から燃料タンク31及びシート32を取り除いた状態の上面図である。図6及び図7は、本実施の形態に係る自動二輪車1が有する燃料ポンプ7の周辺の拡大図である。なお、図6においては、燃料ポンプ7の周辺を車体左方側から示し、図7においては、燃料ポンプ7の周辺を車体右方側から示している。また、図5〜図7においては、説明の便宜上、左右一対のボディーチューブ23、シートレールチューブ24及びシートピラーチューブ25のうち、左方側の構成要素の符号の末尾に「L」を付加し、右方側の構成要素の符号の末尾に「R」を付加している。
燃料ポンプ7は、図5に示すように、車体中心(車体の左右方向の中心)に対して右方側に偏倚して配置されている。また、エアクリーナボックス5は、燃料ポンプ7の僅かに後方側であって、燃料ポンプ7の反対側、すなわち、車体中心に対して左方側に偏倚して配置されている。さらに、バッテリは、燃料ポンプ7の僅かに後方側であって、燃料ポンプ7の同一側、すなわち、車体中心に対して右方側に偏倚して配置されている。なお、図5においては、説明の便宜上、バッテリを省略し、バッテリホルダ6のみ示している。バッテリは、このバッテリホルダ6の内側位置に保持される。
このように本実施の形態に係る自動二輪車1においては、エアクリーナボックス5が、燃料ポンプ7とは反対側に偏倚して配置されることから、燃料ポンプ7の配設位置を回避してエアクリーナボックス5を配置できる。これにより、エアクリーナボックス5の容量を確保できるので、エンジン4における燃料の燃焼効率の改善や騒音対策を通じた騒音の低減を実現することが可能となる。また、自動二輪車1の左右方向において、燃料ポンプ7とエアクリーナボックス5とをバランスよく配置できるので、自動二輪車1の走行時における直進性を向上することが可能となる。
また、エアクリーナボックス5と反対側、すなわち、燃料ポンプ7が配置された右方側の枠内にはバッテリが配置されている。このため、エアクリーナボックス5と反対側に配置される空間を有効に活用でき、バッテリを配置する空間を別途設ける必要がなくなる。なお、ここでは、バッテリが配置される場合について説明しているが、当該空間に配置される構成部品については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、バッテリ以外の電装部品や、車載工具等を配置するようにしてもよい。
燃料ポンプ7は、図6及び図7に示すように、ポンプ本体部71、台座部72及び膨出部73を含んで構成される。ポンプ本体部71は、燃料ポンプ7の上部に配置される。膨出部73は、台座部72を挟んで燃料ポンプ7の下部に配置される。燃料タンク31に固定された状態において、ポンプ本体部71は、燃料タンク31内に配置される。台座部72は、燃料タンク31の下面に固定される。膨出部73は、燃料タンク31の外部に露出して配置される。
ポンプ本体部71は、燃料タンク31内の燃料を吸入してエンジン4に供給する。台座部72は、概して円盤形状を有している。台座部72を構成する円盤形状部の外径寸法は、燃料タンク31を構成するタンクインナ312に形成される開口部312cよりも大径に設けられている。台座部72は、開口部312cから燃料タンク31内にポンプ本体部71を挿入した状態において、タンクインナ312の開口部312cの近傍の平坦面部312bに固定される。膨出部73には、燃料タンク31内の燃料を吸入する燃料吸入部が設けられている。膨出部73に設けられた燃料吸入部から吸入された燃料は、ポンプ本体部71に送出され、ポンプ本体部71に設けられた吐出部から吐出され、図示しない燃料噴射装置に圧送される。
車体の右方側に偏倚して配置される燃料ポンプ7の設置スペースを確保するため、本実施の形態に係る自動二輪車1においては、左方側に配置されるシートレールチューブ24Lの前部に比べて、右方側に配置されるシートレールチューブ24Rの前部を低く形成している(図6、図7参照)。より具体的には、左方側に配置されるシートレールチューブ24Lが略水平に延び、その前部がボディーチューブ23Lに接合されるのに対し、右方側に配置されるシートレールチューブ24Rは、その前部が僅かに下方側に屈曲してボディーチューブ23Rに接合される(図6、図7参照)。これにより、シートレールチューブ24Lの前部は、図6に示すように、側面視にて燃料ポンプ7の膨出部73とオーバーラップする位置に配置されている。一方、シートレールチューブ24Rの前部は、図7に示すように、側面視にて燃料ポンプ7の膨出部72とオーバーラップせず、膨出部73よりも下方側の位置に配置されている。
このように本実施の形態に係る自動二輪車1においては、燃料タンク31に対向するシートレールチューブ24のうち、右方側のシートレールチューブ24Rの前部を、左方側のシートレールチューブ24Lの前部よりも低く形成している。これにより、下部に膨出部73を備える燃料ポンプ7が車体中心から右方側に偏倚して配置される場合においても、右方側のシートレールチューブ24Rを下方側に退避させることで燃料ポンプ7の設置スペースを確保できる。この結果、燃料ポンプ7の設置位置を更に低くでき、効果的に燃料タンク7の背面(上面)の高さを低くすることが可能となる。
また、本実施の形態に係る自動二輪車1において、エアクリーナボックス5は、上述のように、ボディーチューブ23と、シートレールチューブ24と、シートピラーチューブ25とで囲まれた枠内において、本体箱部51の開口側(車体左方側)に向けて配置されている(図3参照)。すなわち、エアクリーナボックス5は、高い位置に配置された左方側のシートレールチューブ24L側(車体右方側)に本体箱部51の開口側を向けて配置されている。このため、低い位置に配置される右方側のシートレールチューブ24R側(車体右方側)に本体箱部51の開口側を向けて配置される場合と比べてエアクリーナボックス5の容量を確保できるので、エンジン4における燃料の燃焼効率の改善や騒音対策を通じた騒音の低減を実現することが可能となる。
なお、上記実施の形態において、添付図面に図示される各構成の大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明は、その目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、燃料ポンプ7を車体の右方側に偏倚して配置する一方、右方側のシートレールチューブ24Rを左方側のシートレールチューブ24Lと比べて低い位置に配置する場合について示している。しかしながら、上記実施の形態とは逆に燃料ポンプ7を車体の左方側に偏倚して配置すると共に、左方側のシートレールチューブ24Lを右方側のシートレールチューブ24Rと比べて低い位置に配置するようにしてもよい。このように変更する場合においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態においては、燃料ポンプ7とは反対側(車体左方側)にエアクリーナボックス5を偏倚して配置する場合について説明している。しかしながら、エアクリーナボックス5の位置については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、エアクリーナボックス5を偏倚して配置しない構成、すなわち、エアクリーナボックス5を車体の中央に配置する構成としてもよい。
さらに、上記実施の形態においては、燃料ポンプ7が下部に膨出部73を備える場合について説明している。しかしながら、燃料ポンプ7の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、膨出部73を備えていない構成の燃料ポンプ7を適用するようにしてもよい。
本発明は、燃料タンクの内部容積を縮小することなく、燃料タンクの形状や設置位置に起因する乗車姿勢の制約を少なくしてライディングポジションの自由度を増し、乗り心地と操縦性を向上することができ、特に、バックボーン型の車体フレームを備える自動二輪車に有用である。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
21 ヘッドパイプ
22 タンクレールチューブ
23、23L、23R ボディーチューブ
24、24L、24R シートレールチューブ
25、25L、25R シートピラーチューブ
26 ダウンチューブ
31 燃料タンク
311 タンクアウタ
311a 給油口
312 タンクインナ
312a 傾斜面部
312b 平坦面部
312c 開口部
32 シート
4 エンジン
41 シリンダ
5 エアクリーナボックス
51 本体箱部
52 蓋体
6 バッテリホルダ
7 燃料ポンプ
71 ポンプ本体部
72 台座部
73 膨出部

Claims (4)

  1. ヘッドパイプと、1本のタンクレールチューブと、左右一対のボディーチューブと、左右一対のシートレールチューブと、左右一対のシートピラーチューブと、ダウンチューブとで構成される車体フレームと、前記車体フレームのヘッドパイプの後部から、前記タンクレールチューブを左右に跨いで前記シートレールチューブの前部に亘って配置される燃料タンクと、を具備し、
    前記車体フレームは、前記左右方向の一方側のシートレールチューブの前部に、他方側のシートレールチューブの前部よりも低くなるように屈曲部が設けられ、
    前記燃料タンクは、前記左右方向の一方側のシートレールチューブの前部に設けられた前記屈曲部に対向する当該燃料タンクの後部にインタンク式の燃料ポンプを配置したことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記シートレールチューブは、前記タンクレールチューブの後端部から左右に分岐して下方に延びる前記左右一対のボディーチューブの上部から夫々後方へ延び、
    前記屈曲部は、前記ボディーチューブと接合される前記シートレールチューブの前部に設けられることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記燃料ポンプは、車体中心に対して左右方向の一方側に偏倚して配置され、下部が前記燃料タンクの底面から下向きに膨出する膨出部を備え
    前記シートレールチューブの下方において、左右の前記シートレールチューブと前記ボディーチューブと前記シートピラーチューブとで囲まれた枠内に配置され、エンジンに燃焼用空気を供給するエアクリーナボックスを更に具備し、
    前記エアクリーナボックスは、本体箱部の開口を蓋体で開閉可能に形成され、当該本体箱部の開口側を前記他方側のシートレールチューブ側の車体側方に向けて配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。
  4. 前記エアクリーナボックスは、前記燃料ポンプと反対側の左右方向の他方側に偏倚して配置され、
    前記燃料ポンプが配置された左右方向の一方側の前記枠内に電装部品又は車載工具が配置されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
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