JP6303124B2 - ラップホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、食品包装等に用いるラップを必要な長さだけ引き出し、付属する刃物を使ってラップを切り取ることが出来る手持可能なラップホルダーに関するもので、同時にロールペーパーやアルミホイルなどの切断にも適用可能なものである。
従来、ロール状のラップは専用の収納ケースに収められ、使用する際は収納ケースを片手で持ち、他方の手でラップの端部をつまんでケースから引き出し、切断する際はケースの蓋の部分に取り付けられた鋸歯状の刃物でラップを押さえながら切り取っていた。
特開2002−12228 特開2002−37358 特開2002−59391 特開2003−276732 特開2005−206169 特開2007−8578
ここで、特開2002−12228はラップを収納する箱の一部に指の入る凹部を設け、ラップをつまみやすくするものであり、特開2002−37358はラップを切るときに、ラップを押さえておいて、刃物を押し付けて切るものであり、特開2002−59391は引き出したラップを本体部に設けられた刃物にあてがって切るものであり、特開2003−276732特開と2005−206169は共に前記特開2002−12228と同様に収納する箱に指を入れる凹部を設けてラップの端をつまみやすくするものである。また、特開2007−8578は底板を水平に伸ばし、その端部に刃物を設け、ラップをその刃物にあてがって切るものである。
これらの中で、箱の一部に凹部を設けるものは、ラップが箱にぴったりくっついている場合、指の入る小さな部分を押しても摩擦によりラップが伸びてはがしにくく、厚さが薄いものは単に押した部分が伸びるのみとなり、機能が十分機能しない場合がある。一方、刃物にあてがって切るものは、切る際ラップが伸びその切れ端が刃に絡み付くため、次に取り出す際取り口を探し、絡みを取り外さなければならないという不便がある。また、刃が露出しているために怪我をする危険がある。
本発明は上記問題点を解決するために、ロール状のラップを収納する本体部と、該本体部に対して回転可能もしくは圧着する形で取り付けられるカバー部と、該カバー部の一部に移動可能に取り付けられ、前後の壁部に挟まれた状態で設置されたラップ切断用の刃物を有するスライダーと、前記刃物でラップを切った際に刃に絡みつくラップの端部を刃からはがすとともに、次のラップを取り出す際に必要なつまみ部分を本体部から押し出し垂れ下がらせる跳ね上げ板と、前記スライダーの前記壁部と共同でつまみ部分を形成しながらラップを固定し、前記刃物での切断に寄与する作用を有するラップ受けを設ける。
本発明によれば、ラップを切った際にラップの端部が刃などに絡みつくことがないため、従来必要だった解きほぐしの必要がないうえ、次に取り出す際に必要なつまみ部分が常に出てくるため次の取り出しが容易である。更に、刃が露出していないため、刃が指に触れてけがをするという危険を回避することが出来るという効果がある。
手持ちタイプのラップホルダーの外観図 手持ちタイプのラップホルダーの前面図 本体部の側面図 本体部の前面図 本体部の詳細図 カバー部の側面図 カバー部の前面図 カバー部の上面図 ラップをセットする状態を示す側面図 ラップのセットを完了した状態を示す側面図 ラップを切断する状態を示す側面図 リセット状態を示す側面図 すべり止め部材を示す側面図 すべり止め部材を示す別の側面図 ラップの踊り防止部材を配置した側面図 ラップの踊り防止部材を配置した別の側面図 ラップ支持部材の詳細図 ラップの構造図 ラップを固定した支持部材の詳細図 ラップ支持部材を組み合わせた側面図 カバー部ならびに本体部の固定部材を示す側面図 スライダー部の形状を示す詳細図 スライダー部の下面図 スライダーとラップ受けの組み合わせを示す側面図 カバー部と本体部の結合方法を示す側面図
ロール状のラップを収納する本体部と、該本体部に対して回転可能もしくは圧着する形で取り付けられるカバー部と、該カバー部の一部に移動可能に取り付けられ、前後の壁部に挟まれた状態で設置されたラップ切断用の刃物を有するスライダーと、前記刃物でラップを切った際に刃に絡みつくラップの端部を刃からはがすとともに、次のラップを取り出す際に必要なつまみ部分を本体部から押し出し垂れ下がらせる跳ね上げ板と、前記スライダーの前記壁部と共同でつまみ部分を形成しながらラップを固定し、前記刃物での切断に寄与する作用を有するラップ受けを設ける。
図1Aは本発明に係る手持タイプのラップホルダーの外観図で、紙面に垂直方向に所定の長さを持つものであり、大きくはラップを入れる容器に該当する本体部10と蓋に相当するカバー部11とから構成されており、カバー部11は本体部10に対し回転軸11aの周りに回転可能で、更に前記カバー部11の一部である軸受け12には左右二本のスライダー軸15が設けられ、該スライダー軸15にはこの軸に沿って移動しラップを切断するための刃物14を有するスライダー13が設けられている。
一方、本体部10には、ラップ切断時前記スライダー13に作用してラップを切断すると共に、次に引き出すつまみ部分となるたるみを作り出すと共にラップを受け止めるラップ受け17や、ラップ切断後次のラップの先端部を押し出す跳ね上げ板18が設けられている。
ここで、前記スライダー13はラップの切断に寄与する前側壁部13A及び後側壁部13Bとで構成され、前記刃物14は両者の中間に設けられている。これによって前側壁部13A及び後側壁部13Bが前記刃物14の露出を防ぎ、後側壁部13Bが前記ラップ受け17との相互作用でたるみを作っている。
図1Bは図1Aの前面図で、左右に設けられた軸受け12や該軸受け12に沿って移動するスライダー13、ラップ受け17、ならびに跳ねあげ板18を示している。
図2Aは本体部10の詳細を示した側面図、図2Bは本体部10の詳細を示した前面図、図2Cは本体部10の詳細を示した上面図をそれぞれ示しており、前記本体部10は底板20、後板22、前板21、左右二枚の側板23で囲まれ、前記前板21には矩形の孔部24が設けられ、孔部24の左右には軸受け孔25が設けられ、該軸受け孔25にはこの孔に回転軸を持つ跳ね上げ板18が回転可能に差し込まれている。
更に跳ね上げ板18と前板21の孔側の側面にそれぞれ両端を固定されたねじりバネ26が設けられ、該ねじりバネ26の力により、跳ね上げ板18は略水平に保持されている。
一方、前記前板21には二本のレール状に配置され所定の高さを有する前側ラップ押圧部17Aと後側ラップ押圧部17Bとからなるラップ受け17が設けられている。
図3Aはカバー部11の詳細を示した側面図、図3Bはカバー部11の詳細を示した前面図、図3Cはカバー部11の詳細を示した上面図で、前記カバー部11の一部である軸受け12は、少なくとも左右両端において上方に延びた後、下方に向かってコの字型に延びている。
更に左右両端においてコの字型に設けられた前記軸受け12には、それぞれ上下部を貫いて固定された左右二本のスライダー軸15が設けられ、この左右二本のスライダー軸15にはスライダー軸15に沿って上下に移動するスライダー13がはめ込まれ、前記左右二本のスライダー軸15にはめ込まれた二個のコイルバネ16により上方に押し上げられている。
また、スライダー13の下部には板状の前側壁部13Aと後側壁部13Bとが所定の高さを持って平行して設けられ、両者の中間には鋸歯状の刃物14が前記二本のスライダー軸15に挟まれる形で設けられている。
なお、この際、前記鋸歯状の刃物14の尖端部は前側壁部13Aならびに後側壁部13Bの尖端部よりも凹んだ位置に配置されると共に、前側壁部13Aと後側壁部13Bの間隔は、隙間を介して容易に指が前記刃物14に触れることのない間隔(例えば10mm以下)に設定されている。
次に、本実施例の使用方法について述べる。図4は新規に筒状のラップをセットする状態を示したもので、前記カバー部11を回転軸11aの周りに回転させながら持上げ、ラップ40を本体部10の前板21、底板20、側板23、ならびに後板22とで囲まれたラップ収納部10aに挿入する。
次に前記ラップ40のラップ端部41Aを持って前記前板21の上部の切り欠き27と跳ね上げ板18の上を順次通過させながらラップを引出しておき、前記カバー部11を前記回転軸11aの周りに回転させながら元の位置に戻す。
図5はラップのセットが完了した状態を示すもので、前記スライダー13の側面は前記前板21に近接すると共に前側壁部13Aと後側壁部13Bとは引き出されたラップを挟んで前記跳ね上げ板18に略接するようにそれぞれ相対している。更にその下部では本体部10の前板21に設けられたラップ受け17の上部にある前側ラップ押圧部17Aと後側ラップ押圧部17Bとが所定の間隔をもって前記スライダー13の前側壁面13Aと後側壁面13Bとに向かい合っている。
ここで、スライダー13は前板21に沿うように近接させるが、前板21を湾曲させる場合にはスライダー13はこれに沿って湾曲させると共にスライダー軸15もこれに沿って同様に湾曲させる。
ラップを取り出して使用する際は、図6に示すように、ラップ端部41Aを持ち必要な長さを引き出し、左右二個の前記コイルバネ16を圧縮しながらスライダー13を前板21に沿って下方に押し込む。このとき跳ね上げ板18はスライダー13下端の後側壁部13Bに押され、前記ねじりバネ26に抗しながら回転軸18aの周りに回転し、前板21の前面から外にはみ出さない形で、前板21に形成された矩形の孔部24に隠れるようにその中に押し込まれる。
更に、前記スライダー13を押し込むと、前側ラップ押圧部17Aと後側ラップ押圧部17Bとがそれぞれ前記スライダー下部の前側壁部13Aと刃物14との隙間、後側壁部13Bと刃物14との隙間に入りこみ、前側ラップ押圧部17Aと後側ラップ押圧部17Bの上面付近でラップが固定されると共に、刃物14によりラップが切断される。
なお、この際、前記前側ラップ押圧部17Aならびに後側ラップ押圧部17Bの高さは前記前側壁部13A及び後側壁部13Bの高さよりも少なくとも高く、前記スライダー13を押し込むことにより互いにそれらの高さに相当する部分が交差することになり、次のラップには、少なくとも押し込まれた後側壁部13Bの先端と後側ラップ押圧部17Bの先端との間隔(通常は後側壁部13Bの高さに相当する)の二倍に相当する長さのたるみが形成される。
次に、前記スライダー13から手を離し開放すると、図7に示すように、左右二個のコイルバネ16によりスライダー13は元の位置まで戻ると共に、跳ね上げ板18もねじりバネ26の力により元の位置に戻り、たるみに相当する次のラップ端部41Bが前面に押し出される。なお、次に引き出す際は、前記ラップ端部41Bを持ちラップを引き出し、前記各動作の繰り返しとなる。
このように後側壁部13Bの高さの二倍が次のラップのたるみ量になるので、次のつまみ部分の必要量を考えてスライダーの押し込みストローク量を決めれば押し込み量をなるべく少なくし小型化することが出来る。
なお、上記実施例では前記スライダー軸13が左右二本設けられているが、前記スライダー13を押し込む際、所定の機能に障害を与えない範囲で一本のリニアガイドで代用することも可能である。
また、引き出されたラップの切断は、前側ラップ押圧部17Aならびに後側ラップ押圧部17Bと、スライダー13下部の前側壁部13Aならびに後側壁部13Bとによるラップの固定作用と、刃物14の切断作用とによるが、ラップを素早く、快適に切断するにはラップの固定作用を更に強くし、切断時のラップのすべりを少なくするとよい。
図8Aはラップを切断する際ラップのすべりを少なくする実施例で、前側ラップ押圧部17Aならびに後側ラップ押圧部17Bの上面もしくはその近傍にそれぞれラップに対し粘着性や粗性などのすべり止め効果を持つ前側すべり止め部材80Aならびに後側すべり止め部材80Bを設けている。
なお、この際すべり止め部材80Aやすべり止め部材80Bの代わりに前記ラップ押圧部材17Aならびに前記後側ラップ押圧部17Bの上部をそれぞれすべり止め効果のある部材もしくは凹凸形状面などで対応してもよい。
図8Bは前記ラップのすべりを少なくする別の実施例で、スライダー13下部の前側壁部13Aならびに後側壁部13Bと、その両者の間に配置された前記刃物14との二つの隙間に前側スポンジ81Aと後側スポンジ81Bとを配置し、前記スライダー13を押し込んだ際、前側ラップ押圧部17Aならびに後側ラップ押圧部17Bとの相互作用により引き出されたラップを保持し、刃物14による切断を容易にするものである。なお、この際スポンジの代わりにバネなどのクッション部材と組み合わせた部材などを使用することも可能である。
ここで、前記実施例において使用する筒状ラップは、芯径や芯にまかれているラップの厚さや長さが異なるため、外径には各種サイズがあると共に、ラップを消費するに従い外径が小さくなってくる。
通常ラップを収納する部分の大きさは変わらないので、ラップ径の大きい場合を想定して収納部の大きさが決められていても、小径もしくは小径化したラップは使用中に収納部の中で踊り、いわゆるバックラッシュ現象で、引き出されたラップの先端が引き戻される現象が生じる場合がある。
図9Aは前記バックラッシュ現象を防止するための手法を示した実施例で、外径の大きな大ラップ91は前記カバー部11に取り付けられたラップ押圧バネ93によりラップ収納部10aの底板20と後板22に接するように押されており、前記大ラップ91は前後に動くことはない。
次に、ラップを消費して外径が小さくなった場合を示したのが小ラップ92で、この時ラップ押圧バネ93が変形し前記小ラップ92は前記底板20と後板22に接するように押されたままで前後に動くことはなく、いわゆるバックラッシュが防止され、ラップ端部91Aが引き戻されることはない。
図9Bはバックラッシュを防ぐ別の実施例で、後板22の下部に設けられた回転軸92aの周りに回転可能なラップ押圧板94が引きバネ95の作用により大ラップ91を前板21と底板20に接するように押し当て、前記大ラップ91のバックラッシュを防いでいる。
ラップが消費され、外径の小さい小ラップ92になった場合も、前記引きバネ95によって引かれた前記ラップ押圧板94によりバックラッシュが防止されている。
図9A、図9Bではバックラッシュを防ぐ手法として、ラップそのものの動きを防ぐ手法について述べたが、ラップ径が変わった場合でもラップ収納部に対して実質ほぼ同じ程度の位置に保てば、ラップの踊りはなくバックラッシュを防止できる。
図10Aは筒状のラップを所定の外形を有する支持部材で両端から挟み、前記本体部10の中に装着しラップの踊りを防止するもので、筒状の第一ラップ支持部材100と筒状の第二ラップ支持部材103とからなり、前記第一ラップ支持部材に形成した雄ネジ102と前記第二ラップ支持部材に形成した雌ネジ105により結合されている。
更に、前記第一ラップ支持部材100と前記第二ラップ支持部材103の端部にはそれぞれほぼ外径がおなじ第一外周部101と第二外周部104とが設けてあり、更に、それぞれの内側には保持する円筒状のラップの内径の違いにも対応しながら押しつけることが出来る第一テーパ101Aと第二テーパ104Aとが形成されている。
図10Bはラップの構造を示したもので、円筒状のラップ芯110とその周りに巻かれたラップ材111とで形成されている。
図10Cはラップ支持部材にラップを固定した状態を示したもので、第一ラップ支持部材100と第二ラップ支持部材103とを取り外した状態から、それぞれを前記ラップ芯110に通し、雄ネジ102と雌ネジ105とで結合して挟み込む。これにより、第一テーパ101Aと第二テーパ104Aを介してラップ材111はラップ支持部材に固定される。この時、ラップ材111は前記第一ラップ支持部材100と前記第二ラップ支持部材103とから構成されるラップ支持部材に対して略同芯状に配置される。
図11はラップ材111を挟み込んだ第一ラップ支持部材100と第二ラップ支持部材103とからなるラップ支持部材が前記ラップ収納部10aに組み込まれた状態を示したもので、二つの外周部101および104の直径は前記ラップ収納部10aの前板20と後板22との間隔にほぼ合致している。これにより、使用するラップの大きさが変化しても、また、本体部10を傾けても、引き出されたラップ端部111Aがバックラッシュ等によって本体部に吸い込まれることがない。
なお、切り取られた後のラップ先端部111Aがバックラッシュなどの踊りによって本体部に吸い込まれることがないようにするためには、少なくとも前記ラップ支持部材の第一外周部101および第二外周部104の直径と前記ラップ収納部の前板20と後板22の間隔との差が、少なくとも前記ラップ切断時のたるみに相当する長さ、即ち前記後側カバー13Bが押し込まれた状態で、後側カバー13Bの尖端と後側ラップ押圧部17Bの尖端の間隔の二倍の長さ、よりも小さいことが要求される。
次に、持ち運び中や取り扱い中などに前記カバー部11が不意に開かないように、また本体部をテーブルなどの上において使用する際にも、使用中に本体部が動かないように仮固定する手段を示す。
図12で、前記側板23の上面の一部に鉄などの磁性体を含む金属板122を埋め込む。一方、前記カバー部11を閉じた際、前記金属板122に相対するカバー部11の位置に磁石121を埋め込む。これにより、カバー部11を閉じた際、前記磁石の作用により本体部10に吸着仮止めされる。
なお、上記実施例において磁石と金属を設ける代わりに前記カバー部11と前記側板23の一部にそれぞれ凹部と凸部もしくは凸部と凹部とを設け、お互いの嵌合により仮固定することが出来る。また、前記カバー部11に孔部を設け、相対する側板23の上部に雌ネジ孔を設けることで、ボルトを使ったネジ止めを行うことも可能である。
一方、本体部10の底板20にはそれぞれ二つずつの吸盤123と吸盤124(紙面の奥側は記載を省略)とが設けてあり、テーブルなどに仮固定することが出来る。なお、吸盤の代わりに磁石などの吸着部材を用いることも可能である。
図13Aは前記スライダー13の別の形状を示した実施例の平面図で、スライダー130は前記スライダー13における前側壁部13Aに相当する前側壁部130Aと前側壁部端部131A、後側壁部13Bに相当する後側壁部130Bと後側壁部端部131Bとで構成され、更に各壁部の下端面は132Aと132B、各壁部端部の下端面は133Aと133Bとで構成されており、前記スライダー130の下端をラップの通過する下端面とその左右周辺の端部下端面とに分割し、下端面の位置を端部下端面の位置から少量へこませることにより、前記跳ね上げ板18を押す際にラップ面と跳ね上げ板18が直接接触する不都合を回避している。
次に、図13Bは前記スライダー130の下面図でラップが通過する後側壁部130Bの側面を左右周辺の後側壁部端部131Bの9側面よりも内側に寄せることにより、ラップを引き出す際、ラップと機材の密着による摩擦をおこすことなくスムーズに引き出すことが出来る。
図14は前記前側壁部13Aと前記後側壁部13Bとを有する前記スライダー13と、前記前側ラップ押圧部17Aと前記後側ラップ押圧部17Bとを有するラップ受け17の別の形状を示したもので、スライダー140は前側壁部141Aと後側壁部141Bとたるみ形成用壁部141Cとで構成され、ラップ受け142は前側ラップ押圧部142A、後側ラップ押圧部142B、たるみ形成用押圧部142Cとで構成されている。
なお、刃物143は前側壁部141Aと後側壁部141Bの中間に設置されており、前記跳ね上げ板18に相当する部材については記載を割愛している。
ラップを切断する場合には前記たるみ形成用壁部141C、後側壁部141B、前側壁部141Aは、それぞれ前板21とたるみ形成用押圧部142Cの間、たるみ形成用押圧部142Cと後側ラップ押圧部142Bとの間、前側ラップ押圧部142Aの前方にそれぞれ入り、刃物143は後側ラップ押圧部142Bと前側ラップ押圧部142Aの間に入る。
これによりラップは刃物143で切断されるが、このとき、次のラップのたるみ部分は、前記後側壁部141Bとたるみ形成用壁部141Cの高さの和の略2倍となり、後側壁部のみを設けた場合に比べ、たるみを多く形成することが出来る。
図15はカバー部11と本体部10が分離する組み合わせの例を示したもので、カバー部11が不意に開かないようカバー部11と本体部10を仮止めする際、側板23の上部に雌ネジ穴150と151を設けると共に、これらに相対するカバー部11にそれぞれ貫通孔152と153とを設け、ボルト154と155とで固定する。
以上、前記各実施例において、各部品の数、相互の組み合わせなどは自由であり、前記スライダー13と前記ラップ受け17の上下位置関係を逆にするなど各実施例の配置や構成そのものは限定されるものではない。
本発明は食品などの包装に使用するラップを切るラップホルダーであるが、アルミホイルなどの切断やさらにはロールペーパーの切断などにも使用可能なものである。
10 本体部
11 カバー部
11a、18a 回転軸
12 軸受け
13 スライダー
13A 前側壁部
13B 後側壁部
14 刃物
15 スライダー軸
16 コイルバネ
17 ラップ受け
17A 前側ラップ押圧部
17B 後側ラップ押圧部
18 跳ね上げ板
20 底板
21 前板
40 ラップ
80A 前側すべり止め部材
80B 後側すべり止め部材
93 ラップ押圧バネ
91 大ラップ
92 小ラップ
94 ラップ押圧板
100 第一ラップ支持部材
101 第一外周部
102 雄ネジ
103 第二ラップ支持部材
104 第二外周部
105 雌ネジ
121 磁石
122 金属板
123、124 吸盤
130 スライダー
130B 後側壁部
131B 後側壁部端部
132B 後側壁部下端面
133B 後側壁部端部下端面
140 スライダー
141C たるみ形成用壁部
142 ラップ受け
142C たるみ形成用押圧部
150,151 雌ネジ穴
154,155 ボルト

Claims (6)

  1. ロール状のラップを保持する本体部と、該本体部を開閉可能に覆うカバー部と、該カバー部に設けられたスライド軸と、該スライド軸に沿って移動可能であって刃物を有するスライダーと、前記本体部において該本体部前面から前方に向けて設けられ下方に回転可能な跳ね上げ板と、該跳ね上げ板の下方において前記本体部前面に設けられたラップ受けとを有し、前記カバー部を閉じた状態で、前記スライダーは前記本体部から引き出されたラップを前記跳ね上げ板との間に挟んだ状態にあり、前記スライダーを前記スライド軸に沿って押し込んだ際、前記スライダーは前記本体部前面に略倣うように移動しながら前記跳ね上げ板を下方に回転させると共に、前記ラップ受けと交差し、ラップを引き出しながら前記刃物でラップを切断し、前記スライダーを開放した際には、該スライダーは元の位置に戻ると共に、前記跳ね上げ板は引き出されたラップを前記スライダーとの間に挟んだ状態で元の位置に戻るように構成されていることを特徴とするラップホルダー。
  2. ロール状のラップを保持する本体部と、該本体部を開閉可能に覆うカバー部と、該カバー部に設けられたスライド軸と、該スライド軸に沿って移動可能なスライダーと、前記本体部において該本体部前面から前方に向けて設けられ下方に回転可能な跳ね上げ板と、該跳ね上げ板の下方において前記本体部前面に設けられた刃物を有するラップ受けとを有し、前記カバー部を閉じた状態で、前記スライダーは前記本体部から引き出されたラップを前記跳ね上げ板との間に挟んだ状態にあり、前記スライダーを前記スライド軸に沿って押し込んだ際、前記スライダーは前記本体部前面に略倣うように移動しながら前記跳ね上げ板を下方に回転させると共に、前記ラップ受けと交差し、ラップを引き出しながら前記刃物でラップを切断し、前記スライダーを開放した際には、該スライダーは元の位置に戻ると共に、前記跳ね上げ板は引き出されたラップを前記スライダーとの間に挟んだ状態で元の位置に戻るように構成されていることを特徴とするラップホルダー。
  3. 前記スライダーと前記ラップ受けとにおいて、両者は共に二本のレール状部材で構成され、前記刃物は前記二本のレール状部材のレール間に設けられていると共に、前記刃物を設けた二本のレール状部材のレール間隔は他方の二本のレール状部材のレール間隔よりも広いことを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載のラップホルダー。
  4. 前記本体部と前記カバー部とにはそれぞれ両者を閉じた際両者を仮固定する手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のラップホルダー。
  5. 前記本体部もしくは前記カバー部には、前記本体部に挿入されたロール状のラップを本体部の内面に向けて押しつけるバネ部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のラップホルダー。
  6. 前記本体部には磁石や吸盤等の吸着部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載のラップホルダー。
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