JP6299285B2 - 画像形成装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、画像形成装置、制御方法、及びプログラムに関する。
画像形成装置に用いられる増設トレイにおいて、低廉化を目的として、画像形成装置本体側をマスター、増設トレイ等の周辺機器側をスレーブとして通信を行い、マスター側はモータ回転やクラッチオンを指示し、それに対し、スレーブ側はセンサ状態を応答するといった通信を、ポーリングを用いて実行することが多い。これは、いわゆるシリアル通信を用いてマスター・スレーブ関係の通信を行う場合に該当する。
特許文献1には、周期的なポーリングを用いただけでは、増設トレイ側への指示や、センサの状態取得が遅れてしまうので、ポーリングによる処理負荷の低減、又は通信処理による遅延を防止することを目的として、用紙の位置情報を元に、ポーリングする順序を入れ替えたり、又は割り込ませたり、逆にポーリング対象から一時的に外したりすることにより遅延を抑制する画像形成装置が開示されている。
特許文献1に記載された技術では、ポーリングの処理負荷を低減させるため、ポーリング対象から外すことにより処理負荷の低減を目的としている。しかしながら、特許文献1に記載された技術は、増設トレイのセンサ変化時刻をなるべく正確に知るために、ポーリング対象から外すどころかポーリング周期を狭めている。したがって、センサ変化時刻、又は変化するであろうと推定される時刻の近傍においては、処理負荷の低減という効果が得られないという問題がある。
ポーリング通信を行う場合、マスター側からスレーブ側に定期的に通信を行うため、通信処理に伴う処理負荷が発生する。ポーリング周期を広げることにより処理負荷を低減することができるが、一方で増設トレイセンサの状態変化時刻と、それを本体側(マスター)に通知した時刻との差が大きくなるため、リアルタイムな制御に支障をきたすという問題がある。
具体的には、以下に説明するような機能(制御)を実現しようとすると、本体側(マスター)は増設トレイセンサの状態変化時刻をより正確に把握する必要があるため、支障をきたす場合がある。
<ケース1>ジャム検知
一般的に用紙詰まり(ジャム)が発生しているかどうかは、特定の時刻までにセンサ位置に用紙先端が到達しているか、又は用紙後端が通過しているかによって判断する場合が多い。紙詰まり(ジャム)をより正確に判定するためには、センサ変化時刻をより正確に把握する必要がある。
<ケース2>レジストローラレス
一般的に、用紙へ最終転写を行う際、用紙を転写位置直前で一旦停止させ、画像との転写位置(タイミング)を調整することが多い。そのタイミングは、レジストローラに一度用紙を突き当てることにより一時的に搬送を停止させ、転写位置において、用紙と画像との到達時刻が一致するようなタイミングで搬送を再開することにより調整を行っている。
しかしながら、近年は低廉化を目的としてレジストローラを廃止し、一時停止させることなく転写を行う構成も存在する。この場合、用紙先端の位置を正確に把握し、転写位置において、用紙と画像との到達時刻が正確に合うよう画像の書き出しタイミングを調整する必要があるという問題がある。そして、書き出しタイミングをより正確に決定するためには、センサ変化時刻をより正確に把握する必要がある。
<ケース3>用紙サイズ検知
例えば、特許文献2や特許文献3に記載されている画像形成装置では、搬送センサのオン・オフタイミングに基づいて、用紙長を判定することが行われている。また、例えば、印刷指示とトレイ内の用紙サイズとが異なることを警告することや、用紙サイズに合わせて機器の判断により自動的に画像サイズを縮小又は拡大する技術がある。要するに、用紙長をより正確に判定するためには、センサ変化時刻をより正確に把握する必要がある。
<ケース4>チャタリング除去
一般的にチャタリング除去を行う場合、一定周期毎にセンサ値を読み取り、一定回数連続して同一のセンサ値であった場合センサ値が確定したと判断する処理が多い。チャタリング除去をより早く、正確に行うためには、センサ変化時刻をより正確に把握する必要がある。
ところで、増設トレイ自体の低廉化や、画像形成装置の制御部(CPU(Central Processing Unit)又は制御回路等)の汎用性や再利用性を確保するため、増設トレイは極めて単純な処理だけを行い、複雑な制御・判断は画像形成装置本体側で行うことが望ましい。
すなわち、上述した<ケース1>から<ケース4>の機能(制御)を達成しつつ、画像形成装置本体側(マスター)のポーリングによる処理負荷を下げつつ、増設トレイ側(スレーブ)は極めて単純な処理だけを行う状態が望ましい。
以上の点を纏めると、次に述べる3つの事項の両立が望まれる。まず、(1)ポーリング回数を低減させ、本体側の処理負荷を低減させること。次に、(2)本体側は増設トレイのセンサの変化時刻をなるべく正確に把握し、ジャム検知、レジストローラレス、用紙サイズ検知、チャタリング除去の機能(制御)を実現可能にする、又は精度を高めること。そして、(3)増設トレイ側の処理はできる限り単純であること、である。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、スレーブ装置の状態が変化したタイミングをより正確に把握することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明における画像形成装置は、自身の状態変化を検出する検出手段と、前記検出手段により所定の周期で繰り返し検出された自身の状態変化を示す情報を送信する送信手段と、を含むスレーブ装置から前記情報を受信する画像形成装置であって、前記受信する情報に基づいて、前記検出手段が状態変化を検出した時刻を推定する推定手段を含み、前記推定手段は、前記受信する情報の値が、所定期間連続して同一値となったとき、前記同一値となった最後の時点を、前記検出手段が状態変化を検出した時刻であると確定することを特徴とする。
本発明によれば、スレーブ装置の状態が変化したタイミングをより正確に把握することが可能な画像形成装置を得ることができる。
本実施形態に係る画像形成装置に増設トレイが装着されたときの内部構造について説明する断面概略構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置の内部構成について説明する概略ブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置(本体)と増設トレイとの間の通信フォーマットについて説明する図である。 本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイの動作について説明するフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイセンサのチャタリング除去を行う場合の画像形成装置本体側の動作について説明するフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイセンサのチャタリング除去動作において、62ビット長のバッファの状態を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイセンサの滞留ジャム判定を行う場合の画像形成装置本体側の動作について説明するフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイから給紙しレジストローラで一時停止させることなく画像を転写する場合の画像形成装置本体側の動作について説明するフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置に装着される増設トレイセンサにおいて用紙サイズ検知を行う場合の画像形成装置側の動作について説明するフロー図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。本発明は、画像形成装置本体と増設トレイとの間の通信処理において、本体と増設トレイと間の通信データに、センサによって検出された増設トレイの状態が変化した情報を付加することが特徴になっている。本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。
まず、本実施形態に係る画像形成装置に増設トレイが装着されたときの内部構造について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置に増設トレイが装着されたときの内部構造について説明する断面概略構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置は、図1に示すように、転写ベルト5に沿って各色のAIO(All In One)カートリッジ(6Bk、6M、6C、6Y)が並べられた構成を備えるものであり、いわゆる、タンデムタイプといわれるものである。転写ベルト5は、図1の反時計回りに回転し、回転方向の上流側から順に、複数のAIOカートリッジ(電子写真プロセス部)6Bk、6M、6C、6Yが配列されている。
これら複数のAIOカートリッジ6Bk、6M、6C、6Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。AIOカートリッジ6Bkはブラックの画像を、AIOカートリッジ6Mはマゼンタの画像を、AIOカートリッジ6Cはシアンの画像を、AIOカートリッジ6Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。以下の説明では、AIOカートリッジ6Bkについて具体的に説明する。他のAIOカートリッジ6M、6C、6YはAIOカートリッジ6Bkと同様である。よって、その画像形成部6M、6C、6Yの各構成要素については、画像形成装置6Bkの各構成要素に付したBkに替えて、M、C、Yによって区別した符号を図に表示するに留め、説明を省略する。
転写ベルト5は、回転駆動される2次転写駆動ローラ7と転写ベルトテンションローラ8とに巻回されたエンドレスのベルトである。この2次転写駆動ローラ7は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、2次転写駆動ローラ7と、転写ベルトテンションローラ8とが、転写ベルト5を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成部6Bkは、感光体としての感光体9Bk、この感光体9Bkの周囲に配置された帯電器10Bk、露光器11、現像器12Bk、クリーナブレード13Bk、等から構成されている。露光器11は、各AIOカートリッジ6Bk、6M、6C、6Yが形成する画像色に対応する露光光であるレーザ光14Bk、14M、14C、14Yを照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体9Bkの外周面は、暗中にて帯電器10Bkにより一様に帯電された後、露光器11からのブラック画像に対応したレーザ光14Bkにより露光され、静電潜像が形成される。現像器12Bkは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、このことにより感光体9Bk上にブラックのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体9Bkと転写ベルト5とが接する位置(一次転写位置)で、一次転写ローラ15Bkの働きにより転写ベルト5上に転写される。この転写により、転写ベルト5上にブラックのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体9Bkは、外周面に残留した不要なトナーをクリーナブレード13Bkにより払拭された後、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、AIOカートリッジ6Bkでブラックのトナー画像を転写された転写ベルト5は、転写ベルト5によって次のAIOカートリッジ6Mに搬送される。AIOカートリッジ6Mでは、AIOカートリッジ6Bkでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体9M上にマゼンタのトナー画像が形成される。そして、そのトナー画像が、転写ベルト5上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
転写ベルト5は、さらに次のAIOカートリッジ6C、6Yに搬送され、同様の動作により、感光体9C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体9Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、転写ベルト5上に重畳されて転写される。こうして、転写ベルト5上にフルカラーの画像が形成される。このフルカラーの重ね画像が形成された転写ベルト5は、二次転写ローラ16の位置まで搬送される。なお画像形成に際して、ブラックのみの印刷の場合は一次転写ローラ15M、一次転写ローラ15C、一次転写ローラ15Yは、それぞれ感光体9M、感光体9C、感光体9Yから離間された位置に退避する。そして、前述の画像形成プロセスをブラックの場合のみ行う。
画像形成時の用紙搬送動作に際し、本体給紙トレイから給紙を行う印刷の場合は、本体給紙トレイ1に収納された用紙4は、最も上のものから給紙ローラ2を反時計回りに回転駆動することにより順に送り出され、レジストローラ3位置にて待機する。レジストローラ3の駆動開始は、前記の転写ベルト5により搬送されたトナー画像と二次転写ローラ16上で、トナー画像と用紙4の位置が重なり合うようなタイミングで行われる。この時、レジストローラ3は反時計方向に回転駆動することで用紙4を送り出す。
画像形成時の用紙搬送動作に際し、増設トレイ1Aから給紙を行う印刷の場合は、増設トレイ1Aに収納された用紙4Aは、最も上のものから給紙ローラ(増設トレイ)2Aを反時計回りに回転駆動することにより順に送り出される。そして、レジストローラ3位置にて待機する。以降は本体給紙トレイ1から給紙を行う印刷の場合と同様である。
レジストローラ3にて送り出された用紙4は、二次転写ローラ16にて転写ベルト5上のトナー画像を用紙4に転写した後、定着器にてトナー画像を熱及び圧力にて定着し、時計回りに回転駆動された排紙ローラ18にて画像形成装置の外部に排紙される。両面印刷を行う場合は、用紙4が排紙ローラ18を通過する手前で、排紙ローラ18を反時計回りに回転駆動し、用紙4を両面搬送経路に搬送する。両面搬送経路に搬送された用紙4は両面ローラ19を経由し、再びレジストローラ3まで搬送される。
レジストローラ3に到達した用紙4は再びレジストローラ3から再給紙され、二次転写ローラ16にて先ほどと逆側の用紙面にトナー画像を転写後、定着器にてトナー画像を熱及び圧力にて定着される。そして、時計回りに回転駆動された排紙ローラ18にて画像形成装置の外部に排紙される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の内部構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置の内部構成について説明する概略ブロック図である。
CPU25は画像形成装置(本体)20のCPUであり、ROM(Read Only Memory)26に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス38に接続される各種デバイスとのアクセスを総括的に制御する。また、I/O(Input/Output)31を介して接続されるセンサや、モータ、クラッチ、ヒーター等の電装品の入出力を制御する。すなわち、このROM26には、後述する図5、図7、図8、図9のフローチャートで示されるようなCPU25の制御プログラム等を記憶する。CPU25はROM26に記憶されている制御プログラムを実行する。
RAM(Random Access Memory)27は、CPU25の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMであり、記録データの展開領域、環境データ格納領域等に用いられる。NVRAM(Non Volatile RAM)30は、制御プログラムが利用する画像形成装置に関する情報が格納される。操作パネルI/F(Interface)28を介して接続される操作パネル29によって、プリンタモード等を設定できる。
各給紙トレイから用紙を給紙するために給紙モータ35を駆動させ、用紙詰まり(ジャム)を検知するためにレジストセンサ34、両面センサ36が設置されている。画像処理IC(Integrated Circuit)32は、コントローラ33からの画像データを受け、露光器11(図1)に画像データ送信する。さらに、画像処理IC32は、コントローラ33から受け取った画像データから1ページ当たりのトナー消費量を算出し、算出したトナー消費量を、システムバス38を介してCPU25に通知する機能を持つ。用紙排出方向切替ソレノイド37は、用紙の排出トレイが複数ある場合、選択された排紙トレイに用紙を搬送する切り替え板を稼働するためのものである。
CPU25はUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)24と通じて増設トレイ50側と通信可能である。CPU(増設トレイ)51は増設トレイ50のCPUである。CPU(増設トレイ)51はI/O 54を介して接続されるセンサやモータ等の電装品の入出力を制御する。
CPU(増設トレイ)51は、UART(増設トレイ)52を通じて画像形成装置(本体)20との通信が可能である。CPU(増設トレイ)51の内部には図示しない発振回路が搭載されており、1msec周期のクロックを生成することが可能である。
次に、本実施形態に係る画像形成装置(本体)と増設トレイとの間の通信フォーマットについて説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置(本体)と増設トレイとの間の通信フォーマットについて説明する図である。
通信の形態は、画像形成装置(本体)20(以下、「本体側」という。)をマスター、増設トレイ50側をスレーブとし、4byteのハンドシェイク通信を行う。まず、本体側20から増設トレイ50側への通信フォーマットを説明する。図3の上段に示すように、31bit目が給紙モータ(増設トレイ)56のオン・オフ要求を意味しており、0がオフ指示、1がオン指示を意味する。30bit目から0bit目は無効であり、一切影響しないものとする。
次に、増設トレイ50側から本体側への通信フォーマットを説明する。図3の下段に示すように、31bit目が給紙モータ(増設トレイ)56の状態であり、0はオフ状態、1はオン状態を意味する。初期値は0である。30bit目は現在、すなわち、増設トレイ50側から本体側20へ応答データを送信する瞬間の増設トレイセンサ55の状態である。1はオン状態、0はオフ状態を意味する。
29bit目は1クロック前の増設トレイセンサ55の状態を格納する。本実施形態における図2において説明したように1クロック=1msecとしているので、1msec前の増設トレイセンサ55の状態を表している。以降28bit目は2クロック前、27bit目は3クロック前、と続き、0bit目は30クロック(30msec)前の状態を表している。すなわち、現時点から所定期間遡った期間までの所定の周期で検出された増設トレイセンサ55の状態変化を表している。
次に、本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイの動作について説明する。図4は、本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイの動作について説明するフロー図である。
図4において、ステップ1(S1)は、応答用バッファを初期化するフローである。応答用バッファは通信フォーマットと同じ4byteとし、通信フォーマットと同様にMSB(Most Significant Bit)をbit31、LSB(Least Significant Bit)をbit0とする。本ステップ1(S1)では、応答用バッファを0クリアする。
ステップ2(S2)は、時間経過を待つステップである。本ステップでは1クロック経過するのを待つ。ステップ3(S3)は、応答用バッファを1回右シフトするステップである。本ステップ3(S3)により、bit30に格納されている1クロック前の増設トレイセンサ55の情報がbit29に移動させられる。以下同様に、29bit目、28bit目と続き、0bit目の情報は捨てられる。なお、bit31に追加される値は“0”であるとする。
ステップ4(S4)は、応答用バッファに現在の増設トレイセンサ55の情報を代入するフローである。現在の増設トレイセンサ55の情報がオンであれば1、オフであれば0を、bit30に代入する。ステップ5(S5)は、本体側20からの受信データがあるかどうかチェックするフローである。受信データがある場合(S5:YES)はステップ6(S6)に移行し、無い場合(S5:NO)はステップ2(S2)に戻る。
ステップ6(S6)は、本体側20からの受信データを確認するフローである。図3の上段に示す給紙モータ(増設トレイ)56のオン・オフ要求を示す31bit目が1であるかどうかを判断する。31bit目が1の場合(S6:YES)はステップ7(S7)へ移行し、0の場合(S6:NO)はステップ8(S8)に進む。
ステップ7(S7)は、給紙モータ(増設トレイ)56をオンするステップである。すなわち、図3の下段で説明したように、31bit目は給紙モータ(増設トレイ)56の状態を意味し、0はオフ、1はオン状態を意味する。よって、本体側20からの指示に従い、給紙モータ(増設トレイ)56をオンするため、応答用バッファのbit31に1を代入する。
ステップ8(S8)は、給紙モータ(増設トレイ)56をオフするステップである。すなわち、図3の下段で説明したように、31bit目は給紙モータ(増設トレイ)56の状態を意味し、0はオフ、1はオン状態を意味する。よって、本体側20からの指示に従い、給紙モータ(増設トレイ)56をオフするため、応答用バッファbit31に0を代入する。
ステップ9(S9)は、本体側20に応答データを送信するステップである。応答用バッファのデータそのものを応答データとし、本体側20に送信をする。このように、増設トレイ50側の処理は、増設トレイセンサ55の値の変化の情報を取ることと、応答用バッファに値を代入することだけで処理が成立しており、極めて容易な処理となっていることは明らかである。
次に、本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイセンサの機械的振動であるチャタリングの除去を行う場合の画像形成装置本体側の動作について説明する。図5は、本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイセンサのチャタリング除去を行う場合の画像形成装置本体側の動作について説明するフロー図である。
ここで、増設トレイセンサ55の仕様は、1msec周期で連続5回同一値を検出した場合、センサ値が確定するものとする。なお、図5に示すフローは、システム起動時から開始され、常時動作し続けているものとする。
図5において、ステップ1(S1)は、62bit長のバッファを0クリアするステップである。62bit長の根拠は、2回の通信履歴に跨って、同一値の検出を行う可能性があるため、通信2回分の増設トレイセンサ55の変化の情報をバッファリングする必要があるためである。62bit長のバッファのMSBをbit61とし、LSB側に向けて以下bit60、bit59、・・・、bit0と呼称することにする。この62bit長のバッファにおけるbitの呼称と、それぞれのbitの意味を図6に示す。図6は、本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイセンサのチャタリング除去動作において、62ビット長のバッファの状態を示す図である。
ステップ2(S2)は、ステップ3からステップ6(S3からS6)と合わせて30msec周期のポーリング通信を行うためのステップである。図3の下段の通信フォーマットによれば、増設トレイセンサ55の30クロック前の状態、すなわち30msec前までの増設トレイセンサ55の状態が記録されているため、ポーリング間隔は30msecで十分である。ステップ2(S2)では30msec間待機し、ステップ3(S3)に進む。
ステップ3(S3)は、本体側20から増設トレイ50側へ通信を行うステップである。すなわち、図3の上段の通信フォーマットにしたがった通信を行う。このとき、給紙モータ(増設トレイ)56のオン・オフ要求(図3の上段の通信フォーマットの31bit目の値)は変えないものとする。
ステップ4(S4)は、62bit長のバッファに過去62bit分の増設トレイセンサ55の値の情報を記録するステップである。62bit長のバッファを31bit分右シフトした後、ステップ3(S3)で得られた受信データのbit30からbit0をbit61〜bit31にコピーする。これにより、62bit長のバッファは、bit61が現在の増設トレイセンサ55の値、bit60が1クロック前の増設トレイセンサ値、・・・、bitN(0≦N≦60)は61−Nクロック前の増設トレイセンサ55値の値を意味することになる。この状態を図示すると、62bit長のバッファは図6のような状態になる。
ステップ5(S5)は、ステップ3(S3)で受信したデータから過去連続5回同一値を検出している箇所があるかどうか確認するステップである。具体的には、受信データのbit61からbit57、bit60からbit56、・・・、bit4からbit0が同値であるかを順に確認する。連続5回同一値を検出した場合(S5:YES)はステップ6(S6)へ移行し、そうでない場合(S5:NO)はステップ2(S2)に戻る。
ステップ6(S6)は、ステップ5(S5)で同一値を検出した値を増設トレイセンサ55の値として確定するステップである。さらに、増設トレイセンサ55の値が確定した時刻を次のように求める。すなわち、ステップ5(S5)において5回連続同一値を検出した箇所が、bitNからbitN−4(4≦N≦61)である場合、センサ値が確定した時刻は、現在時刻から(61−N)msec前となる。要するに、所定期間連続して同一値となったとき、同一値となった最後の時点をセンサ値が確定した時刻と確定するのである。
このように、S5において増設トレイセンサ55の値の変動履歴から増設トレイセンサ55の値が確定した時刻を推定することにより、ポーリング周期(S2)を30msecという長い周期にしても、1クロック(1msec)単位の精度が得られる。これにより、ポーリング周期を緩くしたとしても、本体側の処理負荷の低減を図ることが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイセンサの滞留ジャム判定を行う場合の画像形成装置本体側の動作について説明する。図7は、本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイセンサの滞留ジャム判定を行う場合の画像形成装置本体側の動作について説明するフロー図である。なお、図7に示すフローは、本体側が印刷指示を受け取り、増設トレイ50側の給紙モータ(増設トレイ)56に対して回転指示を出した後に開始される。
まず、増設トレイセンサ滞留ジャムとは、増設トレイ50から供給された記録媒体である用紙の先端が増設トレイセンサ55を通過してから“用紙長/線速+マージン”時間以内に、用紙後端が増設トレイセンサ55を通過しなかった場合を意味する。増設トレイセンサ滞留ジャムと判定された場合、本体側20及び増設トレイ50側のすべてのモータを停止させる仕様とする。なお、説明を容易にするため、用紙長は200mm、線速は100mm/sec、マージンは50msecとする。
ステップ1(S1)は、一定時間待機するステップである。ステップ2(S2)と合わせて周期的なポーリングを実現する。上述した図3の下段のフォーマットによれば、増設トレイ50の30クロック前、すなわち30msec前までの増設トレイセンサ55の状態が記録されているため、ポーリング間隔は30msecで十分である。
ステップ2(S2)は、本体側から増設トレイ50側へ通信を行うステップである。図3の上段のフォーマットにしたがった通信を行う。このとき、給紙モータ(増設トレイ)56のオン・オフ要求(図3の上段の通信フォーマットの31bit目の値)は変えないものとする。
ステップ3(S3)は、増設トレイセンサ55の状態が変化したかどうかを判断するステップである。図5で説明したように、増設トレイセンサ55のチャタリングが除去され、増設トレイセンサ55の確定したセンサ値が“1”となっているかどうかを判断する。確定値が“1”であれば(S3:YES)センサ値がオン状態で確定したと考えられるため、ステップ4(S4)の増設トレイセンサ55の値がオン状態で確定した時刻を推定するステップに進む。センサ確定値が“1”でなければ(S3:NO)、増設トレイセンサ55のセンサ値がまだ確定していないため、ステップ1(S1)に戻りポーリング通信を継続する。
ステップ4(S4)は、増設トレイセンサ55のセンサ値が確定した時刻を算出するステップである。上記図5のステップ6(S6)で説明したように増設トレイセンサ55のセンサ値が確定した時刻を推定する。さらにこのステップで、ステップ7(S7)で用いるジャム検知タイマのカウントを開始する。この場合、用紙長/線速+マージン=200/(100/1000)+50=2050msecとする。
ステップ5(S5)は、ステップ1(S1)と同様に一定時間待機するステップである。ステップ6(S6)からステップ8(S8)と合わせて周期的なポーリングを実現している。ステップ6(S6)は、本体側20から増設トレイ50側へ通信を行うステップである。図3の上段のフォーマットにしたがった通信を行う。このとき、給紙モータ(増設トレイ)56のオン・オフ要求(図3の上段の通信フォーマットの31bit目の値)は変えないものとする。
ステップ7(S7)は、ジャム検知タイマがタイムアップしているかどうかを確認する。ジャム検知タイマは、ステップ4(S4)実行時にカウントを開始しているタイマである。タイムアップしていた場合(S7:YES)は、用紙詰まり(ジャム)が発生したものと判断しステップ11(S11)に進む。タイムアップしていない場合(S7:NO)は、ステップ8(S8)へ進む。
ステップ8(S8)は、増設トレイセンサ55の状態が変化したかどうかを判断するステップである。図5で説明したように、増設トレイセンサ55のチャタリングが除去され、増設トレイセンサ55の確定したセンサ値が“0”となっているかどうか判断する。確定値が“0”であれば(S8:YES)センサ値がオフ状態で確定したと考えられるため、ステップ9(S9)の増設トレイセンサ55の値がオフ状態で確定した時刻を推定するステップに進む。センサ確定値が“0”でなければ(S8:NO)増設トレイセンサ55のセンサ値がまだ確定していないため、ステップ5(S5)に戻りポーリング通信を継続する。
ステップ9(S9)は、増設トレイセンサ55のセンサ値が確定した時刻を算出するステップである。上記図5のステップ6(S6)で説明したように増設トレイセンサ55のセンサ値が確定した時刻を推定する。
ステップ10(S10)は、ステップ4(S4)とステップ9(S9)とにおいて推定された増設トレイセンサ55のセンサ値がオン状態で確定した時刻とオフ状態で確定した時刻との差分を計算する。そして、一定時間以上、この場合は、用紙長/線速+マージン=2050msec以上であるかどうかを確認する。2050msec以上である場合(S10:YES)は、ジャム発生と判断しステップ11(S11)へ進む。そうでない場合(S10:NO)は、本フローを終了する。ステップ11(S11)は、用紙詰まり(ジャム)が発生したと判断されたため、搬送に関わる動作を停止させるステップである。
このように、S4、S9において増設トレイセンサ55のオン、オフ状態の確定時刻を推定することにより、ポーリング周期(S1、S5)を30msecという長い周期にしても、1クロック(1msec)単位の精度が得られる。これにより、ポーリング周期を緩くしたとしても、本体側の処理負荷の低減と、ジャム検知の精度向上を両立することが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置のレジストローラレス制御の動作について説明する。図8は、本実施形態に係る画像形成装置に装着された増設トレイから給紙しレジストローラで一時停止させることなく画像を転写する場合の画像形成装置本体側の動作について説明するフロー図である。このフローを実施する場合、図1で説明したレジストローラ3、及びレジストセンサは存在しない、又は機能しないものとする。さらに説明を簡単にするため以下のような仮定を行う。
レーザ光14Bkの露光位置から二次転写までの距離(静電潜像及びトナー画像の移動距離=500mm、給紙ローラ(増設トレイ)から二次転写までの距離(用紙が搬送経路に沿って移動する距離)=700mm、とする。また、線速=100mm/sec、カラーモードはモノクロ(Bk色のみ)とする。なお、図8に示すフローは、本体側が印刷指示を受け取り、増設トレイ50側の給紙モータ(増設トレイ)56に回転指示を出した後に開始される。
ステップ1(S1)からステップ4(S4)は、図7で説明したステップ1(S1)からステップ4(S4)と同一であるので説明を省略する。ステップ5(S5)は、用紙先端が増設トレイセンサ55を通過後、露光開始まで所定時間経過するよう待機するステップである。ここで、給紙ローラ(増設トレイ)から二次転写までの距離(用紙が搬送経路に沿って移動する距離)−レーザ光14Bkの露光位置から二次転写までの距離(静電潜像及びトナー画像の移動距離)/線速−(現在時刻−センサ値変化時刻)を求める。すなわち、(700−500)/(100/1000)−(30−N)*1msec=2000−(30−N)msec経過するまで待機する。
ステップ6(S6)は、露光を開始するステップである。ステップ5(S5)において用紙とトナー像とが二次転写位置で転写できるようタイミングを合わせているため、所定時間経過後、本ステップで露光を開始する。
このように、S4において増設トレイセンサ55のオン状態の確定時刻を推定することにより、ポーリング周期(S1)を30msecという長い周期にしても、1クロック(1msec)単位の精度が得られる。これにより、ポーリング周期を緩くしたとしても、本体側の処理負荷の低減と、正確な露光開始タイミングとを両立することが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の用紙サイズ検知動作について説明する。図9は、本実施形態に係る画像形成装置に装着される増設トレイセンサにおいて用紙サイズ検知を行う場合の画像形成装置側の動作について説明するフロー図である。なお、図9に示すフローは、本体側が印刷指示を受け取り、増設トレイ50側の給紙モータ(増設トレイ)に対して回転指示を出した後に開始される。
ステップ1から(S1)からステップ4(S4)は、図7で説明したステップ1(S1)からステップ4(S4)までと同一であるので説明を省略する。ステップ5(S5)は、一定時間待機するステップである。ステップ6(S6)と合わせて周期的なポーリングを実現する。ステップ6(S6)はステップ2(S2)と同一であるので説明を省略する。
ステップ7(S7)は、増設トレイセンサ55の状態が変化したかどうか判断するステップである。図5で説明したように、増設トレイセンサ55のチャタリングが除去され、増設トレイセンサ55の確定したセンサ値が“0”となっているかどうか判断する。確定値が“0”であれば(S7:YES)センサ値がオフ状態で確定したと考えられるため、ステップ8(S8)の増設トレイセンサ55の値がオフ状態で確定した時刻を推定するステップに進む。センサ確定値が“0”でなければ(S7:NO)増設トレイセンサ55の値がまだ確定していないため、ステップ5(S5)に戻りポーリング通信を継続する。
ステップ8(S8)は、増設トレイセンサ55のセンサ値がオフ状態で確定した時刻を算出するステップである。上記図5のステップ6(S6)で説明したように増設トレイセンサ55のセンサ値が確定した時刻を推定する。
ステップ9(S9)は、ステップ4(S4)とステップ8(S8)とにおいて推定された増設トレイセンサ55のセンサ値がオン状態で確定した時からオフ状態で確定した時までの所要時間に基づいて、通過した用紙の長さを推定するステップである。具体的には、“(増設トレイセンサ55オフ時刻−増設トレイセンサ55オン時刻)*線速”の式によって推定する。
このように、S4、S8において増設トレイセンサ55のオン、オフ状態の確定時刻を推定することにより、ポーリング周期(S1、S5)を30msecという長い周期にしても、1クロック(1msec)単位の精度が得られる。これにより、ポーリング周期を緩くしたとしても、本体側の処理負荷の低減と、用紙サイズ検知とを両立することが可能となる。
なお、図5、図7、図8、及び図9に示した本実施形態に係る画像形成装置を構成する各機能ブロックの各動作は、コンピュータ上のプログラムに実行させることもできる。すなわち、画像形成装置(本体)20のCPU25が、ROM26に格納されたプログラムをロードする。そして、プログラムの各処理ステップが順次実行されることによって実現される。
このように、本発明では、画像形成装置をマスター装置、増設トレイをスレーブ装置としたとき、両者の間で交わされる通信データに、スレーブ装置の状態変化の情報を付加している。これにより、マスター装置はスレーブ装置の状態変化のタイミングを正確に把握することが可能となる。また、マスター装置はスレーブ装置の状態変化のタイミングを認識しているので、マスター装置からスレーブ装置に対するポーリング間隔を長くすると共に回数を低減することにより、マスター装置の処理負荷を低減できるのである。さらに、マスター装置がスレーブ装置の状態変化のタイミングを認識することにより、スレーブ装置は自身の状態変化の情報のみを記憶していれば良いので、スレーブ装置の処理が単純になるのである。
以上説明したように、本発明によれば、スレーブ装置の状態が変化したタイミングをより正確に把握することが可能な画像形成装置、制御方法、及びプログラムを得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更が可能である。
1 本体給紙トレイ
1A 増設トレイ
2 給紙ローラ
2A 給紙ローラ(増設トレイ)
3 レジストローラ
4 用紙
4A 用紙(増設トレイ)
5 転写ベルト
6 AIOカートリッジ
6Bk AIOカートリッジ(K)
6M AIOカートリッジ(M)
6C AIOカートリッジ(C)
6Y AIOカートリッジ(Y)
7 二次転写駆動ローラ
8 転写ベルトテンションローラ
9 感光体
9Bk 感光体(K)
9M 感光体(M)
9C 感光体(C)
9Y 感光体(Y)
10 帯電器
10Bk 帯電器(K)
10M 帯電器(M)
10C 帯電器(C)
10Y 帯電器(Y)
11 露光器
12 現像器
12Bk 現像器(K)
12M 現像器(M)
12C 現像器(C)
12Y 現像器(Y)
13、13Bk、13M、13C、13Y クリーナブレード
14、14Bk、14M、14C、14Y レーザ光
15Bk 一次転写ロ−ラ(Bk)
15M 一時転写ローラ(M)
15C 一時転写ローラ(C)
15Y 一時転写ローラ(Y)
16 二次転写ローラ
17 TMセンサ
18 排紙ローラ
19 両面ローラ
20 画像形成装置(本体)
24 UART
25 CPU
26 ROM
27 RAM
28 操作パネルI/F
29 操作パネル
30 NVLAM
31、54 I/O
32 画像処理IC
33 コントローラ
34 レジストセンサ
35 給油モータ
36 両面センサ
37 用紙排出方法切替ソレノイド
38 システムバス
50 増設トレイ
51 CPU(増設トレイ)
52 UART(増設トレイ)
53 システムバス(増設トレイ)
55 増設トレイセンサ
56 給紙モータ(増設トレイ)
特許第4643410号公報 特許第2941101号公報 特開2002−086818号公報

Claims (9)

  1. 自身の状態変化を検出する検出手段と、前記検出手段により所定の周期で繰り返し検出された自身の状態変化を示す情報を送信する送信手段と、を含むスレーブ装置から前記情報を受信する画像形成装置であって、
    前記受信する情報に基づいて、前記検出手段が状態変化を検出した時刻を推定する推定手段を含み、
    前記推定手段は、前記受信する情報の値が、所定期間連続して同一値となったとき、前記同一値となった最後の時点を、前記検出手段が状態変化を検出した時刻であると確定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記自身の状態変化は、前記スレーブ装置に発生した機械的振動の停止であり、前記推定手段は、前記機械的振動の停止に対応する前記情報の値が、所定期間連続して同一値となったとき、前記同一値となった最後の時点を、前記検出手段が前記機械的振動の停止を検出した時刻であると確定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、前記スレーブ装置から供給される記録媒体の先端及び後端の通過を検出し、所定時間内に前記先端の通過に対応する前記情報の値が前記後端の通過に対応する前記情報の値に変化しないとき、前記記録媒体の詰まりが発生したと判定する手段をさらに含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記記録媒体の先端が通過してから所定時間経過後、前記記録媒体に画像を転写することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記記録媒体の先端が通過してから後端が通過するまでの所要時間に基づいて、前記記録媒体の長さを推定することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記情報は、現時点から所定の期間遡った期間まで、所定の周期で検出された前記自身の状態変化を示す情報であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記スレーブ装置に対してポーリング通信を行うことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 自身の状態変化を検出する検出手段と、前記検出手段により所定の周期で繰り返し検出された自身の状態変化を示す情報を送信する送信手段と、を含むスレーブ装置から前記情報を受信する画像形成装置の制御方法であって、
    前記受信する情報に基づいて、前記検出手段が状態変化を検出した時刻を推定する工程を含み、
    前記推定する工程では、前記受信する情報の値が、所定期間連続して同一値となったとき、前記同一値となった最後の時点を、前記検出手段が状態変化を検出した時刻であると確定する
    ことを特徴とする制御方法。
  9. 自身の状態変化を検出する検出手段と、前記検出手段により所定の周期で繰り返し検出された自身の状態変化を示す情報を送信する送信手段と、を含むスレーブ装置から前記情報を受信する画像形成装置のコンピュータに、
    前記受信する情報に基づいて、前記検出手段が状態変化を検出した時刻を推定する処理を実行させ、
    前記推定する処理では、前記受信する情報の値が、所定期間連続して同一値となったとき、前記同一値となった最後の時点を、前記検出手段が状態変化を検出した時刻であると確定させるためのプログラム。
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