JP6299261B2 - 光学系及び光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学系、光学装置、及び光学系の製造方法に関する。
従来、写真用カメラ、電子スチルカメラ、ビデオカメラ等に適した広角レンズが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平8−110467号公報
しかしながら、従来の大口径広角レンズにおいては、良好な光学性能を達成するのは困難であるった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、良好な光学性能を備えた光学系および光学装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
光軸に沿って物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群の実質的に2個のレンズ群からなる光学系であって、
無限遠物点から近距離物点への合焦の際、前記第1レンズ群が固定されて、前記第2レンズ群が移動し、
前記第1レンズ群は、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとからなる接合レンズを有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする光学系を提供する。
1.00<nN/nP<1.15
1.20<νN/νP<1.80
4.50<(−f1)/f<6.50
ただし、
nN:前記両凹形状の負レンズの屈折率
nP:前記両凸形状の正レンズの屈折率
νN:前記両凹形状の負レンズのアッベ数
νP:前記両凸形状の正レンズのアッベ数
f1:前記第1レンズ群の焦点距離
f :無限遠合焦状態での全系の焦点距離
また本発明は、光軸に沿って物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群の実質的に2個のレンズ群からなる光学系であって、
無限遠物点から近距離物点への合焦の際、前記第1レンズ群が固定されて、前記第2レンズ群が移動し、
前記第1レンズ群は、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとからなる接合レンズを有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする光学系を提供する。
1.00<nN/nP<1.15
1.30<νN/νP<1.80
1.90<(−f1)/f2<4.50
ただし、
nN:前記両凹形状の負レンズの屈折率
nP:前記両凸形状の正レンズの屈折率
νN:前記両凹形状の負レンズのアッベ数
νP:前記両凸形状の正レンズのアッベ数
f1:前記第1レンズ群の焦点距離
f2:前記第2レンズ群の焦点距離
また、本発明は、前記光学系を有することを特徴とする光学装置を提供する。
本発明によれば、良好な光学性能を備えた光学系及び光学装置を提供することができる。
本願の第1実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。 (a)、及び(b)はそれぞれ、第1実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図、及び近距離合焦時の諸収差図である。 本願の第2実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。 (a)、及び(b)はそれぞれ、第2実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図、及び近距離合焦時の諸収差図である。 本願の第3実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。 (a)、及び(b)はそれぞれ、第3実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図、及び近距離合焦時の諸収差図である。 本願の第4実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。 (a)、及び(b)はそれぞれ、第4実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図、及び近距離合焦時の諸収差図である。 本願の光学系を備えたカメラの構成を示す図である。 本願の光学系の製造方法の概略を示す図である。
以下、本願の実施形態に係る光学系、光学装置、及び光学系の製造方法について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、発明の理解を容易にするためのものに過ぎず、本願発明の技術的思想を逸脱しない範囲において当業者により実施可能な付加・置換等を施すことを排除することは意図していない。
本願の光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とからなる光学系であって、
無限遠物点から近距離物点への合焦の際、前記第1レンズ群が固定されて、前記第2レンズ群が移動し、
前記第1レンズ群は、両凹形状の負レンズと、両凸形状の正レンズとの接合レンズを有する。
本願の光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されることにより、鏡筒を小型化できると共に、各収差を良好に補正することができる。また、無限遠物点から近距離物点への合焦の際、第1レンズ群が固定されて、第2レンズ群が移動することによって、鏡筒を小型化できると共に、合焦による収差変動を良好に補正することができる。
また、本願の光学系は、前記両凹形状の負レンズの屈折率をnNとし、前記両凸形状の正レンズの屈折率をnPとしたとき、以下の条件式(1)を満足するように構成されている。
(1) 1.00<nN/nP<1.15
上記条件式(1)は、第1レンズ群が有する接合レンズを構成する両凹形状の負レンズの屈折率と両凸形状の正レンズの屈折率の比を規定するものである。この条件式(1)を満足することで、球面収差とコマ収差を良好に補正することができる。
条件式(1)の上限値を上回ると、貼り合せ面における負の屈折力が強くなりすぎるため、球面収差とコマ収差の補正が困難となる。なお、条件式(1)の上限値を1.13に設定することで、本願の効果をより確実なものとすることができる。また、条件式(1)の上限値を1.12に設定することで、本願の効果を更に確実なものとすることができる。
一方、条件式(1)の下限値を下回ると、貼り合せ面における負の屈折力が弱くなってしまうため、球面収差とコマ収差の補正が困難となる。なお、条件式(1)の下限値を1.03に設定することで、本願の効果をより確実なものとすることができる。また、条件式(1)の下限値を1.05に設定することで、本願の効果を更に確実なものとすることができる。
以上の構成により良好な光学性能を備えた光学系を実現することができる。
また本願の光学系は、前記両凹レンズのアッベ数をνNとし、前記両凸形状の正レンズのアッベ数をνPとしたとき、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
(2) 1.10<νN/νP<1.80
条件式(2)は、第1レンズ群が有する接合レンズを構成する両凹形状の負レンズのアッベ数と両凸形状の正レンズのアッベ数の比を規定するものである。この条件式(2)を満足することで、色収差を良好に補正することができる。
条件式(2)の上限値を上回ると、色収差補正が過大となってしまう。なお、条件式(2)の上限値を1.70に設定することで、本願の効果をより確実なものとすることができる。また、条件式(2)の上限値を1.60に設定することで、本願の効果を更に確実なものとすることができる。
一方、条件式(2)の下限値を下回ると、色収差補正が不足してしまう。なお、条件式(2)の下限値を1.20に設定することで、本願の効果をより確実なものとすることができる。また、条件式(2)の下限値を1.30に設定することで、本願の効果を更に確実なものとすることができる。
また本願の光学系は、前記第1レンズ群の焦点距離をf1とし、無限遠合焦状態での全系の焦点距離をfとしたとき、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3) 3.00<(−f1)/f<8.00
条件式(3)は、第1レンズ群の焦点距離と無限遠合焦状態での全系の焦点距離との比を規定するものである。この条件式(3)を満足することで、さらに良好な光学性能を実現と十分なバックフォーカスの確保ができる。
条件式(3)の上限値を上回ると、第1レンズ群の屈折力が弱くなり、所定の画角を得るために第2レンズ群が強くなり、球面収差とコマ収差の補正が困難となる。また、十分なバックフォーカスの確保が困難となる。なお、条件式(3)の上限値を7.00に設定することで、本願の効果をより確実なものとすることができる。また、条件式(3)の上限値を6.50に設定することで、本願の効果を更に確実なものとすることができる。
一方、条件式(3)の下限値を下回ると、第1レンズ群の屈折力が強くなり、像面湾曲と歪曲収差の補正が困難となる。なお、条件式(3)の下限値を4.00に設定することで、本願の効果をより確実なものとすることができる。また、条件式(3)の下限値を4.50に設定することで、本願の効果を更に確実なものとすることができる。
また本願の光学系は、前記第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4) 1.00<(−f1)/f2<4.50
条件式(4)は、第1レンズ群の焦点距離と第2レンズ群の焦点距離との比を規定するものである。この条件式(4)を満足することで、さらに良好な光学性能を実現することができる。
条件式(4)の上限値を上回ると、第2レンズ群の屈折力が強くなり、球面収差とコマ収差の補正が困難となる。なお、条件式(4)の上限値を3.50に設定することで、本願の効果をより確実なものとすることができる。また、条件式(4)の上限値を3.30に設定することで、本願の効果を更に確実なものとすることができる。
一方、条件式(4)の下限値を下回ると、第1レンズ群の屈折力が強くなり、像面湾曲と歪曲収差の補正が困難となる。なお、条件式(4)の下限値を1.90に設定することで、本願の効果をより確実なものとすることができる。また、条件式(4)の下限値を2.10に設定することで、本願の効果を更に確実なものとすることができる。
また本願の光学系は、第1レンズ群が、前記接合レンズよりも物体側に少なくとも二つの負レンズを有することが好ましい。この構成により、コマ収差、像面湾曲、歪曲収差を良好に補正することができる。
また本願の光学系は、第1レンズ群が少なくとも二つの正レンズを有することが好ましい。この構成により、諸収差を良好に補正することができる。
また本願の光学系は、第1レンズ群に少なくとも一つの非球面を有することが好ましい。これにより、像面湾曲、歪曲収差を良好に補正することができる。
また本願の光学系は、第2レンズ群に少なくとも一つの非球面を有することが好ましい。これにより、諸収差を良好に補正することができる。
また本願の光学装置は、上述した構成の光学系を備えていることを特徴とする。これにより、良好な光学性能を備えた光学装置を実現することができる。
本願の光学系の製造方法は、光軸に沿って物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有する光学系の製造方法であって、無限遠物点から近距離物点への合焦の際、前記第1レンズ群が固定されて、前記第2レンズ群が移動するようにし、前記第1レンズ群が、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとからなる接合レンズを有するようにし、前記両凹形状の負レンズの屈折率をnNとし、前記両凸形状の正レンズの屈折率をnPとしたとき、以下の条件式(1)を満足するようにすることを特徴とする。
(1) 1.00<nN/nP<1.15
これにより、良好な光学性能を備えた光学系を製造することができる。
以下、本願の数値実施例に係る光学系を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
図1は、本願の第1実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12と、両凹形状の負レンズL13と両凸形状の正レンズL14との接合負レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL15と両凸形状の正レンズL16との接合正レンズとからなる。第1レンズ群G1の負メニスカスレンズL12は、像側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22と、開口絞りSと、両凹形状の負レンズL23と両凸形状の正レンズL24との接合負レンズと、両凸形状の正レンズL25と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL26とからなる。第2レンズ群G2の正メニスカスレンズL26は、物体側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
本実施例に係る光学系では、第2レンズ群G2を物体側へ移動させることにより、無限遠物点から近距離物点への合焦が行われる。
以下の表1に、本実施例に係る光学系の諸元の値を掲げる。
[面データ]において、「面番号」は物体側から数えたレンズ面の順番を、「r」はレンズ面の曲率半径を、「d」は間隔(第n面(nは整数)と第n+1面との間隔)を、「nd」はd線(波長λ=587.6nm)に対する屈折率を、「νd」はd線(波長λ=587.6nm)に対するアッベ数をそれぞれ示している。また、「物面」は物体面を、「可変」は可変の面間隔を、「絞り」は開口絞りSを、「BF」はバックフォーカスを、「像面」は像面Iをそれぞれ示している。なお、曲率半径「r」において「∞」は平面を示し、空気の屈折率nd=1.00000の記載は省略している。 また、非球面には面番号に「*」を付して曲率半径rの欄には近軸曲率半径を示している。
[非球面データ]には、[面データ]に示した非球面について、その形状を次式で表した場合の非球面係数及び円錐定数を示す。
x=(h/r)/[1+{1−κ(h/r)1/2
+A4h+A6h+A8h+A10h10
ここで、「x」は光軸から垂直方向の高さhにおける各非球面の頂点の接平面から光軸方向に沿った距離(サグ量)、「κ」は円錐定数、「A4」,「A6」,「A8」,「A10」は非球面係数、「r」は基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)とする。また、「E−n」(n:整数)は「×10-n」を示し、例えば「1.234E-05」は「1.234×10-5」を示す。
[各種データ]において、「f」は焦点距離を、「FNO」はFナンバーを、「ω」は半画角(単位は「°」)を、「Ymax」は最大像高を、「TL」は光学系全長を、「BF」はバックフォーカスを、それぞれ示す。なお、「無限遠」は無限遠物点への合焦時、「近距離」は近距離物点への合焦時をそれぞれ示す。
[可変間隔データ]において、「dn」は第n面と第n+1面の可変の面間隔を示している。また、「無限遠」は無限遠物点への合焦時、「近距離」は近距離物点への合焦時をそれぞれ示す。
[レンズ群データ]には、各レンズ群の始点と焦点距離fを示している。
[条件式対応値]には、本実施例に係る変倍光学系の各条件式の対応値を示している。
ここで、表1に掲載されている焦点距離fや曲率半径r、及びその他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかしながら光学系は、比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、これに限られるものではない。
なお、以上に述べた表1の符号は、後述する各実施例の表においても同様に用いるものとする。
[表1]
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞
1 42.7083 1.600 1.80400 46.60
2 21.2254 6.000
3 30.0000 1.600 1.60300 65.44
4 18.4741 0.150 1.51380 52.90
5* 13.9070 14.589
6 -61.2658 1.600 1.80400 46.60
7 51.7610 7.281 1.67270 32.19
8 -64.2828 0.200
9 39.8012 1.500 1.84666 23.78
10 20.2492 9.393 1.69895 30.13
11 -175.8648 可変

12 30.2644 7.333 1.58913 61.22
13 -56.9793 0.200
14 104.0377 1.000 1.84666 23.78
15 42.0008 4.222
16(絞り) ∞ 7.446
17 -18.9731 1.500 1.83400 37.18
18 36.9800 5.003 1.60300 65.44
19 -56.5835 0.150
20 52.3497 7.600 1.59319 67.90
21 -25.6494 0.220
22* -559.2270 0.150 1.51380 52.90
23 -130.5124 2.526 1.60311 60.69
24 -60.8555 BF
像面 ∞

[非球面データ]
第5面
κ = -1.3143
A4 = 7.38482E-05
A6 = -1.77227E-07
A8 = 4.56173E-10
A10 = -7.16173E-13
第22面
κ = 1.0000
A4 = -2.00456E-05
A6 = -1.00687E-08
A8 = -6.49133E-11
A10 = 0.00000E+00

[各種データ]
f 20.6
FNO 1.86
ω 47.01
Ymax 21.6
TL 127.07
BF 38.55

[可変間隔データ]
無限遠 近距離
d11 7.254 6.536

[レンズ群データ]
群 始面 f
1 1 -102.972
2 12 43.147

[条件式対応値]
(1)nN/nP = 1.078
(2)νN/νP = 1.448
(3)(−f1)/f = 4.999
(4)(−f1)/f2 = 2.387
図2(a)、及び図2(b)はそれぞれ、第1実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図、及び近距離合焦時の諸収差図である。
図2の各収差図において、「FNO」はFナンバー、「NA」は開口数、「Y」は像高をそれぞれ示す。なお、球面収差図では最大口径に対応するFナンバーまたは開口数の値を示し、非点収差図及び歪曲収差図では像高の最大値をそれぞれ示し、コマ収差図では各像高の値を示す。dはd線(波長λ=587.6nm)、gはg線(波長λ=435.8nm)をそれぞれ示す。非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面をそれぞれ示す。なお、以下に示す各実施例の収差図においても、本実施例と同様の符号を用いる。
各諸収差図より、本実施例に係る光学系は、良好な光学性能を有していることが分かる。
(第2実施例)
図3は、本願の第2実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12と、両凹形状の負レンズL13と両凸形状の正レンズL14との接合負レンズと、両凸形状の正レンズL15とからなる。
第1レンズ群G1の負メニスカスレンズL12は、像側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22と、開口絞りSと、両凹形状の負レンズL23と両凸形状の正レンズL24との接合負レンズと、両凸形状の正レンズL25と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL26とからなる。第2レンズ群G2の正メニスカスレンズL26は、物体側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。本実施例に係る光学系では、第2レンズ群G2を物体側へ移動させることにより、無限遠物点から近距離物点への合焦が行われる。
以下の表2に、本第2実施形態に係る光学系の諸元の値を掲げる。
[表2]
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞
1 48.2468 1.600 1.80400 46.60
2 21.5317 6.000
3 30.0000 1.600 1.52795 68.28
4 19.8344 0.150 1.51380 52.90
5* 14.7238 13.667
6 -74.7749 1.600 1.80400 46.60
7 72.4317 8.121 1.67270 32.18
8 -63.2299 0.200
9 60.8345 8.154 1.84514 33.84
10 -434.3004 可変

11 23.0797 7.553 1.48749 70.32
12 -63.5909 0.200
13 50.5516 1.000 1.84666 23.80
14 28.3652 4.227
15(絞り) ∞ 5.261
16 -17.2051 1.500 1.83400 37.18
17 34.9258 5.319 1.60300 65.44
18 -44.0918 0.150
19 50.4460 7.750 1.59319 67.90
20 -24.2798 0.220
21* -172.1011 0.150 1.51380 52.90
22 -86.2363 2.563 1.60311 60.69
23 -49.1442 BF
像面 ∞

[非球面データ]
第5面
κ = -1.0411
A4 = 5.01117E-05
A6 = -8.60130E-08
A8 = 1.68544E-10
A10 = -2.56236E-13
第21面
κ = 1.0000
A4 = -2.30189E-05
A6 = -8.99152E-09
A8 = -1.01642E-10
A10 = 0.00000E+00

[各種データ]
f 20.6
FNO 1.85
ω 47.02
Ymax 21.6
TL 122.69
BF 38.55

[可変間隔データ]
無限遠 近距離
d10 7.152 6.444

[レンズ群データ]
群 始面 f
1 1 -129.410
2 11 41.520

[条件式対応値]
(1)nN/nP = 1.078
(2)νN/νP = 1.448
(3)(−f1)/f = 6.282
(4)(−f1)/f2 = 3.117
図4(a)、及び図4(b)はそれぞれ、第2実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図、及び近距離合焦時の諸収差図である。
各諸収差図より、本実施例に係る光学系は、良好な光学性能を有していることが分かる。
(第3実施例)
図5は、本願の第3実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12と、両凹形状の負レンズL13と両凸形状の正レンズL14との接合負レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL15と両凸形状の正レンズL16との接合正レンズとからなる。
第1レンズ群G1の負メニスカスレンズL12は、像側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、両凸形状の正レンズL22と両凹形状の負レンズL23との接合負レンズと、開口絞りSと、両凹形状の負レンズL24と両凸形状の正レンズL25との接合負レンズと、両凸形状の正レンズL26と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL27とからなる。第2レンズ群G2の正メニスカスレンズL27は、物体側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
本実施例に係る光学系では、第2レンズ群G2を物体側へ移動させることにより、無限遠物点から近距離物点への合焦が行われる。
以下の表3に、本第3実施例に係る光学系の諸元の値を掲げる。
[表3]
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞
1 41.3480 1.600 1.80400 46.60
2 20.3078 6.232
3 30.0000 1.600 1.60300 65.44
4 18.1246 0.150 1.51380 52.90
5* 13.6834 13.806
6 -63.9558 1.600 1.80400 46.60
7 44.6674 7.036 1.66994 31.18
8 -79.3302 0.200
9 35.7393 1.500 1.84666 23.80
10 20.0038 9.700 1.65173 32.53
11 -105.7642 可変

12 30.8938 7.732 1.56156 58.15
13 -50.3021 0.200
14 90.2285 2.922 1.69819 54.02
15 -144.6643 1.000 1.85018 32.09
16 48.1583 3.496
17(絞り) ∞ 5.688
18 -18.2801 1.500 1.83400 37.18
19 33.9701 4.971 1.60300 65.44
20 -58.8429 0.150
21 55.5204 7.565 1.59319 67.90
22 -24.4446 0.220
23* -756.3285 0.150 1.51380 52.90
24 -111.8903 2.383 1.60311 60.69
25 -61.6125 BF
像面 ∞

[非球面データ]
第5面
κ = -1.4095
A4 = 8.18041E-05
A6 = -2.21284E-07
A8 = 6.11726E-10
A10 = -1.04990E-12
第23面
κ = 1.0000
A4 = -2.03125E-05
A6 = -9.06895E-09
A8 = -7.65663E-11
A10 = 0.00000E+00

[各種データ]
f 20.6
FNO 1.86
ω 47.00
Ymax 21.6
TL 126.30
BF 38.55

[可変間隔データ]
無限遠 近距離
d11 7.398 6.674

[レンズ群データ]
群 始面 f
1 1 -92.893
2 12 43.684

[条件式対応値]
(1)nN/nP = 1.080
(2)νN/νP = 1.495
(3)(−f1)/f = 4.509
(4)(−f1)/f2 = 2.127
図6(a)、及び図6(b)はそれぞれ、第3実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図、及び近距離合焦時の諸収差図である。
各諸収差図より、本実施例に係る光学系は、良好な光学性能を有していることが分かる。
(第4実施例)
図7は、本願の第4実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12と、両凹形状の負レンズL13と両凸形状の正レンズL14との接合負レンズと、両凸形状の正レンズL15と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL16との接合正レンズとからなる。第1レンズ群G1の負メニスカスレンズL12は、像側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凸形状の正レンズL22と、開口絞りSと、両凹形状の負レンズL23と両凸形状の正レンズL24との接合負レンズと、両凸形状の正レンズL25と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL26とからなる。第2レンズ群G2の正メニスカスレンズL26は、物体側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
本実施例に係る光学系では、第2レンズ群G2を物体側へ移動させることにより、無限遠物点から近距離物点への合焦が行われる。
以下の表4に、本第4実施例に係る変倍光学系の諸元の値を掲げる。
[表4]
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞
1 40.2321 1.600 1.81600 46.59
2 20.7967 6.000
3 30.0387 2.000 1.69680 55.52
4 20.0000 0.250 1.51380 52.90
5* 15.4000 13.510
6 -43.2179 1.500 1.81600 46.59
7 28.8497 8.977 1.64381 33.19
8 -52.7604 0.200
9 53.9895 9.118 1.78969 30.76
10 -26.4391 1.500 1.84666 23.80
11 -98.7498 可変

12 9334.1337 1.500 1.84666 23.80
13 101.7421 0.200
14 26.5860 7.765 1.64401 59.56
15 -81.2653 5.053
16(絞り) ∞ 4.920
17 -21.7302 1.500 1.85026 32.35
18 22.6475 5.709 1.63039 36.66
19 -227.1381 0.200
20 46.8912 7.492 1.59319 67.90
21 -23.6366 0.200
22* -1258.4860 0.150 1.51380 52.90
23 -130.5124 2.698 1.81600 46.59
24 -105.5491 BF
像面 ∞

[非球面データ]
第5面
κ = 0.0000
A4 = 5.22368E-06
A6 = -1.11538E-08
A8 = -3.31001E-11
A10 = -1.08011E-13
第22面
κ = 1.0000
A4 = -2.30781E-05
A6 = -1.79410E-08
A8 = -1.01714E-10
A10 = 0.00000E+00

[各種データ]
f 20.6
FNO 1.86
ω 47.09
Ymax 21.6
TL 128.85
BF 38.55

[可変間隔データ]
無限遠 近距離
d11 8.258 7.549

[レンズ群データ]
群 始面 f
1 1 -119.999
2 12 44.272

[条件式対応値]
(1)nN/nP = 1.105
(2)νN/νP = 1.377
(3)(−f1)/f = 5.825
(4)(−f1)/f2 = 2.711
図8(a)、及び図8(b)はそれぞれ、第4実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図、及び近距離合焦時の諸収差図である。
各諸収差図より、本実施例に係る光学系は、良好な光学性能を有していることが分かる。
上記各実施例によれば、良好な光学性能を備えた変倍光学系を実現することができる。
なお、上記各実施例は本願発明の一具体例を示しているものであり、本願発明はこれらに限定されるものではない。以下の内容は、本願の光学系の光学性能を損なわない範囲で適宜採用することが可能である。
本願の光学系の数値実施例として2群構成のものを示したが、本願はこれに限られず、その他の群構成(例えば、3群、4群等)の光学系を構成することもできる。具体的には、本願の光学系の最も物体側や最も像面側にレンズ又はレンズ群を追加した構成でも構わない。なお、レンズ群とは、合焦時に変化する空気間隔で分離された、少なくとも1枚のレンズを有する部分を示す。
また、本願の光学系は、無限遠物点から近距離物点への合焦を行うために、レンズ群の一部、1つのレンズ群全体、或いは複数のレンズ群を合焦レンズ群として光軸方向へ移動させる構成としてもよい。特に、第2レンズ群の少なくとも一部を合焦レンズ群とすることが好ましい。また、斯かる合焦レンズ群は、オートフォーカスに適用することも可能であり、オートフォーカス用のモータ、例えば超音波モータ等による駆動にも適している。
また、本願の光学系において、第1レンズ群又は第2レンズ群の一部を、防振レンズ群として光軸に垂直な成分を含むように移動させ、又は光軸を含む面内方向へ回転移動(揺動)させることで、手ブレ等によって生じる像ブレを補正する構成とすることができる。
また、本願の光学系を構成するレンズのレンズ面は、球面又は平面としてもよく、或いは非球面としてもよい。レンズ面が球面又は平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、レンズ加工及び組立調整の誤差による光学性能の劣化を防ぐことができるため好ましい。また、像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないため好ましい。レンズ面が非球面の場合、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に成型したガラスモールド非球面、又はガラス表面に設けた樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれでもよい。また、レンズ面は回折面としてもよく、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)或いはプラスチックレンズとしてもよい。
また、本願の光学系において開口絞りは第2レンズ群内に配置されることが好ましいが、開口絞りとして部材を設けずにレンズ枠でその役割を代用する構成としてもよい。
また、本願の光学系を構成するレンズのレンズ面に、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施してもよい。これにより、フレアやゴーストを軽減し、高コントラストの高い光学性能を達成することができる。
次に、本願の光学系を備えたカメラを図9に基づいて説明する。図9は、本願の光学系を備えたカメラの構成を示す図である。
本カメラ1は、図9に示すように撮影レンズ2として上記第1実施例に係る変倍光学系を備えたレンズ交換式の所謂ミラーレスカメラである。
本カメラ1において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2で集光されて、不図示のOLPF(Optical low pass filter:光学ローパスフィルタ)を介して撮影部3の撮像面上に被写体像を形成する。そして、撮影部3に設けられた光電変換素子により被写体像が光電変換されて被写体の画像が生成される。この画像は、カメラ1に設けられたEVF(Electronic view finder:電子ビューファインダ)4に表示される。これにより撮影者は、EVF4を介して被写体を観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、撮影部3により光電変換された画像が不図示のメモリに記憶される。このようにして、撮影者は本カメラ1による被写体の撮影を行うことができる。
以上の構成により、上記第1実施例に係る光学系を撮影レンズ2として搭載した本カメラ1は、良好な光学性能を有し、高性能な撮影を実現することができる。なお、上記第2実施例、上記第3実施例、上記第4実施例に係る光学系を撮影レンズ2として搭載したカメラを構成しても上記カメラ1と同様の効果を奏することができる。
以下、本願の光学系の製造方法の概略を図10に基づいて説明する。
図10に示す本願の光学系の製造方法は、光軸に沿って物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有する光学系の製造方法であって、以下のステップS1ないしS3を含むものである。
ステップS1:無限遠物点から近距離物点への合焦の際、前記第1レンズ群が固定されて、前記第2レンズ群が移動するようにする。
ステップS2:前記第1レンズ群が、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとからなる接合レンズを有するようにする。
ステップS3:前記両凹形状の負レンズの屈折率をnNとし、前記両凸形状の正レンズの屈折率をnPとしたとき、以下の条件式(1)を満足するようにする。
(1) 1.00<nN/nP<1.15
以上の製造方法によれば、良好な光学性能を備えた光学系を製造することができる。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
I 像面
S 開口絞り
1 カメラ
2 撮影レンズ
3 撮影部
4 EVF

Claims (9)

  1. 光軸に沿って物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群の実質的に2個のレンズ群からなる光学系であって、
    無限遠物点から近距離物点への合焦の際、前記第1レンズ群が固定されて、前記第2レンズ群が移動し、
    前記第1レンズ群は、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとからなる接合レンズを有し、
    以下の条件式を満足することを特徴とする光学系。
    1.00<nN/nP<1.15
    1.20<νN/νP<1.80
    4.50<(−f1)/f<6.50
    ただし、
    nN:前記両凹形状の負レンズの屈折率
    nP:前記両凸形状の正レンズの屈折率
    νN:前記両凹形状の負レンズのアッベ数
    νP:前記両凸形状の正レンズのアッベ数
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f :無限遠合焦状態での全系の焦点距離
  2. 光軸に沿って物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群の実質的に2個のレンズ群からなる光学系であって、
    無限遠物点から近距離物点への合焦の際、前記第1レンズ群が固定されて、前記第2レンズ群が移動し、
    前記第1レンズ群は、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとからなる接合レンズを有し、
    以下の条件式を満足することを特徴とする光学系。
    1.00<nN/nP<1.15
    1.30<νN/νP<1.80
    1.90<(−f1)/f2<4.50
    ただし、
    nN:前記両凹形状の負レンズの屈折率
    nP:前記両凸形状の正レンズの屈折率
    νN:前記両凹形状の負レンズのアッベ数
    νP:前記両凸形状の正レンズのアッベ数
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項に記載の光学系。
    3.00<(−f1)/f<8.00
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f :無限遠合焦状態での全系の焦点距離
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項に記載の光学系。
    1.00<(−f1)/f2<4.50
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  5. 前記第1レンズ群は、前記接合レンズよりも物体側に、少なくとも二つの負レンズ成分を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光学系。
  6. 前記第1レンズ群は、少なくとも二つの正レンズを有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光学系。
  7. 前記第1レンズ群は、少なくとも一つの非球面を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光学系。
  8. 前記第2レンズ群は、少なくとも一つの非球面を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の光学系。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の光学系を備えたことを特徴とする光学装置。
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