JP5450028B2 - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に可視域から近赤外域まで軸上色収差が補正された、昼夜兼用の監視用途等に適した撮像レンズおよび撮像装置に関する。
中望遠クラスの固定焦点レンズとしては、従来より、対称系であるガウスタイプやその変形タイプが使用されている。例えば特許文献1には、ガウスタイプの前群部分を第1レンズ群として用いた中望遠の写真レンズに関する発明が開示されている。この特許文献1に記載の写真レンズでは、内部のレンズ群を移動群としたインナーフォーカス式の合焦方式を採用している。その他、写真レンズではなく内視鏡用の対物光学系ではあるが、特許文献2にもインナーフォーカス式の合焦方式を採用した固定焦点レンズが開示されている。
特開平7−199066号公報 特開2008−107391号公報
ところで、監視用途等のレンズでは、昼夜兼用で用いられることが多いため、可視域から近赤外域まで軸上色収差が補正されていることが要求される。また近年では、ネットワークカメラの普及と共にセンサ(撮像素子)の高画素化が進み、監視用途でも5メガピクセル対応のような高画素仕様の撮像レンズの要求が増えつつある。従って、広波長域にわたって軸上色収差を良好に抑える必要がある。一方、上述したように、中望遠クラスの固定焦点レンズには、古くから対称系であるガウスタイプと呼ばれる光学系がしばしば使用されてきたが、ガウスタイプでは広波長域にわたって軸上色収差を補正することは困難であった。また、撮影距離による収差変動も比較的大きかった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、広波長域にわたって軸上色収差等が抑えられた高解像性能を得ることができると共に、距離による収差変動も抑えることができる中望遠クラスの撮像レンズおよび撮像装置を提供することにある。
本発明による撮像レンズは、物体側より順に、正または負の屈折力を有する第1群と、正の屈折力を有する第2群と、正または負の屈折力を有する第3群とからなり、第1群は、物体側より順に、複数枚の正レンズと、物体側の面に比べて像側の面の方が負の屈折力が大きい面とされた負レンズと、開口絞りと、両凹レンズおよび両凸レンズからなる接合レンズL10とで構成され、第2群は、正レンズL21と、正レンズL22および負レンズL23からなる接合レンズL20とを有し、第3群は、正レンズL31および負レンズL32からなる接合レンズL30で構成されているものである。かつ、以下の条件式を満足するものである。ただし、fは全系の焦点距離、f2は第2群の焦点距離、ν1は接合レンズL10を構成する両凹レンズおよび両凸レンズのd線に対するアッベ数の平均値を示す。
0.5≦f2/f≦1.2 ……(1)
65≦ν1 ……(3)
本発明による撮像レンズでは、上記構成により、可視域から近赤外域までの広波長域にわたって軸上色収差等の諸収差を抑えやすくなる。また、距離による収差変動も抑えやすくなる。
そして、さらに、次の好ましい構成を適宜採用して満足することで、諸収差を十分に抑え、より高性能化を図りやすくなる。
本発明による撮像レンズは、以下の条件式を満足することが好ましい。ただし、f1は第1群の焦点距離、f3は第3群の焦点距離を示す。
−7.7≦f3/f1≦15.0 ……(2)
また、第2群の負レンズL23と第3群の負レンズL32とのd線に対するアッベ数の平均値をν23nとしたとき、以下の条件式を満足することが好ましい。
50≦ν23n ……(4)
また、本発明による撮像レンズは、第2群が、近距離物体への合焦のために光軸上を物体側に移動するインナーフォーカス式のレンズであることが好ましい。
本発明による撮像装置は、本発明による撮像レンズと、この撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを備えたものである。
本発明による撮像装置では、本発明の高解像性能の撮像レンズを用いたことで、広波長域にわたって高解像の撮像性能が得られる。
本発明の撮像レンズによれば、物体側より順に、正または負の屈折力を有する第1群と、正の屈折力を有する第2群と、正または負の屈折力を有する第3群とを配設し、各群の構成の最適化を図るようにしたので、広波長域にわたって軸上色収差等が抑えられた高解像性能を得ることができると共に、距離による収差変動の抑えられた中望遠クラスの撮像レンズを実現することができる。
また、本発明の撮像装置によれば、上記本発明の高解像性能の撮像レンズを用いるようにしたので、広波長域にわたって高解像の撮像性能を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示すものであり、実施例1に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第2の構成例を示すものであり、実施例2に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第3の構成例を示すものであり、実施例3に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第4の構成例を示すものであり、実施例4に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第5の構成例を示すものであり、実施例5に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第6の構成例を示すものであり、実施例6に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第7の構成例を示すものであり、実施例7に対応するレンズ断面図である。 実施例1に係る撮像レンズにおいて無限遠物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例1に係る撮像レンズにおいて近距離物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例2に係る撮像レンズにおいて無限遠物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例2に係る撮像レンズにおいて近距離物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例3に係る撮像レンズにおいて無限遠物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例3に係る撮像レンズにおいて近距離物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例4に係る撮像レンズにおいて無限遠物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例4に係る撮像レンズにおいて近距離物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例5に係る撮像レンズにおいて無限遠物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例5に係る撮像レンズにおいて近距離物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例6に係る撮像レンズにおいて無限遠物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例6に係る撮像レンズにおいて近距離物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例7に係る撮像レンズにおいて無限遠物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例7に係る撮像レンズにおいて近距離物点に合焦した場合の諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 本発明の一実施の形態に係る撮像装置(撮像システム)の一構成例を示すブロック図である。 監視用のネットワークシステムの一例を示す構成図である。
[レンズ構成]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例のレンズ構成に対応している。なお、図1は無限遠合焦時での光学系配置に対応している。同様にして、後述の第2ないし第7の数値実施例のレンズ構成に対応する第2ないし第7の構成例の断面構成を、図2〜図7に示す。図1〜図7において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。
この撮像レンズは、光軸Z1に沿って物体側から順に、正または負の屈折力を有する第1群G1と、正の屈折力を有する第2群G2と、正または負の屈折力を有する第3群G3とを備えている。光学的な開口絞りStは、第1群G1内に設けられている。
この撮像レンズは、中望遠用に適した固定焦点レンズであり、例えば昼夜兼用で用いられる監視用途の撮影機器に適したものである。この撮像レンズの像側には、搭載される撮影カメラの撮影部の構成に応じた部材が配置される。例えば、この撮像レンズの結像面(撮像面)には、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子100が配置される。撮像素子100は、この撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力するものである。少なくとも、この撮像レンズと撮像素子100とで、本実施の形態における撮像装置が構成される。最終レンズ群(第3群G3)と撮像素子100との間には、レンズを装着する撮影カメラ側の構成に応じて、種々の光学部材GCが配置されていても良い。例えば撮像面保護用のカバーガラスや赤外線カットフィルタなどの平板状の光学部材が配置されていても良い。
この撮像レンズは、第2群G2を光軸上で物体側に繰り出す(移動させる)ことで、近距離物体への合焦を行う、いわゆるインナーフォーカス式のレンズとなっている。
第1群G1は、物体側より順に、複数枚の正レンズ(例えば3枚の正レンズL11,L12,L13)と、負レンズL14と、開口絞りStと、接合レンズL10とで構成されている。接合レンズL10は、物体側より順に、両凹レンズL15および両凸レンズL16からなる。
負レンズL14は、物体側の面に比べて像側の面の方が負の屈折力が大きい面とされている。これは、像側の面に負の屈折力が大きい凹面を有しているという意味であり、例えば、負レンズL14の像側の面が凹面で物体側の面が凸面である場合(像側に凹面を向けた負メニスカス形状)や、像側の面が凹面で物体側の面が平面とされた平凹形状である場合を含む意味である。また、両凹形状であって、物体側の凹面に比べて像側の面が負の屈折力が大きい凹面とされている場合をも含む意味である。
第2群G2は、正レンズL21と、接合レンズL20とを有している。接合レンズL20は、正レンズL22および負レンズL23からなる。図1の第1の構成例では、接合レンズL20が正レンズL21に対して像側に配設され、物体側より順に、正レンズL21、正レンズL22および負レンズL23が配設された構成とされている。図2〜図7の第2〜第7の構成例では、接合レンズL20が正レンズL21に対して物体側に配設され、物体側より、負レンズL23、正レンズL22、正レンズL21の順に配設された構成とされている。
第3群G3は、正レンズL31および負レンズL32からなる接合レンズL30で構成されている。
この撮像レンズは、以下の条件式を適宜選択的に満足するように構成されていることが好ましい。式中、fは全系の焦点距離、f1は第1群G1の焦点距離、f2は第2群G2の焦点距離、f3は第3群G3の焦点距離を示す。
0.5≦f2/f≦1.2 ……(1)
−7.7≦f3/f1≦15.0 ……(2)
また、以下の条件式を満足することが好ましい。ただし、ν1は、第1群G1内の接合レンズL10を構成する両凹レンズL15および両凸レンズL16のd線に対するアッベ数の平均値を示す。ν23nは、第2群G2内の負レンズL23と第3群G3内の負レンズL32とのd線に対するアッベ数の平均値を示す。
65≦ν1 ……(3)
50≦ν23n ……(4)
[撮像装置の構成]
図22は、本実施の形態に係る撮像装置(撮像システム)の一例を示している。この撮像装置は、撮像部102と、アナログ信号処理部103と、A/D変換部104と、駆動部105と、デジタル信号処理部106と、圧縮/伸張処理部107と、表示インタフェース(I/F)108と、表示部109と、システム制御部110と、内部メモリ113と、メディアインタフェース(I/F)111と、記録メディア112と、操作部115とを備えている。デジタル信号処理部106、圧縮/伸張処理部107、表示インタフェース108、システム制御部110、内部メモリ113、およびメディアインタフェース111は、システムバス114に接続されている。
撮像部102は、撮像レンズ101と撮像素子100とを有している。撮像素子100は、例えばCCD等からなり、撮像レンズ101によって形成された被写体像に応じたアナログの撮像信号を出力するものである。アナログ信号処理部103は、撮像部102からの撮像信号に所定のアナログ信号処理を施すものである。A/D変換部104は、アナログ信号処理部103で処理後のアナログ信号をデジタル信号に変換するものである。撮像レンズ101として、本実施の形態における撮像レンズを用いることで、高解像のアナログの撮像信号が得られる。その撮像信号に基づいて、以降の後段の回路において、高解像のデジタル画像を生成することができる。
駆動部105は、例えば所定の撮影モード(被写体を撮影して撮影画像データの記録が可能なモード)に設定されると、システム制御部110から供給される駆動パルスによって、撮像素子100、アナログ信号処理部103、およびA/D変換部104に所定のパルスを供給して、これらを駆動するようになっている。撮影モードには、例えば静止画像データを記録可能な静止画撮影モードと、動画像データを記録可能な動画撮影モードがある。また、駆動部105は、例えば合焦時に撮像レンズ101内の所定の移動群を駆動するようになっている。
デジタル信号処理部106は、DSP(Digital Signal Processor)を含み、A/D変換部104からのデジタル信号に対して、操作部115によって設定された動作モードに応じた所定のデジタル信号処理(画像処理)を行って撮影画像データを生成するものである。圧縮/伸張処理部107は、デジタル信号処理部106で生成された撮影画像データに対して圧縮処理を施すとともに、記録メディア112から得られた圧縮画像データに対して伸張処理を施すものである。
表示部109は、例えばLCD(液晶表示装置)等で構成され、デジタル信号処理を経た撮影画像データに基づく画像を表示可能となっている。表示部109にはまた、記録メディア112に記録された圧縮画像データを伸張処理して得た画像データに基づく画像の表示も可能となっている。また、撮影モード時のスルー画像、デジタルカメラの各種状態、操作に関する情報の表示等も可能である。
システム制御部110は、所定のプログラムによって動作するCPU(Central Processing Unit)を含み、撮影動作を含む装置全体の統括制御を行うものである。内部メモリ113は、例えばDRAMであり、デジタル信号処理部106やシステム制御部110のワークメモリとして利用される他、記録メディア112に記録される撮影画像データを一時的に記憶するバッファメモリや表示部109への表示用画像データのバッファメモリとしても利用される。メディアインタフェース111は、メモリカード等の記録メディア112との間のデータの入出力を行うものである。操作部115は、使用時の各種操作を行うものであり、撮影指示を行うためのレリーズボタン(図示せず)等を含んでいる。
図23は、本実施の形態に係る撮像システムの他の構成例を示している。図23に示した撮像システムは、監視用のネットワークシステムを構成した例であり、LAN(Local Area Network)等のネットワーク201に、監視カメラ202と、表示装置203と、監視制御装置204とが接続された構成とされている。表示装置203は、例えば液晶表示モニタ等からなる。監視制御装置204は、例えば監視用のソフトウェアが組み込まれたコンピュータ装置からなる。監視カメラ202は、ネットワーク201に複数接続されていても良い。監視カメラ202によって撮像された映像を監視制御装置204の制御の下で表示装置203に表示させることで、遠隔地の映像を監視することができる。このような撮像システムにおける監視カメラ202に本実施の形態に係る撮像レンズを搭載することで、例えば昼夜にわたって高解像での監視映像を得ることができ、昼夜にわたって良好な監視を行うことができる。
[作用・効果]
次に、以上のように構成された撮像レンズの作用および効果を説明する。
この撮像レンズによれば、物体側より順に、正または負の屈折力を有する第1群G1と、正の屈折力を有する第2群G2と、正または負の屈折力を有する第3群G3とを配設し、各群の構成の最適化を図るようにしたので、広波長域にわたって軸上色収差等が抑えられた高解像性能を得ることができると共に、距離による収差変動の抑えられた中望遠クラスの撮像レンズを実現することができる。また、この撮像レンズを搭載した撮像装置によれば、高解像性能の撮像レンズを用いるようにしたので、広波長域にわたって高解像の撮像性能を得ることができる。
この撮像レンズでは、第1群G1内において前側(開口絞りStよりも前側)を、ガウスタイプの前群部分を基本にした構成とし、開口絞りStよりも像側に複数の接合レンズL10,L20,L30を配設した構成にしていることで、軸上色収差の補正に有利となっている。また、この撮像レンズでは、第1群G1内において前側を、複数枚の正レンズと、それに続く負レンズL14とで構成すると共に、負レンズL14の像側の面を所定形状(負の屈折力が大きい凹面)としている。この場合、前側の複数枚の正レンズによって負レンズL14に入射する軸上光束が収束光になるが、負レンズL14の像側の面を上記所定形状としていることで、高次の球面収差が発生することを避けることができる。
またこの撮像レンズでは、中間群の第2群G2を移動させて近距離物体への合焦を行うインナーフォーカス式とされていることで、例えばレンズ系全体を繰り出す方式に比べて、撮影距離による収差変動を抑えることができる。
上記条件式(1)は、第2群G2の焦点距離f2に関する式で、条件式(1)の下限を下回ると、第2群G2の焦点距離f2が小さくなり全系のバックフォーカスBfが短くなる。それを補うためには第3群G3の負の屈折力を大きくする必要があり、結果として像面がオーバ傾向になってしまう。また、上限を上回ると、第2群G2の正の屈折力が弱まるため、像面がオーバ側に倒れると共に、第2群G2内の各レンズの焦点距離が長くなってしまうため、色消し効果が弱くなり、軸上色収差の2次スペクトルの増大を起こす。
より高い光学性能を得るためには、条件式(1)の数値範囲は、
0.57≦f2/f≦1.2 ……(1’)
であることが望ましい。
さらに良い性能を得るためには、
0.59≦f2/f≦0.85 ……(1’’)
であることが望ましい。
上記条件式(2)は、各群間の屈折力のバランスを規制するために必要な条件である。第1群G1が負の屈折力である場合に条件式(2)の下限を下回ると、第1群G1の焦点距離f1が負に短くなるため、後群の正の屈折力が大きくなり、コマ収差が増大する。第1群G1が正の屈折力である場合に下限を下回ると、第3群G3の負の屈折力が小さくなるので全系のバックフォーカスBfが短くなる。また、第1群G1が負の屈折力である場合に上限を上回ると、第3群G3の負の屈折力が弱くなるので全系のバックフォーカスBfが短くなる。第1群G1が正の屈折力である場合に上限を上回ると、第1群G1の正の屈折力が強くなるので全系のバックフォーカスBfが短くなるほか、コマ収差も増大傾向になる。
より高い光学性能を得るためには、条件式(2)の数値範囲は、
−7.5≦f3/f1≦15.0 ……(2’)
であることが望ましい。
さらに良い性能を得るためには、
−5.0≦f3/f1≦5.0 ……(2’’)
であることが望ましい。
上記条件式(3)は、第1群G1内の接合レンズL10を構成する両凹レンズL15および両凸レンズL16のレンズ材料に関する。条件式(3)は、広波長域にわたって軸上色収差を良好に保つための条件であり、下限を下回ると、軸上色収差の2次スペクトルが補正不足になる。
より効果的に軸上色収差を補正するためには、条件式(3)の数値範囲は、
70≦ν1 ……(3’)
であることが望ましい。さらに効果的に軸上色収差を補正するためには、
73≦ν1 ……(3’’)
であることが望ましい。
上記条件式(4)は、第2群G2内の接合レンズL20を構成する負レンズL23と第3群G3の接合レンズL30を構成する負レンズL32とのレンズ材料に関する。条件式(4)は、広波長域にわたって軸上色収差を良好に保つための条件であり、下限を下回ると軸上色収差の2次スペクトルが補正不足になる。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、複数の数値実施例を部分的にまとめて説明する。
[数値実施例1]
[表1]は、図1に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを示している。[表1]に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、実施例1に係る撮像レンズについて、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜22)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1において付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値(mm)を示す。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔(mm)を示す。Ndiの欄には、物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との間のd線(587.6nm)に対する屈折率の値を示す。νdjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線に対するアッベ数の値を示す。
Figure 0005450028
[数値実施例2〜7]
以上の実施例1に係る撮像レンズと同様にして、図2〜図7に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータをそれぞれ、実施例2〜7として、[表2]〜[表7]に示す。
Figure 0005450028
Figure 0005450028
Figure 0005450028
Figure 0005450028
Figure 0005450028
Figure 0005450028
上記[表1]〜[表7]に示したレンズデータは、無限遠合焦時のレンズデータである。実施例1〜7に係る撮像レンズはいずれも、第2群G2を光軸上で物体側に繰り出す(移動させる)ことで、近距離物体への合焦が行われる。[表8]には、無限遠に合焦している状態から至近物体へと合焦するときの第2群G2の繰り出し量(移動量)(mm)を示す。
Figure 0005450028
[表9]には、上述の各条件式に関連する値を、各実施例についてまとめたものを示す。Bfはバックフォーカス(空気換算長)を示す。ν1凹は、接合レンズL10内の両凹レンズL15のd線に対するアッベ数を示す。ν1凸は、接合レンズL10内の両凸レンズL16のd線に対するアッベ数を示す。ν2nは、第2群G2内の負レンズL23のd線に対するアッベ数を示す。ν3nは、第3群G3内の負レンズL32のd線に対するアッベ数を示す。[表9]から分かるように、条件式(1),(2),(3),(4)については、すべての実施例が各条件の数値範囲を満足している。
Figure 0005450028
[収差性能]
図8(A)〜(C)はそれぞれ、実施例1に係る撮像レンズにおける無限遠物点に合焦時での球面収差、非点収差、およびディストーション(歪曲収差)を示している。図9(A)〜(C)は近距離物体への合焦時における同様の各収差を示している。各収差図には、d線(587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図および非点収差図には、g線(435.8nm)、波長880nmについての収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。FNO.はF値、ωは半画角を示す。
同様に、実施例2に係る撮像レンズについての諸収差を図10(A)〜(C)(無限遠合焦時)、および図11(A)〜(C)(近距離合焦時)に示す。同様にして、実施例3ないし7に係る撮像レンズについての諸収差を図12〜図21の(A)〜(C)に示す。
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、広波長域にわたって軸上色収差等が抑えられ、高解像性能が得られていると共に、距離による収差変動も抑えられた、中望遠クラスの撮像レンズが実現できている。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
GC…光学部材、G1…第1群、G2…第2群、G3…第3群、St…開口絞り、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Z1…光軸、100…撮像素子。

Claims (5)

  1. 物体側より順に、正または負の屈折力を有する第1群と、正の屈折力を有する第2群と、正または負の屈折力を有する第3群とからなり、
    前記第1群は、物体側より順に、複数枚の正レンズと、物体側の面に比べて像側の面の方が負の屈折力が大きい面とされた負レンズと、開口絞りと、両凹レンズおよび両凸レンズからなる接合レンズL10とで構成され
    前記第2群は、正レンズL21と、正レンズL22および負レンズL23からなる接合レンズL20とを有し、
    前記第3群は、正レンズL31および負レンズL32からなる接合レンズL30で構成され、
    かつ、以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
    0.5≦f2/f≦1.2 ……(1)
    65≦ν1 ……(3)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f2:第2群の焦点距離
    ν1:接合レンズL10を構成する両凹レンズおよび両凸レンズのd線に対するアッベ数の平均値
    とする。
  2. さらに以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    −7.7≦f3/f1≦15.0 ……(2)
    ただし、
    f1:第1群の焦点距離
    f3:第3群の焦点距離
    とする。
  3. 前記第2群の負レンズL23と前記第3群の負レンズL32とのd線に対するアッベ数の平均値をν23nとしたとき、さらに以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
    50≦ν23n ……(4)
  4. 前記第2群は、近距離物体への合焦のために光軸上を物体側に移動する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像レンズと、
    前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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