JP5716995B2 - 光学系、及び、この光学系を有する撮像装置 - Google Patents

光学系、及び、この光学系を有する撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5716995B2
JP5716995B2 JP2011105892A JP2011105892A JP5716995B2 JP 5716995 B2 JP5716995 B2 JP 5716995B2 JP 2011105892 A JP2011105892 A JP 2011105892A JP 2011105892 A JP2011105892 A JP 2011105892A JP 5716995 B2 JP5716995 B2 JP 5716995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
lens component
lens
conditional expression
positive lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011105892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012230340A (ja
Inventor
佐藤 治夫
治夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2011105892A priority Critical patent/JP5716995B2/ja
Publication of JP2012230340A publication Critical patent/JP2012230340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5716995B2 publication Critical patent/JP5716995B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Description

本発明は、光学系、及び、この光学系を有する撮像装置に関する。
従来、所謂変形ガウス型レンズは多数提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−251398号公報
しかしながら、従来のガウス型レンズはコマ収差の補正が不十分で、特にサジタルコマ収差の改善は困難であった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、小型で、構成枚数が少なく、高性能で、コマ収差、特にサジタルコマ収差、球面収差の少ない光学系、及び、この光学系を有する撮像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る光学系は、光軸に沿って物体側から順に、前群と、開口絞りと、正の屈折力を有する後群と、の実質的に2個のレンズ群からなり、前群は、物体側から順に、第1正レンズ成分と、第2正レンズ成分と、負レンズ成分と、からなり、後群は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた物体側の負レンズと像側の正レンズとが接合された負レンズ成分と、物体側の正レンズと像側の負レンズとが接合された第1正レンズ成分と、第2正レンズ成分と、からなり、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.000 < nRP−nRN < 0.350
−1.00 < (rp2+rp1)/(rp2−rp1) < 1.00
但し、
nRP:後群中の負レンズ成分を構成する正レンズの媒質のd線に対する屈折率
nRN:後群中の負レンズ成分を構成する負レンズの媒質のd線に対する屈折率
rp1:後群中の第1正レンズ成分の最も物体側の面の曲率半径
rp2:後群中の第1正レンズ成分の最も像側の面の曲率半径
また、このような光学系は、以下の条件式を満足することが好ましい。
2.0 < fF2/f0 < 10.0
但し、
fF2:前群中の第2正レンズ成分の焦点距離
f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
また、このような光学系は、以下の条件式を満足することが好ましい。
0.001 < fR/fF < 1.500
但し、
fF:無限遠合焦時の前群の焦点距離
fR:無限遠合焦時の後群の焦点距離
また、このような光学系は、以下の条件式を満足することが好ましい。
0.2 < fR2/f0 < 4.0
但し、
fR2:後群中の第1正レンズ成分の焦点距離
f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
また、このような光学系は、以下の条件式を満足することが好ましい。
2.5 < (−fR1)/f0 < 40
但し、
fR1:後群中の負レンズ成分の焦点距離
f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
また、このような光学系において、前群は、少なくとも1面の非球面を有することが好ましい。
また、このような光学系において、後群は、少なくとも1面の非球面を有することが好ましい。
また、本発明に係る撮像装置は、上述の光学系のいずれかを有することを特徴とする。
本発明によれば、小型で、構成枚数が少なく、高性能な光学系、及び、この光学系を有する撮像装置を提供することができる。
第1実施例に係る光学系の無限遠合焦状態におけるレンズ構成を示す断面図である。 第1実施例に係る光学系の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第2実施例に係る光学系の無限遠合焦状態におけるレンズ構成を示す断面図である。 第2実施例に係る光学系の無限遠合焦状態における諸収差図である。 光学系を搭載する一眼レフカメラの断面図を示す。 光学系の製造方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る光学系OSは、光軸に沿って物体側から順に、前群GFと、開口絞りSと、正の屈折力を有する後群GRと、を有して構成される。また、前群GFは、物体側から順に、第1正レンズ成分LF1と、第2正レンズ成分LF2と、負レンズ成分LF3と、を有し、後群GRは、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負レンズLRn1と正レンズLRp1とが接合された負レンズ成分LR1と、正レンズLRp2と負レンズLRn2とが接合された第1正レンズ成分LR2と、第2正レンズ成分LR3と、を有して構成されている。なお、以降の説明において、「レンズ成分」とは、1枚の単レンズ(レンズ要素)、若しくは、2枚以上の単レンズ(レンズ要素)を接合した接合レンズを指すものとする。
本光学系OSは、基本的に正負負正に代表される、所謂ガウス型、クセノター型等の光学系の欠点であるコマ収差、特にサジタルコマ収差を、色収差、像面湾曲及び非点収差を悪化させること無く、改善したものである。以下に、このような光学系OSを構成するための条件について説明する。
本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(1)を満足することが望ましい。
0.000 < nRP−nRN < 0.350 (1)
但し、
nRP:後群GR中の負レンズ成分LR1を構成する正レンズLRp1の媒質のd線に対する屈折率
nRN:後群GR中の負レンズ成分LR1を構成する負レンズLRn1の媒質のd線に対する屈折率
条件式(1)は、後群GR中の負レンズ成分LR1を構成する正レンズLRp1の媒質と負レンズLRn1の媒質のd線(波長λ=587.6nm)に対する屈折率の差を規定する条件である。この条件をはずれた場合、ペッツバール和に対する最適値の設定が損なわれ、結果的に像面湾曲が悪化する。
条件式(1)の上限値を上回る場合、屈折率差が著しく大きくなることを意味している。この場合でも、ペッツバール和が最適な値から悪化し、結果的に像面湾曲の補正が悪化し好ましくない。また、球面収差の補正能力も低下し、最適な色収差のための硝材選択もできなくなり好ましくない。なお、この条件式(1)の上限値を0.300に設定すると、上述の諸収差の補正がより有利になる。また、この条件式(1)の上限値を0.200に設定すると、本願の効果をより発揮できる。また、条件式(1)の上限値を0.170に抑えることによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(1)の下限値を下回る場合、屈折率差が著しく小さくなり、正レンズLRp1の屈折率より負レンズLRn1の屈折率のほうが大きくなってしまう。この場合、正負の屈折率の高低が逆になり、ペッツバール和を小さく抑えることが困難になる。したがって、ペッツバール和が最適な値から大きく逸脱し、結果的に像面湾曲の補正、非点収差の補正が悪化し好ましくない。なお、条件式(1)の下限値を0.020に設定すると、像面湾曲及び非点収差等の諸収差の補正に有利となる。また、この条件式(1)の下限値を0.035に設定すると、本願の効果をより発揮できる。また、条件式(1)の下限値を0.05に設定することによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(2)を満足することが望ましい。
−1.00 < (rp2+rp1)/(rp2−rp1) < 1.00 (2)
但し、
rp1:後群GR中の第1正レンズ成分LR2の最も物体側の面の曲率半径
rp2:後群GR中の第1正レンズ成分LR2の最も像側の面の曲率半径
条件式(2)は後群GR中の第1正レンズ成分LR2の全体での形状因子を規定する条件である。この条件は球面収差とコマ収差の補正に大きく関わっている。ここで、条件式(2)が±1以内に設定されているということは、当該第1正レンズ成分LR2の全体での形状因子が両凸形状を示していることになる。この形状を維持することにより、球面収差の良好な補正及びコマ収差の良好な補正が可能になる。
条件式(2)の上限値を上回る場合、第1正レンズ成分LR2は、物体側に凸面を向けた平凸形状を越え、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状になる。この形状では球面収差の補正が悪化し、非点収差の補正も悪化するので好ましくない。また、偏芯等の製造敏感度も増し好ましくない。なお、条件式(2)の上限値を0.75に設定すると、上述の諸収差の補正がより有利になる。また、条件式(2)の上限値を0.70に設定すると、本願の効果をより発揮できる。また、条件式(2)の上限値を0.60に抑えることによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(2)の下限値を下回る場合、第1正レンズ成分LR2は、像側に凸面を向けた平凸形状を越え、像側に凸面を向けた正メニスカス形状になる。この場合、球面収差、サジタルコマ収差、メリジオナルコマ収差の補正が悪化し好ましくない。また、偏芯等の製造敏感度も増し好ましくない。なお、条件式(2)の下限値を−0.7に設定すると、諸収差の補正に有利となる。また、条件式(2)の下限値を−0.42に設定すると、本願の効果をより発揮できる。また、条件式(2)の下限値を−0.40に設定することによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(3)を満足することが望ましい。
2.0 < fF2/f0 < 10.0 (3)
但し、
fF2:前群GF中の第2正レンズ成分LF2の焦点距離
f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
条件式(3)は前群GFの第2正レンズ成分LF2の焦点距離を規定する条件である。本実施形態に係る光学系OSの前群GFは正正負の構成になっており、この中間部の第2正レンズ成分LF2の最適な屈折力を規定すものである。
条件式(3)の上限値を上回る場合、当該第2正レンズ成分LF2の屈折力が弱くなることを意味している。この場合、像面湾曲、非点収差の補正が悪化し好ましくない。なお、条件式(3)の上限値を9.0に設定すると、上述の諸収差の補正がより有利になる。また、条件式(3)の上限値を8.0に設定すると、本願の効果をより発揮できる。また、条件式(3)の上限値を7.0に抑えることによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(3)の下限値を下回る場合、当該第2正レンズ成分LF2の屈折力が強くなることを意味している。その場合、結果的にコマ収差、球面収差、歪曲収差の補正が悪化し好ましくない。なお、条件式(3)の下限値を2.5に設定すると、球面収差等の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(3)の下限値を3.0に設定すると、本願の効果をより発揮できる。また、条件式(3)の下限値を3.8に設定すると、本願の効果をさらに発揮できる。また、条件式(3)の下限値を4.0に設定することによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(4)を満足することが望ましい。
0.001 < fR/fF < 1.500 (4)
但し、
fF:無限遠合焦時の前群GFの焦点距離
fR:無限遠合焦時の後群GRの焦点距離
条件式(4)は、本実施形態に係る光学系OSを構成する前群GFと後群GRとの焦点距離比、言い換えると前群GFと後群GRとの屈折力の大小関係を規定する条件である。
条件式(4)の上限値を上回る場合、前群GFに比較して後群GRの焦点距離が大きくなる。言い換えれば、前群GFに比較して後群GRの屈折力が弱い状態、前群GFに着目すれば、後群GRに比較して前群GFの屈折力が著しく強くなることを示す。この場合、像面湾曲、非点収差、コマ収差の補正のバランスが崩れ、好ましくない。なお、条件式(4)の上限値を1.000に設定すると、諸収差の補正が有利になる。また、条件式(4)の上限値を0.550に設定すると本願の効果をより発揮できる。また、条件式(4)の上限値を0.350に抑えることによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
条件式(4)の下限値を下回る場合、前群GFに比較して後群GRの焦点距離が小さくなる。言い換えれば、前群GFに比較して後群GRの屈折力が著しく強い状態、前群GFに着目すれば、後群GRに比較して前群GFの屈折力が弱くなることを示す。この場合、特に球面収差、コマ収差が悪化するので好ましくない。なお、条件式(4)の下限値を0.010に設定すると、上述の諸収差の補正がより良好にできる。また、条件式(4)の下限値を0.030に設定すると本願の効果をより発揮できる。また、条件式(4)の下限値を0.070に設定することによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(5)を満足することが望ましい。
0.2 < fR2/f0 < 4.0 (5)
但し、
fR2:後群GR中の第1正レンズ成分LR2の焦点距離
f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
条件式(5)は後群GR中の全体で両凸形状を有する第1正レンズ成分LR2の焦点距離の大小関係、言い換えれば屈折力を規定した条件である。本実施形態に係る光学系OSの後群GRは負正正の構成になっており、この中間部の両凸形状の第1正レンズ成分LR2の最適な屈折力を規定するものである。
条件式(5)の上限値を上回る場合、当該第1正レンズ成分LR2の焦点距離が著しく長くなり、正の屈折力が弱くなることを意味している。この場合、像面湾曲、非点収差の補正が悪化し好ましくない。なお、条件式(5)の上限値を3.0に設定すると、上述の諸収差の補正がより有利になる。また、条件式(5)の上限値を2.0に設定すると本願の効果をより発揮できる。また、条件式(5)の上限値を1.7に抑えることによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(5)の下限値を下回る場合、当該第1正レンズ成分LR2の焦点距離が著しく短くなり、正の屈折力が著しく強くなることを意味している。その場合、結果的に球面収差、サジタルコマ収差、メリジオナルコマ収差の補正が悪化し好ましくない。また偏芯に対する敏感度も増し好ましくない。なお、条件式(5)の下限値を0.5に設定すると、球面収差等の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(5)の下限値を0.7に設定すると本願の効果をより発揮できる。また、条件式(5)の下限値を1.0に設定することによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(6)を満足することが望ましい。
2.5 < (−fR1)/f0 < 40 (6)
但し、
fR1:後群GR中の負レンズ成分LR1の焦点距離
f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
条件式(6)は、後群GR中の物体側に凹面を向けた負レンズLRn1と正レンズLRp1とが接合された負レンズ成分LR1の焦点距離を規定する条件である。本実施形態に係る光学系OSの後群GRは負正正の構成になっており、この物体側の負レンズ成分LR1の最適な屈折力を規定すものである。
条件式(6)の上限値を上回る場合、当該負レンズ成分LR1の焦点距離の絶対値が著しく大きくなり、負の屈折力が弱くなることを意味している。この場合、球面収差、コマ収差の補正能力が低下し好ましくない。なお、条件式(6)の上限値を30に設定すると、上述の諸収差の補正がより有利になる。また、条件式(6)の上限値を25に設定すると本願の効果をより発揮できる。また、条件式(6)の上限値を20に抑えることによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(6)の下限値を下回る場合、当該負レンズ成分LR1の焦点距離の絶対値が著しく小さくなり、負の屈折力が著しく強くなることを意味している。その場合、結果的に球面収差、サジタルコマ収差、メリジオナルコマ収差の補正が悪化し好ましくない。また偏芯に対する敏感度も増し好ましくない。なお、条件式(6)の下限値を3.0に設定すると、球面収差等の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(6)の下限値を4.0に設定すると本願の効果をより発揮できる。また、条件式(6)の下限値を6.9に設定することによって、本願の効果を最大限に発揮できる。
また、前群GFには少なくとも1面の非球面を有することが望ましく、大口径に対応した球面収差、コマ収差の補正に有利である。また、後群GRには少なくとも1面の非球面を有することが望ましい。後群GRも同様に大口径に対応した球面収差、コマ収差の補正に有利である。なお、開口絞りSを挟んで前後に1面ずつの非球面を有することは、球面収差、サジタルコマ収差、メリジオナルコマ収差等の大口径に起因する収差を補正するのに有効である。
また、本実施形態に係る光学系OSにおいて、前群GFを構成する第1正レンズ成分LF1、第2正レンズ成分LF2及び負レンズ成分LF3、並びに、後群GRを構成する第2正レンズ成分LR3は、図1に示すように単レンズで構成されているが、2以上の単レンズを接合した接合レンズで構成しても良い。
図5に、上述の光学系OSを備える撮像装置として、一眼レフカメラ1(以後、単にカメラと記す)の略断面図を示す。このカメラ1において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2(光学系OS)で集光されて、クイックリタ−ンミラ−3を介して焦点板4に結像される。そして、焦点板4に結像された光は、ペンタプリズム5中で複数回反射されて接眼レンズ6へと導かれる。これにより、撮影者は、物体(被写体)像を、接眼レンズ6を介して正立像として観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリ−ズボタンが押されると、クイックリタ−ンミラ−3が光路外へ退避し、撮影レンズ2で集光された不図示の物体(被写体)の光は撮像素子7上に被写体像を形成する。これにより、物体(被写体)からの光は、当該撮像素子7により撮像され、物体(被写体)画像として不図示のメモリに記録される。このようにして、撮影者は本カメラ1による物体(被写体)の撮影を行うことができる。なお、図5に記載のカメラ1は、撮影レンズ2を着脱可能に保持するものでも良く、撮影レンズ2と一体に成形されるものでも良い。また、カメラ1は、いわゆる一眼レフカメラでも良く、クイックリタ−ンミラ−等を有さないコンパクトカメラ若しくはミラ−レスの一眼レフカメラでも良い。
ここで、本カメラ1に撮影レンズ2として上述した光学系OSを搭載することにより、その特徴的なレンズ構成によって、球面収差、サジタルコマフレアー、像面湾曲、コマ収差の少ない大口径レンズを実現している。これにより本カメラ1は、球面収差、サジタルコマ収差、像面湾曲、メリジオナルコマ収差の少なく、大口径を有し、広角撮影可能な撮像装置を実現することができる。
また、以下に記載の内容は、光学性能を損なわない範囲で適宜採用可能である
本実施形態では、2群構成の光学系OSを示したが、以上の構成条件等は、3群、4群等の他の群構成にも適用可能である。また、最も物体側にレンズまたはレンズ群を追加した構成や、最も像側にレンズまたはレンズ群を追加した構成でも構わない。また、レンズ群とは、上述のように開口絞りSで分離された、少なくとも1枚のレンズを有する部分、または、変倍時若しくは合焦時に変化する空気間隔で分離された、少なくとも1枚のレンズを有する部分を示す。
また、本実施形態では全体(全群)繰り出しによって無限遠物体から近距離物体に対して合焦するが、単独または複数のレンズ群、または部分レンズ群を光軸方向に移動させて、無限遠物体から近距離物体への合焦を行う合焦レンズ群としても良い。すなわち、前群GFを用いる方式や後群GRを用いたリヤフォーカスでも良い。この場合、前記合焦レンズ群はオートフォーカスにも適用でき、オートフォーカス用の(超音波モーター等を用いた)モーター駆動にも適している。
また、レンズ群または部分レンズ群を光軸に垂直な方向の成分を持つように移動させ、または、光軸を含む面内方向に回転移動(揺動)させて、手ぶれによって生じる像ぶれを補正する防振レンズ群としても良い。特に、後群GRの少なくとも一枚を防振レンズ群とするのが好ましい。
また、レンズ面は、球面または平面で形成されても、非球面で形成されても構わない。レンズ面が球面または平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、加工及び組立調整の誤差による光学性能の劣化を妨げるので好ましい。また、光軸方向に像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないので好ましい。レンズ面が非球面の場合、非球面は、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモ−ルド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面でも構わない。また、レンズ面は回折面としても良く、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)あるいはプラスチックレンズとしても良い。
また、開口絞りSは光学系OSの中央近傍に配置されるのが好ましいが、開口絞りとしての部材を設けずに、レンズの枠でその役割を代用しても良い。
さらに、各レンズ面には、フレアやゴ−ストを軽減し高コントラストの高い光学性能を達成するために、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施しても良い。
以下、本実施形態に係る光学系OSの製造方法の概略を、図6を参照して説明する。この光学系OSの製造方法は、光軸に沿って物体側から順に、前群GF、開口絞りS、及び、正の屈折力を有する後群GRを配置する。具体的に、本実施形態では、例えば、前群GFとして、物体側から順に、両凸レンズ形状の非球面正レンズ(第1正レンズ成分)LF1、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ(第2正レンズ成分)LF2、及び、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ(負レンズ成分)LF3を配置し(ステップS100)、開口絞りSを配置し(ステップS200)、後群GRとして、物体側から順に、両凹レンズLRn1と両凸レンズLRp1とが接合された負レンズ成分LR1、両凸レンズLRp2と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズLRn2とが接合された第1正レンズ成分LR2、及び、両凸レンズ形状の非球面正レンズ(第2正レンズ成分)LR3を配置する(ステップS300)。このとき、後群GRを構成する負レンズ成分LR1及び第1正レンズ成分LR2は、上述の条件式(1)及び条件式(2)を満足する。
以上説明したように、本実施形態に係る光学系OSによれば、カメラ等の撮像装置、印刷用レンズ、複写用レンズに好適な、小型で高性能なレンズ、およびそれを用いた撮像装置を提供することができる。
以下、光学系OSの実施例を、図面に基づいて説明する。なお、図1及び図3は、各実施例に係る光学系OS(OS1,OS2)の構成を示している。
各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、高さyにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(y)とし、基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)をrとし、円錐定数をκとし、n次の非球面係数をAnとしたとき、以下の式(a)で表される。なお、以降の実施例において、「E−n」は「×10-n」を示す。
S(y)=(y2/r)/[1+{1−κ(y2/r2)}1/2
+A4×y4+A6×y6+A8×y8 (a)
なお、各実施例において、2次の非球面係数A2は0である。また、各実施例の表中において、非球面には面番号の右側に*を付している。
[第1実施例]
図1は、第1実施例に係る光学系OS1の構成を示す図である。この光学系OS1は、物体側から順に、正の屈折力を有する前群GFと、開口絞りSと、正の屈折力を有する後群GRと、を有して構成されている。前群GFは、物体側から順に、両凸レンズ形状の非球面正レンズからなる第1正レンズ成分LF1、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる第2正レンズ成分LF2、及び、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズ成分LF3から構成されている。また、後群GRは、物体側から順に、両凹レンズ(物体側に凹面を向けた負レンズ)LRn1と両凸レンズ(正レンズ)LRp1とが接合された負レンズ成分LR1、両凸レンズ(正レンズ)LRp2と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ(負レンズ)LRn2とが接合された第1正レンズ成分LR2、及び、両凸レンズ形状の非球面正レンズからなる第2正レンズ成分LR3から構成されている。
以下の表1に、本第1実施例に係る光学系OS1の諸元の値を掲げる。この表1の全体諸元において、fは焦点距離、FNOはFナンバー、ωは半画角(単位:度)、Yは像高、TLは光学系OS1の全長、及び、Bfはバックフォーカスをそれぞれ表している。なお、全長TLは、この光学系OS1の最も物体側のレンズ面(第1面)から像面までの光軸上の距離を示し、バックフォーカスBfは、この光学系OS1の最も像側のレンズ面(第15面)から像面までの光軸上の距離を表している。また、レンズデータにおいて、第1欄mは、光線の進行する方向に沿った物体側からの光学面の順序(面番号)を、第2欄rは、各光学面の曲率半径を、第3欄dは、各光学面から次の光学面までの光軸上の距離(面間隔)を、第4欄νd及び第5欄ndは、それぞれd線(波長λ=587.6nm)に対するアッべ数及び屈折率を示している。なお、この表1に示す面番号1〜15は、図1に示す番号1〜15に対応している。また、曲率半径0.0000はレンズ面においては平面を示し、開口絞りSにおいては開口を示す。また、空気の屈折率1.00000は省略してある。また、レンズ群焦点距離は、各レンズ群が開始する面番号(始面)および各レンズ群の焦点距離をそれぞれ示している。
ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離f、曲率半径r、面間隔d、その他長さの単位は一般に「mm」が使われるが、光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。また、これらの符号の説明及び諸元表の説明は以降の実施例においても同様である。
(表1)
[全体諸元]
f = 58.0216
FNO= F1.210
ω = 20.83°
Y = 21.6
TL = 97.9986
Bf = 37.9986

[レンズデータ]
m r d νd nd
1* 68.8166 7.0000 49.53 1.744430
2 -294.0348 0.1000
3 38.2098 10.0000 46.63 1.816000
4 39.7292 4.2000
5 285.9607 1.5000 31.06 1.688930
6 28.2115 7.0000
7 0.0000 7.0000 開口絞りS
8 -28.6407 1.7000 29.52 1.717360
9 58.9495 9.5000 46.63 1.816000
10 -42.9396 0.1000
11 141.1289 6.5000 49.61 1.772500
12 -52.9259 1.3000 52.32 1.517420
13 -380.3063 0.1000
14* 201.4725 4.0000 49.61 1.772500
15 -104.4312 Bf

[レンズ群焦点距離]
レンズ群 始面 焦点距離
前群 1 339.4386
後群 8 41.6343
この第1実施例に係る光学系OS1において、第1面及び第14面の各レンズ面は非球面形状に形成されている。次の表2に、非球面データ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A8の値を示す。
(表2)
κ A4 A6 A8
第 1面 0.6729 -5.61406E-07 -9.97203E-11 -2.12831E-13
第14面 10.6153 -9.55365E-07 -2.33540E-11 0.00000E+00
次の表3に、この第1実施例に係る光学系OS1に対する各条件式対応値を示す。なおこの表3において、nRPは後群GR中の負レンズ成分LR1を構成する正レンズLRp1の媒質のd線に対する屈折率、nRNは後群GR中の負レンズ成分LR1を構成する負レンズLRn1の媒質のd線に対する屈折率、rp1は後群GR中の第1正レンズ成分LR2の最も物体側の面の曲率半径、rp2は後群GR中の第1正レンズ成分LR2の最も像側の面の曲率半径、f0は全系の焦点距離、fF2は前群GF中の第2正レンズ成分LF2の焦点距離、fFは無限遠合焦時の前群GFの焦点距離、fRは無限遠合焦時の後群GRの焦点距離、fR1は後群GR中の負レンズ成分LR1の焦点距離、fR2は後群GR中の第1正レンズ成分LF2の焦点距離をそれぞれ表している。これらの符号の説明は以降の実施例においても同様である。
(表3)
(1)nRP−nRN=0.09864
(2)(rp2+rp1)/(rp2−rp1)=0.4587
(3)fF2/f0=5.3326
(4)fR/fF=0.1227
(5)fR2/f0=1.4964
(6)(−fR1)/f0=11.2062
このように、第1実施例に係る光学系OS1は、上記条件式(1)〜(6)を全て満足している。
図2に、この第1実施例に係る光学系OS1の無限遠合焦状態における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。各収差図において、FNOはFナンバーを、Yは像高を、ωは半画角[単位:度]を、それぞれ示している。また、各収差図において、dはd線(波長λ=587.6nm)、及び、gはg線(波長λ=435.8nm)に対する収差を表している。また、非点収差図において、実線はサジタル像面を示し、破線はメリジオナル像面を示している。また、コマ収差図は、各半画角ωにおいて、実線はd線及びg線に対するメリジオナルコマ収差を表し、原点より左側の破線はd線に対してメリジオナル方向に発生するサジタルコマ収差、原点より右側の破線はd線に対してサジタル方向に発生するサジタルコマ収差を表している。なお、この収差図の説明は以降の実施例においても同様である。この図2に示す各収差図から明らかなように、この第1実施例に係る光学系OS1では、球面収差、サジタルコマ収差、像面湾曲、非点収差、メリジオナルコマ収差を含め諸収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることが分かる。
[第2実施例]
図3は、第2実施例に係る光学系OS2の構成を示す図である。この光学系OS2は、物体側から順に、正の屈折力を有する前群GFと、開口絞りSと、正の屈折力を有する後群GRと、を有して構成されている。前群GFは、物体側から順に、両凸レンズ形状の非球面正レンズからなる第1正レンズ成分LF1、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる第2正レンズ成分LF2、及び、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズ成分LF3から構成されている。また、後群GRは、物体側から順に、両凹レンズ(物体側に凹面を向けた負レンズ)LRn1と両凸レンズ(正レンズ)LRp1とが接合された負レンズ成分LR1、両凸レンズ(正レンズ)LRp2と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ(負レンズ)LRn2とが接合された第1正レンズ成分LR2、及び、両凸レンズ形状の非球面正レンズからなる第2正レンズ成分LR3から構成されている。
以下の表4に、本第2実施例に係る光学系OS2の諸元の値を掲げる。なお、この表4に示す面番号1〜15は、図3に示す番号1〜15に対応している。
(表4)
[全体諸元]
f = 58.0216
FNO= F1.217
ω = 20.83°
Y = 21.6
TL = 97.9972
Bf = 37.9972

[レンズデータ]
m r d νd nd
1* 68.6463 7.0000 49.53 1.744430
2 -284.0624 0.1000
3 38.3363 10.0000 46.63 1.816000
4 40.0410 4.2000
5 513.0081 1.5000 31.06 1.688930
6 28.3928 7.0000
7 0.0000 7.0000 開口絞りS
8 -30.5598 1.7000 28.46 1.728250
9 51.9885 9.5000 40.77 1.883000
10 -50.3917 0.1000
11 157.5857 6.5000 49.61 1.772500
12 -59.9955 1.3000 52.32 1.517420
13 -137.9000 0.1000
14* 266.2953 4.0000 49.61 1.772500
15 -107.7468 Bf

[レンズ群焦点距離]
レンズ群 始面 焦点距離
前群 1 400.8473
後群 8 41.2837
この第2実施例に係る光学系OS2において、第1面及び第14面の各レンズ面は非球面形状に形成されている。次の表5に、非球面データ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A8の値を示す。
(表5)
κ A4 A6 A8
第 1面 0.6729 -5.61406E-07 -9.97203E-11 -2.12831E-13
第14面 6.1738 -1.03841E-06 -3.16075E-10 0.00000E+00
次の表6に、この第2実施例に係る光学系OS2に対する各条件式対応値を示す。
(表6)
(1)nRP−nRN=0.15475
(2)(rp2+rp1)/(rp2−rp1)=-0.06662
(3)fF2/f0=5.2311
(4)fR/fF=0.1030
(5)fR2/f0=1.3536
(6)(−fR1)/f0=17.0128
このように、第2実施例に係る光学系OS2は、上記条件式(1)〜(6)を全て満足している。
図4に、この第2実施例に係る光学系OS2の無限遠合焦状態における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。この図4に示す各収差図から明らかなように、この第2実施例に係る光学系OS2では、球面収差、サジタルコマ収差、像面湾曲、非点収差、メリジオナルコマ収差を含め諸収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることが分かる。
以上の各実施例によれば、2ω=41.6°程度の包括角を有し、さらに大口径F1.2の口径を有し、高性能で球面収差、サジタルコマ収差、像面湾曲、メリジオナルコマ収差が良好に補正された光学系OSが実現できる。
なお、以上の各実施例に示す光学系OS1,OS2を、上述したカメラ1に搭載することにより、上述した効果を奏することは言うまでもない。また、上記各実施例は本発明の一具体例を示しているものであり、本発明はこれらに限定されるものではない。
OS(OS1,OS2) 光学系 GF 前群
LF1 第1正レンズ成分 LF2 第2正レンズ成分 LF3 負レンズ成分
S 開口絞り GR 後群
LR1 負レンズ成分 LRn1 負レンズ LRp1 正レンズ
LR2 第1正レンズ成分 LRp2 正レンズ LRn2 負レンズ
LR3 第2正レンズ成分 1 一眼レフカメラ(撮像装置)

Claims (8)

  1. 光軸に沿って物体側から順に、
    前群と、
    開口絞りと、
    正の屈折力を有する後群と、の実質的に2個のレンズ群からなり
    前記前群は、物体側から順に、
    第1正レンズ成分と、
    第2正レンズ成分と、
    負レンズ成分と、からなり
    前記後群は、物体側から順に、
    物体側に凹面を向けた物体側の負レンズと像側の正レンズとが接合された負レンズ成分と、
    物体側の正レンズと像側の負レンズとが接合された第1正レンズ成分と、
    第2正レンズ成分と、からなり
    以下の条件式を満足することを特徴とする光学系。
    0.000 < nRP−nRN < 0.350
    −1.00 < (rp2+rp1)/(rp2−rp1) < 1.00
    但し、
    nRP:前記後群中の前記負レンズ成分を構成する前記正レンズの媒質のd線に対する屈折率
    nRN:前記後群中の前記負レンズ成分を構成する前記負レンズの媒質のd線に対する屈折率
    rp1:前記後群中の前記第1正レンズ成分の最も物体側の面の曲率半径
    rp2:前記後群中の前記第1正レンズ成分の最も像側の面の曲率半径
  2. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
    2.0 < fF2/f0 < 10.0
    但し、
    fF2:前記前群中の前記第2正レンズ成分の焦点距離
    f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
    0.001 < fR/fF < 1.500
    但し、
    fF:無限遠合焦時の前記前群の焦点距離
    fR:無限遠合焦時の前記後群の焦点距離
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学系。
    0.2 < fR2/f0 < 4.0
    但し、
    fR2:前記後群中の前記第1正レンズ成分の焦点距離
    f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
  5. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学系。
    2.5 < (−fR1)/f0 < 40.0
    但し、
    fR1:前記後群中の前記負レンズ成分の焦点距離
    f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
  6. 前記前群は、少なくとも1面の非球面を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学系。
  7. 前記後群は、少なくとも1面の非球面を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学系。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の光学系を有することを特徴とする撮像装置。
JP2011105892A 2011-04-11 2011-05-11 光学系、及び、この光学系を有する撮像装置 Active JP5716995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011105892A JP5716995B2 (ja) 2011-04-11 2011-05-11 光学系、及び、この光学系を有する撮像装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011087043 2011-04-11
JP2011087043 2011-04-11
JP2011105892A JP5716995B2 (ja) 2011-04-11 2011-05-11 光学系、及び、この光学系を有する撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012230340A JP2012230340A (ja) 2012-11-22
JP5716995B2 true JP5716995B2 (ja) 2015-05-13

Family

ID=47431917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011105892A Active JP5716995B2 (ja) 2011-04-11 2011-05-11 光学系、及び、この光学系を有する撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5716995B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105676425A (zh) * 2016-03-17 2016-06-15 沈阳师范大学 一种数码相机全画幅镜头装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI636279B (zh) 2017-08-18 2018-09-21 大立光電股份有限公司 影像擷取光學系統組、取像裝置及電子裝置
KR20200038154A (ko) * 2018-10-02 2020-04-10 삼성전자주식회사 렌즈 어셈블리 및 그를 포함하는 전자 장치
CN112230379B (zh) * 2020-10-30 2022-08-05 诚瑞光学(苏州)有限公司 摄像光学镜头
CN112099199B (zh) * 2020-11-02 2021-02-02 瑞泰光学(常州)有限公司 摄像光学镜头

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR884478A (fr) * 1941-07-25 1943-08-18 Zeiss Carl Soc Objectif corrigé pour une ou plusieurs couleurs en ce qui concerne les aberrations sphérique, astigmatique et comatique
US2466424A (en) * 1946-02-18 1949-04-05 Eastman Kodak Co Four component highly corrected wide angular field objective with small petzval sum
US2979998A (en) * 1957-02-05 1961-04-18 Gauthier Gmbh A Photographic camera with coupled exposure meter
AT248733B (de) * 1963-04-20 1966-08-10 Schneider Co Optische Werke Photographisches oder kinematographisches Objektiv sehr großer Lichtstärke
JPH03288112A (ja) * 1990-04-04 1991-12-18 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 色消しレンズ系
JP5450028B2 (ja) * 2009-12-16 2014-03-26 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105676425A (zh) * 2016-03-17 2016-06-15 沈阳师范大学 一种数码相机全画幅镜头装置
CN105676425B (zh) * 2016-03-17 2018-07-03 沈阳师范大学 一种数码相机全画幅镜头装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012230340A (ja) 2012-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5510634B2 (ja) 広角レンズ、及び、この広角レンズを有する光学機器
JP5115102B2 (ja) レンズ系及び光学装置
JP5402015B2 (ja) リアフォーカス光学系、撮像装置、リアフォーカス光学系の合焦方法
JP5691855B2 (ja) 撮影レンズ、この撮影レンズを有する光学機器、及び、撮影レンズの製造方法
JP6582535B2 (ja) 光学系、この光学系を有する撮像装置
JP5712751B2 (ja) 光学系、この光学系を有する撮像装置、及び、光学系の製造方法
JP5396888B2 (ja) 広角レンズ、撮像装置、広角レンズの製造方法
JP2007256695A (ja) ズームレンズ、撮像装置、変倍方法
JP5246226B2 (ja) 光学系、光学装置、光学系の製造方法
US20150185496A1 (en) Imaging lens, optical apparatus equipped therewith, and method for manufacturing imaging lens
JP5428775B2 (ja) 広角レンズ、撮像装置、広角レンズの製造方法
JP5716995B2 (ja) 光学系、及び、この光学系を有する撮像装置
JP5761605B2 (ja) 光学系、この光学系を有する撮像装置、及び、光学系の製造方法
JP5887995B2 (ja) レンズ系、光学機器、およびレンズ系の製造方法
JP4624744B2 (ja) 広角ズームレンズ
US20090034100A1 (en) Optical system, imaging apparatus, and method for forming image by the optical system
JP5887996B2 (ja) レンズ系、光学機器、およびレンズ系の製造方法
JP5691854B2 (ja) 撮影レンズ、この撮影レンズを有する光学機器、及び、撮影レンズの製造方法
JP5458586B2 (ja) 広角レンズ、撮像装置、広角レンズの製造方法
JP5434496B2 (ja) 広角レンズ、撮像装置、広角レンズの製造方法
JP5471487B2 (ja) 撮影レンズ、及び、この撮影レンズを備える光学機器
JP5703930B2 (ja) 光学系、この光学系を有する撮像装置、及び、光学系の製造方法
JP5761604B2 (ja) 光学系、この光学系を有する撮像装置、及び、光学系の製造方法
JP5716986B2 (ja) レンズ系及び光学機器
JP5641393B2 (ja) レンズ系及び光学機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5716995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250