JP2018025579A - ズームレンズ及びそれを有する光学機器 - Google Patents

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章 水間
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章 水間
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Abstract

【課題】軽量且つ高い光学性能を有したズームレンズ系、ズームレンズを有する交換レンズ装置、及びカメラシステムを提供する。【解決手段】物体側から像側に順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群より構成され、広角端から望遠端への変倍の際に各レンズ群が光軸方向に移動する。前記、第3レンズ群の最も像面側のレンズには、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズを有し、以下の条件を満足する。0.1<SD/TD<0.5・・・(1)、−15<(Rnf+Rnr)/(Rnf−Rnr)<−1.8・・・(2)、但し、SDは広角端における開口絞りから最終レンズまでの距離、TDは広角端における第1レンズから最終レンズまでの距離、Rnf、Rnrは第3レンズ群の最も像面側のレンズの物体側と像側の曲率半径である。【選択図】図1

Description

本発明は、光学系に関し、特に銀塩フィルムカメラ、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、デジタルビデオカメラ等のズームレンズ及びそれを有する光学機器に関するものである。
近年、デジタルカメラやビデオカメラ等の光学機器には、高画素の撮像素子が用いられている。このような高画素の撮像素子を備える光学機器に用いられる撮影光学系には、諸収差が良好に補正され、画面全体にわたり高い光学性能を有することが要求されている。
ズーム比の比較的小さい広角系ズームレンズには小型、軽量な光学系として、一般に負群先行のパワー配置をとるものが多い(特許文献1)。このタイプは、ミラーボックスがあるために長いバックフォーカスが要求される一眼レフ用ズームレンズに有利である。
一般に光学系全体の小型化または軽量化を図るほど各群のパワーが強くなったり、また収差補正に必要なレンズ枚数が少なくなったりと、諸収差が多く発生し、光学性能が低下する傾向にある。例えば、広角・標準ズームレンズ系として、特許文献1がある。
特許第3081698号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、諸収差は良好に補正されているものの、広角端の像面湾曲が大きく、画面全体にわたり十分な光学性能を有するとは言い難い。
そこで、本発明の目的は、上記、広角端の像面湾曲を補正し、且つ高い光学性能を有したズームレンズ系、ズームレンズを有する交換レンズ装置、及びカメラシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、物体側から像側に順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群より構成され、広角端から望遠端への変倍の際に各レンズ群が光軸方向に移動する。前記、第3レンズ群の最も像面側のレンズには、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズを有し、以下の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
0.1<SD/TD <0.5 ・・・(1)
−15<(Rnf+Rnr)/(Rnf−Rnr)<−1.8 ・・・(2)
但し、
SDは、広角端における開口絞りから最終レンズまでの距離、
TDは広角端における第1レンズから最終レンズまでの距離、
Rnf、Rnrは、第3レンズ群の最も像面側の負レンズの物体側と像側の曲率半径
である。
本発明によれば、小型、軽量で高い光学性能を有したズームレンズ系、ズームレンズを有する交換レンズ装置、及びカメラシステムを提供することができる。
実施例1無限遠物点における断面図 実施例1広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例1望遠端の無限遠物点における縦収差図 実施例2無限遠物点における断面図 実施例2広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例2望遠端の無限遠物点における縦収差図 実施例3無限遠物点における断面図 実施例3広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例3望遠端の無限遠物点における縦収差図 レンズを備える一眼レフカメラ(光学機器)の要部概略図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわる光学断面図と簡易移動図である。
本発明の光学系は、カメラ用の広角・標準ズームレンズである。物体側から像側に順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群を有し、広角端から望遠端への変倍の際に各レンズ群が光軸方向に移動する。フォーカシングに際して、第1レンズ群が光軸方向に移動する。小型・軽量でズーム比の比較的小さい広角系ズームレンズに多用されているレンズ構成で、ミラーボックスがあるために長いバックフォーカスが要求される一眼レフ用ズームレンズによく用いられる。
上述のレンズタイプでは、小型化または軽量化を図るほど、負の屈折力の第1レンズ群のパワーが強くなり、広角端での像面湾曲が低下しやすい。このため、本発明の光学系は、前記、第3レンズ群の最も像面側のレンズに、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズを配置している。広角端での軸外光束がレンズの高い位置を通過する箇所に、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズを配置することで、広角端での像面湾曲を低減することができる。
以下の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
0.1 < SD/TD <0.5 ・・・(1)
−15 < (Rnf+Rnr)/ (Rnf−Rnr) <−1.8 ・・・(2)
但し、
SDは広角端における開口絞りから最終レンズまでの距離、
TDは広角端における第1レンズから最終レンズまでの距離、
Rnf、Rnrは第3レンズ群の最も像面側のレンズの物体側と像側の曲率半径
である。
条件式(1)は、開口絞り位置を適切な位置に設定するための条件式である。条件式(1)の上限を超えて開口絞り位置が物体側よりになると、光学系の光学全長が長くなり、小型化するのに困難となる。また、条件式(1)の下限を超えて開口絞り位置が像面側よりなると、第3レンズ群の最も像面側のレンズに通過する軸外光束が低くなり、広角端での像面湾曲を低減することができなくなる。
更に好ましくは条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.2 < SD/TD <0.45 ・・・(1a)
条件式(2)は、前記、第3レンズ群の最も像面側に配置された負レンズのメニスカス形状を示すシェイプファクターである。条件式(2)の上限を超えると、望遠端における球面収差が補正過剰となり、光学性能を維持することが困難となる。また、条件式(2)の下限を超えると、前記第1レンズ群より発生する像面湾曲の補正できなくなり、光学性能を維持することが困難となる。
更に好ましくは条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−8 < (Rnf+Rnr)/ (Rnf−Rnr) <−3 ・・・(2a)
各実施例によれば、以上のようにレンズ構成を特定することによって、小型、軽量で高い光学性能を有したズームレンズが得られる。
各実施例において、更に小型、軽量で、高い光学性能を得るには、以下の条件式(3)を満足する構成である。
−3.0 < f1/fw < −1.5 ・・・(3)
但し、f1は第1レンズ群の焦点距離、fwは広角端の焦点距離である。
条件式(3)は、第1レンズ群の焦点距離と広角端の焦点距離の比を示す。条件式(3)は、光学系の小型、軽量化と良好な光学性能を適切にするための条件式である。条件式(3)の上限を超えて第1レンズ群の屈折力が強くなると、広角端において、像面湾曲が大きくなり光学性能が維持するのが困難になる。条件式(3)の下限を超えて第1レンズ群の屈折力が弱くなると、光学系は大型化してしまう。更に好ましくは条件式(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−2.0 < f1/fw < −1.7 ・・・(3a)
各実施例において、更に小型、軽量で、高い光学性能を得るには、高い光学性能を得るには、以下の条件式(4)を満足する構成である。
−2.7 < fn/f3 < −0.9 ・・・(4)
但し、fnは第3レンズ群の最も像面側の負レンズの焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離である。
条件式(4)は、広角端における像面湾曲をより適切にするための条件式である。条件式(4)の上限を超えて第3レンズ群の最も像面側の負レンズの屈折力が強くなると、像面湾曲が過補正となり好ましくない。条件式(4)の下限を超えて第3レンズ群の最も像面側の負レンズの屈折力が弱くなると、像面湾曲が補正不足となり好ましくない。
また各実施例において、広角端から望遠端への変倍の際に第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が狭まるように移動することが好ましい。上述のようにすることで、望遠端における軸外光束を低くなり、像面湾曲を低減することができ、画面周辺まで良好な光学性能を得ることができる。
また各実施例において、前記第3レンズ群は正の屈折力の第1レンズ、正の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズより構成されることが好ましい。上述のようにすることで、変倍の際の球面収差変動を低減することができ、画面周辺まで良好な光学性能を得ることができる。
また各実施例において、前記第3レンズ群の正の屈折力のレンズには非球面を有することが好ましい。この位置に非球面を配置することで、変倍の際の球面収差変動を低減することができ、画面周辺まで良好な光学性能を得ることができる。
また各実施例において、広角端から望遠端への変倍の際に第1レンズ群は像面側に凸形状となる軌跡となって移動することが好ましい。上述のようにすることで、光学系の全長を小さくすることができる。
各実施例によれば、以上のようにレンズ構成を特定することによって、小型、軽量で高い光学性能を有したズームレンズが得られる。
次に、本発明のズームレンズを用いた一眼レフカメラシステム(光学機器)の実施例を、図10を用いて説明する。
図10において、10は一眼レフカメラ本体、11は本発明によるズームレンズを搭載した交換レンズである。12は交換レンズ11を通して得られる被写体像を記録するフィルムや撮像素子などの記録手段である。13は交換レンズ11からの被写体像を観察するファインダー光学系、14は交換レンズ11で形成された被写体像を記録手段12とファインダー光学系13に切り替えて伝送するための回動するクイックリターンミラーである。ファインダーで被写体像を観察する場合は、クイックリターンミラー14を介してピント板15に結像した被写体像をペンタプリズム16で正立像としたのち、接眼光学系17で拡大して観察する。
撮影時にはクイックリターンミラー14が矢印方向に回動して被写体像は記録手段12に結像して記録される。18はサブミラー、19は焦点検出装置である。
このように本発明の広角レンズを一眼レフカメラ等の交換レンズ等の光学機器に適用することにより、高い光学性能を有した光学機器が実現できる。
また、本光学機器は、クイックリターンミラー14等を有さないミラ−レスの一眼レフカメラでも良いし、レンズ交換式ではない構成のものでも良い。
各実施例において、rは曲率半径、dはレンズ厚またはレンズ間隔、ndはd線の屈折率、vdはアッベ数、BFはバックフォーカス値を示す。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、実施例に基づいて説明する。
[実施例1]
図1から図3と数値データ1は本発明によるズームレンズの実施例1を示している。図1はレンズ構成断面図と移動軌跡、図2は無限遠にフォーカスを合わせたときの広角端での諸収差図、図3は無限遠にフォーカスを合わせたときの望遠端での諸収差図である。
本光学系は、物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3からなる。第1レンズ群L1は、物体側から順に物体側に凸の負メニスカスレンズG1と物体側に凸の負メニスカスレンズG2と物体側に凸の正メニスカスレンズG3から構成されている。また、該負メニスカスレンズG2とは樹脂材料で構成されている。
第2レンズ群L2は、物体側から順に開口絞り、両凸レンズG4、両凹レンズG5から構成されている。第3レンズ群L3は、物体側から順に物体側に凸の正メニスカスレンズG6、両凸レンズG7、物体側に凸の負メニスカスレンズG8から構成されている。また、該正メニスカスレンズG6とは樹脂材料で構成されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は往復するように動き、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3は物体側へ動き、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が狭まるように動く。また、無限から至近への合焦の際に第1レンズ群L1が光軸上を物体側へ動く。
各実施例の光学系は、銀塩フィルムカメラ、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、デジタルビデオカメラ等の光学機器に用いられる撮影光学系である。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図において、SPは絞り(開口絞り)である。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する。
それぞれの縦収差図は、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差を表している。球面収差と倍率色収差を示す図において、実線はd線(587.6nm)、破線はg線(435.8nm)を表している。また、非点収差を示す図において、実線はd線のサジタル方向ΔS、破線はd線のメリディオナル方向ΔMを表している。また、歪曲を示す図は、d線における歪曲を表している。横収差図において、実線はd線のメリディオナル方向ΔM、破線はd線のサジタル方向ΔSを表している。FnoはFナンバー、ωは半画角、hgtは像高である。

(数値データ1)
面データ
面番号 r d nd vd
1 73.078 1.30 1.63854 55.4
2 15.287 7.77
3* 81.770 2.00 1.52996 55.8
4* 31.883 3.96
5 44.704 2.47 1.84666 23.8
6 111.146 (可変)
7(絞り) ∞ 1.27
8 21.019 4.25 1.60311 60.6
9 -41.085 2.00
10 -28.016 0.70 1.83400 37.2
11 98.080 (可変)
12* 18.930 1.50 1.52996 55.8
13* 24.946 1.06
14 49.862 3.76 1.49700 81.5
15 -21.783 2.66
16 23.205 0.80 1.83400 37.2
17 15.339 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.83449e-005 A 6= 3.56950e-007 A 8=-5.49208e-009 A10= 3.90506e-011 A12=-1.24339e-013 A14= 1.25666e-016 A16=-1.28889e-020

第4面
K =-2.82627e+000 A 4=-3.07209e-005 A 6= 3.73976e-007 A 8=-6.86153e-009 A10= 5.02956e-011 A12=-1.61097e-013 A14= 8.25135e-017 A16= 2.87160e-019

第12面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.07294e-007 A 6=-6.39737e-007 A 8=-8.88219e-009 A10= 1.13273e-010 A12=-1.54671e-012 A14= 9.66155e-015 A16=-9.83543e-018

第13面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.43001e-005 A 6=-8.42647e-007 A 8=-2.72285e-009 A10=-3.35000e-011 A12= 2.73615e-013 A14=-6.52526e-016 A16= 2.19178e-017

各種データ
ズーム比 2.87
広角 中間 望遠
焦点距離 18.61 36.00 53.35
Fナンバー 3.54 4.69 5.88
画角 36.28 20.78 14.36
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 118.99 104.91 110.93
BF 36.91 53.96 70.72

d 6 40.55 11.66 2.00
d11 6.04 3.80 2.72
d17 36.91 53.96 70.72

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -33.82
2 7 98.15
3 12 40.89
[実施例2]
図4から図6と数値データ2は本発明によるズームレンズの実施例2を示している。図4はレンズ構成断面図と移動軌跡、図5は無限遠にフォーカスを合わせたときの広角端での諸収差図、図6は無限遠にフォーカスを合わせたときの望遠端での諸収差図である。
本光学系は、物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3からなる。第1レンズ群L1は、物体側から順に物体側に凸の負メニスカスレンズG1と物体側に凸の負メニスカスレンズG2と物体側に凸の正メニスカスレンズG3から構成されている。また、該負メニスカスレンズG2とは樹脂材料で構成されている。第2レンズ群L2は、物体側から順に開口絞り、両凸レンズG4、両凹レンズG5から構成されている。第3レンズ群L3は、物体側から順に物体側に凸の正メニスカスレンズG6、両凸レンズG7、物体側に凸の負メニスカスレンズG8から構成されている。また、該正メニスカスレンズG6とは樹脂材料で構成されている。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は往復するように動き、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3は物体側へ動き、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が狭まるように動く。また、無限から至近への合焦の際に第1レンズ群L1が光軸上を物体側へ動く。

(数値データ2)
面データ
面番号 r d nd vd
1 72.113 1.30 1.63854 55.4
2 15.374 7.66
3* 76.647 2.00 1.52996 55.8
4* 31.049 3.83
5 39.456 2.45 1.84666 23.8
6 81.012 (可変)
7(絞り) ∞ 0.65
8 19.818 4.41 1.60311 60.6
9 -39.949 1.00
10 -31.042 0.70 1.83400 37.2
11 130.866 (可変)
12* 17.407 1.50 1.52996 55.8
13* 22.518 1.34
14 85.055 3.04 1.59522 67.7
15 -26.082 1.61
16 28.068 0.80 1.90366 31.3
17 16.970 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.99339e-005 A 6= 3.65117e-007 A 8=-5.43130e-009 A10= 3.86230e-011 A12=-1.24623e-013 A14= 1.34478e-016 A16=-3.89336e-020

第4面
K =-2.67403e+000 A 4=-3.12193e-005 A 6= 3.79685e-007 A 8=-6.82812e-009 A10= 5.04019e-011 A12=-1.62565e-013 A14= 7.60310e-017 A16= 3.27307e-019

第12面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.92905e-006 A 6=-6.49903e-007 A 8=-8.82611e-009 A10= 1.09042e-010 A12=-1.55082e-012 A14= 1.05626e-014 A16=-2.76455e-017

第13面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.52312e-005 A 6=-8.54740e-007 A 8=-3.05889e-009 A10=-2.95827e-011 A12= 2.46436e-013 A14=-2.65418e-015 A16= 4.14924e-017

各種データ
ズーム比 2.87
広角 中間 望遠
焦点距離 18.61 36.00 53.35
Fナンバー 3.57 4.71 5.88
画角 36.28 20.78 14.36
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 116.94 102.68 108.65
BF 36.61 53.70 70.33

d 6 40.55 11.71 2.00
d11 7.49 4.98 4.04
d17 36.61 53.70 70.33

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -33.56
2 7 65.23
3 12 53.73
[実施例3]
図7から図9と数値データ3は本発明によるズームレンズの実施例3を示している。図6はレンズ構成断面図と移動軌跡、図7は無限遠にフォーカスを合わせたときの広角端での諸収差図、図8は無限遠にフォーカスを合わせたときの望遠端での諸収差図である。
本光学系は、物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3からなる。第1レンズ群L1は、物体側から順に物体側に凸の負メニスカスレンズG1と物体側に凸の負メニスカスレンズG2と物体側に凸の正メニスカスレンズG3から構成されている。また、該負メニスカスレンズG2とは樹脂材料で構成されている。第2レンズ群L2は、物体側から順に開口絞り、両凸レンズG4、両凹レンズG5から構成されている。
第3レンズ群L3は、物体側から順に物体側に凸の正メニスカスレンズG6、両凸レンズG7、物体側に凸の負メニスカスレンズG8から構成されている。また、該正メニスカスレンズG6とは樹脂材料で構成されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は往復するように動き、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3は物体側へ動き、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が狭まるように動く。また、無限から至近への合焦の際に第1レンズ群L1が光軸上を物体側へ動く。

(数値データ3)
面データ
面番号 r d nd vd
1 72.113 1.30 1.63854 55.4
2 15.374 7.66
3* 76.647 2.00 1.52996 55.8
4* 31.049 3.83
5 39.456 2.45 1.84666 23.8
6 81.012 (可変)
7(絞り) ∞ 0.65
8 19.818 4.41 1.60311 60.6
9 -39.949 1.00
10 -31.042 0.70 1.83400 37.2
11 130.866 (可変)
12* 17.407 1.50 1.52996 55.8
13* 22.518 1.34
14 85.055 3.04 1.59522 67.7
15 -26.082 1.61
16 28.068 0.80 1.90366 31.3
17 16.970 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.99339e-005 A 6= 3.65117e-007 A 8=-5.43130e-009 A10= 3.86230e-011 A12=-1.24623e-013 A14= 1.34478e-016 A16=-3.89336e-020

第4面
K =-2.67403e+000 A 4=-3.12193e-005 A 6= 3.79685e-007 A 8=-6.82812e-009 A10= 5.04019e-011 A12=-1.62565e-013 A14= 7.60310e-017 A16= 3.27307e-019

第12面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.92905e-006 A 6=-6.49903e-007 A 8=-8.82611e-009 A10= 1.09042e-010 A12=-1.55082e-012 A14= 1.05626e-014 A16=-2.76455e-017

第13面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.52312e-005 A 6=-8.54740e-007 A 8=-3.05889e-009 A10=-2.95827e-011 A12= 2.46436e-013 A14=-2.65418e-015 A16= 4.14924e-017

各種データ
ズーム比 2.87
広角 中間 望遠
焦点距離 18.61 36.00 53.35
Fナンバー 3.57 4.71 5.88
画角 36.28 20.78 14.36
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 116.94 102.68 108.65
BF 36.61 53.70 70.33

d 6 40.55 11.71 2.00
d11 7.49 4.98 4.04
d17 36.61 53.70 70.33

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -33.56
2 7 65.23
3 12 53.73

以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
次に各条件式に対しての値を表1に示す。
SP 絞り
IP 像面
d d線
g g線
M メリディオナル像面
S サジタル像面

Claims (9)

  1. 物体側から像側に順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群より構成され、広角端から望遠端への変倍の際に各レンズ群が光軸方向に移動する。前記、第3レンズ群の最も像面側のレンズには、像面側に凹面を向けた負メニスレンズを有し、以下の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
    0.1 < SD/TD <0.5 ・・・(1)
    −15 < (Rnf+Rnr)/ (Rnf−Rnr) <−1.8 ・・・(2)
    但し、
    SDは広角端における開口絞りから最終レンズまでの距離、
    TDは広角端における第1レンズから最終レンズまでの距離、
    Rnf、Rnrは第3レンズ群の最も像面側のレンズの物体側と像側の曲率半径
    である。
  2. 前記第1レンズ群と第2レンズ群の間に開口絞りを有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のズームレンズ。
    −3.0 < f1/fw < −1.5 ・・・(3)
    但し、f1は第1レンズ群の焦点距離、fwは広角端の焦点距離である。
  4. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    −2.7 < fn/f3 < −0.9 ・・・(4)
    但し、fnは第3レンズ群の最も像面側の負レンズの焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離である。
  5. 広角端から望遠端への変倍の際に第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が狭まるように移動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群は正の屈折力の第1レンズ、正の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズより構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第3レンズ群の正の屈折力のレンズには非球面を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 広角端から望遠端への変倍の際に第1レンズ群は像面側に凸形状となる軌跡となって移動することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の広角レンズを有していることを特徴とする光学機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110873944A (zh) * 2018-09-04 2020-03-10 佳能企业股份有限公司 光学镜头
US11231565B2 (en) 2018-08-31 2022-01-25 Ability Enterprise Co., Ltd. Optical lens comprising eight lenses of −−++−++− refractive powers
WO2023121204A1 (ko) * 2021-12-20 2023-06-29 엘지이노텍 주식회사 광학계, 이를 포함하는 광학 모듈 및 카메라 모듈

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