JPH11295601A - 三枚接合レンズを有するズームレンズ - Google Patents

三枚接合レンズを有するズームレンズ

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JPH11295601A
JPH11295601A JP10117775A JP11777598A JPH11295601A JP H11295601 A JPH11295601 A JP H11295601A JP 10117775 A JP10117775 A JP 10117775A JP 11777598 A JP11777598 A JP 11777598A JP H11295601 A JPH11295601 A JP H11295601A
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lens
positive
lens group
object side
positive lens
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JP10117775A
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Haruo Sato
治夫 佐藤
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分大きな画角をカバーし、3.5倍を超え
るような高変倍比を有し、FナンバーがF2.8程度の
大口径を有する高性能なズームレンズ。 【解決手段】 物体側から順に、正屈折力の第1レンズ
群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、該第2レン
ズ群G2の像側に配置された少なくとも1つのレンズ群
G3と、該少なくとも1つのレンズ群G3の像側に配置
された正屈折力の正レンズ群Gmとを備えている。正レ
ンズ群Gmは、物体側から順に、正レンズL1と負レン
ズL2と正レンズL3との貼り合わせからなり全体とし
て正の屈折力を有する三枚接合正レンズL123 を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大画角および大口径
を有するズームレンズに関し、さらに詳細には大口径高
倍率ズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭63−1742
3号公報、特開昭63−266415号公報、特開平3
−83005号公報等には、物体側から正レンズ群、負
レンズ群の順に始まる、いわゆる標準ズームレンズが多
数提案されている。また、本出願人の出願にかかる特開
平4−208911号公報および特開平4−20891
2号公報には、大口径を有する高倍率ズームレンズが提
案されている。これらの公報に開示された大口径高倍率
ズームレンズでは、2ω=62゜の画角および約3倍の
変倍比を有し、変倍域の全体に亘ってFナンバーがF
2.8であり、標準ズームレンズとしては大口径を確保
している。さらに、特開平6−281862号公報に
は、物体側から順に正負正正正の屈折力配置を有する5
群構成の大口径ズームレンズが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−17423号公報、特開昭63−266415号
公報、特開平3−83005号公報等に開示されたズー
ムレンズは、FナンバーがF3.5〜4.5程度と比較
的暗い光学系であり、ほとんどの例において2ω=62
゜程度の画角までしかカバーしていない。また、収差的
に見ても諸収差の補正が十分とは言えず、当該光学系の
構成および屈折力配置のままで、あるいはその設計の延
長線上において、画角が2ω=76゜を超えるような大
口径・広角ズームレンズを実現することは困難である。
【0004】また、特開平4−208911号公報、特
開平4−208912号公報および特開平6−2818
62号公報に開示された大口径ズームレンズは、諸収差
が良好なレベルまで補正され、FナンバーもF2.8と
明るい光学系となっている。しかしながら、広角端にお
いて画角が2ω=62゜程度までしかカバーされておら
ず、変倍比も2.5倍〜3倍程度と不十分であり、さら
なる大画角化および高変倍率化が望まれている。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、十分大きな画角をカバーし、3.5倍を超え
るような高変倍比を有し、FナンバーがF2.8程度の
大口径を有する高性能なズームレンズを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、物体側から順に、正の屈折力を有する
第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群
G2と、該第2レンズ群G2の像側に配置された少なく
とも1つのレンズ群と、該少なくとも1つのレンズ群の
像側に配置された正の屈折力を有する正レンズ群Gmと
を備え、前記第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G2
との間の空気間隔を変化させることによって変倍を行う
ズームレンズにおいて、前記正レンズ群Gmは、物体側
から順に、正レンズL1と負レンズL2と正レンズL3
との貼り合わせからなり全体として正の屈折力を有する
三枚接合正レンズL123 を有することを特徴とするズー
ムレンズを提供する。
【0007】本発明の好ましい態様によれば、前記三枚
接合正レンズL123 中の前記正レンズL3の物体側の面
の曲率半径をra3とし、前記正レンズL3の像側の面の
曲率半径をrb3とするとき、 −1≦(rb3+ra3)/(rb3−ra3)≦1 の条件を満足する。また、前記三枚接合正レンズL123
中の前記負レンズL2の物体側の面の曲率半径をra2と
し、前記負レンズL2の像側の面の曲率半径をrb2とす
るとき、 −1≦(rb2+ra2)/(rb2−ra2)≦1 の条件を満足することが好ましい。更に、前記三枚接合
正レンズL123 中の前記正レンズL1の物体側の面の曲
率半径をra1とし、前記正レンズL1の像側の面の曲率
半径をrb1とするとき、 −1≦(rb1+ra1)/(rb1−ra1)≦1 の条件を満足することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明のズームレンズの基
本的な構造について説明する。最も物体側に正屈折力の
レンズ群が配置された、いわゆる正成分先行型の多群ズ
ームレンズの場合、各レンズ群の屈折力を比較的強く設
定することが、前玉径の小型化、高変倍率化および大画
角化を実現するためのポイントになっている。しかしな
がら、従来技術では、大口径化に際して、望遠端をより
高倍率化および大口径化することや、さらには広角端を
より大画角化および大口径化することは、各レンズ群の
屈折力をできるかぎり緩くすることによって各収差の補
正自由度を確保する方法をとっていた。この構成では、
大画角化、大口径化および高倍率化というハイスペック
に対しては、光学系が巨大化してしまい、商品として魅
力の無いものになってしまう。
【0009】また、各レンズ群の屈折力を無埋に強く設
定した場合、特に大口径化に際してズームレンズのマス
ターレンズ群における球面収差の良好な補正およびペッ
ツバールサムの最適値への設定が困難になる。さらに、
小型化の実現のために負レンズ群の屈折力を著しく強く
設定すると、ペッツバールサムが大きくマイナスの値を
とる傾向が現れ、このペッツバールサムを最適な正の値
に改善しなければ、結果的に像面湾曲および非点収差を
良好に補正することができない。本発明では、大口径化
と高倍率化とを同時に満足することが可能で且つ従来の
正成分先行型のズームレンズには無いマスターレンズ群
の構成およびレンズ形状、並びに各レンズ成分の屈折力
配置を見い出した。すなわち、本発明のズームレンズに
おけるマスターレンズ群すなわち正レンズ群Gmは、基
本的には物体側から順に正・正・負・正の4つのレンズ
成分から構成され、大口径化に適し且つ球面収差の補正
に有利な構成となっている。
【0010】そして、マスターレンズ群である正レンズ
群Gm中の正レンズ成分として、物体側から順に正レン
ズL1と負レンズL2と正レンズL3との貼り合わせか
らなり全体として正屈折力を有する三枚接合正レンズL
123 を設けることによって、球面収差の良好な補正およ
びペッツバールサムの最適な値への設定を行っている。
また、三枚接合正レンズL123 は、3枚のレンズの貼り
合わせからなるので、軸上色収差および倍率色収差の補
正にも大きな効果があり、3枚のレンズに対して適切な
光学材料を選択することにより、2次分散(2次の色消
し)も可能になる。このように、各収差を良好に補正す
るためには、マスターレンズ群が接合レンズを含むこと
が好ましく、正レンズと負レンズと正レンズとの貼り合
わせからなる三枚接合レンズを含むことが最も好まし
い。
【0011】以下、本発明の条件式について説明する。
本発明においては、正レンズ群Gm中の三枚接合正レン
ズL123 を構成する正レンズL3が以下の条件式(1)
を満足することが好ましい。 −1≦(rb3+ra3)/(rb3−ra3)≦1 (1) ここで、ra3は三枚接合正レンズL123 中の正レンズL
3の物体側の面の曲率半径であり、rb3は正レンズL3
の像側の面の曲率半径である。
【0012】条件式(1)は、三枚接合正レンズL123
中の正レンズL3の形状因子(qファクター)について
適切な範囲を規定している。条件式(1)の上限値を上
回ると、正レンズL3の形状が、物体側に凸面を向けた
平凸形状を越えて、物体側に凸面を向け且つ像側に凹面
を向けた正メニスカス形状になる。その結果、正レンズ
L3の屈折力が弱くなり、特に正レンズL3の像側の面
による球面収差の補正自由度が減少するので好ましくな
い。また、正レンズL3の屈折力が弱くなることは、最
適なペッツバールサムを得る上でも各色収差を良好に補
正する上でも障害になるので好ましくない。なお、条件
式(1)の上限値を0.9に設定すると、ペッツバール
サムのより適切な設定および球面収差のより良好な補正
を実現することができる。また、条件式(1)の上限値
を0.8に設定すると、本発明の効果を最大限に発揮す
ることができる。
【0013】一方、条件式(1)の下限値を下回ると、
正レンズL3の形状が、像側に凸面を向けた平凸形状を
越えて、物体側に凹面を向け且つ像側に凸面を向けた正
メニスカス形状になる。その結果、三枚接合正レンズL
123 の中央に配置された負レンズL2が両凹形状ではな
く負メニスカス形状になり、負レンズL2の球面収差の
補正効果の減少、ペッツバールサムの設定自由度の減
少、および各色収差の補正効果の減少を招くので好まし
くない。なお、条件式(1)の下限値を−0.9に設定
すると、ペッツバールサムのより適切な設定および球面
収差のより良好な補正を実現することができる。また、
条件式(1)の下限値を−0.8に設定すると、本発明
の効果を最大限に発揮することができる。
【0014】また、本発明においては、正レンズ群Gm
中の三枚接合正レンズL123 を構成する負レンズL3が
以下の条件式(2)を満足することが好ましい。 −1≦(rb2+ra2)/(rb2−ra2)≦1 (2) ここで、ra2は三枚接合正レンズL123 中の負レンズL
2の物体側の面の曲率半径であり、rb2は負レンズL2
の像側の面の曲率半径である。
【0015】条件式(2)は、三枚接合正レンズL123
中の負レンズL2の形状因子(qファクター)について
適切な範囲を規定している。条件式(2)の上限値を上
回ると、負レンズL2の形状が、物体側に凹面を向けた
平凸形状を越えて、物体側に凹面を向け且つ像側に凸面
を向けた負メニスカス形状になる。その結果、条件式
(1)の下限値を下回る場合と同様に、負レンズL2の
像側の接合面における球面収差の補正効果の減少、ペッ
ツバールサムの設定自由度の減少、および各色収差の補
正効果の減少を招くので好ましくない。なお、条件式
(2)の上限値を0.8に設定すると、より良好な収差
補正を実現することができる。また、条件式(2)の上
限値を0.7に設定すると、本発明の効果を最大限に発
揮することができる。
【0016】一方、条件式(2)の下限値を下回ると、
負レンズL2の形状が、像側に凹面を向けた平凸形状を
越えて、物体側に凸面を向け且つ像側に凹面を向けた負
メニスカス形状になる。その結果、負レンズL2の屈折
力が弱くなり、特に負レンズL2の物体側の接合面によ
る球面収差の補正効果の減少、ペッツバールサムの設定
自由度の減少、および各色収差の補正効果の減少を招く
ので好ましくない。なお、条件式(2)の下限値を−
0.8に設定すると、ペッツバールサムのより適切な設
定および球面収差のより良好な補正を実現することがで
きる。また、条件式(2)の下限値を−0.7に設定す
ると、本発明の効果を最大限に発揮することができる。
【0017】また、本発明においては、正レンズ群Gm
中の三枚接合正レンズL123 を構成する正レンズL1が
以下の条件式(3)を満足することが好ましい。 −1≦(rb1+ra1)/(rb1−ra1)≦1 (3) ここで、ra1は三枚接合正レンズL123 中の正レンズL
1の物体側の面の曲率半径であり、rb1は正レンズL1
の像側の面の曲率半径である。
【0018】条件式(3)は、三枚接合正レンズL123
中の正レンズL1の形状因子(qファクター)について
適切な範囲を規定している。条件式(3)の上限値を上
回ると、正レンズL1の形状が、物体側に凸面を向けた
平凸形状を越えて、物体側に凸面を向け且つ像側に凹面
を向けた正メニスカス形状になる。この場合、正レンズ
L1の屈折力が弱くなり、三枚接合正レンズL123 の中
央に配置された負レンズL2が両凹形状から負メニスカ
ス形状になるので、負レンズL2の屈折力も弱くなる。
その結果、正レンズL1の像側の面による球面収差の補
正自由度が減少するので好ましくない。また、正レンズ
L1の屈折力が弱くなることは、最適なペッツバールサ
ムを得る上でも各色収差を良好に補正する上でも障害と
なるので好ましくない。さらに、三枚接合正レンズL12
3 の物体側の空気接触面(すなわち正レンズL1の物体
側の面)の曲率が強くなり、高次の球面収差が著しく発
生するので好ましくない。なお、条件式(3)の上限値
を0.9に設定すると、ペッツバールサムのより適切な
設定および球面収差のより良好な補正を実現することが
できる。また、条件式(3)の上限値を0.8に設定す
ると、本発明の効果を最大限に発揮することができる。
【0019】一方、条件式(3)の下限値を下回ると、
正レンズL1の形状が、像側に凸面を向けた平凸形状を
越えて、物体側に凹面を向け且つ像側に凸面を向けた正
メニスカス形状になる。したがって、特に正レンズL1
の物体側の面の球面収差に対する補正効果が減少し、結
果的に大口径化に対応した球面収差の補正が困難になる
ので好ましくない。また、正レンズL1の物体側に隣接
して配置されるレンズ群(後述の実施例では第3レンズ
群G3)とのデッドスペースが減少する傾向となるので
好ましくない。なお、条件式(3)の下限値を−0.9
に設定すると、ペッツバールサムのより適切な設定およ
び球面収差のより良好な補正を実現することができる。
また、条件式(3)の下限値を−0.8に設定すると、
本発明の効果を最大限に発揮することができる。
【0020】また、本発明においては、以下の条件式
(4)を満足することが好ましい。 0.1≦f123 /fm≦10 (4) ここで、fmは正レンズ群Gmの焦点距離であり、f12
3 は三枚接合正レンズL123 の焦点距離である。条件式
(4)は、正レンズ群Gm中の三枚接合正レンズL123
の焦点距離と正レンズ群Gmの焦点距離との比について
適切な範囲を規定する条件式である。換言すると、条件
式(4)は三枚接合正レンズL123 の屈折力の最適値を
設定するための条件式である。
【0021】条件式(4)の上限値を上回ることは、三
枚接合正レンズL123 の屈折力が弱くなることを意味す
る。この場合、本来補正すべき球面収差の補正、各色収
差の補正、最適なペッツバールサムの設定等の自由度不
足を招き、結果的に大口径ズームレンズに必要な条件で
ある各収差の良好な補正が困難になるので好ましくな
い。なお、条件式(4)の上限値を7に設定すると、よ
り良好な収差補正を実現することができる。また、条件
式(4)の上限値を4に設定すると、本発明の効果を最
大限に発揮することができる。
【0022】一方、条件式(4)の下限値を下回ること
は、三枚接合正レンズL123 の屈折力が著しく強くなる
ことを意味する。この場合、三枚接合正レンズL123 を
構成する各レンズの屈折力が強くなり、結果的に各レン
ズ面の曲率が著しく強くなる。このため、各レンズにお
いて、縁厚と中心厚との差が著しく大きくなり、製造難
易度が高くなり、ひいてはコストアップにつながるので
好ましくない。なお、条件式(4)の下限値を0.2に
設定すると、三枚接合正レンズL123の製造がより容易
になるので好ましい。また、条件式(4)の下限値を
0.3に設定すると、本発明の効果を最大限に発揮する
ことができる。
【0023】また、本発明においては、以下の条件式
(5)を満足することが好ましい。 0.05≦n2−{(n1+n3)/2}≦0.35 (5) ここで、n1は正レンズL1のd線(λ=587.6n
m)に対する屈折率であり、n2は負レンズL2のd線
に対する屈折率であり、n3は正レンズL3のd線に対
する屈折率である。
【0024】条件式(5)は、三枚接合正レンズL123
中の2枚の正レンズ(L1およびL3)の平均屈折率と
中央の負レンズL2の屈折率との大小関係を適切に設定
するための条件式である。条件式(5)の上限値を上回
ることは、中央の負レンズL2の屈折率の値よりも2枚
の正レンズ(L1およびL3)の平均屈折率が著しく小
さくなることを意味している。この場合、最適なペッツ
バールサムの設定には有利であるが、屈折率の低い正レ
ンズ(L1およびL3)のレンズ面の曲率が極端に強く
なり、高次の球面収差や高次の上方コマ収差、および両
収差の波長(色)による差が増大するので好ましくな
い。なお、条件式(5)の上限値を0.3に設定する
と、より良好な収差補正を実現することができる。ま
た、条件式(5)の上限値を0.25に設定すると、本
発明の効果を最大限に発揮することができる。
【0025】一方、条件式(5)の下限値を下回ること
は、中央の負レンズL2の屈折率の値よりも2枚の正レ
ンズ(L1およびL3)の平均屈折率が著しく大きくな
ることを意味している。この場合、最適なペッツバール
サムの設定が困難になり、結果的に像面湾曲および非点
収差の補正が悪化するので好ましくない。なお、条件式
(5)の下限値を0.06に設定すると、ペッツバール
サムのより最適な設定が可能となるので好ましい。ま
た、条件式(5)の下限値を0.07に設定すると、本
発明の効果を最大限に発揮することができる。
【0026】また、本発明においては、以下の条件式
(6)を満足することが好ましい。 0<n2−n1 (6) ここで、n1は正レンズL1のd線に対する屈折率であ
り、n2は負レンズL2のd線に対する屈折率である。
条件式(6)は、正レンズL1の屈折率と負レンズL2
の屈折率との大小関係を適切に設定するための条件式で
ある。条件式(6)を満足しない場合、最適なペッツバ
ールサムの設定が困難になるので、好ましくない。
【0027】また、本発明においては、以下の条件式
(7)を満足することが好ましい。 0<n2−n3 (7) ここで、n2は負レンズL2のd線に対する屈折率であ
り、n3は正レンズL3のd線に対する屈折率である。
条件式(7)は、負レンズL2の屈折率と正レンズL3
の屈折率との大小関係を適切に設定するための条件式で
ある。条件式(7)を満足しない場合、最適なペッツバ
ールサムの設定が困難になるので、好ましくない。
【0028】なお、本発明のような高倍率化、大口径化
および大画角化されたズームレンズにおいては、物体側
から順に正・負・正・正の屈折力配置を有する4群ズー
ムレンズタイプか、あるいは物体側から順に正・負・負
・正の屈折力配置を有する4群ズームレンズタイプを採
用することが、諸収差を良好に補正しつつ比較的小型で
製造の容易なズームレンズを実現する上で望ましい。ま
た、本発明においては、第2レンズ群G2中、第3レン
ズ群G3中、または第2レンズ群G2と第3レンズ群G
3との間に開口絞りを設けることが望ましい。特に第2
レンズ群G2中に開口絞りを設けると、広角端状態から
中間焦点距離状態において、過剰に入射する下方コマ収
差の原因となる光束を有効に排除することが可能にな
り、好ましい。
【0029】また、本発明の各実施例に示すように、無
限遠物体から近距離物体への合焦に際して、第2レンズ
群G2と正レンズ群Gm(すなわち第4レンズ群Gm)
との間に配置された第3レンズ群G3を像側へ移動させ
る合焦方式が望ましい。しかしながら、第2レンズ群G
2を物体側へ移動させて近距離物体への合焦を行うこと
も可能である。さらに、第2レンズ群G2の物体側への
移動と第3レンズ群G3の像側への移動を互いに異なる
移動比で行うことによって近距離物体への合焦を行え
ば、球面収差、コマ収差、非点収差の近距離変動(近距
離合焦に伴う収差変動)を最小にすることが可能になる
ので好ましい。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づい
て説明する。本発明の各実施例にかかるズームレンズ
は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群
と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を
有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ
群とから構成されている。すなわち、第3レンズ群が
「第2レンズ群の像側に配置された少なくとも1つのレ
ンズ群」を構成し、第4レンズ群が「正レンズ群Gm」
を構成している。
【0031】各実施例において、非球面は、光軸に垂直
な方向の高さをyとし、高さyにおける各非球面の頂点
の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ
量)をS(y)とし、基準の曲率半径(頂点曲率半径)
をRとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCn
とするとき、以下の数式(a)で表される。
【数1】 S(y)=(y2 /R)/{1+(1−κ・y2 /R2 1/2 } +C2 ・y2 +C3 ・|y3 |+C4 ・y4 +C5 ・|y5 | +C6 ・y6 +C7 ・|y7 |+C8 ・y8 +C10・y10+C12・y12+C14・y14 (a) また、非球面の近軸曲率半径rは、以下の数式(b)で
表される。 r=1/(2・C2 +1/R) (b) 各実施例において2次の非球面係数C2 は0であり、頂
点曲率半径Rと近軸曲率半径rとは一致している。各実
施例において、非球面には面番号の右側に*印を付して
いる。
【0032】〔第1実施例〕図1は、本発明の第1実施
例にかかるズームレンズのレンズ構成および変倍におけ
る各レンズ群の移動軌跡を示す図である。図1のズーム
レンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順
に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側
に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合正レンズ、
および物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズから構
成されている。また、第2レンズ群G2は、物体側から
順に、物体側に凸面を向け物体側の面が非球面状に形成
された負メニスカス非球面レンズ、両凹レンズと両凸レ
ンズとの接合負レンズ、両凸レンズ、および物体側の面
が非球面状に形成された両凹非球面レンズと両凸レンズ
との接合負非球面レンズから構成されている。
【0033】さらに、第3レンズ群G3は、物体側から
順に、3枚の両凸レンズ、および物体側に凹面を向けた
負メニスカスレンズから構成されている。また、第4レ
ンズ群Gmは、物体側から順に、両凸レンズL1と両凹
レンズL2と両凸レンズL3との貼り合わせからなり全
体として正の屈折力を有する三枚接合正レンズL123 、
両凸レンズ、両凹レンズ、および物体側に凸面を向け像
側の面が非球面状に形成された正メニスカス非球面レン
ズから構成されている。
【0034】なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G
3との間の光路中において第3レンズ群G3の近傍に
は、開口絞りSが配置されている。そして、広角端から
望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レン
ズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レ
ンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4
レンズ群Gmとの間隔が一旦減少した後に増大するよう
に、すべてのレンズ群が図1において矢印で示す軌跡に
沿って物体側へ移動する。ここで、開口絞りSは、変倍
に際して第3レンズ群G3と一体的に移動する。また、
第3レンズ群G3を像側へ移動させることによって、近
距離物体への合焦を行っている。
【0035】次の表(1)に、本発明の第1実施例の諸
元の値を掲げる。表(1)において、fは焦点距離を、
FNOはFナンバーを、2ωは画角を、φは絞り径を、B
fはバックフォーカスを、βは倍率を、D0 は物点距離
(最も物体側の面と物体との間の光軸に沿った距離)を
それぞれ表している。さらに、面番号は光線の進行する
方向に沿った物体側からのレンズ面の順序を、dは各レ
ンズ面間隔を、rは曲率半径(非球面の場合は近軸曲率
半径)を、nはd線(λ=587.6nm)に対する屈
折率を、νはアッベ数をそれぞれ示している。
【0036】
【表1】f=29〜105 FNO=2.9 2ω=76.2〜23.3° φ=24.70〜29.40〜33.60 (非球面データ) κ C2 3 6面 1.0000 0.0000 5.83100×10-74 5 6 5.93100×10-6 9.38480×10-8 -1.57520×10-87 8 10 0.0000 3.30270×10-11 -5.77250×10-14 1214 4.99860×10-17 -3.26820×10-21 κ C2 3 13面 1.3317 0.0000 -2.15590×10-74 5 6 8.63200×10-6 -4.16720×10-9 2.29050×10-87 8 10 -8.61490×10-12 -2.55360×10-11 1.53240×10-13 1214 -6.33290×10-18 0.0000 κ C2 3 34面 1.8956 0.0000 0.0000 C4 5 6 5.34930×10-6 0.0000 2.18860×10-97 8 10 0.0000 -7.58330×10-12 6.88720×10-15 1214 0.0000 0.0000 (変倍および合焦における可変間隔) f 29.00000 50.00000 102.00000 D0 ∞ ∞ ∞ d5 0.94914 15.81959 45.88838 d15 21.66786 8.76249 0.99696 d24 10.52893 2.84445 4.89394 Bf 41.33741 63.39796 77.50799 β -0.03333 -0.03333 -0.03333 D0 810.2820 1409.8173 2833.4537 d5 0.94914 15.81959 45.88838 d15 22.59269 9.43157 1.89404 d24 9.60410 2.17537 3.99686 Bf 41.34319 63.40374 77.51374 β -0.08048 -0.10539 -0.15171 D0 300.5667 384.2255 445.7627 d5 0.94914 15.81959 45.88838 d15 23.92723 10.88637 5.09105 d24 8.26956 0.72057 0.79985 Bf 41.37146 63.45617 77.62830 (条件式対応値) (1)(rb3+ra3)/(rb3−ra3)= 0.2727 (2)(rb2+ra2)/(rb2−ra2)=−0.4528 (4)f123 /fm = 0.5761 (5)n2−{(n1+n3)/2} = 0.1067 (6)n2−n1 = 0.1888 (7)n2−n3 = 0.1274
【0037】図2〜図4は、第1実施例の諸収差図であ
る。すなわち、図2は広角端での無限遠合焦状態におけ
る諸収差図を、図3は中間焦点距離状態での無限遠合焦
状態における諸収差図を、図4は望遠端での無限遠合焦
状態における諸収差図をそれぞれ示している。各収差図
において、FNOはFナンバーを、Yは像高を、dはd線
(λ=587.6nm)を、gはg線(λ=435.8
nm)をそれぞれ示している。また、非点収差を示す収
差図において、実線はサジタル像面を示し、破線はメリ
ディオナル像面を示している。
【0038】図2の収差図を参照すると、広角端におい
て大画角(2ω=76.2°)まで十分カバーし、諸収
差が良好に補正されていることがわかる。また、図3お
よび図4の収差図を参照すると、広角端と同様に、諸収
差が良好に補正されていることがわかる。このように、
第1実施例では、各焦点距離状態において諸収差が良好
に補正されている。
【0039】〔第2実施例〕図5は、本発明の第2実施
例にかかるズームレンズのレンズ構成および変倍におけ
る各レンズ群の移動軌跡を示す図である。図5のズーム
レンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順
に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レ
ンズとの接合正レンズ、および物体側に凸面を向けた正
メニスカスレンズから構成されている。また、第2レン
ズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向け像側
の面が非球面状に形成された負メニスカス非球面レン
ズ、両凸レンズと物体側に凹面を向けた負メニスカスレ
ンズとの接合負レンズ、および物体側の面が非球面状に
形成された両凹非球面レンズと両凸レンズとの接合負非
球面レンズから構成されている。
【0040】さらに、第3レンズ群G3は、物体側から
順に、3枚の両凸レンズ、および物体側に凹面を向けた
負メニスカスレンズから構成されている。また、第4レ
ンズ群Gmは、物体側から順に、両凸レンズL1と両凹
レンズL2と両凸レンズL3との貼り合わせからなり全
体として正の屈折力を有する三枚接合正レンズL123 、
物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、両凹レン
ズ、および物体側の面が非球面状に形成された両凸非球
面レンズから構成されている。
【0041】なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G
3との間の光路中において第3レンズ群G3の近傍に
は、開口絞りSが配置されている。そして、広角端から
望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レン
ズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レ
ンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4
レンズ群Gmとの間隔が一旦減少した後に増大するよう
に、すべてのレンズ群が図5において矢印で示す軌跡に
沿って物体側へ移動する。ここで、開口絞りSは、変倍
に際して第3レンズ群G3と一体的に移動する。また、
第3レンズ群G3を像側へ移動させることによって、近
距離物体への合焦を行っている。
【0042】次の表(2)に、本発明の第2実施例の諸
元の値を掲げる。表(2)において、fは焦点距離を、
FNOはFナンバーを、2ωは画角を、φは絞り径を、B
fはバックフォーカスを、βは倍率を、D0 は物点距離
(最も物体側の面と物体との間の光軸に沿った距離)を
それぞれ表している。さらに、面番号は光線の進行する
方向に沿った物体側からのレンズ面の順序を、dは各レ
ンズ面間隔を、rは曲率半径(非球面の場合は近軸曲率
半径)を、nはd線(λ=587.6nm)に対する屈
折率を、νはアッベ数をそれぞれ示している。
【0043】
【表2】f=29〜105 FNO=2.9 2ω=76.2〜23.3° φ=25.40〜31.10〜35.40 (非球面データ) κ C2 3 7面 0.7704 0.0000 0.0000 C4 5 6 -1.83540×10-6 0.0000 -2.70220×10-97 8 10 0.0000 -2.38220×10-12 -4.92210×10-14 1214 0.0000 0.0000 κ C2 3 11面 0.8999 0.0000 0.0000 C4 5 6 7.12550×10-6 0.0000 -1.46030×10-97 8 10 0.0000 4.54060×10-11 -7.48260×10-14 1214 0.0000 0.0000 κ C2 3 31面 -5.1751 0.0000 0.0000 C4 5 6 -1.51460×10-6 0.0000 1.80990×10-97 8 10 0.0000 -4.62600×10-12 7.85440×10-15 1214 0.0000 0.0000 (変倍および合焦における可変間隔) f 29.00000 50.00000 102.00000 D0 ∞ ∞ ∞ d5 0.99922 14.17670 45.65584 d13 21.55253 8.36798 1.04789 d22 12.05673 4.65148 5.60402 Bf 38.20017 62.08434 74.96021 β -0.03333 -0.03333 -0.03333 D0 806.1542 1411.6199 2829.7735 d5 0.99922 14.17670 45.65584 d13 22.58590 9.02578 1.94685 d22 11.02336 3.99367 4.70506 Bf 38.20670 62.09087 74.96671 β -0.06247 -0.10589 -0.17705 D0 400.2529 383.7810 345.7935 d5 0.99922 14.17670 45.65584 d13 23.51360 10.47186 5.87296 d22 10.09566 2.54759 0.77895 Bf 38.22326 62.15071 75.14555 (条件式対応値) (1)(rb3+ra3)/(rb3−ra3)= 0.1866 (2)(rb2+ra2)/(rb2−ra2)=−0.1024 (3)(rb1+ra1)/(rb1−ra1)=−0.5341 (4)f123 /fm = 0.5714 (5)n2−{(n1+n3)/2} = 0.1320 (6)n2−n1 = 0.1204 (7)n2−n3 = 0.1436
【0044】図6〜図8は、第2実施例の諸収差図であ
る。すなわち、図6は広角端での無限遠合焦状態におけ
る諸収差図を、図7は中間焦点距離状態での無限遠合焦
状態における諸収差図を、図8は望遠端での無限遠合焦
状態における諸収差図をそれぞれ示している。各収差図
において、FNOはFナンバーを、Yは像高を、dはd線
(λ=587.6nm)を、gはg線(λ=435.8
nm)をそれぞれ示している。また、非点収差を示す収
差図において、実線はサジタル像面を示し、破線はメリ
ディオナル像面を示している。
【0045】図6の収差図を参照すると、広角端におい
て大画角(2ω=76.2°)まで十分カバーし、諸収
差が良好に補正されていることがわかる。また、図7お
よび図8の収差図を参照すると、広角端と同様に、諸収
差が良好に補正されていることがわかる。このように、
第2実施例では、各焦点距離状態において諸収差が良好
に補正されている。
【0046】〔第3実施例〕図9は、本発明の第3実施
例にかかるズームレンズのレンズ構成および変倍におけ
る各レンズ群の移動軌跡を示す図である。図9のズーム
レンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順
に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側
に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合正レンズ、
および物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズから構
成されている。また、第2レンズ群G2は、物体側から
順に、物体側に凸面を向け物体側の面が非球面状に形成
された負メニスカス非球面レンズ(樹脂材料と硝子材料
との複合からなる複合型非球面レンズ)、両凹レンズと
両凸レンズとの接合負レンズ、両凸レンズ、および物体
側の面が非球面状に形成された両凹非球面レンズと両凸
レンズとの接合負非球面レンズから構成されている。
【0047】さらに、第3レンズ群G3は、物体側から
順に、3枚の両凸レンズ、および物体側に凹面を向けた
負メニスカスレンズから構成されている。また、第4レ
ンズ群Gmは、物体側から順に、両凸レンズL1と両凹
レンズL2と両凸レンズL3との貼り合わせからなり全
体として正の屈折力を有する三枚接合正レンズL123 、
両凸レンズ、両凹レンズ、および物体側の面が非球面状
に形成された両凸非球面レンズから構成されている。
【0048】なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G
3との間の光路中において第2レンズ群G2の近傍に
は、開口絞りSが配置されている。そして、広角端から
望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レン
ズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レ
ンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4
レンズ群Gmとの間隔が一旦減少した後に増大するよう
に、すべてのレンズ群が図9において矢印で示す軌跡に
沿って物体側へ移動する。ここで、開口絞りSは、変倍
に際して第2レンズ群G2と一体的に移動する。また、
第3レンズ群G3を像側へ移動させることによって近距
離物体への合焦を行っている。
【0049】次の表(3)に、本発明の第3実施例の諸
元の値を掲げる。表(3)において、fは焦点距離を、
FNOはFナンバーを、2ωは画角を、φは絞り径を、B
fはバックフォーカスを、βは倍率を、D0 は物点距離
(最も物体側の面と物体との間の光軸に沿った距離)を
それぞれ表している。さらに、面番号は光線の進行する
方向に沿った物体側からのレンズ面の順序を、dは各レ
ンズ面間隔を、rは曲率半径(非球面の場合は近軸曲率
半径)を、nはd線(λ=587.6nm)に対する屈
折率を、νはアッベ数をそれぞれ示している。
【0050】
【表3】f=29〜105 FNO=2.9 2ω=76.2〜23.3° φ=16.90〜24.94〜34.80 (非球面データ) κ C2 3 6面 318.1134 0.0000 -1.51300×10-64 5 6 1.11860×10-5 1.11620×10-7 -2.49950×10-87 8 10 0.0000 2.15690×10-11 -9.86550×10-15 1214 1.09440×10-16 -2.00360×10-19 κ C2 3 14面 1.3265 0.0000 -1.12480×10-74 5 6 9.67950×10-6 -2.71380×10-9 2.37590×10-87 8 10 1.73340×10-11 -1.80880×10-11 1.65330×10-13 1214 6.62510×10-18 0.0000 κ C2 3 34面 -3.3260 0.0000 0.0000 C4 5 6 -4.28600×10-6 0.0000 -1.35790×10-97 8 10 0.0000 1.15340×10-12 1.84850×10-15 1214 0.0000 0.0000 (変倍および合焦における可変間隔) f 29.00000 50.00000 102.00000 D0 ∞ ∞ ∞ d5 0.79923 16.73192 44.55772 d17 22.00798 9.43747 0.99991 d25 11.34158 4.47770 5.00058 Bf 44.37719 65.38735 82.66590 β -0.03333 -0.03333 -0.03333 D0 810.0423 1406.3903 2842.6308 d5 0.79923 16.73192 44.55772 d17 22.93281 10.12757 1.85083 d25 10.41675 3.78760 4.14966 Bf 44.38298 65.39313 82.67165 β -0.05182 -0.08685 -0.15402 D0 499.5893 482.0808 444.8911 d5 0.79923 16.73192 44.55772 d17 23.45247 11.24136 4.93924 d25 9.89709 2.67381 1.06125 Bf 44.39124 65.42679 82.78987 (条件式対応値) (1)(rb3+ra3)/(rb3−ra3)= 0.2435 (2)(rb2+ra2)/(rb2−ra2)=−0.5001 (3)(rb1+ra1)/(rb1−ra1)= 0.04808 (4)f123 /fm = 0.5884 (5)n2−{(n1+n3)/2} = 0.1581 (6)n2−n1 = 0.1888 (7)n2−n3 = 0.1274
【0051】図10〜図12は、第3実施例の諸収差図
である。すなわち、図10は広角端での無限遠合焦状態
における諸収差図を、図11は中間焦点距離状態での無
限遠合焦状態における諸収差図を、図12は望遠端での
無限遠合焦状態における諸収差図をそれぞれ示してい
る。各収差図において、FNOはFナンバーを、Yは像高
を、dはd線(λ=587.6nm)を、gはg線(λ
=435.8nm)をそれぞれ示している。また、非点
収差を示す収差図において、実線はサジタル像面を示
し、破線はメリディオナル像面を示している。
【0052】図10の収差図を参照すると、広角端にお
いて大画角(2ω=76.2°)まで十分カバーし、諸
収差が良好に補正されていることがわかる。また、図1
1および図12の収差図を参照すると、広角端と同様
に、諸収差が良好に補正されていることがわかる。この
ように、第3実施例では、各焦点距離状態において諸収
差が良好に補正されている。
【0053】〔第4実施例〕図13は、本発明の第4実
施例にかかるズームレンズのレンズ構成および変倍にお
ける各レンズ群の移動軌跡を示す図である。図13のズ
ームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から
順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体
側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合正レン
ズ、および物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズか
ら構成されている。また、第2レンズ群G2は、物体側
から順に、物体側に凸面を向け物体側の面が非球面状に
形成された負メニスカス非球面レンズ、両凹レンズと物
体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合負レン
ズ、両凸レンズ、および物体側の面が非球面状に形成さ
れた両凹非球面レンズと両凸レンズとの接合負非球面レ
ンズから構成されている。
【0054】さらに、第3レンズ群G3は、物体側から
順に、3枚の両凸レンズ、および物体側に凹面を向けた
負メニスカスレンズから構成されている。また、第4レ
ンズ群Gmは、物体側から順に、両凸レンズL1と両凹
レンズL2と両凸レンズL3との貼り合わせからなり全
体として正の屈折力を有する三枚接合正レンズL123 、
物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ、物体側に凹
面を向けた負メニスカスレンズ、および物体側に凸面を
向け物体側の面が非球面状に形成された正メニスカス非
球面レンズから構成されている。
【0055】なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G
3との間の光路中において第3レンズ群G3の近傍に
は、開口絞りSが配置されている。そして、広角端から
望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レン
ズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レ
ンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4
レンズ群Gmとの間隔が一旦減少した後に増大するよう
に、すべてのレンズ群が図13において矢印で示す軌跡
に沿って物体側へ移動する。ここで、開口絞りSは、変
倍に際して第3レンズ群G3と一体的に移動する。ま
た、第3レンズ群G3を像側へ移動させることによって
近距離物体への合焦を行っている。
【0056】次の表(4)に、本発明の第4実施例の諸
元の値を掲げる。表(4)において、fは焦点距離を、
FNOはFナンバーを、2ωは画角を、φは絞り径を、B
fはバックフォーカスを、βは倍率を、D0 は物点距離
(最も物体側の面と物体との間の光軸に沿った距離)を
それぞれ表している。さらに、面番号は光線の進行する
方向に沿った物体側からのレンズ面の順序を、dは各レ
ンズ面間隔を、rは曲率半径(非球面の場合は近軸曲率
半径)を、nはd線(λ=587.6nm)に対する屈
折率を、νはアッベ数をそれぞれ示している。
【0057】
【表4】f=29〜105 FNO=2.9 2ω=76.2〜23.2° φ=24.70〜29.50〜33.60 (非球面データ) κ C2 3 6面 1.0000 0.0000 2.64010×10-64 5 6 5.06150×10-6 1.04040×10-7 -1.46230×10-87 8 10 0.0000 2.80510×10-11 -5.89950×10-14 1214 7.04000×10-17 -2.21260×10-20 κ C2 3 13面 1.2620 0.0000 0.0000 C4 5 6 9.16650×10-6 0.0000 2.21260×10-87 8 10 0.0000 -1.38090×10-11 1.24120×10-13 1214 0.0000 0.0000 κ C2 3 33面 1.8956 0.0000 0.0000 C4 5 6 -4.18980×10-6 0.0000 -1.40810×10-97 8 10 0.0000 4.12240×10-12 -6.54120×10-15 1214 0.0000 0.0000 (変倍および合焦における可変間隔) f 29.00000 50.00000 102.00000 D0 ∞ ∞ ∞ d5 0.95028 16.04504 46.09391 d15 21.60485 8.77962 0.99872 d24 10.17673 2.87562 4.90786 Bf 38.10027 59.90380 73.88484 β -0.03333 -0.03333 -0.03333 D0 810.3907 1409.2569 2831.8712 d5 0.95028 16.04504 46.09391 d15 22.52968 9.45309 1.90420 d24 9.25190 2.20215 4.00238 Bf 38.10633 59.90985 73.89088 β -0.07990 -0.10476 -0.15081 D0 303.2872 386.5153 448.2340 d5 0.95028 16.04504 46.09391 d15 23.84764 10.90477 5.10695 d24 7.93394 0.75047 0.79963 Bf 38.13545 59.96409 74.00939 (条件式対応値) (1)(rb3+ra3)/(rb3−ra3)=−0.3774 (2)(rb2+ra2)/(rb2−ra2)= 0.5293 (3)(rb1+ra1)/(rb1−ra1)=−0.6171 (4)f123 /fm = 0.8014 (5)n2−{(n1+n3)/2} = 0.2083 (6)n2−n1 = 0.1888 (7)n2−n3 = 0.2277
【0058】図14〜図16は、第4実施例の諸収差図
である。すなわち、図14は広角端での無限遠合焦状態
における諸収差図を、図15は中間焦点距離状態での無
限遠合焦状態における諸収差図を、図16は望遠端での
無限遠合焦状態における諸収差図をそれぞれ示してい
る。各収差図において、FNOはFナンバーを、Yは像高
を、dはd線(λ=587.6nm)を、gはg線(λ
=435.8nm)をそれぞれ示している。また、非点
収差を示す収差図において、実線はサジタル像面を示
し、破線はメリディオナル像面を示している。
【0059】図14の収差図を参照すると、広角端にお
いて大画角(2ω=76.2°)まで十分カバーし、諸
収差が良好に補正されていることがわかる。また、図1
5および図16の収差図を参照すると、広角端と同様
に、諸収差が良好に補正されていることがわかる。この
ように、第4実施例では、各焦点距離状態において諸収
差が良好に補正されている。
【0060】なお、上述の各実施例では、第3レンズ群
G3を光軸に沿って像側へ移動させることにより近距離
物体への合焦を行なっている。しかしながら、第3レン
ズ群G3を像側へ移動させると同時に、第2レンズ群G
2により像面湾曲の変動を補正できるだけの移動量を各
焦点距離状態毎に求め、求めた移動量にしたがって第2
レンズ群G2を物体側へフローティングさせつつ近距離
合焦を行えば、近距離収差変動をほとんど抹消すること
が可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2ω=76°程度の大画角を有し、Fナンバー2.8程
度の大きな口径を有し、3.5倍を越える変倍比を有す
る、比較的小型の大口径広角ズームレンズを達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるズームレンズのレ
ンズ構成および変倍における各レンズ群の移動軌跡を示
す図である。
【図2】第1実施例の広角端での無限遠合焦状態におけ
る諸収差図である。
【図3】第1実施例の中間焦点距離状態での無限遠合焦
状態における諸収差図である。
【図4】第1実施例の望遠端での無限遠合焦状態におけ
る諸収差図である。
【図5】本発明の第2実施例にかかるズームレンズのレ
ンズ構成および変倍における各レンズ群の移動軌跡を示
す図である。
【図6】第2実施例の広角端での無限遠合焦状態におけ
る諸収差図である。
【図7】第2実施例の中間焦点距離状態での無限遠合焦
状態における諸収差図である。
【図8】第2実施例の望遠端での無限遠合焦状態におけ
る諸収差図である。
【図9】本発明の第3実施例にかかるズームレンズのレ
ンズ構成および変倍における各レンズ群の移動軌跡を示
す図である。
【図10】第3実施例の広角端での無限遠合焦状態にお
ける諸収差図である。
【図11】第3実施例の中間焦点距離状態での無限遠合
焦状態における諸収差図である。
【図12】第3実施例の望遠端での無限遠合焦状態にお
ける諸収差図である。
【図13】本発明の第4実施例にかかるズームレンズの
レンズ構成および変倍における各レンズ群の移動軌跡を
示す図である。
【図14】第4実施例の広角端での無限遠合焦状態にお
ける諸収差図である。
【図15】第4実施例の中間焦点距離状態での無限遠合
焦状態における諸収差図である。
【図16】第4実施例の望遠端での無限遠合焦状態にお
ける諸収差図である。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G3 第3レンズ群 Gm 第4レンズ群(正レンズ群) L123 三枚接合正レンズ L1 三枚接合正レンズを構成する物体側の正レンズ L2 三枚接合正レンズを構成する中央の負レンズ L3 三枚接合正レンズを構成する像側の正レンズ S 開口絞り

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G
    2と、該第2レンズ群G2の像側に配置された少なくと
    も1つのレンズ群と、該少なくとも1つのレンズ群の像
    側に配置された正の屈折力を有する正レンズ群Gmとを
    備え、前記第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G2と
    の間の空気間隔を変化させることによって変倍を行うズ
    ームレンズにおいて、 前記正レンズ群Gmは、物体側から順に、正レンズL1
    と負レンズL2と正レンズL3との貼り合わせからなり
    全体として正の屈折力を有する三枚接合正レンズL123
    を有することを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記三枚接合正レンズL123 中の前記正
    レンズL3の物体側の面の曲率半径をra3とし、前記正
    レンズL3の像側の面の曲率半径をrb3とするとき、 −1≦(rb3+ra3)/(rb3−ra3)≦1 の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズ
    ームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記三枚接合正レンズL123 中の前記負
    レンズL2の物体側の面の曲率半径をra2とし、前記負
    レンズL2の像側の面の曲率半径をrb2とするとき、 −1≦(rb2+ra2)/(rb2−ra2)≦1 の条件を満足することを特徴とする請求項1または2に
    記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記三枚接合正レンズL123 中の前記正
    レンズL1の物体側の面の曲率半径をra1とし、前記正
    レンズL1の像側の面の曲率半径をrb1とするとき、 −1≦(rb1+ra1)/(rb1−ra1)≦1 の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 前記正レンズ群Gmの焦点距離をfmと
    し、前記三枚接合正レンズL123 の焦点距離をf123 と
    するとき、 0.1≦f123 /fm≦10 の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 【請求項6】 前記三枚接合正レンズL123 中の前記正
    レンズL1のd線に対する屈折率をn1とし、前記三枚
    接合正レンズL123 中の前記負レンズL2のd線に対す
    る屈折率をn2とし、前記三枚接合正レンズL123 中の
    前記正レンズL3のd線に対する屈折率をn3とすると
    き、 0.05≦n2−{(n1+n3)/2}≦0.35 の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 【請求項7】 前記三枚接合正レンズL123 中の前記正
    レンズL1のd線に対する屈折率をn1とし、前記三枚
    接合正レンズL123 中の前記負レンズL2のd線に対す
    る屈折率をn2とするとき、 0<n2−n1 の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 【請求項8】 前記三枚接合正レンズL123 中の前記負
    レンズL2のd線に対する屈折率をn2とし、前記三枚
    接合正レンズL123 中の前記正レンズL3のd線に対す
    る屈折率をn3とするとき、 0<n2−n3 の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至7のい
    ずれか1項に記載のズームレンズ。
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