JP6295598B2 - プリント基板の製造方法及びプリント基板ユニットの製造方法 - Google Patents

プリント基板の製造方法及びプリント基板ユニットの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、プリント基板の製造方法、プリント基板ユニットの製造方法、プリント基板及びプリント基板ユニットに関する。
近年、電子機器装置における小型化、高密度化のニーズが高く、プリント基板(プリント配線板)についても、小型化、部品搭載における高密度化が求められている。これに伴い、プリント基板のパターン回路の狭小化が進むとともに、プリント基板の導体間隙が狭くなっており、設計、組立、検査、試験において精密な手法、加工等が求められている。
図17の(A)は、プリント基板ユニット100の部分平面図である。図17の(B)は、プリント基板ユニット100の部分断面図であって、図17の(A)の点線A−A’間の断面を示している。プリント基板ユニット100は、プリント基板101と、プリント基板101の表面に形成されたフットプリント111と、プリント基板101の表面及び裏面に形成されたソルダーレジスト112及びランド113と、を備える。プリント基板101は、複数の絶縁層115及び複数の導電層パターン116と、プリント基板101を貫通するスルーホール117と、スルーホール117の側面に形成された導体部118とを、備える。フットプリント111は、チップ部品102の端子が半田接合されるパッドであり、フットプリント111上には半田フィレット114が形成されている。チップ部品102は、リフロー、フロー又は手付けによってプリント基板101に搭載される。
特開平7−94857号公報 特開2002−271009号公報 特開2003−249746号公報
図18〜21の各(A)は、プリント基板101の部分平面図である。図18〜図21の各(B)は、プリント基板101の部分断面図であって、図18〜図21の各(A)の点線A−A’間の断面を示している。リフローによって、プリント基板101にチップ部品102を搭載する場合、図18に示すように、フットプリント111上に半田ペースト131を塗布する。次に、図19に示すように、チップ部品102の端子が、フットプリント111の上方に位置するようにして、チップ部品102をプリント基板101に搭載する。次いで、リフローによる加熱処理を行い、半田ペースト131を溶融させ、チップ部品102をフットプリント111に接合する。リフローによる加熱処理が行われる際、半田ペースト131が溶融し、図20に示すように、フットプリント111とランド113とを接合する半田ブリッジ141が形成される場合がある。
図21に示すように、ランド113上にソルダーレジスト112を被せて、ランド113上にオーバーレジスト151を形成することにより、リフローによる加熱処理が行われる際の半田流れを抑止し、半田ブリッジ141の発生を抑止する。しかし、ランド113上にオーバーレジスト151が形成されることにより、ランド113の露出面積が小さくなる。そのため、プリント基板101の完成後の導通試験や、プリント基板ユニット10
0の組立後の導通試験において、プローブ(試験ピン)がランド113に接触しなくなり、適正な導通試験ができない場合がある。
本件は、半田ブリッジの発生を抑止するとともに、ランドに対するプローブの接触不良の発生を抑止することを目的とする。
本件の一観点によるプリント基板の製造方法は、第1導電体、孔、及び前記孔の開口の周囲に第2導電体を有する基板上に、前記第2導電体の一部及び前記孔の開口が露出する第1開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、プローブを前記第2導電体に接触させる工程と、を備え、前記孔を中心とした前記第1導電体側の前記第2導電体の露出面積が、前記第1導電体に対向する側の前記第2導電体の露出面積よりも小さい。
本件によれば、半田ブリッジの発生を抑止するとともに、ランドに対するプローブの接触不良の発生を抑止することができる。
図1の(A)は、実施例1に係るプリント基板ユニットの部分平面図である。図1の(B)は、実施例1に係るプリント基板ユニットの部分断面図である。 図2の(A)は、実施例1に係るプリント基板の部分平面図である。図2の(B)は、実施例1に係るプリント基板の部分断面図である。 図3Aは、実施例1に係るプリント基板の部分平面図である。 図3Bは、実施例1に係るプリント基板の部分平面図である。 図4は、実施例1における導通試験の模式図である。 図5は、実施例1における導通試験の模式図である。 図6は、実施例1における導通試験の模式図である。 図7は、実施例1における導通試験の模式図である。 図8は、メタルマスクの部分平面図である。 図9の(A)は、実施例1に係るプリント基板の部分平面図である。図9の(B)は、実施例1に係るプリント基板の部分断面図である。 図10の(A)は、実施例1に係るプリント基板の部分平面図である。図10の(B)は、実施例1に係るプリント基板の部分断面図である。 図11の(A)は、実施例1に係るプリント基板の部分平面図である。図11の(B)は、実施例1に係るプリント基板の部分断面図である。 図12の(A)は、実施例1に係るプリント基板の部分平面図である。図12の(B)は、実施例1に係るプリント基板の部分断面図である。 図13の(A)は、実施例1に係るプリント基板の部分平面図である。図13の(B)は、実施例1に係るプリント基板の部分断面図である。 図14の(A)は、実施例2に係るプリント基板ユニットの部分平面図である。図14の(B)は、実施例2に係るプリント基板ユニットの部分断面図である。 図15は、実施例2に係るプリント基板の部分平面図である。 図16は、実施例1及び実施例2に係るプローブの説明図である。 図17の(A)は、プリント基板ユニットの部分平面図である。図17の(B)は、プリント基板ユニットの部分断面図である。 図18の(A)は、プリント基板の部分平面図である。図18の(B)は、プリント基板の部分断面図である。 図19の(A)は、プリント基板の部分平面図である。図19の(B)は、プリント基板の部分断面図である。 図20の(A)は、プリント基板の部分平面図である。図20の(B)は、プリント基板の部分断面図である。 図21の(A)は、プリント基板の部分平面図である。図21の(B)は、プリント基板の部分断面図である。 図22の(A)は、参考例に係るプリント基板の部分平面図である。図22の(B)は、参考例に係るプリント基板の部分断面図である。 図23の(A)は、参考例に係るプリント基板の部分平面図である。図23の(B)は、参考例に係るプリント基板の部分断面図である。 図24Aは、参考例における導通試験の模式図である。 図24Bは、参考例における導通試験の模式図である。 図25Aは、参考例における導通試験の模式図である。 図25Bは、参考例における導通試験の模式図である。 図26Aは、参考例における導通試験の模式図である。 図26Bは、参考例における導通試験の模式図である。 図27Aは、参考例における導通試験の模式図である。 図27Bは、参考例における導通試験の模式図である。
まず、参考例について説明する。図22及び図23の各(A)は、参考例に係るプリント基板101の部分平面図である。図22及び図23の各(B)は、参考例に係るプリント基板ユニット100の部分断面図であって、図22及び図23の各(A)の点線A−A’間の断面を示している。図22及び図23において、図17〜図21と同一の構成要素については、図17〜図21と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図22に示すように、半田ブリッジ141の発生を抑止するため、フットプリント111とランド113との間には、ソルダーレジスト112が形成されている。しかし、フットプリント111とランド113との間隙の寸法(距離)Sが短い場合、半田流れにより、半田ブリッジ141が発生する確率が高くなる。フットプリント111の露出部分と、ランド113の露出部分との間隙(導体露出間隙)の寸法Sが、0.2mm未満の場合、半田ブリッジ141が発生する傾向にある。
半田流れによる半田ブリッジ141の発生を抑止する手段として、図23に示すように、ランド113上にソルダーレジスト112を被せて、ランド113上にオーバーレジスト151を形成する。ランド113上にオーバーレジスト151を形成して、導体露出間隙の寸法Sを一定値(例えば、0.2mm)以上にすることにより、半田ブリッジ141の発生を抑止することができる。しかし、ランド113の露出面積が小さくなるため、プリント基板101の完成後の導通試験や、プリント基板ユニット100の組立後の導通試験において、試験ピンがランド113に接触しなくなり、適正な導通試験ができない場合がある。
ランド113上にオーバーレジスト151を形成していない場合における導通試験(通常導通試験)の模式図を図24A、図24B、図25A及び図25Bに示す。また、ランド113上にオーバーレジスト151を形成している場合における導通試験の模式図を図26A、図26B、図27A及び図27Bに示す。
図24Aでは、プローブ(試験ピン)90が設定位置からずれていない状態で、導通試験が行われている。図24Aでは、プローブ90の先端部91が円錐形状となっている。図24Aに示すように、ランド113上にオーバーレジスト151が形成されていない。図24Aに示すように、プローブ90の設定位置がずれていないため、プローブ90の先端部91がスルーホール117内に入り込み、プローブ90の先端部91がランド113に接触している。
図24Bでは、プローブ90が設定位置からずれた状態で、導通試験が行われている。図24Bでは、プローブ90の先端部91が円錐形状となっている。図24Bに示すように、ランド113上にオーバーレジスト151が形成されていない。図24Bに示すように、プローブ90の設定位置がずれているため、プローブ90の先端部91がランド113の表面に乗っかり、プローブ90の先端部91がランド113に接触している。
図25A及び図25Bでは、プローブ90が設定位置からずれていない状態で、導通試験が行われている。図25Aでは、プローブ90の先端部91が平面形状となっている。図25Bでは、プローブ90の先端部91が凹凸形状となっている。図25A及び図25Bに示すように、ランド113上にオーバーレジスト151が形成されていない。図25A及び図25Bに示すように、プローブ90の設定位置がずれていないため、プローブ90の先端部91の一部がランド113の表面に乗っかり、プローブ90の先端部91の一部がランド113に接触している。
図26Aでは、プローブ90が設定位置からずれていない状態で、導通試験が行われている。図26Aでは、プローブ90の先端部91が円錐形状となっている。図26Aに示すように、ランド113上にオーバーレジスト151が形成されている。図26Aに示すように、プローブ90の設定位置がずれていないため、プローブ90の先端部91がスルーホール117内に入り込み、プローブ90の先端部91がランド113に接触している。
図26Bでは、プローブ90が設定位置からずれた状態で、導通試験が行われている。図26Bでは、プローブ90の先端部91が円錐形状となっている。図26Bに示すように、ランド113上にオーバーレジスト151が形成されている。図26Bに示すように、プローブ90が設定位置からずれているため、プローブ90の先端部91がオーバーレジスト151の表面に乗っかり、ランド113に対するプローブ90の接触不良が発生している。
図27A及び図27Bでは、プローブ90が設定位置からずれていない状態で、導通試験が行われている。図27Aでは、プローブ90の先端部91が平面形状となっている。図27Bでは、プローブ90の先端部91が凹凸形状となっている。図27A及び図27Bに示すように、ランド113上にオーバーレジスト151が形成されている。図27A及び図27Bに示すように、プローブ90の先端部91の一部がオーバーレジスト151の表面に乗っかり、ランド113に対するプローブ90の接触不良が発生している。
プローブ90が設定位置からがずれる要因として、下記の(1)〜(4)の要因が挙げられる。
(1)導通試験装置(導通検査機)におけるプローブ90の設定位置の公差(例えば、±0.1mm)
(2)導通試験装置の稼働による振動
(3)プリント基板101の仕上がり公差
(4)プリント基板101のそり、ねじれ
上記の(1)〜(4)の要因が2つ以上重なった場合、プローブ90が設定位置からずれる。プローブ90が設定位置からずれることにより、プローブ90の先端部91が、オーバーレジスト151の表面に乗っかり、ランド113に対するプローブ90の接触不良が発生する。
ランド113に対するプローブ90の接触不良を回避するため、オーバーレジスト151を形成しないようにする場合がある。オーバーレジスト151を形成しないようにする
と、半田ブリッジ141が発生する。半田ブリッジ141の発生を回避するため、フットプリント111とランド113との間の距離を大きくすることにより、導体露出間隙の寸法Sを大きくする場合がある。しかし、フットプリント111とランド113との間の距離を大きくすると、フットプリント111及びランド113の配置を変更することになる。この場合、配線や部品の配置に対する影響が大きくなり、プリント基板ユニット100において高密度実装が行えないという問題がある。
〈実施例1〉
以下、図1〜図13を参照して、実施例1に係るプリント基板の製造方法、プリント基板ユニットの製造方法、プリント基板及びプリント基板ユニットについて説明する。実施例1の構成は例示であり、実施形態に係るプリント基板の製造方法、プリント基板ユニットの製造方法、プリント基板及びプリント基板ユニットは、実施例1の構成に限定されない。また、実施例1に係るプリント基板の製造方法及びプリント基板ユニットの製造方法における各工程を、プリント基板の試験方法及びプリント基板ユニットの試験方法に適用してもよい。 図1の(A)は、実施例1に係るプリント基板ユニット1の部分平面図である。図1の(B)は、実施例1に係るプリント基板ユニット1の部分断面図であって、図1の(A)の点線A−A’間の断面を示している。
プリント基板ユニット1は、プリント基板11と、プリント基板11の第1面(上面)に形成されたフットプリント12と、プリント基板11の第1面及び第1面の反対面である第2面(下面)に形成されたソルダーレジスト13及びランド14と、を備える。プリント基板11は、基板の一例である。フットプリント12は、チップ部品2の端子が半田接合される部品搭載用パッドである。チップ部品2は、リフロー、フロー又は手付けによってプリント基板11に搭載される。チップ部品2は、例えば、チップコンデンサ、チップインダクタ、チップ抵抗等の電子部品である。フットプリント12は、例えば、銅箔等の導電体である。フットプリント12は、第1導電体の一例である。フットプリント12上には半田フィレット15が形成されている。ソルダーレジスト13は、絶縁性を有する樹脂であり、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂である。ソルダーレジスト13は、絶縁膜の一例である。
プリント基板11は、複数の絶縁層16と、隣接する絶縁層16の間に設けられた複数の導電層パターン17と、プリント基板11に設けられたスルーホール(貫通孔)18と、スルーホール18の側面に形成された導体部19とを、備える。絶縁層16は、例えば、ガラス布基材にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグ層及びコア層を含む。導電層パターン17は、例えば、銅箔等の導電体である。導電層パターン17は、例えば、配線層、電源層又はグランド層等として用いられる。フットプリント12と導電層パターン17とは、図示しないビアを介して電気的に接続されている。
スルーホール18は、プリント基板11の第1面から第2面まで貫通しており、スルーホール18の開口の周囲にはランド14が形成されている。スルーホール18は、孔の一例である。ランド14は、例えば、銅箔等の導電体であり、スルーホールランドとも呼ばれる。ランド14は、第2導電体の一例である。ランド14は、導体部19と電気的に接続されている。導体部19は、例えば、銅箔等の導電体である。
ランド14の形状は円形であり、ランド14の表面の一部がソルダーレジスト13によって覆われている。ランド14の表面の一部を覆っているソルダーレジスト13を、オーバーレジスト21とも呼ぶ。ランド14の表面の一部をソルダーレジスト13が覆うことにより、フットプリント12の露出部分と、ランド14の露出部分との間隙の寸法Sが一定値(例えば、0.2mm)以上となり、半田ブリッジの発生を抑止することができる。
図2から図13を参照して、リフローによって、プリント基板11にチップ部品2を搭載(実装)する工程を説明する。図2、図9〜図13の各(A)は、実施例1に係るプリント基板11の部分平面図である。図2、図9〜図13の各(B)は、実施例1に係るプリント基板11の部分断面図であって、図2、図9〜図13の各(A)の点線A−A’間の断面を示している。
まず、図2及び図3Aに示すように、プリント基板11を用意する。図3Aは、実施例1に係るプリント基板11の部分平面図であり、フットプリント12及びランド14の周辺を拡大して示している。例えば、機械式ドリルを用いて、プリント基板11に対してスルーホール18を形成してもよい。例えば、無電解メッキ、電解メッキ等のメッキ処理を行うことにより、フットプリント12、ランド14及び導体部19を形成してもよい。
プリント基板11の第1面に形成されたソルダーレジスト13は、フットプリント12が露出する開口部31と、ランド14の一部及びスルーホール18が露出する開口部32と、ランド14及びスルーホール18が露出する開口部33とを有している。開口部32は、第1開口部の一例である。プリント基板11の第2面に形成されたソルダーレジスト13は、ランド14及びスルーホール18が露出する開口部34を有している。図3Aに示すように、ソルダーレジスト13の開口部32の中心32Aが、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向(図3Aでは、矢印Bの方向)にずれている。例えば、ソルダーレジスト13の開口部32が円形の場合、ソルダーレジスト13の開口部32の中心32Aは、円の中心である。
ソルダーレジスト13の開口部32の中心32Aを、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向にずらすことにより、ランド14の表面の一部がソルダーレジスト13によって覆われている。したがって、図3Aに示すように、スルーホール18を中心としたフットプリント12側のランド14の露出面積が、フットプリント12に対向する側のランド14の露出面積よりも小さい。
開口部32は、ランド14上であってフットプリント12とスルーホール18との間を横切るように延在する内周縁32Bと、プリント基板11上に延在する内周縁32Cとを有する。内周縁32Bは、第1内周縁の一例である。内周縁32Cは、第2内周縁の一例である。開口部32の内周縁32B及び32Cは、連続して延在している。開口部32の内周縁32Bによってランド14を2つの領域に分けた一方の領域であって、開口部32の内周縁32B及び32Cの外側の領域におけるランド14の表面が、ソルダーレジスト13によって覆われている。また、開口部32の内周縁32Bによってランド14を2つの領域に分けた他方の領域であって、開口部32の内周縁32B及び32Cの内側の領域におけるランド14の表面は、ソルダーレジスト13が覆っていない。すなわち、開口部32の内周縁32B及び32Cの内側の領域におけるランド14の表面が露出している。図3Aでは、ソルダーレジスト13によって覆われたランド14の外形部分を点線Cで示している。
ランド14の形状は円形に限らず、図3Bに示すように、ランドの14の形状は矩形であってもよい。図3Bは、実施例1に係るプリント基板11の部分平面図であり、フットプリント12及びランド14の周辺を拡大して示している。図3Bに示すように、ソルダーレジスト13の開口部32の中心32Aが、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向(図3Bでは、矢印Bの方向)にずれている。例えば、ソルダーレジスト13の開口部32が矩形の場合、ソルダーレジスト13の開口部32の中心32Aは、矩形における2本の対角線が交わる箇所である。
ソルダーレジスト13の開口部32の中心32Aを、スルーホール18の中心18Aに
対して、フットプリント12から離れる方向にずらすことにより、ランド14の表面の一部がソルダーレジスト13によって覆われている。したがって、図3Bに示すように、スルーホール18を中心としたフットプリント12側のランド14の露出面積が、フットプリント12に対向する側のランド14の露出面積よりも小さい。
開口部32は、ランド14上であってフットプリント12とスルーホール18との間を横切るように延在する内周縁32Eと、プリント基板11上に延在する内周縁32Fとを有する。内周縁32Eは、第1内周縁の一例である。内周縁32Fは、第2内周縁の一例である。開口部32の内周縁32E及び32Fは、連続して延在している。開口部32の内周縁32Eによってランド14を2つの領域に分けた一方の領域であって、開口部32の内周縁32E及び32Fの外側の領域におけるランド14の表面が、ソルダーレジスト13によって覆われている。また、開口部32の内周縁32Eによってランド14を2つの領域に分けた他方の領域であって、開口部32の内周縁32E及び32Fの内側の領域におけるランド14の表面は、ソルダーレジスト13が覆っていない。すなわち、開口部32の内周縁32E及び32Fの内側の領域におけるランド14の表面が露出している。図3Bでは、ソルダーレジスト13によって覆われたランド14の外形部分を点線Dで示している。
図3Aでは、ランド14の形状を円形とし、ソルダーレジスト13の開口部32の形状を円形とする場合の例を示している。図3Bでは、ランド14の形状を矩形とし、ソルダーレジスト13の開口部32の形状を矩形とする場合の例を示している。すなわち、図3A及び図3Bでは、ランド14の形状と、ソルダーレジスト13の開口部32の形状とが同じ形状になっている。図3A及び図3Bに示す例に限らず、ランド14の形状と、ソルダーレジスト13の開口部32の形状とが異なる形状になっていてもよい。例えば、ランド14の形状を矩形とし、ソルダーレジスト13の開口部32の形状を円形としてもよい。また、ランド14の形状を円形とし、ソルダーレジスト13の開口部32の形状を矩形としてもよい。図3Aでは、ランド14のサイズと、ソルダーレジスト13の開口部32のサイズとが略一致する場合の例を示している。図3Aに示す例に限らず、ランド14のサイズが、ソルダーレジスト13の開口部32のサイズよりも大きくてもよいし、ランド14のサイズが、ソルダーレジスト13の開口部32のサイズよりも小さくてもよい。図3Bでは、ランド14のサイズが、ソルダーレジスト13の開口部32のサイズよりも小さい場合の例を示している。図3Bに示す例に限らず、ランド14のサイズが、ソルダーレジスト13の開口部32のサイズよりも大きくてもよいし、ランド14のサイズと、ソルダーレジスト13の開口部32のサイズとが略一致してもよい。
プリント基板11に対するソルダーレジスト13の形成は、以下の方法で行ってもよい。まず、フットプリント12、ランド14、スルーホール18及び導体部19が形成されたプリント基板11の第1面にソルダーレジスト13を塗布する。次に、露光用マスクを用いて露光及び現像を行うことにより、開口部31、32、33を有するソルダーレジスト13をプリント基板11の第1面に形成する。次いで、プリント基板11の第2面にソルダーレジスト13を塗布する。次に、露光用マスクを用いて露光及び現像を行うことにより、ランド14及びスルーホール18が露出する開口部34を有するソルダーレジスト13をプリント基板11の第2面に形成する。なお、プリント基板11の第2面にソルダーレジスト13を形成した後、プリント基板11の第1面にソルダーレジスト13を形成してもよい。
図4〜図7を参照して、実施例1における導通試験を説明する。図4〜図7は、実施例1における導通試験の模式図である。導通試験は、所定の処理工程に従って、導通試験装置によって自動で行われてもよい。まず、図4に示すように、プローブ90の先端部91が、プリント基板11の第1面を向くようにして、プローブ90を、プリント基板11の上方に配置する。この場合、プローブ90の中心と、開口部32の中心32Aとが、プリ
ント基板11の厚さ方向(積層方向)で重なるように、プローブ90を配置する。ソルダーレジスト13の開口部32の中心32Aは、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向にずらしている。したがって、プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に配置する。
図3A及び図3Bに示すように、開口部32の中心32Aを、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向にずらしている。プローブ90の中心と、スルーホール18の中心18Aとが、プリント基板11の厚さ方向で重なるように、プローブ90を配置する場合、フットプリント12に近づく方向に対して、プローブ90の中心からソルダーレジスト13までの距離が短くなる。プローブ90の中心と、開口部32の中心32Aとが、プリント基板11の厚さ方向で重なるように、プローブ90を配置することにより、フットプリント12に近づく方向に対して、プローブ90の中心からソルダーレジスト13までの距離が一定値以上となる。したがって、プローブ90が設定位置からいずれかの方向にずれた場合であっても、プローブ90の先端部91がランド14に接触することが可能となる。
図4において、プリント基板11及びプローブ90における寸法(mm)を示す。プローブ90のピン幅は、0.50mmであり、プローブ90の先端部91は円錐形状(角度45°)になっている。スルーホール18の径を、Φ0.25mmとする場合、ランド14の径は、Φ0.50mm(スルーホール18の径 + 0.25mm)であり、ランド14の開口径は、Φ0.425mm(ランド14の径 − 0.075mm)である。スルーホール18の径を、Φ0.20mmとする場合、ランド14の径は、Φ0.45mm(スルーホール18の径 + 0.25mm)であり、ランド14の開口径は、Φ0.375mm(ランド14の径 − 0.075mm)である。
図5は、プローブ90をランド14に接触させた場合の模式図である。図5では、プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に配置した状態で、導通試験が行われている。また、図5では、プローブ90が設定位置からずれていない状態で、導通試験が行われている。プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に配置することにより、プローブ90の設定位置は、スルーホール18内に設定される。プローブ90の設定位置がスルーホール18内に設定されており、プローブ90が設定位置からずれていないので、プローブ90の先端部91がスルーホール18内に入り込む。これにより、プローブ90の先端部91がランド14に接触し、導通試験が適切に行われる。
図6は、プローブ90をランド14に接触させた場合の模式図である。図6では、プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に配置した状態で、導通試験が行われている。また、図6では、プローブ90が設定位置からずれた状態で、導通試験が行われている。プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に配置することにより、プローブ90の設定位置は、スルーホール18内に設定される。しかし、図6では、プローブ90が、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向にずれることにより、プローブ90が設定位置から離れた位置にずれている。実施例1では、プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に予め配置している。そのため、プローブ90の先端部91が、スルーホール18の外側にずれている。プローブ90の先端部91がずれた方向には、ソルダーレジスト13によって覆われていないランド14の露出部分がある。ソルダーレジスト13によって覆われていないランド14の露出部分
に、プローブ90の先端部91が乗っかる。これにより、プローブ90の先端部91がランド14に接触し、導通試験が適切に行われる。
図7は、プローブ90をランド14に接触させた場合の模式図である。図7では、プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に配置した状態で、導通試験が行われている。また、図7では、プローブ90が設定位置からずれた状態で、導通試験が行われている。プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に配置することにより、プローブ90の設定位置は、スルーホール18内に設定される。しかし、図7では、プローブ90が、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12に近づく方向にずれることにより、プローブ90が設定位置から離れた位置にずれている。実施例1では、プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に予め配置している。そのため、プローブ90が、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12に近づく方向にずれても、プローブ90の先端部91がスルーホール18内に入り込む。これにより、プローブ90の先端部91がランド14に接触し、導通試験が適切に行われる。
図4から図7では、プローブ90の先端部91を円錐形状とする場合の例を示している。図4から図7に示す例に限らず、プローブ90の先端部91を平面形状にしてもよいし、プローブ90の先端部91を凹凸形状にしてもよい。プローブ90の先端部91を平面形状又は凹凸形状として、導通試験を行う場合、プローブ90の先端部91がランド14に接触し、導通試験が適切に行われる。
導通試験を行った後の工程について説明する。図8に示すように、開口部42が設けられたメタルマスク41を用意する。図8は、メタルマスク41の部分平面図である。次に、図9に示すように、メタルマスク41の開口部42が、フットプリント12の上方に位置するようにして、プリント基板11とメタルマスク41とを重ね合わせる。次いで、図10に示すように、例えば、スクリーン印刷法又はスキージによって、フットプリント12上に半田ペースト51を塗布する。半田ペースト51は、半田粒子及びフラックスを含有する粘性材料である。
次に、図11に示すように、プリント基板11に設置したメタルマスク41を取り外す。次いで、図12に示すように、チップ部品2の端子が、フットプリント12の上方に位置するようにして、チップ部品2をプリント基板11に搭載する。次に、図13に示すように、リフローによる加熱処理を行い、半田ペースト51を溶融させ、チップ部品2をフットプリント12に接合する。すなわち、半田ペースト51が溶融することにより半田フィレット15が形成され、チップ部品2の端子が、半田フィレット15を介して、フットプリント12に電気的に接続される。フットプリント12に対して近い領域におけるランド14の表面が、ソルダーレジスト13によって覆われているため、半田流れが抑制されている。したがって、ソルダーレジスト13上には半田ブリッジが形成されていない。このように、実施例1によれば、ソルダーレジスト13上における半田ブリッジの形成を抑止することができる。
実施例1において、プリント基板11に対するチップ部品2の搭載が完了した後に、導通試験を行うようにしてもよい。この場合、プリント基板11に対するチップ部品2の搭載前の導通試験を省略してもよい。実施例1によれば、半田ブリッジの発生を抑止することができるとともに、プリント基板11の完成後の導通試験や、プリント基板ユニット1の組立後の導通試験において、ランド14に対するプローブ90の接触不良を抑止することができる。実施例1によれば、フットプリント12及びランド14の配置を変更することなく、半田ブリッジの発生を抑止することができる。したがって、プリント基板ユニッ
ト1における高密度実装に貢献することができる。
〈実施例2〉
以下、図14及び図15を参照して、実施例2に係るプリント基板及びプリント基板ユニットについて説明する。実施例2の構成は例示であり、実施形態に係るプリント基板及びプリント基板ユニットは、実施例2の構成に限定されない。 図14の(A)は、実施例2に係るプリント基板ユニット1の部分平面図である。図14の(B)は、実施例2に係るプリント基板ユニット1の部分断面図であって、図14の(A)の点線A−A’間の断面を示している。実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付し、その説明を省略する。
ランド14の形状は円形であり、ランド14の表面の一部がソルダーレジスト13によって覆われている。ランド14の表面の一部をソルダーレジスト13が覆うことにより、フットプリント12の露出部分と、ランド14の露出部分との間隙の寸法Sが一定値(例えば、0.2mm)以上となり、半田ブリッジの発生を抑止することができる。
図15は、実施例2に係るプリント基板11の部分平面図であり、フットプリント12及びランド14の周辺を拡大して示している。図15に示すように、ランド14の表面の一部がソルダーレジスト13によって覆われている。図15に示すように、スルーホール18を中心としたフットプリント12側のランド14の露出面積が、フットプリント12に対向する側のランド14の露出面積よりも小さい。
開口部32は、ランド14上であってフットプリント12とスルーホール18との間を横切るように延在する内周縁32Gと、プリント基板11上に延在する内周縁32Hとを有する。内周縁32Gは、第1内周縁の一例である。内周縁32Hは、第2内周縁の一例である。開口部32の内周縁32G及び32Hは、連続して延在している。開口部32の内周縁32Gによってランド14を2つの領域に分けた一方の領域であって、開口部32の内周縁32G及び32Hの外側の領域におけるランド14の表面が、ソルダーレジスト13によって覆われている。また、開口部32の内周縁32Gによってランド14を2つの領域に分けた他方の領域であって、開口部32の内周縁32G及び32Hの内側の領域におけるランド14の表面は、ソルダーレジスト13が覆っていない。すなわち、開口部32の内周縁32G及び32Hの内側の領域におけるランド14の表面が露出している。図15では、ソルダーレジスト13によって覆われたランド14の外形部分を点線Eで示している。
図15に示すように、ランド14の形状は円形であり、ソルダーレジスト13の開口部32の形状は直線及び曲線を有する形状である。すなわち、ランド14の形状と、開口部32の形状とが異なる形状になっている。開口部32の内周縁32Hの一部は直線状に延在し、開口部32の内周縁32Hの一部は曲線状に延在している。すなわち、開口部32の内周縁32Hは、直線状の部分と曲線状の部分とを含んでいる。開口部32の内周縁32Hの曲線状の部分と、スルーホール18の中心18Aとの間の距離は一定となっている。
図15では、ランド14の形状を円形とする場合の例を示している。図15に示す例に限らず、ランド14の形状を矩形としてもよい。図15では、ソルダーレジスト13の開口部32の形状を直線及び曲線を有する形状とする場合の例を示している。図15に示す例に限らず、ソルダーレジスト13の開口部32の形状を矩形としてもよい。
実施例2に係るプリント基板の製造方法及びプリント基板ユニットの製造方法については、実施例1と同様である。したがって、実施例2によれば、ソルダーレジスト13上に
おける半田ブリッジの形成を抑止することができる。また、実施例2に係るプリント基板の製造方法及びプリント基板ユニットの製造方法における各工程を、プリント基板の試験方法及びプリント基板ユニットの試験方法に適用してもよい。
実施例2に係る導通試験について、実施例1と異なる点を説明する。実施例2に係る導通試験では、実施例1における図4と同様に、プローブ90の先端部91が、プリント基板11の第1面を向くようにして、プローブ90を、プリント基板11の上方に配置する。この場合、プローブ90を、スルーホール18の中心18Aに対して、フットプリント12から離れる方向に移動させた位置に配置する。プローブ90を移動させる距離を、スルーホール18の中心18Aから開口部32の内周縁32Gまでの距離に応じて決定してもよい。また、プローブ90を移動させる距離を、ソルダーレジスト13によって覆われているランド14の表面の面積に応じて決定してもよい。例えば、スルーホール18の中心18Aからランド14の外形部分までの距離と、スルーホール18の中心18Aから開口部32の内周縁32Gまでの距離との差分を、プローブ90を移動させる距離としてもよい。導通試験における他の工程については、実施例1と同様である。したがって、実施例2によれば、ランド14に対するプローブ90の接触不良を抑止することができ、導通試験を適切に行うことができる。
実施例2において、プリント基板11に対するチップ部品2の搭載が完了した後に、導通試験を行うようにしてもよい。この場合、プリント基板11に対するチップ部品2の搭載前の導通試験を省略してもよい。実施例2によれば、半田ブリッジの発生を抑止することができるとともに、プリント基板11の完成後の導通試験や、プリント基板ユニット1の組立後の導通試験において、ランド14に対するプローブ90の接触不良を抑止することができる。実施例2によれば、フットプリント12及びランド14の配置を変更することなく、半田ブリッジの発生を抑止することができる。したがって、プリント基板ユニット1における高密度実装に貢献することができる。
実施例1及び実施例2において、プローブ90の軸をバネ構造としてもよい。図16は、実施例1及び実施例2に係るプローブ90の説明図である。プローブ90の軸をバネ構造とすることにより、図16に示すように、プローブ90をプリント基板11に押し当てた際、プローブ90の先端部91がフレキシブルに傾く構造となる。これにより、プローブ90の先端部91の一部がソルダーレジスト13上に乗っかる場合でも、プローブ90の軸の傾きにより、プローブ90の先端部91の一部がランド14に接触する。したがって、ランド14に対するプローブ90の接触不良を更に抑止することができ、導通試験を適切に行うことができる。図16では、プローブ90の先端部91がプローブ90の先端部91が平面形状となっている例を示している。図16に示す例に限らず、プローブ90の軸をバネ構造とするとともに、プローブ90の先端部91を凹凸形状にしてもよい。
以上の実施例1及び実施例2を含む実施形態に関し、更に以下の付記を示す。
(付記1)
第1導電体、孔、及び前記孔の開口の周囲に第2導電体を有する基板上に、前記第2導電体の一部及び前記孔の開口が露出する第1開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
プローブを前記第2導電体に接触させる工程と、
を備え、
前記孔を中心とした前記第1導電体側の前記第2導電体の露出面積が、前記第1導電体に対向する側の前記第2導電体の露出面積よりも小さいことを特徴とするプリント基板の製造方法。
(付記2)
前記第1開口部の中心が、前記孔の中心に対して、前記第1導電体と離れる方向にずれていることを特徴とする付記1に記載のプリント基板の製造方法。
(付記3)
第1導電体、孔、及び前記孔の開口の周囲に第2導電体を有する基板上に、前記第2導電体の一部及び前記孔の開口が露出する第1開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
前記第2導電体と電気的に接続される電子部品を前記基板に搭載する工程と、
前記電子部品を前記基板に搭載する工程の前又は後に、プローブを、前記第2導電体に接触させる工程と、
を備え、
前記孔を中心とした前記第1導電体側の前記第2導電体の露出面積が、前記第1導電体に対向する側の前記第2導電体の露出面積よりも小さいことを特徴とするプリント基板ユニットの製造方法。
(付記4)
前記第1開口部の中心が、前記孔の中心に対して、前記第1導電体と離れる方向にずれていることを特徴とする付記3に記載のプリント基板ユニットの製造方法。
(付記5)
基板と、
前記基板上に形成された第1導電体と、
前記基板に設けられた孔の開口の周囲であって、前記基板上に形成された第2導電体と、
前記基板上に形成され、前記第2導電体の一部及び前記孔の開口が露出する第1開口部を有する絶縁膜と、
を備え、
前記孔を中心とした前記第1導電体側の前記第2導電体の露出面積が、前記第1導電体に対向する側の前記第2導電体の露出面積よりも小さいことを特徴とするプリント基板。(付記6)
前記第1開口部の中心が、前記孔の中心に対して、前記第1導電体と離れる方向にずれていることを特徴とする付記5に記載のプリント基板。
1 プリント基板ユニット
2 チップ部品
11 プリント基板
12 フットプリント
13 ソルダーレジスト
14 ランド
15 半田フィレット
16 絶縁層
17 導電層パターン
18 スルーホール
19 導体部
21 オーバーレジスト
31、32、33、34 開口部
90 プローブ

Claims (2)

  1. 第1導電体、孔、及び前記孔の開口の周囲に第2導電体を有する基板上に、前記第2導電体の一部及び前記孔の開口が露出する第1開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
    プローブを、前記基板上方であって、前記孔の中心に対して前記第1導電体から離れる方向に移動させた位置に配置し、前記プローブを、前記第2導電体に接触させる工程と、
    を備え、
    前記孔を中心とした前記第1導電体側の前記第2導電体の露出面積が、前記第1導電体に対向する側の前記第2導電体の露出面積よりも小さく、
    前記第1開口部の中心が、前記孔の中心に対して、前記第1導電体から離れる方向にずれていることを特徴とするプリント基板の製造方法。
  2. 第1導電体、孔、及び前記孔の開口の周囲に第2導電体を有する基板上に、前記第2導電体の一部及び前記孔の開口が露出する第1開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
    前記第導電体と電気的に接続される電子部品を前記基板に搭載する工程と、
    前記電子部品を前記基板に搭載する工程の前又は後に、プローブを、前記基板上方であって、前記孔の中心に対して前記第1導電体から離れる方向に移動させた位置に配置し、前記プローブを、前記第2導電体に接触させる工程と、
    を備え、
    前記孔を中心とした前記第1導電体側の前記第2導電体の露出面積が、前記第1導電体に対向する側の前記第2導電体の露出面積よりも小さく、
    前記第1開口部の中心が、前記孔の中心に対して、前記第1導電体から離れる方向にずれていることを特徴とするプリント基板ユニットの製造方法。
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