JP6295596B2 - 監視装置、会計装置及びposシステム - Google Patents

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Description

本発明は、監視装置、会計装置及びPOSシステムに関する。
従来、POS(Point Of Sales)レジスタ(会計装置とも称する)の釣銭釣札機における貨幣の補充の要否をPOSレジスタなどの監視機能を利用して監視し、貨幣の補充が必要な場合には、事務所や出納室等に予め用意した準備金の中から必要な金種(貨幣種)の貨幣を必要な枚数分持ち出し、補充を要する釣銭釣札機に入金(補充)させるというような作業が行われていた。このような作業とは別に、補充を要する釣銭釣札機を備えるPOSレジスタに対して貨幣の余剰があるPOSレジスタをオペレータに通知して、余剰があるPOSレジスタの釣銭釣札機から必要な貨幣種を出金させるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−102081号公報
ところで、上述したような機能は、キャッシュリサイクル機能と呼ばれ、ある貨幣種において補充が必要になった際に、必要とする枚数分だけ出金し、補充が必要なPOSレジスタの釣銭釣札機に補充する機能である。しかしながら、釣銭釣札機へ補充する貨幣種の枚数は、各POSレジスタが備える釣銭釣札機における各貨幣種を常に上限枚数まで補充する仕組みとなっている。そのため、必要枚数以上の貨幣を各POSレジスタが収納する場合がある。このような場合には、店内での運用資金が多くなる傾向にあり、資金の運用面に問題が発生してしまうおそれがある。また、必要枚数以上の貨幣を各POSレジスタが収納することによって貨幣がだぶついてしまい、貨幣の枚数が過剰となったことによる貨幣の回収頻度も多くなる可能性とリスク面において問題が発生してしまうおそれもある。そのため、各POSレジスタが備える釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決する手段が要求されている。
上記事情に鑑み、本発明は、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決する技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置とネットワークを介して接続される監視装置であって、前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、を備え、客数を入力する入力手段を更に備え、前記補充枚数算出手段は、前記入力手段で入力された客数と、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づき、前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出することを特徴とする監視装置である。
上記監視装置によれば、入力された客数と、釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報とに基づいて、釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する。これにより、入力された人数分の釣銭として使用される貨幣種毎の必要枚数分だけ店内の運用資金として増えることになる。したがって、必要以上の資金が補充されない。このように、店内での運用資金が多くならないため、各会計装置100が収納する貨幣がだぶついてしまうことがなくなり、貨幣の枚数がニアフルとなることによって生じる貨幣の回収頻度も少なくなる。そのため、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決することが可能になる。さらに、客数の入力に基づいて釣銭釣札機に補充するための補充枚数を自由に変更することができるため、利便性を向上させることができる。
本発明の一態様は、客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置であって、前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、を備え、客数を入力する入力手段を更に備え、前記補充枚数算出手段は、前記入力手段で入力された客数と、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づき、前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出することを特徴とする会計装置である。
上記会計装置によれば、入力された客数と、釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報とに基づいて、釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する。これにより、入力された人数分の釣銭として使用される貨幣種毎の必要枚数分だけ店内の運用資金として増えることになる。したがって、必要以上の資金が補充されない。このように、店内での運用資金が多くならないため、各会計装置100が収納する貨幣がだぶついてしまうことがなくなり、貨幣の枚数がニアフルとなることによって生じる貨幣の回収頻度も少なくなる。そのため、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決することが可能になる。さらに、客数の入力に基づいて釣銭釣札機に補充するための補充枚数を自由に変更することができるため、利便性を向上させることができる。
本発明の一態様は、客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置と、前記会計装置を監視する監視装置とを備えるPOSシステムであって、前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、を備え、客数を入力する入力手段を更に備え、前記補充枚数算出手段は、前記入力手段で入力された客数と、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づき、前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出することを特徴とするPOSシステムである。
上記POSシステムによれば、入力された客数と、釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報とに基づいて、釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する。これにより、入力された人数分の釣銭として使用される貨幣種毎の必要枚数分だけ店内の運用資金として増えることになる。したがって、必要以上の資金が補充されない。このように、店内での運用資金が多くならないため、各会計装置100が収納する貨幣がだぶついてしまうことがなくなり、貨幣の枚数がニアフルとなることによって生じる貨幣の回収頻度も少なくなる。そのため、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決することが可能になる。さらに、客数の入力に基づいて釣銭釣札機に補充するための補充枚数を自由に変更することができるため、利便性を向上させることができる。
本発明の一態様は、上記の監視装置、又は、上記の会計装置、又は、上記のPOSシステムのいずれかであって、収納する貨幣種が収納規程範囲外の釣銭釣札機への入金情報と、該釣銭釣札機へ前記貨幣種を出金する釣銭釣札機の出金情報を出力する出力手段を備えることを特徴とする
本発明により、入力された客数と、釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報とに基づいて、釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する。これにより、入力された人数分の釣銭として使用される貨幣種毎の必要枚数分だけ店内の運用資金として増えることになる。したがって、必要以上の資金が補充されない。このように、店内での運用資金が多くならないため、各会計装置100が収納する貨幣がだぶついてしまうことがなくなり、貨幣の枚数がニアフルとなることによって生じる貨幣の回収頻度も少なくなる。そのため、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決することが可能になる。さらに、客数の入力に基づいて釣銭釣札機に補充するための補充枚数を自由に変更することができるため、利便性を向上させることができる。
本発明のPOSシステム10のシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態における会計装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における監視装置200の構成を示すブロック図である。 実績データの具体例を示す図である。 ニアエンド時に補充金の取得先を選択するための選択画面の一例である。 補充基準値の入力(変更を含む)について説明する説明図である。 補充基準値変更後のニアエンド時に補充金の取得先を選択するための選択画面の一例である。 本発明における監視装置200の補充枚数算出処理の流れを示すフローチャートである。 本発明における会計装置100の補充枚数算出処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のPOSシステム10のシステム構成を示す図である。本発明のPOSシステム10は、N台(Nは1以上の整数)の会計装置100−1〜100−Nと、監視装置200と、ストアコントローラ300とを備える。各装置(会計装置100−1〜100−N、監視装置200、ストアコントローラ300)は、LAN(Local Area Network)を介して通信可能に接続されている。LANは有線であってもよいし、無線であってもよい。以下の説明では、会計装置100−1〜100−Nのそれぞれを特に区別しない場合には会計装置100と称する。
会計装置100は、客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払い出す会計処理(精算処理、決済処理とも称する)を実行する装置である。なお、会計装置100は、客が購入する商品の登録を行う登録処理と、客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払い出す会計処理とを実行するための装置であってもよい。
監視装置200は、LAN上に接続された会計装置100を監視する装置である。
ストアコントローラ300は、POSシステム10を制御するコンピュータ(例えば、サーバ)である。ストアコントローラ300は、例えば、商品マスタを記憶する。商品マスタは、各商品の商品識別情報(例えばJANコード)、商品名称、販売価格などの商品情報を格納(保持)するファイルである。ストアコントローラ300は、管理装置、上位装置とも称される。また、ストアコントローラ300は、過去の処理実績データ(過去の取引実績)(以下、「実績データ」という。)を会計装置100ごとに記憶している。実績データとは、会計装置100の処理実績を表すデータであり、例えば会計装置100が過去一定期間(例えば、1週間、1カ月など)の間に会計処理を行った人数に関するデータである。より具体的には、実績データは、店舗が営業している所定時間帯(例えば、10:00〜11:00までの1時間の間など)ごとに会計装置100が会計処理を行った人数の過去一定期間(例えば、1週間、1カ月など)における平均値である。
図2は、本発明の一実施形態における会計装置100の構成を示すブロック図である。
会計装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、スキャナ部104と、店員用表示部105と、客用表示部106と、操作部107と、通信部108と、ハードディスク109と、印刷部110と、釣銭釣札機111とを備える。上記の会計装置100の各機能部は、バス1を介して互いに接続されている。
CPU101は、中央演算処理装置であり、ROM102に記憶されているプログラムを読み出してRAM103に展開する。CPU101は、展開したプログラムの各ステップを実行することによって、会計装置100全体の動作を制御する。CPU101の具体的な処理については後述する。
ROM102は、読み出し専用のメモリであり、会計装置100を動作させるためのプログラムを予め記憶する。
RAM103は、種々の情報を記憶する読み出し書き込みメモリである。RAM103には、ROM102から読み出されたプログラムが展開される。また、RAM103は、プログラムが実行されることによって生成された各種データを記憶する。例えば、RAM103は、実績データ及び補充基準枚数の情報を記憶する。補充基準枚数は、1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数であり、例えば客1人につき、1円硬貨は4枚、5円硬貨は1枚、10円硬貨は4枚、50円硬貨は1枚、100円硬貨は4枚、500円硬貨は1枚、千円札は4枚、五円札は1枚である。
スキャナ部104は、コード情報(バーコード)を読み取る。スキャナ部104は、読み取ったコード情報のデータをCPU101へ供給する。例えば、スキャナ部104は、商品に貼付されたコード情報(例えば、JANコード)を読み取り、そのデータをCPU101へ供給する。また、スキャナ部104は、入出金伝票に印刷(記録)されたコード情報(例えば、Code128、ITFcode)を読み取り、そのデータをCPU101へ供給する。なお、スキャナ部104は、会計装置100の装置本体に有線で接続され、読み取ったデータを有線で装置本体に送信する構成としてもよいし、無線によって装置本体に接続され、読み取ったデータを装置本体に無線によって送信するような構成としてもよい。
店員用表示部105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。また、店員用表示部105は、モード切替、設定、登録等の操作の受付と表示とを行う。店員用表示部105の表示面には、抵抗膜方式、あるいは、静電容量方式等からなるタッチパネルが備えられており、タッチパネル上に表示された商品に関する情報(例えば、商品の画像や商品名)を従業員が押下することにより、押下された商品の登録が行われたり、登録された商品(以下、「登録商品」という。)の情報や合計金額等が表示される。
客用表示部106は、商品登録を行った商品情報や、客が買い上げる商品(以下、「買上商品」という。)の合計金額(客への請求金額)などを客に対して表示する。また、客用表示部106は、液晶ディスプレイ等を用いた発光型の表示デバイスであり、例えば、7セグメント表示やドット表示(フルドット表示)によって数字などをその表面に発光して表示する。
操作部107は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置を用いて構成される。操作部107は、会計装置100を動作させるための操作手段を備える。操作手段は、例えば、商品登録の完了を宣言する完了キー(例えば、小計キーなど)、訂正キー、プリセットキー、数字キーなどである。なお、これら操作部107の操作手段は、メカキー(ハードキー)などのボタンとして配置されていてもよいし、店員用表示部105の表示面上に設けられたタッチパネルに配置されてもよい。
通信部108は、CPU101の制御に従ってLANを介して外部装置と通信する。例えば、通信部108は、適宜、ストアコントローラ300から商品マスタを受信する。また、通信部108は、会計処理の完了後、ストアコントローラ300に取引情報を送信する。また、通信部108は、自装置(会計装置100)の釣銭釣札機111の貨幣収納枚数がゼロに近い枚数(以下、「ニアエンド」という。)である旨を報知する情報(以下、「ニアエンド情報」という。)又は自装置(会計装置100)の釣銭釣札機111の貨幣が収納許容限度枚数に近い枚数(以下、「ニアフル」という。)である旨を報知する情報(以下、「ニアフル情報」という。)を監視装置200に送信する。なお、通信部108は、ニアエンド情報又はニアフル情報に補充金の情報を含めて監視装置200に送信する。補充金とは、補充が必要な貨幣種又は回収が必要な貨幣種である。
また、通信部108は、所定のタイミングで自装置の釣銭釣札機111の貨幣種毎の残置枚数に関する情報(以下、「釣銭残置情報」という。)を監視装置200に送信する。所定のタイミングとは、例えば所定の時間(例えば10秒、1分など)が経過したタイミングであってもよいし、1取引が終了したタイミングであってもよいし、その他のタイミングであってもよい。
ハードディスク109は、例えば、ストアコントローラ300から取得した情報(例えば、商品マスタ)、CPU101によって処理された情報等を記憶する。
印刷部110は、CPU101の制御に従って印刷物を発行する。例えば、印刷部110は、会計処理の完了後、買上商品の明細情報等を印刷媒体に印刷してレシートとして発行する。また、印刷部110は、貨幣を補充する際に、所望の貨幣種、所望の枚数の貨幣を他の会計装置100の釣銭釣札機111に出金させ、自装置の釣銭釣札機111に入金させるためのコード情報等を印刷媒体に印刷して入出金伝票として発行する。
釣銭釣札機111は、会計装置100において、登録された商品の代金を現金にて決済するときに使用される。釣銭釣札機111は、貨幣(紙幣)を投入するための紙幣投入口(不図示)、貨幣(硬貨)を投入するための硬貨投入口(不図示)、貨幣(紙幣)を放出するための紙幣放出口(不図示)、貨幣(硬貨)を放出するための硬貨放出口(不図示)、投入又は放出される貨幣を計数する計数部(不図示)などを有する。なお、紙幣投入口及び硬貨投入口は、預り金投入口とも称される。紙幣放出口及び硬貨放出口は、釣銭放出口とも称される。なお、紙幣投入口と紙幣放出口は共通であってもよく、また、硬貨投入口と硬貨放出口は共通であってもよい。
釣銭釣札機111は、CPU101の制御に従って、釣銭投入口に投入された貨幣(例えば、会計時に預かった貨幣、補充時に補充された貨幣)を計数し、収納部(不図示)に収納する。また、釣銭釣札機111は、放出する貨幣(例えば、会計時に釣銭とする貨幣、又は、補充時に出金する貨幣)を計数し、釣銭放出口から放出する。
また、CPU101は、釣銭釣札機111における貨幣種毎の残置枚数(収納枚数)を管理する。例えば、CPU101は、釣銭釣札機111への貨幣投入時には、貨幣毎の投入枚数(入金枚数)に基づいて釣銭残置情報を更新(加算)し、貨幣放出時には、貨幣毎の放出枚数(出金枚数)に基づいて釣銭残置情報を更新(減算)する。また、CPU101は、釣銭釣札機111への貨幣の投入、放出に際し、貨幣毎の投入枚数などの情報を含む入金履歴情報と、貨幣毎の放出枚数などの情報を含む出金履歴情報とを記憶する。
なお、釣銭残置情報、入金履歴情報、出金履歴情報は、釣銭釣札機111の内部(例えば、釣銭釣札機111が備える記憶領域(不図示)に記憶してもよいし、会計装置100のハードディスク109に記憶してもよい。
以下、会計装置100のCPU101の動作の一例について説明する。
CPU101は、自装置の釣銭釣札機111の貨幣がニアエンド又はニアフルであるか否かを判断する。つまり、会計装置100は上述の如く釣銭釣札機111を内蔵等している場合と内蔵していない場合とが想定されるが、会計装置100に内蔵等されている釣銭釣札機111がニアエンド又はニアフルであるか否かを、当該会計装置100のCPU101が判断する。例えば、会計装置100が釣銭釣札機111を内蔵等していない場合は、CPU101は、貨幣種毎の釣銭残置情報を参照し、残置枚数が基準枚数(ニアエンドの判断用の基準枚数)未満であるときは、ニアエンドであると判断する。また、例えば、CPU101は、貨幣種毎の釣銭残置情報を参照し、残置枚数が基準枚数(ニアフルの判断用の基準枚数)以上であるときは、ニアフルであると判断する。なお、会計装置100のハードディスク109に貨幣種毎の釣銭残置情報等を記憶する場合は、一取引毎に釣銭釣札機111より、入金情報、出金情報、釣銭残置情報、入金履歴情報、出金履歴情報等を取得し記憶するようにしてもよい。
なお、ニアエンド又はニアフルの判断用の基準枚数は、貨幣種毎に設定しておいてもよい。また、ニアエンド又はニアフルの判断用の基準枚数は、会計装置100別に貨幣種毎に設定しておいてもよい。CPU101は、釣銭釣札機111の貨幣種のいずれかがニアエンドであるときは、ニアエンド情報を監視装置200に送信するように制御する。CPU101は、釣銭釣札機111の貨幣種のいずれかがニアフルであるときは、ニアフル情報を監視装置200に送信するように制御する。以下の説明では、ニアエンドの判断用の基準枚数からニアフルの判断用の基準枚数までの範囲を収納規定範囲と称する。また、以下の説明では、会計装置100がニアエンドとなる状態について説明する。
図3は、本発明の一実施形態における監視装置200の構成を示すブロック図である。
監視装置200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、表示部204と、操作部205と、通信部206と、印刷部207とを備える。上記の監視装置200の各機能部は、バス2を介して互いに接続されている。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出してRAM203に展開する。CPU201は、展開したプログラムの各ステップを実行することによって、監視装置200全体の動作を制御する。
CPU201(検出手段)は、会計装置100の釣銭釣札機111が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する。例えば、CPU201(検出手段)は、通信部206を介して会計装置100から送信されたニアエンド情報を受信することによってニアエンドになった会計装置100を特定する。そして、CPU201(検出手段)は、受信されたニアエンド情報に含まれる補充金の情報に基づいて、貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する。
CPU201(補充基準値算出手段)は、収納規定範囲内でない貨幣種が検出されると、RAM203に記憶される実績データに基づいて、検出された貨幣種の補充枚数を算出するための補充基準値(客数)を算出する。補充基準値は、例えばニアエンド又はニアフルとなった会計装置100が現時点以降(現時点も含む)に会計処理を行うことが予想される客の数(客捌き数、所謂客数)を表す。より具体的には、CPU201(補充基準値算出手段)は、ニアエンド又はニアフルとなった会計装置100の実績データを参照し、現時点の時刻以降(現時点の時刻を含む)の時間帯毎の平均人数の合計値を補充基準値として算出する。なお、現時点の時刻においては、CPU201(補充基準値算出手段)は、現時点の時間帯のうち現時点の時刻(例えば、現時点が10:30であれば、現時点の時間帯は10:00〜11:00である)までに会計処理を行った人数と、実績データに登録されている現時点の時間帯の平均人数との差分を算出する。
CPU201(補充枚数算出手段)は、算出した補充基準値(客数)と、RAM203に記憶されている補充基準枚数の情報のうち、検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づいて、会計装置100の釣銭釣札機111に補充するための貨幣種(以下、「補充金」という。)の補充枚数を算出する。
ROM202は、読み出し専用のメモリであり、監視装置200を動作させるためのプログラムを予め記憶する。
RAM203は、種々の情報を記憶する読み出し書き込みメモリである。RAM203には、ROM202から読み出されたプログラムが展開される。また、RAM203は、プログラムが実行されることによって生成された各種データを記憶する。例えば、RAM203は、実績データ及び補充基準枚数の情報を記憶する。
表示部204は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の画像表示装置である。また、表示部204は、モード切替、設定、登録等の操作の受付と表示とを行う。表示部204の表示面には、抵抗膜方式、あるいは、静電容量方式等からなるタッチパネルが備えられており、従業員から補充基準値の設定変更の入力や、補充枚数分の貨幣種を出金させる会計装置100(以下、「取引対象会計装置100」という。)の選択を受け付ける。
操作部205は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置を用いて構成される。操作部205は、会計装置100を動作させるための操作手段を備える。操作手段は、例えば、商品登録の完了を宣言する完了キー(例えば、小計キーなど)、訂正キー、プリセットキー、数字キーなどである。なお、これら操作部205は、の操作手段は、メカキー(ハードキー)などのボタンとして配置されていてもよいし、表示部204の表示面上に設けられたタッチパネルに配置されてもよい。
通信部206は、CPU201の制御に従ってLANを介して外部装置と通信する。例えば、通信部206は、会計装置100からニアエンド情報又はニアフル情報を受信する。通信部206は、会計装置100から釣銭残置情報を受信する。
印刷部207は、CPU201の制御に従って印刷物を発行する。例えば、印刷部207は、貨幣を補充する際に、所望の金種、所望の枚数の貨幣を会計装置100に出金させ、貨幣種の補充を要する会計装置100の釣銭釣札機111に入金させるためのコード情報等を印刷媒体に印刷して入出金伝票(入出金指示伝票)として発行する。
図4は、実績データの具体例を示す図である。
実績データは、会計装置100の過去の実績に関する情報を表すレコードを複数有する。レコードは、時間帯ごとに、平均人数の値を有する。時間帯は、所定の時間(例えば、1時間など)ごとのある時刻からある時刻までの期間を表す。平均人数は、各時間帯における会計処理を行った人数の過去一定期間分の平均的な人数を表す。
図4に示される例では、実績データには各時間帯における平均人数が存在する。図4において、実績データの最上段に登録されているレコードは、時間帯の値が“10:00〜11:00”、平均人数の値が“30人”である。すなわち、“10:00〜11:00”の時間帯に会計処理を行った過去一定期間分の人数の平均が“30人”であることが表されている。
また、図4において、実績データの2段目に登録されているレコードは、時間帯の値が“11:01〜12:00”、平均人数の値が“10人”である。すなわち、“11:01〜12:00”の時間帯に会計処理を行った過去一定期間分の人数の平均が“10人”であることが表されている。
各会計装置100及び監視装置200は、上述した実績データを会計装置100の台数分(例えば、会計装置100が12台であれば、実績データは12個分)、ストアコントローラ300から受信し、RAM103及びRAM203に記録する。実績データは、従業員の操作に応じて設定及び更新されてもよいし、ストアコントローラ300が自動的に更新してもよい。ストアコントローラ300が自動的に更新する場合には、次のような処理が行なわれる。以下、会計装置100が1台である場合の実績データの更新処理を例にして説明する。
ストアコントローラ300は、会計装置100から受信する取引情報を保持する。そして、一定期間(例えば、1週間など)経過後、ストアコントローラ300は、保持している取引情報に基づいて各時間帯における平均人数を算出する。その後、ストアコントローラ300は、算出した各時間帯における平均人数の値で、実績データの各時間帯における平均人数の値を上書きすることによって実績データの更新を行う。
以上で、会計装置100が1台である場合の実績データの更新処理についての説明を終了する。
また、1つの店舗に複数台の会計装置100が設置されている場合には、ストアコントローラ300は上述の更新処理を会計装置100毎に行う。具体的には、ストアコントローラ300は、各会計装置100から受信する取引情報を会計装置100毎に保持する。
そして、一定期間(例えば、1週間など)経過後、ストアコントローラ300は、保持している取引情報に基づいて各時間帯における平均人数を会計装置100の取引情報毎に算出する。その後、ストアコントローラ300は、会計装置100の取引情報毎に算出した各時間帯における平均人数の値で、実績データの各時間帯における平均人数の値を上書きすることによって実績データの更新を行う。
なお、実績データは、上述のデータ(各時間帯における平均人数)に限定される必要ない。例えば、実績データは、過去一定期間分の季節ごとの各時間帯における平均人数が登録されたデータであってもよいし、過去一定期間分の天気ごと(例えば、晴れの日、曇りの日、雨の日など)の各時間帯における平均人数が登録されたデータであってもよいし、過去一定期間分の各時間帯における平均人数を特定できるデータであればどのようなデータであってよい。また、過去の実績データ(過去の取引実績)に基づいて客数を決定する方法以外に、店員が実際に並んでいる客数を数え、または、今後客捌きするであろう人数を客数として入力する方式であっても良いし、または、客数をデータテーブル(例えば、番号1=5人、番号2=10人、番号3=15人、番号4=20人等)で記憶しておき、そのデータテーブルを選択可能に表示部に表示させ、店員によってデータテーブル(一覧表表示)の番号が選択されると、そのデータテーブルに設定された客数が入力される方式であってもよい。
次に、監視装置200の概要について説明する。
監視装置200の表示部204には、通常、POSシステム10が備える監視対象装置(例えば、会計装置100)毎に、警告メッセージを一覧表示する監視画面(不図示)が表示されている。警告メッセージの具体例として、例えばニアエンドであることを示すメッセージやニアフルであることを示すメッセージやメンテナンスが必要な状態になったことを示すメッセージである。
従業員は、監視装置200の画面にて、各会計装置100がニアエンドやニアフルとなっているか否かを監視する。従業員は、例えば、ある会計装置100がニアエンドになっているのを確認した場合、当該会計装置100におけるニアエンドを解消させるために、監視装置200の画面にて、取引対象会計装置100を選択する。
以下、具体例を挙げて詳細に説明する。
監視装置200のCPU201は、会計装置100(例えば、レジNo.1)からニアエンド情報を受信すると、監視画面のレジNo.1に対応する会計装置100の領域にニアフルであることを示す情報(例えば、画面上に「ニアフル」とテロップやポップアップ表示)を表示させる。従業員が、監視画面にて、レジNo.1に対応する会計装置100の領域を押下すると、監視装置200のCPU201は表示部204の表示画面を監視画面から選択画面に切り替える。選択画面とは、補充金の取得先を選択させるための画面である。
図5は、ニアエンド時に補充金の取得先を選択するための選択画面の一例である。
図5に示される選択画面には、レジNo.1に対応する会計装置100から受信したニアエンド情報に含まれるレジNo.1に対応する会計装置100の釣銭釣札機111の貨幣の貨幣種ごとの残置枚数の情報や、補充金の取得先の候補として事務所に対応するボタン(図5の場合、「事務所から補充する」ボタンに対応)、補充金の取得先の候補(補充金を出金可能な会計装置100)として会計装置100(レジNo.2)に対応するボタン、会計装置100(レジNo.4)に対応するボタンなどが表示されている。なお、会計装置100の釣銭釣札機111の貨幣種のうち、ニアエンドになっている貨幣種は他の貨幣種の表示と異なる態様で表示される。例えば、ニアエンドになっている貨幣種を点滅させて表示させてもよいし、点灯させて表示させてもよい。図5に示される例では、ニアエンドになっている貨幣種(5円硬貨及び100円硬貨)は、当該貨幣種の情報が表示されている領域内が点々で表示されている。従業員は、画面上のいずれかのボタンを押下して取得先を選択する。以下、補充金を出金可能な会計装置100に該当するか否かを判断する判断手法について説明する。
(出金可能な会計装置100に該当するか否かの判断手法)
監視装置200のCPU201は、補充対象の貨幣種(ニアエンドである貨幣種)について、移動可能な貨幣種毎の余剰金の設定枚数(以下、「余剰金設定枚数」という。)と、補充基準値(客数)と、補充基準枚数と、各会計装置100の残置枚数とに基づいて、各会計装置100が、出金可能な会計装置100に該当するか否かを判断する。移動可能な貨幣種毎の余剰金の設定枚数は、他の会計装置100に移動させても自装置の会計処理に影響を与えるおそれが少ないように設定された枚数であり、貨幣種ごとに余剰金の設定枚数が異なってもよいし、同じであってもよい。補充基準値は、ニアエンドとなった会計装置100の実績データに基づいて算出される値である。以下、算出された補充基準値が15人であったとして説明する。補充基準枚数は、上述のように客1人につき、1円硬貨は4枚、5円硬貨は1枚、10円硬貨は4枚、50円硬貨は1枚、100円硬貨は4枚、500円硬貨は1枚、千円札は4枚、五円札は1枚である。
例えば、補充対象の貨幣種が1円硬貨のみである場合、監視装置200のCPU201は、1円硬貨の残置枚数が、1円硬貨の余剰金設定枚数+(補充基準値×4枚)以上である会計装置100を出金可能な会計装置100と判断する。また、補充対象の貨幣種が10円硬貨のみである場合、監視装置200のCPU201は、10円硬貨の残置枚数が、10円硬貨の余剰金設定枚数+(補充基準値×4枚)以上である会計装置100を出金可能な会計装置100と判断する。補充対象の貨幣種が100円硬貨のみである場合や、補充対象の貨幣種が千円札のみである場合も、1円硬貨のみである場合と10円硬貨のみである場合と同様に判断される。
また、補充対象の貨幣種が5円硬貨のみである場合、監視装置200のCPU201は、5円硬貨の残置枚数が、5円硬貨の余剰金設定枚数+(補充基準値×1枚)以上である会計装置100を出金可能な会計装置100と判断する。また、補充対象の貨幣種が50円硬貨のみである場合、監視装置200のCPU201は、50円硬貨の残置枚数が、50円硬貨の余剰金設定枚数+(補充基準値×1枚)以上である会計装置100を出金可能な会計装置100と判断する。補充対象の貨幣種が500円硬貨のみである場合や、補充対象の貨幣種が5千円札のみである場合も、5円硬貨のみである場合と50円硬貨のみである場合と同様に判断される。
また、補充対象の貨幣種が2種類以上ある場合には、補充対象の全部の貨幣種について、上述の枚数以上保持する会計装置100を出金可能な会計装置100と判断してもよい。例えば、補充対象の貨幣種が5円硬貨と100円硬貨である場合、監視装置200のCPU201は、5円硬貨の残置枚数が5円硬貨の余剰金設定枚数+(補充基準値×1枚)以上であって、かつ、100円硬貨の残置枚数が100円硬貨の余剰金設定枚数+(補充基準値×4枚)以上である、会計装置100を出金可能な会計装置100と判断してもよい。
図5の例の場合、レジNo.1に対応する会計装置100のニアエンドの貨幣種は、図5円硬貨と100円硬貨である。ここで、5円硬貨の余剰金設定枚数は120枚、100円硬貨の余剰金設定枚数は120枚と設定されているとする。すると、監視画面(不図示)においてレジNo.1に対応する会計装置100のニアエンドが指定された場合、監視装置200のCPU201は、5円硬貨を135枚(=120+(15×1))以上保持し、かつ、100円硬貨を180枚(=120+(15×4))以上保持している会計装置100を出金可能な会計装置100と判断する。図5に示される例では、出金可能な会計装置100として、レジNo.2に対応する会計装置100とレジNo.4に対応する会計装置100に対応するボタンが表示されている。
また、選択画面には、貨幣種の補充設定として、ニアエンドになった会計装置100(図5の場合、レジNo.1に対応する会計装置100)が現時点以降に会計処理を行うことが予想される客の数(補充基準値)が表示される。図5の場合、補充設定の人数として、客の数15人が設定されている。この補充設定の値は、上述したように、CPU201がニアエンドになった会計装置100の実績データに基づいて算出される値である。
図5に示した選択画面において、従業員は、レジNo.1に対応する会計装置100への補充金の取得先として、レジNo.2に対応する会計装置100を選択するときにはボタン「No.2」をタッチし、レジNo.4に対応する会計装置100を選択するときにはボタン「No.4」をタッチする。また、従業員は、レジNo.1に対応する会計装置100への補充金の取得先として、事務所を選択するときには、ボタン「事務所金から補充する」をタッチする。
なお、図5に示したように、出金可能な会計装置100が複数存在する場合には(会計装置100に対応するボタンを複数配置する場合には)、監視装置200のCPU201は、レジ番号の昇順にボタンを表示させてもよいし、補充対象の貨幣種の貨幣の残置枚数の降順(多い順)にボタンを表示させてもよい。即ち、残置枚数に応じた優先順位に従って会計装置100に対応するボタンを表示してもよい。なお、補充対象の貨幣種が複数ある場合には、何れかの貨幣種(例えば、補充対象の貨幣種のうち額面の最も高い貨幣種、補充枚数が最も多い貨幣種)について、残置枚数の降順(多い順)にボタンを表示させてもよい。また、補充対象の貨幣種が複数ある場合には、補充対象の貨幣種の残置枚数を合算した値の降順(多い順)にボタンを表示させてもよい。また、取引対象会計装置100のうち、ニアエンドになった会計装置100に近い場所に位置する会計装置100の順にボタンを表示させてもよい。
図6は、補充基準値の入力(変更を含む)について説明する説明図である。例えば、監視装置200のCPU201(入力手段)は、図5の選択画面からボタン「設定変更」が押下された場合に、図6に示すように、補充基準値を入力するための画面(以下、「設定変更画面」という。)を監視画面上に表示し、従業員から補充基準値の入力を受け付ける。なお、図6に示すように、設定変更画面を監視画面上に表示させないで、監視画面から設定変更画面に切り替えるように構成されてもよい。図6の例は、補充基準値(初期値「15人」)を10人に設定する場合の操作を表している。つまり、ボタン「設定変更」の押下、数字ボタン「1」の押下、数字ボタン「0」の押下、ボタン「決定」の押下によって、補充基準値が10人に設定される。
図6に示すように、補充基準値が10人に設定された場合、監視装置200のCPU201は、図7に示すような選択画面を表示部204に表示する。つまり、補充基準値が15人から10人に減少したため、監視装置200のCPU201は、5円硬貨を130枚(=120+(10×1))以上保持し、かつ、100円硬貨を160枚(=120+(10×4))以上保持している会計装置100を出金可能な会計装置100と判断する。図7に示される例では、出金可能な会計装置100として、レジNo.2に対応する会計装置100とレジNo.4に対応する会計装置100に加え、レジNo.13に対応する会計装置100に対応するボタンが表示されている。
図6において、ボタン「枚数入力」やボタン「客数入力」は、補充設定の入力モードを切り替えるためのボタンである。ボタン「枚数入力」は、補充基準値を入力(設定/変更)するための入力モード(客数入力モード)から、補充設定枚数を入力(設定/変更)するための入力モード(枚数入力モード)に切り替えるためのボタンである。ボタン「客数入力」は、枚数入力モードから客数入力モードに切り替えるためのボタンである。客数入力モードでは、上述の如く、補充基準値を1人単位で入力できる。また、枚数入力モードでは、補充設定枚数を1枚単位で入力できる。なお、客数入力モード及び枚数入力モードのうち、客数入力モードを初期モードとしてもよい。
客数入力モードの場合、補充基準値を1人単位で入力できるものの、1円硬貨等の補充枚数は補充基準値×4枚であるため、現時点以降に会計を行うことが予想される客数に応じた枚数として、4の倍数以外の枚数(例えば、5枚、33枚等)を設定し得ない。一方、枚数入力モードの場合は、現時点以降に会計を行うことが予想される客数に応じた枚数として補充枚数を1枚単位で設定することができる。
また、枚数入力モードでは、現時点以降に会計を行うことが予想される客数に応じた枚数を頭の中で計算したりする必要があるが、客数入力モードでは、補充基準値を入力しさえすればよいので計算がいらず簡単である。また、枚数入力モードでは、貨幣種毎に、補充枚数を設定/変更することができる。
なお、枚数入力モードにおいて、補充枚数の設定/変更の対象となる貨幣種は、選択画面(図5)にて指定するようにしてもよいし、設定変更画面(図6)にて指定するようにしてもよい。選択画面にて設定/変更する貨幣種を指定する方法としては、例えば、当該選択画面上の入金レジの現保持枚数を表示している部分(図5の場合、入金レジNo.1の貨幣種ごとの枚数が表示されている部分)において該当する貨幣種の欄をタッチすることによって当該貨幣種を指定できるようにしてもよい。設定変更画面にて設定/変更する貨幣種を指定する方法としては、例えば、当該設定変更画面上に貨幣種指定欄などを設けることによって当該貨幣種を指定できるようにしてもよい。
図8は、本発明における監視装置200の補充枚数算出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS10:CPU201は、通信部206を介してニアエンド情報が受信されたか否かを判定する。ニアエンド情報が受信された場合、ステップS12の処理に進む。一方、ニアエンド情報が受信されていない場合、監視装置200の処理が終了する。
ステップS12:CPU201は、RAM203に記憶されているニアエンドになった会計装置100の実績データに基づいて補充基準値を算出する。その後、ステップS14の処理に進む。
ステップS14:CPU201は、算出した補充基準値と、RAM203に記憶されている補充基準枚数の情報のうち、検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づいて補充金の補充枚数を算出する。その後、ステップS16の処理に進む。
ステップS16:その後、CPU201は、補充金の補充枚数分の余剰金を有している会計装置100を選択する。そして、CPU201は、選択した会計装置100の情報を含む確認画面を表示部204に表示させる。その後、ステップS18の処理に進む。
ステップS18:CPU201は、従業員から操作部205を介して設定変更の指示が入力されたか否かを判定する。設定変更の指示が入力された場合、ステップS20の処理に進む。一方、設定変更の指示が入力されていない場合、ステップS24の処理に進む。
ステップS20:CPU201は、変更画面を確認画面上に重畳して表示し、従業員から変更する人数の入力を受け付ける。その後、ステップS22の処理に進む。
ステップS22:CPU201は、入力された客数と、補充基準枚数とに基づいて補充金の補充枚数を算出する。その後、ステップS16の処理に戻る。
ステップS24:CPU201は、従業員に選択された補充金の取引先である会計装置100の情報及び補充を要する会計装置100の情報を含む入出金伝票を印刷部207に印字、発行させる。印刷部207は、CPU201の制御に従って入出金伝票を印字、発行する。その後、監視装置200の処理が終了する。
以上のように構成されたPOSシステム10によれば、ニアエンドになった会計装置100において現時点以降で使用されることが予想される貨幣の貨幣種を過去の実績に基づいて算出する。そのため、釣銭釣札機における各貨幣種を常に上限枚数まで補充することがない。したがって、各貨幣種を常に上限枚数まで補充することにより足りない分を事務所などから持ち出して、店内での運用資金が多くなることも無くすことができる。さらに、店内での運用資金が多くならないため、各会計装置100が収納する貨幣がだぶついてしまうことがなくなり、貨幣の枚数がニアフルとなることによって生じる貨幣の回収頻度も少なくなる。そのため、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決することが可能になる。
また、上述したように枚数入力モードにて補充枚数を入力することにより客数入力モードで補充基準値を入力するよりも売場内のお金(貨幣の量)を圧縮することができるようになる。例えば、客数入力モードでは、客1人につき補充基準枚数として1がつく貨幣種は4枚、5がつく貨幣種は1枚が設定されている。そのため、客が増えるたびに1がつく貨幣種の枚数が増大してしまう。しかし、枚数入力モードでは、1枚単位での設定が可能であるため、客数入力モードと比べて客が増えるたびに増大してしまうことが無い。そのため、売場内のお金および店全体のお金などを圧縮することが可能になる。
<変形例>
本実施形態では、入出金伝票を印字、発行する構成を示したが、補充金の取引先である会計装置100から補充金を出金させるための出金伝票と、補充を要する会計装置100に補充金を入金するための入金伝票とをそれぞれ別媒体として発行するように構成されてもよい。
本実施形態では、会計装置100に釣銭釣札機111が内蔵されている構成を示したが、釣銭釣札機111は会計装置100の外部に接続されていてもよい。
監視装置200は、ニアエンド又はニアフルとなった会計装置100からニアエンド情報又はニアフル情報を受信するのではなく、ストアコントローラ300からニアエンド情報又はニアフル情報を受信するように構成されてもよい。
本実施形態では、監視装置200においてニアエンド又はニアフルとなった会計装置100の情報が表示され、監視装置200において入出金伝票が発行される構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、ニアエンド又はニアフルとなった会計装置100においてニアエンドの情報又はニアフルの情報が表示され、当該会計装置100において入出金伝票が発行されるように構成されてもよい。
このように構成される場合、会計装置100は、以下のような構成を備える。
CPU101(検出手段)は、自装置の釣銭釣札機111が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する。釣銭釣札機111が収納する貨幣種のうち、貨幣種の収納枚数が収納規定範囲内でない貨幣種をCPU101が検出すると、CPU101は店員用表示部105の画面上(例えば、画面の上方)に警告情報を表示させる。
CPU101(補充基準値算出手段)は、収納規定範囲内でない貨幣種が検出され、従業員によって警告情報が押下されると、RAM103に記憶される実績データに基づいて、検出された貨幣種の補充枚数を算出するための補充基準値を算出する。
CPU101(補充枚数算出手段)は、算出した補充基準値(客数)と、RAM103に記憶されている補充基準枚数の情報のうち、検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づいて補充金の補充枚数を算出する。
以下、図9を用いて会計装置100による補充枚数算出処理について説明する。図9は、本発明における会計装置100の補充枚数算出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS30:CPU101は、自装置の釣銭釣札機111が収納する貨幣において何れかの貨幣種のニアエンドを検出すると、店員用表示部105の画面上に警告情報のボタンを表示させる。その後、ステップS32の処理に進む。
ステップS32:従業員によって警告情報のボタンが押下されると、CPU101はRAM203に記憶されているニアエンドになった会計装置100の実績データに基づいて補充基準値を算出する。具体的には、自装置の釣銭釣札機111が収納する貨幣において何れかの貨幣種のニアエンドを検出した場合、CPU101はRAM103に記憶されている自装置の実績データに基づいて補充基準値(客数)を算出する。また、他の会計装置100からニアエンド情報が受信された場合、CPU101はRAM103に記憶されているニアエンドを検出した会計装置100の実績データに基づいて補充基準値を算出する。その後、ステップS34の処理に進む。
ステップS34:CPU101は、算出した補充基準値と、RAM203に記憶されている補充基準枚数の情報のうち、検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づいて補充金の補充枚数を算出する。その後、ステップS36の処理に進む。
ステップS36:その後、CPU101は、補充金の補充枚数分の余剰金を有している会計装置100を選択する。そして、CPU101は、選択した会計装置100の情報を含む確認画面を店員用表示部105に表示させる。その後、ステップS38の処理に進む。
ステップS38:CPU101は、従業員から操作部107を介して設定変更の指示が入力されたか否かを判定する。設定変更の指示が入力された場合、ステップS40の処理に進む。一方、設定変更の指示が入力されていない場合、ステップS44の処理に進む。
ステップS40:CPU101(入力手段)は、変更画面を確認画面上に重畳して表示し、従業員から変更する人数の入力を受け付ける。その後、ステップS42の処理に進む。
ステップS42:CPU101は、入力された客数と、補充基準枚数とに基づいて補充金の補充枚数を算出する。その後、ステップS36の処理に戻る。
ステップS44:CPU101は、従業員に選択された取引対象会計装置100の情報及び自装置の情報(例えば、レジNo.や補充が必要な貨幣種の情報など)を含む入出金伝票を印刷部110に印字、発行させる。印刷部110は、CPU101の制御に従って入出金伝票を印字、発行する。その後、会計装置100の処理が終了する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本実施形態で示した監視装置、会計装置及びPOSシステムに関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
本発明の一態様は、客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置とネットワークを介して接続される監視装置であって、前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする監視装置である。
上記監視装置によれば、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決することが可能になる。
(付記2)
本発明の一態様は、客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置であって、前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする会計装置である。
上記会計装置によれば、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決することが可能になる。
(付記3)
本発明の一態様は、客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置と、前記会計装置を監視する監視装置とを備えるPOSシステムであって、前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とするPOSシステムである。
上記POSシステムによれば、釣銭釣札機に収納される貨幣により生じる問題を解決することが可能になる。
なお、本発明の会計装置100及び監視装置200の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、会計装置100及び監視装置200の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100(100−1〜100−N)…会計装置, 200…監視装置, 300…ストアコントローラ, 101…CPU, 102…ROM, 103…RAM(基準枚数記憶手段), 104…スキャナ部, 105…店員用表示部, 106…客用表示部, 107…操作部, 108…通信部, 109…ハードディスク, 110…印刷部, 111…釣銭釣札機, 201…CPU, 202…ROM, 203…RAM(基準枚数記憶手段), 204…表示部, 205…操作部, 206…通信部, 207…印刷部

Claims (4)

  1. 客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置とネットワークを介して接続される監視装置であって、
    前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、
    前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、
    前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、
    を備え、
    客数を入力する入力手段を更に備え、
    前記補充枚数算出手段は、前記入力手段で入力された客数と、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づき、前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出することを特徴とする監視装置。
  2. 客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置であって、
    前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、
    前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、
    前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、
    を備え、
    客数を入力する入力手段を更に備え、
    前記補充枚数算出手段は、前記入力手段で入力された客数と、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づき、前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出することを特徴とする会計装置。
  3. 客が購入する商品の代金を決済し、釣銭を払出す釣銭釣札機を備えた会計装置と、前記会計装置を監視する監視装置とを備えるPOSシステムであって、
    前記釣銭釣札機より払出される1客分の釣銭として使用されるであろう貨幣種毎の必要枚数である補充基準枚数の情報を記憶する基準枚数記憶手段と、
    前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲内であるか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記釣銭釣札機が収納する貨幣種毎の収納枚数が収納規定範囲外の釣銭釣札機が検索されると、前記基準枚数記憶手段が記憶する補充基準枚数の情報のうち、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報に基づいて前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出する補充枚数算出手段と、
    前記補充枚数算出手段が算出した前記補充枚数を補充可能な釣銭釣札機を抽出する抽出手段と、
    を備え、
    客数を入力する入力手段を更に備え、
    前記補充枚数算出手段は、前記入力手段で入力された客数と、前記検出された貨幣種の補充基準枚数の情報とに基づき、前記釣銭釣札機に補充するための補充枚数を算出することを特徴とするPOSシステム。
  4. 請求項1に記載の監視装置、又は、請求項2に記載の会計装置、又は、請求項3に記載のPOSシステムのいずれかは、収納する貨幣種が収納規程範囲外の釣銭釣札機への入金情報と、該釣銭釣札機へ前記貨幣種を出金する釣銭釣札機の出金情報を出力する出力手段を備えることを特徴とする。
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