JP6303397B2 - 精算システム及びプログラム - Google Patents
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例えば、商品に付されたデータコードを含む商品画像を撮像する第1の撮像部と、顧客から預かった券の券面画像を撮像する第2の撮像部とを備え、第1の撮像部と第2の撮像部のそれぞれにより撮像された画像データを切り替えるようにされたチェックアウトシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、撮像画像の解像度の低さなどの影響により撮像画像に撮像されている金種の識別が困難な場合がある。このような場合、従業員は、顧客が宣言している金額が正しいか否か判断することができないという問題があった。
上述した精算システムにより、貨幣の金種を示すイメージ画像が画面上に表示されるため、従業員及び顧客の双方が精算処理に使用された貨幣の金種を容易に把握することができるとともに、釣銭釣札機に投入された貨幣の金種に対応するイメージ画像と、顧客が釣銭釣札機に投入したと宣言した貨幣の金種に対応するイメージ画像とが一つの画面上に表示されるため、顧客が宣言している金額が正しいか否か判断するための判断材料を提供することができる。
上述した精算システムにより、釣銭釣札機が認識した貨幣の金種及び金種ごとの枚数情報と、顧客が投入したと宣言した貨幣の金種及び金種ごとの枚数情報とで一致しない貨幣の金種のみが画面上に表示される。そのため、双方(店舗と顧客)で認識にずれがあることを一見して把握することができる。
また、本発明の一態様は、上記の精算システムであって、精算中の顧客を撮像する撮像部をさらに備え、前記表示制御手段は、前記撮像部により撮像された画像を前記イメージ画像とともに表示することを特徴とする。
上述した精算システムにより、撮像された画像とイメージ画像とを一緒に表示させるため、撮像された画像及びイメージ画像の双方を見比べることができる。そのため、従業員と顧客との双方が実際に支払われた貨幣を確認しやすくなり、トラブルの解消に役立てることができる。
また、本発明の一態様は、表示部を備える精算システムにおいて備えられるコンピュータを、貨幣の金種を示すイメージ画像を前記表示部に表示する表示制御手段、釣銭釣札機に投入された貨幣の金種を識別する識別手段、顧客が宣言した貨幣の金種ごとの枚数情報を入力するための入力手段、として機能させ、前記表示制御手段において、前記識別手段によって識別された貨幣の金種を示すイメージ画像を表示させ、前記入力手段により入力された前記貨幣の金種ごとの枚数情報に応じたイメージ画像を、前記識別手段によって識別された貨幣の金種を示すイメージ画像が表示されている領域とは異なる領域に表示させるためのプログラムである。
図1は、本実施形態における精算システム10のシステム構成を示す図である。本発明の精算システム10は、買上商品を登録する登録処理を実行するN台(Nは1以上の整数)の登録装置100と、登録装置100における登録処理によって登録された商品について精算する精算処理を実行するM台(Mは1以上の整数)の会計装置200とを含む精算システムである。また、登録装置100及び会計装置200は、LAN(Local Area Network)により接続されており、互いに通信可能である。
例えば、登録装置100は、各会計装置200から受信したステータス情報を、登録装置100が有するタッチパネルなどの表示画面上に表示する。この表示は、取引情報を送信する際に限らず、登録処理中や空き時間において、常時あるいは随時、更新しながら行うようにしてもよい。さらに、登録装置100は、取引情報を送信した際には、どの会計装置200へ取引情報を送信したかを従業員又は顧客に分かるように表示する。例えば、従業員に対し表示した場合には、従業員が客に対して口頭で伝えることなどができる。この場合の表示方法は任意である。例えば、登録装置100において従業員に向けて設置されているタッチパネルなどに、各会計装置200のステータス情報を表示するとともに、取引情報を送信した会計装置200に対応するステータス情報を強調表示することで行うようにすることができる。また、登録装置100が有する顧客側に向けられた表示部に、送信先の会計装置200を示す案内を表示するようにしてもよい。
登録装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、スキャナ部104と、店員用表示部105と、客用表示部106と、操作部107と、通信部108と、ハードディスク109と、印刷部110と、ブザー111とを備える。上記の登録装置100の各機能部は、バス1を介して互いに接続されている。なお、スキャナ部104は、登録装置100に着脱可能な別体(外付け)であってもよい。
RAM103は、種々の情報を記憶する読み出し書き込みメモリである。RAM103には、ROM102から読み出されたプログラムが展開される。また、RAM103は、プログラムが実行されることによって生成された各種データを記憶する。
店員用表示部105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。また、店員用表示部105は、モード切替、設定、登録等の操作の受付と表示とを行う。店員用表示部105の表示面には、透明な接点スイッチであるタッチキー(ソフトキー)が設けられているタッチパネルが備えられており、商品登録が行われた商品情報や買上商品の合計金額などが表示される。
印刷部110は、CPU101の制御に従って印刷物を発行する。例えば、印刷部110は、取引情報をバーコード化(例えば、1次元のバーコード、2次元バーコード等)して印刷したシート(お会計券)を発行する。
ブザー111は、CPU101の制御に従ってブザー音を発生させる。
会計装置200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、スキャナ部204と、表示部205と、操作部206と、通信部207と、ブザー208と、印刷部209と、釣銭釣札機210と、撮像部211と、サインポール部212と、ハードディスク213とを備える。上記の会計装置200の各機能部は、バス2を介して互いに接続されている。なお、スキャナ部204及び撮像部211は、会計装置200に着脱可能な別体(外付け)であってもよい。
CPU201(表示制御手段)は、貨幣の金種を示すイメージ画像を表示部205に表示させる。より具体的には、CPU201(表示制御手段)は、釣銭釣札機210が識別した貨幣の金種を示すイメージ画像を所定のタイミングで表示部205に表示させる。貨幣の金種を示すイメージ画像とは、釣銭釣札機210によって識別された貨幣の金種を特定できるような加工が施されたサンプル画像である。例えば、イメージ画像は、実際の貨幣(例えば、1000円札)の画像が拡大又は縮小され、「サンプル」又は「見本」などの文字列(文字情報)が印字された貨幣の画像である。各金種のイメージ画像は、予めハードディスク213に記憶されている。なお、本実施形態で「貨幣」とは、1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉、1000円札、5000円札、10000円札のことをいう。
RAM203は、種々の情報を記憶する読み出し書き込みメモリである。RAM203には、ROM202から読み出されたプログラムが展開される。また、RAM203は、プログラムが実行されることによって生成された各種データを記憶する。例えば、RAM203は会計情報を記憶する。会計情報は、取引ごとの会計に関する情報を表す。なお、会計情報の具体的な説明については後述(図4)する。また、RAM203は、取引ごとに、精算処理で顧客が釣銭釣札機210に投入した貨幣(以下、「支払金額」という。)の金種ごとの枚数情報(以下、「支払情報」という。)を当該取引の会計情報に対応付けて記憶する。例えば、RAM203は、取引完了後に発行されるレシートの番号に当該取引の支払情報を対応付けて記憶してもよい。
表示部205は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の画像表示装置である。また、表示部205は、モード切替、設定、登録、精算等の操作の受付と表示とを行う。表示部205の表示面には、透明な接点スイッチであるタッチキー(ソフトキー)が設けられているタッチパネルが備えられており、買上商品の買上金額などが表示される。また、表示部205(表示手段)は、従業員の操作に応じて映像確認画面を画面上に表示する。そして、表示部205(表示手段)は、CPU201(表示制御手段)の制御に従って映像確認画面にイメージ画像を表示する。
印刷部209は、CPU201の制御に従って印刷物を発行する。例えば、印刷部209は、精算処理の完了後、買上商品の明細情報等を印刷媒体に印刷してレシートとして発行する。また、印刷部209は、従業員の操作に応じて領収書(領収証)を発行する。
また、釣銭釣札機210(識別手段)は、預り金投入口に投入された貨幣の金種を識別する。そして、釣銭釣札機210(識別手段)は、識別した金種及び金種ごとの枚数情報をCPU201に出力する。
撮像部211は、会計装置200で精算処理を行う顧客の身体の一部(例えば、手など)及び釣銭釣札機210の預り金投入口を撮像できる位置に設置される。例えば、撮像部211は、表示部205に内蔵されて預り金投入口を撮像できる角度で設置されてもよいし、預り金投入口を撮像できる角度で表示部205の上方に設置されてもよいし、預り金投入口を撮像できる角度で後述するサインポール部212に設置されてもよい。つまり、撮像部211は、少なくとも貨幣の授受(投入)の様子を撮像できる位置に設置され、当該貨幣の授受(投入)の様子を撮像する。さらに、撮像部211は、顧客の貨幣の授受(投入)の様子及び顧客の全身又は服装など、顧客の貨幣の授受(投入)の様子と顧客を特定できるような情報とを撮像(取得)できる位置に設置され、当該顧客の貨幣の授受(投入)の様子及び顧客の全身又は服装を撮像することが好ましい。このように構成されることにより、撮像データには顧客の全身又は服装及び貨幣の授受の様子が撮像されるため、他の顧客の画像を使用しているなどのクレームが生じた場合であっても対応することが可能になる。すなわち、撮像データには、顧客の身体の一部及び釣銭釣札機210の預り金投入口に投入される貨幣が含まれる。
ハードディスク213は、磁気記録装置などの記録装置である。ハードディスク213は、例えば、ストアコントローラ(不図示)から取得した情報(例えば、商品マスタ)、CPU201によって処理された情報等を記憶する。なお、ハードディスク213は、ROM202に代わって、CPU201が実行するプログラム等を記憶してもよい。また、ハードディスク213は、イメージ画像を記憶する。
図4によれば、会計装置200のRAM203は、例えば、レシート番号“001001”の会計情報(図4の(A))と、レシート番号“001002”の会計情報(図4の(B))と、レシート番号“001003”の会計情報(図4の(C))とを記憶している。会計情報は、例えばレシート番号、商品コード、数量、合計金額、会計日時の情報などを含む。また、精算処理の完了後(レシートが発行された後)、CPU201は顧客が精算実行キーを押下してからレシート発行までの間に撮像部211から出力された画像データ(静止画)をまとめて保存する場所を示す情報(撮像データ記憶アドレス)を会計情報に対応付けて(付与して)RAM203に記憶させる。
なお、会計情報は、会計装置200のハードディスク213に記憶されてもよいし、精算処理が完了する度に、通信部207が取引情報としてストアコントローラに送信してもよい。
図5に示される映像確認画面は、従業員が従業員カードのバーコードをスキャナ部204に読み取らせて、画面切り替えボタンが押下された後に表示部205の画面上に表示される。映像確認画面には、映像表示領域20、検索キー(検索ボタン)30、識別金種表示領域40、入力キー50(入力手段)及び入力金種表示領域60などが表示されている。
映像表示領域20は、撮像部211によって撮像された画像データが表示される領域である。
検索キー30は、従業員が検索条件を入力するための検索画面(不図示、以下同様)を表示させる際に使用されるキーである。検索画面は、例えば映像確認画面上に重畳されて表示されてもよい。検索画面は、例えばレシート番号や従業員No.などを入力させる領域を有する画面であり、従業員による入力を受け付ける。
入力金種表示領域60は、従業員が入力キー50を操作することによって入力した、支払金額の金種ごとの枚数分のイメージ画像が表示される領域である。
ステップS10:CPU201は、会計装置200の表示画面を精算画面から映像確認画面に切り替えて表示部205に表示させる。その後、ステップS12の処理に進む。
ステップS12:CPU201は、検索キー(検索ボタン)が押下されたか否かを判定する。検索キー(検索ボタン)が押下された場合、ステップS14の処理に進む。一方、検索キー(検索ボタン)が押下されなかった場合、ステップS12の処理を繰り返し実行する。なお、映像確認画面に切り替わった後、所定の時間(例えば、10秒、1分など)検索キーが押下されなかった場合、CPU201は会計装置200の表示画面を映像確認画面から精算画面に切り替えてもよい。
ステップS16:従業員によって検索条件が入力されると、CPU201は検索条件に対応する画像データ、金種及び金種ごとの枚数情報をRAM203から取得する。具体的には、CPU201は、入力された検索条件に基づいてRAM203に記憶されている会計情報を参照し、当該検索条件に対応する会計情報の撮像データ記憶アドレスに保存されている画像データを取得する。次に、CPU201は、検索条件に対応する取引の精算処理で顧客の支払金額の金種及び金種ごとの枚数情報をRAM203から取得する。その後、ステップS18の処理に進む。
ステップS20:CPU201は、顧客の支払情報の入力を受け付ける。その後、ステップS22の処理に進む。
ステップS22:顧客の支払情報が入力されると、CPU201は入力された支払情報に基づいて支払金額の金種及び金種ごとの枚数情報に対応するイメージ画像をハードディスク213から読み出し、読み出した金種ごとの枚数分のイメージ画像を入力金種表示領域60に表示する。
撮像部211は、預り金投入口に貨幣が投入されたタイミングで撮影を実行してもよい。このように構成される場合、釣銭釣札機210は預り金投入口に貨幣が投入されたことを内部のセンサで検知し、検視したことをCPU201に通知する。CPU201は、釣銭釣札機210から通知を受けると、撮像部211を制御することによって撮影を実行させる。このように構成されることによって、撮像部211は、必ず顧客が支払った貨幣の映像が撮像された画像データを生成することができる。また、撮像部211は、顧客が精算実行キーを押下してからレシート発行までの間を動画で撮影するように構成されてもよい。また、本実施形態では、会計装置200が1台の撮像部(カメラ)211を備える構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、会計装置200が複数台の撮像部(カメラ)211を備えるように構成されてもよい。また、会計装置200に複数台の撮像部(カメラ)211が備えられる場合、全ての撮像部(カメラ)211が同じタイミングで撮影を行ってもよいし、従業員の操作に応じて複数台の撮像部(カメラ)211がそれぞれ切り替わって撮影を行ってもよいし、時刻に応じて複数台の撮像部(カメラ)211がそれぞれ切り替わって撮影を行ってもよい。また、会計装置200に複数台の撮像部(カメラ)211が備えられる場合、全ての撮像部(カメラ)211が同じ箇所(例えば、釣銭釣札機210の近傍)を撮影してもよいし、複数台の撮像部(カメラ)211がそれぞれ異なる箇所(釣銭釣札機210の近傍や顧客)を撮影するように構成されてもよい。
イメージ画像は、ストアコントローラに記憶されていてもよい。このように構成される場合、会計装置200の通信部207はCPU201の制御に従って画面上に表示させるイメージ画像のデータをストアコントローラから取得する。
識別金種表示領域40のイメージ画像の配置は、一例であり、上述の配置に限定される必要はない。例えば、識別金種表示領域40には、額面金額の低い順にイメージ画像が配置されてもよいし、同じ額面金額に対しては省略して(例えば、千円札が2枚ある場合、識別金種表示領域40には千円札を示すイメージ画像が1枚で横に×2のような表示)イメージ画像が配置されてもよい。また、入力金種表示領域60のイメージ画像の配置に関しても、識別金種表示領域40のイメージ画像の配置と同様にイメージ画像が配置されてもよい。
また、識別金種表示領域40に表示されるイメージ画像の額面金額と、入力金種表示領域60に表示されるイメージ画像の額面金額とが同じ(一致)である場合、CPU201は額面金額が同じイメージ画像を、互いの領域で一致する枚数分だけ互いの領域から削除して表示してもよい。このように構成されることによって、釣銭釣札機210が認識した貨幣の金種及び金種の枚数と、顧客が投入したと宣言している貨幣の金種及び金種の枚数とで一致しない貨幣の金種の枚数のみが画面上に表示される。そのため、双方(店舗と顧客)で認識にずれがあることが一見して把握することができる。
また、会計装置200は、図5の映像確認画面において、時間指定の入力を受け付けて、入力された時間による取引の検索を行うように構成されてもよい。
本実施形態では、会計装置200が映像確認画面を表示する例を示したが、これに限定される必要はない。例えば、映像確認画面は、アシストモニタのような監視装置に表示されてもよいし、ストアコントローラに表示されてもよい。このように構成される場合、会計装置200は1取引が完了する度に会計情報を監視装置やストアコントローラに送信、又は、監視装置やストアコントローラからの要求に応じて対応する会計情報を監視装置やストアコントローラに送信する。
本実施形態では、精算システム10に備えられる装置は、登録装置100と会計装置200とが分離している装置を示したが、これに限定される必要はない。例えば、精算システム10に備えられる装置は、登録装置100と会計装置200とが一体の装置(例えば、通常のPOSレジスタなど)であってもよい。このように構成される場合、撮像部211は釣銭釣札機210を撮像できる位置に設置されてもよいし、顧客が金銭を置く皿(例えば、カルトン・キャッシュトレーなど)付近の様子を撮影できる位置に設置されてもよい。また、精算システム10に備えられる装置は、顧客が登録処理から精算処理までを自ら行うセルフ方式の装置であってもよい。また、本発明は、POSレジスタなど登録処理及び精算処理を行う装置に限らず、自動販売機や券売機などの装置に適用されてもよい。
本実施形態で示した精算システムに関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
表示部を備える精算システムにおいて、貨幣の金種を示すイメージ画像を前記表示部に表示する表示制御手段を備えることを特徴とする精算システムである。
上述した精算システムにより、貨幣の金種を示すイメージ画像が画面上に表示されるため、従業員及び顧客の双方が精算処理に使用された貨幣の金種を容易に把握することができる。
(付記2)
精算中の顧客を撮像する撮像部をさらに備え、前記表示制御手段は、撮像された画像を前記イメージ画像とともに表示することを特徴とする付記1に記載の精算システム。
上述した精算システムにより、撮像された画像とイメージ画像とを一緒に表示させるため、撮像された画像及びイメージ画像の双方を見比べることができる。そのため、従業員と顧客との双方が実際に支払われた貨幣を確認しやすくなり、トラブルの解消に役立てることができる。
(付記3)
本発明の一態様は、上記の精算システムであって、釣銭釣札機に投入された貨幣の金種を識別する識別手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記識別手段によって識別された貨幣の金種を示すイメージ画像を表示することを特徴とする付記1又は付記2に記載の精算システム。
上述した精算システムにより、顧客が釣銭釣札機に投入した貨幣の金種が分かりやすく表示されるため、撮像された画像の解像度が低い場合であっても顧客が宣言している金額が正しいか否か判断するための判断材料を提供することができる。
(付記4)
顧客が宣言した貨幣の金種ごとの枚数情報を入力するための入力手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記入力手段により入力された前記貨幣の金種ごとの枚数情報に応じたイメージ画像を、前記識別手段によって識別された貨幣の金種を示すイメージ画像が表示されている領域とは異なる領域に表示することを特徴とする付記3に記載の精算システム。
上述した精算システムにより、釣銭釣札機に投入された貨幣の金種に対応するイメージ画像と、顧客が釣銭釣札機に投入したと宣言した貨幣の金種に対応するイメージ画像とが一つの画面上に表示されるため、顧客が宣言している金額が正しいか否か判断するための判断材料を提供することができる。
(付記5)
前記表示制御手段は、前記識別手段によって識別された前記貨幣の金種ごとの枚数情報と、前記入力手段により入力された顧客が宣言している貨幣の金種ごとの枚数情報とを比較して、一致しない貨幣の金種ごとの枚数を前記イメージ画像として表示することを特徴とする付記4に記載の精算システム。
上述した精算システムにより、釣銭釣札機が認識した貨幣の金種及び金種ごとの枚数情報と、顧客が投入したと宣言した貨幣の金種及び金種ごとの枚数情報とで一致しない貨幣の金種のみが画面上に表示される。そのため、双方(店舗と顧客)で認識にずれがあることを一見して把握することができる。
Claims (4)
- 表示部を備える精算システムにおいて、
貨幣の金種を示すイメージ画像を前記表示部に表示する表示制御手段と、
釣銭釣札機に投入された貨幣の金種を識別する識別手段と、
顧客が宣言した貨幣の金種ごとの枚数情報を入力するための入力手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記識別手段によって識別された貨幣の金種を示すイメージ画像を表示し、前記入力手段により入力された前記貨幣の金種ごとの枚数情報に応じたイメージ画像を、前記識別手段によって識別された貨幣の金種を示すイメージ画像が表示されている領域とは異なる領域に表示することを特徴とする精算システム。 - 前記表示制御手段は、前記識別手段によって識別された前記貨幣の金種ごとの枚数情報と、前記入力手段により入力された顧客が宣言している貨幣の金種ごとの枚数情報とを比較して、一致しない貨幣の金種ごとの枚数を前記イメージ画像として表示することを特徴とする、請求項1に記載の精算システム。
- 精算中の顧客を撮像する撮像部をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記撮像部により撮像された画像を前記イメージ画像とともに表示することを特徴とする、請求項1又は2に記載の精算システム。 - 表示部を備える精算システムにおいて備えられるコンピュータを、
貨幣の金種を示すイメージ画像を前記表示部に表示する表示制御手段、
釣銭釣札機に投入された貨幣の金種を識別する識別手段、
顧客が宣言した貨幣の金種ごとの枚数情報を入力するための入力手段、
として機能させ、
前記表示制御手段において、前記識別手段によって識別された貨幣の金種を示すイメージ画像を表示させ、前記入力手段により入力された前記貨幣の金種ごとの枚数情報に応じたイメージ画像を、前記識別手段によって識別された貨幣の金種を示すイメージ画像が表示されている領域とは異なる領域に表示させるためのプログラム。
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