JP6294192B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、ストップボタンを押圧操作して回転リールの回転を停止するように構成された遊技機に関する。
パチンコ店において遊技者の遊技に供される遊技機が従来から知られている。遊技機としては、遊技球を遊技媒体として用いるパチンコ機や、メダルを遊技媒体として用いるスロットマシン等がある。スロットマシンは、一般的には複数の回転リール等を備えており、例えば3枚のメダルを投入した後にスタートレバーを操作すると回転リールが回転駆動を開始する。そして、所定時間経過するか、又は遊技者がストップボタンを押圧操作すると、回転している回転リールが停止され、その時の図柄(停止図柄)の組み合わせによって、遊技者にとって有利な状態へ移行する契機となる大当りに当選したか否かが表示され、遊技者はその停止図柄を見て、大当りに当選したかを知ることができるように構成されている。このような構成を備える遊技機としては、例えば下記に示す特許文献1に記載されているものが従来から知られている。
特開2013−094556号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているスロットマシンにおいては、ストップボタンは遊技を行う毎に押圧操作されるために、スロットマシンにおける他の部品よりも操作される頻度が多い上、遊技者が直接操作するために壊れやすく、交換する頻度が他の部品に比べて多くなるといった問題があった。そのため、スロットマシンにおいては、ストップボタンを交換する作業が容易に行えるようにする要望が大きかった。しかし、特許文献1に記載されているスロットマシンのような従来の遊技機においては、ストップボタンが設けられているベース部材がネジ止めされており、交換時にこの止めているネジが落下しやすい構造だったため、作業者が交換作業に煩わしさを感じるという問題があった。
また、上記した通り、スロットマシンにおいては、ストップボタンは遊技毎に遊技者が直接押圧操作するものであるため、押圧操作しやすいか否かによって遊技者が遊技を行っている時に疲れにくいことも要望として大きいものであった。特に、スロットマシンの場合においては、遊技者は、例えば自身の親指を横に移動させながら、複数のストップボタンを連続的に押圧操作する方法で遊技を行うことが多く、ストップボタンが操作しやすいか否かは大きな問題となっていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ストップボタンの操作性を向上させるとともに、操作ボタンの交換時において、該操作ボタンを容易に交換することができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、
(1)少なくとも回転リールを収容可能に形成され、前面が開口形成された筐体と、前記筐体の開口を開閉する前扉と、前記回転リールの回転を停止させるときに押圧操作される複数のストップボタンが所定方向に並んで前記前扉に配列されている遊技機であって、前記ストップボタンは、頂部と、前記頂部に向けて傾斜する傾斜部とを備え、前記前扉には、ベース部材が取り付けられる取付部と、遊技に供される遊技媒体が投入される投入口と、前記投入口に投入された遊技媒体を選別するセレクタと、が設けられており、前記取付部には、前記ベース部材を取付固定するための孔部と、前記孔部の裏面側において前記孔部よりも前記前扉の裏側に向けて延出する延出部とが形成されており、前記孔部は、前記セレクタと近接する位置に形成される第1孔部と、前記第1孔部よりも前記セレクタから離れた位置に形成される第2孔部とを有し、前記延出部は、前記第1孔部と対応する位置に形成される第1延出部と、前記第2孔部と対応する位置に形成される第2延出部とを有し、前記第1延出部の延出長さが前記第2延出部の延出長さよりも長くなるように形成されていることを特徴とする遊技機、
(2)孔部は、前面側に該孔部を囲むとともに前記孔部の孔径よりも大径に形成された穴部が形成されており、前記穴部には、該穴部の内周面から内径側に向けて突出する突出片が形成されている上記(1)記載の遊技機、
を要旨とする。
本発明によれば、遊技者がストップボタンを連続的に操作する場合においても押圧操作しやすくすることができ、遊技中における遊技者の疲労を軽減することが可能になる。また、ストップボタンを交換する際にも作業者が交換作業の煩わしさを感じることなく作業を行うことが可能になる。
本発明の一実施形態に係る遊技機の外観を表す正面図である。 停止ボタンユニットの構成を表す分解斜視図である。 停止ボタンユニットの構成を表す分解斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 遊技機の部分側面図である。 図5のB−B線断面図である。 図7(a)は、第1孔部の構成及び作用効果を表す説明図であり、図7(b)は、第2孔部の構成及び作用効果を表す説明図である。
本発明に係る遊技機の実施の形態について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、本発明に係る遊技機の一例として、スロットマシンに適用した例について説明する。なお、本明細書において、遊技機(スロットマシン)に関して「前側」、「後側」は、遊技機を正面から見た場合(図1参照)のそれぞれ正面側(前面側)、裏面側(後面側)を示す。また、遊技機に関して、「上下左右」とは、遊技機を正面から見た場合における上側、下側、左側、右側を示すものとする。また、本明細書においては、「後側」のことを「裏側」、「背面側」と言うことがあり、前後方向のことを「奥行方向」と言うことがある。
図1に示すように、スロットマシン1は、図示しないリールユニットやホッパー装置等のような各種遊技機器を収容することが可能な大きさに形成され、前面が開口するように形成された筐体2と、この筐体2の前面に開閉し、閉じている時には筐体2の開口を塞ぐように構成されている前扉3とを備えている。
前扉3は、枠体4、上部ユニット5及び下部ユニット6を備えている。枠体4は、前扉3のベースとなる部材であり、例えばアルミニウム又は鉄鋼等の金属材料からなる断面略コ字形又は断面略L字形の枠材を組み立てる等して形成されている。この枠体4は、前扉3の後側に位置し、筐体2に対して前扉3を閉じた時に、後端面が筐体2と対向する位置に配置されている。なお、この枠体4を構成する材質及び形状は上記したものに限定されるものではない。
上部ユニット5は、枠体4の前側上部に取り付けられるように構成されている。この上部ユニット5は、各種装飾部材が周囲を囲むように取り付けられており、この各種装飾部材に囲まれている中央部に、第1〜第3リールに設けられた各種図柄(図示せず)を遊技者が視認可能にするための第1表示窓部7や、液晶表示装置(図示せず)において表示される各種アニメーション等のような絵柄を遊技者が視認可能にするための第2表示窓部8が形成されている。
下部ユニット6は、枠体4の前側下部に取り付けられるように構成されている。この下部ユニット6は、枠体4に取り付けられた時に、上部ユニット5の下方に位置するように配置される。図1に示すように、下部ユニット6には、遊技に供されるメダルの貯留又は遊技開始時に該メダルを投入する投入口11、貯留されているメダルを1枚掛けることができる1ベットボタン12、貯留されているメダルを3枚掛けることができるMAXベットボタン13、遊技開始時に操作するスタートレバー14、リールユニットに組み込まれている図示しない第1〜第3回転リールを停止させる時に押圧操作される複数の第1〜第3ストップボタンが所定方向に並んで配置されている停止ボタンユニット15、払い出されたメダルを受けるための受け皿16及びスロットマシン1の機種名等を装飾した装飾パネルを取り付けるパネル取付部17が設けられている。また、下部ユニット6には、投入口11に投入されたメダルを選別するセレクタ18が後側に設けられている。
[停止ボタンユニット15の構成]
図2〜図7に示すように、停止ボタンユニット15は、下部ユニット6に形成されている取付部としてのボタンユニット取付部21に取付固定されている。この取付部としてのボタンユニット取付部21は、下部ユニット6の前面側に、停止ボタンユニット15を構成する後述するベース部材41を取付固定することができるように形成されている。このボタンユニット取付部21は、略中央部に凹部22が形成されており、またこの凹部22の左右両側に該停止ボタンユニット15を取付固定するための固定孔が貫通形成されている。固定孔は、スロットマシン1を正面視した時の左側に形成されている第1孔部23と、該スロットマシン1を正面視した時の右側に形成されている第2孔部24とから構成されている。また、凹部22には、停止ボタンユニット15に接続されている配線を下部ユニット6の内部に引き込む引き込み孔25が形成されている。
第1孔部23及び第2孔部24は、ボタンユニット取付部21の裏面側において、停止ボタンユニット15をボタンユニット取付部21に取付固定する際に使用するネジ等の取付具が取付固定されるように形成されている。第1孔部23は、第1取付具26が下部ユニット6の裏面側から表面側に向けて取付固定することができるように、セレクタ18の上方に位置するように設けられている。また、第2孔部24は、第2取付具27が下部ユニット6の裏面側から表面側に向けて取付固定することができるように、セレクタ18の上方に位置するように設けられている。
第1孔部23の前面側には第1表穴部32が形成されている。第1表穴部32は、第1孔部23を囲むとともに第1孔部23の孔径よりも大径に形成されている。この第1表穴部32は、停止ボタンユニット15の後述する第1脚部50aが挿通可能な内径を有するように形成されている。また、第2孔部24の前面側には第2表穴部33が形成されている。第2表穴部33は、第2孔部24を囲むとともにこの第2孔部24の孔径よりも大径に形成されており、さらに第2表穴部33は凹凸状に形成されている。即ち、第2表穴部33は、内周面から径方向内側に向けて複数の突出片31が形成されており、これら複数の突出片31の内径側端面によって囲まれて形成されている空間が、停止ボタンユニット15の第2脚部50bが挿通可能な大きさを有するように形成されている。
また、第1孔部23の下方には、第1取付具26の取付固定時に、該第1取付具26が第1孔部23に取付固定されず、スロットマシン1の下部に向けて落下するのを防止する第1延出部28が形成されている(図7参照)。この第1延出部28は、第1孔部23の裏面側において第1孔部23の下方に位置するとともに、第1孔部23よりも前扉3の裏側に向けて延出するように形成されている。
また、第2孔部24には、第2取付具27の取付固定時に、該第2取付具27が第2孔部24に取付固定されず、スロットマシン1の下部に向けて落下するのを防止する第2延出部29が設けられるように形成されている。この第2延出部29は、第2孔部24の裏面側において第2孔部24を囲むとともに、第2孔部24よりも前扉3の裏側に向けて延出するように形成されている。
停止ボタンユニット15は、ベース部材41、第1ボタンユニット42、第2ボタンユニット43及び第3ボタンユニット44を備えている。
ベース部材41は、停止ボタンユニット15の基板となる部材である。このベース部材41には、左から右に第1ボタンユニット取付部45、第2ボタンユニット取付部46及び第3ボタンユニット取付部47が所定の間隔をあけて、互いが隣接する位置に順次形成されている。また、互いに隣接するこれら第1ボタンユニット取付部45と第2ボタンユニット取付部46との間には誘導部としての第1誘導部48が形成されており、互いに隣接する第2ボタンユニット取付部46及び第3ボタンユニット取付部47との間には第2誘導部49が形成されている。これら第1誘導部48及び第2誘導部49は凹状に形成されており、第1誘導部48は第1ボタンユニット取付部45の縁部と第2ボタンユニット取付部46の縁部との間に形成されており、第2誘導部49は第2ボタンユニット取付部46の縁部と第3ボタンユニット取付部47の縁部との間に形成されている。さらに、ベース部材41には、裏面側から後方に向けて突出形成された第1脚部50a及び第2脚部50bが形成されている。第1脚部50aは、第1表穴部32の中に挿入可能な大きさを有するように形成されており、第1孔部23を介して第1取付具26により取付固定されるように形成されている。また、第2脚部50bは、第2表穴部33の中に挿入可能な大きさを有するように形成されており、第2孔部24を介して第2取付具27により取付固定されるように形成されている。
第1ボタンユニット取付部45は、ベース部材41の表面側から裏面側に向けて凹状に形成された第1取付部51が形成されている。第1取付部51は、後述する第1付勢部材63が内部に配置することができる大きさに形成されており、内部に後述する第1ボタン本体64の第1係合片66と係合可能な第1係合受部52が形成されている。また、第1取付部51は、裏面側に、第1付勢部材63、第1ボタン本体64及び後述する第1押圧部65材からなる第1ボタン61が押圧されたことを検知する第1検知センサ62が取り付けられる第1センサ取付部53が形成されている。
第2ボタンユニット取付部46は、ベース部材41の表面側から裏面側に向けて凹状に形成された第2取付部54が形成されている。第2取付部54は、後述する第2付勢部材73が内部に配置することができる大きさに形成されており、内部に後述する第2ボタン本体74の第2係合片76と係合可能な第2係合受部55が形成されている。また、第2取付部54は、裏面側に、第2付勢部材73、第2ボタン本体74及び後述する第2押圧部75からなる第2ボタン71が押圧されたことを検知する第2検知センサ72が取り付けられる第2センサ取付部56が形成されている。
第3ボタンユニット取付部47は、ベース部材41の表面側から裏面側に向けて凹状に形成された第3取付部57が形成されている。第3取付部57は、後述する第3付勢部材83が内部に配置することができる大きさに形成されており、内部に後述する第3ボタン本体84の第3係合片86と係合可能な第3係合受部58が形成されている。また、第3取付部57は、裏面側に、第3付勢部材83、第3ボタン本体84及び後述する第3押圧部85からなる第3ボタン81が押圧されたことを検知する第3検知センサ82が取り付けられる第3センサ取付部59が形成されている。なお、第3検知センサ82は、第3ボタン81が押圧されたことを検知することができれば、従来から公知のものを任意に選択して用いてよい。
第1ボタンユニット42は、第1ボタン61と第1検知センサ62とから構成されている。
第1ボタン61は、遊技者が操作するボタンを構成するもので、第1付勢部材63、第1ボタン本体64及び第1押圧部65を備えている。第1付勢部材63は、第1ボタンユニット取付部45の内部に配置できるような大きさに形成されているバネ状の部材であり、第1ボタン本体64及び第1押圧部65が通常位置に位置することを維持し、遊技者によって第1ボタン本体64及び第1押圧部65が押圧操作されこれら第1ボタン本体64及び第1押圧部65が押圧位置に移動した時は、第1ボタン本体64及び第1押圧部65を押圧位置から通常位置に移動させるように付勢するためのものである。なお、本実施の形態では、第1付勢部材63としてバネ状の部材を用いているが、第1ボタン61及び第1押圧部65を通常位置に位置することを維持する等を行うことが出来れば、バネ状の部材に限定するものではない。
第1ボタン本体64は、表面側に第1押圧部65を取り付けることができ、裏面側には第1係合片66が突出形成されている。この第1係合片66は、第1ボタンユニット取付部45の第1係合受部52と係合することが出来るように形成されている。第1係合片66は、第1ボタン61が通常位置に位置する時は第1係合受部52と係合しており、第1ボタン61が通常位置から押圧位置に移動している時は第1係合受部52との係合は解除されるように形成されている。即ち、この第1係合片66は、第1係合受部52と係合することによって、第1ボタン本体64及び第1押圧部65が通常位置よりも前側に移動するのを阻止することができるように構成されている。
ストップボタンを構成する第1押圧部65は、第1ボタン本体64の表面側に取付固定することができるように形成されており、遊技者が押圧操作をする際に、遊技者の指が接触する第1接触面67を有している。第1押圧部65は、平面状に形成されている第1頂部68と、この第1頂部68に向けて傾斜する第1傾斜部69とを備えている。即ち、第1押圧部65の第1接触面67は、該第1接触面67において中央の部分が最も高く、またこの中央部分から離れるにつれて高さが低くなるように形成された山型形状になっている。なお、この第1押圧部65における第1傾斜部69の傾斜角は、遊技者が遊技中に指を沿わせながら第1押圧部65の第1接触面67を押圧しやすいように形成されていればよく、その第1傾斜角や第1ボタン61の形状等はこれに限定されるものではない。
第1検知センサ62は、第1ボタン61が押圧されたことを検知するためのものである。この第1検知センサ62としては、第1ボタン61が押圧されたことを検知することができれば、従来から公知のものを任意に選択して用いてよい。なお、この第1検知センサ62は、第1ボタン61が押圧操作される際、遊技者が第1ボタン61から第3ボタン81(後述する)を連続して押圧操作する時の押圧操作方向始端側に設けることが好ましい。この位置に第1検知センサ62を配置することによって、遊技者が第1ボタン61を押圧操作した時に、その押圧操作されたことを確実に検知することができ、スロットマシン1での遊技を確実に行うようにすることができる。
第2ボタンユニット43は、第2ボタン71と第2検知センサ72とから構成されている。第2ボタン71は、遊技者が操作するボタンを構成するもので、第2付勢部材73、第2ボタン本体74及び第2押圧部75を備えている。第2付勢部材73は、第2ボタンユニット取付部46の内部に配置できる大きさに形成されているバネ状の部材であり、第2ボタン本体74及び第2押圧部75が通常位置に位置することを維持し、遊技者によって第2ボタン本体74及び第2押圧部75が押圧操作されこれら第2ボタン本体74及び第2押圧部75が押圧位置に移動した時は、第2ボタン本体74及び第2押圧部75を押圧位置から通常位置に移動させるように付勢するためのものである。なお、本実施の形態では、第2付勢部材73としてバネ状の部材を用いているが、第2ボタン71及び第2押圧部75を通常位置に位置することを維持する等を行うことが出来れば、バネ状の部材に限定するものではない。
第2ボタン本体74は、表面側に第2押圧部75を取り付けることができ、裏面側には第2係合片76が突出形成されている。この第2係合片76は、第2ボタンユニット取付部46の第2係合受部55と係合することが出来るように形成されている。第2係合片76は、第2ボタン71が通常位置に位置する時は第2係合受部55と係合しており、第2ボタン71が通常位置から押圧位置に移動している時は第2係合受部55との係合は解除されるように形成されている。即ち、この第2係合片76は、第2係合受部55と係合することによって、第2ボタン本体74及び第2押圧部75が通常位置よりも前側に移動するのを阻止することが出来るように構成されている。
ストップボタンを構成する第2押圧部75は、第2ボタン本体74の表面側に取付固定することができるように形成されており、遊技者が押圧操作をする際に、遊技者の指が接触する第2接触面77を有している。第2押圧部75は、平面状に形成されている第2頂部78と、この第2頂部78に向けて傾斜する第2傾斜部79とを備えている。即ち、第2押圧部75の第2接触面77は、該第2接触面77において中央の部分が最も高く、またこの中央部分から離れるにつれて高さが低くなるように形成された山形形状になっている。なお、この第2押圧部75における第2傾斜部79の傾斜角は、遊技者が遊技中に指を沿わせながら第2押圧部75の第2接触面77を押圧しやすいように形成されていればよく、その第2傾斜部79の傾斜角や第2ボタン71の形状等はこれに限定されるものではない。
第2検知センサ72は、第2ボタン71が押圧されたことを検知するためのものである。この第2検知センサ72としては、第2ボタン71が押圧されたことを検知することができれば、従来から公知のものを任意に選択して用いてよい。なお、この第2検知センサ72は、第2ボタン71が押圧操作される際、遊技者が第1ボタン61から第3ボタン81を連続して押圧操作する時の押圧操作方向始端側に設けることが好ましい。この位置に第2検知センサ72を配置することによって、遊技者が第2ボタン71を押圧操作した時に、その押圧操作されたことを確実に検知することができ、スロットマシン1での遊技を確実に行うようにすることができる。
第3ボタンユニット44は、第3ボタン81と第3検知センサ82とから構成されている。第3ボタン81は、遊技者が操作するボタンを構成するもので、第3付勢部材83、第3ボタン本体84及び第3押圧部85を備えている。第3付勢部材83は、第3ボタンユニット取付部47の内部に配置できる大きさに形成されているバネ状の部材であり、第3ボタン本体84及び第3押圧部85が通常位置に位置することを維持し、遊技者によって第3ボタン本体84及び第3押圧部85が押圧操作され、これら第3ボタン本体84及び第3押圧部85が押圧位置に移動した時は、第3ボタン本体84及び第3押圧部85を押圧位置から通常位置に移動させるように付勢するためのものである。なお、本実施の形態では、第3付勢部材83としてバネ状の部材を用いているが、第3ボタン81及び第3押圧部85を通常位置に位置することを維持する等を行うことが出来れば、バネ状の部材に限定するものではない。
第3ボタン本体84は、表面に第3押圧部85を取り付けることができ、表面側には第3係合片86が突出形成されている。この第3係合片86は、第3ボタンユニット取付部47の第3係合受部58と係合することが出来るように形成されている。第3係合部は、第3ボタン81が通常位置に位置する時は第3係合受部58と係合しており、第3ボタン81が通常位置から押圧位置に移動している時は第3係合受部58との係合は解除されるように形成されている。即ち、この第3係合片86は、第3係合受部58と係合することによって、第3ボタン本体84及び第3押圧部85が通常位置よりも前側に移動するのを阻止することが出来るように構成されている。
第3押圧部85は、第3ボタン本体84の表面側に取付固定することができるように形成されており、遊技者が押圧操作をする際に、遊技者の指が接触する第3接触面87を有している。第3押圧部85は、平面上に形成されている第3頂部88と、この第3頂部88に向けて傾斜する第3傾斜部89とを備えている。即ち、第3押圧部85の第3接触面87は、該第3接触面87において中央の部分が最も高く、またこの中央部分から離れるにつれて高さが低くなるように形成された山形形状になっている。なお、この第3押圧部85における第3傾斜部89の傾斜角は、遊技者が遊技中に指を沿わせながら第3押圧部85の第3接触面87を押圧しやすいように形成されていればよく、その第3傾斜部89の傾斜角や第3ボタン81の形状はこれに限定されるものではない。
第3検知センサ82は、第3ボタン81が押圧されたことを検知するためのものである。この第3検知センサ82としては、第3ボタン81が押圧されたことを検知することが出来れば、従来から公知のものを任意に選択して用いてよい。なお、この第3検知センサ82は、第3ボタン81が押圧操作される際、遊技者が第1ボタン61から第3ボタン81を連続して押圧操作する時の押圧操作方向始端側に設けることが好ましい。この位置に第3検知センサ82を配置することによって、遊技者が第3ボタン81を押圧操作した時に、その押圧操作されたことを確実に検知することができ、スロットマシン1での遊技を確実に行うようにすることができる。
次に、本発明に係る遊技機としてのスロットマシン1の作用効果を説明する。まず、上記した第1誘導部48及び第2誘導部49の作用効果について説明する。上記した構成を備えたスロットマシン1は、下部ユニット6に形成されたボタンユニット取付部21に停止ボタンユニット15を取付固定する。この時、停止ボタンユニット15は、第1脚部50aを第1表穴部32の中に該第1表穴部32の前面側から挿入し、第2脚部50bを第2表穴部33の中に該第2表穴部33の前面側から挿入して、仮固定を行う。この時、第1表穴部32は、その内径が第1脚部50aの外径よりも大きくなるように形成されており、第2表穴部33は、その内径が第2脚部50bの外径よりも大きくなるように形成されている。そのため、第1脚部50aを第1表穴部32に挿入するとともに、第2脚部50bを第2表穴部33に挿入する時にも、スムーズに挿入することができる。特に、本発明のスロットマシン1では、第2表穴部33の内径が第2脚部50bの外径よりも大きく形成され、さらに第2表穴部33の内周面から突出する複数の突出片31の先端面により形成される空間の内径も第2表穴部33の外径より大きくなるように形成されているので、第2脚部50bを挿入する時の第2表穴部33との間において発生する摩擦抵抗を大きく軽減することができる。そのため、本発明にかかるスロットマシン1では、ボタンユニット取付部21に対してよりスムーズに停止ボタンユニット15を取付固定することが可能になる。
また、このように第1取付具26及び第2取付具27を用いてボタンユニット取付部21に停止ボタンユニット15を取付固定する際、第1取付具26や第2取付具27を落下させてしまうこともあるが、本発明に係るスロットマシン1では、図7に示すように、第1延出部28及び第2延出部29が形成されているので、第1取付具26が落下した場合にはこの落下した第1取付具26が第1延出部28で受け止められ、第2取付具27が落下した場合にはこの落下した第2取付具27が第2延出部29で受け止められる。したがって、本発明に係るスロットマシン1では、これら第1取付具26や第2取付具27を落下させてしまったとしても、セレクタ18の内部に紛れてしまったり、排出口まで落下した後に取り上げて再度取付固定を行う必要がなくなる。そのため、停止ボタンユニット15のボタンユニット取付部21への取付固定時における作業の煩雑さを大きく低減することが可能になる。
また、停止ボタンユニット15を交換する場合にも、取り外した第1取付具26及び第2取付具27を第1延出部28又は第2延出部29に一時的に置いておくこともできる。したがって、上記した、取付具を用いた取付固定作業の煩雑さの低減をさらにより大きく向上させることが出来、また作業効率も大きく向上させることが可能になる。
次に、スロットマシン1を用いて遊技を行っている時の作用効果について説明する。遊技者は、投入口11からメダルを投入して、1ベットボタン12又はMAXベットボタン13を押圧操作してメダルの掛け枚数を選び、その後スタートレバー14を操作して遊技を開始する。スタートレバー14を操作すると、回転リールが回転駆動を開始する。その後、遊技者が第1〜第3ストップボタンを押圧操作すると、押圧操作したストップボタンに対応する回転リールが停止する。このようにして、全ての回転リールの回転が停止した時の停止図柄を見て、遊技に当選したのか否かが判定される。
回転している回転リールを止める際には、第1〜第3ボタン61,71,81を押圧操作することにより行う。これら第1〜第3ストップボタン61,71,81は、それぞれのボタンを操作して行われるのが一般的ではあるが、遊技者によっては、指をスライド移動させながら第1ボタン61から第3ボタン81までを連続的に押圧操作することがある。本発明に係るスロットマシン1では、第1ボタン61と第2ボタン71との間に第1誘導部48を形成し、第2ボタン71と第3ボタン81との間に第2誘導部49を形成しているので、このように第1ボタン61から第3ボタン81に向けて第1ボタン61から第3ボタン81までを連続的に押圧操作する時に第1誘導部48及び第2誘導部49によって案内されながら、確実にこれら第1ボタン61及び第3ボタン81を押圧操作することができる。特に、本発明に係るスロットマシン1では、第1押圧部67には第1傾斜部69が形成され、第2押圧部77には第2傾斜部79が形成され、第3押圧部87には第3傾斜部89が形成されているので、遊技者が指をスライド移動しやすくすることができ、これにより遊技者が第1〜第3ボタン61,71,81を押圧操作する際の負担を軽減し、遊技を行うことによる疲労感の蓄積を軽減することができる。
また、この時、ストップボタンは、遊技者が複数の前記ストップボタンを連続して押圧操作する時の押圧操作方向始端側に設けているので、押圧操作されたボタンの検知がされなくなっているということも確実に防止することが可能になる。また、この時、第1〜第3ボタン61,71,81は、表面が山形になっているので、遊技者に対する操作のやりやすさを大きく向上させていることが可能になる。
以上、本発明に係るスロットマシン1に関して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更を加えてもよい。
1 スロットマシン
2 筐体
3 前扉
15 停止ボタンユニット
18 セレクタ
21 ボタンユニット取付部
23 第1孔部
24 第2孔部
26 第1取付具
27 第2取付具
28 第1延出部
29 第2演出部
31 突出片
32 第1表穴部
33 第2表穴部
41 ベース部材
42 第1ボタンユニット
43 第2ボタンユニット
44 第3ボタンユニット
48 第1誘導部
49 第2誘導部
51 第1取付部
54 第2取付部
57 第3取付部
61 第1ボタン
62 第1検知センサ
64 第1ボタン本体
65 第1押圧部
67 第1接触面
68 第1頂部
69 第1傾斜部
71 第2ボタン
72 第2検知センサ
74 第2ボタン本体
75 第2押圧部
77 第2接触面
78 第2頂部
79 第2傾斜部
81 第3ボタン
82 第3検知センサ
84 第3ボタン本体
85 第3押圧部
87 第3接触面
88 第3頂部
89 第3傾斜部

Claims (2)

  1. 少なくとも回転リールを収容可能に形成され、前面が開口形成された筐体と、前記筐体の開口を開閉する前扉と、前記回転リールの回転を停止させるときに押圧操作される複数のストップボタンが所定方向に並んで前記前扉に配列されている遊技機であって、
    前記ストップボタンは、頂部と、前記頂部に向けて傾斜する傾斜部とを備え
    前記前扉には、
    ベース部材が取り付けられる取付部と、
    遊技に供される遊技媒体が投入される投入口と、
    前記投入口に投入された遊技媒体を選別するセレクタと、が設けられており、
    前記取付部には、前記ベース部材を取付固定するための孔部と、前記孔部の裏面側において前記孔部よりも前記前扉の裏側に向けて延出する延出部とが形成されており、
    前記孔部は、前記セレクタと近接する位置に形成される第1孔部と、前記第1孔部よりも前記セレクタから離れた位置に形成される第2孔部とを有し、
    前記延出部は、前記第1孔部と対応する位置に形成される第1延出部と、前記第2孔部と対応する位置に形成される第2延出部とを有し、前記第1延出部の延出長さが前記第2延出部の延出長さよりも長くなるように形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 孔部は、前面側に該孔部を囲むとともに前記孔部の孔径よりも大径に形成された穴部が形成されており、前記穴部には、該穴部の内周面から内径側に向けて突出する突出片が形成されている請求項記載の遊技機。
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