JP3304939B2 - リフレクタ付きランプおよびその製造方法 - Google Patents
リフレクタ付きランプおよびその製造方法Info
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Description
られるリフレクタ付きランプおよびその製造方法に関す
るものである。
して、図11に示すように、一対の電極4を有する発光
部1aとこの発光部1aの両端に連接された封止部1b
とを有する高圧水銀ランプ1と、高圧水銀ランプ1の一
方の封止部1bにセメント等の接着剤22によって固着
され、かつ一端部にねじ部2aが設けられた金属製の口
金2と、開口部6と放物面または楕円面の反射面7と穴
部39とを有するリフレクタ40とを備え、口金2が穴
部39に挿入され、接着剤22によってリフレクタ40
と一体化したものが知られている。
ている。他方の電極4には、リード線5bが溶接によっ
て接続されている。
を点灯する際には、口金2のねじ部2aに電源(図示せ
ず)と接続されたリード線5aを、ナット2bを用いて
ねじ締めすることによって接続し、またリード線5bを
電源(図示せず)に接続する。
て、高圧水銀ランプ1とリフレクタ40との固着方法
は、次に示すとおりであった。すなわち、まず口金2を
穴部39に挿入した後、穴部39に接着剤22を充填
し、次にリフレクタ40の焦点に合うように高圧水銀ラ
ンプ1の位置を調整する。その後、この接着剤22を乾
燥させて高圧水銀ランプ1をリフレクタ40内に固着さ
せていた。そして、リフレクタ40の開口部6に前面ガ
ラス9が、固定金具10によって固定されていた。ただ
し、高圧水銀ランプ1にはアーク曲がり現象、すなわち
点灯姿勢によって発光中心がわずかに変化する現象が生
じるために、高圧水銀ランプ1の位置調整は実使用状態
と同一の水平点灯で行っている。
来のリフレクタ付きランプでは、単に、高圧水銀ランプ
1を穴部39に接着剤22によって固着しているので、
リード線5aをねじ部2aにナット2bを用いてねじ締
めする際に、口金2の円周方向へ強い力が加わると、高
圧水銀ランプ1と接着剤22との接着力がなくなり、高
圧水銀ランプ1をリフレクタ40内に固定することがで
きなくなるという問題があった。
に固着する際、接着剤22を用いているために、接着剤
22を乾燥させる乾燥工程を必要とするが、その乾燥さ
せるためには30分以上の長い時間を要するという問題
があった。
めに量産ラインとの整合がとりにくくく、製造工程が複
雑となり、さらに量産数が多くなると、乾燥炉設備が大
型化するという問題があった。
水平点灯の状態では、重力による接着剤22の偏りや、
流れ出しが生じるために、接着剤22を部分的に仮止め
乾燥させて、高圧水銀ランプ1をリフレクタ40内に仮
固定した後に、リフレクタ40を、接着剤22が流れ出
さない方向にセットし直して、仕上げの接着剤22の乾
燥を行うという二段階の乾燥工程を要するという問題が
あった。
業時に誤って、反射面7等に接着剤22を付着させてし
まい、不良を発生させるという問題があった。
になされたものであり、接着剤を用いることなく、リフ
レクタ内にランプを固定することにより、リフレクタ内
にランプを強固に固定することのできるリフレクタ付き
ランプを得ることを目的とするものである。
く、リフレクタ内にランプを固定することにより、リフ
レクタ内でのランプの位置調整を容易に行え、また、接
着剤の乾燥工程やそのための設備が不要で、さらに接着
剤の付着による不良の発生を防止することのできるリフ
レクタ付きランプの製造方法を得ることを目的とするも
のである。
ランプは、両端に開口部と穴部とを有するリフレクタ
と、前記穴部に嵌合された筒状金具と、前記リフレクタ
内に配置され、かつ一端部に口金を有するランプとを備
え、前記筒状金具に前記口金が挿入され、前記口金と前
記筒状金具とは溶接によって一体化されており、前記筒
状金具は少なくとも一つのスリットを有し、かつ弾性力
を有する舌片を有する。
く、リフレクタ内にランプを強固に固定することができ
る。
は、両端に開口部と穴部とを有するリフレクタと、前記
穴部と嵌合される筒状金具と、一端部に口金を有するラ
ンプとを備え、前記穴部に前記筒状金具を嵌合させ、前
記筒状金具に前記口金を挿入し、前記口金と前記筒状金
具とを溶接によって一体化する構成を有している。
ランプを固定することができるとともに、反射面への接
着剤の付着による不良の発生を防止できる。
レクタ付きランプは、図1に示すように、定格電力が1
50Wである石英ガラス製の高圧水銀ランプ1と、この
高圧水銀ランプ1の一端部にセメント等の接着剤22に
よって固着され、かつ一端部にねじ部2aが設けられた
金属製の口金2と、内部に、この高圧水銀ランプ1が配
置されたガラス製のリフレクタ3とを備えている。
大外径が10mmであり、内部に一対の電極4が設けら
れた発光部1aと、この発光部1aの両端に連接された
封止部1bとを備えている。また、発光部1aの内部に
は、所定量の水銀および希ガス等が封入されている。一
方の電極4は口金2と接続されている。また、他方の電
極4は、リフレクタ3を貫通したリード線5bと接続さ
れている。そして、高圧水銀ランプ1を点灯する際に
は、口金2のねじ部2aに電源(図示せず)と接続され
たリード線5aを、ナット2bを用いてねじ締めするこ
とによって接続し、またリード線5bを電源(図示せ
ず)に接続する。
外径90mmの開口部6と、この開口部6に連接した、
放物面または楕円面の反射面を有する反射面部7と、こ
の反射面部7に連接した穴部8とを備えている。開口部
6には前面ガラス9が金具10によって固定されてい
る。穴部8は、深さが8mmであり、開口部6側の内径
が12mm、反開口部6側の内径が10mmであるテー
パ状を有している。
び突起部14を除く外径が12mm、全長が15mmで
ある円筒状の筒状金具11が、全長のうち半分程度をリ
フレクタ3の外部へ突出させて嵌合されている。この筒
状金具11に口金2が挿入され、そして、口金2と筒状
金具11とが溶接によって一体化され、高圧水銀ランプ
1がリフレクタ3内に固定される。
反射面部7側となる一端部の円周に、穴部8の一端部に
係止する係止部12(高さ0.5mm)と、他端から筒
状金具11の円筒軸と平行に筒状金具11の一部を切り
取って設けられた4つの長さ12mm、幅2mmのスリ
ット13(4つのうち2つは図示せず)と、筒状金具1
1の側面に、穴部8の他端に当接する突起部14(高さ
0.5mm)とを有している。
なく、少なくとも一つあればよい。スリット13の好ま
しい数は、後述する舌片15が最も適度な弾性変形を得
ることができる3つないし5つがよい。ただし、スリッ
ト13の数が多くなりすぎると、舌片15の弾性力が低
下するので、好ましくない。また、後述する突起部16
を設けた場合には、上記のようにスリット13は、突起
部16と嵌合しやすくするために、筒状金具11の円筒
軸と平行に形成するのが好ましいが、それ以外の場合に
は、例えばスリット13は筒状金具11の円筒軸に対し
てねじれの位置にあってもよい。
入する際、穴部8の一端部に係止されるために、筒状金
具11が穴部8に所定以上に挿入されるのを防止するこ
とができる。
て、筒状金具11の一端部には4つの舌片15(4つの
うち1つは図示せず)が形成される。この舌片15の弾
性変形によって、口金2を筒状金具11に挿入した後、
高圧水銀ランプ1はあらゆる方向に傾動しやすくなり、
リフレクタ3内での高圧水銀ランプ1の位置調整を容易
に行うことができる。ただし、口金2と筒状金具11と
の後述する溶接後、筒状金具11の弾性変形は抑制され
て、高圧水銀ランプ1はリフレクタ3内に強固に固定さ
れることとなる。
で、舌片15が変形してその先端部が狭まり、筒状金具
11はテーパ状に変形する。したがって、口金2に筒状
金具11を挿入した際、口金2と舌片15との接触力が
強まり、筒状金具11に高圧水銀ランプ1を強く保持す
ることができるとともに、逆に、口金2は舌片15を押
し広げようとするので、筒状金具11と穴部8との密着
性も高めることができる。また、図3に示すように、筒
状金具11がテーパ状であると、口金2と筒状金具11
との間には、高圧水銀ランプ1を傾動させて位置調整す
る際の傾動スペースを十分確保することができるので、
高圧水銀ランプ1の位置調整を容易に行うことができ
る。
て、舌片15は筒状金具11の中心方向へ変形する(し
たがって、図1に示すように、穴部8と筒状金具11と
の間にはわずかな隙間ができる。)。この状態で、筒状
金具11に口金2を挿入すると、筒状金具11の側面は
穴部8の内面方向に強く押されるために、筒状金具11
を穴部8内に強固に固定することができる。
合されているために、その円周方向へ回転しにくいが、
図2に示すように、穴部8の内面にスリット13と嵌合
する突起部16を設けて、それらを嵌合させることによ
り、その円周方向へ回転するのをより一層防止すること
ができる。したがって、口金2と筒状金具11との溶接
後、口金2にリード線5a(図示せず)をナット2bに
よってねじ締めする際に、ねじ締め時の回転トルクに十
分耐え得る強度を得ることができる。
製造方法について説明する。
突起部16に嵌合するように、筒状金具11を穴部8に
A方向へ挿入して、嵌合させる。なお、この嵌合の際に
は、接着剤等を用いていない。次に、高圧水銀ランプ1
の口金2側を筒状金具11にA方向へ挿入する。そし
て、図5に示すように、リード線5bをリフレクタ3に
あらかじめ設けられた穴7bに通す。次に、電源と接続
された2本のリード線(図示せず)をそれぞれ口金2と
リード線5bとに接続し、高圧水銀ランプ1を水平点灯
させる。このような水平点灯の状態で、図3に示すよう
に、高圧水銀ランプ1を傾動させて、リフレクタ3の焦
点に合うように、高圧水銀ランプ1の位置調整を行う。
この位置調整後、口金2と筒状金具11との接触部分の
うち4個所をレーザーによって溶接し、口金2と筒状金
具11とを一体化して、高圧水銀ランプ1はリフレクタ
3内に強固に固定される。この後、前面ガラス9が開口
部6に取り付けられ、金具10によって固定される。そ
して、リード線5aの端子をねじ部2aに入れ、これを
ナット2bによってねじ締めして固定することにより、
図1に示すようなリフレクタ付きランプを得ることがで
きる。
おいては、特に、口金2と筒状金具11の一端との境界
部(図5中、B部分)であることが好ましい。これは、
筒状金具11の一端を除く側面から口金2と筒状金具1
1とを溶接するのに比して、これらの境界部を溶接する
方が口金2と筒状金具11とを容易に、かつ確実に溶接
することができるからである。
位置調整を容易に行うことができ、また、従来のような
接着剤を用いないために、短時間でリフレクタ3内に高
圧水銀ランプ1を強固に固定することができるととも
に、乾燥工程や、そのための設備を省略化することがで
きる。さらに、反射面部7等への接着剤の付着によるラ
ンプの不良品の発生を防止することができる。
クタ付きランプは、図6に示すように、図2に示す筒状
金具11とは異なり、4つの長さ4mm、幅2mmのス
リット17(4つのうち1つは図示せず)を設けた筒状
金具18を備え、この筒状金具18を穴部8に嵌合させ
た点を除いて、図1に示すリフレクタ付きランプの構成
と同じである。
のおけるスリット13の逆方向から筒状金具18の円筒
軸と平行に筒状金具18の一部を切り取って設けたもの
である。
なく、少なくとも1つあればよいが、スリット17の好
ましい数は、筒状金具18のスリット17を設けた部分
が最も適度な機械的強度を得ることができる3つないし
5つがよい。ただし、スリット17の数が多くなりすぎ
ると、筒状金具18のスリット17を設けた部分の機械
的強度が低下するので、好ましくない。また、上記のよ
うにスリット17を筒状金具18の円筒軸と平行に形成
したが、必ずしも筒状金具18の円筒軸と平行でなくて
もよく、例えばスリット17は筒状金具18の円筒軸に
対してねじれの位置にあってもよい。
水銀ランプ1で発生した熱によって熱膨張する。したが
って、特に、穴部8においては筒状金具18と嵌合され
ているために、両者の熱膨張係数の差によって、穴部8
の近傍が割れることがある。一方、上記のように、筒状
金具18のスリット17を設けることによって、筒状金
具18側の熱膨張をスリット17の間隔が狭くなること
により、吸収することができる。その結果、穴部8の近
傍の割れを防止することができる。
きランプは、図7に示すように、図2に示す筒状金具1
1とは異なり、係止部12を有しない筒状金具19を備
え、この筒状金具19を、図1に示す状態から穴部8内
のさらに3mm程度奥に挿入して嵌合させた点を除い
て、図1に示すリフレクタ付きランプの構成と同じであ
る。
水銀ランプ1の発光部1aに発生した熱によって温度上
昇するために、酸化して機械的強度が低下したり、弾性
力が低下したりする。一方、上記図7に示す構成によっ
て、筒状金具19を高圧水銀ランプ1の発光部1aから
遠ざけることができ、発光部1aに発生した熱による筒
状金具19の温度上昇を抑制することができる。したが
って、筒状金具19の酸化や弾性力の低下を防止するこ
とができる。また、係止部12を有さなくても、筒状金
具19はスリット13が突起部16(図示せず)に係止
されるので、穴部8に所定以上に挿入されるのを防止す
ることができる。
きランプは、図8に示すように、図1に示す口金2とは
異なり、側面に球体の一部からなる突起部20を設けた
口金21を備え、この突起部20の頂部を筒状金具11
の内面に接触させた点を除いて、図1に示すリフレクタ
付きランプと同じである。
動する際、口金21の筒状金具11の内面に対する摺動
摩擦力を一定にすることができるので、高圧水銀ランプ
1の位置調整を容易に行うことができる。また、高圧水
銀ランプ1と筒状金具11との間に大きな隙間ができる
ので、高圧水銀ランプ1の傾動スペースをより十分に確
保することができるので、高圧水銀ランプ1の位置調整
を容易に行うことができる。
ランプは、図9に示すように、定格電力50Wのハロゲ
ン電球23と、このハロゲン電球23の一端部にセメン
ト等の接着剤(図示せず)によって固着され、かつ一端
部に2つのピン24が設けられた金属製の口金25と、
内部に、このハロゲン電球23が配置されたガラス製の
リフレクタ26とを備えている。
大外径11mmであり、閉塞部27a、膨出部27b、
筒部27c、および封止部27dが順次連接された石英
ガラス製の発光管27を有している。
8に支持されたタングステンからなるフィラメントコイ
ル29が設けられている。
止されたモリブデンからなる導入箔30(一方のみ図
示)を介して外部リード線(図示せず)にそれぞれ接続
されている。
4にそれぞれ接続されている。
ガスとハロゲン化物とがそれぞれ封入されている。
口金25のピン24に電源(図示せず)と接続されたコ
ネクタ(図示せず)が接続される。
る外径50mmの開口部31と、この開口部31に連接
した、放物面または楕円面の反射面を有する反射面部3
2と、この反射面部32に連接した穴部33とを備えて
いる。
によって固定されている。
部31側の内寸が14mm×6mm、開口部31とは反
対側の内寸が12mm×5mmのテーパ状を有してい
る。
長手方向の軸に対して垂直な断面形状が長方形である筒
状金具34が、全長のうち1/3程度をリフレクタ26
の外部へ突出させて嵌合されている。
そして、口金25と筒状金具34とが溶接によって一体
化され、ハロゲン電球23がリフレクタ26内に固定さ
れる。
すように、筒状金具34の四隅を長手方向の軸と平行に
幅2mm、長さ10mmにわたって切り取られたスリッ
ト35(4つのうち1つは図示せず)が設けられてい
る。このスリット35は、筒状金具34が穴部33に挿
入された際、穴部33の内面の四隅に形成されたリブ3
6に嵌合される。また、この筒状金具34の側面のう
ち、面積が大きい方の2つの側面のほぼ中央部には、突
起部37(一方のみ図示)が設けられている。
されることにより、筒状金具34が穴部33に所定以上
に挿入されるのを防止することができる。
て、筒状金具34の一端部には4つの舌片38(4つの
うち1つは図示せず)が形成される。この舌片38の弾
性変形によって、口金25を筒状金具34に挿入した
後、ハロゲン電球23はあらゆる方向に傾動しやすくな
り、リフレクタ26内でのハロゲン電球23の位置調整
を容易に行うことができる。ただし、口金25と筒状金
具34との後述する溶接後、筒状金具34の弾性変形は
抑制されて、ハロゲン電球23はリフレクタ26内に強
固に固定されることとなる。
で、舌片38が変形してその先端部が狭まり、筒状金具
34はテーパ状に変形する。したがって、口金25に筒
状金具34を挿入した際、口金25と舌片38との接触
力が強まり、筒状金具34にハロゲン電球23を強く保
持することができるとともに、逆に、口金25は舌片3
8を押し広げようとするので、穴部33と筒状金具34
との密着性も高めることができる。また、筒状金具34
がテーパ状であると、口金25と筒状金具34との間に
は、ハロゲン電球23を傾動させて位置調整する際の傾
動スペースを十分確保することができるので、ハロゲン
電球23の位置調整を容易に行うことができる。
て、舌片38は筒状金具34の中心方向へ変形する(し
たがって、図示はしていないが、穴部33と筒状金具3
4との間にはわずかな隙間ができる)。この状態で、筒
状金具34に口金25を挿入すると、筒状金具34の側
面は穴部33の内面方向に強く押されるために、筒状金
具34を穴部33内に強固に固定することができる。
製造方法について説明する。
がリブ36に嵌合するように、筒状金具34を穴部33
に挿入して、嵌合させる。なお、この嵌合際には、接着
剤等を用いていない。次に、ハロゲン電球23の口金2
5側を筒状金具34に挿入する。その後、電源と接続さ
れたコネクタ(図示せず)を口金25に接続し、ハロゲ
ン電球23を点灯させた状態で、ハロゲン電球23を傾
動させて、リフレクタ26の焦点に合うように、ハロゲ
ン電球23の位置調整を行う。この位置調整後、口金2
5と筒状金具34との接触部分のうち4個所をレーザー
によって溶接し、口金25と筒状金具34とを一体化し
て、ハロゲン電球23はリフレクタ26内に強固に固定
される。この後、前面ガラス9が開口部31に取り付け
られ、金具10によって固定される。このようにして、
図9に示すようなリフレクタ付きランプを得ることがで
きる。
位置調整を容易に行うことができ、また、従来のような
接着剤を用いないために、短時間でリフレクタ26内に
ハロゲン電球23を強固に固定することができるととも
に、乾燥工程や、そのための設備を省略化することがで
きる。さらに、反射面部32等への接着剤の付着による
ランプの不良品の発生を防止することができる。
タ付きランプは、口金と筒状金具とを溶接によって一体
化したことにより、リフレクタ内にランプを強固に固定
することができるという優れた効果を有するリフレクタ
付きランプを提供することができるものである。
造方法は、リフレクタ内でのランプの位置調整を容易に
行うことができ、また接着剤の乾燥工程を必要としない
ので、短時間でリフレクタ内にランプを強固に固定する
ことができるとともに、接着剤の乾燥工程やそのための
設備を省略化することができ、さらに接着剤の不要部分
への付着による不良の発生を防止することができるとい
う優れた効果を有するリフレクタ付きランプを提供する
ことができるものである。
ンプの正面断面図
筒状金具との断面斜視図
面断面図
斜視図
断面図
ンプの筒状金具を拡大した断面斜視図
ンプの主要部を拡大した断面斜視図
ンプの主要部を拡大した正面断面図
ンプの正面断面図
面斜視図
Claims (10)
- 【請求項1】 両端に開口部と穴部とを有するリフレク
タと、前記穴部に嵌合された筒状金具と、前記リフレク
タ内に配置され、かつ一端部に口金を有するランプとを
備え、前記筒状金具に前記口金が挿入され、前記口金と
前記筒状金具とは溶接によって一体化されており、前記
筒状金具は少なくとも一つのスリットを有し、かつ弾性
力を有する舌片を有することを特徴とするリフレクタ付
きランプ。 - 【請求項2】 前記口金と前記筒状金具との境界部分が
溶接されていることを特徴とする請求項1記載のリフレ
クタ付きランプ。 - 【請求項3】 前記穴部に前記スリットと嵌合する突起
部またはリブが設けられていることを特徴とする請求項
1または請求項2記載のリフレクタ付きランプ。 - 【請求項4】 前記筒状金具の側面に別の突起部を設
け、この突起部は前記穴部の内面に当接していることを
特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
リフレクタ付きランプ。 - 【請求項5】 前記スリットは、前記リフレクタ側に位
置する端部の近傍まで設けられていることを特徴とする
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のリフレクタ
付きランプ。 - 【請求項6】 前記穴部は、前記開口部側が広いテーパ
状であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
ずれかに記載のリフレクタ付きランプ。 - 【請求項7】 前記筒状金具の一端部に、前記穴部の前
記開口部側の端部に係止される係止部を設けたことを特
徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のリ
フレクタ付きランプ。 - 【請求項8】 前記筒状金具は、少なくとも一つの、前
記スリットとは別の方向に開口を有する別のスリットが
設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項
7のいずれかに記載のリフレクタ付きランプ。 - 【請求項9】 前記口金の側面に、球体の一部からなる
他の突起部を設け、前記他の突起部の頂部が前記筒状金
具の内面に接触していることを特徴とする請求項1ない
し請求項8のいずれかに記載のリフレクタ付きランプ。 - 【請求項10】 両端に開口部と穴部とを有するリフレ
クタと、前記穴部と嵌合される筒状金具と、一端部に口
金を有するランプとを備え、前記穴部に前記筒状金具を
嵌合させ、前記筒状金具に前記口金を挿入し、前記口金
と前記筒状金具とを溶接によって一体化することを特徴
とするリフレクタ付きランプの製造方法
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JP32797799A JP3304939B2 (ja) | 1998-11-18 | 1999-11-18 | リフレクタ付きランプおよびその製造方法 |
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