JP3307332B2 - 反射鏡付放電ランプ - Google Patents

反射鏡付放電ランプ

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JP3307332B2 JP16492498A JP16492498A JP3307332B2 JP 3307332 B2 JP3307332 B2 JP 3307332B2 JP 16492498 A JP16492498 A JP 16492498A JP 16492498 A JP16492498 A JP 16492498A JP 3307332 B2 JP3307332 B2 JP 3307332B2
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は反射鏡付放電ランプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタ等の映像機器用の光源
として、発光管を漏斗形状の反射鏡の焦点位置に配置し
た反射鏡付放電ランプが知られている。
【0003】このような反射鏡付放電ランプは、内部に
一対の電極が電極間距離1〜3mmで設けられた発光部
と、この発光部の両端部に連設された封止部とからなる
発光管、筒部とねじ部とからなる金属製の口金、および
漏斗形状の反射鏡を備えている。発光管の封止部は口金
の筒部に挿入されてセメントで固着されており、発光管
に固着された口金は反射鏡にセメントで固着されて、発
光管と口金と反射鏡とが一体化されている。封止部は円
柱形状であり、口金の筒部は図8に示すように円筒形状
を有している。口金のねじ部には、リング状の金属端子
がナットによって固定されており、この金属端子には点
灯装置(図示せず)から導出した電力供給線が接続され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このナ
ットによる固定の際、口金と反射鏡とがセメントで固定
されているのにも関わらず、発光管が固着された口金が
反射鏡から外れてしまうことがあった。
【0005】口金の筒部は円筒形状に形成されていると
ともに、セメントと金属製の口金との材質の違いから口
金とセメントとの接着強度は弱く、このため、ナットの
締め付け時に生じる力(ねじりモーメント)によって口
金が回転し、反射鏡から、発光管とともに口金が外れて
しまう問題があった。
【0006】本発明は、ナット締め付け時のねじりモー
メントに強い反射鏡付放電ランプを得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の反射鏡付放電ラ
ンプは、内部に一対の電極を有する発光部と、前記発光
部の両端部に連設された封止部とからなる発光管、筒部
とねじ部とからなる口金、および反射鏡を備え、前記発
光管の封止部が前記口金の筒部に挿入されてセメントで
固着されているとともに、前記口金が前記反射鏡にセメ
ントで固着されて前記発光管と前記口金と前記反射鏡と
が一体化されており、前記封止部が円柱形状であるとと
もに、前記口金の筒部は断面が楕円形状の非円筒形状で
あり、かつその楕円は長径が短径の1.2倍以上であ
構成を有する。
【0008】これにより、口金にねじりモーメントが加
わっても反射鏡から、発光管が固着された口金が外れる
ことがなく、ねじりモーメントに強い反射鏡付放電ラン
プを得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態である反
射鏡付放電ランプについて説明する。
【0010】図1に示すように、150W超高圧水銀灯
と反射鏡とからなる液晶プロジェクタ用の光源である反
射鏡付放電ランプ(以下、本発明品Aという)は、内部
に一対の電極2,3が電極間距離1.5mmで設けられ
た発光部4と、この発光部4の両端部に連設された封止
部5,6とからなる石英製の発光管1を備えている。封
止部5,6には、電極2,3、電極棒7,8、金属箔
9,10、外部リード線11,12が順次接続された導
入体の電極棒7,8の一部、金属箔9,10、および外
部リード線11,12の一部が封止されている。封止部
5,6は減圧封止され直径約6mm、長さ約25mmの
円柱状に形成されている。
【0011】金属製の口金13は、図2に示すように、
筒部14と、ねじ部17とからなり、ねじ部17にはリ
ング状の金属端子15がナット16により接続される。
なお、金属端子15には、点灯装置(図示せず)からラ
ンプへ電力を供給する電力供給線15aが接続されてい
る。筒部14は楕円形状に形成されている。筒部14の
中心軸を回転軸とした回転対称性が真円から崩れること
によってねじりモーメントに対する強度が向上する。ま
た、この回転対称性を崩すために楕円の長径は短径の
1.2倍以上であることが望ましい。
【0012】発光管1の一方の封止部6は口金13の楕
円形状の筒部14内に挿入され、封止部6と筒部14と
の隙間にはセメント18が充填され、発光管1と口金1
3とが一体に固着されている。
【0013】封止部5,6のうち、口金13が固着され
た側に導出している外部リード線12は口金13内を貫
通して、ねじ部17の先端で溶接により接続されてい
る。他方の外部リード線11には反射鏡の反射部を挿通
して設けられたワイヤ19の一端部が接続されている。
また、ワイヤ19の他端部は点灯装置へ接続されてお
り、したがって、ワイヤ19および電力供給線15aを
通じて発光管1に電力が供給される。
【0014】反射鏡20は漏斗形状をしており、径の小
さい方の開口部21に発光管1が固着された口金13が
挿入され、反射鏡20の開口部21と口金13との間の
隙間にセメント18が充填され一体化されている。
【0015】口金13の筒部14には、封止部6全体が
挿入される必要はなく、筒部14には封止部6の一部が
挿入固定されていればよい。
【0016】また、反射鏡20の前面には防爆用ガラス
22が金属バンド23によって固定されており、発光管
1は反射鏡20内に密閉されている。
【0017】次に、本発明の第2の実施形態である反射
鏡付放電ランプ(以下、本発明品Bという)について説
明する。
【0018】本実施形態の構成は、本発明品Aと同様な
構成で、異なるのは口金24である。
【0019】すなわち、図3に示すように、口金24
は、筒部25とねじ部26とからなり、かつ、筒部25
には切り欠き部27が形成されている。切り欠き部27
の寸法は、例えば、幅(W)3mmで長さ(L)が4m
mである。
【0020】封止部6と口金24との固着の際、切り欠
き部27にセメント18が入り込むことによって、入り
込んだセメント18と切り欠き部との間で回転に対する
抵抗力が発生し、ねじりモーメントに対する強度が向上
する。したがって切り欠き部の幅は広いほど効果的であ
り、例えば口金24の内径の0.4倍以上であることが
望ましい。
【0021】次に、本発明の第3の実施形態である反射
鏡付放電ランプ(以下、本発明品Cという)について説
明する。
【0022】本実施形態の構成は、本発明品Aと同様な
構成で、異なるのは口金28である。
【0023】すなわち、図4に示すように、口金28
は、筒部29とねじ部30とからなり、かつ筒部29の
一部を切り取った形状、例えば筒部の反ねじ部側の先端
が円弧形状に形成されている。本実施形態では、例え
ば、筒部29の先端から長さ4mmの部分の形状は半円
形状になっている。このような構成により、切り取った
部分にセメント18が入り込むことによって、ねじりモ
ーメントに対する強度が向上する。
【0024】次に、本発明の第4の実施形態である反射
鏡付放電ランプ(以下、本発明品Dという)について説
明する。
【0025】本実施形態の構成は、本発明品Aと同様な
構成で、異なるのは口金31である。
【0026】すなわち、図5に示すように、口金31
は、筒部32とねじ部33とからなり、かつ筒部32の
形状は円筒形状であるが、筒部32の外表面に突出部3
4を形成している。突出部34を設けることによって、
セメント18内に突出部34が埋設されることにより回
転対称性が崩れ、ねじりモーメントに対する強度が向上
する。
【0027】本実施形態では約5mmの突出部34を形
成した。また、突出部34の代わりに外表面にくぼみ部
(図示せず)を形成してもよい。この場合、くぼみ部に
セメント18が充填されることにより同様の効果が得ら
れる。
【0028】また、筒部31の外表面に突出部34とく
ぼみ部とを組み合わせて形成してもよい。例えば、図6
に示すように筒部32の外表面に、0.5mm角程度の
網目状の凹凸を形成してもよい。また全くランダムに口
金外側表面に線状傷をつけることで凹凸面を形成しても
よい。また、図7に示すように、本発明品Bで用いた口
金24(図3参照)の筒部25の外表面に突出部35を
設けてもよい。
【0029】次に上記各本発明品についてのねじりモー
メントと、図8に示す内径7mm、外径8mm、長さ1
5mmの円筒形状の口金38を有する従来の液晶プロジ
ェクタ用光源である反射鏡付放電ランプのねじりモーメ
ントとの比較を行った。ねじりモーメントは、口金のね
じ部にナットを締めていき、口金が回転しはじめた時の
モーメントを測定した。
【0030】その結果、従来品ではトルク強度が0.2
0〜0.26kgf・mであるのに対し、各本発明品に
おいてトルク強度は0.35〜0.55kgf・mであ
り、したがって、本発明によって、ねじりモーメントに
対する強度が向上することがわかった。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、口金にね
じりモーメントが加わっても反射鏡から、発光管が固着
された口金が外れることがなく、ねじりモーメントに強
い反射鏡付放電ランプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である反射鏡付放電ランプの
一部切欠正面図
【図2】同じく楕円形の口金の斜視図
【図3】同じく切り欠き部を有する口金の斜視図
【図4】同じく筒部の一部が円弧形状を有する口金の斜
視図
【図5】同じく外表面に突出部を有する口金の斜視図
【図6】同じく外表面に網目状の突出部を有する口金の
斜視図
【図7】同じく切り欠き部を有し、かつ外表面に突出部
を有する口金の斜視図
【図8】従来の反射鏡付放電ランプの口金を示す斜視図
【符号の説明】
1 発光管 5,6 封止部 13,24,28,31 口金 14,25,29,32 筒部 17 ねじ部 18 セメント 20 反射鏡 27 切り欠き部 34,35 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−102268(JP,A) 特開 平9−17330(JP,A) 特開 平10−223132(JP,A) 特開 平10−302612(JP,A) 実開 平4−85555(JP,U) 実開 昭59−13216(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 19/00 F21S 2/00 H01J 5/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に一対の電極を有する発光部と、前
    記発光部の両端部に連設された封止部とからなる発光
    管、筒部とねじ部とからなる口金、および反射鏡を備
    え、前記発光管の封止部が前記口金の筒部に挿入されて
    セメントで固着されているとともに、前記口金が前記反
    射鏡にセメントで固着されて前記発光管と前記口金と前
    記反射鏡とが一体化されており、前記封止部が円柱形状
    であるとともに、前記口金の筒部は断面が楕円形状の
    円筒形状であり、かつその楕円は長径が短径の1.2倍
    以上であることを特徴とする反射鏡付放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記口金の筒部は切り欠き部を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の反射鏡付放電ランプ。
  3. 【請求項3】 前記口金の筒部の表面に突出部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の反射鏡
    付放電ランプ。
  4. 【請求項4】 前記口金の筒部の表面にくぼみ部を設け
    たことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記
    載の反射鏡付放電ランプ。
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