JP2986483B2 - メタルハライドランプ - Google Patents
メタルハライドランプInfo
- Publication number
- JP2986483B2 JP2986483B2 JP1230976A JP23097689A JP2986483B2 JP 2986483 B2 JP2986483 B2 JP 2986483B2 JP 1230976 A JP1230976 A JP 1230976A JP 23097689 A JP23097689 A JP 23097689A JP 2986483 B2 JP2986483 B2 JP 2986483B2
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- JP
- Japan
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- external introduction
- tube
- metal halide
- line
- stem
- Prior art date
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はメタルハライドランプに関するものである。
従来の技術 近年、メタルハライドランプの小型化，低ワット化が
進んでいるが、ランプが小型化されるにつれて、補助
極，グローランプなどのいわゆる始動補助機構をランプ
内に組み込むことが困難となる。したがってこの場合、
高圧パルスを発生するイグナイタ内蔵の安定器で点灯さ
れることが多い。
進んでいるが、ランプが小型化されるにつれて、補助
極，グローランプなどのいわゆる始動補助機構をランプ
内に組み込むことが困難となる。したがってこの場合、
高圧パルスを発生するイグナイタ内蔵の安定器で点灯さ
れることが多い。
発明が解決しようとする課題 しかし、小型・低ワットのメタルハライドランプで
は、ステム線間、およびステム線と外部導入線間の距離
が短くなるために、高圧パルスによって前記ステム線間
またはステム線と外部導入線間で放電が起こり、ランプ
が始動しないという問題があった。
は、ステム線間、およびステム線と外部導入線間の距離
が短くなるために、高圧パルスによって前記ステム線間
またはステム線と外部導入線間で放電が起こり、ランプ
が始動しないという問題があった。
本発明の目的は、高圧パルスに対するステム線と外部
導入線間の放電を防止し、確実に始動することのできる
メタルハライドランプを提供することにある。
導入線間の放電を防止し、確実に始動することのできる
メタルハライドランプを提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明のメタルハライドランプは、内部に一対の電極
が設けられ、かつ両端に封止部が設けられ、さらに各々
の封止部から外部導入線が外部に導出された発光管を備
え、前記外部導入線の一方に前記発光管を沿って設けら
れたステム線を接続するとともに、前記外部導入線の一
方と前記ステム線との接続点と遠い方の前記封止部の一
端に一体化された石英からなる筒をベースに設けられた
穴に嵌合し、前記筒内に前記外部導入線の他方を貫通さ
せた構成を有している。
が設けられ、かつ両端に封止部が設けられ、さらに各々
の封止部から外部導入線が外部に導出された発光管を備
え、前記外部導入線の一方に前記発光管を沿って設けら
れたステム線を接続するとともに、前記外部導入線の一
方と前記ステム線との接続点と遠い方の前記封止部の一
端に一体化された石英からなる筒をベースに設けられた
穴に嵌合し、前記筒内に前記外部導入線の他方を貫通さ
せた構成を有している。
作用 かかる手段を採用することにより、発光管の封止部か
ら外部に導出された外部導入線が、絶縁性材料からなる
筒内を貫通しベース内に至るため、ステム線は１本だけ
ですみ、また前記外部導入線とステム線間には、絶縁性
材料からなる筒が介在するため、ステム線と外部導入線
間の絶縁性が向上することとなる。
ら外部に導出された外部導入線が、絶縁性材料からなる
筒内を貫通しベース内に至るため、ステム線は１本だけ
ですみ、また前記外部導入線とステム線間には、絶縁性
材料からなる筒が介在するため、ステム線と外部導入線
間の絶縁性が向上することとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例である小型・低ワットのメ
タルハライドランプを示すものである。同図に示すよう
に、石英製の発光管１の内部には、一対の電極2a,2bが
設けられ、かつ所定量の水銀，ヨウ化ナトリウム，ヨウ
化スカンジウム，ヨウ化セシウムとともに、始動用ガス
としてキセノンが５気圧封入されている。発光管１の内
径は2.7mm、電極間距離は4.2mmである。また、発光管１
の両端には封止部3,4が設けられ、各々の封止部から外
部導入線5,6が外部にそれぞれ導出されている。一方の
外部導入線５には発光管１に沿って設けられたステム線
７が溶接されている。そして、外部導入線５とステム線
７との接続点と遠い方の封止部４の一端には外形4mm,肉
厚1mmの絶縁性材料例えば石英からなる筒８の一端が溶
着されて一体化されている。耐熱性樹脂からなる円柱形
のベース９には穴10が設けられており、この穴に筒８の
他端側が嵌合され、さらにアルミナ，シリカを主成分と
する耐熱セメント11で固着されている。
タルハライドランプを示すものである。同図に示すよう
に、石英製の発光管１の内部には、一対の電極2a,2bが
設けられ、かつ所定量の水銀，ヨウ化ナトリウム，ヨウ
化スカンジウム，ヨウ化セシウムとともに、始動用ガス
としてキセノンが５気圧封入されている。発光管１の内
径は2.7mm、電極間距離は4.2mmである。また、発光管１
の両端には封止部3,4が設けられ、各々の封止部から外
部導入線5,6が外部にそれぞれ導出されている。一方の
外部導入線５には発光管１に沿って設けられたステム線
７が溶接されている。そして、外部導入線５とステム線
７との接続点と遠い方の封止部４の一端には外形4mm,肉
厚1mmの絶縁性材料例えば石英からなる筒８の一端が溶
着されて一体化されている。耐熱性樹脂からなる円柱形
のベース９には穴10が設けられており、この穴に筒８の
他端側が嵌合され、さらにアルミナ，シリカを主成分と
する耐熱セメント11で固着されている。
かかるメタルハライドランプは、ランプ電力35W,ラン
プ電圧85V,ランプ電流0.41Aである。
プ電圧85V,ランプ電流0.41Aである。
以上のような構成を有するメタルハライドランプによ
れば、内部を外部導入線６が貫通する石英からなる筒８
の他端側をベース９に固着しているので、ステム線とし
てはステム線７の１本だけですみ、しかも、外部導入線
６とステム線７間には石英からなる筒８が介在するため
に、ランプ始動時、従来とは異なり、ステム線間の放電
が起こることはなく、また外部導入線６とステム線７間
の絶縁性が向上することから、外部導入線６とステム線
７間の放電も防止することができる。このため、ランプ
は確実に始動し得る。
れば、内部を外部導入線６が貫通する石英からなる筒８
の他端側をベース９に固着しているので、ステム線とし
てはステム線７の１本だけですみ、しかも、外部導入線
６とステム線７間には石英からなる筒８が介在するため
に、ランプ始動時、従来とは異なり、ステム線間の放電
が起こることはなく、また外部導入線６とステム線７間
の絶縁性が向上することから、外部導入線６とステム線
７間の放電も防止することができる。このため、ランプ
は確実に始動し得る。
かかるランプを100本製作し、ランプに高圧パルスを
印加して、始動実験をしたところ、外部導入線６とステ
ム線７間の放電は何ら発生せず、良好な始動特性が得ら
れることが確認された。
印加して、始動実験をしたところ、外部導入線６とステ
ム線７間の放電は何ら発生せず、良好な始動特性が得ら
れることが確認された。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、内部に一対の
電極が設けられ、かつ両端に封止部が設けられ、さらに
各々の封止部から外部導入線が外部に導出された発光管
を備え、前記外部導入線の一方に前記発光管に沿って設
けられたステム線を接続するとともに、前記外部導入線
の一方と前記ステム線との接続点と遠い方の前記封止部
の一端に絶縁性材料からなる筒の一端を固着し、前記筒
の他端側をベースに固着し、前記筒内に前記外部導入線
の他方を貫通させることにより、ランプ始動時、ステム
線間はもちろんのこと、外部導入線とステム線間の放電
の発生を防止することができるので、始動特性を良好に
でき、光中心距離の調節が容易に行えるとともに、強固
に発光管を支持することができるメタルハライドランプ
を提供することができるものである。
電極が設けられ、かつ両端に封止部が設けられ、さらに
各々の封止部から外部導入線が外部に導出された発光管
を備え、前記外部導入線の一方に前記発光管に沿って設
けられたステム線を接続するとともに、前記外部導入線
の一方と前記ステム線との接続点と遠い方の前記封止部
の一端に絶縁性材料からなる筒の一端を固着し、前記筒
の他端側をベースに固着し、前記筒内に前記外部導入線
の他方を貫通させることにより、ランプ始動時、ステム
線間はもちろんのこと、外部導入線とステム線間の放電
の発生を防止することができるので、始動特性を良好に
でき、光中心距離の調節が容易に行えるとともに、強固
に発光管を支持することができるメタルハライドランプ
を提供することができるものである。
第１図は本発明の一実施例であるメタルハライドランプ
の一部切欠正面図である。 １……発光管、2a,2b……電極、3,4……封止部、5,6…
…外部導入線、７……ステム線、８……筒、９……ベー
ス、10……ベースの穴、11……セメント。
の一部切欠正面図である。 １……発光管、2a,2b……電極、3,4……封止部、5,6…
…外部導入線、７……ステム線、８……筒、９……ベー
ス、10……ベースの穴、11……セメント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01J 61/30 H01J 61/36
Claims (1)
- 【請求項１】内部に一対の電極が設けられ、かつ両端に
封止部が設けられ、さらに各々の封止部から外部導入線
が外部に導出された発光管を備え、前記外部導入線の一
方に前記発光管に沿って設けられたステム線を接続する
とともに、前記外部導入線の一方と前記ステム線との接
続点と遠い方の前記封止部の一端に一体化された石英か
らなる筒をベースに設けられた穴に嵌合し、前記筒内に
前記外部導入線の他方を貫通させたことを特徴とするメ
タルハライドランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1230976A JP2986483B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | メタルハライドランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1230976A JP2986483B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | メタルハライドランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0395850A JPH0395850A (ja) | 1991-04-22 |
| JP2986483B2 true JP2986483B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=16916275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1230976A Expired - Fee Related JP2986483B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | メタルハライドランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2986483B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2372432A (en) | 2001-02-24 | 2002-08-28 | Dyson Ltd | A cleaning head with side bristles for a vacuum cleaner |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3236462A1 (de) * | 1982-10-01 | 1984-04-05 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH, 8000 München | Hochdruckentladungslampe mit sockel und zugehoeriger fassung |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP1230976A patent/JP2986483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0395850A (ja) | 1991-04-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |