JPH11135075A - 金属蒸気放電灯 - Google Patents

金属蒸気放電灯

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JPH11135075A
JPH11135075A JP29472697A JP29472697A JPH11135075A JP H11135075 A JPH11135075 A JP H11135075A JP 29472697 A JP29472697 A JP 29472697A JP 29472697 A JP29472697 A JP 29472697A JP H11135075 A JPH11135075 A JP H11135075A
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JP
Japan
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arc tube
auxiliary electrode
cap
vapor discharge
discharge lamp
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JP29472697A
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English (en)
Inventor
Taku Sumitomo
卓 住友
Koji Nishioka
浩二 西岡
Atsunori Okada
淳典 岡田
Naoki Saito
直樹 齋藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】始動電圧を低減でき且つ主電極の取扱いが容易
な金属蒸気放電灯を提供する。 【解決手段】発光管の端部のキャップ24が多結晶アル
ミナにより形成される。補助電極22及び導電体8,9
が導電性セラミックにより形成される。ここに、補助電
極22は、キャップ24と同時一体に焼結され、発光管
1の内部に配置された一方の主電極11の近傍に配置さ
れている。主電極10,11は導電体8,9により保持
される。導電体8,9はキャップ24に、フリット21
により封着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光物質として金
属単体あるいは金属のハロゲン化物が封入されている金
属蒸気放電灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より提供されている金属蒸気放電灯
として、図22に示す構造のメタルハライドランプがあ
る。このメタルハライドランプは、口金3を一端に設け
た外管2内に発光管1を収納してあり、発光管1と口金
3とは2本のステム線4,5により電気的に接続され、
かつステム線4,5を介して発光管1が外管2に支持さ
れている。一方のステム線5の一部は発光管1の側方を
通るように配置され、この部位は絶縁スリーブ32によ
り覆われている。
【0003】発光管1は、石英ガラスにより円筒状に形
成され、希ガスと、発光物質としての数種類の金属ハロ
ゲン化物(主としてヨウ化物)と、緩衝ガスとしての水
銀が封入されている。発光管1の長手方向の両端部内に
は、それぞれ主電極10,11が配設されている。主電
極10,11は電極棒とコイルとからなるコイル電極で
あって線状の導電体8,9を介して外部回路に接続され
る。また、発光管1の一方の端部内には主電極11に隣
接して補助電極22が配設され、補助電極22は導電線
15を介して外部回路に接続される。主電極10,11
ないし導電体8,9および補助電極22ないし導電線1
5は発光管1に対して気密的に封止される。主電極1
0,11は点灯中に放電を維持する電極であって、補助
電極22は始動時に主電極11との間で始動を補助する
ための放電を生成する。つまり、主電極10,11の間
で放電を開始しようとすれば、主電極10,11の間に
非常に高い電圧を印加する必要があるが、主電極11と
補助電極22とは距離が小さいから放電開始に要する電
圧は低くなる。主電極11と補助電極22との間で放電
が開始されると発光管1内にイオンが生成されるから、
その後に主電極10,11間の放電を開始させる際の印
加電圧を低減することができる。
【0004】一方、金属蒸気放電灯としての高圧ナトリ
ウムランプは、図23に示す構造を有しており、発光管
1には、始動補助用の希ガスと、発光物質であるナトリ
ウムと、緩衝ガスとしての水銀が封入される。したがっ
て、発光管1は高温かつ高圧のナトリウム蒸気に対して
化学的に安定な材料である半透明の多結晶アルミナセラ
ミック(もしくは透明の単結晶アルミナ)を用いて円筒
状に形成される。発光管1として用いるこの種の材料に
対してタングステンを気密的に封止するのは困難である
から、主電極10(図23に示していないが図22と同
様である),11を外部回路に接続する導電体8,9を
発光管1に挿通し、導電体8,9をフリット21により
封止している。つまり、高圧ナトリウムランプの点灯中
には発光管1の長手方向の両端部は1000℃に近い高
温になるから導電体8,9としては耐熱性が要求され、
さらにナトリウムに対して化学的に安定かつ膨張率が発
光管1とほぼ等しいことが要求されるから、このような
条件を満たす材料として99%Nb−1%Zr合金が用
いられる。また、フリット21は発光管1を形成するア
ルミナと一体に焼結するから耐熱性に優れかつ膨張率が
発光管1とほぼ等しいことが要求される。
【0005】上述のように高圧ナトリウムランプは電極
部分の封止構造が複雑であり、また封止作業も面倒であ
るから、発光管1の端部と主電極10,11を保持する
導電体8,9とをフリット21により封止するのに加え
て、補助電極もフリット21で封止するのは生産上困難
である。したがって、高圧ナトリウムランプでは発光管
1の内部に補助電極を設けず、発光管1の管壁外側面に
沿って始動補助導体18を配設する構成が一般的であ
る。このような始動補助導体18を設けておけば主電極
10,11間に高電圧を印加したときに、発光管1の内
面を伝って始動補助導体18に沿う形で微放電が生じ、
微放電によりイオンが生成されるから、主電極10,1
1間のアーク放電への移行が容易になり、始動補助導体
18がない場合よりも始動電圧を低減することができる
のである。
【0006】金属蒸気放電灯としては、図24に示す構
造のセラミックメタルハライドランプもある。セラミッ
クメタルハライドランプは、発光管1として高圧ナトリ
ウムランプと同様の材料を用いたものであって、透光性
のセラミックよりなる発光管1はタングステンのような
金属を封止するのが困難であって、高圧ナトリウムラン
プと同様の封止構造が必要になるから、発光管1に石英
ガラスを用いたメタルハライドランプのような補助電極
は設けていない。また、発光管1に封入され高温になる
金属のヨウ化物と高圧ナトリウムランプで用いているフ
リット21とは非常に反応しやすいから、このことから
も補助電極を設けるのは困難である。さらに、主電極を
接続している線状の導電体8,9についてもフリット2
1による封止が必要であるから、発光管1の長手方向の
両端部を中央部よりも細径にし、発光管1の中央部から
離れた部位で導電体8,9をフリット21により封止し
て、フリット21と高温の金属ヨウ化物との接触機会を
低減させる構成が採用されている。
【0007】上述のように、高圧ナトリウムランプやセ
ラミックメタルハライドランプのような透光性のセラミ
ックよりなる発光管1を備えた金属蒸気放電灯では、主
電極のみが発光管1内に配設されており、補助電極を発
光管1内に設けたものは商品化されていない。もちろ
ん、高圧ナトリウムランプについて説明したように、始
動補助導体18を発光管1の外部に設けることによって
始動性を改善することはセラミックメタルハライドラン
プにおいても提案されているが、発光管1の外部に始動
補助導体18を設けたものは、発光管1の内部に補助電
極を設けたものに比較すると始動性の改善効果は小さ
い。
【0008】このような始動性の問題を解決すべく、特
開昭55−59650号公報には、発光管における主電
極の近傍の側壁部に導電性セラミックよりなる補助電極
を貫通させたものが開示され、特開昭62−15064
6号公報には、主電極の材料として導電性セラミックを
用いることによって発光管と電極とを同時一体に焼結し
たものが開示されている。特開昭62−150646号
公報に記載のものでは、発光管の両端部にセラミックよ
りなるキャップを設け、導電性セラミックよりなる主電
極をキャップと同時一体に焼結するとともに、導電性セ
ラミックにより形成された補助電極の周囲に絶縁性セラ
ミックを同時一体に焼結し、さらに絶縁性セラミックを
キャップにフリットを用いて封着した構成になってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前者の構成のように、
発光管の側壁部に導電性セラミックにより形成した補助
電極を貫通しているものでは、補助電極の発光管への導
入部とランプの点灯中に両主電極間に生成される放電ア
ークとの距離が近くなるから、補助電極の導入部が高温
になる。その結果、発光管と補助電極との熱膨張率の差
が無視できなくなり、発光管と補助電極との気密性を維
持するのが困難になる。
【0010】また、後者の構成のようにキャップに絶縁
性セラミックを介して補助電極を設けたものでは、補助
電極となる導電性セラミックの周囲に絶縁性セラミック
を同時一体に焼結し、さらに絶縁性セラミックと発光管
とをフリットにより封止するものであるから、構造が複
雑であり大量生産には適していないという問題がある。
【0011】ところで、高圧ナトリウムランプにおい
て、図25に示すように、導電性セラミックよりなる補
助電極22を発光管1の端部のキャップ24と同時一体
に焼結することや、図26に示すように、主電極11を
保持する発光管1の端部のキャップ24を導電性セラミ
ックにより形成することが提案されている。また、高圧
ナトリウムランプやセラミックハライドランプのような
金属蒸気放電灯は、ナトリウムや金属ヨウ化物などの発
光物質が発光管内に過剰量封入された飽和形放電灯であ
るから、始動前には点灯中の最冷点箇所となる発光管の
端部に封入物が固相状態ないし液相状態で多量に凝縮す
ることになる。その結果、発光管内に補助電極を設けて
いると、始動前には主電極を保持する導電体と補助電極
との間が封入物により短絡するおそれがある。そこで、
図27に示すように、発光管1の内部に突出する補助電
極22を先端部を残して覆う保護壁28を設けることが
提案されている。
【0012】また、主電極11と補助電極22との距離
が短いほど小さい印加電圧で放電を開始することができ
るが、主電極11と補助電極22との間で放電を生じさ
せると、補助電極22の狭い領域に熱衝撃を与えること
になり、しかも、補助電極22は発光管1の管壁23と
主電極11との間の狭い空間に配置するために一般には
細長形状を有しているから熱伝導が悪く、補助電極22
の先端部には非常に大きな熱ストレスがかかることにな
る。このように始動のたびに大きな熱ストレスがかかる
から、始動を繰り返すうちに補助電極22が欠損して始
動性が劣化し、最終的には始動することができなくな
る。そこで、図28に示すように、主電極11と、導電
体8が発光管と封止される部分との間に、電子放射性物
質または電子放射性物質を含むコイル29を設けること
が提案されている。
【0013】ところで、図25ないし図28の構成で
は、導電体8,9として、99%Nb−1%Zr合金が
使用されており、熱歪をできるだけ少なくするためには
導電体8,9の径を小さくすることが望ましい。しかし
ながら、導電体8,9には十分な電流を流さなければな
らないので、ある程度の断面積を確保する必要があり、
結果として、導電体8,9の形状は、比較的外径の大き
な筒状の形状となっており、導電体8,9の強度が弱く
て導電体8,9の取扱いが難しい。
【0014】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、始動電圧を低減でき且つ主電極の取
扱いが容易な金属蒸気放電灯を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発光
物質として金属が封入された発光管と、発光管の内部空
間に配置された少なくとも2つの主電極と、前記発光管
の一部を形成するキャップを通して挿入され主電極を保
持する導電体と、少なくとも1つの主電極の近傍に配置
される補助電極とを備え、導電体及び補助電極がともに
導電性セラミックよりなることを特徴とするものであっ
て、補助電極を備えていることにより始動電圧を低減で
き、導電体及び補助電極がともに導電性セラミックより
なるので、主電極が99%Nb−1%Zr合金により形
成されている場合に比べて主電極の取扱いが容易にな
る。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、発光管が透光性セラミックと単結晶アルミナとのい
ずれか一方よりなるので、発光管と補助電極とを同時一
体に焼結することが可能となり、製造が容易になるとと
もに、補助電極の発光管に対する気密性を高くすること
ができる。請求項3の発明は、請求項1または請求項2
の発明において、補助電極が、発光管のキャップに設け
られていることを特徴とする。
【0017】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、補助電極が、発光管の管壁に設けら
れていることを特徴とする。請求項5の発明は、請求項
3または請求項4の発明において、補助電極が発光管と
同時一体に焼結され、二つの導電体は発光管のキャップ
にフリットにより封着されているので、製造が容易で、
しかも、補助電極の発光管に対する気密性を高くするこ
とができる。
【0018】請求項6の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、補助電極が発光管と同時一体に焼結
され、二つの導電体のうちの一方の導電体は発光管のキ
ャップにフリットにより封着され、他方の導電体は発光
管のキャップと同時一体に焼結されているので、フリッ
トの使用量を請求項5の発明に比べて低減でき、発光管
の気密性を高めることができる。
【0019】請求項7の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、補助電極と導電体とはともに発光管
と同時一体に焼結され、発光管のキャップにフリットに
より封止された柱体が設けられているので、導電体とキ
ャップとの間のフリットが不要になり、フリットの使用
量を低減でき、発光管の気密性を高めることができる。
【0020】請求項8の発明は、請求項5の発明におい
て、発光管のキャップが導電性セラミックよりなり、発
光管のキャップの一部が補助電極を兼ねるので、キャッ
プと補助電極とを連続一体に形成することができ、製造
が容易になるとともに、発光管の気密性を高めることが
できる。請求項9の発明は、請求項1または請求項2の
発明において、発光管の内部に突出する補助電極を先端
部を残して覆う絶縁性の保護壁を備えているので、発光
管に封入した発光物質などの封入物が凝縮して補助電極
付近に溜まっても主電極と補助電極とが短絡することが
なく、始動時には主電極と補助電極との間に放電を生じ
させて確実に始動することができる。
【0021】請求項10の発明は、請求項1または請求
項2の発明において、発光管の内部において導電体の表
面に被着され少なくとも一部が電子放射性物質からなる
始動手段を備えているので、始動時には始動手段と補助
電極との間で放電を開始させることができ、始動手段は
電子を放出しやすいから、補助電極を発光管内で主電極
の近傍まで延長しなくても主電極と補助電極との間の放
電開始電圧を低減することができる。つまり補助電極は
熱ストレスを受けにくくなり、始動を繰り返しても補助
電極が欠損せず、始動性の劣化が生じにくくなる。
【0022】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、始動手段として電子放射性物質を含むコイルを
用いているので、始動手段がコイルを形成しているか
ら、始動手段を導電体に取り付けるのが容易であるとと
もに表面積を比較的大きくとることができて電子を発生
しやすくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】本実施形態では、金属蒸気放電灯
として高圧ナトリウムランプを例示する。図2に示すよ
うに、一端部に口金3を設けた外管2内に発光管1が収
納される。口金3には導電線である2本のステム線4,
5の一端部が接続され、ステム線4,5の他端部にそれ
ぞれ支持体6,7を介して発光管1に設けた導電体8,
9が接続される。導電体8,9は発光管1の内部空間に
配置された主電極(後述する)を保持する。つまり、口
金3と主電極とはステム線4,5と支持体6,7と導電
体8,9とを介して電気的に接続される。ステム線4,
5が発光管1を支持するのに十分な強度を有しているこ
とはいうまでもない。外管2は硬質ガラスにより形成さ
れ、内部はバリウムゲッタ19を用いて高真空状態に保
たれている。
【0024】発光管1は、耐アルカリ性を有する透光性
材料により円筒状に形成される。この種の材料として
は、たとえば多結晶アルミナや多結晶イットリアのよう
な透光性セラミック、あるいは単結晶アルミナなどがあ
る。発光管1の両端部は多結晶アルミナにより形成され
たキャップ24により気密的に封止し、キャップ24に
は導電性セラミックよりなる導電体8,9を挿通してあ
る。導電体8,9はキャップ24に対してフリット21
により封止される。導電体8,9において発光管1の内
部に挿入された一端部には主電極(図示せず)が接続さ
れる。発光管1内には始動補助用のキセノンガス、発光
物質としてのナトリウム、緩衝ガスとしての水銀を封入
してある。
【0025】支持体6,7はタンタル板よりなり一端部
がステム線4,5に固着される。また、口金3側の導電
体9は中空に形成されており、支持体6の他端部に固着
された導電棒12が挿入される。導電棒12は導電体9
に挿入されるだけであって固着されておらず、発光管1
とステム線4,5との膨張率の差を導電体9と導電棒1
2とにより吸収することができるようにしてある。ま
た、この構造を採用すると導電体9と導電棒12との間
の電気抵抗が増加するから、ステム線4と導電体9とを
導電線20を介して接続することで電気的性能を確保し
ている。
【0026】上述のようにキャップ24は絶縁性セラミ
ックである多結晶アルミナにより形成されており、この
キャップ24の一方には、図1に示すように、導電性セ
ラミックよりなる補助電極22が挿通される。ここにお
いて、発光管1の管壁23と、キャップ24と、補助電
極22とは同時一体に焼結されている。また、導電体
8,9は導電性セラミックにより形成されており、キャ
ップ24にフリット21により封着してある。図1に示
した構成では、導電体8,9をフリット21によりキャ
ップ24に封着しているが、発光管1の長手方向の少な
くとも一方の端部の導電体8,9をフリット21により
封着すれば発光管1内に封入物(希ガスを含む)を導入
することができるので、図3に示すように、一方の導電
体8をキャップ24と同時一体に焼結してもよいし、図
4に示すように、他方の導電体9をキャップ24と同時
一体に焼結してもよい。図3及び図4に示す構成では、
図1の構成に比較してフリット21の使用量を低減する
ことができるので、発光管1のリークの危険性を低減す
ることができる。なお、主電極10,11は導電体8,
9と連続一体に形成されており、主電極10,11は、
電子放射性物質を含むコイルを備えている。
【0027】ところで、補助電極22は電流制限用の抵
抗14とバイメタル13とを介してステム線5に接続さ
れる。バイメタル13は点灯前および点灯直後にはオン
になっている。したがって、ランプへの通電開始時には
主電極11と補助電極22との間で放電が生じ、発光管
1の内部でイオンが生成される。ステム線5と補助電極
22との間には抵抗14が挿入されているから、主電極
11と補助電極22との間で生じる放電により流れる電
流は抵抗14により制限されており、主電極10,11
間のインピーダンスが小さくなると主電極10,11間
でアーク放電が生じる状態に移行する。点灯状態が安定
すると外管2の内部温度が上昇し、バイメタル13がオ
フになって補助電極22への給電が停止する。なお、図
2中の18は発光管1の管壁23の外側面に沿って配設
された始動補助導体18であって、バイメタル17を介
してステム線5に接続される。
【0028】本実施形態で説明した図1、図3、図4の
金属蒸気放電灯と、図23に示した金属蒸気放電灯との
始動性を比較するために、各金属蒸気放電灯をそれぞれ
10本ずつ作成し、始動器(イグナイタ)を備える高圧
ナトリウムランプ用に市販されているバラスト(定格電
圧200V)に接続し、電源投入後3秒以内に安定な放
電が発光管1内に生成されるか否かを試験した。また、
バラストに印加する電源電圧を上昇させると発光管1に
印加される始動パルスのエネルギが増加するから、電源
電圧を100Vから徐々に上昇させて試験を行なった。
ただし、各部の寸法は以下のように設定した。外管2は
外径を50mmとし、発光管1は内径を6mm、外径を
7.4mm、全長を60mmとし、発光管1には270
0Paのキセノンガスと4mgのナトリウムと16mg
の水銀とを封入した。また、支持体6,7は幅を3m
m、厚みを0.5mmとした。この条件で試験を行なう
とともに、3秒以内に点灯するときの電源電圧の平均値
を始動電源電圧とした。
【0029】試験結果によると、図23に示した構成で
の始動電源電圧は160Vであり、図1、図3、図4に
示した本実施形態の高圧ナトリウムランプでの始動電源
電圧はそれぞれ125V,126V,125Vであっ
た。すなわち、本実施形態では図23の構成に比較して
始動電源電圧を小さくすることができ、始動性を改善す
ることができた。
【0030】図5に示すものは、導電体8,9を導電性
セラミックにより形成するとともに、導電性セラミック
よりなる補助電極22と絶縁性セラミックよりなるキャ
ップ24と導電体8,9とを同時一体に焼結したもので
ある。図5に示す構成の場合、導電体8,9とキャップ
24との間のフリット21は不要であるが、発光管1の
内部の空気を排気するとともに発光管1の内部に封入物
(希ガスを含む)を導入するために、キャップ24に排
気孔27を形成するとともに、排気孔27に柱体26を
挿入しフリット21により封止してある。この構成でも
同様の効果を得ることができた。図5の構成では、図
1、図3、図4の構成に比較してフリット21の使用量
を低減できるので、発光管1のリークの危険性を低減す
ることができる。また、図5に示した構成では、排気孔
27を発光管1の端部のキャップ24に形成してある
が、発光管1の管壁23に形成しても同様の効果が得ら
れた。
【0031】ところで、発光管1の内径が小さければ、
図6に示す構成を採用することができる。この構成では
キャップ24を導電性セラミックにより形成し、キャッ
プ24と連続一体に突起状の補助電極22を形成してい
る。導電性セラミックにより形成された導電体8,9は
キャップ24にフリット21によって封着され、このフ
リット21は導電体8,9とキャップ24との絶縁を兼
ねる。なお、この場合の補助電極22が微小な突起であ
っても同様の効果が得られた。図6に示す構成では、上
述の始動電源電圧は131Vであった。
【0032】図7に示すものは、図1の構成において、
発光管1の内部に突出する補助電極22を先端部を残し
て保護壁28により覆ったものである。保護壁28は、
キャップ24に連続一体に形成され絶縁性を有する。し
たがって、図7の構成では、図1の構成に比較して主電
極11と補助電極22との間の絶縁された沿面距離が長
くなり、発光管1に封入した発光物質などの封入物が凝
縮して補助電極22付近に溜まっても主電極11と補助
電極22とが短絡することがなく、始動時には主電極1
1と補助電極22との間に放電を生じさせて確実に始動
することができる。
【0033】図8に示すものは、図5の構成において、
発光管1の内部に突出する補助電極22を先端部を残し
て保護壁28により覆ったものである。保護壁28は、
キャップ24に連続一体に形成され絶縁性を有する。し
たがって、図8の構成では、図5の構成に比較して主電
極11と補助電極22との間の絶縁された沿面距離が長
くなり、発光管1に封入した発光物質などの封入物が凝
縮して補助電極22付近に溜まっても主電極11と補助
電極22とが短絡することがなく、始動時には主電極1
1と補助電極22との間に放電を生じさせて確実に始動
することができる。
【0034】図9に示すものは、図6の構成において、
発光管1の内部に突出する補助電極22を先端部を残し
て保護壁28により覆ったものである。図9に示す構成
では、導電性セラミックよりなるキャップ24において
発光管1の内部空間に露出する部位を、絶縁性セラミッ
クよりなる絶縁壁29によって覆っており、保護壁28
は絶縁壁29と連続一体に形成される。したがって、図
9の構成では、図6の構成に比較して主電極11と補助
電極22との間の絶縁された沿面距離が長くなり、発光
管1に封入した発光物質などの封入物が凝縮して補助電
極22付近に溜まっても主電極11と補助電極22とが
短絡することがなく、始動時には主電極11と補助電極
22との間に放電を生じさせて確実に始動することがで
きる。
【0035】図7、図8、図9の金属蒸気放電灯をそれ
ぞれ上述の条件で10本ずつ作成し、始動器(イグナイ
タ)を備える高圧ナトリウムランプ用に市販されている
バラスト(定格電圧200V)に接続し、電源電圧を1
80Vとし、電源投入後3秒以内に安定な放電が発光管
1内に生成されるか否かを試験したところ、図7、図
8、図9の各構成それぞれについて10本すべて安定な
放電が生成された。
【0036】図10、図11、図12に示すものは、そ
れぞれ図1、図5、図6に示す構成において、発光管1
内部に突出する補助電極22の長さを短くし(つまり、
補助電極22を主電極11の近傍まで延長していな
い)、導電体9とキャップ24との封止部と主電極11
との間には電子放出物質を含む(つまり、電子放出物質
を表面に被着しているか、電子放出物質で形成されてい
る)コイル29が取り付けている。このコイル29は導
電体9の外周を囲むリング状に形成されていればよい。
【0037】図10、図11、図12の金属蒸気放電灯
をそれぞれ上述の条件で10本ずつ作成し、各金属蒸気
放電灯を1時間点灯させた後に30分間消灯させるとい
うサイクルで点滅させ点灯開始時の始動電源電圧測定を
行なっところ初期値との変化は少なかった。図10に示
す構成では、点滅前における始動電源電圧は123Vで
あり、3000回の点滅後の始動電源電圧は126Vで
あった。また、図11に示す構成では、点滅前における
始動電源電圧は124Vであり、3000回の点滅後の
始動電源電圧は123Vであった。また、図12に示す
構成では、点滅前における始動電源電圧は131Vであ
り、3000回の点滅後の始動電源電圧は121Vであ
った。すなわち、図10、図11、図12の金属蒸気放
電灯は、それぞれ図1、図5、図6の構成に比較して補
助電極22と主電極11との距離が大きくなっているに
もかかわらず同程度の始動性を得ることができた。ま
た、発光管1内部における補助電極22の突出長さを短
くしてあるから、補助電極22の欠損が生じる可能性も
低くなり、補助電極22の欠損による不点を抑えること
ができた。
【0038】以上の結果から、図10、図11、図12
に示す構成では、コイル29が存在しないと補助電極2
2は始動時に導電体9もしくは主電極11との間で放電
しなければならず放電開始電圧が高くなるのに対して、
コイル29を設けたことによって始動時に補助電極22
とコイル29との間で放電が安定して生成され始動性が
向上することが確認された。
【0039】ところで、上述の各構成例では、補助電極
22を発光管1のキャップ24に設けた例を示したが、
補助電極22を発光管1の管壁23に設けるようにして
もよい。例えば、図13に示す構成は、図1の構成に対
応するものであって、図1の構成と同様の効果が得ら
れ、図13の構成では、上述の始動電源電圧は119V
であった。
【0040】同様に、図14の構成は図4の構成に、図
15の構成は図5の構成に、図16の構成は図7の構成
に、図17の構成は図7の構成に、図18の構成は図8
の構成に、図19の構成は図10の構成に、図20の構
成は図10の構成に、図21の構成は図11の構成に、
それぞれ対応し、図14ないし図21は対応する構成と
同様の効果が得られた。
【0041】なお、上述の各構成例では、主電極10,
11を導電性セラミックで形成した例を示したが、主電
極10,11を金属で形成する構成を採用してもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明は、発光物質として金属
が封入された発光管と、発光管の内部空間に配置された
少なくとも2つの主電極と、前記発光管の一部を形成す
るキャップを通して挿入され主電極を保持する導電体
と、少なくとも1つの主電極の近傍に配置される補助電
極とを備え、導電体及び補助電極がともに導電性セラミ
ックよりなるので、補助電極を備えていることにより始
動電圧を低減でき、且つ、主電極が99%Nb−1%Z
r合金により形成されている場合に比べて主電極の取扱
いが容易になるという効果がある。
【0043】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、発光管が透光性セラミックと単結晶アルミナとのい
ずれか一方よりなるので、発光管と補助電極とを同時一
体に焼結することが可能となり、製造が容易になるとと
もに、補助電極の発光管に対する気密性を高くすること
ができるという効果がある。請求項5の発明は、請求項
3または請求項4の発明において、補助電極が発光管と
同時一体に焼結され、二つの導電体は発光管のキャップ
にフリットにより封着されているので、製造が容易で、
しかも、補助電極の発光管に対する気密性を高くするこ
とができるという効果がある。
【0044】請求項6の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、補助電極が発光管と同時一体に焼結
され、二つの導電体のうちの一方の導電体は発光管のキ
ャップにフリットにより封着され、他方の導電体は発光
管のキャップと同時一体に焼結されているので、フリッ
トの使用量を請求項5の発明に比べて低減でき、発光管
の気密性を高めることができるという効果がある。
【0045】請求項7の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、補助電極と導電体とはともに発光管
と同時一体に焼結され、発光管のキャップにフリットに
より封止された柱体が設けられているので、導電体とキ
ャップとの間のフリットが不要になり、フリットの使用
量を低減でき、発光管の気密性を高めることができると
いう効果がある。
【0046】請求項8の発明は、請求項5の発明におい
て、発光管のキャップが導電性セラミックよりなり、発
光管のキャップの一部が補助電極を兼ねるので、キャッ
プと補助電極とを連続一体に形成することができ、製造
が容易になるとともに、発光管の気密性を高めることが
できるという効果がある。請求項9の発明は、請求項1
または請求項2の発明において、発光管の内部に突出す
る補助電極を先端部を残して覆う絶縁性の保護壁を備え
ているので、発光管に封入した発光物質などの封入物が
凝縮して補助電極付近に溜まっても主電極と補助電極と
が短絡することがなく、始動時には主電極と補助電極と
の間に放電を生じさせて確実に始動することができると
いう効果がある。
【0047】請求項10の発明は、請求項1または請求
項2の発明において、発光管の内部において導電体の表
面に被着され少なくとも一部が電子放射性物質からなる
始動手段を備えているので、始動時には始動手段と補助
電極との間で放電を開始させることができ、始動手段は
電子を放出しやすいから、補助電極を発光管内で主電極
の近傍まで延長しなくても主電極と補助電極との間の放
電開始電圧を低減することができる。つまり補助電極は
熱ストレスを受けにくくなり、始動を繰り返しても補助
電極が欠損せず、始動性の劣化が生じにくくなるという
効果がある。
【0048】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、始動手段として電子放射性物質を含むコイルを
用いているので、始動手段がコイルを形成しているか
ら、始動手段を導電体に取り付けるのが容易であるとと
もに表面積を比較的大きくとることができて電子を発生
しやすくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す要部断面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図4】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図5】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図6】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図7】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図8】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図9】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図10】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図11】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図12】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図13】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図14】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図15】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図16】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図17】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図18】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図19】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図20】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図21】同上の他の構成例の要部断面図である。
【図22】従来例を示す側面図である。
【図23】他の従来例を示す側面図である。
【図24】さらに他の従来例を示す側面図である。
【図25】他の構成例の要部断面図である。
【図26】他の構成例の要部断面図である。
【図27】他の構成例の要部断面図である。
【図28】他の構成例の要部断面図である。
【符号の説明】
1 発光管 8,9 導電体 10,11 主電極 21 フリット 22 補助電極 24 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 直樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光物質として金属が封入された発光管
    と、発光管の内部空間に配置された少なくとも2つの主
    電極と、前記発光管の一部を形成するキャップを通して
    挿入され主電極を保持する導電体と、少なくとも1つの
    主電極の近傍に配置される補助電極とを備え、導電体及
    び補助電極がともに導電性セラミックよりなることを特
    徴とする金属蒸気放電灯。
  2. 【請求項2】 発光管が透光性セラミックと単結晶アル
    ミナとのいずれか一方よりなることを特徴とする請求項
    1記載の金属蒸気放電灯。
  3. 【請求項3】 補助電極が、発光管のキャップに設けら
    れて成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の金属蒸気放電灯。
  4. 【請求項4】 補助電極が、発光管の管壁に設けられて
    成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の金
    属蒸気放電灯。
  5. 【請求項5】 補助電極が発光管と同時一体に焼結さ
    れ、二つの導電体は発光管のキャップにフリットにより
    封止されて成ることを特徴とする請求項3または請求項
    4記載の金属蒸気放電灯。
  6. 【請求項6】 補助電極が発光管と同時一体に焼結さ
    れ、二つの導電体のうちの一方の導電体は発光管のキャ
    ップにフリットにより封止され、他方の導電体は発光管
    のキャップと同時一体に焼結されて成ることを特徴とす
    る請求項3または請求項4記載の金属蒸気放電灯。
  7. 【請求項7】 補助電極と導電体とはともに発光管と同
    時一体に焼結され、発光管のキャップにフリットにより
    封止された柱体が設けられて成ることを特徴とする請求
    項3または請求項4記載の金属蒸気放電灯。
  8. 【請求項8】 発光管のキャップが導電性セラミックよ
    りなり、発光管のキャップの一部が補助電極を兼ねるこ
    とを特徴とする請求項5記載の金属蒸気放電灯。
  9. 【請求項9】 発光管の内部に突出する補助電極を先端
    部を残して覆う絶縁性の保護壁を備えて成ることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の金属蒸気放電灯。
  10. 【請求項10】 発光管の内部において導電体の表面に
    被着され少なくとも一部が電子放射性物質からなる始動
    手段を備えて成ることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の金属蒸気放電灯。
  11. 【請求項11】 始動手段が電子放射性物質を含むコイ
    ルであることを特徴とする請求項10記載の金属蒸気放
    電灯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10081618B4 (de) * 1999-05-28 2007-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Metalldampfhochdruck-Entladungslampe
CN100401455C (zh) * 2003-03-06 2008-07-09 日本碍子株式会社 高压放电灯用发光容器及其所用的端部密封部件
CN100442431C (zh) * 2006-03-29 2008-12-10 东南大学 陶瓷辅助阴极热阴极荧光灯
US7481963B2 (en) * 2005-06-28 2009-01-27 Osram Sylvania Inc. Method of reducing magnesium loss during sintering of aluminum oxide articles

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Effective date: 20031111