JP2871084B2 - 高圧ナトリウムランプ - Google Patents
高圧ナトリウムランプInfo
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- JP2871084B2 JP2871084B2 JP33830990A JP33830990A JP2871084B2 JP 2871084 B2 JP2871084 B2 JP 2871084B2 JP 33830990 A JP33830990 A JP 33830990A JP 33830990 A JP33830990 A JP 33830990A JP 2871084 B2 JP2871084 B2 JP 2871084B2
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- Japan
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- tube
- conductive tube
- hole
- pressure sodium
- electrode rod
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高圧ナトリウムランプに関するものである。
従来の技術 従来の高圧ナトリウムランプの発光管は、第３図に示
すように、多結晶アルミナ管１の両端部に導電管２がセ
ラミックセメント３で気密に封着されている。導電管２
は、一端に開口部を、他端に閉塞部をそれぞれ有してお
り、その開口部は発光管内部に面している。電極棒５の
先端部には電極コイル４を保持し、後端には外部リード
線６が導電管２の閉塞部の穴を貫通し、この穴にチタニ
ウムからなうろう材７で気密に固着されている。
すように、多結晶アルミナ管１の両端部に導電管２がセ
ラミックセメント３で気密に封着されている。導電管２
は、一端に開口部を、他端に閉塞部をそれぞれ有してお
り、その開口部は発光管内部に面している。電極棒５の
先端部には電極コイル４を保持し、後端には外部リード
線６が導電管２の閉塞部の穴を貫通し、この穴にチタニ
ウムからなうろう材７で気密に固着されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の高圧ナトリウムランプの発
光管では、点灯直後にナトリウムアマルガム近傍の熱に
よってナトリウムアマルガム８が、導電管２内から飛び
出し、ランプ点灯中も、導電管２内には完全に戻らな
い。ナトリウムアマルガム８は点灯時間の進行につれて
アルミナ管１内に存在するようになる。その結果、ナト
リウムアマルガム８とセラミックセメント３とが接触し
て反応し、働程中に光束維持率の低下、およびランプ電
圧の上昇を招くという問題があった。
光管では、点灯直後にナトリウムアマルガム近傍の熱に
よってナトリウムアマルガム８が、導電管２内から飛び
出し、ランプ点灯中も、導電管２内には完全に戻らな
い。ナトリウムアマルガム８は点灯時間の進行につれて
アルミナ管１内に存在するようになる。その結果、ナト
リウムアマルガム８とセラミックセメント３とが接触し
て反応し、働程中に光束維持率の低下、およびランプ電
圧の上昇を招くという問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされた
もので、働程中の光束維持率の低下、およびランプ電圧
の上昇を抑制したり高圧ナトリウムランプを提供するも
のである。
もので、働程中の光束維持率の低下、およびランプ電圧
の上昇を抑制したり高圧ナトリウムランプを提供するも
のである。
課題を解決するための手段 本発明の高圧ナトリウムランプは、発光管の両端部に
電極を有し、かつナトリウムおよび水銀が封入された高
圧ナトリウムランプにおいて、前記電極は、両端に穴を
有し、かつ両先端があらかじめ絞られた形状を有し、さ
らに管の両端部にセラミックセメントで封着された導電
管と、前記導電管の一方の穴を貫通するようにこの導電
管内に挿入された電極棒と、前記電極棒の先端部に設け
られた電極コイルと、前記導電管の内部において前記電
極棒の後端に接合され前記導電管の他方の穴を貫通する
外部リード線と、前記導電管の他方の穴に前記外部リー
ド線の端部を固着したろう材とを備え、前記導電管の一
方の穴とこの穴を貫通する前記電極棒の部分との間に間
隙を有しているものである。
電極を有し、かつナトリウムおよび水銀が封入された高
圧ナトリウムランプにおいて、前記電極は、両端に穴を
有し、かつ両先端があらかじめ絞られた形状を有し、さ
らに管の両端部にセラミックセメントで封着された導電
管と、前記導電管の一方の穴を貫通するようにこの導電
管内に挿入された電極棒と、前記電極棒の先端部に設け
られた電極コイルと、前記導電管の内部において前記電
極棒の後端に接合され前記導電管の他方の穴を貫通する
外部リード線と、前記導電管の他方の穴に前記外部リー
ド線の端部を固着したろう材とを備え、前記導電管の一
方の穴とこの穴を貫通する前記電極棒の部分との間に間
隙を有しているものである。
作用 この構成により、点灯中のナトリウムアマルガムが導
電管内から飛び出しするのを防止することができる。こ
のため、点灯中液状のナトリウムアマルガムは導電管の
最冷点個所に存在し、セラミックセメントと接触しな
い。
電管内から飛び出しするのを防止することができる。こ
のため、点灯中液状のナトリウムアマルガムは導電管の
最冷点個所に存在し、セラミックセメントと接触しな
い。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例である高圧ナトリウムラン
プの発光管の一端部の断面図である。
プの発光管の一端部の断面図である。
第１図において、本発明実施例の高圧ナトリウムラン
プの発光管は、両端部に電極を有し、かつナトリウムア
マルガム８が封入されている。この電極は、両端に穴を
有しかつ両先端があらかじめ絞られた形状を有しさらに
多結晶アルミナ管１の両端部にセラミックセメント３で
気密に封着されたニオビウム99％とジルコニウム１％か
らなる導電管２と、主としてタングステンからなる電極
棒５と、電極棒５の先端部に設けられた電極コイル４
と、導電管２の内部において電極棒５の後端にチタニウ
ムからなるろう材７で接合された外部リード線６とを備
えている。導電管２の一方の穴９には電極棒５が貫通
し、他方の穴には外部リード線６が貫通している。そし
て、導電管２の穴９とこの穴に貫通する電極棒５の部分
との間には0.3mmの間隙を有している。同間隙は0.3mm以
下とするのが好ましい。導電管２のもう一方の穴には外
部リード線６がろう材７で気密に固着されている。
プの発光管は、両端部に電極を有し、かつナトリウムア
マルガム８が封入されている。この電極は、両端に穴を
有しかつ両先端があらかじめ絞られた形状を有しさらに
多結晶アルミナ管１の両端部にセラミックセメント３で
気密に封着されたニオビウム99％とジルコニウム１％か
らなる導電管２と、主としてタングステンからなる電極
棒５と、電極棒５の先端部に設けられた電極コイル４
と、導電管２の内部において電極棒５の後端にチタニウ
ムからなるろう材７で接合された外部リード線６とを備
えている。導電管２の一方の穴９には電極棒５が貫通
し、他方の穴には外部リード線６が貫通している。そし
て、導電管２の穴９とこの穴に貫通する電極棒５の部分
との間には0.3mmの間隙を有している。同間隙は0.3mm以
下とするのが好ましい。導電管２のもう一方の穴には外
部リード線６がろう材７で気密に固着されている。
次に、本発明の具体的な例について説明する。
第１図に示す発光管構造でアルミナ管１は、内径4mm,
全長30mmの多結晶アルミナ管からなり、電極間距離は8.
75mmである。発光管内には水銀3.5mgおよび金属ナトリ
ウム1.5mgのナトリウムアマルガム８が7.5mg、キセノン
ガスが60Torr封入されている。かかるランプ10灯を、ラ
ンプ入力50W、5.5時間点灯,0.5時間消灯の点滅サイクル
で寿命試験を行った。その結果、定格寿命6000時間の点
灯後も光束維持率は94％以上あり、かつランプ電圧の上
昇は最大＋2Vであった。また、寿命中にランプ光色の変
化も見られなかった。
全長30mmの多結晶アルミナ管からなり、電極間距離は8.
75mmである。発光管内には水銀3.5mgおよび金属ナトリ
ウム1.5mgのナトリウムアマルガム８が7.5mg、キセノン
ガスが60Torr封入されている。かかるランプ10灯を、ラ
ンプ入力50W、5.5時間点灯,0.5時間消灯の点滅サイクル
で寿命試験を行った。その結果、定格寿命6000時間の点
灯後も光束維持率は94％以上あり、かつランプ電圧の上
昇は最大＋2Vであった。また、寿命中にランプ光色の変
化も見られなかった。
第２図は本発明の他の実施例を示すもので、この実施
例の場合はアルミナ管が直管状の例であり、上記実施例
と同様の効果が得られるものである。
例の場合はアルミナ管が直管状の例であり、上記実施例
と同様の効果が得られるものである。
発明の効果 以上説明したように、本発明は、ラップ点灯中の光束
維持率の低下を抑制し、かつランプ電圧の上昇を抑制し
た高圧ナトリウムランプを提供することができるもので
ある。
維持率の低下を抑制し、かつランプ電圧の上昇を抑制し
た高圧ナトリウムランプを提供することができるもので
ある。
ができるものである。
第１図は本発明の一実施例である高圧ナトリウムランプ
の一端部の断面図、第２図は他の発光管管の一端部の断
面図、第３図は従来の高圧ナトリウムランプの発光管の
一端部の断面図である。 １……アルミナ管、２……導電管、３……セラミックセ
メント、４……電極コイル、５……電極棒、６……外部
リード線、７……ろう材、８……ナトリウムアマルガ
ム。
の一端部の断面図、第２図は他の発光管管の一端部の断
面図、第３図は従来の高圧ナトリウムランプの発光管の
一端部の断面図である。 １……アルミナ管、２……導電管、３……セラミックセ
メント、４……電極コイル、５……電極棒、６……外部
リード線、７……ろう材、８……ナトリウムアマルガ
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−121931（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−256154（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−239563（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−281657（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−232655（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−57560（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01J 61/36 H01J 61/28 H01J 61/073
Claims (1)
- 【請求項１】発光管の両端部に電極を有し、かつ内部に
ナトリウムおよび水銀が封入された高圧ナトリウムラン
プにおいて、前記電極は、両端に穴を有し、かつ両先端
があらかじめ絞られた形状を有し、さらに管の両端部に
セラミックセメントで封着された導電管と、前記導電管
の一方の穴を貫通するようにこの導電管内に挿入された
電極棒と、前記電極棒の先端部に設けられた電極コイル
と、前記導電管の内部において前記電極棒の後端に接合
され前記導電管の他方の穴を貫通する外部リード線と、
前記導電管の他方の穴に前記外部リード線の端部を固着
したろう材とを備え、前記導電管の一方の穴とこの穴を
貫通する前記電極棒の部分との間に間隙を有しているこ
とを特徴とする高圧ナトリウムランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33830990A JP2871084B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 高圧ナトリウムランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33830990A JP2871084B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 高圧ナトリウムランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04206435A JPH04206435A (ja) | 1992-07-28 |
| JP2871084B2 true JP2871084B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=18316925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33830990A Expired - Fee Related JP2871084B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 高圧ナトリウムランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2871084B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33830990A patent/JP2871084B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04206435A (ja) | 1992-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |