JP6286981B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6286981B2
JP6286981B2 JP2013196911A JP2013196911A JP6286981B2 JP 6286981 B2 JP6286981 B2 JP 6286981B2 JP 2013196911 A JP2013196911 A JP 2013196911A JP 2013196911 A JP2013196911 A JP 2013196911A JP 6286981 B2 JP6286981 B2 JP 6286981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor
semiconductor device
outer peripheral
peripheral region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013196911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015065217A (ja
Inventor
正行 花岡
正行 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanken Electric Co Ltd filed Critical Sanken Electric Co Ltd
Priority to JP2013196911A priority Critical patent/JP6286981B2/ja
Publication of JP2015065217A publication Critical patent/JP2015065217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6286981B2 publication Critical patent/JP6286981B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、耐圧向上のための構造が形成されるIGBT構造の半導体装置に関する。
半導体装置の耐圧向上のために、種々の技術が採用されている。例えば、スーパージャンクション構造の半導体装置において、半導体素子が配置された素子領域を囲む外周領域の表面にpn接合を形成することによって、電界緩和が図られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、スーパージャンクション構造以外の半導体装置では、他の耐圧向上技術が必要である。例えば、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)では、半導体素子が配置された素子領域を囲む外周領域に、コレクタ−ゲート間に配置されるようにポリシリコンダイオードを耐圧向上のために形成する(例えば、特許文献2参照。)。
特開2011−29393号公報 特開2013−41994号公報
半導体装置の耐圧向上のためには、半導体装置の周辺において電位をなだらかに変化させることが有効である。したがって、逆バイアス時において局所的に電位が高い領域が発生しないように、配線によって外周領域になだらかな電位分布を実現している。ガードリングや電界緩和リング(Field Limiting Ring:FLR)などのp型の拡散領域が外周領域に形成された場合に、この配線によるなだらかな電位分布の実現のために、外周領域の拡散領域がすべて空乏化する必要がある。
このために、半導体層の表面にリサーフ層を形成することによって素子領域の電界緩和を図る方法が考えられる。しかしこの方法では、リサーフ層を形成するための工程の追加が必要であり、半導体装置の製造工程が増大する問題があった。
上記問題点に鑑み、本発明は、耐圧向上のための構造を外周領域に有しつつ、製造工程の増大が抑制されたIGBT構造の半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、IGBT構造の半導体素子が配置された素子領域と素子領域の周囲に配置された外周領域を有する半導体装置において、(ア)素子領域及び外周領域に形成された第1導電型の第1半導体領域と、(イ)外周領域の第1半導体領域の上面に互いに離間してドット状に配置された複数の第2半導体型の第2半導体領域と、(ウ)外周領域の第1半導体領域上に第2半導体領域を覆って配置された絶縁膜と、(エ)絶縁膜の内部に、第1半導体領域の上面と平行な方向に互いに離間して配置された複数のポリシリコン膜とを備え、複数のポリシリコン膜のうち、素子領域に最近接のポリシリコン膜が半導体素子のゲート電極と電気的に接続され、外周領域の外縁に最近接のポリシリコン膜が半導体素子のコレクタ電極と電気的に接続され、半導体装置の逆バイアス印加時に、隣接するポリシリコン膜間にツェナーダイオードが形成され、且つ第2半導体領域それぞれの全体が空乏化し、前記ポリシリコン膜がマトリクス状に配置されている半導体装置が提供される。
本発明によれば、耐圧向上のための構造を外周領域に有しつつ、製造工程の増大が抑制されたIGBT構造の半導体装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る半導体装置の構成を示す模式的な断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置に形成されるツェナーダイオードを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置に形成される半導体素子の等価回路図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の構成を示す模式的な平面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置のポリシリコン膜の配置例を示す模式的な平面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の第2半導体領域の配置例を示す模式的な平面図である。 比較例の半導体装置の構成を示す模式的な断面図である。 発明の実施形態に係る半導体装置と比較例の半導体装置の耐圧に関するシミュレーション結果を示すグラフである。 発明の実施形態に係る半導体装置と比較例の半導体装置の電界分布に関するシミュレーション結果を示すグラフである。 本発明の実施形態の変形に係る半導体装置の構成を示す模式的な平面図である。 本発明の実施形態の他の変形に係る半導体装置の構成を示す模式的な平面図である。 本発明の実施形態の更に他の変形に係る半導体装置の構成を示す模式的な平面図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施形態に係る半導体装置1は、図1に示すように、IGBT構造の半導体素子100が配置された素子領域101と素子領域101の周囲に配置された外周領域102を有する。半導体装置1は、素子領域101及び外周領域102に形成された第1導電型の第1半導体領域10と、外周領域102の第1半導体領域10の上面に互いに離間して配置された複数の第2半導体型の第2半導体領域20と、外周領域102の第1半導体領域10上に第2半導体領域20を覆って配置された絶縁膜30と、絶縁膜30の内部に、第1半導体領域10の上面と平行な方向に互いに離間して配置された複数のポリシリコン膜40とを備える。第2半導体領域20は、後述するように、平面的に見てドット状に配置されている。
なお、第1導電型と第2導電型とは互いに反対導電型である。すなわち、第1導電型がn型であれば、第2導電型はp型であり、第1導電型がp型であれば、第2導電型はn型である。以下では、第1導電型がn型、第2導電型がp型の場合を説明する。
図1に示した実施形態に係る半導体装置1は、素子領域101にプレーナゲート型のIGBTが半導体素子100として形成されている。外周領域102の第1半導体領域10は、ドリフト領域に対応する。以下では、説明を分かりやすくするため、第1半導体領域10をドリフト領域10として説明する。
半導体素子100は、n型のドリフト領域10と、ドリフト領域10上に配置されたp型のベース領域120と、ベース領域120の上面に選択的に形成されたn型のエミッタ領域130と、ベース領域120上に配置されたゲート絶縁膜140と、ゲート絶縁膜140を介してベース領域120と対向して配置されたゲート電極150とを備える。ゲート電極150には、ポリシリコン膜が採用される。半導体素子100において、ゲート電極150と対向するベース領域120の表面がチャネル領域である。
ドリフト領域10は、p型のコレクタ領域60の一方の主面上に配置されている。コレクタ領域60の他方の主面上には、コレクタ領域60と電気的に接続するコレクタ電極80が配置されている。なお、ドリフト領域10とコレクタ領域60間に、ドリフト領域10よりも不純物濃度の高いn型のフィールドストップ領域65が配置されている。フィールドストップ領域65によって、オフ時に空乏層がコレクタ領域60に達することが抑制される。
また、ゲート電極150の上面には層間絶縁膜170が配置されている。層間絶縁膜170を介してゲート電極150の上方に、ベース領域120とエミッタ領域130とに電気的に接続するエミッタ電極190が配置されている。層間絶縁膜170によって、ゲート電極150とエミッタ電極190とは電気的に絶縁されている。
半導体素子100をオンする場合には、エミッタ電極190とコレクタ電極80間に所定のコレクタ電圧を印加し、エミッタ電極190とゲート電極150間に所定のゲート電圧を印加する。半導体装置1をオン状態にすると、チャネル領域がp型からn型に反転してチャネルが形成される。形成されたチャネルを通過して、エミッタ電極190から電子がドリフト領域10に注入される。この注入された電子により、コレクタ領域60とドリフト領域10との間が順バイアスされ、コレクタ電極80からコレクタ領域60を経由して正孔(ホール)がドリフト領域10、ベース領域120の順に移動する。更に電流を増やしていくと、コレクタ領域60からの正孔が増加し、ベース領域120の下方に正孔が蓄積される。この結果、伝導度変調によってオン電圧が低下する。
半導体素子100をオン状態からオフ状態にする場合には、ゲート電圧をしきい値電圧よりも低く、例えば、ゲート電圧をエミッタ電圧と同じ電位又は負電位となるように制御する。これにより、チャネル領域が消滅して、エミッタ電極190からドリフト領域10への電子の注入が停止する。コレクタ電極80の電位がエミッタ電極190よりも高いので、ベース領域120とドリフト領域10との界面から空乏層が広がっていくと共に、ドリフト領域10に蓄積された正孔はエミッタ電極190に抜けていく。
以下に、半導体装置1の耐圧向上のための構成について説明する。外周領域102に配置された複数のポリシリコン膜40のうち、素子領域101に最近接のポリシリコン膜40が半導体素子100のゲート電極150と電気的に接続される。一方、外周領域102の外縁に最近接のポリシリコン膜40が、半導体素子100のコレクタ電極80と電気的に接続される。
具体的には、素子領域101と外周領域102との境界付近に配置された第1電極51がゲート電極150と電気的に接続されており、素子領域101に最近接のポリシリコン膜40が第1電極51に接続される。また、外周領域102の外縁部に配置された第2電極52がコレクタ電極80と電気的に接続されており、外周領域102の外縁に最近接のポリシリコン膜40が第2電極52に接続されている。なお、低抵抗接触のために、ドリフト領域10の上面に配置された不純物濃度の高いコンタクト領域11に第2電極52は配置されている。
そして、半導体装置1の逆バイアス印加時には、図2に示すように、隣接するポリシリコン膜40によって複数のツェナーダイオードDが直列に形成される。このとき、図2に示すように、整流方向が逆向きのツェナーダイオードDが交互に接続された状態である。素子領域101に配置されたIGBTの等価回路を、図3に示す。ツェナーダイオードDがコレクタ電極80とゲート電極150間に配置されることによって、半導体装置1の耐圧が向上する。半導体素子100がブレークダウンするよりも先にブレークダウンするようにツェナーダイオードDを設計することによって、半導体素子100の保護素子としてツェナーダイオードDは機能する。
また、逆バイアス印加時に第2半導体領域20の全体が空乏化することにより、半導体素子100の耐圧が上がり、上記機能を満足する設計が可能となる。即ち、逆バイアス時に半導体領域中に発生する空乏層の伸びを半導体装置1の外縁に向けて連続してなだらかに延伸させて、外周領域102になだらかな電位分布を実現できる。
半導体装置1の逆バイアス印加時に第2半導体領域20が空乏化するように、第2半導体領域20のそれぞれの面積、相互の間隔R、不純物濃度が規定されている。例えば、第2半導体領域20の第1半導体領域10の上面に露出した部分が円形状であるとき、第2半導体領域20の露出した部分の直径Wは5.5μm、第2半導体領域20間の間隔Rは16.5μm、第2半導体領域20の不純物表面濃度は1E16cm-3〜1E17cm-3である。なお、逆バイアス印加時に第2半導体領域20を空乏化させる条件は、所望の耐圧、ドリフト領域10の比抵抗などに応じて設定される。
図4に示すように、外周領域102は素子領域101の周囲を囲って配置されている。図1は、図4のI−I方向に沿った断面図である。図5に、図4の領域Sにおけるポリシリコン膜40の配置例を示す。複数の矩形のポリシリコン膜40が、外周領域102にマトリクス状に配置されている。つまり、複数のポリシリコン膜40が、素子領域101と外周領域102の境界線から外周領域102の外縁に向かう方向だけでなく、この方向と垂直な境界線に平行な方向にも離間して配置されている。なお、図4では、ポリシリコン膜40の長手方向が素子領域101と外周領域102との境界線と一定の鋭角をなすように、それぞれのポリシリコン膜40が配置されている例を示した。
図6に、図4の領域Sにおける第2半導体領域20の配置例を示す。図2に示すように、第2半導体領域20は、平面的に見てドット状に配置されている。このように配置した第2半導体領域20を完全に空乏化させることによって、半導体装置1の耐圧を向上することができる。
第2半導体領域20は、例えば素子領域101にベース領域120を形成する工程において形成可能である。また、絶縁膜30は、ゲート絶縁膜140及び層間絶縁膜170と同時に形成可能である。ポリシリコン膜40は、ゲート電極150と同時に形成可能である。したがって、半導体装置1では、外周領域102に形成される耐圧向上のための構造物(以下において「耐圧構造物」という。)が、素子領域101に半導体素子100を形成する工程によって形成可能である。このため、耐圧構造物を形成するための特別な工程を必要としない。したがって、半導体装置1の製造工程の増加を抑制することができる。
図7に、比較例の半導体装置1Aを示す。図7に示した半導体装置1Aでは、半導体装置1とは異なり第2半導体領域20が配置されていない。半導体装置1Aでは、外周領域102に耐圧構造物の一部としてp型のリサーフ層25が配置されている。第1半導体領域10の表面にリサーフ層25を配置することによって、逆バイアス時にpn接合からの空乏層の伸びを外周領域102においてなだらかにする。
しかしながら、半導体装置1Aでは、リサーフ層25を形成する工程が必要であり、製造工程が増大してしまう。これに対し、図1に示した半導体装置1では、既に述べたように、素子領域101に形成する半導体素子の製造工程において耐圧構造物を形成することができ、製造工程の追加が必要ない。
図8に、半導体装置1の耐圧に関してシミュレーションした結果を示す。図8の横軸はエミッタ−コレクタ間の電圧Vceであり、縦軸はコレクタ電流Icである。図8においてポイントP1における波形変化は、ポリシリコン膜40によって形成されるツェナーダイオードDのブレークダウンに起因する。一方、ポイントP2における波形変化は、素子領域101と外周領域102との境界に位置するp+領域の端部(図1、図7にそれぞれ「P2」で示した。)でのブレークダウンに起因する。
なお、「dot1/n」(n=3〜8の自然数)はポイント面積比率であり、比較例に示したp-型のリサーフ層25を拡散する全面積に対する半導体装置1のp-型の第2半導体領域20を拡散するために開けたポイント面積の比率を示す。nが大きくなるほど、ポイント面積比率は小さくなる。また、「ref」は図7に示した比較例の場合の特性である。
図8から、半導体装置1の耐圧は、図7に示した比較例と同等であることが分かる。
図9に、半導体装置1の電界分布に関するシミュレーション結果を示す。図9の横軸は、絶縁膜30の上面からの距離3.4μmにおけるドリフト領域10中の位置Xである。比較例の半導体装置1Aでは、位置Xはリサーフ層25よりも深い。位置Xが大きいほど、外周領域102の外縁に近い位置である。「dot1/n」のnが大きいほど電界の変動が小さい。特に「dot/8」において電界の変動は小さく、満足できる電界分布を半導体装置1によって実現できる。
以上に説明したように、本発明の実施形態に係る半導体装置1では、ドット状に多数の第2半導体領域20が外周領域102に配置されている。そして、半導体装置1の逆バイアス印加時に第2半導体領域20それぞれの全体が空乏化するように、第2半導体領域20の面積、相互の間隔R、不純物濃度が規定されている。このため、半導体装置1の耐圧が向上する。また、第2半導体領域20は、素子領域101に配置される半導体素子100の製造工程の一部を利用して形成可能である。具体的には、半導体素子100のp+領域を拡散などによって形成する工程、例えばベース領域120の形成と同時に第2半導体領域20を形成する。これにより、半導体装置1の製造工程の増加を抑制できる。
<変形例>
上記では、図5に示すようにポリシリコン膜40がマトリクス状に配置されている例を示した。しかし、例えば図10に示すように、ポリシリコン膜40を素子領域101の周囲を囲む多重のリング形状としてもよい。複数のリング形状のポリシリコン膜40を同心円状に配置することによって、ポリシリコン膜40の内側と外側のリング間でツェナーダイオードDを形成することができる。このとき、最も内側を周回するポリシリコン膜40をゲート電極150と電気的に接続し、最も外側を周回するポリシリコン膜40をコレクタ電極80と電気的に接続する。
外周領域102のコーナー部においては、例えば図10に示すように、複数のポリシリコン膜40を同一円状に配置する。このとき、第2半導体領域20も、ポリシリコン膜40と同様に同一円状に配置される。
或いは、図11に示すように、ポリシリコン膜40を外周領域102の外縁に沿って偏心した円状に配置してもよい。外縁に近づくほど、コーナー部ではポリシリコン膜40間の間隔が広くなる。このとき、第2半導体領域20も偏心した円状に配置される。
また、図12に示すように外周領域102のコーナー部が中心方向に凹んだ凹形状の場合には、ポリシリコン膜40を外周領域102の外縁に沿って偏心した円状に配置し、第2半導体領域20も外周領域102の外縁に沿って配置できる。
上記のように本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。即ち、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…半導体装置
10…ドリフト領域、第1半導体領域
20…第2半導体領域
30…絶縁膜
40…ポリシリコン膜
51…第1電極
52…第2電極
60…コレクタ領域
65…フィールドストップ領域
80…コレクタ電極
100…半導体素子
101…素子領域
102…外周領域
120…ベース領域
130…エミッタ領域
140…ゲート絶縁膜
150…ゲート電極
170…層間絶縁膜
190…エミッタ電極

Claims (4)

  1. IGBT構造の半導体素子が配置された素子領域と前記素子領域の周囲に配置された外周領域を有する半導体装置において、
    前記素子領域及び前記外周領域に形成された第1導電型の第1半導体領域と、
    前記外周領域の前記第1半導体領域の上面に互いに離間してドット状に配置された複数の第2半導体型の第2半導体領域と、
    前記外周領域の前記第1半導体領域上に前記第2半導体領域を覆って配置された絶縁膜と、
    前記絶縁膜の内部に、前記第1半導体領域の上面と平行な方向に互いに離間して配置された複数のポリシリコン膜と
    を備え、
    前記複数のポリシリコン膜のうち、前記素子領域に最近接のポリシリコン膜が前記半導体素子のゲート電極と電気的に接続され、前記外周領域の外縁に最近接のポリシリコン膜が前記半導体素子のコレクタ電極と電気的に接続され、
    前記半導体装置の逆バイアス印加時に、隣接する前記ポリシリコン膜間にツェナーダイオードが形成され、且つ前記第2半導体領域それぞれの全体が空乏化し、
    前記ポリシリコン膜がマトリクス状に配置されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体装置の逆バイアス印加時に前記第2半導体領域それぞれの全体が空乏化するように、前記第2半導体領域の面積、相互の間隔、不純物濃度が規定されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 複数のリング形状の前記ポリシリコン膜によって前記素子領域が多重に囲まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2半導体領域が、前記素子領域に形成される前記半導体素子を製造する一連の工程の一部において形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
JP2013196911A 2013-09-24 2013-09-24 半導体装置 Active JP6286981B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013196911A JP6286981B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013196911A JP6286981B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015065217A JP2015065217A (ja) 2015-04-09
JP6286981B2 true JP6286981B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=52832888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013196911A Active JP6286981B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6286981B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10734476B2 (en) 2017-11-14 2020-08-04 Stmicroelectronics S.R.L. Integrated electronic device including an edge termination structure with a plurality of diode chains

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61220377A (ja) * 1985-03-26 1986-09-30 Matsushita Electronics Corp 半導体装置
GB9207860D0 (en) * 1992-04-09 1992-05-27 Philips Electronics Uk Ltd A semiconductor component
JP3331846B2 (ja) * 1995-12-28 2002-10-07 株式会社日立製作所 半導体装置
JP4362679B2 (ja) * 2001-05-07 2009-11-11 サンケン電気株式会社 半導体装置
JP2003188381A (ja) * 2001-12-21 2003-07-04 Denso Corp 半導体装置
JP5810736B2 (ja) * 2011-08-16 2015-11-11 サンケン電気株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015065217A (ja) 2015-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6844147B2 (ja) 半導体装置
JP5396756B2 (ja) 半導体装置
JP6277814B2 (ja) 半導体装置
JP6022774B2 (ja) 半導体装置
JP5900503B2 (ja) 半導体装置
JP6139356B2 (ja) 半導体装置
JP2018504778A (ja) 逆導通半導体装置
JP2009117634A (ja) 半導体装置
JP5768028B2 (ja) 半導体装置
JP2019169575A (ja) 半導体装置
JP2015162610A (ja) 半導体装置
JP2008227238A (ja) 半導体装置
JP2003174169A (ja) 半導体装置
JP5678469B2 (ja) 半導体装置
JP2006269633A (ja) 電力用半導体装置
JP2008258262A (ja) Igbt
JP5810736B2 (ja) 半導体装置
WO2018000551A1 (zh) 半导体结构、半导体组件及功率半导体器件
JP7204544B2 (ja) 半導体装置
JP7091714B2 (ja) 半導体装置
JP5685991B2 (ja) 半導体装置
JP6286981B2 (ja) 半導体装置
JP2018006648A (ja) 半導体装置
JP5375270B2 (ja) 半導体装置
JP5849894B2 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6286981

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250