JP6283356B2 - 往復動型圧縮機用電磁アクチュエータ - Google Patents

往復動型圧縮機用電磁アクチュエータ Download PDF

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Description

本明細書において開示される主題は概して、圧縮機に関する。更に詳細には、本明細書において開示される主題は、石油又は天然ガスのような流体を変位させるために使用されるように適合させた電磁駆動往復動型圧縮機に関する。
往復動型圧縮機は、ガスを加圧し、変位させるために、石油工業及びガス工業において広く使用されている。例えば、ガスパイプライン輸送システム及びガスパイプライン輸送網では、往復動型圧縮機は、天然ガスを生産場所からエンドユーザに、比較的低圧のガスを吸い込み、それよりも高い圧力のガスを排出することにより移動させる。往復動型圧縮機は更に、石油製油所及び化学プラントのような工業プラントに使用されるこの同じ機能を果たし、この場合、圧縮機は、中間製品ガス及び最終製品ガスを移動させる。
往復動型圧縮機は通常、内燃機関又はモータのような回転モータにより駆動されるピストンを含む。このようなシステムでは、クランク軸及びコネクティングロッドが、モータ軸の回転を圧縮室内のピストンの並進移動に変換する。シリンダボア内のピストンの並進移動によって今度は、ガスが、シリンダボアの端部に位置する圧縮室内で圧縮される。このような機械は、ガス圧縮が、ピストンが1方向にのみ移動する場合にのみ行われるような単動式とすることができる、又はガス圧縮が、ピストンが2方向に移動する場合に行われるような複動式とすることができる。
回転により往復運動する圧縮機は、幾つかの不具合を有している。
第1に、モータ軸が回転する毎の殆どの回転期間に亘って、コネクティングロッドから力がピストンに、ピストンの並進移動軸線となす或る角度で加わることである。
クランク軸は、ピストンに機械的に連結されるので、各行程中のピストン行程は不変である。従って、ピストンによって行程中に吐出される容積も不変である。これは、排出されるガスの容積を経時的に変えるためには、動作速度を変える必要があることを意味する。動作速度の変化は、機械のフレキシビリティ(汎用性)を、ポンプ流量の許す限り低く抑えてしまうので、排出されるガスの容積が経時的に変わってしまい、機械の速度を、輸送網におけるガス需要が増減すると必要になるように、上下させる必要がある。動作速度を変えるのは、変えることによって、効率が低下し、装置に加わる振動周波数が変化するので望ましくない。
これらの問題に対する1つの解決策が電磁駆動往復動型圧縮機である。このようなシステムは、ピストンロッドに取り付けられるリニアモータを使用して、対向するピストンを1つの圧縮室内で駆動する。これらのピストンが、角度ずれが0度の同相で移動することにより、対向するこれらのピストンの間の距離を不変に保つ場合、圧縮室容積は、一定に保たれ、往復動は、最小限のガス変位(又は、ガス圧縮)しかもたらさない。これらのピストンが、角度ずれが180度の逆相で移動することにより、これらのピストンが上死点中央位置に達するときの圧縮室容積が最小になり、かつこれらのピストンが下死点中央位置に達するときの圧縮室容積が最小になる場合、往復動によって容積が交互に最小及び最大になって、最大のガス変位(又は、ガス圧縮)をもたらす。従って、位相角をこれらの2つの極値の間で変化させることにより、これらのピストンが「同相」で移動するときの最小値、及びこれらのピストンが「逆相」で移動するときの最大値からの変位(及び圧縮)を変化させる手段を実現することができる。
残念なことに、現在利用可能なリニアモータ技術は、関連する慣性によるロッド荷重が大きいことにより、このような位相差を利用した圧縮機への使用には適していない。既存のリニアモータは、限られた大きさの力しか発生させることができず、天然ガスシステムに使用されるのに適する機械のピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリに関連する慣性力は、既存のリニアモータから得られる慣性力よりも大きい。更に、標準的な往復動型圧縮機内で対向配置されるピストンは、機械を途方もなく大型化してしまう。更に、標準的な往復動型圧縮機内で対向配置されるピストンの間の位相を変化させるのは、容易な動作ではない、又は高速に行われる動作ではない。
従って、位相差制御を、電磁モータに対する現在の指令を制御することにより容易に実現することができるようなピストンロッド用電磁アクチュエータが必要である。また、機械の小型化を可能にする電磁アクチュエータが必要である。最後に、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリを加速し、減速する際に関わってくる大きな慣性力を打ち消すことができる電磁アクチュエータが必要である。
本発明の種々の他の特徴、目的、及び利点は、当分野の当業者であれば、添付の図面、及び本発明の詳細な説明から理解できるであろう。
1つの実施形態では、往復動型圧縮機が提供される。前記往復動型圧縮機は、圧縮室を形成する内側面を有するハウジングであって、該ハウジングが、第1開口部及び第2開口部を有する、前記ハウジングと、圧縮面を有する第1ピストンであって、該ピストンが、前記圧縮室内に摺動可能に配置される、前記第1ピストンと、近位部及び遠位部を有する第1ピストンロッドであって、前記近位部が、前記第1開口部内に摺動可能に収容され、かつ前記第1ピストンに駆動可能に接続される、前記第1ピストンロッドと、圧縮面を、前記第1ピストン圧縮面に対向して有する第2ピストンであって、該第2ピストンが、前記圧縮室内に摺動可能に配置される、前記第2ピストンと、近位部及び遠位部を有する第2ピストンロッドであって、前記近位部が、前記第2開口部内に摺動可能に収容され、かつ前記第2ピストンに駆動可能に接続される、前記第2ピストンロッドと、前記第1ピストンロッドの遠位部に取り付けられる第1アクチュエータと、前記第2ピストンロッドの前記遠位部に取り付けられる第2アクチュエータと、を備える。前記ピストンロッドは、前記圧縮室内を延びる並進移動軸線を形成し、前記第1及び第2アクチュエータは、前記第1及び第2ピストンを前記圧縮室内で、前記並進移動軸線に沿って駆動往復移動させるように構成される。
往復動型圧縮機の別の実施形態では、前記圧縮機は、圧縮室を形成する内側面を有するハウジングであって、該ハウジングが開口部を有する、前記ハウジングと、圧縮面を有する第1ピストンであって、該ピストンが、前記圧縮室内に摺動可能に配置される、前記第1ピストンと、近位部及び遠位部を有する第1ピストンロッドであって、前記近位部が、前記開口部内に摺動可能に収容され、かつ前記第1ピストンに駆動可能に接続される、前記第1ピストンロッドと、圧縮面を、前記第1ピストン圧縮面に対向して有する第2ピストンであって、該第2ピストンが、前記圧縮室内に摺動可能に配置される、前記第2ピストンと、近位部及び遠位部を有する第2ピストンロッドであって、前記近位部が、前記第1ピストンロッド内に摺動可能に収容され、かつ前記第2ピストンに駆動可能に接続される、前記第2ピストンロッドと、前記第1ピストンロッドの遠位部に取り付けられる第1アクチュエータと、前記第2ピストンロッドの前記遠位部に取り付けられる第2アクチュエータと、を備える。前記第1及び第2ピストンロッドは、前記圧縮室内を延びる並進移動軸線を形成し、前記第1及び第2アクチュエータは、前記第1及び第2ピストンを前記圧縮室内で、前記並進移動軸線に沿って駆動往復移動させるように構成される。
本発明のこれらの特徴、態様、及び利点、及び他の特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明を、同様の符号が同様の構成要素をこれらの図面全体を通じて指している添付の図面を参照しながら一読することにより、一層深く理解される。
本発明の1つの実施形態による位相差を持つピストンを有する往復動型圧縮機の概略断面図を示しており、圧縮機は、共振バネ付き複動式電磁アクチュエータを有する。 図1の圧縮機の概略断面図であり、力が往復動部品に圧縮機の動作中に加わる様子を示している。 図1の圧縮機の概略断面図であり、力が往復動部品に圧縮機の動作中に加わる様子を示している。 本発明の1つの実施形態による位相差を持つピストンを有する往復動型圧縮機の概略断面図を示しており、圧縮機は、同軸上で入れ子式に嵌合するピストンロッド、及び共振バネ付き単動式電磁アクチュエータを有する。 図4の圧縮機の概略断面図であり、力が往復動部品に圧縮機の動作中に加わる様子を示している。 図4の圧縮機の概略断面図であり、力が往復動部品に圧縮機の動作中に加わる様子を示している。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を構成する添付の図面が参照され、これらの図面では、実施することができる特定の実施形態が例示として図示される。これらの実施形態は、当分野の当業者であれば、これらの実施形態を実施することができるように十分詳細に記載されており、他の実施形態を利用することができ、かつ論理的変更、機械的変更、電気的変更、及び他の変更を、これらの実施形態の範囲から逸脱しない限り加えることができることを理解されたい。従って、以下の詳細な説明は、本発明の範囲を限定するものとして捉えられてはならない。
図1〜図3は、本発明の1つの実施形態による共振バネを備える複動式電磁アクチュエータにより駆動され、かつ位相差を持つピストンを有する圧縮機を示している。
図1は、第1駆動アセンブリ20、第1アキュムレータアセンブリ30、圧縮アセンブリ40、第2アキュムレータアセンブリ50、及び第2駆動アセンブリ60を備える圧縮機10を示している。第1ピストンロッド12は、第1駆動アセンブリ20、第1アキュムレータアセンブリ30、及び圧縮アセンブリ40を接続する。第2ピストンロッド14は、第2駆動アセンブリ60、第2アキュムレータアセンブリ50、及び圧縮アセンブリ40を接続する。第1ピストンロッド12及び第2ピストンロッド14は、軸線16に沿って直列に、かつほぼ同軸に配置され、軸線16は、圧縮アセンブリ40の中心を通って延びている。
第1駆動アセンブリ20は、第1ピストンロッド12を介して第1アキュムレータアセンブリ30及び圧縮アセンブリ40と機械的に連通している。第1アキュムレータアセンブリ30は、第1ピストンロッド12を介して第1駆動アセンブリ20及び圧縮アセンブリ40と機械的に連通している。第2駆動アセンブリ60は、第2ピストンロッド14を介して第2アキュムレータアセンブリ50及び圧縮アセンブリ40と機械的に連通している。第2アキュムレータアセンブリ50は、第2ピストンロッド14を介して第2駆動アセンブリ60及び圧縮アセンブリ40と機械的に連通している。
図1に示すように、圧縮アセンブリ40は、ハウジング41、第1圧縮ピストン42、及び第2圧縮ピストン44を備える。以下に更に完全に説明されるように、第1圧縮ピストン42及び第2圧縮ピストン44は、ハウジング41内に軸線方向に配置され、流体連通が遮断される少なくとも1つの圧縮室を形成する。1つの実施形態では、圧縮ピストン(42、44)は、ハウジング容積を3つの容積室に分割し、各容積室は、他の容積室との流体連通がほぼ遮断されている。
ハウジング41は更に、第1開口部及び第2開口部を備え、各開口部は、軸線16に略位置合わせされ、これらの開口部は、ハウジングの内部を、圧縮アセンブリ40の外部の環境に連結するオリフィスを形成する。第1開口部は、第1ピストンロッド12を軸線16に沿って摺動可能に、かつ密閉可能に収容し、第1ピストンロッド12は、ハウジング41内に延び、かつ第1圧縮ピストン42に接続されている。第2開口部は、第2ピストンロッド14を軸線16に沿って摺動可能に、かつ密閉可能に収容し、第2ピストンロッド14は、ハウジング41内に延び、かつ第2圧縮ピストン44に接続されている。
第1ピストン42は表面を備えている。第1ピストン表面は端面を含み、端面は、ハウジングの内側面に摺動可能に、かつ密閉可能に係合するように構成される。第1ピストン表面は更に、近位側面を含み、近位側面は、軸線16と略直交し、かつ第2ピストン44に対向する。第1ピストン表面は更に、遠位側面を表面の近位側面とは反対側に備え、後面は、軸線16と略直交している。1つの実施形態では、第1ピストンロッド12は第1圧縮ピストン42に、第1圧縮ピストン42の後面で接続される。本明細書において使用されるように、「proximal」という用語は、圧縮アセンブリ40の中心の方に向かう配置又は移動を指す。本明細書において使用されるように、「distal」という用語は、圧縮アセンブリ40の中心から離れる方に向かう配置又は移動を指す。
第2ピストン44は表面を備えている。第2ピストン表面は端面を含み、端面は、ハウジング内側面に摺動可能に、かつ密閉可能に係合するように構成される。第2ピストン表面は更に、近位側面を含み、近位側面は、軸線16と略直交し、かつ第1ピストン42に対向する。第2ピストン表面は更に、遠位側面を表面の近位側面とは反対側に備え、後面は、軸線16と略直交している。1つの実施形態では、第2ピストンロッド14は第2圧縮ピストン44に、第2圧縮ピストン44の遠位側面で接続される。
ハウジング内側面の一部、第1ピストンの近位側面、及び第2ピストンの近位側面は、一体となって中心圧縮室43を形成する。中心圧縮室43が今度は、入口/出口バルブ47を介して流体供給元(図示せず)及び流体供給先(これも図示せず)と流体連通する。1つの実施形態では、ハウジング内側面の一部、及び第1ピストンの遠位側面が更に、第1圧縮室45を形成する。今度は、第1圧縮室45が更に、入口/出口バルブ48を介して流体供給元及び流体供給先と流体連通する。1つの実施形態では、ハウジング内側面の一部、及び第2ピストンの遠位側面が更に、第2圧縮室46を形成する。第2圧縮室46が今度は、入口/出口バルブ49を介して流体供給元及び流体供給先と流体連通する。種々の実施形態では、中心圧縮室43、第1圧縮室45、及び第2圧縮室46のうちの1つの圧縮室は、互いに流体連通しないようにほぼ遮断される。当分野の当業者であれば、本明細書における本開示及び教示から認識することができることであるが、「fluid」とは、液体、ガスを含む材料を指すか、又は流体及びガスの組み合わせを含む材料を指す。
種々の実施形態では、バルブ(47、48、49)のうちの少なくとも1つのバルブは、ソレノイドアクチュエータ(図示せず)を備える。他の実施形態では、バルブ(47、48、49)のうちの少なくとも1つのバルブは、磁気利用歯車式アクチュエータ(図示せず)を備える。動作状態では、バルブ(47、48、49)は、ピストン(42、44)の移動と連動することにより、流体が少なくとも1つの圧縮室に、第1圧力で流れ込むことができ、圧縮室から第2圧力で流れ出すことができる。当分野の当業者であれば、本明細書における本開示及び教示に鑑みて理解できることであるが、圧縮室(43、45、46)と流体供給元/流体供給先との間の流体連通は、図1〜図3に示す個々の専用入口バルブ及び出口バルブにより実現することができる、又は圧縮室を流体供給元及び流体供給先に選択的に流体接続するように構成される1個のバルブを介して実現することができる。
図1に更に図示されているように、第1駆動アセンブリ20は、ステータ22及びコア24を備える。コア24は、第1ピストンロッド12の遠位端に取り付けられ、ステータ22は、コア24を基準として固定される。動作状態では、ステータ22は、電磁力をコア24に加えて、コア24を遠位方向及び近位方向に、軸線16に沿って往復動駆動するように構成される。
図1に更に図示されているように、第2駆動アセンブリ60は、ステータ62及びコア64を備える。コア64は、第2ピストンロッド14の遠位端に取り付けられ、ステータ62は、コア64を基準として固定される。動作状態では、ステータ62は、電磁力をコア64に加えて、コア64を遠位方向及び近位方向に、軸線16に沿って往復動駆動するように構成される。
1つの実施形態では、電磁駆動部はリニアモータであり、この場合、ステータ22は、電源にコントローラを介して選択的に接続可能な連続する隣接コイルを備える。1つの選択したコイルが電源に接続されると、これらのコイルから起電力がコイルに加わって、ピストンロッド/圧縮ピストンを軸線16に沿って軸線方向に駆動する。一連の隣接コイルが電源に接続されると、電磁力が大きくなる。ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリの並進移動の方向に隣接する1つのコイルが、電源に接続されるコイル集合体に追加され、並進移動の方向とは反対の方向に隣接する1つのコイルが、電源に接続されるコイル集合体から取り出される場合、ステータ22は、コア24に加わる一定の強さの電磁力を維持する。従って、コントローラは、電源に接続される一連のコイルを任意の所定の時点で、かつコイルを作動状態にし、非作動状態にすることにより、動的に選択するように構成され、コイルを軸線16に沿って制御可能に変位させるように構成される。本発明の1つの実施形態では、電磁駆動部は、市販のリニアモータを備える。
図1に更に図示されているように、第1アキュムレータアセンブリ30は、第1フランジ32、第1弾性部材34、第1ポスト38、第2弾性部材37、及び第2フランジ39を備える。1つの実施形態では、フランジ(32、39)の一方又は両方は、第1ピストンロッド12により形成することができる。他の実施形態では、これらのフランジの一方又は両方は、アセンブリを第1ピストンロッド12に取り付けることにより形成することができる。第1ポスト38は、第1ピストンロッド12を摺動可能に収容する開口部36を備え、第1ピストンロッド12を基準として固定される。各弾性部材(34、37)は、第1端部及び第2端部を備える。第1弾性部材34は、第1フランジ32に第1端部で取り付けられ、かつ第1弾性部材34は、第1ポスト38に第2端部で取り付けられる。第2弾性部材37は、第2フランジ39に第1端部で取り付けられ、かつ第2弾性部材37は、第1ポスト38に第2端部で取り付けられる。
図1に更に図示されているように、第2アキュムレータアセンブリ50は、第3フランジ52、第3弾性部材54、第2ポスト56、第4弾性部材57、及び第4フランジ59を備える。1つの実施形態では、フランジ(54、59)の一方又は両方は、第2ピストンロッド14により形成することができる。他の実施形態では、これらのフランジの一方又は両方は、アセンブリを第2ピストンロッド14に取り付けることにより形成することができる。第2ポスト56は、第2ピストンロッド14を摺動可能に収容する開口部58を備え、第2ピストンロッド14を基準として固定される。各弾性部材(54、57)は、第1端部及び第2端部を備える。第3弾性部材54は、第3フランジ52に第1端部で取り付けられ、かつ第3弾性部材54は、第2ポスト56に第2端部で取り付けられる。第4弾性部材57は、第4フランジ59に第1端部で取り付けられ、かつ第4弾性部材57は、第2ポスト56に第2端部で取り付けられる。
図2及び図3は、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(12、42;14、44)に、駆動アセンブリ(20、60)から加わる力を示している。本明細書において使用されるように、「top dead center(上死点中央位置)」というフレーズは、圧縮アセンブリ40内に配置されるピストン(42、44)が、軸線16に沿ったピストンの最遠位側の並進移動位置にほぼ位置している状態の位置的配置を指す。本明細書において使用されるように、「bottom dead center(下死点中央位置)」というフレーズは、圧縮アセンブリ40内に配置されるピストン(42、44)が、軸線16に沿ったピストンの最近位側の並進移動位置にほぼ位置している状態の位置的配置を指す。
図2は、第1ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(12、42)を近位方向に軸線16に沿って駆動するために作用する力を示している。行程の始点では、アセンブリは、殆ど静止しており、ピストン42は、上死点中央位置にほぼ位置している。4つの力がアセンブリに、近位方向の並進移動中に加わる。第1に、第1駆動アセンブリ20は、上記起電力F1をアセンブリに加えて、アセンブリを近位方向に軸線16に沿って駆動することにより、アセンブリを加速する。第2に、行程の始点において、かつ行程の一部が行われている間、変形した(伸長した)第1弾性部材34は、第1弾性部材34の正常な形状に復帰することにより、近位方向に向いた加速力F2がアセンブリに加わる。第3に、中心圧縮室43内の容積が小さくなるにつれて、圧縮室内に滞留するガスから、遠位方向に向いた力F3が圧縮ピストン42の近位側面に加わる。最後に、行程の終点の前の位置では、かつピストン42が下死点中央位置に達するまで行程が継続すると、第2弾性部材37が変形して(伸長して)、遠位方向に向いた減速力F4がアセンブリに加わる。
図2は更に、第2ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(14、44)を近位方向に軸線16に沿って駆動するために作用する力を示している。行程の始点では、アセンブリは、殆ど静止しており、ピストン44は、上死点中央位置にほぼ位置している。上に説明したように、4つの力がアセンブリに、近位方向の並進移動中に加わる。第1に、第2駆動アセンブリ60は、上記起電力F5をアセンブリに加えて、アセンブリを近位方向に軸線16に沿って駆動することにより、アセンブリを加速する。第2に、行程の始点において、かつ行程の一部が行われている間、変形した(伸長した)第4弾性部材57は、第4弾性部材57の正常な形状に復帰することにより、近位方向に向いた加速力F6がアセンブリに加わる。第3に、中心圧縮室43内の容積が小さくなるにつれて、圧縮室内に滞留するガスから、遠位方向に向いた力F7が圧縮ピストン44の近位側面に加わる。最後に、行程の終点の前の位置では、かつピストン44が下死点中央位置に達するまで行程が継続すると、第3弾性部材54が変形して(伸長して)、遠位方向に向いた減速力F8がアセンブリに加わる。
図3は、第1ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(12、42)を遠位方向に、軸線16に沿って駆動するために作用する力を示している。行程の始点では、アセンブリは、殆ど静止しており、ピストン42は、下死点中央位置にほぼ位置している。4つの力がアセンブリに、遠位方向の並進移動中に加わる。第1に、第1駆動アセンブリ20は、上記起電力を力F9としてアセンブリに加えて、アセンブリを遠位方向に軸線16に沿って駆動することにより、アセンブリを加速する。第2に、行程の始点において、かつ行程の一部が行われている間、変形した(伸長した)第2弾性部材37は、第2弾性部材37の正常な形状に復帰することにより、遠位方向に向いた加速力F10がアセンブリに加わる。第3に、第1圧縮室45内の容積が小さくなるにつれて、第1圧縮室45内に滞留するガスから、近位方向に向いた力F11が第1圧縮ピストン42の遠位側面に加わる。最後に、行程の終点の前の位置では、かつピストン42が上死点中央位置に達するまで行程が継続すると、第1弾性部材34が変形して(伸長して)、近位方向に向いた減速力F12がアセンブリに加わる。
図3は更に、第2ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(14、44)を遠位方向に、軸線16に沿って駆動するために作用する力を示している。行程の始点では、アセンブリは、殆ど静止しており、ピストン44は、下死点中央位置にほぼ位置している。上に説明したように、4つの力がアセンブリに、遠位方向の並進移動中に加わる。第1に、第2駆動アセンブリ60は、上記起電力F13をアセンブリに加えて、アセンブリを遠位方向に軸線16に沿って駆動することにより、アセンブリを加速する。第2に、行程の始点において、かつ行程の一部が行われている間、変形した(伸長した)第3弾性部材54は、第3弾性部材54の正常な形状に復帰することにより、遠位方向に向いた加速力F14がアセンブリに加わる。第3に、第2圧縮室46内の容積が小さくなるにつれて、圧縮室内に滞留するガスから、近位方向に向いた力F15が圧縮ピストン44の遠位側面に加わる。最後に、行程の終点の前の位置では、かつピストン44が上死点中央位置に達するまで行程が継続すると、第4弾性部材57が変形して(伸長して)、遠位方向に向いた減速力F16がアセンブリに加わる。
行程中、これらの力の和は、アセンブリが、アセンブリの並進移動中に軸線16に沿って加速し、減速する割合を表す。アセンブリが加速しているとき、アセンブリの慣性力が増加する。アセンブリが減速しているとき、アセンブリの慣性力が減少する。アセンブリが一定速度で移動する場合、アセンブリの慣性力は一定である。従って、行程が始まるとき、第1弾性部材が弛緩してアセンブリを加速することにより、アセンブリに蓄積される慣性力が増加する。1つの移動位置にある間、第2弾性部材が変形し始めて、アセンブリを減速することにより、アセンブリに蓄積される慣性力が減少する。集合的に、これらの弾性部材は、アセンブリに蓄積される慣性エネルギーを第1行程中に蓄積し、蓄積エネルギーをアセンブリに次の行程中に伝達することにより、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(12、42;14、44)に生じるエネルギーを往復動中に保存するという技術的効果を有する。
当分野の当業者であれば、本明細書における本開示及び教示に鑑みて容易に理解することができることであるが、上に説明した弾性部材ペアの構成を変更することにより、関連するこれらの力を加えるタイミングを変えることができる。例えば、図示の複数の弾性部材ペア(34、37;54、57)が、異なるバネ定数を持つようにする構成は本発明の範囲に含まれる。別の構成として、弾性部材から加わる力の及ぶ距離は、弾性部材ペア(34、37;54、57)内で異ならせることができる。最後に、1個の弾性部材が、上に説明した機能を実行して、例えば行程の始点で遠位方向に伸びた行程を開始し、行程の過程で弛緩し、行程の終了部分で近位方向に変形するようにする構成は本発明の範囲に含まれる。
有利な点として、弾性部材は、バネ定数、共振周波数、及びバネ共振周波数の高調波を有する共振バネを備える。図示の実施形態では、共振バネ34は、ピストンが、第1フランジ32が第1ポスト38に対して遠位方向に並進移動することにより上死点中央位置に近づくにつれて変形するように構成されることにより、共振バネが伸長すると、バネがエネルギーを吸収するようになり、バネがピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(12、42)を、アセンブリが上死点中央位置に近づくにつれて更に減速する。本実施形態では、伸長した共振バネ34は、バネの正常な形状に次の行程中に復帰することにより、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(12、42)を近位方向に加速して、アセンブリに蓄積される慣性エネルギーを第1遠位方向行程中に軸線16に沿って蓄積し、アセンブリを近位方向に軸線16に沿って加速することにより、エネルギーをアセンブリに第2近位方向行程中に軸線16に沿って返す。
特定の実施形態では、バネは、バネの振動(往復動)の周波数が、共振バネの固有周波数、又は固有周波数の高調波に一致する場合に、より大きなエネルギーを吸収するように構成される共振バネである。例えば、ピストンロッド12/圧縮ピストン42の往復動速度が、共振バネ34の固有周波数にほぼ一致する場合、上に説明したバネの変形が繰り返されることによって、バネが連続して往復動することにより蓄積され、印加されるエネルギーを最大にすることができる。このような実施形態では、圧縮機10を、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリがバネの固有周波数、又は固有周波数の高調波にほぼ一致する速度で往復動するように動作させることにより、必要な駆動力を最小限に抑えることができる。
有利な点として、圧縮機の種々の実施形態は、部分負荷状態で運転することができる。1つの運転モードでは、ピストン42の遠位側面に掛かる負荷は、第1圧縮室45と流体供給元/流体供給先との間の流体連通のタイミングを、入口/出口バルブ48を選択的に作動させて制御することにより変えることができる。例えば、ピストン42は、入口/出口バルブ48を作動させることにより部分的に負荷を掛けないようにして、第1圧縮室45に流入する流体と第1圧縮室45から流出する流体との圧力差が、部分的なピストン運動が行われているときに、小さくなる、又はほぼ最小になるようにする。同様に、ピストン44の遠位側面に掛かる負荷は、第2圧縮室46と流体供給元/流体供給先との間の流体連通のタイミングを、入口/出口バルブ49を選択的に作動させて制御することにより変えることができる。例えば、ピストン44は、入口/出口バルブ49を作動させることにより部分的に負荷を掛けないようにして、第2圧縮室46に流入する流体と第2圧縮室46から流出する流体との圧力差が、部分的なピストン運動が行われているときに、小さくなる、又はほぼ最小になるようにする。別の運転モードでは、ピストン(42、44)の近位側面に掛かる負荷は、圧縮室43と流体供給元/流体供給先との間の流体連通のタイミングを、入口/出口バルブ47を作動させて制御することにより変えることができる。例えば、ピストン(42、44)は、入口/出口バルブ47を作動させることにより部分的に負荷を掛けないようにして、圧縮室43に流入する流体と圧縮室43から流出する流体との圧力差が、部分的なピストン運動が行われているときに、小さくなる、又はほぼ最小になるようにする。このような運転モードによって、流体需要量が、天然ガス需要量が天然ガス輸送網において変化する場合のように変化する場合の期間のように、運転を柔軟に行うことができる。
有利な点として、1つの実施形態では、圧縮機は可変容量圧縮機である。例えば、コントローラは、ピストン位相を、従って圧縮機容量を、非一時的な機械可読媒体に記録される命令セットでプログラムすることにより変えるように構成することができ、これらの命令によってコントローラは、(i)0度と180度との間のピストン位相差を含む圧縮機通電位相設定値を受信し;(ii)一連のコイルを、電源との接続をピストンロッド/圧縮ピストンの行程中に行って、それぞれの行程長を決定するために必要な複数のコイルの中から選択し;(iii)選択した各コイルを電源に接続する必要がある時点を決定し、コイルが電源にそれぞれの行程中に接続される時間長を決定し、コイルを電源からそれぞれの行程中に遮断する時点を決定し;(iv)特定したこれらのコイルを電源に、所定の時点で選択的に接続し、選択したこれらのコイルが電源に接続されている状態を、決定した時間長だけ保持し、特定したこれらのコイルを、決定した時点で選択的に遮断して、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリを駆動するようになる。1つの実施形態では、コントローラは更に、これらのコイルを選択し、接続時点、接続時間長、及び遮断時点を決定するために使用される行程長設定値を受信するように構成することができる。
図4〜図6は、本発明の1つの実施形態による共振バネを備える単動式電磁アクチュエータにより駆動され、かつ位相差を持つピストンを有する圧縮機を示している。
図4は、駆動アセンブリ220、第1アキュムレータアセンブリ230、圧縮アセンブリ240、及び第2アキュムレータアセンブリ250を備える圧縮機200を示している。第1ピストンロッド212は、駆動アセンブリ220、第1アキュムレータアセンブリ230、及び圧縮アセンブリ240を接続する。第2ピストンロッド214は、駆動アセンブリ220、第2アキュムレータアセンブリ250、及び圧縮アセンブリ240を接続する。
第2ピストンロッド214は中空であり、遠位開口部228を通路の遠位端に有し、かつ近位開口部215を通路の近位端に有する通路(図示せず)を備えている。第2ピストンロッドは、第1ピストンロッド212の一部を、第2ピストンロッドの軸線長さに沿って摺動可能に、かつ密閉可能に収容するように適合させ、第1及び第2ピストンロッドは、軸線216に沿って同軸に位置合わせされる。図4に示すように、破線218は、第1ピストンロッド212のうち、第2ピストンロッド214内に収容される部分を表している。動作状態では、これらのピストンロッドは、ピストンロッド(212、214)が、他方のピストンロッドに対して、軸線216に沿って別々に並進移動することができるように構成される。
駆動アセンブリ220は、第1ピストンロッド212を介して第1アキュムレータアセンブリ230及び圧縮アセンブリ240と機械的に連通する。第1アキュムレータアセンブリ230は、第1ピストンロッド212を介して駆動アセンブリ220及び圧縮アセンブリ240と機械的に連通する。駆動アセンブリ220は更に、第2ピストンロッド214を介して第2アキュムレータアセンブリ250及び圧縮アセンブリ240と機械的に連通する。第2アキュムレータアセンブリ250は、第2ピストンロッド214を介して駆動アセンブリ220及び圧縮アセンブリ240と機械的に連通する。
図4に示すように、圧縮アセンブリ240は、ハウジング241、第1圧縮ピストン244、及び第2圧縮ピストン242を備える。第1圧縮ピストン244及び第2圧縮ピストン242は、ハウジング241内に軸線方向に配置され、流体連通が遮断される少なくとも1つの圧縮室を形成する。図4に示す実施形態では、圧縮ピストン(242、244)は、ハウジング容積を3つの容積室に分割し、各容積室は、他の容積室との流体連通がほぼ遮断されている。
ハウジング241は更に、軸線216に略位置合わせされる開口部を備え、開口部は、ハウジングの内部を、圧縮アセンブリ240の外部の環境に連結するオリフィスを形成する。第1開口部は、第2ピストンロッド214を軸線216に沿って摺動可能に、かつ密閉可能に収容し、第2ピストンロッド214は、ハウジング241内に延びており、かつ第2圧縮ピストン242に接続されている。
第2圧縮ピストン242は表面を備える。第2圧縮ピストン表面は端面を含み、端面は、ハウジング241の内側面に摺動可能に、かつ密閉可能に係合するように構成される。第1ピストン表面は更に、近位側面を含み、近位側面は、軸線216と略直交している。第1ピストン近位側面は更に、開口部215を含み、第1ピストンロッド212は、開口部215から延びており、かつ第1圧縮ピストン244に取り付けられる。
第1圧縮ピストン表面は更に、遠位側面を近位側面とは反対側に備え、後面は、軸線216と略直交している。1つの実施形態では、第2ピストンロッド214は、第2圧縮ピストン242に、第2圧縮ピストン242の後面で接続される。
第1圧縮ピストン244は表面を備える。第1圧縮ピストン表面は端面を含み、端面は、ハウジング内側面に摺動可能に、かつ密閉可能に係合するように構成される。第1圧縮ピストン表面は更に、近位側面を備え、近位側面は、軸線216と略直交しており、かつ第2圧縮ピストン242の近位側面に対向している。第1ピストン表面は更に、遠位側面を第1ピストンの近位側面とは反対側に備え、後面は、軸線216と略直交している。図4に示す実施形態では、第1ピストンロッド212は、第1圧縮ピストン244に、第1圧縮ピストンの近位側面で接続される。
ハウジング内側面の一部、第1ピストン近位側面、及び第2ピストン近位側面は、一体となって中心圧縮室243を形成する。中心圧縮室243が今度は、入口/出口バルブ247を介して流体供給元(図示せず)及び流体供給先(これも図示せず)と流体連通する。1つの実施形態では、ハウジング内側面の一部、及び第1ピストン遠位側面が更に、第1圧縮室245を形成する。今度は、入口/出口バルブ248を介して第1圧縮室245が更に、流体供給元及び流体供給先と流体連通する。1つの実施形態では、ハウジング内側面の一部、及び第2ピストンの遠位側面が更に、第2圧縮室246を形成する。第2圧縮室246が今度は、入口/出口バルブ249を介して流体供給元及び流体供給先と流体連通する。種々の実施形態では、中心圧縮室243、第1圧縮室245、及び第2圧縮室246のうちの1つの圧縮室は、互いに殆ど流体連通することがないように遮断される。
種々の実施形態では、バルブ(247、248、249)のうちの少なくとも1つのバルブは、ソレノイドアクチュエータ(図示せず)を備える。他の実施形態では、バルブ(247、248、249)のうちの少なくとも1つのバルブは、磁気利用歯車式アクチュエータ(図示せず)を備える。動作状態では、バルブ(247、248、249)は、ピストン(242、244)の移動に連動することにより、流体が少なくとも1つの圧縮室に、第1圧力で流れ込むことができ、圧縮室から第2圧力で流れ出すことができる。当分野の当業者であれば、本明細書における本開示及び教示に鑑みて理解できることであるが、圧縮室(243、245、246)と流体供給元/流体供給先との間の流体連通は、図4〜図6に示す個々の専用入口バルブ及び出口バルブにより実現することができる、又は圧縮室を流体供給元及び流体供給先に選択的に流体接続するように構成される1個のバルブを介して実現することができる。
図4に更に図示されているように、駆動アセンブリ220は、ステータ222、第1コア226、及び第2コア228を備える。第1コア226は、第1ピストンロッド212に取り付けられ、第2コア228は、第2ピストンロッド214の遠位部に取り付けられ、ステータ222は、コア(226、228)を基準として固定される。動作状態では、ステータ222は、電磁力をコア(226、228)に加えて、コア(226、228)を遠位方向及び近位方向に、軸線216に沿って往復動駆動するように構成される。本発明の実施形態では、ステータは、コア(226、228)を互いに対して個別に駆動するように構成される。
1つの実施形態では、駆動アセンブリ220はリニアモータを備え、この場合、ステータ222は、電源(図示せず)にコントローラ(図示せず)を介して選択的に接続可能な複数のコイル225を備える。複数のコイル225の中の1つの個別コイルが電源に接続されると、これらのコイルから起電力がコア(226、228)に加わって、それぞれのコアに軸線216に沿って軸線方向に取り付けられるピストンロッド/圧縮ピストンを駆動する。1つのコイルが、電源に接続されるコイル集合体に追加されると、電磁力が大きくなる。1つのコイルが、電源に接続されるコイル集合体から取り外されると、電磁力が小さくなる。ピストンロッド/圧縮アセンブリの並進移動の方向に隣接するコイルが、電源に接続されるコイル集合体に追加され、かつ並進移動方向とは反対方向に隣接するコイルが、電源に接続されるコイル集合体から取り外される場合、ステータ222は、該当するコア24に加わる一定の電磁力を維持する−電磁力は実際には、軸線に沿って並進移動するコアに追従する。本発明の1つの実施形態では、電磁駆動部は、市販のリニアモータを備える。
図4に更に図示されているように、第1アキュムレータアセンブリ230は、第1フランジ232、第1弾性部材234、第1ポスト238、第2弾性部材237、及び第2フランジ239を備える。1つの実施形態では、フランジ(232、239)の一方又は両方は、第1ピストンロッド212により形成することができる。他の実施形態では、これらのフランジの一方又は両方は、アセンブリを第1ピストンロッド212に取り付けることにより形成することができる。第1ポスト238は、第1ピストンロッド212を摺動可能に収容する開口部236を備え、第1ポスト238は、第1ピストンロッド212を基準として固定される。各弾性部材(234、237)は、第1端部及び第2端部を備える。第1弾性部材234は、第1フランジ232に第1弾性部材234の第1端部で取り付けられ、かつ第1弾性部材234は、第1ポスト238に第1弾性部材234の第2端部で取り付けられる。第2弾性部材237は、第2フランジ239に第2弾性部材237の第1端部で取り付けられ、かつ第2弾性部材237は、第1ポスト238に第2弾性部材237の第2端部で取り付けられる。
図4に図示されているように、第2アキュムレータアセンブリ250は、第3フランジ252、第3弾性部材254、第2ポスト256、第4弾性部材257、及び第4フランジ259を備える。1つの実施形態では、フランジ(254、259)の一方又は両方は、第2ピストンロッド214により形成することができる。他の実施形態では、これらのフランジの一方又は両方は、アセンブリを第2ピストンロッド214に取り付けることにより形成することができる。第2ポスト256は、第2ピストンロッド214を摺動可能に収容する開口部258を備え、第2ピストンロッド214を基準として固定される。各弾性部材(254、257)は、第1端部及び第2端部を備える。第3弾性部材254は、第3フランジ252に、第3弾性部材254の第1端部で取り付けられ、かつ第3弾性部材254は、第2ポスト256に第3弾性部材254の第2端部で取り付けられる。第4弾性部材257は、第4フランジ259に第4弾性部材257の第1端部で取り付けられ、かつ第4弾性部材257は、第2ポスト256に第4弾性部材257の第2端部で取り付けられる。
図5及び図6は、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(212、242;214、244)に、圧縮機200の駆動アセンブリ(220)から加わる力を示している。
図5は、圧縮機200が最初の往路の往復動をしているときに力が加わる様子を示しているのであるが、第1ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(212、244)を駆動して、ピストン244を近位方向に軸線216に沿って駆動するために作用する力を示している。行程の始点では、アセンブリは、殆ど静止しており、ピストン242は、上死点中央位置にほぼ位置している。4つの力がアセンブリに、近位方向の並進移動中に加わる。第1に、駆動アセンブリ220は、遠位方向に向いた上記起電力F101をアセンブリに加えて、アセンブリを遠位方向に軸線216に沿って駆動することにより、アセンブリを加速する。第2に、行程の始点において、かつ行程の一部が行われている間、変形した(伸長した)第2弾性部材237は、第2弾性部材237の正常な形状に復帰することにより、遠位方向に向いた加速力F102がアセンブリに加わる。第3に、中心圧縮室243内の容積が小さくなるにつれて、圧縮室内に滞留するガスから、反対方向の力F103が圧縮ピストン244の近位側面に加わる。最後に、行程の終点の前の位置では、かつピストン244が下死点中央位置に達するまで行程が継続すると、第1弾性部材234が変形して(伸長して)、反対方向の力F104がアセンブリに加わって、アセンブリがアセンブリの下死点中央位置に近づくにつれて、アセンブリを減速する。
図5は更に、圧縮機200が最初の往路の往復動をしているときに力が加わる様子を示しているのであるが、第2ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(214、242)を駆動して、ピストン242を近位方向に軸線216に沿って駆動するために作用する力を示している。行程の始点では、アセンブリは、殆ど静止しており、ピストン242は、上死点中央位置にほぼ位置している。4つの力がアセンブリに、第2ピストンが近位方向に並進移動しているときに加わる。第1に、駆動アセンブリ220は、近位方向に向いた上記起電力F105をアセンブリに加えて、アセンブリを近位方向に軸線216に沿って駆動することにより、アセンブリを加速する。第2に、行程の始点において、かつ行程の一部が行われている間、変形した(伸長した)第3弾性部材254は、第3弾性部材254の正常な形状に復帰することにより、近位方向に向いた加速力F106がアセンブリに加わる。第3に、中心圧縮室243内の容積が小さくなるにつれて、圧縮室内に滞留するガスから、反対方向の力F107が第2圧縮ピストン242の近位側面に加わる。最後に、行程の終点の前の位置では、かつピストン242が下死点中央位置に達するまで行程が継続すると、第4弾性部材257が変形して(伸長して)、反対方向の追加の力F108がアセンブリに加わって、アセンブリがアセンブリの下死点中央位置に近づくにつれて、アセンブリを減速する。
動作状態では、印加中のこれらの力が合算され、結果的に生じる力によって、ピストンが移動する。有利な点として、これらの弾性部材から加わる力は、行程の一部が行われている間にのみ加わり、駆動アセンブリの力を補完する。例えば、アキュムレータの1つの弾性部材が行程を伸長状態で開始することにより、それ以外の状態で必要とされる駆動アセンブリの力を、追加の力を行程の始点で加えることにより小さくするという技術的効果が得られる。同様に、アキュムレータの補完弾性部材が行程を正常状態で開始すると、行程の終点に向かって伸長することにより、アセンブリを減速し、アセンブリが次に往復動するための慣性エネルギーを蓄積することができる。
図6は、圧縮機200が次の復路の往復動をしているときに力が加わる様子を示しているのであるが、第1ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(212、244)を遠位方向に、軸線216に沿って駆動するために作用する力を示している。行程の始点では、アセンブリは、殆ど静止しており、第1圧縮ピストン244は、下死点中央位置にほぼ位置している。4つの力がアセンブリに、遠位方向にピストンが並進移動しているときに加わる。第1に、駆動アセンブリ220は、近位方向に向いた起電力F109をアセンブリに加えて、ピストンを遠位方向に軸線216に沿って駆動することにより、アセンブリを加速する。第2に、行程の始点において、かつ行程の一部が行われている間、変形した(伸長した)第1弾性部材234は、第1弾性部材234の正常な形状に復帰することにより、近位方向に向いた加速力F110がアセンブリに加わる。第3に、第1圧縮室245内の容積が小さくなるにつれて、圧縮室内に滞留するガスから、反対方向の力F111が第1圧縮ピストン244の遠位側面に加わる。最後に、行程の終点の前の位置では、かつピストン42が上死点中央位置にほぼ達するまで行程が継続すると、第2弾性部材237が変形して(伸長して)、反対方向の力F112がアセンブリに加わって、アセンブリがアセンブリの上死点中央位置に近づくにつれて、アセンブリを減速する。
図6は更に、圧縮機200が次の復路の往復動をしているときに加わる様子を示しているのであるが、第2ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(214、242)を遠位方向に、軸線216に沿って駆動するために作用する力を示している。行程の始点では、アセンブリは、殆ど静止しており、第2圧縮ピストン242は、下死点中央位置にほぼ位置している。4つの力がアセンブリに、第2圧縮ピストン242が遠位方向に並進移動しているときに加わる。第1に、駆動アセンブリ220は、上記起電力F113をアセンブリに加えて、ピストン242を遠位方向に軸線216に沿って駆動することにより、アセンブリを加速する。第2に、行程の始点において、かつ行程の一部が行われている間、変形した(伸長した)第4弾性部材257は、第4弾性部材257の正常な形状に復帰することにより、遠位方向に向いた加速力F114がアセンブリに加わる。第3に、第2圧縮室246内の容積が小さくなるにつれて、圧縮室内に滞留するガスから、反対方向の力F115が圧縮ピストン242の遠位側面に加わる。最後に、行程の終点の前の位置では、かつ第2圧縮ピストン242が、ピストンの上死点中央位置に達するまで行程が継続すると、第3弾性部材254が変形して(伸長して)、反対方向の力F116がアセンブリに加わって、アセンブリがアセンブリの上死点中央位置に近づくにつれて、アセンブリを減速する。
行程中、これらの力の和は、アセンブリが、軸線216に沿ったアセンブリの並進移動中に加速し、減速する割合を表す。アセンブリが加速しているとき、アセンブリの慣性力は大きくなる。アセンブリが減速しているとき、アセンブリの慣性力は小さくなる。アセンブリが一定速度で移動するとき、アセンブリの慣性力は一定である。従って、行程の開始時、第1弾性部材が弛緩すると、アセンブリが加速されて、アセンブリに蓄積される慣性力が大きくなる。或る移動位置にある状態では、第2弾性部材は、変形し始めて、アセンブリを減速することにより、アセンブリに蓄積される慣性力が小さくなる。概括すると、これらの弾性部材は、アセンブリに蓄積される慣性エネルギーを最初の行程中に蓄積し、保存エネルギーをアセンブリに、次の行程中に付与することにより、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(212、244;214、242)に蓄積されるエネルギーを往復動中に保存する。
有利な点として、弾性部材は、バネ定数、共振周波数、及びバネ共振周波数の高調波を有する共振バネを備える。図示の実施形態では、共振バネ34は、ピストンが、第1フランジ32が第1ポスト38に対して遠位方向に並進移動することにより上死点中央位置に近づくにつれて変形するように構成されることにより、共振バネが伸長すると、バネがエネルギーを吸収するようになり、バネがピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(12、42)を、アセンブリが上死点中央位置に近づくにつれて更に減速する。本実施形態では、伸長した共振バネ34は、共振バネ34の正常な形状に次の行程中に復帰することにより、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリ(12、42)を近位方向に加速するので、アセンブリに蓄積される慣性エネルギーは、軸線16に沿った第1遠位方向行程中に蓄積され、アセンブリを近位方向に軸線16に沿って加速することにより、エネルギーがアセンブリに、軸線16に沿った第2近位方向行程中に返される。
特定の実施形態では、バネは、バネの振動(往復動)の周波数が、共振バネの固有周波数、又は固有周波数の高調波に一致する場合に、より大きなエネルギーを吸収するように構成される共振バネである。例えば、ピストンロッド12/圧縮ピストン42の往復動速度が、共振バネ34の固有周波数にほぼ一致する場合、上に説明したバネの変形が繰り返されると、バネが連続して往復動することにより蓄積され、印加されるエネルギーを最大にすることができる。このような実施形態では、圧縮機10を、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリがバネの共振周波数、又は共振周波数の高調波にほぼ一致する速度で往復動するように動作させることにより、必要な駆動力を最小限に抑えることができる。
有利な点として、圧縮機の種々の実施形態は、部分負荷状態で運転することができる。1つの運転モードでは、ピストン242の遠位側面に掛かる負荷は、第1圧縮室245と流体供給元/流体供給先との間の流体連通のタイミングを、入口/出口バルブ248を選択的に作動させて制御することにより変えることができる。例えば、ピストン242は、入口/出口バルブ248を作動させることにより部分的に負荷を掛けないようにして、第1圧縮室245に流入する流体と第1圧縮室245から流出する流体との圧力差が、部分的なピストン運動が行われているときに、小さくなる、又はほぼ最小になるようにする。同様に、ピストン244の遠位側面に掛かる負荷は、第2圧縮室246と流体供給元/流体供給先との間の流体連通のタイミングを、入口/出口バルブ249を選択的に作動させて制御することにより変えることができる。例えば、ピストン244は、入口/出口バルブ249を作動させることにより部分的に負荷を掛けないようにして、第2圧縮室246に流入する流体と第2圧縮室246から流出する流体との圧力差が、部分的なピストン運動が行われているときに、小さくなる、又はほぼ最小になるようにする。別の運転モードでは、ピストン(242、244)の近位側面に掛かる負荷は、圧縮室243と流体供給元/流体供給先との間の流体連通のタイミングを、入口/出口バルブ247を作動させて制御することにより変えることができる。例えば、ピストン(242、244)は、入口/出口バルブ247を作動させることにより部分的に負荷を掛けないようにして、圧縮室243に流入する流体と圧縮室243から流出する流体との圧力差が、部分的なピストン運動が行われているときに、小さくなる、又はほぼ最小になるようにする。このような運転モードによって、流体需要量が、天然ガス需要量が天然ガス輸送網において変化する場合のように変化する場合の期間のように、運転を柔軟に行うことができる。
有利な点として、1つの実施形態では、圧縮機は可変容量圧縮機である。例えば、コントローラは、ピストン位相を、従って圧縮機容量を、非一時的な機械可読媒体に記録される命令セットでプログラムすることにより変えるように構成することができ、これらの命令によってコントローラは、(i)0度と180度との間のピストン位相差を含む圧縮機通電位相設定値を受信し;(ii)一連のコイルを、電源との接続をピストンロッド/圧縮ピストンの行程中に行って、それぞれの行程長を決定するために必要な複数のコイルの中から選択し;(iii)選択した各コイルを電源に接続する必要がある時点を決定し、コイルが電源にそれぞれの行程中に接続される時間長を決定し、コイルを電源からそれぞれの行程中に遮断する時点を決定し;(iv)特定したこれらのコイルを電源に、所定の時点で選択的に接続し、選択したこれらのコイルが電源に接続されている状態を、決定した時間長だけ保持し、特定したこれらのコイルを、決定した時点で選択的に遮断して、ピストンロッド/圧縮ピストンアセンブリを駆動するようになる。1つの実施形態では、コントローラは更に、これらのコイルを選択し、接続時点、接続時間長、及び遮断時点を決定するために使用される行程長設定値を受信するように構成することができる。
有利な点として、圧縮機200のピストンロッド(212、214)を入れ子式に嵌合させることにより、圧縮機をより小さく、より小型化することができ、圧縮機を単一の駆動アセンブリから製造することができる。その結果、機械の全体寸法がより小さくなって、圧縮機を収容するために必要な収容部のサイズが小さくなるので有利である。
当分野の当業者であれば、本明細書における本開示及び教示に鑑みて容易に理解できることであるが、上に説明した弾性部材ペアの形状を変更して、関連する力を加えるタイミングを変えることができる。例えば、図示の補助弾性部材(234、237;254、257)が、異なるバネ定数を有する構成は本発明の範囲に含まれる。別の構成として、弾性部材から加わる力が及ぶ距離は、補助弾性部材(234、237;254、257)の間で異ならせることができる。最後に、弾性部材が1つだけ、上記機能を果たして、例えば遠位方向に行程の始点で伸長する行程を開始し、行程の経過中に弛緩し、行程の終端部分で近位方向に変形する構成は本発明の範囲に含まれる。
可能な有利な実施形態によれば、固定される第1導体と、第1ピストンロッド又は第2ピストンロッドのいずれかに取り付けられる第2導体と、を有するキャパシタは、誘電体(例えば、空気)を挟んで分離され;このようにして、キャパシタは、可動プレート(正確に言うと、一方のプレートが他方のプレートに対して移動する)を有するので、可変静電容量を有する。本実施形態の変形例によれば、2つの導電性プレートの間の誘電体占有距離は、これらのピストンロッドの並進移動とともに変化する。第1導体及び第2導体には、圧縮機の動作中に1度だけ給電することができ、第1導体及び第2導体は、絶縁されたままの状態とすることができる。また、第1導体及び第2導体には、これらの圧縮機の異なる動作期間中に異なる態様で給電することができ、第1導体及び第2導体は、絶縁されたままの状態とすることができる。また、第1導体及び第2導体は、圧縮機の動作中に定電圧発生装置に永続的に接続すること、又は圧縮機の動作中に可変電圧発生装置に永続的に接続することができる(通常、発生装置の電圧は、並進移動アセンブリの振動周期に対してゆっくり変化する)。このようなアキュムレータは、これらのピストンロッドの移動に対応する変化可能な電荷を蓄積し、キャパシタは従って、これらのピストンロッドの慣性エネルギーを貯蔵し、電荷を供給して、これらのピストンロッドの次の並進移動を駆動するように構成される。1つ以上のキャパシタの使用を、一定のバネ定数又は可変バネ定数を有することができる1つ以上のバネの使用と組み合わせることができる。
本発明の種々の実施形態のバネは、時間及び空間に対して一定のバネ定数を有することができ、これはヘリカルバネの最も普通の場合に対応していることは注目に値する;別の構成として、バネ定数は、時間軸で、及び/又は位置によって変えることができ、特にバネの長さに沿って変えることができる(すなわち、バネ定数は、バネの圧縮度合いによって異なる)。
可能な有利な実施形態によれば、圧縮機容量を、行程を長くし、作動時間を維持して、磁石位置の最適化を可能にすることにより変化させるように構成される容量可変式アキュムレータが提供される。例示したように、アキュムレータは、複数の選択可能な平行バネを有する弾性部材を備える。行程に使用されるバネの数は変えることができるので、バネ定数を変えることができ、従って行程長を変え、磁石位置を最適化することができる。
より一般的には、このようなアキュムレータは、第1ピストンロッド又は第2ピストンロッドのいずれかに接続される第1端部、及び第1ピストンロッド又は第2ピストンロッドのいずれかを基準として固定される第2端部を有するバネアセンブリを備えることができる。バネアセンブリは、複数のバネを含むことができ、このバネアセンブリのバネ定数は、調整可能とすることができ;これらのバネは、異なるバネ定数を有することができ、平行に配置して、選択的に作動するようにすることができる。別の構成として、バネアセンブリは、異なる長さを有する複数のバネを備えることができ、これらのバネは、異なる有効行程を有する(すなわち、並進移動可能なアセンブリの第1変位範囲では、第1バネ集合体が、並進移動可能なアセンブリに作用する、第2変位範囲では、第2バネ集合体が作用する、第3変位範囲では、第3バネ集合体が作用するなど)ように平行に配置される。「arranged in parallel(平行に配置される)」という表現は、機能的観点で解釈されるべきであり;実際、これらのバネの軸線は、互いに対して平行とすることができる(限定的な場合として、一致させることもできる)、又は互いに対して傾けることができる。
本発明について、特定の実施形態を参照して説明してきたが、当分野の当業者であれば、本発明の範囲から逸脱しない限り、種々の変更を行い、等価物で置き換えることができることを理解できるであろう。更に、多くの変形を加えて、特定の状況又は材料を本発明による教示に、本発明の範囲から逸脱しない限り適合させることができる。従って、本発明は、開示される特定の実施形態に限定されるのではなく、かつ本発明は、添付の請求項の範囲に含まれる全ての実施形態を包含する。
10、200 圧縮機
12、212 第1ピストンロッド
14、214 第2ピストンロッド
16、216 軸線
20 第1駆動アセンブリ
22、62、222 ステータ
24、64 コア
30、230 第1アキュムレータアセンブリ
32、232 第1フランジ
34 第1弾性部材、共振バネ
36、215、236 開口部
37、237 第2弾性部材
38、238 第1ポスト
39、239 第2フランジ
40、240 圧縮アセンブリ
41、241 ハウジング
42、244 第1圧縮ピストン、圧縮ピストン、第1ピストン、ピストン
43、243 中心圧縮室、圧縮室
44 第2圧縮ピストン、圧縮ピストン、第2ピストン、ピストン
45、245 第1圧縮室
46、246 第2圧縮室
47、48、49、247、248、249 入口/出口バルブ
50、250 第2アキュムレータアセンブリ
52、252 第3フランジ
54、254 第3弾性部材
56、256 第2ポスト
57、257 第4弾性部材
58、258 開口部
59、259 第4フランジ
60 第2駆動アセンブリ
214 第2ピストンロッド
215 近位開口部、開口部
218 破線
220 駆動アセンブリ
225 コイル
226 第1コア
228 第2コア、遠位開口部
234 第1弾性部材
242 第2圧縮ピストン、圧縮ピストン、ピストン
244 第1圧縮ピストン、圧縮ピストン、ピストン
1、F5、F13、F101、F105、F109、F113 起電力
2、F6、F10、F14、F102、F106、F110、F114 加速力
3、F7、F9、F11、F15、F103、F104、F107、F108、F111、F112、F115、F116
4、F8、F12、F16 減速力

Claims (10)

  1. 往復動型圧縮機(200)であって、
    内側面(250)を有し、かつ少なくとも1つの圧縮室を形成するハウジング(241)であって、前記ハウジング(241)が開口部(260)を有する、前記ハウジング(241)と、
    少なくとも1つの圧縮面を有する第1ピストン(242)であって、前記ピストンが、前記圧縮室内に摺動可能に配置される、前記第1ピストン(242)と、
    近位部(263)及び遠位部(264)を有する第1ピストンロッド(212)であって、前記近位部(263)が、前記開口部内に摺動可能に収容され、前記第1ピストンロッド(212)が、前記第1ピストン(242)に駆動可能に接続される、前記第1ピストンロッド(212)と、
    少なくとも1つの圧縮面(265)を、前記第1ピストン圧縮面に対向して有する第2ピストン(244)であって、前記第2ピストン(244)が、前記圧縮室内に摺動可能に配置される、前記第2ピストン(244)と、
    近位部(267)及び遠位部(266)を有する第2ピストンロッド(214)であって、前記近位部(267)が、前記第1ピストンロッド(212)内に摺動可能に収容され、前記第2ピストンロッド(214)が、前記第2ピストン(244)に駆動可能に接続される、前記第2ピストンロッド(214)と、
    前記第1ピストンロッド(212)の遠位部(264)に取り付けられる第1アクチュエータ(224)と、
    前記第2ピストンロッド(214)の前記遠位部(266)に取り付けられる第2アクチュエータ(226)と、
    を備え、
    前記第1及び第2ピストンロッド(212、214)は、前記圧縮室内を延びる並進移動軸線(216)を形成し、
    前記第1及び第2アクチュエータ(224、226)は、前記第1及び第2ピストン(242、244)を、前記圧縮室内で、前記並進移動軸線(216)に沿って駆動往復移動させるように構成される、
    往復動型圧縮機(200)。
  2. 少なくとも1つのアクチュエータは、力発生装置及び力アキュムレータを備える、請求項1に記載の往復動型圧縮機(200)。
  3. 前記アクチュエータはバネアセンブリを備え、前記バネアセンブリは、前記第1ピストンロッド(212)及び前記第2ピストンロッド(214)の一方のピストンロッドに取り付けられる第1端部、及び前記第1ピストンロッド(212)及び前記第2ピストンロッド(214)の一方のピストンロッドを基準として固定される第2端部を有し、前記バネアセンブリは、1つ以上のバネを備え、前記バネアセンブリのバネ定数は調整可能である、請求項1または2に記載の往復動型圧縮機(200)。
  4. 前記バネアセンブリの少なくとも1つのバネは、前記バネの長さに沿って可変のバネ定数を有する、請求項3に記載の往復動型圧縮機(200)。
  5. 前記バネアセンブリは、異なる長さを有し、かつ平行に配置されて異なる有効行程を有する複数のバネを備える、請求項3または4に記載の往復動型圧縮機(200)。
  6. 前記ピストンロッドは、前記バネの共振周波数、及び前記バネの前記共振周波数の高調波のうちの一方に略一致する周波数で往復動するように構成される、請求項3から5のいずれかに記載の往復動型圧縮機(200)。
  7. 前記アキュムレータはキャパシタを備え、前記キャパシタは、固定される第1導体と、前記第1及び第2ピストンロッド(212、214)の一方のピストンロッドに取り付けられる第2導体を有することにより、前記少なくとも1つのキャパシタは、可動プレートを有し、かつ可変静電容量を有する、請求項2に記載の往復動型圧縮機(200)。
  8. 前記アクチュエータは、アーマチャ及び保持プレートを有するソレノイドを備え、前記保持プレートは、前記第1及び第2ピストンロッド(212、214)の一方のピストンロッドに取り付けられ、前記アーマチャは、前記第1及び第2ピストンロッド(212、214)の前記一方のピストンロッドを基準として固定される、請求項1から7のいずれかに記載の往復動型圧縮機(200)。
  9. 前記ソレノイドアクチュエータは、前記並進移動軸線(216)に沿って並進移動するように構成される、請求項8に記載の往復動型圧縮機(200)。
  10. 前記アクチュエータは、トラクタ及びコアを有するリニアモータを備え、前記コアは、前記第1ピストンロッド(212)及び前記第2ピストンロッド(214)の一方のピストンロッドに取り付けられ、前記トラクタは、前記第1及び第2ピストンロッド(212、214)の前記一方のピストンロッドを基準として固定される、請求項1から9のいずれかに記載の往復動型圧縮機(200)。
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