JP6280186B2 - N,n’−ビス(2−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミンの調製方法 - Google Patents

N,n’−ビス(2−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミンの調製方法 Download PDF

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Description

本発明は、N,N’−ビス(2−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミン(以下、BCNEDAと略称)、およびより具体的には、収率が改善されたBCNEDAの調製方法に関する。
従来法において、BCNEDAの合成では、酢酸、水、モノオール系溶媒(例えば、エタノール、イソプロパノールまたはメタノール)または反応を促進する触媒としてその他の促進剤が使われる。しかし、酢酸は設備を腐食する場合があり、また、その他の溶媒はBCNEDAの収率を高めないので生成物を蒸留して精製する必要がある。
例えば、特許文献1では、1976年に、アクリロニトリルおよびエチレンジアミンがモル比2:1で使われるプロセスが開示されている。触媒として酢酸を含むアクリロニトリルは、2時間以内にエチレンジアミン(EDA)中に添加される。この開示されたプロセスに従って蒸留後に得られた生成物では、BCNEDAを98.1%の収率で得ることができる。それにもかかわらず、このプロセスで使われる酢酸が設備を腐食する可能性があるために、このプロセスを商業的用途に適用できない。
別の例として、特許文献2では、溶媒として水が使われ、総反応物を基準にして2〜30重量%の水系の存在下で、アクリロニトリルとエチレンジアミンをモル比2:1で反応させてN,N’−ビス(2−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミンを合成する方法が開示されている。水の量が20重量%の場合に、BCNEDAの収率は93.78%に達する。
さらに、モノオール系溶媒(例えば、エタノール、イソプロパノールまたはメタノール)を触媒として使用し、総反応物を基準にして、60〜120重量%のモノオール系溶媒の存在下、約2:1のモル比のアクリロニトリルとエチレンジアミンを反応させ、それによりBCNEDAを合成することは、当該技術分野において公知である。エタノール溶媒は、97.60%もの高いBCNEDA収率を与え、最も好ましい結果が得られる。
独国特許出願公開第2446489A1号明細書 米国特許出願公開第2008/0194857A1号明細書
本発明はBCNEDA調製方法を開示し、該方法は、反応器(例えば、三つ口丸底フラスコ)中に、反応物の総重量を基準にして、10〜51.04重量%のグリコールエーテルを加えること、エチレンジアミンを均一になるまで攪拌すること、70℃未満で2時間以内に、エチレンジアミンおよびアクリロニトリルのモル比が1:1.9〜2.1となるような量でアクリロニトリルを室温で滴加すること、25〜70℃、好ましくは30〜65℃で反応を進めること、ガスクロマトグラフィー(GC)を使ってエチレンジアミンの変換が100%に達したことを確認すること、および変換が100%の場合に反応を終わらせることを含む。反応生成物の分析により、BCNEDAの収率が98.15〜98.98%の高さであることを確認する。
グリコールエーテルは濾過し、再生することができ、エチレングリコールモノメチルエーテル(EM)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(DEM)、トリエチレングリコールモノメチルエーテル(TEM)、エチレングリコールモノエチルエーテル(EE)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(DE)、ポリエチレングリコールモノエチルエーテル(PEE)、エチレングリコールモノブチルエーテル(EB)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(DEB)、トリエチレングリコールモノブチルエーテル(TEB)、ポリエチレングリコールモノブチルエーテル(PEB)、エチレングリコールプロピルエーテル(EP)、ジエチレングリコールプロピルエーテル(DEP)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(DPM)、プロピレングリコールモノエチルエーテル(PE)、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル(DPE)、プロピレングリコールモノブチルエーテル(PNB)、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル(DPNB)、プロピレングリコールプロピルエーテル(PP)、およびジプロピレングリコールプロピルエーテル(DPP)からなる群から選択される1種である。
本発明によるBCNEDA調製方法は、以下の利点を有する。
1.グリコールエーテルを合成反応の触媒として使用することにより、BCNEDAの収率は98.0%超にまで改善される。
2.合成反応のために、酢酸、水およびモノオール系溶媒に代えて、触媒としてグリコールエーテルを使用することにより、本発明は、BCNEDAが溶媒として酢酸、水またはモノオール系溶媒を使用する従来からの方法により作製されるという固定観念を打破する。
3.該方法で使用されているグリコールエーテルは、濾過し、再生することができ、それにより、コストを削減し、環境汚染を減らすことができる。
本発明によるBCNEDAの調製方法では、グリコールエーテルの存在下で、特定の比率でエチレンジアミンとアクリロニトリルを反応物として用いて合成反応を行う。反応後の最終反応物中のBCNEDAの収率が98.15〜98.98%まで改善される。
本開示のBCNEDA調製方法は、次のステップを含む。
a)反応器(例えば、三つ口丸底フラスコ)中に、反応物の総重量を基準にして、10〜51.04重量%、好ましくは30〜51.04重量%およびより好ましくは47重量%の量のグリコールエーテルを加えるステップ。
b)エチレンジアミンをステップa)のグリコールエーテル溶液中に加えて、均一になるまで撹拌するステップ。
c)25〜70℃、好ましくは30〜65℃の温度で、エチレンジアミンとアクリロニトリルとのモル比が1:1.9〜2.1(好ましくは1:2.0)となるような量でアクリロニトリルを滴加するステップであって、70℃を超える温度ではアクリロニトリルが自己重合する傾向があるために70℃未満の温度となるように滴加するステップ。
d)25〜70℃、好ましくは30〜65℃の温度で、2.5〜24時間の間反応を行い、ガスクロマトグラフィー(GC)を使ってエチレンジアミンの変換が100%に達していることを確認し、100%に達している場合に反応を終わらせ、反応生成物の分析により、BCNEDAの収率が98.0%以上であることを確認するステップ。
本開示のBCNEDA調製方法では、次の代替方法によりアクリロニトリルを加えることにより、同様に98.0%以上のBCNEDAの収率を達成できる。
1.エチレンジアミンおよびアクリロニトリルを同時におよび連続的に反応器に添加すること。
2.エチレンジアミンとグリコールエーテルを最初に混合し、その後、それらを一緒に反応器中に加えること。または
3.アクリロニトリルを反応器中に連続的に添加すること。
本発明の重要な技術は、BCNEDAの収率を98.15〜98.98%まで改善するために、合成反応用の触媒としてグリコールエーテルを使うことである。このプロセスは、単純で安全である。さらに、使用されているグリコールエーテルは、濾過し、再生することができ、それにより、コストを削減し、環境汚染を減らすことができる。
グリコールエーテルは、エチレングリコールモノメチルエーテル(EM)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(DEM)、トリエチレングリコールモノメチルエーテル(TEM)、エチレングリコールモノエチルエーテル(EE)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(DE)、ポリエチレングリコールモノエチルエーテル(PEE)、エチレングリコールモノブチルエーテル(EB)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(DEB)、トリエチレングリコールモノブチルエーテル(TEB)、ポリエチレングリコールモノブチルエーテル(PEB)、エチレングリコールプロピルエーテル(EP)、ジエチレングリコールプロピルエーテル(DEP)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(DPM)、プロピレングリコールモノエチルエーテル(PE)、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル(DPE)、プロピレングリコールモノブチルエーテル(PNB)、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル(DPNB)、プロピレングリコールプロピルエーテル(PP)、およびジプロピレングリコールプロピルエーテル(DPP)からなる群から選択される1種である。また、グリコールエーテルは、好ましくはプロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)である。
以下の実施例は、本発明のさらなる説明のためにここで考察されるが、本発明の範囲はそれに制限されるものではない。
250mLの凝縮器および機械撹拌器を備えた三つ口フラスコ中に、12.002g(0.2mol)のエチレンジアミン(以降ではEDAと略称)および30.000gのプロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)を加えた。その後、室温で、21.827g(0.411mol)のアクリロニトリル(以降ではACNと略称)を2時間未満の処理時間で滴加した。プロセス全体を通じて、温度を70℃未満に制御した。
ACNの滴加完了後に、反応物を反応させるために25℃で24時間そのまま残した。反応の終わりに、ガスクロマトグラフィー(以降でGCと略称)を使ってEDAの変換が100%に達したことを確認した。
反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は98.98%である。
250mLの凝縮器および機械撹拌器を備えた三つ口フラスコ中に、12.002g(0.2mol)のEDAおよび30.000gのPMを加えた。60℃で、21.827g(0.411mol)のACNを2時間未満の時間で滴加し、温度を70℃未満に保持した。
ACNを滴加後、反応は65℃で2.5時間にわたり連続的に起こった。GCを使ってEDAの変換が100%に達したことを確認した。
反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は98.46%である。
プロセスを実施例2のものと同様としたが、使用したPMを30.0gに代えて、3.76gとした。反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は98.15%である。
プロセスを実施例2のものと同様としたが、使用したPMを30.0gに代えて、32.14gとした。反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は98.55%である。
プロセスを実施例2のものと同様としたが、使用したACNを21.191g(0.400mol)に代えて、21.827g(0.411mol)とした。反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は98.55%である。
プロセスを実施例2のものと同様としたが、使用したPMを30.0gに代えて、14.5gとした。反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は98.45%である。
[比較例1]
1000mLの三つ口フラスコ中に、120.000g(2.0mol)のEDAおよび300.000gのメタノール溶液を加えた。室温で、217.000g(4.1mol)のACNを2時間未満の時間で滴加し、温度を60℃未満に保持した。
ACNを滴加後、反応は60℃で2時間にわたり連続的に起こった。GCを使ってEDAの変換が100%に達したことを確認した。
反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は90.00%である。
[比較例2]
プロセスを比較例1のものと同様としたが、メタノールの代わりにエタノール使用し、使用したACNを217.0gに代えて、213.0gとした。
反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は97.60%である。
[比較例3]
プロセスを比較例1のものと同様としたが、メタノールの代わりにイソプロパノール使用した。
反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は89.00%である。
[比較例4]
100mLの凝縮器および機械撹拌器を備えた三つ口フラスコ中に、14.7g(0.244mol)のEDAおよび10.2gの水を加えた。混合物を30分間窒素ガスでスパージした。
その後、攪拌器を作動させ、混合物を50℃に加熱した。25.9g(0.488mol)のACNを2時間以内に滴加した。その後、混合物を室温まで冷却した。GCを使ってEDAの変換が100%に達したことを確認した。
反応後、最終反応生成物を得て、さらに組成を分析した。結果を表1に示す。
BCNEDAの収率は93.78%である。
Figure 0006280186
注:
1.エチレンジアミン、Tedia Company,Inc.製
2.アクリロニトリル、林純薬工業株式会社製
3.プロピレングリコールモノメチルエーテル、試薬グレード、Acros Organics製
4.合計反応物重量は、グリコールエーテル、エチレンジアミンおよびアクリロニトリルの合計を意味する。
5.収率(%)=変換率(%)×選択率(%)
結論:
1.実施例1〜6および比較例1〜4に示されるように、BCNEDAの調製のために、合成用の触媒として、酢酸、水またはモノオール系溶媒の代わりにグリコールエーテルを使用することが可能である。
2.実施例1〜6および比較例1〜4に示されるように、BCNEDAの調製のために、グリコールエーテル溶液の存在下で、特定の比率のエチレンジアミンとアクリロニトリルにより合成反応を行うことにより、酢酸、水またはモノオール系溶媒の存在下でN,N’−ビス(2−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミンの合成反応が行われる従来の方法より優れた、98.15〜98.98%もの高いBCNEDA収率に改善できる。
3.実施例1〜2および4〜6では、BCNEDAの収率はさらに高く、98.45〜98.98%になる。使われるグリコールエーテルの量は、反応物の総重量の30〜51.04重量%である。

Claims (7)

  1. N,N’−ビス(2−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミンの調製方法であって、
    a)1:1.9〜2.1のモル比のエチレンジアミンおよびアクリロニトリルを反応物として用いることと、
    b)25〜70℃の反応温度でプロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)の存在下、エチレンジアミンの変換が100%に達するまで合成反応を行うことと、
    c)前記反応の完了後、N,N’−ビス(2−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミンは、98.15〜98.98%の収率で製造されることと、を含み、
    前記プロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)は、前記反応物の総重量を基準にして、10〜51.04重量%の量で添加されることを特徴とする、
    方法。
  2. プロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)は、前記反応物の総重量を基準にして、30〜51.04重量%の量で添加されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. プロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)は、前記反応物の総重量を基準にして、47重量%の量で添加されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記エチレンジアミンおよびアクリロニトリルのモル比は、1:2.06であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記エチレンジアミンおよびアクリロニトリルのモル比は、1:2.0であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. アクリロニトリルは、エチレンジアミンと反応させるために滴加されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記プロピレングリコールモノメチルエーテル(PM)の存在下での前記合成反応は、30〜65℃の反応温度で行われることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
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