JP6278809B2 - 成形金型 - Google Patents
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Description
またモグラ方式のスライドでは成形品が小型になると、コイルばねの配設が困難になる。コイルばねが配設されるためには、成形金型は分割する必要があり、成形金型の構造が複雑になる。また入れ子部材の挿抜をコイルばねによって行うため、成形金型の動作の信頼性が低下する。
また入れ子部材全体を成形品の外側に押し戻すためには、成形品の外壁部に成形されるアンダーカット部は、成形品の内壁部に成形されるアンダーカット部よりも大きくする必要があり、成形品の形状が制限されてしまう。
[一実施形態]
[構成]
図1と図2Aと図2Bと図2Cと図2Dを参照して一実施形態について説明する。なお一部の図面では、図示の明瞭化のために、一部の部材の図示を省略している。
図1に示すような成形品10は、図2Aに示すような成形金型30によって射出成形される。このような成形品10は、例えばカメラに搭載される樹脂製のレンズといった、光学部品を含む。成形品10は、光が透過可能な透明な樹脂材料によって成形される。このような材料は、例えばポリカーボネートなどを含む。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すような成形金型30は、成形品10の内側から成形品10に内側アンダーカット部11を成形し、内側アンダーカット部11が成形されるアンダーカット処理方向において内側アンダーカット部11が成形されると同時に成形品10の外側から成形品10に外側アンダーカット部13を成形する。このために図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、成形金型30は、固定側金型50と、固定側金型50に対向して配設され、固定側金型50に対して閉じる(近づく)または開く(離れる)ように可動する可動側金型70とを有している。固定側金型50は図示しない射出成形機の図示しない第1のプラテン部に取付けられ、可動側金型70は射出成形機の図示しない第2のプラテン部に取付けられている。図2Aに示すように、固定側金型50と可動側金型70とは、パーティングライン(PL)を挟んで互いに対向して配設されている。この状態で、可動側金型70は、可動側金型70が固定側金型50に対して成形金型30の軸方向に沿って開閉方向(図1中で上下方向)に移動可能となるように、第2のプラテンに支持されている。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、固定側金型50は、平板状の固定側取付板51と、可動側金型70の可動側型部材73に対向するように固定側取付板51に載置され、成形キャビティ部15の固定側キャビティ部(外側キャビティ部15b)を形成する固定側型部材53とを有している。また図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、固定側金型50は、固定側取付板51に配設され、固定側型部材53を貫通し、固定側金型50と可動側金型70との位置決めのために、可動側金型70が固定側金型50に対して閉じられた際に可動側型部材73のガイドブッシュ73cに挿入される位置決めピン部55と、固定側取付板51を挿通し固定側型部材53とに嵌合するスプルーブッシュ57とを有している。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、固定側取付板51は、平板状を有している。固定側取付板51は、成形キャビティ部15の固定側キャビティ部(外側キャビティ部15b)と同軸上に配設され、スプルーブッシュ57が挿通する受板側挿通口部51aを有している。固定側取付板51は、例えば図示しないボルトなどによって、固定側型部材53と連結している。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、固定側型部材53は、成形キャビティ部15の固定側キャビティ部(外側キャビティ部15b)と同軸上に配設され、スプルーブッシュ57が嵌挿する固定型側嵌挿口部53aを有している。固定側型部材53は、固定型側嵌挿口部53aが受板側挿通口部51aと連通するように、固定側取付板51に載置及び連結される。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、スプルーブッシュ57は、スプルーブッシュ57の内部に配設され、成形品10を成形する材料が流れる内部流路部57aを有している。内部流路部57aは、例えば、固定側金型50の軸方向に沿って配設されている。内部流路部57aが成形キャビティ部15の固定側キャビティ部(外側キャビティ部15b)と連通するように、スプルーブッシュ57は受板側挿通口部51aと固定型側嵌挿口部53aとに嵌挿する。なお、内部流路部57aを流れる材料は、溶融状態となっている。このようなスプルーブッシュ57は、筒形状、例えば円筒形状を有している。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、可動側金型70は、平板状の可動側受板71と、固定側金型50の固定側型部材53に対向するように可動側受板71に載置され、成形キャビティ部15の可動側キャビティ部(外側キャビティ部15b及び内側キャビティ部15a)を形成する可動側型部材73とを有している。また図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、可動側金型70は、可動側受板71を支持する支持板部75をさらに有している。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、可動側受板71は、成形キャビティ部15の可動側キャビティ部(外側キャビティ部15b)と同軸上に配設され、後述する突き出し機構80の突き出しピン部85が挿通可能な受板側挿通口部71aを有している。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、可動側型部材73は、固定側型部材53に対向して配設されている。可動側型部材73は、平板状のコアプレートとして機能する。図2Bに示すように、可動側型部材73は、可動側型部材73が固定側型部材53に対して閉じた際に、成形品10の形状を規定する成形キャビティ部15を固定側型部材53と共に形成する。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、支持板部75は、可動側受板71を支持するスペーサブロック751と、スペーサブロック751を支持する可動側取付板部753とを有している。
スペーサブロック751は、スペーサブロック751の厚み方向においてスペーサブロック751を貫通する第1の貫通孔部751aを有している。第1の貫通孔部751aが受板側挿通口部71aと連通するように、スペーサブロック751には可動側受板71が載置され、スペーサブロック751は可動側受板71と図示しないボルトなどによって連結している。
可動側取付板部753は、可動側取付板部753の厚み方向において可動側取付板部753を貫通する1対の第2の貫通孔部753aを有している。第2の貫通孔部753aが第1の貫通孔部751aと連通するように、可動側取付板部753にはスペーサブロック751が載置され、可動側取付板部753はスペーサブロック751と図示しないボルトなどによって連結している。
また図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、成形金型30は、例えば可動側金型70の支持板部75に配設され、可動側金型70が固定側金型50に対して開いた際に、可動側金型70に対して成形品10を突き出す突き出し機構80をさらに有している。
突き出しピン部85は、開閉方向に沿って配設されている。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、成形金型30は、例えば可動側金型70の可動側型部材73に配設される成形キャビティ部15の内側キャビティ部15aと外側キャビティ部15bとに遊合し、内側キャビティ部15aに遊合することによって成形品10の内側から成形品10に内側アンダーカット部11を成形し、外側キャビティ部15bに遊合することによって成形品10の外側から成形品10に外側アンダーカット部13を成形する入れ子ユニット90をさらに有している。この入れ子ユニット90は、内側キャビティ部15aと外側キャビティ部15bとに同時に遊合し、内側アンダーカット部11と外側アンダーカット部13とを同時に成形する。入れ子ユニット90は、内側アンダーカット部11と外側アンダーカット部13とが互いに同じ方向に沿って配設されるように、内側アンダーカット部11と外側アンダーカット部13と成形する。このような入れ子ユニット90は、内側アンダーカット部11と外側アンダーカット部13とを規定することとなる。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、内側入れ子部91の一部91aは、開閉方向に沿って配設されている。内側入れ子部91の残りの一部91bは、アンダーカット処理方向に沿って配設されている。一部91bは、内側キャビティ部15aに対向するように配設されている。一部91bは、入れ子ユニット90の移動に伴い、内側キャビティ部15aに挿抜される。一部91bは、内側キャビティ部15aに挿入されることによって内側アンダーカット部11を成形する。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、外側入れ子部93は、内側入れ子部91と例えばボルト95などによって連結している。外側入れ子部93は、内側入れ子部91が内側キャビティ部15aと遊合すると同時に外側キャビティ部15bと遊合し、内側入れ子部91が内側アンダーカット部11を成形すると同時に外側アンダーカット部13を成形する。
図2Aと図2Cと図2Dとに示すように、成形金型30は、移動機構130をさらに有している。移動機構130は、可動側金型70が固定側金型50に対して閉じることに連動して内側入れ子部91が成形キャビティ部15の内側キャビティ部15aに遊合及び同時に外側入れ子部93が成形キャビティ部15の外側キャビティ部15bに遊合し、可動側金型70が固定側金型50に対して開くことに連動して内側入れ子部91が内側キャビティ部15aから抜去され同時に外側入れ子部93が外側キャビティ部15bから抜去されるように、内部空間部110を含む前記した一方である例えば可動側型部材73に対して入れ子ユニット90をアンダーカット処理方向に移動させる。本実施形態では、移動機構130は、入れ子ユニット90をスライドさせるタイプとなっており、アンダーカット処理方向である直交方向に入れ子ユニットを移動させる。
図2Aと図2Cと図2Dとに示すように、ピン部材131は、可動側型部材73に対向する固定側型部材53の例えば平面状の対向面から可動側型部材73に向かって直線状に配設されている軸部材である。ピン部材131の一端部は対向面に嵌合しており、他端部は可動側金型70に向かって延びている。この場合、例えば、ピン部材131の一端部は成形金型30の中心軸の近くに配設され、ピン部材131の他端部は成形金型30の中心軸側から離れて配設されている。つまり、ピン部材131の一端部がピン部材131の他端部よりも成形金型30の中心軸側に配設されるように、ピン部材131は可動側金型70の開閉方向に対して所望する角度傾斜している。このようにピン部材131は、アンギュラピンとして機能する。ピン部材131は、可動側金型70が固定側金型50に対して開閉することに応じて、移動部材135の移動側挿入口部135aを挿抜する。
図2Aと図2Cと図2Dとに示すように、固定部材133は、例えばボルト133aなどによって、固定側型部材53の対向面に固定されているロッキングブロックとして機能する。また固定部材133は、アンダーカット処理方向において、ピン部材131と隣り合うように配設されている。固定部材133は、アンダーカット処理方向において、ピン部材131に対向し、ピン部材131と略同様に傾いている固定側傾斜面部133bを有している。この場合、ピン部材131は、固定側傾斜面部133bに対して離れて配設され、固定側傾斜面部133bに対してオフセットされていることとなる。
図2Aと図2Cと図2Dとに示すように、移動部材135は、外側入れ子部93の一部93aと、例えば図示しないボルトなどによって連結している。これにより、移動機構130は、外側入れ子部93と連結することとなる。この連結面は、例えば開閉方向に沿って配設されている。またこの場合、外側入れ子部93は、直交方向において、内側入れ子部91と移動部材135との間に介在していることとなる。この状態で、内側入れ子部91と外側入れ子部93と移動部材135とは、詳細については後述するがアンダーカット処理方向において可動側型部材73に対してスライド可能となるように、固定側型部材53に対向する可動側型部材73の例えば平面状の対向面に載置されている。
移動側挿入口部135aは、移動部材135の内部に配設されており、ピン部材131の下方に配設されており、ピン部材131と略同様に傾斜している。移動側挿入口部135aにおける移動部材135の内周面は、可動側金型70が固定側金型50に対して開いた際にのみ、ピン部材131の外周面をスライドする。移動側挿入口部135aは、移動部材135の高さ方向において、例えば、移動部材135を貫通している。移動側傾斜面部135bは、移動部材135の外周面に配設されており、固定側傾斜面部133bの下方に配設されており、固定側傾斜面部133bと略同様に傾斜している。
また図2Aと図2Cと図2Dとに示すように、移動機構130は、可動側型部材73に配設され、移動部材135が当接することによって、移動部材135が例えば可動側型部材73の外側にまで移動することを防止されるように、移動部材135の移動を制御する移動制御部材137を有している。移動制御部材137は、例えばボルト137aによって可動側型部材73に固定されている。移動制御部材137は、移動部材135の外周側に配設されており、移動部材135の移動側傾斜面部135bが当接するブロック部材である。
[閉動作]
図2Aと図2Bに示すように、可動側金型70が固定側金型50に対して閉じることに連動して、移動側挿入口部135aにピン部材131が挿入され、同時に、移動側傾斜面部135bは、固定側傾斜面部133bをスライドする。このスライドによって、移動部材135は、アンダーカット処理方向において成形金型30の外周側から内部空間部110に向かって押し出される。そして、移動部材135は、アンダーカット処理方向において内部空間部110に向かって可動側型部材73を移動(スライド)する。これにより外側入れ子部93も、アンダーカット処理方向において内部空間部110に向かって可動側型部材73を移動(スライド)する。また、内側入れ子部91は、外側入れ子部93の移動(スライド)によって、内部空間部110において内側キャビティ部15aに向かって移動(スライド)する。よって、内側入れ子部91の一部91bは内側キャビティ部15aに挿入され、同時に、外側入れ子部93の一部93aは外側キャビティ部15bに挿入される。
図2Cに示すように、可動側金型70が固定側金型50に対して開くことに連動して、移動側挿入口部135aからピン部材131が抜去され、移動側挿入口部135aにおける移動部材135の内周面は、ピン部材131の外周面をスライドする。また、同時に、移動側傾斜面部135bは、固定側傾斜面部133bと離反する。この移動部材135の内周面とピン部材131の外周面とにおけるスライドによって、移動部材135は、アンダーカット処理方向において成形金型30の内部空間部110から外周側に向かって押し出される。そして、移動部材135は、アンダーカット処理方向において外周側に向かって可動側型部材73を移動(スライド)する。これにより外側入れ子部93も、アンダーカット処理方向において外周側に向かって可動側型部材73を移動(スライド)する。また、内側入れ子部91は、外側入れ子部93の移動(スライド)によって、内部空間部110において内側キャビティ部15aから離れるように移動(スライド)する。よって、内側入れ子部91の一部91bは内側キャビティ部15aから抜去され、同時に、外側入れ子部93の一部93aは外側キャビティ部15bから抜去される。
本実施形態では、内側入れ子部91が内部空間部110に配設され、内側入れ子部91が移動機構130によって内部空間部110において移動する。
このため本実施形態では、入れ子ユニット90全体が成形品10の外側や成形金型30の外側に押し戻す必要がない。よって、本実施形態では、入れ子部材の移動量だけのスペースを成形金型30に確保する必要がなく、成形金型30の大型化を防止できる。また本実施形態では、移動機構130によって、コイルばねなどを不要にでき、成形金型30が分割する必要がなく、成形金型30の構造が複雑になる必要がない。また移動機構130によって、入れ子ユニット90を動作させるため、成形金型30の動作の信頼性が低下することを防止できる。
[構成]
以下に図3Aと図3Bと図3Cとを参照して、本実施形態の第1の変形例について説明する。本変形例では一実施形態とは異なる点のみ記載する。
本変形例の動作は、一実施形態と略同様である。
本変形例では、入れ子ユニット90が固定側型部材53に配設されている。この状態であっても、本変形例では、一実施形態と同様の効果を得ることができる。
[構成]
以下に図4を参照して、本実施形態の第2の変形例について説明する。本変形例では一実施形態とは異なる点のみ記載する。
可動側型部材73は、可動側キャビティ部と外側キャビティ部15bと規定し、内側キャビティ部15aを規定する可動側入れ子部材150をさらに有している。可動側入れ子部材150は、移動部材135などがスライドする可動側型部材73の対向面に載置される。また可動側入れ子部材150は、図示しないボルトなどによって可動側型部材73に固定されている。可動側入れ子部材150は、内部空間部110と連通孔部110aとを有している。可動側入れ子部材150が可動側型部材73の対向面に載置された状態で、内部空間部110と連通孔部110aとは、可動側型部材73の対向面に接している。
本変形例では、内側入れ子部91と外側入れ子部93とが内部空間部110と連通孔部110aとに配設されるように、可動側入れ子部材150が内部空間部110と連通孔部110aとを介して内側入れ子部91と外側入れ子部93とを上方から覆う。これにより入れ子ユニット90を可動側型部材73の対向面に配設した後に、可動側入れ子部材150を可動側型部材73の対向面に配設することで組み立て可能となっている。
[構成]
以下に図5を参照して、本実施形態の第3の変形例について説明する。本変形例では一実施形態の第2の変形例とは異なる点のみ記載する。
可動側入れ子部材150の入れ子部挿通口部151は、可動型側挿通口部73aと同一直線上に配設されている。
本変形例では、内側アンダーカット部11が成形品10の全周に渡って成形される場合でも、容易に内側アンダーカット部11を成形できる。また本変形例では、突き出しピン部85の配置の位置の自由度を向上できる。
Claims (4)
- 成形品の内側から前記成形品に内側アンダーカット部を成形し、前記内側アンダーカット部が成形されるアンダーカット処理方向において前記成形品の外側から前記成形品に外側アンダーカット部を成形する成形金型であって、
固定側型部材を有する固定側金型と、
前記固定側金型に対して閉じるまたは開くように可動する可動側金型であって、前記固定側型部材に対向して配設され、前記可動側金型が前記固定側型部材に対して閉じた際に前記成形品の形状を規定する成形キャビティ部を前記固定側型部材と共に形成する可動側型部材を有する可動側金型と、
前記成形キャビティ部の内側から前記成形キャビティ部に連通しさらに前記成形品の内側に配設されるように、前記固定側型部材と前記可動側型部材とのいずれか一方の内部に配設されて、外部に連通している内部空間部と、
前記内部空間部に配設され、さらに前記成形キャビティ部に遊合することで前記成形品の内側から前記成形品に前記内側アンダーカット部を成形する内側入れ子部と、前記成形キャビティ部の外側に配設され、前記内側入れ子部と連結し、前記成形キャビティ部に遊合することで前記成形品の外側から前記成形品に前記外側アンダーカット部を成形する外側入れ子部とを有する入れ子ユニットと、
前記外側入れ子部と連結し、前記可動側金型が前記固定側金型に対して閉じることに連動して前記内側入れ子部と前記外側入れ子部とが前記成形キャビティ部に遊合し、前記可動側金型が前記固定側金型に対して開くことに連動して前記内側入れ子部が前記成形キャビティ部から抜去され同時に前記外側入れ子部が前記成形キャビティ部から抜去されるように、前記内部空間部において前記入れ子ユニットをアンダーカット処理方向に移動させる移動機構と、
を具備することを特徴とする成形金型。 - 前記移動機構は、アンダーカット処理方向である前記可動側金型が前記固定側金型に対して開閉する開閉方向に直交する直交方向に、前記入れ子ユニットを移動させることを特徴とする請求項1に記載の成形金型。
- 前記内部空間部は、前記固定側型部材と前記可動側型部材とのいずれか一方に直接配設されている、または前記固定側型部材と前記可動側型部材とのいずれか一方に配設されている入れ子部材に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の成形金型。
- 前記外側入れ子部が移動可能となるように、前記成形品を突き出す突き出しピン部が前記外側入れ子部を挿通する外側挿通口部を、前記外側入れ子部は有することを特徴とする請求項1に記載の成形金型。
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