JP6275631B2 - パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法 - Google Patents

パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6275631B2
JP6275631B2 JP2014251755A JP2014251755A JP6275631B2 JP 6275631 B2 JP6275631 B2 JP 6275631B2 JP 2014251755 A JP2014251755 A JP 2014251755A JP 2014251755 A JP2014251755 A JP 2014251755A JP 6275631 B2 JP6275631 B2 JP 6275631B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
temperature
cycle
power
power application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014251755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016114403A (ja
Inventor
則人 菅
則人 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Espec Corp
Original Assignee
Espec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Espec Corp filed Critical Espec Corp
Priority to JP2014251755A priority Critical patent/JP6275631B2/ja
Publication of JP2016114403A publication Critical patent/JP2016114403A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275631B2 publication Critical patent/JP6275631B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Description

本発明は、パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法に関し、より特定的には、パワーサイクル試験とともにサーマルサイクル試験を併せて実行可能なパワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法に関する。
従来、パワー半導体デバイスの寿命予測のための試験として、電力印加によりデバイス自体を発熱させて熱ストレスを与えるパワーサイクル試験が知られている。このパワーサイクル試験では、デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルの繰り返しにより、主にデバイスチップの発熱部の温度変化に起因した熱ストレスが与えられる。
またデバイスの外部環境温度を変化させることにより、パワーサイクル試験の場合とは異なる熱ストレスが与えられるサーマルサイクル試験がある。特許文献1には、このサーマルサイクル試験と同期させるようにパワーサイクル試験を実行するスーパーインポーズ試験機能を備えた装置が記載されている。スーパーインポーズ試験によれば、実際の使用中に生じる故障モードを想定した熱ストレスを効率良く再現することができる。
特開2014−20893号公報
上記特許文献1に記載されたパワーサイクル試験装置では、パワーサイクル試験に加えてサーマルサイクル試験を実行するために、電力印加を行う機構とは別に外部環境温度を調節するための機構(チラー、加熱冷却プレート等)をさらに設ける必要があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、デバイスの外部環境温度の調節機構を設ける必要がなく、パワーサイクル試験とともにサーマルサイクル試験を併せて実行可能なパワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法を提供することである。
本発明の一局面に係るパワーサイクル試験装置は、被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験装置である。上記パワーサイクル試験装置は、前記被試験デバイスに電力を印加するための電力印加部と、前記電力印加部による電力印加および前記電力印加の停止を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、一の前記試験サイクルにおける電力印加の停止中の前記被試験デバイスの温度が、前記一の試験サイクルにおける電力印加の開始時の前記被試験デバイスの温度である開始温度と異なる所定の温度に到達した時点で、次の前記試験サイクルに移行するように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整する。
上記パワーサイクル試験装置では、前記試験サイクルの繰り返しに伴って前記開始温度が変わるように、前記被試験デバイスへの電力印加を行うことができる。そのため、前記試験サイクルの繰り返しによるパワーサイクル試験に加え、前記開始温度の変化によって外部環境温度の変化が与えられた場合を疑似的に再現したサーマルサイクル試験が実行可能になる。したがって、上記パワーサイクル試験装置によれば、デバイスの外部環境温度の調節機構を設ける必要がなく、パワーサイクル試験にサーマルサイクル試験を併せたスーパーインポーズ試験を実行することができる。
上記パワーサイクル試験装置において、前記制御部は、前記試験サイクル毎の前記開始温度が予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整してもよい。
これにより、実際の外部環境温度の変化に応じて設定されるプロファイルに沿って前記開始温度を調整することができる。その結果、実使用中に生じる熱ストレスを効率良くデバイスに与えることができる。
上記パワーサイクル試験装置において、前記制御部は、前記開始温度が前記試験サイクル毎に上昇する昇温ステップと、前記開始温度が前記試験サイクル毎に低下する降温ステップと、を含む前記プロファイルに沿って前記試験サイクル毎の前記開始温度が変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整してもよい。
これにより、外部環境温度が上昇および下降する場合にデバイスに与えられる熱ストレスを効率良く再現することができる。
上記パワーサイクル試験装置において、前記制御部は、前記開始温度が前記試験サイクル毎に維持される温度維持ステップをさらに含む前記プロファイルに沿って前記試験サイクル毎の前記開始温度が変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整してもよい。
これにより、外部環境温度が維持される場合にデバイスに与えられる熱ストレスを効率良く再現することができる。
本発明の他局面に係るパワーサイクル試験装置は、被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験装置である。このパワーサイクル試験装置は、前記被試験デバイスに電力を印加するための電力印加部と、前記電力印加部による電力印加および前記電力印加の停止を制御する制御部と、を備えている。前記制御部は、前記試験サイクル毎の前記被試験デバイスへの電力印加が開始される温度である開始温度が、前記試験サイクルの繰り返しに伴って予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整する。前記プロファイルは、前記開始温度が前記試験サイクル毎に上昇する昇温ステップを含む。前記制御部は、前記昇温ステップにおける前記試験サイクル毎の前記開始温度を算出する。
本発明のさらに他の局面に係るパワーサイクル試験装置は、被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与える装置である。このパワーサイクル試験装置は、前記被試験デバイスに電力を印加するための電力印加部と、前記電力印加部による電力印加および前記電力印加の停止を制御する制御部と、を備えている。前記制御部は、前記試験サイクル毎の前記被試験デバイスへの電力印加が開始される温度である開始温度が、前記試験サイクルの繰り返しに伴って予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整する。前記プロファイルは、前記開始温度が前記試験サイクル毎に低下する降温ステップを含む。前記制御部は、前記降温ステップにおける前記試験サイクル毎の前記開始温度を算出する。
前記試験サイクル毎に算出された前記開始温度に基づいて前記試験サイクルを繰り返すことにより、前記試験サイクル間の移行をスムーズに行うことができる。
本発明の一局面に係るパワーサイクル試験方法は、被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験方法である。上記パワーサイクル試験方法では、一の前記試験サイクルにおける電力印加の停止中の前記被試験デバイスの温度が、前記一の試験サイクルにおける電力印加の開始時の前記被試験デバイスの温度である開始温度と異なる所定の温度に到達した時点で、次の前記試験サイクルに移行するように、電力印加のタイミングが調整される。
上記パワーサイクル試験方法では、前記試験サイクルの繰り返しに伴って前記開始温度が変わるように、前記被試験デバイスへの電力印加が行われる。そのため、前記試験サイクルの繰り返しによるパワーサイクル試験に加え、前記開始温度の変化によって外部環境温度の変化が与えられた場合を疑似的に再現したサーマルサイクル試験が実行可能になる。したがって、上記パワーサイクル試験方法によれば、デバイスの外部環境温度の調節機構を設ける必要がなく、パワーサイクル試験にサーマルサイクル試験を併せたスーパーインポーズ試験を実行することができる。
上記パワーサイクル試験方法において、前記試験サイクル毎の前記開始温度が予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、電力印加のタイミングが調整されてもよい。
これにより、実際の外部環境温度の変化に応じて設定されるプロファイルに沿って前記開始温度を調整することができる。その結果、実使用中に生じる熱ストレスを効率良くデバイスに与えることができる。
上記パワーサイクル試験方法において、前記開始温度が前記試験サイクル毎に上昇する昇温ステップと、前記開始温度が前記試験サイクル毎に低下する降温ステップと、を含む前記プロファイルに沿って前記試験サイクル毎の前記開始温度が変わるように、電力印加のタイミングが調整されてもよい。
これにより、外部環境温度が上昇および下降する場合にデバイスに与えられる熱ストレスを効率良く再現することができる。
上記パワーサイクル試験方法において、前記開始温度が前記試験サイクル毎に維持される温度維持ステップをさらに含む前記プロファイルに沿って前記試験サイクル毎の前記開始温度が変わるように、電力印加のタイミングが調整されてもよい。
これにより、外部環境温度が維持される場合にデバイスに与えられる熱ストレスを効率良く再現することができる。
本発明の他局面に係るパワーサイクル試験方法は、被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与える方法である。この方法では、前記試験サイクル毎の前記被試験デバイスへの電力印加が開始される温度である開始温度が、前記試験サイクルの繰り返しに伴って予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、電力印加のタイミングが調整される。前記プロファイルは、前記開始温度が前記試験サイクル毎に上昇する昇温ステップを含む。前記昇温ステップにおける前記試験サイクル毎の前記開始温度が算出される。
本発明のさらに他の局面に係るパワーサイクル試験方法は、被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与える方法である。この方法では、前記試験サイクル毎の前記被試験デバイスへの電力印加が開始される温度である開始温度が、前記試験サイクルの繰り返しに伴って予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、電力印加のタイミングが調整される。前記プロファイルは、前記開始温度が前記試験サイクル毎に低下する降温ステップを含む。前記降温ステップにおける前記試験サイクル毎の前記開始温度が算出される。
前記試験サイクル毎に算出された前記開始温度に基づいて前記試験サイクルを繰り返すことにより、前記試験サイクル間の移行をスムーズに行うことができる。
本発明によれば、デバイスの外部環境温度の調節機構を設ける必要がなく、パワーサイクル試験とともにサーマルサイクル試験を併せて実行可能なパワーサイクル試験装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るパワーサイクル試験装置の構成を示す概略図である。 IGBTモジュールの構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るパワーサイクル試験方法の手順を示すフローチャートである。 上記パワーサイクル試験方法の実行中におけるデバイス温度の時間変化を示すグラフである。 上記パワーサイクル試験方法の変形例1におけるデバイス温度の時間変化を示すグラフである。 上記パワーサイクル試験方法の変形例2におけるデバイス温度の時間変化を示すグラフである。 上記パワーサイクル試験方法の変形例3におけるデバイス温度の時間変化を示すグラフである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。
(パワーサイクル試験装置)
まず、本発明の一実施形態に係るパワーサイクル試験装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るパワーサイクル試験装置1の構成を模式的に示している。図2は、試験対象となるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)モジュール2の構成を模式的に示している。
パワーサイクル試験装置1は、IGBTモジュール2(被試験デバイス)への電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、IGBTモジュール2に繰り返し温度変化を与える装置である。パワーサイクル試験装置1は、電源部10およびゲート制御部20(電力印加部)と、冷却部30と、制御コントローラ40(制御部)と、定電流ユニット50と、を主に有する。IGBTモジュール2は、IGBTチップ11と、IGBTチップ11を収容するためのケース18と、を有する。
電源部10は、定電圧定電流(CV/CC)電源を含み、IGBTチップ11のコレクタ端子Cおよびエミッタ端子Eと接続されている。電源部10は、制御コントローラ40からの指令に基づいて、コレクタ端子Cとエミッタ端子Eとの間に所定の電圧(コレクタエミッタ間電圧:VCE)を印加する。
ゲート制御部20は、IGBTチップ11のゲート端子Gと接続されている。ゲート制御部20は、制御部40からの指令に基づいて、ゲート端子Gに所定の電圧(ゲート電圧:V)を印加する。ゲート制御部20により閾値電圧以上のゲート電圧Vが印加された状態で電源部10により所定のコレクタエミッタ間電圧VCEが印加されると、IGBTチップ11にストレス電流Iが流れる。これにより、IGBTチップ11に所定の電力P(I×VCE)が印加される。
冷却部30は、電力Pの消費により発熱したIGBTモジュール2を冷却するものであり、空冷ファン付きの放熱器を含む。定電流ユニット50は、IGBTチップ11に一定のストレス電流Iを流すためのものであり、シャント抵抗および差動アンプを含む。
制御コントローラ40は、電源部10、ゲート制御部20、冷却部30および定電流ユニット50の各々と接続されており(図1中破線)、上記各部の動作を制御する。より具体的には、制御コントローラ40からの指令により電源部10およびゲート制御部20を動作させることで、コレクタエミッタ間電圧VCEおよびゲート電圧Vの印加が制御され、IGBTチップ11への電力印加およびその停止が制御される。また制御コントローラ40からの指令により冷却部30を動作させることで、発熱したIGBTモジュール2を空冷ファンにより冷却することができる。
次に、IGBTモジュール2の構成について、図2を参照して詳細に説明する。IGBTモジュール2は、IGBTチップ11と、絶縁基板12と、ベース板13と、半田層14,15と、ボンディングワイヤ17と、ケース18と、を主に有する。IGBTチップ11は、半導体基板とその上に形成された絶縁膜および電極により構成され、半田層14により絶縁基板12上に接合されている。IGBTチップ11同士は、アルミニウムなどの材質からなるボンディングワイヤ17により互いに接続されている。
絶縁基板12は、IGBTチップ11とベース板13とを互いに絶縁するためのものであり、セラミックスなどの材質からなる。絶縁基板12は、半田層15によりベース板13上に接合されている。また、絶縁基板12上には配線パターンが引かれており、当該配線パターンにボンディングワイヤ17が接続されている。
ベース板13は、IGBTチップ11の駆動により生じる熱を外部に放出するためのものであり、銅などの材質からなる放熱板である。ケース18は、IGBTチップ11および絶縁基板12を内部に収容するためのものであり、樹脂材料などからなる。ケース18の内部には、IGBTチップ11の保護のためにシリコーンゲルなどが封入されている。
IGBTチップ11の発熱部の温度がTj温度であり、ケース18の表面温度がTc温度である。Tj温度はゲート制御部20(図1)に内蔵された計測システムにより測定され、Tc温度はケース18に設けられた熱電対(図示しない)などにより測定される。
(パワーサイクル試験方法)
次に、上記パワーサイクル試験装置1を用いて行われるパワーサイクル試験方法の手順について説明する。上記パワーサイクル試験方法では、図3のフローチャートに示すように、IGBTモジュール2への電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、IGBTモジュール2に繰り返し温度変化を与えることにより、所定の熱ストレスが与えられえる。
図4は、上記パワーサイクル試験方法における試験サイクルS1〜S6の繰り返しによるIGBTモジュール2のTj温度の時間変化を示している。図4のグラフ中、横軸は時間を示し、縦軸はTj温度を示している。上記パワーサイクル試験方法では、各試験サイクルS1〜S6においてIGBTモジュール2への電力印加が開始される温度である開始温度T1〜T6が、試験サイクルS1〜S6の繰り返しに伴って変わるように、より具体的には温度プロファイルP1(図4中一点鎖線)に沿って変わるように、制御コントローラ40によりIGBTモジュール2への電力印加のタイミングが調整される。本実施形態では、温度プロファイルP1は、Tj温度が上昇する昇温ステップ、Tj温度が維持される温度維持ステップおよびTj温度が低下する降温ステップを含む。
まず、昇温ステップ、温度維持ステップおよび降温ステップの各々について、試験サイクルの繰り返し回数および各ステップの前後におけるTj温度が、制御コントローラ40に入力される。本実施形態では、昇温ステップにおいて試験サイクルS1〜S3、温度維持ステップにおいて試験サイクルS4、降温ステップにおいて試験サイクルS5,S6がそれぞれ設定される。そして、入力された情報に基づいて、昇温ステップにおける試験サイクル毎の開始温度T1〜T3が制御コントローラ40により算出される。また同様に、降温ステップにおける試験サイクル毎の開始温度T5,T6が制御コントローラ40により算出される。開始温度T1〜T6は、後述のように試験サイクル間を移行する際の基準となる温度である。
<昇温ステップ>
まず、昇温ステップについて説明する。はじめに、開始温度T1において制御コントローラ40からの指令によりIGBTモジュール2への電力印加が開始され、試験サイクルS1が開始される。これにより、Tj温度が上昇する。そして、一定時間が経過した後、制御コントローラ40からの指令によりIGBTモジュール2への電力印加が停止される。その後、冷却部30によりIGBTモジュール2が冷却され、Tj温度が低下する。この冷却中、Tj温度は一定の時間間隔で測定される。そして、Tj温度が、次の試験サイクルS2の開始温度T2(>T1)に到達した時点で試験サイクルS1が完了し、試験サイクルS2に移行する。
試験サイクルS2は、Tj温度が開始温度T2に到達し、制御コントローラ40からの指令によりIGBTモジュール2への電力印加が開始されて始まる。そして、上記試験サイクルS1と同様に、一定時間電力印加が行われることによりTj温度が上昇し、その後電力印加が停止される。そして、冷却によりTj温度が低下し、次の試験サイクルS3の開始温度T3(>T2)に到達した時点で試験サイクルS2が完了し、試験サイクルS3に移行する。
試験サイクルS3は、Tj温度が開始温度T3に到達し、制御コントローラ40からの指令によりIGBTモジュール2への電力印加が開始されて始まる。そして、上記試験サイクルS1,S2と同様に、一定時間電力印加が行われることによりTj温度が上昇し、その後電力印加が停止される。そして、冷却によりTj温度が低下し、次の試験サイクルS4の開始温度T4(>T3)に到達した時点で試験サイクルS3が完了する。
このように昇温ステップでは、試験サイクルS1〜S3毎の開始温度T1〜T3が試験サイクルS1〜S3毎に上昇するように設定される。そして、設定された開始温度T1〜T3に基づいて各試験サイクルS1〜S3が開始されるように、制御コントローラ40によりIGBTモジュール2への電力印加のタイミングが調整される。なお、開始温度T1〜T3は、図4に示すように線形的に増加するように設定されてもよいし、非線形的に増加するように設定されてもよい。また昇温ステップにおける試験サイクルの繰り返し回数は限定されない。
<温度維持ステップ>
次に、温度維持ステップについて説明する。Tj温度が開始温度T4に到達した時点で制御コントローラ40からの指令によりIGBTモジュール2への電力印加が開始され、試験サイクルS4が開始される。これにより、Tj温度が上昇する。そして、一定時間経過後、制御コントローラ40からの指令により電力印加が停止される。その後、冷却部30によりIGBTモジュール2が冷却され、Tj温度が低下する。この冷却中、Tj温度は、上記昇温ステップと同様に一定の時間間隔で測定される。そして、Tj温度が開始温度T4と同じ温度である開始温度T5に到達した時点で試験サイクルS4が完了する。
このように、温度維持ステップでは開始温度T4,T5が試験サイクル毎に維持されるように設定される。
なお、本実施形態では、温度維持ステップにおいて試験サイクルの繰り返し回数が1回に設定されているが、複数回設定されてもよい。この場合、開始温度は試験サイクル毎に一定に維持されるように設定される。
<降温ステップ>
次に、降温ステップについて説明する。Tj温度が開始温度T5に到達した時点で制御コントローラ40からの指令によりIGBTモジュール2への電力印加が開始され、試験サイクルS5が開始される。これにより、Tj温度が上昇する。そして、一定時間経過後、制御コントローラ40からの指令により電力印加が停止され、その後IGBTモジュール2が冷却される。この冷却中、上記昇温ステップおよび温度維持ステップと同様に、Tj温度は一定の時間間隔で測定される。そして、Tj温度が次の試験サイクルS6の開始温度T6(<T5)に到達した時点で試験サイクルS5が完了し、試験サイクルS6に移行する。
試験サイクルS6は、Tj温度が開始温度T6に到達し、制御コントローラ40からの指令によりIGBTモジュール2への電力印加が開始されて始まる。そして、上記試験サイクルS5と同様に、一定時間電力印加が行われることによりTj温度が上昇し、その後電力印加が停止される。そして、冷却によりTj温度が低下し、温度T7(<T6)に到達した時点で試験サイクルS6が完了する。
このように降温ステップでは、開始温度T5,T6が試験サイクルS5,S6毎に低下するように設定される。そして、設定された開始温度T5,T6に基づいて試験サイクルS5,S6が開始されるように、制御コントローラ40によりIGBTモジュール2への電力印加のタイミングが調整される。
なお、本実施形態では、降温ステップにおいて試験サイクルの繰り返し回数が2回に設定されているが、3回以上に設定されてもよい。この場合、各試験サイクルの開始温度は線形的に低下するように設定されてもよいし、非線形的に低下するように設定されてもよい。
以上のように上記パワーサイクル試験方法では、試験サイクルS1〜S6毎の開始温度T1〜T6が試験サイクルの繰り返しに伴って変わるように、制御コントローラ40によりIGBTモジュール2への電力印加のタイミングが調整される。より具体的には、開始温度T1〜T6が予め設定された温度プロファイルP1に沿って変わるように、制御コントローラ40によりIGBTモジュール2への電力印加のタイミングが調整される。
なお、昇温ステップ、温度維持ステップおよび降温ステップの各々において、試験サイクルの繰り返し回数は特に限定されるものではなく、試験条件に応じて適宜設定することができる。また各試験サイクルにおいて、一定時間電力印加を行った後に電力印加が停止されてもよいがこれに限定されず、電力印加によりTj温度が所定の目標値に到達した後に電力印加が停止されるようにタイミングが調整されてもよい。またIGBTモジュール2は自然放熱により冷却されてもよい。
(パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法による作用効果)
次に、上記パワーサイクル試験装置1およびこれを用いたパワーサイクル試験方法による作用効果について説明する。
上記パワーサイクル試験装置1およびパワーサイクル試験方法では、試験サイクルS1〜S6の繰り返しに伴って開始温度T1〜T6が変わるようにIGBTモジュール2への電力印加を行うことができる。そのため、試験サイクルS1〜S6の繰り返しによるパワーサイクル試験に加え、開始温度T1〜T6の変化によってIGBTモジュール2の外部環境温度の変化が与えられた場合を疑似的に再現したサーマルサイクル試験が実行可能になる。したがって、上記パワーサイクル試験装置1およびパワーサイクル試験方法によれば、デバイスの外部環境温度の調節機構を設ける必要がなく、パワーサイクル試験にサーマルサイクル試験を併せたスーパーインポーズ試験を実行することができる。
上記パワーサイクル試験装置1において、制御コントローラ40は、試験サイクルS1〜S6毎の開始温度T1〜T6が予め設定された温度プロファイルP1に沿って変わるように、電源部10およびゲート制御部20による電力印加のタイミングを調整する。これにより、実際の外部環境温度の変化に応じて設定される温度プロファイルP1に沿って開始温度T1〜T6を調整することができる。その結果、実使用中に生じる熱ストレスを効率良くデバイスに与えることができる。
上記パワーサイクル試験装置1において、制御コントローラ40は、開始温度T1〜T3が試験サイクルS1〜S3毎に上昇する昇温ステップと、開始温度T5,T6が試験サイクルS5,S6毎に低下する降温ステップと、を含む温度プロファイルP1に沿って試験サイクル毎の開始温度が変わるように、電源部10およびゲート制御部20による電力印加のタイミングを調整する。これにより、外部環境温度が上昇および下降する場合にデバイスに与えられる熱ストレスを効率良く再現することができる。
上記パワーサイクル試験装置1において、制御コントローラ40は、開始温度T4,T5が試験サイクル毎に維持される温度維持ステップをさらに含む温度プロファイルP1に沿って試験サイクル毎の開始温度が変わるように、電源部10およびゲート制御部20による電力印加のタイミングを調整する。これにより、外部環境温度が維持される場合にデバイスに与えられる熱ストレスを効率良く再現することができる。
上記パワーサイクル試験装置1において、制御コントローラ40は、昇温ステップにおける試験サイクルS1〜S3毎の開始温度T1〜T3を算出し、かつ降温ステップにおける試験サイクルS5,S6毎の開始温度T5,T6を算出する。試験サイクル毎に算出された開始温度に基づいて試験サイクルを繰り返すことにより、試験サイクル間の移行をスムーズに行うことができる。
(変形例)
最後に、上記本実施形態の変形例について、図5〜図7を参照して説明する。図5〜図7には、図4と同様に試験サイクル毎の開始温度を変化させる温度プロファイルが一点鎖線により示されており、横軸は時間を示し、縦軸はTj温度を示している。
図5の変形例1に示すように、昇温ステップおよび降温ステップを含み、温度維持ステップを含まない温度プロファイルP2に沿って試験サイクル毎の開始温度が変化するように、制御コントローラ40により電力印加のタイミングが調整されてもよい。また図6の変形例2に示すように、昇温ステップおよび温度維持ステップを含み、降温ステップを含まない温度プロファイルP3に沿って試験サイクル毎の開始温度が変化するように、制御コントローラ40により電力印加のタイミングが調整されてもよい。また図7の変形例3に示すように、降温ステップおよび温度維持ステップを含み、昇温ステップを含まない温度プロファイルP4に沿って試験サイクル毎の開始温度が変化するように、制御コントローラ40により電力印加のタイミングが調整されてもよい。
また上記変形例以外にも、昇温ステップ、温度維持ステップおよび降温ステップを任意に組み合わせた温度プロファイルに沿って試験サイクル毎の開始温度が変化するように、制御コントローラ40により電力印加のタイミングが調整されてもよい。また、本発明では、開始温度が試験サイクルの繰り返しに伴って変わるように電力印加のタイミングが調整されればよく、開始温度が予め設定された温度プロファイルに沿って変わるように電力印加のタイミングを調整することに限定されない。
また上記実施形態のように被試験デバイスとしてIGBTモジュール2が用いられる場合に限定されず、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの他のパワー半導体デバイスが同様に用いられてもよい。
なお、上記実施形態および変形例は例示であり、本発明の範囲はこれらに制限されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態および変形例ではなく特許請求の範囲により示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 パワーサイクル試験装置、2 IGBTモジュール(被試験デバイス)、10 電源部(電力印加部)、20 ゲート制御部(電力印加部)、40 制御コントローラ(制御部)、P1〜P4 温度プロファイル(プロファイル)、S1〜S6 試験サイクル、T1〜T6 開始温度。

Claims (12)

  1. 被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験装置であって、
    前記被試験デバイスに電力を印加するための電力印加部と、
    前記電力印加部による電力印加および前記電力印加の停止を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、一の前記試験サイクルにおける電力印加の停止中の前記被試験デバイスの温度が、前記一の試験サイクルにおける電力印加の開始時の前記被試験デバイスの温度である開始温度と異なる所定の温度に到達した時点で、次の前記試験サイクルに移行するように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整する、パワーサイクル試験装置。
  2. 前記制御部は、前記試験サイクル毎の前記開始温度が予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整する、請求項1に記載のパワーサイクル試験装置。
  3. 前記制御部は、前記開始温度が前記試験サイクル毎に上昇する昇温ステップと、前記開始温度が前記試験サイクル毎に低下する降温ステップと、を含む前記プロファイルに沿って前記試験サイクル毎の前記開始温度が変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整する、請求項2に記載のパワーサイクル試験装置。
  4. 前記制御部は、前記開始温度が前記試験サイクル毎に維持される温度維持ステップをさらに含む前記プロファイルに沿って前記試験サイクル毎の前記開始温度が変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整する、請求項3に記載のパワーサイクル試験装置。
  5. 被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験装置であって、
    前記被試験デバイスに電力を印加するための電力印加部と、
    前記電力印加部による電力印加および前記電力印加の停止を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記試験サイクル毎の前記被試験デバイスへの電力印加が開始される温度である開始温度が、前記試験サイクルの繰り返しに伴って予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整し、
    前記プロファイルは、前記開始温度が前記試験サイクル毎に上昇する昇温ステップを含み、
    前記制御部は、前記昇温ステップにおける前記試験サイクル毎の前記開始温度を算出する、パワーサイクル試験装置。
  6. 被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験装置であって、
    前記被試験デバイスに電力を印加するための電力印加部と、
    前記電力印加部による電力印加および前記電力印加の停止を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記試験サイクル毎の前記被試験デバイスへの電力印加が開始される温度である開始温度が、前記試験サイクルの繰り返しに伴って予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、前記電力印加部による電力印加のタイミングを調整し、
    前記プロファイルは、前記開始温度が前記試験サイクル毎に低下する降温ステップを含み、
    前記制御部は、前記降温ステップにおける前記試験サイクル毎の前記開始温度を算出する、パワーサイクル試験装置。
  7. 被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験方法であって、
    一の前記試験サイクルにおける電力印加の停止中の前記被試験デバイスの温度が、前記一の試験サイクルにおける電力印加の開始時の前記被試験デバイスの温度である開始温度と異なる所定の温度に到達した時点で、次の前記試験サイクルに移行するように、電力印加のタイミングが調整される、パワーサイクル試験方法。
  8. 前記試験サイクル毎の前記開始温度が予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、電力印加のタイミングが調整される、請求項に記載のパワーサイクル試験方法。
  9. 前記開始温度が前記試験サイクル毎に上昇する昇温ステップと、前記開始温度が前記試験サイクル毎に低下する降温ステップと、を含む前記プロファイルに沿って前記試験サイクル毎の前記開始温度が変わるように、電力印加のタイミングが調整される、請求項に記載のパワーサイクル試験方法。
  10. 前記開始温度が前記試験サイクル毎に維持される温度維持ステップをさらに含む前記プロファイルに沿って前記試験サイクル毎の前記開始温度が変わるように、電力印加のタイミングが調整される、請求項に記載のパワーサイクル試験方法。
  11. 被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験方法であって、
    前記試験サイクル毎の前記被試験デバイスへの電力印加が開始される温度である開始温度が、前記試験サイクルの繰り返しに伴って予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、電力印加のタイミングが調整され、
    前記プロファイルは、前記開始温度が前記試験サイクル毎に上昇する昇温ステップを含み、
    前記昇温ステップにおける前記試験サイクル毎の前記開始温度が算出される、パワーサイクル試験方法。
  12. 被試験デバイスへの電力印加およびその停止による試験サイクルを繰り返し、前記被試験デバイスに繰り返し温度変化を与えるパワーサイクル試験方法であって、
    前記試験サイクル毎の前記被試験デバイスへの電力印加が開始される温度である開始温度が、前記試験サイクルの繰り返しに伴って予め設定されたプロファイルに沿って変わるように、電力印加のタイミングが調整され、
    前記プロファイルは、前記開始温度が前記試験サイクル毎に低下する降温ステップを含み、
    前記降温ステップにおける前記試験サイクル毎の前記開始温度が算出される、パワーサイクル試験方法。
JP2014251755A 2014-12-12 2014-12-12 パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法 Active JP6275631B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014251755A JP6275631B2 (ja) 2014-12-12 2014-12-12 パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014251755A JP6275631B2 (ja) 2014-12-12 2014-12-12 パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016114403A JP2016114403A (ja) 2016-06-23
JP6275631B2 true JP6275631B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=56141317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014251755A Active JP6275631B2 (ja) 2014-12-12 2014-12-12 パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6275631B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7029837B1 (ja) * 2021-07-19 2022-03-04 株式会社デンケン パワーサイクル試験装置及びパワーサイクル試験方法
CN114720166B (zh) * 2022-03-17 2024-04-16 西北工业大学 一种民用机载设备的综合温度试验方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165681U (ja) * 1982-04-28 1983-11-04 日本電気株式会社 半導体寿命試験装置
JPH0727817A (ja) * 1993-07-09 1995-01-31 Toshiba Corp 半導体素子の断続動作試験方法およびその装置
JP3769220B2 (ja) * 2001-10-29 2006-04-19 富士通テン株式会社 パワーモジュールの繰返し耐久試験方法および試験装置
JP4315158B2 (ja) * 2006-01-06 2009-08-19 住友電気工業株式会社 デバイス評価装置およびデバイス評価方法
JP2010245348A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Harison Toshiba Lighting Corp 試験装置及び試験方法
JP2012098224A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Renesas Electronics Corp パワーサイクル試験方法、及び、パワーサイクル試験装置
JP5731448B2 (ja) * 2012-07-18 2015-06-10 エスペック株式会社 パワーサイクル試験装置
JP5829986B2 (ja) * 2012-07-18 2015-12-09 エスペック株式会社 パワーサイクル試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016114403A (ja) 2016-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Scheuermann et al. Power cycling results for different control strategies
JP5829986B2 (ja) パワーサイクル試験装置
JP5731448B2 (ja) パワーサイクル試験装置
JP6659160B2 (ja) 半導体素子のパワーサイクル評価試験制御装置
JP6910230B2 (ja) パワーモジュールのジャンクション温度測定方法
JP6221408B2 (ja) 熱抵抗計測方法及び熱抵抗計測装置
JP2014020892A5 (ja)
JP2017166824A5 (ja)
JP6119125B2 (ja) 半導体試験装置および半導体試験方法
JP6275631B2 (ja) パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法
JP2018523122A (ja) 連続的な流体熱界面材料の分配
JP2020009927A (ja) 加熱用ledランプ、およびそれを備えるウエハ加熱ユニット
Ayadi et al. Electro-thermal simulation of a three phase inverter with cooling system
TW201946171A (zh) 基板評價用晶片及基板評價裝置
JPWO2019065309A1 (ja) ボンディングの際の半導体チップの加熱条件設定方法及び非導電性フィルムの粘度測定方法ならびにボンディング装置
JP2005354812A (ja) インバータ装置
JP6275629B2 (ja) パワーサイクル試験装置およびパワーサイクル試験方法
US11114349B2 (en) System and method for allowing restoration of first interconnection of die of power module
Sarkany et al. Effect of power cycling parameters on predicted IGBT lifetime
JP2016171610A (ja) 電力変換装置
JP2012059037A (ja) 電子制御装置
US10887947B2 (en) Transistor implemented heat source
JP2001153787A (ja) 熱サイクル試験方法
JP6633931B2 (ja) 保持装置および保持装置の製造方法
JP2006049567A (ja) 半導体装置の使用方法及び半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275631

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250