JP6633931B2 - 保持装置および保持装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本明細書に開示される技術は、対象物を保持する保持装置に関する。
例えば半導体製造装置において、ウェハを保持する保持装置として、静電チャックが用いられる。静電チャックは、セラミックス板とベース板とが接合された構成を有する。静電チャックは、内部電極を有しており、内部電極に電圧が印加されることにより発生する静電引力を利用して、セラミックス板の表面(以下、「吸着面」という)にウェハを吸着して保持する。
静電チャックに保持されたウェハの温度分布が不均一になると、ウェハに対する各処理(成膜、エッチング、露光等)の精度が低下するため、静電チャックにはウェハの温度分布を均一にする性能が求められる。そのため、静電チャックの使用時には、セラミックス板の内部またはセラミックス板のベース板側に配置されたヒータによる加熱や、ベース板に形成された冷媒流路に冷媒を供給することによる冷却によって、セラミックス板の吸着面の温度制御が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−103550号公報
しかし、製品設計上、ヒータや冷媒流路を、セラミックス板の吸着面に平行な方向(以下、「面方向」という)において均一に配置できない場合がある。また、製造工程上、セラミックス板やベース板には、製品ばらつきが発生し得る。これらのことから、ヒータによる加熱や冷媒による冷却を行っても、セラミックス板の吸着面における温度分布の均一性が十分に高くならず、ひいては、ウェハの温度分布の均一性が十分に高くならないことがある。
なお、このような課題は、静電引力を利用してウェハを保持する静電チャックに限らず、セラミックス板とベース板とを備え、セラミックス板の表面上に対象物を保持する保持装置に共通の課題である。
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本明細書に開示される保持装置は、第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面と、を有する板状のセラミックス板と、第3の表面を有する板状であり、前記第3の表面が前記セラミックス板の前記第2の表面に対向するように配置され、冷媒流路が形成されたベース板と、前記セラミックス板の内部、または、前記セラミックス板の前記ベース板側に配置されたヒータと、前記セラミックス板と前記ベース板との間に配置され、前記セラミックス板と前記ヒータとの少なくとも一方と前記ベース板とを接着する接着層と、を備え、前記セラミックス板の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置において、前記接着層の内部には、前記接着層を厚さ方向に貫通しない少なくとも1つの空間が形成されている。本保持装置では、接着層の内部に、少なくとも1つの空間が形成されている。接着層の内部に空間が形成された箇所では、ベース板とセラミックス板との間の伝熱性が低下し、ベース板に形成された冷媒流路に供給される冷媒によるセラミックス板の冷却効果が抑制される。そのため、接着層の内部の適切な位置に空間を形成することにより、セラミックス板の第1の表面(対象物を保持する面)における温度分布の均一性を向上させることができる。また、接着層を厚さ方向に貫通する空間(貫通孔)を形成すると、該空間が形成された箇所においてセラミックス板とベース板との間の絶縁性が低下し、例えば該空間を経由してセラミックス板とベース板との間の放電が発生するおそれがある。本保持装置では、空間が接着層を厚さ方向に貫通しないように形成されているため、このような空間を接着層の内部に形成しても、セラミックス板とベース板との間の絶縁性が低下することを抑制することができる。
(2)上記保持装置において、前記空間の少なくとも1つは、前記接着層の厚さ方向視で、前記ヒータと重ならない位置に配置されている構成としてもよい。セラミックス板の第1の表面において、接着層の厚さ方向視でヒータと重ならない位置は、他の位置より温度が低くなる傾向にある。本保持装置では、接着層に形成された空間が、接着層の厚さ方向視でヒータと重ならない位置に配置されるため、当該位置において冷媒によるセラミックス板の冷却効果が抑制され、セラミックス板の第1の表面における温度分布の均一性を向上させることができる。
(3)上記保持装置において、前記空間の少なくとも1つは、前記接着層の厚さ方向視で、前記冷媒流路と重なる位置に配置されている構成としてもよい。セラミックス板の第1の表面において、接着層の厚さ方向視で冷媒流路と重なる位置は、他の位置より温度が低くなる傾向にある。本保持装置では、接着層に形成された空間が、接着層の厚さ方向視で冷媒流路と重なる位置に配置されるため、当該位置において冷媒によるセラミックス板の冷却効果が抑制され、セラミックス板の第1の表面における温度分布の均一性を向上させることができる。
(4)上記保持装置において、前記接着層は、第1の部分と、前記接着層の厚さ方向視で前記第1の部分と重ならず、かつ、前記第1の部分より高密度である少なくとも1つの第2の部分と、を含む構成としてもよい。接着層における高密度な第2の部分では、ベース板とセラミックス板との間の伝熱性が向上し、ベース板に形成された冷媒流路に供給される冷媒によるセラミックス板の冷却効果が高められる。そのため、接着層の適切な位置に高密度な第2の部分を配置することにより、セラミックス板の第1の表面における温度分布の均一性を向上させることができる。
(5)上記保持装置において、前記第2の部分の少なくとも1つは、前記接着層の厚さ方向視で、前記ヒータと重なる位置に配置されている構成としてもよい。セラミックス板の第1の表面において、接着層の厚さ方向視でヒータと重なる位置は、他の位置より温度が高くなる傾向にある。本保持装置では、接着層の高密度な第2の部分が、接着層の厚さ方向視でヒータと重なる位置に配置されるため、当該位置において冷媒によるセラミックス板の冷却効果が高められ、セラミックス板の第1の表面における温度分布の均一性を向上させることができる。
(6)上記保持装置において、前記第2の部分の少なくとも1つは、前記接着層の厚さ方向視で、前記冷媒流路と重ならない位置に配置されている構成としてもよい。セラミックス板の第1の表面において、接着層の厚さ方向視で冷媒流路と重ならない位置は、他の位置より温度が高くなる傾向にある。本保持装置では、接着層の高密度な第2の部分が、接着層の厚さ方向視で冷媒流路と重ならない位置に配置されるため、当該位置において冷媒によるセラミックス板の冷却効果が高められ、セラミックス板の第1の表面における温度分布の均一性を向上させることができる。
(7)上記保持装置において、前記ヒータによる加熱と前記冷媒流路への冷媒の供給との実行中に、前記セラミックス板の前記第1の表面の各位置における温度差が3℃以内である構成としてもよい。本保持装置によれば、セラミックス板の第1の表面の各位置における温度差を3℃以内とすることにより、セラミックス板の第1の表面における温度分布の均一性を十分に向上させることができる。
(8)本明細書に開示される保持装置の製造方法は、第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面と、を有する板状のセラミックス板と、第3の表面を有する板状であり、前記第3の表面が前記セラミックス板の前記第2の表面に対向するように配置され、冷媒流路が形成されたベース板と、前記セラミックス板の内部、または、前記セラミックス板の前記ベース板側に配置されたヒータと、前記セラミックス板と前記ベース板との間に配置され、前記セラミックス板と前記ヒータとの少なくとも一方と前記ベース板とを接着する接着層と、を備え、前記セラミックス板の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置の製造方法において、前記セラミックス板と前記ベース板とを準備する工程と、前記セラミックス板の前記第1の表面において、他の領域より低温となる傾向にある低温領域を特定する工程と、前記セラミックス板と前記ベース板との間に、前記接着層の厚さ方向視で前記低温領域に重なる位置に、前記接着層を厚さ方向に貫通しない少なくとも1つの空間が形成されるように接着剤を配置し、前記接着剤を硬化させることにより前記接着層を形成する工程と、を備えることを特徴とする。本保持装置の製造方法によれば、製造された保持装置において、接着層の厚さ方向視で低温領域と重なる位置に空間が形成されることとなり、当該位置において冷媒によるセラミックス板の冷却効果が抑制され、セラミックス板の第1の表面における温度分布の均一性を向上させることができる。
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、保持装置、静電チャック、それらの製造方法等の形態で実現することが可能である。
実施形態における静電チャック100の外観構成を概略的に示す斜視図である。 実施形態における静電チャック100のXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 実施形態における静電チャック100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。 実施形態における静電チャック100の製造方法を示すフローチャートである。 実施形態における静電チャック100の製造方法を概略的に示す説明図である。
A.実施形態:
A−1.静電チャック100の構成:
図1は、本実施形態における静電チャック100の外観構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、本実施形態における静電チャック100のXZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図3は、本実施形態における静電チャック100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。図2には、図3のII−IIの位置における静電チャック100のXZ断面構成が示されており、図3には、図2のIII−IIIの位置における静電チャック100のXY断面構成が示されている。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向といい、Z軸負方向を下方向というものとするが、静電チャック100は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。
静電チャック100は、対象物(例えばウェハW)を静電引力により吸着して保持する装置であり、例えば半導体製造装置の真空チャンバー内でウェハWを固定するために使用される。静電チャック100は、所定の配列方向(本実施形態では上下方向(Z軸方向))に並べて配置されたセラミックス板10およびベース板20を備える。セラミックス板10とベース板20とは、セラミックス板10の下面(以下、「セラミックス側接着面S2」という)とベース板20の上面(以下、「ベース側接着面S3」という)とが上記配列方向に対向するように配置されている。静電チャック100は、さらに、セラミックス板10のセラミックス側接着面S2とベース板20のベース側接着面S3との間に配置された接着層30を備える。セラミックス板10のセラミックス側接着面S2は、特許請求の範囲における第2の表面に相当し、ベース板20のベース側接着面S3は、特許請求の範囲における第3の表面に相当する。
セラミックス板10は、例えば円形平面の板状部材であり、セラミックス(例えば、アルミナや窒化アルミニウム等)により形成されている。セラミックス板10の直径は例えば200mm〜500mm程度(通常は200mm〜350mm程度)であり、セラミックス板10の厚さは例えば1mm〜10mm程度である。
セラミックス板10の内部には、導電性材料(例えば、タングステンやモリブデン等)により形成された一対の内部電極40が設けられている。一対の内部電極40に電源(図示せず)から電圧が印加されると、静電引力が発生し、この静電引力によってウェハWがセラミックス板10の上面(以下、「吸着面S1」という)に吸着固定される。セラミックス板10の吸着面S1は、特許請求の範囲における第1の表面に相当する。
また、セラミックス板10の内部には、導電性材料(例えば、タングステンやモリブデン等)により形成された抵抗発熱体で構成されたヒータ50が設けられている。ヒータ50に電源(図示せず)から電圧が印加されると、ヒータ50が発熱することによってセラミックス板10が温められ、セラミックス板10の吸着面S1に保持されたウェハWが温められる。これにより、ウェハWの温度制御が実現される。なお、図3に示すように、ヒータ50は、セラミックス板10の吸着面S1をできるだけ満遍なく温めるため、Z軸方向視で略同心円状に配置されている。
ベース板20は、例えばセラミックス板10と同径の、または、セラミックス板10より径が大きい円形平面の板状部材であり、金属(例えば、アルミニウムやアルミニウム合金等)により形成されている。ベース板20の直径は例えば220mm〜550mm程度(通常、220mm〜350mm)であり、ベース板20の厚さは例えば20mm〜40mm程度である。
ベース板20の内部には冷媒流路21が形成されている。冷媒流路21に冷媒(例えば、フッ素系不活性液体や水等)が流されると、ベース板20が冷却され、接着層30を介したベース板20からセラミックス板10への伝熱によりセラミックス板10が冷却され、セラミックス板10の吸着面S1に保持されたウェハWが冷却される。これにより、ウェハWの温度制御が実現される。
接着層30は、例えばシリコーン系樹脂やアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の接着剤を含んでおり、セラミックス板10とベース板20とを接着している。接着層30の厚さは例えば0.1mm〜1mm程度である。
図2に示すように、接着層30には、空間OSが形成されている。図3には、Z軸方向視での空間OSの配置を破線で示している。本実施形態では、接着層30に2つの空間OSが形成されている。接着層30に形成された各空間OSは、ベース板20のベース側接着面S3に面しているが、セラミックス板10のセラミックス側接着面S2には面していない。すなわち、各空間OSは、接着層30を厚さ方向(上下方向)に貫通していない。また、図2および図3に示すように、各空間OSは、接着層30の厚さ方向視で、ヒータ50と重ならず、かつ、冷媒流路21と重なる位置に配置されている。なお、各空間OSの上下方向に直交する断面の形状は、任意の形状であってよく、例えば円形や楕円形、矩形や多角形等であってよい。
また、図2に示すように、接着層30は、他の部分より密度の高い高密度部分32を有する。図3には、Z軸方向視での高密度部分32の配置を破線で示している。本実施形態では、接着層30に2つの高密度部分32が存在する。接着層30の各高密度部分32は、接着層30を厚さ方向に貫通するように形成されている。すなわち、接着層30の各高密度部分32は、接着層30の厚さ方向視で、高密度部分32以外の部分と重ならない。また、図2および図3に示すように、各高密度部分32は、接着層30の厚さ方向視で、ヒータ50と重なり、かつ、冷媒流路21と重ならない位置に配置されている。なお、各高密度部分32の上下方向に直交する断面の形状は、任意の形状であってよく、例えば円形や楕円形、矩形や多角形等であってよい。接着層30における高密度部分32は、特許請求の範囲における第2の部分に相当し、接着層30における高密度部分32以外の部分は、特許請求の範囲における第1の部分に相当する。
A−2.静電チャック100の製造方法:
図4は、本実施形態における静電チャック100の製造方法を示すフローチャートである。また、図5は、本実施形態における静電チャック100の製造方法を概略的に示す説明図である。はじめに、セラミックス板10とベース板20とを準備する(S110)。なお、セラミックス板10およびベース板20は、公知の製造方法によって製造可能であるため、ここでは製造方法の説明を省略する。
次に、セラミックス板10の吸着面S1における低温領域CAと高温領域HAとを特定する(S120、図5参照)。低温領域CAは、吸着面S1における他の領域より低温となる傾向にある領域であり、高温領域HAは、吸着面S1における他の領域より高温となる傾向にある領域である。低温領域CAおよび高温領域HAは、製品設計上、発生し得る。例えば、セラミックス板10の厚さ方向視で、セラミックス板10の内部に形成されたヒータ50と重ならない領域(すなわち、ヒータ50の直上の領域以外の領域)は、低温領域CAとなり得る。また、静電チャック100の製造が完了した際にセラミックス板10の厚さ方向視で冷媒流路21と重なる領域(すなわち、冷媒流路21の直上の領域)も、低温領域CAとなり得る。また、反対に、例えば、セラミックス板10の厚さ方向視で、セラミックス板10の内部に形成されたヒータ50と重なる領域(すなわち、ヒータ50の直上の領域)は、高温領域HAとなり得る。また、静電チャック100の製造が完了した際にセラミックス板10の厚さ方向視で冷媒流路21と重ならない領域(すなわち、冷媒流路21の直上の領域以外の領域)も、高温領域HAとなり得る。S120では、このような静電チャック100の設計上の特徴が考慮されて、低温領域CAおよび高温領域HAが特定される。
また、低温領域CAおよび高温領域HAは、製造工程における製品ばらつきによっても発生し得る。そのため、S120では、例えばセラミックス板10の内部に形成されたヒータ50をオン状態にして吸着面S1の温度を計測し、温度が比較的低い領域(例えば、温度が面内平均温度より所定値以上低い領域)が低温領域CAとして特定され、温度が比較的高い領域(例えば、温度が面内平均温度より所定値以上高い領域)が高温領域HAとして特定される。
次に、接着層30の形成材料としての第1のシート状接着剤As1において、静電チャック100の製造が完了した際に接着層30の厚さ方向視でセラミックス板10の低温領域CAと重なる位置に、貫通孔OPを形成する(S130、図5参照)。貫通孔OPは、第1のシート状接着剤As1を厚さ方向(上下方向)に貫通する孔である。
なお、第1のシート状接着剤As1は、接着成分(例えばシリコーン系樹脂やアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等)と粉末成分(例えばアルミナやシリカ、炭化ケイ素、窒化ケイ素等)とを混合して作製したペーストを、例えば離型シート上に膜状に塗布した後、硬化処理によって半硬化させてゲル状としたものである。ペーストは、カップリング剤等の添加剤を含んでいてもよい。第1のシート状接着剤As1は、粘度が比較的高いため、ある程度の厚さを確保したり、厚さを均一にしたり、貫通孔OPを形成したりすることが容易である。なお、硬化処理の内容は、使用する接着剤の種類に応じて異なり、熱硬化型の接着剤であれば硬化処理として熱を付与する処理が行われ、水分硬化型の接着剤であれば硬化処理として加湿などの方法により水分を付与する処理が行われる。
また、第1のシート状接着剤As1におけるセラミックス板10側の表面(上側表面)の、静電チャック100の製造が完了した際に接着層30の厚さ方向視でセラミックス板10の高温領域HAと重なる位置に、所定量のペースト状接着剤Apを塗布する(S140、図5参照)。ペースト状接着剤Apの塗布量は、高温領域HAの大きさや、高温領域HAにおける高温化傾向の高さ等に応じて設定される。
なお、ペースト状接着剤Apは、接着成分(例えばシリコーン系樹脂やアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等)と粉末成分(例えばアルミナやシリカ、炭化ケイ素、窒化ケイ素等)とを混合して作製したペースト状の接着剤である。ペースト状接着剤は、カップリング剤等の添加剤を含んでいてもよい。ペースト状接着剤Apは、粘度が比較的低いため、所望量を塗布することが容易である。
次に、セラミックス板10のセラミックス側接着面S2とベース板20のベース側接着面S3とを、第1のシート状接着剤As1(塗布されたペースト状接着剤Apを含む。以下同様)、および、第1のシート状接着剤As1よりセラミックス板10側に配置された第2のシート状接着剤As2を介して貼り合わせた状態で、第1のシート状接着剤As1および第2のシート状接着剤As2を硬化させる硬化処理を行うことにより、接着層30を形成する(S150)。硬化処理としては、上述したように、使用する接着剤の種類に応じた処理(熱を付与する処理や水分を付与する処理)が行われる。なお、第2のシート状接着剤As2は、上述した第1のシート状接着剤As1と同様の構成であるが、貫通孔OPの形成やペースト状接着剤Apの塗布は行われていない。また、S150の工程の内の少なくともセラミックス板10とベース板20とを貼り合わせる作業は、真空状態の密閉容器内にセラミックス板10およびベース板20を収容した状態で実行されると、接着層30内に気泡が生じにくいという点で好ましい。
以上の工程により、上述した構成の静電チャック100が製造される。ここで、S130において第1のシート状接着剤As1に貫通孔OPを形成することにより、製造された静電チャック100の接着層30に空間OSが形成される。上述したように、第2のシート状接着剤As2には貫通孔OPは形成されないので、製造された静電チャック100の接着層30における空間OSは、接着層30を厚さ方向(上下方向)に貫通しない。
また、S150においてセラミックス板10とベース板20とを貼り合わせる際に、ペースト状接着剤Apが塗布された部分は、ペースト状接着剤Apが塗布されていない部分よりも大きな圧力がかかる。そのため、S140において第1のシート状接着剤As1の表面にペースト状接着剤Apが塗布された部分が、製造された静電チャック100の接着層30における高密度部分32となる。すなわち、接着層30における高密度部分32と高密度部分32以外の部分とは同じ材料からなる。
A−3.実施形態の効果:
以上説明したように、本実施形態の静電チャック100では、接着層30の内部に、少なくとも1つの空間OSが形成されている。接着層30の内部に空間OSが形成された箇所では、ベース板20とセラミックス板10との間の伝熱性が低下し、ベース板20の内部に形成された冷媒流路21に供給される冷媒によるセラミックス板10の冷却効果が抑制される。そのため、接着層30の内部の適切な位置に空間OSを形成することにより、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。また、接着層30を厚さ方向に貫通する空間(貫通孔)を形成すると、該空間が形成された箇所においてセラミックス板10とベース板20との間の絶縁性が低下する。セラミックス板10とベース板20との間の絶縁性が低下すると、例えば該空間を経由してセラミックス板10とベース板20との間の放電が発生するおそれがあるため、好ましくない。本実施形態の静電チャック100では、空間OSが接着層30を厚さ方向に貫通しないように形成されているため、このような空間OSを接着層30の内部に形成しても、セラミックス板10とベース板20との間の絶縁性が低下することを抑制することができる。
なお、セラミックス板10の吸着面S1において、接着層30の厚さ方向視でヒータ50と重ならない位置は、他の位置より温度が低くなる傾向にある。本実施形態の静電チャック100では、接着層30に形成された空間OSが、接着層30の厚さ方向視でヒータ50と重ならない位置に配置されるため、当該位置において冷媒によるセラミックス板10の冷却効果が抑制され、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
また、セラミックス板10の吸着面S1において、接着層30の厚さ方向視で冷媒流路21と重なる位置は、他の位置より温度が低くなる傾向にある。本実施形態の静電チャック100では、接着層30に形成された空間OSが、接着層30の厚さ方向視で冷媒流路21と重なる位置に配置されるため、当該位置において冷媒によるセラミックス板10の冷却効果が抑制され、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
また、本実施形態の静電チャック100では、接着層30が、他の部分より密度の高い高密度部分32を有する。接着層30の各高密度部分32は、接着層30の厚さ方向視で、高密度部分32以外の部分(他の部分)と重ならない。接着層30における高密度部分32では、ベース板20とセラミックス板10との間の伝熱性が向上し、ベース板20の内部に形成された冷媒流路に供給される冷媒によるセラミックス板10の冷却効果が高められる。そのため、接着層30の適切な位置に高密度部分32を配置することにより、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
なお、セラミックス板10の吸着面S1において、接着層30の厚さ方向視でヒータ50と重なる位置は、他の位置より温度が高くなる傾向にある。本実施形態の静電チャック100では、接着層30の高密度部分32が、接着層30の厚さ方向視でヒータ50と重なる位置に配置されるため、当該位置において冷媒によるセラミックス板10の冷却効果が高められ、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
また、セラミックス板10の吸着面S1において、接着層30の厚さ方向視で冷媒流路21と重ならない位置は、他の位置より温度が高くなる傾向にある。本実施形態の静電チャック100では、接着層30の高密度部分32が、接着層30の厚さ方向視で冷媒流路21と重ならない位置に配置されるため、当該位置において冷媒によるセラミックス板10の冷却効果が高められ、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
なお、接着層30における空間OSの数、形状、配置等や、高密度部分32の数、形状、配置等を適切に設定することにより、ヒータ50による加熱と冷媒流路21への冷媒の供給との実行中に、セラミックス板10の吸着面S1の各位置における温度差を3℃以内とすることができる。セラミックス板10の吸着面S1の各位置における温度差を3℃以内とすることにより、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を十分に向上させることができるため、好ましい。
また、本実施形態の静電チャック100の製造方法では、セラミックス板10の吸着面S1において、他の領域より低温となる傾向にある低温領域CAが特定され、セラミックス板10とベース板20との間に、接着層30の厚さ方向視で低温領域CAと重なる位置に接着層30を厚さ方向に貫通しない少なくとも1つの空間OSが形成されるように接着剤が配置され、接着剤を硬化させることにより接着層30が形成される。そのため、この方法に従って製造された静電チャック100では、接着層30の厚さ方向視で低温領域CAと重なる位置に空間OSが形成されることとなり、当該位置において冷媒によるセラミックス板10の冷却効果が抑制され、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
また、本実施形態の静電チャック100の製造方法では、セラミックス板10の吸着面S1において、他の領域より高温となる傾向にある高温領域HAが特定され、セラミックス板10とベース板20との間に、接着層30の厚さ方向視で高温領域HAと重なる位置に少なくとも1つの高密度部分32が形成されるように接着剤が配置され、接着剤を硬化させることにより接着層30が形成される。そのため、この方法に従って製造された静電チャック100では、接着層30の厚さ方向視で高温領域HAと重なる位置に高密度部分32が形成されることとなり、当該位置において冷媒によるセラミックス板10の冷却効果が高められ、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
B.変形例:
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態における静電チャック100の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、接着層30に2つの空間OSが形成されているが、接着層30に形成される空間OSの数は任意である。また、上記実施形態では、空間OSは、ベース板20のベース側接着面S3に面するように形成されているが、空間OSの構成は必ずしもこれに限られない。例えば、空間OSは、ベース板20のベース側接着面S3に面しないが、セラミックス板10のセラミックス側接着面S2に面するように形成され、接着層30を厚さ方向に貫通しないとしてもよい。この構成は、静電チャック100の製造工程(図5)において、第1のシート状接着剤As1ではなく第2のシート状接着剤As2に貫通孔OPを形成することにより実現可能である。また、空間OSが、ベース板20のベース側接着面S3にもセラミックス板10のセラミックス側接着面S2にも面しないように形成され、接着層30を厚さ方向に貫通しないとしてもよい。この構成は、静電チャック100の製造工程(図5)において、第1のシート状接着剤As1の下側(ベース板20側)に、貫通孔OPを有さない第3のシート状接着剤をさらに配置することにより実現可能である。
また、上記実施形態では、接着層30に形成された空間OSは、接着層30の厚さ方向視で、ヒータ50と重ならず、かつ、冷媒流路21と重なる位置に配置されているが、空間OSの配置はこれに限られない。例えば、空間OSが、ヒータ50と重ならず、かつ、冷媒流路21と重なる位置以外であっても、セラミックス板10の吸着面S1において比較的低温となる傾向にある領域(低温領域CA)と上下方向に重なる位置に配置されれば、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
また、上記実施形態では、接着層30に2つの高密度部分32が存在するが、接着層30に存在する高密度部分32の数は任意である。また、接着層30に高密度部分32が存在しないとしてもよい。また、上記実施形態では、高密度部分32は、接着層30の厚さ方向視で、ヒータ50と重なり、かつ、冷媒流路21と重ならない位置に配置されているが、高密度部分32の配置はこれに限られない。例えば、高密度部分32が、ヒータ50と重なり、かつ、冷媒流路21と重ならない位置以外であっても、セラミックス板10の吸着面S1において比較的高温となる傾向にある領域(高温領域HA)と上下方向に重なる位置に配置されれば、セラミックス板10の吸着面S1における温度分布の均一性を向上させることができる。
また、上記実施形態における各部材を形成する材料は、あくまで例示であり、各部材が他の材料により形成されてもよい。また、上記実施形態では、ヒータ50がセラミックス板10の内部に配置されるとしているが、ヒータ50が、セラミックス板10の内部ではなく、セラミックス板10のベース板20側(セラミックス板10と接着層30との間)に配置されるとしてもよい。この場合には、接着層30は、セラミックス板10とヒータ50との少なくとも一方と、ベース板20とを接着することになる。
また、上記実施形態では、冷媒流路21がベース板20の内部に形成されるとしているが、冷媒流路21が、ベース板20の内部ではなく、ベース板20の表面(例えばベース板20と接着層30との間)に形成されるとしてもよい。また、上記実施形態では、セラミックス板10の内部に一対の内部電極40が設けられた双極方式が採用されているが、セラミックス板10の内部に1つの内部電極40が設けられた単極方式が採用されてもよい。
また、上記実施形態における静電チャック100の製造方法はあくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、セラミックス板10の吸着面S1における低温領域CAと高温領域HAとが特定されるとしているが、それらの内の一方のみ(例えば、低温領域CAのみ)が特定されるとしてもよい。
また、上記実施形態では、接着層30は2枚のシート状接着剤Asにより形成されるとしているが、接着層30は、3枚以上のシート状接着剤Asにより形成されるとしてもよいし、ペースト状接着剤Apにより形成されるとしてもよい。
本発明は、静電引力を利用してウェハWを保持する静電チャック100に限らず、セラミックス板とベース板とを備え、セラミックス板の表面上に対象物を保持する他の保持装置(例えば、真空チャック等)にも適用可能である。
10:セラミックス板 20:ベース板 21:冷媒流路 30:接着層 32:高密度部分 40:内部電極 50:ヒータ 100:静電チャック

Claims (7)

  1. 第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面と、を有する板状のセラミックス板と、
    第3の表面を有する板状であり、前記第3の表面が前記セラミックス板の前記第2の表面に対向するように配置され、冷媒流路が形成されたベース板と、
    前記セラミックス板の内部、または、前記セラミックス板の前記ベース板側に配置されたヒータと、
    前記セラミックス板と前記ベース板との間に配置され、前記セラミックス板と前記ヒータとの少なくとも一方と前記ベース板とを接着する接着層と、
    を備え、前記セラミックス板の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置において、
    前記接着層の内部には、前記接着層を厚さ方向に貫通しない少なくとも1つの空間が形成されており、
    前記接着層は、前記接着層の厚さ方向視で前記空間と重ならない第1の部分と、前記接着層の厚さ方向視で前記第1の部分と重ならず、かつ、前記第1の部分より高密度である少なくとも1つの第2の部分と、を含むことを特徴とする、保持装置。
  2. 請求項1に記載の保持装置において、
    前記空間の少なくとも1つは、前記接着層の厚さ方向視で、前記ヒータと重ならない位置に配置されていることを特徴とする、保持装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の保持装置において、
    前記空間の少なくとも1つは、前記接着層の厚さ方向視で、前記冷媒流路と重なる位置に配置されていることを特徴とする、保持装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の保持装置において、
    前記第2の部分の少なくとも1つは、前記接着層の厚さ方向視で、前記ヒータと重なる位置に配置されていることを特徴とする、保持装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の保持装置において、
    前記第2の部分の少なくとも1つは、前記接着層の厚さ方向視で、前記冷媒流路と重ならない位置に配置されていることを特徴とする、保持装置。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の保持装置において、
    前記ヒータによる加熱と前記冷媒流路への冷媒の供給との実行中に、前記セラミックス板の前記第1の表面の各位置における温度差が3℃以内であることを特徴とする、保持装置。
  7. 第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面と、を有する板状のセラミックス板と、第3の表面を有する板状であり、前記第3の表面が前記セラミックス板の前記第2の表面に対向するように配置され、冷媒流路が形成されたベース板と、前記セラミックス板の内部、または、前記セラミックス板の前記ベース板側に配置されたヒータと、前記セラミックス板と前記ベース板との間に配置され、前記セラミックス板と前記ヒータとの少なくとも一方と前記ベース板とを接着する接着層と、を備え、前記セラミックス板の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置の製造方法において、
    前記セラミックス板と前記ベース板とを準備する工程と、
    前記セラミックス板の前記第1の表面において、他の領域より低温となる傾向にある低温領域を特定する工程と、
    前記セラミックス板の前記第1の表面において、前記他の領域より高温となる傾向にある高温領域を特定する工程と、
    前記セラミックス板と前記ベース板との間に、前記接着層の厚さ方向視で前記低温領域に重なる位置に、前記接着層を厚さ方向に貫通しない少なくとも1つの空間が形成されるように、かつ、前記接着層の厚さ方向視で前記低温領域と重ならない第1の部分と、前記接着層の厚さ方向視で前記第1の部分と重ならず、前記接着層の厚さ方向視で前記高温領域に重なり、かつ、前記第1の部分より高密度である少なくとも1つの第2の部分と、が形成されるように、接着剤を配置し、前記接着剤を硬化させることにより前記接着層を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする、保持装置の製造方法。
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