JP6273959B2 - 清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置においては、先ず、感光体等からなる像保持体の表面を帯電装置によって帯電して電荷を形成し、画像信号を変調したレーザー光等で静電潜像を形成する。その後、帯電したトナーにより静電潜像を現像して可視化したトナー像が形成される。そして、トナー像を中間転写体を介して、あるいは直接記録紙等の被転写体に静電的に転写し、被転写体に定着することにより画像が得られる。
画像形成装置においては、構成部材の表面に付着した異物を除去するための清掃部材が配置されている。
例えば、特許文献1には、「環状に巻いた帯であって少なくとも外周面が発泡体からなる、該外周面が被清掃体の表面と接触する清掃帯と、前記清掃帯の内周面に接触して前記被清掃体との間に該清掃帯を挟み込む、該清掃帯を、該被清掃体の表面の移動に伴って移動するように保持した、その移動する清掃帯を前記外周面に沿った循環経路に導く保持部材とを備えたことを特徴とする清掃器」が開示されている。
特開2010−230788号公報
本発明は、被清掃部材に対する押圧力を抑えつつ高いクリーニング性が得られる清掃部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、以下の発明が提供される。
請求項1の発明は、無端のベルト形状を有し、被清掃部材の表面と接触して清掃を行う外周面に凸状部が点在しており、前記凸状部の高さが0.2mm以上2mm以下であり、前記外周面において前記凸状部が存在する領域の比率が5%以上70%以下であり、前記外周面を構成する発泡弾性層を有する画像形成装置用の清掃部材である。
請求項2の発明は、前記凸状部が、前記外周面に不規則に点在する請求項1に記載の画像形成装置用の清掃部材である。
請求項3の発明は、前記凸状部が、前記外周面において少なくとも幅方向の両端部に点在する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置用の清掃部材である。
請求項4の発明は、前記凸状部が、前記外周面において周方向及び前記幅方向に点在する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材である。
請求項5の発明は、記発泡弾性層の前記凸状部が存在する領域よりも前記凸状部以外の領域で厚さが薄くなるように厚さ方向に圧縮されている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材である。
請求項の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材と、前記画像形成装置用の清掃部材が周方向に回転するように前記画像形成装置用の清掃部材を支持する支持部材と、を備える画像形成装置用の清掃ユニットである。
請求項の発明は、被帯電体を帯電させる帯電部材を含む帯電ユニットと、前記帯電部材の表面を清掃する請求項に記載の画像形成装置用の清掃ユニットと、を備える帯電装置である。
請求項の発明は、前記画像形成装置用の清掃部材を支持する前記支持部材が、前記帯電ユニットと一体化されている請求項に記載の帯電装置である。
請求項の発明は、請求項又は請求項に記載の帯電装置を少なくとも備え、画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジである。
請求項1の発明は、像保持体と、請求項又は請求項に記載の帯電装置を有し、前記像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、帯電された前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像保持体に形成された前記潜像を、トナーを含む現像剤によって現像してトナー像とする現像手段と、前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、を備える画像形成装置である。
請求項1、2、3、4、の発明によれば、被清掃部材と接触して清掃を行う外周面に凸状部が点在しない無端ベルト状の清掃部材に比べ、被清掃部材に対する押圧力を抑えつつ高いクリーニング性が得られる清掃部材が提供される。
請求項の発明によれば、前記凸状部の高さが上記範囲外である場合に比べ、高いクリーニング性が得られるともに被清掃部材に対する押圧力のムラが抑制される清掃部材が提供される。
請求項6、7、の発明によれば、被清掃部材と接触して清掃を行う外周面に凸状部が点在しない無端ベルト状の清掃部材を備える場合に比べ、被清掃部材に対する押圧力を抑えつつ高いクリーニング性が得られる画像形成装置用の清掃ユニット、帯電装置が提供される。
請求項、1の発明によれば、帯電部材と接触して清掃を行う外周面に凸状部が点在しない無端ベルト状の清掃部材を備える場合に比べ、画像の濃度ムラの発生を抑制しつつ高いクリーニング性が得られるプロセスカートリッジ、画像形成装置用が提供される。
本実施形態に係る清掃部材を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置用の帯電装置の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置用の帯電装置の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係る清掃部材における凸状部と被清掃部材が接触したときの状態を示す概略図である。 本実施形態に係る清掃部材の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係る清掃部材の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本実施形態に係る帯電装置の一例を示す概略図である。
以下、本発明の一例である実施形態について説明する。なお、同じ機能・作用を有する部材には、全図面と通して同じ符号を付与し、その説明を省略する場合がある。
本実施形態に係る清掃部材(以下、「クリーニング部材」又は「クリーニングベルト」と称する場合がある。)を用いて清掃する対象(被清掃部材)は特に限定されないが、例えば、画像形成装置用の清掃部材として好適であり、より具体的には、帯電ロール、転写ロール等の表面を清掃する部材として好適に使用される。
以下、代表例として、ロール状の帯電部材(帯電ロール)を清掃する清掃部材として用いる場合について主に説明する。
(清掃部材)
本実施形態に係る清掃部材は、無端のベルト形状を有し、被清掃部材の表面と接触して清掃を行う外周面に凸状部が点在している。
図1は、本実施形態に係る清掃部材の一例を概略的に示し、図2A、図2Bは、それぞれ本実施形態に係る清掃部材を備えた帯電装置の構成の一例を概略的に示している。本実施形態に係る清掃部材100は、外周面を構成する最外層として弾性層を有し、外周面の周方向X及び幅方向Y(外周面において周方向と直交する方向)に凸状部が点在している。
本実施形態に係る清掃部材は、例えば図2Aに示すように2本のロール112によって張力を持って支持される、若しくは、弾性や強度の弱いロールを用いて、図2Bに示すように1本のロール112にて押しつけて、帯電ロール22との接触領域において外周面を構成する弾性層が帯電ロールの表面形状に沿って弾性変形した状態で周方向に回転することで帯電ロールの表面に付着しているトナー等の異物が除去される。本実施形態に係る清掃部材を帯電ロールの清掃部材として用いれば、高いクリーニング性が得られるとともに帯電ロールの感光体に対する押圧変動に起因する画像の濃度ムラが抑制される。その理由は以下のように推測される。
例えば、管状の芯体の外周面に弾性層が円筒状又は螺旋状に設けられている清掃部材(以下「管状のクリーニング部材」と称する場合がある。)は、簡素な定変位の構成で使用した場合、帯電ロールに対する押圧力が、帯電ロールが感光体を押圧する力にも影響し、感光体の帯電性に影響し易い。
一方、無端ベルト状の清掃部材は、簡素な定変位の構成で使用した場合でも、2本ロールによる張架の場合には外周面の一部が帯電ロールと接触する領域において帯電ロールの表面形状(円弧状)に弾性変形した状態で回転することで、管状のクリーニング部材に比べて帯電ロールに対する接触面積が大きくなり、帯電ロールに対する単位面積当たりの押圧力が低減される。低強度の1本ロールを用いた場合には、帯電ロールへの押圧変動を前記ロールが吸収し、帯電ロールへの押圧力を低減しつつ、押圧変動が低減される。そのため、クリーニングベルトを用いれば、帯電ロールによる感光体に対する押圧力の影響が抑制される反面、帯電ロールに対する押圧力が小さくなることで、帯電ロールに対するクリーニング性が低下し易い。
本実施形態に係るクリーニングベルトは、例えば図2Aに示すようにクリーニングベルト100の外周面の一部が帯電ロール22の表面形状に沿って弾性変形した状態で周方向に回転する、若しくは図2Bに示すようにクリーニングベルト100を帯電ロール22へ押しつけるロール112の変形のため、帯電ロール22に対する単位面積当たりの押圧力が低減され、帯電ロール22による感光体10に対する押圧力も抑制される。一方、クリーニングベルト100の回転に伴って凸状部104が帯電ロール22に接触したときに、図3に示すように凸状部104における外周面の変形量が増すことでクリーニング性を向上させることができる。
以下、各部材について説明する。
なお、本実施形態に係るクリーニングベルト100は、弾性層102からなる1層構造としてもよいし、内周面を構成する基材層と、外周面を構成する弾性層とを有する2層構造としてもよい。例えば、内周面を構成する基材層としては例えばポリアミド製の基材層が挙げられる。また、基材層と弾性層との間に接着層等の中間層を有する積層構造としてもよい。
以下、外周面を構成する弾性層102と、弾性層102の外周面に点在する凸状部104について主に説明する。
−弾性層−
本実施形態に係るクリーニングベルト100は、外周面が弾性層102によって構成されている。図2Aに示すように、外周面を構成する弾性層102が、被清掃部材(帯電ロール)22の表面に対して押圧されて接触し、接触領域における表面形状(円弧状)に沿って弾性変形した状態で周方向に回転することで帯電ロール22の表面に付着しているトナー等の異物が除去される。若しくは、図2Bに示すように、帯電ロール22への押圧変動を前記ロール112が吸収し、帯電ロール22への押圧変動が低減される。
弾性層102は、気泡を有する材料(いわゆる発泡体)で構成された発泡弾性層102であることが望ましい。
弾性層102の構成材料としては、例えば、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミド、又はポリプロピレン等の発泡性の樹脂、或いは、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、EPDM、NBR、CR、塩素化ポリイソプレン、イソプレン、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、水素添加ポリブタジエン、ブチルゴム等のゴム材料を1種類、又は2種類以上をブレンドしてなる材料が挙げられる。
なお、これらには必要に応じて、発泡助剤、整泡剤、触媒、硬化剤、可塑剤、又は加硫促進剤等の助剤を加えてもよい。
発泡弾性層102は、特に、擦れによる被清掃部材の表面に傷を付けない、長期に渡り千切れや破損が生じないようにする観点から、引っ張りに強い発泡ポリウレタンであることが望ましい。
ポリウレタンとしては、例えば、ポリオール(例えばポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオールやアクリルポリオール等)と、イソシアネート(例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネートや4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート等)と、の反応物が挙げられ、鎖延長剤(1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパン)が含まれたものであってもよい。
そして、ポリウレタンの発泡は、例えば、水やアゾ化合物(例えばアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル等)等の発泡剤を用いて行われるのが一般的である。
発泡ポリウレタンには、必要に応じて発泡助剤、整泡剤、触媒などの助剤を加えてもよい。
そして、これらの発泡ポリウレタンの中も、エーテル系発泡ポリウレタンがよい。これは、エステル系発泡ポリウレタンは、湿熱劣化し易い傾向があるためである。エーテル系ポリウレタンは主としてシリコーンオイルの整泡剤が使用されるが、保管(特に高温高湿下での長期保管)にてシリコーンオイルが被清掃部材(例えば帯電ロール等)へ移行することによる画質欠陥が発生することがある。その為、シリコーンオイル以外の整泡剤を用いることで、発泡弾性層102の画質欠陥が抑制される。
ここで、シリコーンオイル以外の整泡剤として具体的には、例えば、Siを含まない有機系の界面活性剤(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸、ラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン系界面活性剤)が挙げられる。また、特開2005−301000に記載のシリコーン系整泡剤を用いない製法も適用できる。
なお、エステル系発泡ポリウレタンが、シリコーンオイル以外の整泡剤を用いたか否かは、成分分析により、「Si」を含むか否かで判断される。
発泡弾性層102の厚みは、例えば、0.5mm以上5mm以下がよく、望ましくは0.8mm以上4mm以下であり、より望ましくは1mm以上3mm以下である。
‐凸状部‐
凸状部104は弾性層102により構成される外周面に点在している。
ここで「凸状部」とは、帯電ロール22と接触したときに、接触した凸状部における外周面の変形量が大きくなる高さ及び形状を有する部分を意味し、「凸状部が外周面に点在」とは、複数の凸状部がクリーニングベルトの外周面の1箇所に集合せずに不規則に又は規則的に配置していることを意味する。
凸状部104の個々の形状は、厚さ方向の断面形状として、四角、台形、半円形、半楕円形など挙げられ、クリーニングベルトの外周面を平面視した場合の凸状部の平面形状として、四角等の多角形、円形、楕円形などが挙げられる。また、凸形状のクリーニングベルトの回転方向に対する角度は限定されるものではないが、凸形状の段差面は回転方向に対して10〜90°が良く、45〜90°が望ましく、更には90°がよりより望ましい。
また、凸状部104の大きさは、帯電ロール22に接触したときに弾性層102の変形量が増してクリーニング性を高める一方、押圧力の局所的な増大による感光体の帯電ムラの発生を抑制する観点から、凸状部104の高さは例えば0.2mm以上2mm以下であり、望ましくは0.2mm以上1mm以下である。
また、凸状部104の幅(径)は、例えば1mm以上20mm以下であり、望ましくは2mm以上15mm以下である。
なお、凸状部104の幅(径)及び高さは、クリーニング部材100の外周面を含む弾性層102の一部を採取し、基材へ貼り付けたサンプルを、レーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いて、1mm/sのトラバース速度にてプロファイルの測定を行い、無作為で選んだ10個の凸状部104について幅、高さを測定し、それぞれの平均値とする。
また、凸状部104の平均間隔は、凸状部104の幅(径)にもよるが、高いクリーニング性を維持する観点から、外周面において凸状部104が存在する領域の比率(平面視による外周面において凸状部が存在する領域の合計面積/平面視による外周面の総面積)は5%以上70%以下が望ましく、10%以上50%以下がより望ましい。
外周面に凸状部104が点在する領域としては、帯電ロール22のトナー等による汚染は軸方向の端部において生じ易いため、例えば、図4に示すように外周面における少なくとも幅方向Yの両端部に点在することが望ましい。
また、凸状部104は外周面において規則的に又は不規則に点在してもよいが、例えば、周方向X又は幅方向Yに凸状部104が一列に配列されていると凸状部104が配列している領域のみ帯電ロール22に対する押圧力が顕著に高くなり易いため、凸状部104は外周面において不規則に点在していることが望ましい。ここで、「凸状部が不規則に点在」とは、外周面の周方向X及び幅方向Yにおける凸状部104の間隔が均等でないことを意味する。
凸状部104は、帯電ロール22に対する押圧力のムラを抑制する観点から、クリーニングベルト100が周方向Xに回転したときに幅方向Y全体にわたって周方向Xに凸状部104が少なくとも1箇所出現するように配置されていることが望ましい。
例えば、図1に示すように周方向X及び幅方向Y全体にわたって凸状部104を外周面に不規則に設けてもよいし、図5に示すように、周方向X及び幅方向Yからずれた格子状に凸状部104を配列することで周方向X及び幅方向Y全体にわたって点在させてもよい。
(クリーニング部材の製造方法)
次に、本実施形態に係るクリーニング部材100の製造方法について説明する。
本実施形態に係るクリーニング部材100の製造方法は特に限定されず、例えば、弾性材料を用いて外周面に凸状部が点在する無端ベルトを成形してもよいし、平坦な弾性層の外周面に凸状部を形成する材料を付与して凸状部を形成してもよいし、凸状部を付与した弾性シートを成形した後に繋ぎ合わせて無端ベルトにしても良よいし、発泡弾性層として発泡弾性シートに対して凸状部以外の領域で厚さが薄くなるように厚さ方向に圧縮して凸状部を点在させてもよい。
例えば、目的とする凸状部の形状、大きさ、及び配置に応じた孔を有する金型を用意し、発泡弾性層を作製するための発泡ウレタンシートに対して外周面となる側から金型によって加熱圧縮を行う。これにより、金型の孔があいている箇所のみ凸形状が形成された発泡弾性シートが得られる。
そして、凸形状が外周面に位置するように発泡弾性シートの両端部を粘着テープ等で貼り合わせて無端のベルト状にすることで外周面に凸形状が点在した発泡弾性層が得られる。
(画像形成装置等)
以下、本実施形態に係る画像形成装置について図面に基づいて説明する。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置101は、図6に示すように、例えば、矢印aで示す方向に回転する電子写真感光体10と、電子写真感光体10の上方に、電子写真感光体10に相対して設けられ、電子写真感光体10(像保持体の一例)の表面に帯電ロールが接触して帯電させる直流帯電方式の帯電装置20(帯電手段の一例)と、帯電装置20により帯電した電子写真感光体10の表面に露光して、静電潜像を形成する露光装置30(静電潜像形成手段の一例)と、露光装置30により形成された静電潜像に現像剤に含まれるトナーを付着させて電子写真感光体10の表面にトナー像を形成する現像装置40(現像手段の一例)と、電子写真感光体10に接触しつつ矢印bで示す方向に走行するとともに、電子写真感光体10の表面に形成されたトナー像を転写するベルト状の中間転写体50と、電子写真感光体10の表面をクリーニングするクリーニング装置70(クリーニング手段の一例)とを備える。
なお、本実施形態に係る画像形成装置において、例えば、帯電装置を備える部分が、画像形成装置に対して脱着されるカートリッジ構造(プロセスカートリッジ)であってもよい。プロセスカートリッジとしては、帯電装置以外に、例えば、電子写真感光体、静電潜像形成手段、現像手段、及び転写手段からなる群から選択される少なくとも一つを備えてもよい。
帯電装置20、露光装置30、現像装置40、中間転写体50、潤滑剤供給装置60及びクリーニング装置70は、電子写真感光体10を囲むように順次配設されている。なお、本実施形態では、クリーニング装置70内部に、潤滑剤供給装置60が配置された形態を説明するが、これに限られるわけではなく、クリーニング装置70とは別途、潤滑剤供給装置60を配置した形態であってもよい。
中間転写体50は、内側から、支持ロール50A、50B、背面ロール50C、及び駆動ロール50Dによって張力を付与されつつ保持されるとともに、駆動ロール50Dの回転に伴い矢印bの方向に駆動される。中間転写体50の内側における電子写真感光体10に相対する位置には、中間転写体50をトナーの帯電極性とは異なる極性に帯電させて中間転写体50の外側の面に電子写真感光体10上のトナーを吸着させる一次転写装置51が設けられている。中間転写体50の下方における外側には、記録紙P(記録媒体の一例)をトナーの帯電極性とは異なる極性に帯電させて、中間転写体50に形成されたトナー像を記録紙P上に転写する二次転写装置52が背面ロール50Cに対向して設けられている。なお、これら、電子写真感光体10に形成されたトナー像を記録紙Pへ転写するための部材が転写手段の一例に相当する。
中間転写体50の下方には、さらに、二次転写装置52に記録紙Pを供給する記録紙供給装置53と、二次転写装置52においてトナー像が形成された記録紙Pを搬送しつつ、トナー像を定着させる定着装置80とが設けられている。
記録紙供給装置53は、1対の搬送ロール53Aと、搬送ロール53Aで搬送される記録紙Pを二次転写装置52に向かって誘導する誘導案内板53Bと、を備える。一方、定着装置80は、二次転写装置52によってトナー像が転写された記録紙Pを加熱・押圧することにより、トナー像の定着を行う1対の熱ロールである定着ロール81と、定着ロール81に向かって記録紙Pを搬送する搬送回転体82とを有する。
記録紙Pは、記録紙供給装置53と二次転写装置52と定着装置80とにより、矢印cで示す方向に搬送される。
中間転写体50には、さらに、二次転写装置52において記録紙Pにトナー像を転写した後に中間転写体50に残ったトナーを除去するクリーニングブレードを有する中間転写体クリーニング装置54が設けられている。
以下、本実施形態に係る画像形成装置101における主な構成部材の詳細について説明する。
(電子写真感光体)
電子写真感光体10は、例えば、導電性支持体上に下引層が配置され、その上に電荷発生層、及び電荷輸送層が順次配置された構造を有する。なお、電荷発生材料と電荷輸送材料とを同一の層(単層型感光層)に含有する単層型感光層を有するものでもよい。また、最表面層として保護層を備えた構成としてもよい。
(帯電装置)
帯電装置20は、被帯電体である電子写真感光体10に接触して帯電させる帯電部材(帯電ロール)22を含む帯電ユニットと、帯電部材22の表面を清掃する清掃ユニット114とを有する。
ここで、帯電部材22は、例えば図2Aに示すごとく、導電性芯体22Aの周囲に発泡弾性層22Bが形成されたロールであり、芯体22Aは回転自在に支持されている。帯電部材22の感光体10と反対側には、帯電部材22の清掃部材100が接触して、帯電装置(ユニット)を構成している。この清掃部材100として、本実施形態に係る清掃部材(クリーニングベルト)100が用いられる。
図2Aに示すように、帯電装置20は、矢印a方向に回転する感光体10に接触して従動することで矢印d方向に回転する帯電ロール22と、この帯電ロール22を清掃する清掃ユニット114とを備えている。清掃ユニット114は、帯電ロール22に付着した付着物を除去するクリーニングベルト100と、クリーニングベルト100が架け回された懸架ローラ112とを備えている。
クリーニングベルト100は、矢印d方向に回転する帯電ロール22に接触して矢印e方向に従動循環する無端ベルトであり、外周面が発泡弾性層で構成され、且つ外周面には凸状部が点在している。
懸架ローラ112は、クリーニングベルト100が周方向(矢印eの方向)に回転するように支持する部材であり、クリーニングベルト100の内周面に接触し、クリーニングベルト100の外周面の一部を帯電ロール22の外周面に対して押圧し、クリーニングベルト100の循環移動に伴って矢印fの方向に回転する一対の回転ロールである。一対の懸架ローラ112によって保持されたクリーニングベルト100の外周面の一部が帯電ロール22の周面の一部に円弧状に接触している。感光体10の矢印a方向への回転に伴って帯電ロール22が従動して矢印d方向に回転し、帯電ロール22の矢印d方向への回転に伴ってクリーニングベルト100が矢印e方向に回転することでクリーニングベルト100との接触領域において帯電ロール22の表面がクリーニングされる。
なお、帯電ロール22とクリーニングベルト100との接触領域及び押圧は、クリーニングベルト100の周長及び帯電ロール22に対する懸架ローラ112の位置関係によって調整される。
帯電部材(帯電ロール)22の構成としては、特に限定されるものではないが、例えば、芯体22A、発泡弾性層22B、若しくは発泡弾性層の代わりに樹脂層を有する構成が挙げられる。
発泡弾性層22Bは単層構成からなるものであってよく、幾つもの機能を持った複数の異なる層からなる積層構成であってもよい。更には、発泡弾性層の上に表面処理を行ってもよい。
芯体22Aの材質としては快削鋼、ステンレス鋼等を使用し、摺動性等の用途に応じて材質及び表面処理方法は適時選択するのが望ましい。また、メッキ処理するのが望ましい。導電性を有さない材質の場合、メッキ処理等一般的な処理により加工して導電化処理を行ってもよいし、そのまま使用してもよい。
発泡弾性層は導電性発泡弾性層とするが、導電性発泡弾性層は、例えば、弾性を有するゴム等の弾性材、導電性発泡弾性層の抵抗を調整するカーボンブラックやイオン導電材等の導電材、必要に応じて軟化剤、可塑剤、硬化剤、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、シリカ又は炭酸カルシウム等の充填剤等、通常ゴムに添加され得る材料を加えてもよい。通常ゴムに添加される材料を添加した混合物を、導電性の芯体の周面に被覆することにより形成される。抵抗値の調整を目的とした導電剤として、マトリックス材に配合されるカーボンブラックやイオン導電剤等の電子及びイオンの少なくとも一方を電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したもの等が用いられる。また、弾性材は発泡体であってもかまわない。
なお、本実施形態に係るクリーニングベルト100を支持する部材は懸架ローラ112に限らず、例えば、帯電ロール22を含む帯電ユニットと一体化した支持部材によってクリーニングベルト100を帯電ロール22に接触させる帯電装置としてもよい。例えば、図2B、図7に示すように、帯電ロール22の芯体22Aを、感光体10の回転に従動して回転するように支持するとともに、クリーニングベルト100の外周面を帯電ロール22の周面に押圧して帯電ロール22の回転に従動して回転するようにクリーニングベルト100の内周面に接触する支持部122を備えた支持体130を有する帯電装置としてよい。なお、クリーニングベルト100の支持部122は、例えば樹脂製の支持部材(軸)によって構成することで、軸にたわみを持たせてクリーニングベルト100の外周面を帯電ロール22の外周面に押圧する構成としてもよい。
(露光装置)
露光装置30としては、例えば、電子写真感光体10の表面に、半導体レーザ光、LED光、液晶シャッタ光等の光を、像様に露光する光学系機器等が挙げられる。光源の波長は電子写真感光体10の分光感度領域にあるものがよい。半導体レーザの波長としては、例えば、780nm前後に発振波長を有する近赤外がよい。しかし、この波長に限定されず、600nm台の発振波長レーザや青色レーザとして400nm以上450nm以下に発振波長を有するレーザも利用してもよい。また、露光装置30としては、例えばカラー画像形成のためにはマルチビーム出力するタイプの面発光型のレーザ光源も有効である。
(現像装置)
現像装置40は、例えば、現像領域で電子写真感光体10に対向して配置されており、例えば、トナー及びキャリアからなる2成分現像剤を収容する現像容器41(現像装置本体)と、補給用現像剤収納容器(トナーカートリッジ)47と、を有している。現像容器41は、現像容器本体41Aとその上端を塞ぐ現像容器カバー41Bとを有している。
現像容器41は、例えば、その内側に、現像ロール42を収容する現像ロール室42Aを有しており、現像ロール室42Aに隣接して、第1攪拌室43Aと第1攪拌室43Aに隣接する第2攪拌室44Aとを有している。また、現像ロール室42A内には、例えば、現像容器カバー41Bが現像容器本体41Aに装着された時に現像ロール42表面の現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材45が設けられている。
第1攪拌室43Aと第2攪拌室44Aとの間は例えば仕切り壁41Cにより仕切られており、図示しないが、第1攪拌室43A及び第2攪拌室44Aは仕切り壁41Cの長手方向(現像装置長手方向)両端部に開口部が設けられて通じており、第1攪拌室43A及び第2攪拌室44Aによって循環攪拌室(43A+44A)を構成している。
そして、現像ロール室42Aには、電子写真感光体10と対向するように現像ロール42が配置されている。現像ロール42は、図示しないが磁性を有する磁性ロール(固定磁石)の外側にスリーブを設けたものである。第1攪拌室43Aの現像剤は磁性ロールの磁力によって現像ロール42の表面上に吸着されて、現像領域に搬送される。また、現像ロール42はそのロール軸が現像容器本体41Aに回転自由に支持されている。ここで、現像ロール42と電子写真感光体10とは、同方向に回転し、対向部において、現像ロール42の表面上に吸着された現像剤は、電子写真感光体10の進行方向とは逆方向から現像領域に搬送するようにしている。
また、現像ロール42のスリーブには、不図示のバイアス電源が接続され、現像バイアスが印加されるようになっている(本実施形態では、現像領域に交番電界が印加されるように、直流成分(DC)に交流成分(AC)を重畳したバイアスを印加)。
第1攪拌室43A及び第2攪拌室44Aには現像剤を攪拌しながら搬送する第1攪拌部材43(攪拌・搬送部材)及び第2攪拌部材44(攪拌・搬送部材)が配置されている。第1攪拌部材43は、現像ロール42の軸方向に伸びる第1回転軸と、回転軸の外周に螺旋状に固定された攪拌搬送羽根(突起部)とで構成されている。また、第2攪拌部材44も、同様に、第2回転軸及び攪拌搬送羽根(突起部)とで構成されている。なお、攪拌部材は現像容器本体41Aに回転自由に支持されている。そして、第1攪拌部材43及び第2攪拌部材44は、その回転によって、第1攪拌室43A及び第2攪拌室44Aの中の現像剤は互いに逆方向に搬送されるように配設されている。
そして、第2攪拌室44Aの長手方向一端側には、補給用トナー及び補給用キャリアを含む補給用現像剤を第2攪拌室44Aへ供給するための補給搬送路46の一端が連結されており、補給搬送路46の他端には、補給用現像剤を収容している補給用現像剤収納容器47が連結されている。
このように現像装置40は、補給用現像剤収納容器(トナーカートリッジ)47から補給搬送路46を経て補給用現像剤を現像装置40(第2攪拌室44A)へ供給する。
ここで、現像装置40に使用される現像剤について説明する。
現像剤は、トナーとキャリアを含む二成分系現像剤が採用される。
まず、トナーについて説明する。
トナーは、例えば、結着樹脂、着色剤、及び必要に応じて離型剤等の他の添加剤を含むトナー粒子と、必要に応じて外添剤と、を含んで構成される。
トナー粒子は、平均形状係数(形状係数=(ML/A)×(π/4)×100で表される形状係数の個数平均、ここでMLは粒子の最大長を表し、Aは粒子の投影面積を表す)が100以上150以下であることが望ましく、105以上145以下であることがより望ましく、110以上140以下であることがさらに望ましい。さらに、トナーとしては、体積平均粒子径が3μm以上12μm以下であることが望ましく、3.5μm以上10μm以下であることがより望ましく、4μm以上9μm以下であることがさらに望ましい。
トナー粒子は、特に製造方法により限定されるものではないが、例えば、結着樹脂、着色剤及び離型剤、必要に応じて帯電制御剤等を加えて混練、粉砕、分級する混練粉砕法;混練粉砕法にて得られた粒子を機械的衝撃力又は熱エネルギーにて形状を変化させる方法;結着樹脂の重合性単量体を乳化重合させ、形成された分散液と、着色剤及び離型剤、必要に応じて帯電制御剤等の分散液とを混合し、凝集、加熱融着させ、トナー粒子を得る乳化重合凝集法;結着樹脂を得るための重合性単量体と、着色剤及び離型剤、必要に応じて帯電制御剤等の溶液を水系溶媒に懸濁させて重合する懸濁重合法;結着樹脂と、着色剤及び離型剤、必要に応じて帯電制御剤等の溶液とを水系溶媒に懸濁させて造粒する溶解懸濁法等により製造されるトナー粒子が使用される。
また上記方法で得られたトナー粒子をコアにして、さらに凝集粒子を付着、加熱融合してコアシェル構造をもたせる製造方法等、公知の方法が使用される。なお、トナーの製造方法としては、形状制御、粒度分布制御の観点から水系溶媒にて製造する懸濁重合法、乳化重合凝集法、溶解懸濁法が望ましく、乳化重合凝集法が特に望ましい。
そして、トナーは、上記トナー粒子及び上記外添剤をヘンシェルミキサー又はVブレンダー等で混合することによって製造される。また、トナー粒子を湿式にて製造する場合は、湿式にて外添してもよい。
一方、キャリアとしては、鉄粉、ガラスビーズ、フェライト粉、ニッケル粉又はそれ等の表面に樹脂を被覆したものが使用される。また、キャリアとトナーとの混合割合は、特に制限はなく、周知の範囲で設定される。
(転写装置)
一次転写装置51、及び二次転写装置52としては、例えば、ベルト、ロール、フィルム、ゴムブレード等を用いた接触型転写帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン転写帯電器やコロトロン転写帯電器等のそれ自体公知の転写帯電器が挙げられる。
中間転写体50としては、導電剤を含んだポリイミド、ポリアミドイミド、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエステル、ゴム等のベルト状のもの(中間転写ベルト)が使用される。また、中間転写体の形態としては、ベルト状以外に円筒状のものが用いられる。
(クリーニング装置)
クリーニング装置70は、筐体71と、筐体71から突出するように配設されるクリーニングブレード72と、クリーニングブレード72の電子写真感光体10回転方向下流側に配置される潤滑剤供給装置60と、を含んで構成されている。
なお、クリーニングブレード72は、筐体71の端部で支持された形態であってもよし、別途、支持部材(ホルダー)により支持される形態であってもよいが、本実施形態では、筐体71の端部で支持された形態を示している。
まず、クリーニングブレード72について説明する。
クリーニングブレード72を構成する材料としては、ウレタンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、プロロピレンゴム、ブタジエンゴム等が挙げられる。これらの中で、ウレタンゴムがよい。
ウレタンゴム(ポリウレタン)は、例えば、通常、ポリウレタンの形成に用いられるものであれば特に限定されない。例えば、ポリオール(例えばポリエチレンアジペート、ポリカプロラクトンなどのポリエステルポリオール等)とイソシアネート(例えばジフェニルメタンジイソシアネート等)とからなるウレタンプレポリマーが挙げられる。また、ウレタンゴム(ポリウレタン)は、例えば、1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパン、エチレングリコールやこれらの混合物などの架橋剤を原料とするものよい。
次に、潤滑剤供給装置60について説明する。
潤滑剤供給装置60は、例えば、クリーニング装置70の内部であって、クリーニングブレード72よりも電子写真感光体10の回転方向上流側に設けられている。
潤滑剤供給装置60としては、例えば、電子写真感光体10と接触して配置される回転ブラシ61と、回転ブラシ61に接触して配置される固形状の潤滑剤62と、で構成されている。潤滑剤供給装置60では、固形状の潤滑剤62と接触した状態で回転ブラシ61を回転させることで、回転ブラシ61に潤滑剤62が付着すると共に、その付着した潤滑剤62が電子写真感光体10の表面に供給され、当該潤滑剤62の皮膜が形成される。
なお、潤滑剤供給装置60は、上記形態に限られず、例えば、回転ブラシ61の代わりにゴムロールを採用した形態であってもよい。
次に、本実施形態に係る画像形成装置101の動作について説明する。まず、電子写真感光体10が矢印aで示される方向に沿って回転すると同時に、帯電装置20により負に帯電する。
帯電装置20によって表面が負に帯電した電子写真感光体10は、露光装置30により露光され、表面に潜像が形成される。
電子写真感光体10における潜像の形成された部分が現像装置40に近づくと、現像装置40(現像ロール42)により、潜像にトナーが付着し、トナー像が形成される。
トナー像が形成された電子写真感光体10が矢印aに方向にさらに回転すると、トナー像は中間転写体50の外側の面に転写する。
トナー像が中間転写体50に転写されたら、記録紙供給装置53により、二次転写装置52に記録紙Pが供給され、中間転写体50に転写されたトナー像が二次転写装置52により、記録紙P上に転写される。これにより、記録紙Pにトナー像が形成される。
画像が形成された記録紙Pは、定着装置80でトナー像が定着される。
本実施形態に係る画像形成装置では、帯電装置として、帯電部材と清掃部材とのユニットで構成した形態を説明したが、つまり、被清掃部材として帯電部材を採用した形態を説明したが、これに限られず、被清掃部材としては、感光体(像保持体)、転写装置(転写部材;転写ロール)、中間転写体(中間転写ベルト)が挙げられる。そして、これら被清掃部材とこれに接触して配置される清掃部材とのユニットを、画像形成装置に直接配置してもよいし、上記同様にプロセスカートリッジのようにカートリッジ化して画像形成装置に配置してもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、上記構成に限られず、中間転写体を備えず、感光体に形成したトナー像を紙等の記録媒体に直接転写する画像形成装置、タンデム方式のカラーの画像形成装置等、周知の画像形成装置を採用してもよい。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
(クリーニング部材1の作製)
長方形状の発泡ウレタン(EP−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シート(長さ:30mm、幅:224mm、厚み:5.0mm)に対して、厚みが2.0mmになるように、シート面積より大きいSUS板を用いて加熱圧縮した。SUS板は一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、各軸方向位置に少なくとも周方向に1か所、周方向は7mm間隔で全体の面積率が20%)の厚みが2.7mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いて、凸形状を付与したウレタンシートを作製した。
このシートの平面側ののり代部に両面テープを張り付けた後、φ8mmのシャフトに巻き付けて、平板上に押しつけ両面テープを密着させた。その後、シャフトから発泡ウレタンを抜き取り、凸形状を有する発泡ウレタンの無端ベルトを作製した。
(帯電ロールの作製)
−発泡弾性層の形成−
下記混合物をオープンロールで混練りし、SUS416からなる直径6mmの導電性支持体の表面に、厚さ1.5mmとなるように円筒状に被覆した。これを、内径18.0mmの円筒型の金型に入れ、170℃で30分間加硫させ、金型から取り出した後、研磨して円筒状の導電性発泡弾性層Aを得た。
・ゴム材・・・・・100質量部
(エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム)Gechron3106:日本ゼオン社製)
・導電剤(カーボンブラック アサヒサーマル:旭カーボン社製)・・・・・25質量部
・導電剤(ケッチェンブラックEC:ライオン社製)・・・・・8質量部
・イオン導電剤(過塩素酸リチウム)・・・・・1質量部
・加硫剤(硫黄)200メッシュ:鶴見化学工業社製 ・・・・・1質量部
・加硫促進剤(ノクセラーDM:大内新興化学工業社製)・・・・・2.0質量部
・加硫促進剤(ノクセラーTT:大内新興化学工業社製)・・・・・0.5質量部
−表面層の形成−
下記混合物をビーズミルにて分散し得られた分散液Aを、メタノールで希釈し、導電性発泡弾性層Aの表面に浸漬塗布した後、140℃で15分間加熱乾燥し、厚さ4μmの表面層を形成し、導電性ロールを得た。これを帯電ロールとした。
・高分子材料・・・・・100質量部
(共重合ナイロン)アラミンCM8000:東レ社製
・導電剤・・・・30質量部
(アンチモンドープ酸化スズ)SN−100P:石原産業社製
・溶剤(メタノール)・・・・・500質量部
・溶剤(ブタノール)・・・・・240質量部
得られた帯電ロールの周長は37.7mmであった。
[実施例2]
(クリーニング部材2の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、各軸方向位置に少なくとも周方向に1か所、周方向は不規則、全体の面積率が20%)の厚みが2.7mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材2を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例3]
(クリーニング部材3の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、各周方向位置に少なくとも軸方向に1か所、軸方向は不規則、全体の面積率が6%)の厚みが2.7mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材3を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例4]
(クリーニング部材4の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、軸・周方向に不規則、全体の面積率が15%)の厚みが2.7mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材4を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例5]
(クリーニング部材5の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、軸方向両端45mm位置において各軸方向位置に少なくとも周方向に1か所、周方向は7mm間隔、全体の面積率が8%)の厚みが2.7mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材5を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例6]
(クリーニング部材6の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、軸方向両端45mm位置において軸・周共に不規則、全体の面積率が6%)の厚みが2.7mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材6を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例7]
(クリーニング部材7の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、各軸方向位置に少なくとも周方向に1か所、周方向は不規則、全体の面積率が20%)の厚みが2.1mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材7を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例8]
(クリーニング部材8の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、各軸方向位置に少なくとも周方向に1か所、周方向は不規則、全体の面積率が20%)の厚みが2.2mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材8を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例9]
(クリーニング部材9の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、各軸方向位置に少なくとも周方向に1か所、周方向は不規則、全体の面積率が20%)の厚みが3.5mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材9を作製した。
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例10]
(クリーニング部材10の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、各軸方向位置に少なくとも周方向に1か所、周方向は不規則、全体の面積率が20%)の厚みが4.0mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材10を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[実施例11]
(クリーニング部材11の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、一部分(軸方向幅15mm、周方向幅5mmの長方形を、各軸方向位置に少なくとも周方向に1か所、周方向は不規則、全体の面積率が20%)の厚みが4.2mm、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材11を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[比較例1]
(クリーニング部材12の作製)
加熱圧縮に用いるSUS板を、のり代部(長手方向の両縁5mmの領域)の厚み1mmとなる形状のものを用いた以外は、実施例1と同様にして、クリーニング部材12を作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1と同一の帯電ロールを使用した。
[評価]
各例で作製したクリーニング部材と帯電ロールを用いて、帯電ロールへの押圧変動に起因する濃度ムラとクリーニング性の評価を行った。
なお、クリーニング部材の装着は、プロセスカートリッジに固定できる1本の樹脂シャフト(φ5)へクリーニング部材の内側を通し、帯電ロールとクリーニング部材の食い込み量が0.7mmとなるように、帯電ロールとクリーニング部材との軸間距離を調整した。具体的には、クリーニング部材及び帯電ロールを、上記のようにクリーニング部材を装着できるように改造したカラープリンター DocuPrintC2110(富士ゼロックス社製)のプロセスカートリッジへ装着し、下記の帯電ロールへの押圧変動に起因する濃度ムラとクリーニング性の評価を行った。なお、帯電ロールに印加する電圧、帯電ロールの回転速度、及び使用する現像剤は、各例で同じにした。
(帯電ロールの押圧変動に起因する濃度ムラ評価試験)
帯電ロールの押圧変動に起因する濃度ムラ評価試験は、10℃・20%の環境下において、濃度30%のハーフトーン画像を1枚出力して行った。すなわち、得られた濃度30%のハーフトーン画像について、目視で、以下の3段階評価で行った。
A:画質上の濃度ムラが発生していない
B:画質上の濃度ムラが発生しているものの許容できる
C:画質上の濃度ムラが許容できないレベルで発生している
(クリーニング性評価試験)
クリーニング性評価試験は、帯電ロールの押圧変動に起因する濃度ムラ評価試験後、A4用紙上に画像平均密度5%の画質パターンを150,000枚印字した後に、濃度30%のハーフトーン画像を1枚出力して行った。得られた濃度30%のハーフトーン画像について、以下の3段階評価で行った。なお、帯電ロールの押圧変動に起因する濃度ムラ評価試験にて発生した濃度ムラは無視して評価を行った。なお、出力したA4用紙の端部(短辺の両端40mmの領域)と端部以外の領域についてそれぞれ評価した。
A: 画質上の濃度ムラが発生していない
B: 画質上の濃度ムラが発生しているものの許容できる
C: 画質上の濃度ムラが許容できないレベルで発生している
評価結果を表1に示す。
上記結果から、本実施例は、比較例に比べ、クリーニング性及び濃度ムラの評価が共に良好であることがわかる。
10 電子写真感光体(像保持体)、20 帯電装置、22 帯電ロール(帯電部材)、22A 導電性芯体、22B 発泡弾性層、30 露光装置、40 現像装置、41 現像容器、42 現像ロール、50 中間転写体、51 一次転写装置、52 二次転写装置、53 記録紙供給装置、54 中間転写体クリーニング装置、60 潤滑剤供給装置、70 感光体クリーニング装置、80 定着装置、100 帯電ロール清掃部材(クリーニングベルト)、101 画像形成装置、102 弾性層、104 凸状部、112 懸架ローラ、114 清掃ユニット、122 支持部、130 支持体、200、300 帯電ロール清掃部材(クリーニングベルト)、P 記録紙

Claims (10)

  1. 無端のベルト形状を有し、被清掃部材の表面と接触して清掃を行う外周面に凸状部が点在しており、前記凸状部の高さが0.2mm以上2mm以下であり、前記外周面において前記凸状部が存在する領域の比率が5%以上70%以下であり、前記外周面を構成する発泡弾性層を有する画像形成装置用の清掃部材。
  2. 前記凸状部が、前記外周面に不規則に点在する請求項1に記載の画像形成装置用の清掃部材。
  3. 前記凸状部が、前記外周面において少なくとも幅方向の両端部に点在する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置用の清掃部材。
  4. 前記凸状部が、前記外周面において周方向及び幅方向に点在する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材。
  5. 記発泡弾性層の前記凸状部が存在する領域よりも前記凸状部以外の領域で厚さが薄くなるように厚さ方向に圧縮されている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材と、
    前記画像形成装置用の清掃部材が周方向に回転するように前記画像形成装置用の清掃部材を支持する支持部材と、
    を備える画像形成装置用の清掃ユニット。
  7. 被帯電体を帯電させる帯電部材を含む帯電ユニットと、
    前記帯電部材の表面を清掃する請求項6に記載の画像形成装置用の清掃ユニットと、
    を備える帯電装置。
  8. 前記画像形成装置用の清掃部材を支持する前記支持部材が、前記帯電ユニットと一体化されている請求項7に記載の帯電装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の帯電装置を少なくとも備え、
    画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジ。
  10. 像保持体と、
    請求項7又は請求項8に記載の帯電装置を有し、前記像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、
    帯電された前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
    前記像保持体に形成された前記潜像を、トナーを含む現像剤によって現像してトナー像とする現像手段と、
    前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、
    を備える画像形成装置。
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