JP5365732B2 - 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本実施形態に係るプロセスカートリッジは、像保持体と像保持体の表面を帯電させる前記帯電装置とを備える。本実施形態のプロセスカートリッジは、必要に応じて、帯電した像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、像保持体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー像を被転写体に転写する転写手段と、転写後の像保持体表面を清掃する像保持体清掃手段とからなる群より選択される少なくとも一種を備えていてもよい。
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体と、像保持体の表面を帯電させる前記帯電装置と、像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、像保持体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー像を被転写体に転写する転写手段と、転写後の像保持体の表面を清掃する像保持体清掃手段と、を備える。また、本実施形態に係る画像形成装置は、上記プロセスカートリッジを使用するものであってもよい。
<帯電部材清掃部材の作製>
SUS303のΦ6mm円筒芯材上に接着剤としてホットメルト(日進化学製、BR4301)を塗布し、弾性層として芯穴を形成した発泡ウレタン(INOAC社製、商品名ERG−H)の15mm角材を芯材の外周に成型した上で90℃のオーブンで接着を行った。
下記組成の混合物をオープンロールで混練りし、SUS303の直径8mmの導電性芯材表面に接着層を介してプレス成形機を用いて直径15mmのロールを形成、その後研磨により直径14mmの導電性弾性ロールを得た。
ゴム材(エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、Gechron3106、日本ゼオン社製) 100質量部
導電剤(カーボンブラック、アサヒサーマル、旭カーボン社製) 15質量部
導電剤(ケッチェンブラックEC、ライオン社製) 5質量部
イオン導電剤(過塩素酸リチウム) 1質量部
加硫剤(硫黄、200メッシュ、鶴見化学工業社製) 1質量部
加硫促進剤(ノクセラーDM、大内新興化学工業社製) 2.0質量部
加硫促進剤(ノクセラーTT、大内新興化学工業社製) 0.5質量部
加硫促進助剤(酸化亜鉛、酸化亜鉛1種、正同化学工業社製) 3質量部
ステアリン酸 1.5質量部
下記組成の混合物をビーズミルにて分散して得られた分散液を、MEK(メチルエチルケトン)15質量部で希釈し、導電性弾性ロールの表面に浸漬塗布した後、180℃で30分間加熱乾燥し、厚さ7μmの表面層を形成し、帯電部材である帯電ロールを得た。
高分子材料(飽和共重合ポリエステル樹脂溶液、バイロン30SS、東洋紡績社製) 100質量部
硬化剤(アミノ樹脂溶液、スーパーベッカミンG−821−60、大日本インキ化学工業社製) 26.3質量部
導電剤a1(カーボンブラック、MONARCH1000、キャボット社製) 10質量部
印字条件:A3用紙(富士ゼロックス社製 J紙)前面をハーフトーン50%で出力
判定基準:
◎:帯電部材に起因するスジ、または濃度ムラの発生なし
○:帯電部材に起因するスジ、または濃度ムラの発生はないが、帯電部材表面に汚れあり
×:帯電部材に起因するスジ、または濃度ムラの発生あり
帯電部材清掃部材の作製において、曲がり形成用金型内に装着しプレス圧力を変え、真直度0.14mmの帯電部材清掃部材を作製し、実験に用いたこと以外は実施例1と同じ方法で帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。芯材と円筒状弾性層との同軸度は0.14mmであった。結果を表1に示す。
帯電部材清掃部材の作製において、曲がり形成用金型内に装着しプレス圧力を変え、真直度0.35mmの帯電部材清掃部材を作製し、実験に用いたこと以外は実施例1と同じ方法で帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。芯材と円筒状弾性層との同軸度は0.35mmであった。結果を表1に示す。
実施例1で得られた帯電部材清掃部材と帯電ロールを平均ニップ量0.56mmの導電性ベアリングにて一体保持構造とし帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1で得られた帯電部材清掃部材と帯電ロールを平均ニップ量1.0mmの導電性ベアリングにて一体保持構造とし帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。結果を表1に示す。
帯電部材清掃部材の作製において、曲がり形成用金型内に装着しプレス圧力を変え、真直度0.1mmの帯電部材清掃部材を作製し、実験に用いたこと以外は実施例1と同じ方法で帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。芯材と円筒状弾性層との同軸度は0.12mmであった。結果を表1に示す。
帯電部材清掃部材の作製において、曲がり形成用金型内に装着しプレス圧力を変え、真直度0.4mmの帯電部材清掃部材を作製し、実験に用いたこと以外は実施例1と同じ方法で帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。芯材と円筒状弾性層との同軸度は0.4mmであった。結果を表1に示す。
<帯電部材清掃部材の作製>
SUS303のΦ6mm円筒芯材上に接着剤としてホットメルト(日進化学製、BR4301)を塗布し、弾性層として芯穴を形成した発泡ウレタン(INOAC社製、商品名ERG−H)の15mm角材を芯材の外周に成型した上で90℃のオーブンで接着を行った。
帯電部材清掃部材の作製において、円筒研削盤の回転軸芯に対してチャックの偏芯状態を変え、円周方向の肉厚差が0.28mmの帯電部材清掃部材を作製し、実験に用いたこと以外は実施例6と同じ方法で帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。芯材と円筒状弾性層との同軸度は0.14mmであった。結果を表2に示す。
帯電部材清掃部材の作製において、円筒研削盤の回転軸芯に対してチャックの偏芯状態を変え、円周方向の肉厚差が0.7mmの帯電部材清掃部材を作製し、実験に用いたこと以外は実施例6と同じ方法で帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。芯材と円筒状弾性層との同軸度は0.35mmであった。結果を表2に示す。
実施例6で得られた帯電部材清掃部材と実施例1で得られた帯電ロールを平均ニップ量0.56mmの導電性ベアリングにて一体保持構造とし帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。結果を表2に示す。
実施例6で得られた帯電部材清掃部材と実施例1で得られた帯電ロールを平均ニップ量1.0mmの導電性ベアリングにて一体保持構造とし帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。結果を表2に示す。
帯電部材清掃部材の作製において、円筒研削盤の回転軸芯に対してチャックの偏芯状態を変え、円周方向の肉厚差が0.2mmの帯電部材清掃部材を作製し、実験に用いたこと以外は実施例6と同じ方法で帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。芯材と円筒状弾性層との同軸度は0.1mmであった。結果を表2に示す。
帯電部材清掃部材の作製において、円筒研削盤の回転軸芯に対してチャックの偏芯状態を変え、円周方向の肉厚差が0.8mmの帯電部材清掃部材を作製し、実験に用いたこと以外は実施例6と同じ方法で帯電ユニットを作製し、実施例1と同じ評価を行った。芯材と円筒状弾性層との同軸度は0.4mmであった。結果を表2に示す。
Claims (5)
- 円筒状の帯電部材と、
前記帯電部材に接触し連れ回りながら前記帯電部材の表面を清掃するための、芯材と前記芯材の外周に形成された円筒状弾性層とを有する帯電部材清掃部材と、
を有し、
前記芯材と前記円筒状弾性層との同軸度が、前記帯電部材の半径r1と前記帯電部材清掃部材の半径r2及び前記帯電部材と前記帯電部材清掃部材との軸間距離Aから求めた平均ニップ量((r1+r2)−A)の1/5以上1/2以下の範囲であり、
前記帯電部材清掃部材の円筒状弾性層の周方向の肉厚差が、前記帯電部材と前記帯電部材清掃部材との平均ニップ量の2/5以上1以下の範囲であることを特徴とする帯電装置。 - 請求項1に記載の帯電装置であって、
前記帯電部材と前記帯電部材清掃部材の芯材とを定変位で保持するベアリング機構を有することを特徴とする帯電装置。 - 請求項1または2に記載の帯電装置であって、
前記円筒状弾性層が、連泡構造を有する多孔質の発泡体により構成されていることを特徴とする帯電装置。 - 像保持体と、前記像保持体の表面を帯電させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の帯電装置とを備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 像保持体と、前記像保持体の表面を帯電させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の帯電装置と、前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像保持体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、前記像保持体の表面に形成されたトナー像を被転写体に転写する転写手段と、転写後の前記像保持体の表面を清掃する像保持体清掃手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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