JP5768575B2 - 清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 - Google Patents
清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5768575B2 JP5768575B2 JP2011171925A JP2011171925A JP5768575B2 JP 5768575 B2 JP5768575 B2 JP 5768575B2 JP 2011171925 A JP2011171925 A JP 2011171925A JP 2011171925 A JP2011171925 A JP 2011171925A JP 5768575 B2 JP5768575 B2 JP 5768575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic layer
- cleaning member
- charging roll
- fixing member
- shaft body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
これに対し、帯電ロールの表面に板状のブラシやスポンジを接触させ、帯電ロールの表面汚れを掻き落とす清掃方式が提案されている。また、ロール状の清掃部材を帯電ロールの表面に接触させる清掃方式も提案されている。これらの態様において、例えば清掃ローラの帯部の両端の表面は、帯電ローラおよび清掃ローラの回転中に、帯電ローラから離隔して帯電ローラに接触しない態様が試されている(例えば特許文献1参照)。
請求項1に係る発明は、
円筒状の軸体と、
前記軸体の外周面に螺旋状に巻き付けられ、被清掃体に接触して該被清掃体の表面を清掃するシート状の弾性層と、
前記弾性層を前記軸体に固定する固定部材と、を有し、
下記条件(1−1)および条件(2−1)を満たす清掃部材である。
[条件(1−1)] 前記固定部材は、前記弾性層を外周面側から前記軸体側に向かって貫通し且つ前記軸体にささる状態で固定されることで、前記弾性層を前記軸体に固定しており、前記固定部材の前記軸体表面から径方向に突出している部分の高さが、前記弾性層の厚さ未満である
[条件(2−1)] 前記弾性層の前記固定部材が貫通している部分における前記弾性層短手方向の少なくとも一端の高さが、前記弾性層の厚さに等しい
下記条件(1−2)および条件(2−2)を満たす請求項1に記載の清掃部材である。
[条件(1−2)] 前記弾性層が前記被清掃体の表面に接触した際に、前記固定部材は前記被清掃体の表面に接触しない
[条件(2−2)] 前記弾性層が前記被清掃体の表面に接触した際に、前記弾性層の前記固定部材が貫通している部分における前記弾性層短手方向の少なくとも一端は前記被清掃体の表面に接触する
前記固定部材の前記軸体表面から径方向に突出している部分の頭頂部上に弾性部材を有し、前記固定部材の前記軸体表面から径方向に突出している部分の高さと前記弾性部材の厚さとの和が、前記弾性層の厚さに等しい請求項1または請求項2に記載の清掃部材である。
前記弾性部材を構成する材料が、前記弾性層を構成する材料と同一である請求項3に記載の清掃部材である。
前記固定部材は、前記弾性層の長手方向の端部に設けられている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の清掃部材である。
被帯電体を帯電させる帯電ロールと、
軸体、弾性層および固定部材を有する請求項1に記載の清掃部材が用いられ、前記軸体を中心に回転して前記弾性層が前記帯電ロールの表面に接触するよう配置され、前記帯電ロールの表面を清掃する清掃部材と、
を備える帯電装置である。
請求項6に記載の帯電装置を少なくとも備え、
画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジである。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる請求項6に記載の帯電装置と、
帯電された前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体に形成された前記潜像をトナーによってトナー像に現像する現像装置と、
前記トナー像を被転写体に転写する転写装置と、
を備える画像形成装置である。
本実施形態に係る清掃部材は、円筒状の軸体と、前記軸体の外周面に螺旋状に巻き付けられ、被清掃体に接触して該被清掃体の表面を清掃するシート状の弾性層と、前記弾性層を前記軸体に固定する固定部材と、を有し、下記条件(1−1)および条件(2−1)を満たす。
[条件(1−1)] 前記固定部材は、前記弾性層を外周面側から前記軸体側に向かって貫通し且つ前記軸体にささる状態で固定されることで、前記弾性層を前記軸体に固定しており、前記固定部材の前記軸体表面から径方向に突出している部分の高さが、前記弾性層の厚さ未満である
[条件(2−1)] 前記弾性層の前記固定部材が貫通している部分における前記弾性層短手方向の少なくとも一端の高さが、前記弾性層の厚さに等しい
本実施形態に係る清掃部材(以下単に「清掃部材」と称する)100は、図1に示すごとく、軸体(シャフト)100Aと、該軸体100Aの外周面に螺旋状に設けられた弾性層100Bと、を備えたロール状の部材である。弾性層100Bは、軸体100Aの表面に螺旋状に巻かれた状態で配置され、弾性層100Bは、例えば軸体100Aの一端から他端にかけて、軸体100Aの軸を螺旋軸とし、間隔を持って螺旋状に巻き回された状態で配置されている。
そして、弾性層100Bは固定部材120によって軸体100Aに固定されている。
尚、弾性層100Bの軸体100Aに巻き付けた状態での厚さは、短手方向中央部から端部にかけて同じ厚さであってもよいし、シート状の弾性層100Bを円筒状の軸体100Aに巻き付けているので短手方向中央部から端部にかけて異なった厚さとなっていてもよい。後者の場合、前述の「弾性層100Bの厚さ」とは対応する位置の厚さを指す。
この頭頂部120A上に上記の弾性部材130が備えられることで、清掃部材100の弾性層100Bを被清掃体に押し当てて清掃する際に、弾性部材130も被清掃体に接触するため、より良好に清掃が行われる。
ここで、図2に示す弾性層100Bの短手方向における中心部分を通る線Pと軸体100Aの軸方向の線Qとが交わる鋭角側の角度(本明細書においては「螺旋角度θ」と称す)は、45°以下であることが好ましく、更には40°以下であることがより好ましく、30°以下であることが特に好ましい。
軸体100Aに用いる材質としては、金属(例えば、アルミ、ステンレス、真鍮等)、または樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂(POM)等)が挙げられる。なお、材質および表面処理方法等は必要に応じて選択するのが望ましい。
特に、軸体100Aが金属で構成される場合メッキ処理を施すのが望ましい。また、樹脂等で導電性を有さない材質の場合、メッキ処理等の一般的な処理により加工して導電化処理を行ってもよいし、そのまま使用してもよい。
図1に示される弾性層100Bは螺旋状に配置されており、その態様は具体的には、図2に示す螺旋角度θが前述の範囲、螺旋幅R1が3mm以上25mm以下であることがよい。また、螺旋ピッチR2は、例えば、3mm以上40mm以下であることがよい。
ポリウレタンとしては、例えば、ポリオール(例えばポリエステルポリオール、ポリエーテルポリエステルやアクリルポリール等)と、イソシアネート(例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート等)と、の反応物が挙げられ、鎖延長剤(例えば1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパン等)が含まれたものであってもよい。そして、ポリウレタンの発泡は、例えば、水やアゾ化合物(例えばアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル等)等の発泡剤を用いて行われるのが一般的である。また、発泡ポリウレタンには、必要に応じて発泡助剤、整泡剤、触媒などの助剤を加えてもよい。
また、弾性層100Bの厚さ(軸体100Aに巻かれた状態での厚さ)は、0.5mm以上5mm以下が好ましく、1.5mm以上3mm以下がより好ましい。
図1に示される弾性層100Bは、例えば接着層によって軸体100Aに接着されている。接着層は軸体100Aと弾性層100Bとを接着する目的で設けられる層である。
図2および図3は、弾性層100Bの固定の一例であるが、例えば固定部材120の頭頂部120Aの径が弾性層100Bの幅よりも小さい固定部材120(例えば平鋲)を弾性層100B上から軸体100Aの中心に向かって打ち込むことで固定される。ここで、頭頂部120Aの径が弾性層100Bの幅よりも小さい平鋲を使用することで、弾性層100Bの短手方向端部100Cおよび100Dは、弾性層100Bの厚さと等しくなり、被清掃体に接触する高さとなる。また固定部材120の頭頂部120Aを、被清掃体に接触しない状態とし得る。
尚、軸体100Aの固定部材120を打ち込む領域を、例えばポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂とすることで、より容易に固定部材120の打ち込みが行われる。また、軸体100Aへの固定部材120の打ち込みが容易でない場合には、軸体100Aの固定部材120の打ち込まれる箇所に予め貫通穴を設けておくことが好ましい。
以下、本実施形態に係る画像形成装置について図面に基づいて説明する。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
以下、帯電ロールの説明をするが、本実施形態では以下の構成に限定されるものではない。符号は省略して説明する。
共重合ナイロンは、610ナイロン、11ナイロン、12ナイロンの内のいずれか1種または複数種を重合単位として含むものであって、この共重合体に含まれる他の重合単位としては、6ナイロン、66ナイロン等が挙げられる。ここで、610ナイロン、11ナイロン、12ナイロンよりなる重合単位が共重合体中に含まれる割合は、重量比で合わせて10%以上であるのが望ましい。
カーボンブラックはpH4.0以下が望ましい。
[帯電ロールクリーニング部材]
ポリエーテルとイソシアネートとを混合し、得られたウレタン樹脂を加熱硬化させ、3次元網目構造からなるウレタン材料(INOAC社製、EP70)を、厚さ2.35mmのシート状にスライスし、両面テープを貼り付けた後、幅6mm、長さ232mm(長さは最低長)の短冊状に裁断した。
軸体としてステンレス(SUS304)シャフト(外径Φ6mm、L=230mm)を用意し、螺旋角度θ:26°となるよう、前記シートを前記シャフトに螺旋状に巻きつけた。なお、シャフトの両端からそれぞれ軸方向に9.5mm内側の位置で且つシートが貼り付けられる位置に、あらかじめ直径2mmの貫通穴を開けた。
こうしてステンレスシャフトにシートを巻きつけた後、芯部に接着剤を塗布し、頭頂部の外径3mm、頭頂部の厚さ1mm、芯部の長さ7mmの平鋲を、頭頂部でシートを押さえる方向にして該シートを貫通させ、更に前記貫通穴へ通し、該貫通穴の反対側から突き出した前記平鋲の芯部をシャフトの外周面の高さまで削って除去した。
次いで、シャフトに螺旋状に巻き付けられた前記シートのうち、下記帯電ロールに押し当てた際に接触しない軸方向外側の不要部分を除去し、帯電ロールクリーニング部材を得た。
エピクロルヒドリンゴム100質量部にイオン導電剤PEL−100(日本カーリット社製)3質量部を添加して十分混練した後、これを押し出し成形後、φ6mm、L=240mmのSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫をおこなった後、研磨によって求められる外径に加工を行い、端部外径Φ8.95mm、中央部外径φ9.00mmとなるように加工した。次いでゴム端部を切断加工し、ゴム長を215mmとした。その後、この帯電ロール表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5μmでコーティングし、帯電ロールを得た。
上記より得た帯電ロールクリーニング部材および帯電ロールを、帯電ロールと帯電ロールクリーニング部材の食い込み量を決める専用軸受け(導電性POM製)と共にDELL製C3110cnのプロセスカートリッジに組み込み、DELL製C3110cnに取り付けて連続印字テストを実施した。
尚、帯電ロールクリーニング部材と帯電ロールとの取り付け方法であるが、帯電ロールクリーニング部材のウレタンシートの短手方向端部が0.3mmだけ帯電ロールに食い込むようそれぞれの軸間距離を固定(定変位取り付け)し、従動回転するよう取り付けて使用した。すなわち、帯電ロールと帯電ロールクリーニング部材の平鋲部の間には0.4mmの隙間を持っている。
帯電ロールクリーニング部材におけるウレタンシート剥がれには、断続回転動作の繰り返しがストレスとなるため、この印字テストは30%濃度ハーフトーン画像1枚を1動作として指示を送ることでその都度回転動作が止まり、断続回転するように実施した。
この断続回転の試験において、感光体ドラム25,000回転毎に、(1)帯電ロールクリーニング部材の目視によるウレタンシート部の剥がれの有無、(2)ウレタンシート固定位置付近の画像を目視観察することによる、帯電ロールのクリーニング不良に起因するバックグラウンドカブリの有無、(3)ウレタンシート固定位置付近の画像を目視観察することによる、ウレタンシートの固定部材(平鋲)が帯電ロールに接触し帯電ロールが傷つくことに起因する縦筋の有無を評価した。
印字テストは最大で1,000,000回転まで実施し、500,000回転時点で上記(1)〜(3)全てが問題未発生であった場合の判定を○、いずれか1つでも問題発生した場合を×とした。また、帯電ロールのクリーニング状態如何に関わらず、ウレタンシートの剥がれを確認した時点でテストを終了した。
実施例1の帯電ロールクリーニング部材において、ステンレスシャフト長を200mmとし、その両端部に、外径φ6mm、長さ15mmのポリカーボネート樹脂をそれぞれ接着剤を用いて接着し、シャフト全長230mmの帯電ロールクリーニング部材用シャフトを作製した。
その後、実施例1と同様の方法でウレタンシートを螺旋状に巻き付け、平鋲をシャフトの貫通穴に通すのではなく直接シャフトのポリカーボネート樹脂部に突き刺した以外、実施例1と同様の方法でウレタンシート端部を固定し、帯電ロールクリーニング部材とした。
こうして作製した帯電ロールクリーニング部材および実施例1と同様の帯電ロールを用いて、実施例1と同様の印字テストを実施した。結果を表1に示す。
実施例1の帯電ロールクリーニング部材において、短冊状ウレタンシートと同じ素材のシート部材を平鋲頭頂部のサイズに合わせて切り出し、実施例1と同様に作製した帯電ロールクリーニング部材の平鋲頭頂部へ貼りつけた。その後、シャフトの外周面から平鋲頭頂部に貼り付けられたシート部材までの高さが、平鋲での固定による凹みの影響がない部分でのウレタンシート短手方向端部の厚さと等しくなるように頭頂部上のシート部材を研削した。
こうして作製した帯電ロールクリーニング部材および実施例1と同様の帯電ロールを用いて、実施例1と同様の印字テストを実施した。結果を表1に示す。
実施例1の帯電ロールクリーニング部材において、シャフトに螺旋状に巻き付けられたウレタンシートのうち帯電ロールに押し当てた際に接触しない軸方向外側の不要部分の除去を行わずに、前記印字テストの際に専用軸受けに接触する部分のウレタンシートの除去のみを行った以外は実施例1と同様の方法により、前記帯電ロールのゴム長よりも軸方向外側部分までウレタンシートが存在する帯電ロールクリーニング部材を作製した。
こうして作製した帯電ロールクリーニング部材および実施例1と同様の帯電ロールを用いて、実施例1と同様の印字テストを実施した。結果を表1に示す。
実施例1の帯電ロールクリーニング部材において、ステンレスシャフトへのウレタンシートの巻きつけを、印字テスト時に帯電ロールへ突入する側のウレタンシート短手方向端部側へ2.5mmずらして行った後、実施例1と同様の平鋲でウレタンシートを貫通させ更に平鋲を前記貫通穴へ通すことで、ウレタンシートとステンレスシャフトを固定した。この際、ウレタンシートの巻き付け位置をずらしたことによって、ウレタンシート短手方向端部のうち印字テスト時に帯電ロールへ突入する側とは反対側の端部は、平鋲によって押さえられ帯電ロールに接触しない高さとなっている。
こうして作製した帯電ロールクリーニング部材および実施例1と同様の帯電ロールを用いて、実施例1と同様の印字テストを実施した。結果を表1に示す。
実施例1の帯電ロールクリーニング部材において、短冊状ウレタンシートと同じ素材のシート部材を平鋲頭頂部のサイズに合わせて切り出し、実施例1と同様に作製した帯電ロールクリーニング部材の平鋲頭頂部へ貼りつけた。その後、シャフトの外周面から平鋲頭頂部に貼り付けられたシート部材までの高さが、平鋲での固定による凹みの影響がない部分でのウレタンシート短手方向中央部の厚さと等しくなるように頭頂部上のシート部材を研削した。
こうして作製した帯電ロールクリーニング部材および実施例1と同様の帯電ロールを用いて、実施例1と同様の印字テストを実施した。結果を表1に示す。
実施例1における帯電ロールクリーニング部材で端部を平鋲で固定しない以外は実施例1と同様の帯電ロールクリーニング部材を作製した。このようにして作製した帯電ロールクリーニング部材および実施例1と同様の帯電ロールを用いて、実施例1と同様の印字テストを実施した。結果を表1に示す。
実施例1の帯電ロールクリーニング部材において、シャフトの外周面から平鋲頭頂部までの高さが2.0mmとなるように平鋲を貫通穴へ通した以外は、実施例1と同様の帯電ロールクリーニング部材を作製した。すなわち、平鋲頭頂部の高さとウレタンシートの厚みの差(ウレタンシート厚み−頭頂部高さ)は、最小で「0.0mm」である。
このようにして作製した帯電ロールクリーニング部材および実施例1と同様の帯電ロールを用いて、実施例1と同様の印字テストを実施した。この時、帯電ロールクリーニング部材は実施例1と同様の定変位軸受を用いてカートリッジに装着したため、前記平鋲頭頂部は周辺のウレタンシート部よりもさらに0.1mmだけ帯電ロールに食い込んでいる。結果を表1に示す。
Claims (8)
- 円筒状の軸体と、
前記軸体の外周面に螺旋状に巻き付けられ、被清掃体に接触して該被清掃体の表面を清掃するシート状の弾性層と、
前記弾性層を前記軸体に固定する固定部材と、を有し、
下記条件(1−1)および条件(2−1)を満たす清掃部材。
[条件(1−1)] 前記固定部材は、前記弾性層を外周面側から前記軸体側に向かって貫通し且つ前記軸体にささる状態で固定されることで、前記弾性層を前記軸体に固定しており、前記固定部材の前記軸体表面から径方向に突出している部分の高さが、前記弾性層の厚さ未満である
[条件(2−1)] 前記弾性層の前記固定部材が貫通している部分における前記弾性層短手方向の少なくとも一端の高さが、前記弾性層の厚さに等しい - 下記条件(1−2)および条件(2−2)を満たす請求項1に記載の清掃部材。
[条件(1−2)] 前記弾性層が前記被清掃体の表面に接触した際に、前記固定部材は前記被清掃体の表面に接触しない
[条件(2−2)] 前記弾性層が前記被清掃体の表面に接触した際に、前記弾性層の前記固定部材が貫通している部分における前記弾性層短手方向の少なくとも一端は前記被清掃体の表面に接触する - 前記固定部材の前記軸体表面から径方向に突出している部分の頭頂部上に弾性部材を有し、前記固定部材の前記軸体表面から径方向に突出している部分の高さと前記弾性部材の厚さとの和が、前記弾性層の厚さに等しい請求項1または請求項2に記載の清掃部材。
- 前記弾性部材を構成する材料が、前記弾性層を構成する材料と同一である請求項3に記載の清掃部材。
- 前記固定部材は、前記弾性層の長手方向の端部に設けられている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の清掃部材。
- 被帯電体を帯電させる帯電ロールと、
軸体、弾性層および固定部材を有する請求項1に記載の清掃部材が用いられ、前記軸体を中心に回転して前記弾性層が前記帯電ロールの表面に接触するよう配置され、前記帯電ロールの表面を清掃する清掃部材と、
を備える帯電装置。 - 請求項6に記載の帯電装置を少なくとも備え、
画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジ。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる請求項6に記載の帯電装置と、
帯電された前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体に形成された前記潜像をトナーによってトナー像に現像する現像装置と、
前記トナー像を被転写体に転写する転写装置と、
を備える画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011171925A JP5768575B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | 清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011171925A JP5768575B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | 清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013037118A JP2013037118A (ja) | 2013-02-21 |
JP5768575B2 true JP5768575B2 (ja) | 2015-08-26 |
Family
ID=47886788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011171925A Expired - Fee Related JP5768575B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | 清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5768575B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019139255A (ja) * | 2019-05-30 | 2019-08-22 | 株式会社イノアックコーポレーション | クリーニングローラ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008304729A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Ricoh Co Ltd | 帯電装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP5540714B2 (ja) * | 2010-01-13 | 2014-07-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 清掃体、清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置 |
JP5418238B2 (ja) * | 2010-01-13 | 2014-02-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 清掃部材、清掃装置、組立体、画像形成装置 |
-
2011
- 2011-08-05 JP JP2011171925A patent/JP5768575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013037118A (ja) | 2013-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5445553B2 (ja) | 清掃部材 | |
JP5365681B2 (ja) | 清掃部材 | |
JP5447224B2 (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5577710B2 (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2012014011A (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6035811B2 (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5447223B2 (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5493890B2 (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6661973B2 (ja) | 清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置 | |
JP5365756B2 (ja) | 帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5768575B2 (ja) | 清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 | |
JP2013152493A (ja) | 帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6217489B2 (ja) | 清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5370461B2 (ja) | 清掃部材 | |
JP2015152863A (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5630097B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2014153551A (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2012053391A (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 | |
JP5909955B2 (ja) | 清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2011145417A (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2017173737A (ja) | 清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2016057539A (ja) | 清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5982858B2 (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5664695B2 (ja) | 清掃部材 | |
JP2011145418A (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150526 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150527 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150608 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5768575 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |