JP3012468U - 液体吸取機 - Google Patents

液体吸取機

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JP3012468U
JP3012468U JP1994012382U JP1238294U JP3012468U JP 3012468 U JP3012468 U JP 3012468U JP 1994012382 U JP1994012382 U JP 1994012382U JP 1238294 U JP1238294 U JP 1238294U JP 3012468 U JP3012468 U JP 3012468U
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JP
Japan
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liquid
roller
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storage tank
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JP1994012382U
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Inventor
良彰 坂井
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有限会社アート工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】地面や床等に滞溜して居る液体を、連続的に吸
い取って回収し、又は除去出来るようにする。 【構成】スポンジ状吸液体5を有するエンドレスベルト
4,ローラ1および2,絞りローラ3,ローラ用軸7,
8,9,貯液タンク12,ハンドル14,自在キヤスタ
15,支持梁11,液切り板13,フレーム10から構
成される。フレーム10に、軸7、8によって取り付け
られたローラ1,2にエンドレスベルト4を掛け渡し、
絞りローラ3をローラ2の近くに設ける。絞りローラ3
の直下に、貯液タンク12を支持梁11上に乗せて、フ
レーム10の後端に、自在キヤスタ15をセットしたも
の。液切り板13は、絞りローラ3の下部近くに固定す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、地面や床に滞溜して居る液体を連続的に吸い取り回収し、又は除 去することを目的とした、液体吸収機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、地面や床等に滞溜して居る液体を、回収又は除去するには、電動又はエ ンジン式の動力による負圧発生装置によって、負圧を発生させ、吸引ノズルから 、周辺の空気と共に該液体を吸い取って行ふか、又は、(雑巾)(モップ)(ス ポンジ)等を、人の手によって液の滞溜面に押し当てたり、拭いたりする事によ って行って居た。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
従来の、動力機械装置による場合には、電線、空気管、燃料等の動力源の装置 が必要で、その構造も複雑となり、重量も重いものになり勝であった。従って、 液が滞溜して居る面の材質、状態周囲条件によっては、液体吸い取り作業が、や り難かったり、出来ない場合もあった。又負圧により、液体を吸い込む事から、 液体と同時に他の物体も同時に吸引する事になり、面を構成する事を目的として 存在する物質、例えば砂利や砂等粒状の物質を同時に吸引してしまったり、芝生 の芽を傷めたりし易かった。又雑布、モップ、スポンジ等を用いた手作業では、 能率が悪く、広い面の作業には適して居なかった。 この考案が解決しようとする課題は、特別な動力源を必要とせず、従って電源 ケーブルや燃料タンクを必要とせず、機械的負圧装置を利用しないから重量の軽 減を実現し、簡単な機構と操作によって、面の状態や質を傷つける事無く、連続 的に、床や地表面に滞溜して居る液体を吸い取り、回収し、除去する事が出来る 液体吸取機を提供する事である。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この考案に係る液体吸取機は、以上の様な課題を解決したもので、次の様なも のである。 この考案に係る液体吸取機は、スポンジ状吸液体(5)を有するエンドレスベ ルト(4),ベルト走行用ローラ(1)および(2)、絞りローラ(3)、貯液 タンク(12)およびこれら各部品を1体に構成するフレーム(10)の組合わ せから成って居る。 エンドレスベルト(4)には、スポンジ状吸液体(5)が1体に単列又は複数 列取り付けられて居る。スポンジ状吸液体(5)は,後で紹介する実施例の様に 、エンドレスベルト(4)に沿って連続同一断面のものでも良く、溝(6)を有 するものでも、又ブロック状に間欠的に配したものでも良い。又エンドレスベル ト(4)は、1本でも良く、本装置を走行旋回操作し易くする為に、複数列に分 割しても良い。エンドレスベルト(4)を複数列にする場合は、ローラ(1), ローラ(2)およびローラ(3)も、エンドレスベルト(4)の列数に合わせて 分割し、それぞれ独立して回転出来る様にする。 エンドレスベルト(4)を回転走行させる為に、ローラ(1),ローラ(2) をフレーム(10)に装着し、ローラ(2)部にスポンジ状吸液体(5)を圧縮 する為の絞りローラ(3)を設ける。絞りローラ(3)の取付位置は、ローラ( 2)に近接して居なくても良い。絞りローラ(3)の下方に位置する様に、貯液 タンク(12)を設ける。貯液タンクはフレーム(10)に対し、容易に着脱出 来る様にする。フレーム(10)には、後で紹介する実施例の様に、本液体吸着 機を支持する車輪(17)を設けても良いし、別の走行装置,例えば自動車等に 連結して使用する為の連結金具(18)を設ける等しても良い。
【0005】
【作用】
ローラ(1)部の外周を折り返しているスポンジ状吸液体(5)を、目的とす る液体滞溜面に接地さ、フレーム(10)をハンドル(14)により押して、エ ンドレスベルト(4)をローラ(1),ローラ(2)の周縁を回り乍ら走行させ る。この時、スポンジ状吸液体(5)の上側走行部は、上方から下方へ走行しロ ーラ(1)に到達した部分は、ローラ(1)の外周を回りながら、接地面(16 )と、ローラ(1)の下部との間に挟まれて圧縮され、体積を減少させながら、 ローラ(1)の最下点を通過す。この後スポンジ状吸液体(5)は、エンドレス ベルト(4)の走行と共にローラ(1)の下面を回りながら、体積を複元増加さ せながら接地面から離脱する。この時スポンジ状吸液体(5)は、該接地面(1 6)上に滞溜して居た液体を吸引し、そのままエンドレスベルト(4)の走行に つれて、ローラ(2)に向って移動してゆく。 1本のエンドレスベルト(4)に対して、ベルト縦方向に複数列のスポンジ状 吸液体(5)を設ける場合の理由は、ローラ(1)の下面で、圧縮されたスポン ジ状吸液体(5)が接地面(16)上の滞溜液を、進行方向へ押しやる状態とな るとき、スポンジ状吸液体(5)の列の切れ間から,該滞溜液がローラ(1)の 下部を通ってローラ(1)の進行方向の背後に回り込み、体積を増加しながら走 行するスポンジ状吸液体(5)に吸引され易くする為である。 液体を吸引したスポンジ状吸液体(5)は、上方に移動走行し、絞りローラ( 3)によって絞られ、吸引して居た液体は絞り出される。 該液体は貯液タンク(12)内に落下して回収される。このとき、スポンジ状 吸液体(5)に設けた溝(6)は、絞り出された液体がスポンジ状吸液体(5) に沿って流下するとき、液体の流れを切って、液体が貯液タンク(12)内に落 下し易くする作用を果す。
【0006】
【実施例】
実施例1 図1は実施例1を示す側面図であり、図2は、図1に示す矢印に係る背面図で ある。 実施例1の液体吸取機は、溝(6)付のスポンジ状吸液体(5)を有するエン ドレスベルト(4)、エンドレスベルト(4)に走行用ローラ(1)および(2 )、絞りローラ(3)、貯液タンク(12),液切り板(13)、各ローラ用軸 (7)(8)(9),ハンドル(14)および貯液タンク(12)支持梁(11 )を有するフレーム(10),そしてフルーム(10)後方支持用の自在キヤス ター(15)とから構成されたものである。 ローラ(1),ローラ(2)および絞りローラ(3)は、軸(7)、(8)お よび(9)によってフレーム(10)に装着され、フレーム(10)は、ハンド ル(14)、液切り板(13),貯液タンク支持用梁(11)および後方支持用 自在キヤスター(15)を有する。 貯液タンク(12)は、貯液タンク支持用梁(11)上に着脱自在に取付けら れる。溝(6)を有するスポンジ状吸液体(5)を有するエンドレスベルト(4 )を,ローラ(1),ローラ(2)間に掛け渡し、液切り板(13)を絞りロー ラ(3)の直下に設ける。 この時、スポンジ状吸液体(5)の形状は、図5に示す如く連続平板な同一断 面のものでも良く、又図6に示す如くブロック状に分割しても良く、又図7に示 す如く、エンドレスベルト(4)の縦方向に複数列(図7では2列の場合を示し た)設けても良い。 図8は、実施例2に於いて、スポンジ状吸液体(5)を溝(6)付きとし、エ ンドレスベルト(4)1條に付縦方向に2列設けた例の斜視図である。 又エンドレスベルト(4)は1條でも良く、2以上でも良い。 但し、エンドレスベルト(4)を2條以上とする場合は、ローラ(1),ロー ラ(2)および絞りローラ(3)も、それぞれのエンドレスベルト(4)に対応 して、独立して回転出来る様に、分割するものとする。 この様に構成された液体吸取機を、ハンドル(14)を持って、図1の操作方 向へ移動させて操作する。そうすれば、スポンジ状吸液体(5)は、エンドレス ベルト(4)と1体となって、ローラ(1),ローラ(2)の回りを反時計方向 に走行する。ローラ(1)部に走行したスポンジ状吸液体(5)は、液滞溜面( 16)とローラ(1)に挟まれて、本機の自重により圧縮され、その体積を減ず る。更に、スポンジ状吸液体(5)は、ローラ(1)の最下点を通過すると、本 機の自重から解放され、体積が復元増加し、この時液滞溜面の液体を吸引する。 スポンジ状吸液体(5)は、液体を吸引した状態のまま上方へ連続的に走行し 、絞りローラ(3)により、吸引した液体は絞り取られる。絞り取られた液体は 、スポンジ状吸液体(5)に沿って流下し、溝(6)及び液切り板(13)によ って貯液タンク(12)に流下し貯留される。然る後、貯液タンク(12)を本 機から取り外し、貯液タンク内に貯留された液体を、所定のところへ廃棄し、空 になった貯液タンク(12)を本機に再装着し、この操作を繰り返す事によって 目的を達する事が出来る。
【0007】 実施例2 図3は実施例2を示す斜視図である。 実施例2のものでは、実施例1に於けるベルト走行用ローラ(1)用の軸(7 )の両端部に、本体の自重の一部を支えるローラ(17)を、軸(7)に対し回 転し得る様に装着したものである。
【0008】 実施例3 図4は、実施例3を示す側面図である。 実施例3のものでは、本体の後方に、後方支持用の自在キヤスター(15)を 設けず、他の自走車輌(19)等に連結し使用する為の、連結金具(18)を有 するものである。
【0009】
【考案の効果】
この考案に係る液体吸取機は、構造、操作が簡単で、軽量小形にする事が出来 、従来技術の吸引機に比して、動力を必要としないから使用上のコストも少なく 、液体の存在する面を傷つけたり、変形させたりする影響も少なく、液体回収廃 棄作業の目的を達する事が出来る。 更に、スポンジ状吸液体の収縮膨張により、液を吸引するから、目的とする液 体以外の固体を同時に大量に吸ってしまう事もない。スポンジ状吸液体を、エン ドレス状のベルトとして連続的に走行させる事によって、少形、軽量、簡単そし て無動力の液体吸取機でありながら、大きな作業能力を発揮する事が出来る。又 他の牽引車に連結して使用する事も可能であり、狭い場所でも使用出来るから、 その用途は広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す側面図である。
【図2】図1に示す矢印に係る背面図である。
【図3】実施例2を示す斜視図である。
【図4】実施例3を示す側面図である。
【図5】連続、平板なスポンジ状吸液体の斜視断面図で
ある。
【図6】ブロック状に分割した、スポンジ状吸液体の斜
視図である。
【図7】図5に於けるスポンジ状吸液体5を、縦方向2
列にした斜視断面図である。
【図8】実施例2を示す図3に於いて、スポンジ状吸液
体5を2列にした斜視図である。
【符号の説明】
1、2 ローラ 3 絞りローラ 4 エンドレス ベルト 5 スポンジ状吸液体 6 溝 7、8、9 ローラ用軸 10 フレーム 11 支持梁 12 貯液タンク 13 液切り板 14 ハンドル 15 自在キヤスタ 16 液滞溜面 17 ローラ 18 連結金具 19 他の自走車輌
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラ(1)およびローラ(2)に、スポ
    ンジ状吸液体(5)を有するエンドレス ベルト(4)
    を掛け渡し、全周の一部を絞りローラ(3)によってス
    ポンジ状吸液体(5)を圧縮する様に形成する。貯液タ
    ンク(12)を設け、この中に絞った液体を貯留せしめ
    る様に構成した液体吸取機。
JP1994012382U 1994-08-09 1994-08-09 液体吸取機 Expired - Lifetime JP3012468U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014045898A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Sharp Corp 掃除装置
JP2015187639A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 富士ゼロックス株式会社 清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014045898A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Sharp Corp 掃除装置
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