JP2014045898A - 掃除装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹凸が形成された床面の汚水を確実に回収する。
【解決手段】掃除装置(10)は、床面5の汚水(8b)を吸収するための回転移動するスポンジ(43)と、スポンジ(43)の後方側の表面を圧縮し、スポンジ(43)が吸収した汚水(8b)を絞り出すローラ(44)と、スポンジ(43)の移動方向に対して後方側に配され、スポンジ(43)から絞り出された汚水(8b)を受ける液体受け部45とを有する液体回収機構(40)を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は液体を回収するための液体回収機構を備えた掃除装置に関する。
床面を洗浄した後の汚水を回収するためのさまざまな機構が開発されている。特許文献1には、床面洗浄機に、バキュームホースと接続されたスキージを取り付け、当該スキージで汚水を集めつつ、その集めた汚水をバキュームで吸引することで汚水を回収する技術が開示されている。
特許第4613095号(2010年10月22日登録)
しかしながら、特許文献1の技術によると、床面のうち凹凸がある個所では、スキージと床面との間に隙間ができ、バキュームによる負圧が弱くなる。このため、床面の汚水を十分に回収できないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、床面に凹凸が形成されていても、当該床面の汚水を確実に回収することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る掃除装置は、液体を物体の表面に散布し、当該物体の表面を進行方向に移動して、上記物体の表面に散布された液体を回収する掃除装置であって、上記物体の表面を回転しながら上記進行方向に移動し、上記液体を吸収するための吸水性を有する弾性部材と、上記弾性部材の表面のうち、少なくとも一部を圧縮することで、上記弾性部材が吸収した上記液体を絞り出す圧縮部材と、上記弾性部材の上記進行方向に対して後方側に配されており、上記圧縮部材が上記弾性部材から絞り出した上記液体を受ける受け部材とを有する液体回収機構を備えている。
本発明の一態様によれば、床面に凹凸が形成されていても、当該床面の汚水を確実に回収することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る掃除装置の外観を表す斜視図である。 上記掃除装置の液体回収機構の外観を表す斜視図である。 上記液体回収機構の構成を表す斜視図である。 図3のB‐B’線断面図である。 上記掃除装置の要部構成を表す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(掃除装置の全体構成)
まず、図1を用いて、本実施の形態に係る自律走行型の掃除装置10の全体の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る掃除装置10の外観を表す斜視図である。
掃除装置10は、洗浄液を使用して床面を洗浄するウェットタイプの掃除装置10である。掃除装置10は、床面(物体の表面)5に洗浄液を散布し、進行方向に移動して、床面5上に散布した洗浄液を回収する。本実施の形態では、掃除装置10は床面5上を自律して走行が可能な掃除装置であるものとして説明する。
掃除装置10は、給水タンク11と、バッテリー12と、タイヤ13と、ブラシ14と、バキューム21と、スキージ30と、液体回収機構40とを備えている。なお、掃除装置10は、これ以外にも、自律走行するために、床面5の凹凸や障害物を検出したり、その凹凸までの距離を検出したりするための検出センサ、タイヤ13を駆動するためのモータ等を備えている。
なお、掃除装置10は、必ずしも自律走行型には限定されず、作業者が押すことで床面5上を移動可能な掃除装置であってもよい。この場合、上記検出センサやモータ等は省略することができる。
掃除装置10の進行方向は、矢印Aで示す方向(図1の紙面右側から左側へ向う方向)であるものとする。
給水タンク11、バッテリー12、バキューム21、上記検出センサ等は、掃除装置10の本体を構成する本体用フレームに載置されている。ブラシ14、スキージ30、タイヤ13、及び液体回収機構40は、上記本体フレームの下方、すなわち、掃除装置10の下部に、床面5と接触するように配されている。また、ブラシ14、スキージ30、タイヤ13、及び液体回収機構40は、掃除装置10の進行方向と逆の方向(矢印Aと逆向きの方向)に向けて、この順に並んで配されている。
なお、以下の説明では、相対位置が進行方向側に位置していれば前方、進行方向と逆側に位置していれば後方と称する。すなわち、ブラシ14、スキージ30、タイヤ13、及び液体回収機構40は、この順に、前方から後方にかけて順に並んで配されている。
給水タンク11は、床面5を洗浄するための洗浄液を貯留し、また、ブラシ14と接続されている配管を通して、ブラシ14上またはブラシ14の前方へ洗浄液を給水するためのタンクである。本実施の形態では、掃除装置10は、2個の給水タンク11を備えている。
バッテリー12は、上記検出センサや、上記モータ、ブラシ14、及びバキューム21等、掃除装置10が備える各部のうち電力の供給が必要な部品に電力を供給するためのものである。
タイヤ13は、掃除装置10の走行用の車輪であり、掃除装置10の下部に、2個等、対となるよう複数個配されている。タイヤ13は、図示しないモータによって駆動される。なお、タイヤ13の個数や配置位置等は特に限定されるものではなく、掃除装置10を支持及び移動させることが可能であればよい。
ブラシ14は、回転することで接触する床面5の表面を、給水タンク11から供給された洗浄液と共にブラッシングする。これによって床面5の埃や塵等の汚れが除去される。そして、このブラシ14によってブラッシングされた後に残った床面5上の洗浄液は、床面5の埃や塵等の汚れが含まれる汚水となる。
バキューム21は、スキージ30や、液体回収機構40によって集められた床面5上の汚水8bを吸引し回収するためのものである。バキューム21は、配管によって、スキージ30、及び液体回収機構40と接続されている。
バキューム21は、内部に、CPU等からなる制御部(不図示)や、回収した汚水を貯めておく回収タンク(後述する)等を備えている。
スキージ30は、ブラシ14の後方に配されている。スキージ30、ブラシ14のブラッシングによって発生した汚水8bを集め、バキューム21によって負圧が加えられることで、その集めた汚水を、配管を通してバキューム21に流入させるものである。スキージ30の先端には、後述するように、汚水を集めるためのブレードが配されている。
液体回収機構40は、スキージ30の後方に配されている。液体回収機構40は、スキージ30によって集められなかった汚水を回収し、バキューム21によって負圧が加えられることで、その回収した汚水を、配管を通してバキューム21に流入させて、バキューム21内に回収させるものである。これにより、液体回収機構40は、床面5に凹凸が存在しても、当該床面5の汚水を回収することができる。
液体回収機構40は外枠であるフレーム41を備え、このフレーム41によって、掃除装置10の本体フレームと接続されている。
(液体回収機構40の構成)
次に、図2〜図4を用いて、液体回収機構40の構成について説明する。
図2は液体回収機構40の外観を表す斜視図である。図3は、液体回収機構40の構成を表す斜視図である。図4は、図3のB‐B’線断面図である。
液体回収機構40は、フレーム41と、スポンジ43の回転軸であるスポンジローラ(回転軸)42と、汚水8bを給するためのスポンジ(弾性部材)43と、スポンジ43を圧縮するためのローラ(圧縮部材)44と、スポンジ43から絞り出された汚水8bを受けるための液体受け部(受け部材)45とを備えている。
スポンジローラ42と、ローラ44と、液体受け部45とは、フレーム41に支持されており、この順に、前方から後方に向けて並んで配されている。スポンジローラ42と、ローラ44と、液体受け部45とは、平面視で、互いに略平行となるように配されている。
スポンジローラ42と、ローラ44とは、両端部が回転可能に、フレーム41と接続されている。液体受け部45は両端部がフレーム41と固定されている。スポンジローラ42と、ローラ44とは、一例として円柱形状を有している。
スポンジ43は、スポンジローラ42の表面に巻かれるように、スポンジローラ42の表面に沿って延設して配されている。すなわち、スポンジローラ42はスポンジ43を貫通している。スポンジ43は、スポンジローラ42を回転軸として回転可能となっている。そして、スポンジ43の表面は床面5と接触し、回転しながら進行方向に移動し、床面5上の汚水と接触することでその汚水を吸収する。
ローラ44と、スポンジローラ42とは、ローラ44がスポンジローラ42表面のスポンジ43を圧接する距離に配されている。このようにして、スポンジ43のローラ44との接触面近傍は、ローラ44によって圧縮されている。この結果、スポンジ43が吸収した汚水8bは、ローラ44によって絞り出される。
ローラ44は、スポンジ43の延設方向に沿ってスポンジ43の表面と接触し、その接触するスポンジ43の表面を圧縮する。
なお、本実施の形態では、ローラ44は、スポンジ43の表面のうち、後方側の表面を圧縮するものとして説明しているが、ローラ44の配置位置はこれに限定されず、スポンジ43の表面のうち、前方側の表面を圧縮するようにローラ44が配されていてもよい。
スポンジ43は、スポンジ以外にも、床面5の凹凸形状に即して十分に形状の変化が可能な厚みと柔らかさを持ち、吸水性がある弾性部材から構成することができる。このような吸水性の弾性部材としては、スポンジ以外に、不織布、綿等を挙げることができる。
液体受け部45の延設方向と垂直な方向の断面(図4)は、凹形状である半円形状を有している。また、液体受け部45は、スポンジ43のうち、ローラ44によって圧縮されている領域の後方側を覆うように配されている。このように、液体受け部45は、ローラ44がスポンジ43から絞り出した汚水8bを凹形状で受ける構造及び配置位置となっている。
さらに、液体受け部45は、スポンジ43の表面と接触しないように、僅かにスポンジ43の表面と離間するように配されている。これにより、スポンジ43の回転の妨げとなることを防止している。
また、液体受け部45は、一方の端部から他方の端部にかけて次第に鉛直方向下方へ傾斜して配されることで、凹形状内の底面が、一方の端部から他方の端部にかけて次第に鉛直方向下方へ傾斜している。もしくは、液体受け部45の延伸する方向は水平であり、凹形状内の底面が、一方の端部から他方の端部にかけて次第に鉛直方向下方へ傾斜している。そして、液体受け部45の鉛直方向に対向する両端面のうち、凹部内の底面が鉛直下方に配されている他方の端部側の端面には貫通孔である給水孔46が形成されている。
そして、給水孔46は、バキューム21と、配管によって接続されている。これにより、液体受け部45に貯められた汚水8bは上記配管を通じてバキューム21へと回収が可能となっている。
また、液体受け部45の凹部内の底面は一方の端部から他方の端部にかけて次第に鉛直方向下方へ傾斜しているため、液体受け部45内に貯められた汚水8bを給水孔46が設けられた端面側へと効率よく導くことができる。
なお、液体受け部45は、このような構造及び配置位置に限定されず、ローラ44がスポンジ43から絞り出した汚水8bを受けることができ、かつ、スポンジ43と干渉しない構造及び配置位置であればよい。
(掃除装置10による汚水回収の流れ)
次に、図5を用いて、掃除装置10による汚水8bの回収の流れについて説明する。図5は掃除装置10の要部構成を表す図である。なお、図5では、説明の便宜上、給水タンク11は前方側に配され、バキューム21は後方側に配されているように記載しているが、両者の位置関係は、図5に示す位置関係に限定されるものではない。
バキューム21には、回収した汚水8bを貯めるための回収タンク22が内部に配されている。
バキューム21は、配管23によってスキージ30と接続されている。配管23の一方の端部はスキージ30内に配され、他方の端部は回収タンク22内に配されている。
また、バキューム21は、配管24によって、液体回収機構40の液体受け部45とも接続されている。配管24の一方の端部は給水孔46を覆って、液体受け部45の他方の端部側の側面と接続され、配管24の他方の端部は回収タンク22内に配されている。
スキージ30の床面5と対向する側にはブレード31が配されており、ブレード31の先端は床面5と接触している。ブレード31は、スキージ30と平行な方向に延設されている。
掃除装置10は、図5の矢印Aに示す方向を進行方向として移動するものとする。また床面5には、例えば点字ブロック等の凸部6が配されているものとする。
掃除装置10が床面5を清掃する際、掃除装置10は、給水タンク11から配管を通ってブラシ14上、もしくはブラシ14の前方の床面5上に洗浄液(液体)8aを散布することで供給する。そして、ブラシ14は、この給水タンク11から供給された洗浄液8aを用いて床面5をブラッシングする。これより、床面5上の埃や塵等の汚れが取り除かれる。そして、ブラッシングの際に用いられた洗浄液8aは、汚水(液体)8bとなり、ブラシ14の後方の床面5に配されることになる。
ブラシ14の後方に配されているスキージ30は、先端部のブレード31によって、上記ブラッシングによって発生した汚水8bを集める。また、バキューム21は、配管23を通して、ブレード31の前方に負圧を加える。これにより、ブレード31によって集めされた汚水8bは、吸引され、配管23を通って、バキューム21内の回収タンク22に回収される。
ここで、床面5上に凸部6が存在すると、この凸部6によって、ブレード31と床面5との間に隙間ができ、この隙間から汚水8bが漏れ、ブレード31の後方に、汚水8bの一部が残されることになる。
しかし、掃除装置10では、ブレード31の後方に、さらに、液体回収機構40が配されている。
そして、液体回収機構40が備えるスポンジ43は吸水性を有するため、床面5に沿って進行方向に回転移動することで、ブレード31から後方に残された床面5上の汚水8b上を移動し、その汚水8bを吸収することができる。
そして、このスポンジ43は弾性材料であり、柔らかい材質であるため、床面5上の凸部6と重なっても、その凸部6を覆うように形状が変形し、床面5との間で隙間が生じることを防止することができる。このため、スポンジ43で、凸部6近傍に残された汚水8bを吸収することができる。
このように、掃除装置10では、ブレード31の後方にローラ上のスポンジ43が配されているため、床面5上に凸部6が形成されていても、確実に、床面5上の汚水8bをスポンジ43で吸収することができる。
なお、床面5上に凸部6ではなく、凹部が形成されていても、同様に、スポンジ43は、その凹部の形状に即して形状が変形するため、その凹部に残された汚水8bを確実に吸収することができる。
また、スポンジ43は、スポンジ以外にも、不織布、綿等、床面5の凹凸形状に即して変形可能な厚みと柔らかさを有する弾性部材によって構成することができる。
そして、スポンジ43の後方側の表面のうち、少なくとも一部である、スポンジローラ42と平行に延設されているローラ44と接触している部分、すなわち、スポンジ43の後方側のスポンジ43の延設方向に沿う表面は、ローラ44によって圧縮されている。
このように、スポンジ43は一部で、ローラ44によって圧縮されているため、スポンジ43が吸収した汚水8bは、ローラ44によって、スポンジ43の後方側に絞り出される。
そして、このローラ44によってスポンジ43の後方側に絞り出された汚水8bは、スポンジ43の後方側に配されている液体受け部45によって受けられる。
この液体受け部45は、ローラ44と平行に延設された凹形状を有し、その凹形状の開口部は、スポンジ43の後方側の表面のうち、ローラ44によって圧縮されている表面(すなわちローラ44との接触面)と対向するように配されている。すなわち、凹形状を形成する液体受け部45内の湾曲した底面は、ローラ44によって圧縮されているスポンジ43の表面と、スポンジ43の後方側に対向するように配されている。
このため、ローラ44によって、スポンジ43の後方側に絞り出された汚水8bは、確実に、液体受け部45に受けられることで回収される。
このように、掃除装置10によると、床面5上に凹凸が形成されていても、確実に、床面5上の汚水8bを回収することができる。
そして、配管24を通してバキューム21から加えられる負圧によって、液体受け部45に回収された汚水8bは、給水孔46及び配管24を通って吸引され、回収タンク22へと回収される。
このように、掃除装置10によると、スキージ30の後方に液体回収機構40が配されているため、床面5に凹凸が形成されていることで、スキージ30で集められなかった汚水8bを、液体回収機構40で回収することができる。このため、床面5に凹凸が形成されていても、確実に、床面5上の汚水8bを回収することができる。
また、液体回収機構40では、スポンジ43は、回転軸であり床面5に平行に延設されたスポンジローラ42の表面に沿って延設されている。このため、スポンジ43と床面5との接触面積を増加させることができる。このため、効率よく、床面5上の汚水8bをスポンジ43で吸収することができる。
さらに、ローラ44はスポンジローラ42と平行に延設されている。このため、スポンジ43とローラ44との接触面積を増加させることができ、効率よく、スポンジ43に吸収された汚水8bを、ローラ44で絞り出すことができ、効率よくスポンジ43に吸収された汚水8bを、液体受け部45で回収することができる。
ローラ44の延設方向の長さは、スポンジ43の延設方向の長さ以上であることが好ましい。これにより、効率よくスポンジ43が吸収した汚水を絞り出すことが出来るためである。
なお、ローラ44の延設方向の長さは、スポンジ43の延設方向より短く、スポンジ43の延設方向のうち少なくとも一部の表面を圧縮する構成であってもよい。これによっても、スポンジ43が吸収した汚水8bを、ローラ44で絞り出すことができる。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る掃除装置は、液体を物体の表面に散布し、当該物体の表面を進行方向に移動して、上記物体の表面に散布された液体を回収する掃除装置であって、上記物体の表面を回転しながら上記進行方向に移動し、上記液体を吸収するための吸水性を有する弾性部材と、上記弾性部材の表面のうち、少なくとも一部を圧縮することで、上記弾性部材が吸収した上記液体を絞り出す圧縮部材と、上記弾性部材の上記進行方向に対して後方側に配されており、上記圧縮部材が上記弾性部材から絞り出した上記液体を受ける受け部材とを有する液体回収機構を備えていることを特徴としている。
上記構成によると、上記弾性部材は吸水性を有するため、上記物体の表面を上記進行方向に移動することで、上記物体の表面に配された液体を吸収することができる。
さらに、上記弾性部材によって上記物体の表面に配された液体を吸収するため、当該物体の表面に凹凸が形成されていても、確実に、上記物体の表面に配された上記液体を、上記弾性部材で吸収することができる。
そして、上記圧縮部材は、上記弾性部材の表面のうち、表面の少なくとも一部を圧縮することで、上記弾性部材が吸収した上記液体を絞り出す。これにより、上記弾性部材が吸収した上記液体は、上記圧縮部材によって、上記弾性部材の上記進行方向に対して後方側に絞り出される。
そして、上記受け部材は、上記圧縮部材が上記弾性部材から絞り出した上記液体を受ける。このため、上記圧縮部材によって、絞り出された上記液体は、確実に、上記受け部材に受けられることで回収される。
このように、上記構成によると、上記物体の表面に凹凸が形成されていても、確実に、当該物体の表面に配された上記液体を回収することができる。
本発明の一態様に係る掃除装置は、スキージを備え、上記液体回収機構は、上記スキージより、上記進行方向の後方に配されていることを特徴とする。
上記構成によると、上記スキージの後方に上記液体回収機構が配されているため、上記物体の表面に凹凸が形成されていることで、上記スキージで集められなかった上記物体の表面の液体を、上記液体回収機構で回収することができる。このため、確実に、上記物体の表面の液体を回収することができる。
本発明の一態様に係る掃除装置では、上記弾性部材の回転軸は、上記物体の表面に対して平行に延設されており、上記弾性部材は、上記回転軸の表面に沿って延設されており、上記圧縮部材は、上記回転軸と平行に延設されていてもよい。
上記構成によると、上記弾性部材と上記物体の表面との接触面積や、上記弾性部材と上記圧縮部材との接触面積を増加させ、効率よく、上記物体の表面に配された液体を吸収し、回収することができる。加えて、上記物体の表面に配された上記液体は上記弾性部材によって吸収されるため、当該物体の表面に凹凸が形成されていても、確実に、上記物体の表面に配された上記液体を、上記弾性部材で吸収し、上記受け部材で回収することができる。
本発明の一態様に係る掃除装置では、上記受け部材は、上記圧縮部材と平行に延設されている凹形状を有し、当該凹形状の開口部は、上記弾性部材の表面のうち、上記圧縮部材が圧縮する表面と対向して配されていてもよい。
上記構成により、上記受け部材は、確実に、上記圧縮部材によって絞り出された上記液体を回収することができる。
本発明の一態様に係る掃除装置では、上記弾性部材を、一例としてスポンジによって構成してもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、床面の液体を回収することが必要な装置に利用することができる。
5 床面(物体の表面)
6 凸部
8a 洗浄液(液体)
8b 汚水(液体)
10 掃除装置
11 給水タンク
14 ブラシ
21 バキューム
22 回収タンク
23 配管
24 配管
30 スキージ
31 ブレード
40 液体回収機構
41 フレーム
42 スポンジローラ(回転軸)
43 スポンジ(弾性部材)
44 ローラ(圧縮部材)
45 液体受け部(受け部材)
46 給水孔

Claims (5)

  1. 液体を物体の表面に散布し、当該物体の表面を進行方向に移動して、上記物体の表面に散布された液体を回収する掃除装置であって、
    上記物体の表面を回転しながら上記進行方向に移動し、上記液体を吸収するための吸水性を有する弾性部材と、
    上記弾性部材の表面のうち、少なくとも一部を圧縮することで、上記弾性部材が吸収した上記液体を絞り出す圧縮部材と、
    上記弾性部材の上記進行方向に対して後方側に配されており、上記圧縮部材が上記弾性部材から絞り出した上記液体を受ける受け部材とを有する液体回収機構を備えていることを特徴とする掃除装置。
  2. スキージを備え、
    上記液体回収機構は、上記スキージより、上記進行方向の後方に配されていることを特徴とする請求項1に記載の掃除装置。
  3. 上記弾性部材の回転軸は、上記物体の表面に対して平行に延設されており、
    上記弾性部材は、上記回転軸の表面に沿って延設されており、
    上記圧縮部材は、上記回転軸と平行に延設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の掃除装置。
  4. 上記受け部材は、上記圧縮部材と平行に延設されている凹形状を有し、当該凹形状の開口部は、上記弾性部材の表面のうち、上記圧縮部材が圧縮する表面と対向して配されていることを特徴とする請求項3に記載の掃除装置。
  5. 上記弾性部材はスポンジであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の掃除装置。
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