JP6269150B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、CPUの制御によって、バイアス印加電源から導電性ブラシに、導電性ブラシと感光ドラムとの間に電位差を形成するためのクリーニングバイアスを、画像形成量に応じて低くなるように印加する構成が開示されている。
2003−271030号公報
本発明は、画像が転写体に転写された後の被形成体上に付着しているトナーと該被形成体との付着力の低下を抑制することを目的とする。
請求項1の発明は、画像が転写され、該画像を搬送する転写体と、金属顔料を含むトナーが静電力によって付着されて第1画像が形成され、該第1画像が転写位置で前記転写体に転写される第1被形成体と、前記転写位置に対する前記転写体の搬送方向下流に配置され、金属顔料を含まないトナーが静電力によって付着されて第2画像が形成され、該第2画像が前記転写体に転写される第2被形成体と、前記第2画像が転写された後に前記第2被形成体に付着しているトナーの帯電分布における最頻値の極性と逆極性の電荷を該第2被形成体に付与して該第2被形成体上の画像履歴を除去する除去部と、前記第1画像が前記転写体に転写される場合には、前記第1画像が前記転写体に転写されない場合よりも、前記除去部の出力を低下させる制御部と、を備える。
請求項2の発明は、画像が転写され、該画像を搬送する転写体と、金属顔料を含むトナーが静電力によって付着されて第1画像が形成され、該第1画像が転写位置で前記転写体に転写される第1被形成体と、前記転写位置に対する前記転写体の搬送方向下流に配置され、金属顔料を含まないトナーが静電力によって付着されて第2画像が形成され、該第2画像が前記転写体に転写される第2被形成体と、前記第2画像が転写された後に前記第2被形成体に付着しているトナーの帯電分布における最頻値の極性と逆極性の電荷を該第2被形成体に付与して該第2被形成体上の画像履歴を除去する除去部と、前記第1画像が前記転写体に転写される場合であって、前記転写体に転写される前記第1画像における単位サイズあたりの前記搬送方向に沿ったトナー量が予め定められた値を超える場合には、前記第1画像が前記転写体に転写されない場合よりも、前記除去部の出力を低下させる制御部と、を備える。
請求項3の発明は、前記第2被形成体に形成された第2画像を前記転写体に転写する転写部材、前転写部材が前記第2画像を前記転写体に転写するための転写電圧を前記転写部材に印加する印加部と、を備え、前記制御部は、前記除去部の出力を低下させると前記印加部が印加する転写電圧を低下させる。
請求項4の発明は、前記制御部は、前記第1画像が前記転写体から記録媒体に転写されない場合には、前記除去部の稼働を停止する。
請求項5の発明は、画像が転写され、該画像を搬送する転写体と、金属顔料を含むトナーが静電力によって付着されて第1画像が形成され、該第1画像が転写位置で前記転写体に転写される第1被形成体と、前記転写位置に対する前記転写体の搬送方向下流に配置され、金属顔料を含まないトナーが静電力によって付着されて第2画像が形成され、該第2画像が前記転写体に転写される第2被形成体と、前記第2画像が転写された後に前記第2被形成体に付着している付着トナーの帯電分布における最頻値の極性と逆極性の電荷を該第2被形成体に付与して該第2被形成体上の画像履歴を除去する除去部と、前記第1画像が前記転写体に転写される場合には、前記第1画像が前記転写体に転写されない場合よりも、前記除去部の出力を上昇させる制御部と、を備える。
請求項6の発明は、画像が転写され、該画像を搬送する転写体と、金属顔料を含むトナーが静電力によって付着されて第1画像が形成され、該第1画像が転写位置で前記転写体に転写される第1被形成体と、前記転写位置に対する前記転写体の搬送方向下流に配置され、金属顔料を含まないトナーが静電力によって付着されて第2画像が形成され、該第2画像が前記転写体に転写される第2被形成体と、前記第2画像が転写された後に前記第2被形成体に付着している付着トナーの帯電分布における最頻値の極性と逆極性の電荷を該第2被形成体に付与して該第2被形成体上の画像履歴を除去する除去部と、前記第1画像が前記転写体に転写される場合であって、前記転写体に転写される前記第1画像における単位サイズあたりの前記搬送方向に沿ったトナー量が予め定められた値を超える場合には、前記第1画像が前記転写体に転写されない場合よりも、前記除去部の出力を上昇させる制御部と、を備える。
本発明の請求項1、2、5、6の構成によれば、除去部の出力が一定である場合に比べ、画像が転写体に転写された後の被形成体上に付着しているトナーと該被形成体との付着力の低下を抑制できる。
本発明の請求項3の構成によれば、印加部が印加する転写電圧が一定である場合に比べ、転写電圧の印加に起因して被形成体上に残る画像履歴を低減できる。
本発明の請求項4の構成によれば、第1画像が転写体から記録媒体に転写されない場合において除去部の稼働を停止しない場合に比べ、画像が転写体に転写された後の被形成体上に付着しているトナーと該被形成体との付着力の低下を効果的に抑制できる。
本実施形態に係る画像形成装置を正面側から見た構成を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置に備えられたトナー画像形成部を示した概略図である。 画像形成動作に伴って移動する銀色トナーを示す概略図である。 銀色トナーの帯電分布を示すグラフである。 銀色トナーのボタ落ちと、画像サイズA3当たりの搬送方向におけるトナー量と、の関係を示すグラフである。 ゴーストと、一次転写ロールに印加する転写電圧の電流値と、の関係を示すグラフである。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。なお、各図に示す矢印Hは鉛直方向を示し、矢印Wは水平方向であって装置幅方向を示す。
<画像形成装置10の構成>
図1は、画像形成装置10を正面側から見た構成を示す概略図である。この図に示されるように、画像形成装置10は、電子写真方式により記録媒体としてのシート部材Pに画像を形成する画像形成部12と、シート部材Pを搬送する搬送装置50と、を有している。
(画像形成部12)
画像形成部12は、トナー画像を形成するトナー画像形成部20と、トナー画像形成部20で形成されたトナー画像をシート部材Pに転写する転写装置30と、シート部材Pに転写されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置40と、を有している。
トナー画像形成部20は、色ごとにトナー画像を形成するように複数備えられている。この実施形態では、第1特別色(V)、第2特別色(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計6色のトナー画像形成部20が設けられている。図1に示す(V)、(W)、(Y)、(M)、(C)、(K)は、上記各色を示している。転写装置30は、各色のトナー画像が重畳して一次転写された転写ベルト31から、転写ニップNTにおいてシート部材Pに、その重畳されたトナー画像を転写するようになっている。
なお、第1特別色(V)及び第2特別色(W)には、画像形成装置10の使用者が使用したい任意の色が用いられる。具体的には、第1特別色(V)及び第2特別色(W)として、例えば、金属顔料を含むトナーによる銀色や金色等の金属色が用いられる。また、トナー画像形成部20V及びトナー画像形成部20Wの少なくとも一方を使用しなくてもよい。
本実施形態では、第2特別色(W)として、金属顔料を含むトナーによる銀色を用いると共に、第1特別色(V)のトナー画像形成部20を使用しない例について説明する。なお、金属顔料を含むトナーにおいては、金属顔料以外の顔料を含んでいてもよい。
〔トナー画像形成部20〕
各色のトナー画像形成部20は、用いるトナーを除き基本的に同様に構成されている。したがって、以下、各色のトナー画像形成部20について、特に区別することなく説明する。トナー画像形成部20は、図2に示されるように、被形成体の一例としての感光体ドラム21と、帯電器22と、露光装置23と、現像装置24と、電荷付与装置26と、清掃装置25と、を有している。
[感光体ドラム]
感光体ドラム21は、円筒状に形成されて接地され、図示しない駆動手段によって自軸周りに回転駆動されるようになっている。感光体ドラム21の表面には、一例として負の帯電極性を呈する感光層が形成されている。図1に示されるように、各色の感光体ドラム21は、正面視で装置幅方向に沿って直線状に並べて配置されている。
[帯電器]
帯電器22は、図2に示されるように、感光体ドラム21の表面(感光層)を負極性に帯電させるようになっている。この実施形態では、帯電器22は、コロナ放電方式(非接触帯電方式)のスコロトロン帯電器とされている。
[露光装置]
露光装置23は、感光体ドラム21の表面に静電潜像を形成するようになっている。具体的には、制御部70から受け取った画像データに応じて、変調した露光光Lを帯電器22により帯電された感光体ドラム21の表面に照射するようになっている。この露光装置23によって露光光Lが照射された部分は、正極性を呈し、感光体ドラム21の表面には静電潜像が形成される。
[現像装置]
現像装置24は、トナー(現像剤)を現像ロール241で保持し、現像ロール241で保持したトナーで、感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像を現像することで、感光体ドラム21の表面にトナー画像を形成するようになっている。具体的には、現像ロール241で保持したトナーを感光体ドラム21に静電力によって付着させてトナー画像を形成するようになっている。すなわち、負極性のトナーが、正極性を呈する静電潜像に付着して現像される。
[電荷付与装置]
電荷付与装置26は、転写後の感光体ドラム21に電荷を付与して、感光体ドラム21上の画像履歴を除去する。具体的には、負極性の電荷を感光体ドラム21に付与することで、正極性を呈する静電潜像の履歴が除去されるようになっている。電荷付与装置26としては、例えば、コロナ放電方式(非接触帯電方式)のコロトロンが用いられる。
[清掃装置]
清掃装置25は、図2に示されるように、転写装置30へのトナー画像の転写後に感光体ドラム21の表面に残留した残留トナーを除去するブラシ251と、当該残留トナーを感光体ドラム21の表面から掻き取るブレード252と、を有している。また、清掃装置25は、ブラシ251に対する感光体ドラム21の回転方向上流側(下方側)に配置されたシール部材253を有している。シール部材253は、上端部(下流端部)が感光体ドラム21に接触しており、下端部(上流端部)が感光体ドラム21から離間している。シール部材253は、ブレード252が掻き取ったトナーやブラシ251が除去したトナーを、筐体254内(図2における左側)へ落下させるように、当該トナーを案内する。
〔転写装置〕
転写装置30は、各色の感光体ドラム21のトナー画像を、転写体の一例としての転写ベルト31(中間転写体)に重畳して一次転写し、該重畳されたトナー画像をシート部材Pに二次転写するようになっている。以下、具体的に説明する。
[転写ベルト]
転写ベルト31は、図1に示されるように、無端状を成し、複数のロール32に巻き掛けられて姿勢が決められている。この実施形態では、転写ベルト31は、正面視で装置幅方向に長い逆鈍角三角形状の姿勢とされている。複数のロール32のうち、図1に示すロール32Dは、図示しないモータの動力により転写ベルト31を矢印A方向に周回させる駆動ロールとして機能する。
転写ベルト31は、矢印A方向に周回することで、一次転写された画像を転写ニップNT(二次転写位置)へ搬送するようになっている。
また、複数のロール32のうち、図1に示すロール32Tは、転写ベルト31に張力を付与する張力付与ロールとして機能する。複数のロール32のうち、図1に示すロール32Bは、後述する二次転写ロール34の対向ロールとして機能する。ロール32Bには、前述の通り逆さ鈍角三角形状の姿勢とされた転写ベルト31の鈍角を成す下端側の頂部が巻き掛けられている。この転写ベルト31は、前述した姿勢で装置幅方向に延びる上辺部において、各色の感光体ドラム21に下方から接触している。
[一次転写ロール]
転写ベルト31の内側には、各感光体ドラム21のトナー画像を転写ベルト31に転写させる一次転写ロール33(転写部材の一例)が配置されている。各一次転写ロール33は、転写ベルト31を挟んで対応する色の感光体ドラム21に対して対向配置されている。また、一次転写ロール33は、給電部72によって、トナー極性とは逆極性の転写電圧が印加されるようになっている。この転写電圧の印加により、感光体ドラム21に形成されたトナー画像が転写ベルト31に転写される構成である。
[二次転写ロール]
また、転写装置30は、転写ベルト31に重畳されたトナー画像をシート部材Pに転写する二次転写ロール34を備えている。二次転写ロール34は、ロール32Bとの間に転写ベルト31を挟むように配置され、転写ベルト31との間に転写ニップNTを形成している。この転写ニップNTには、媒体供給部52から適時にシート部材Pが供給されるようになっている。二次転写ロール34は、給電部72によって、トナー極性とは逆極性の転写電圧が印加されるようになっている。この転写電圧の印加により、転写ニップNTを通過するシート部材Pに、転写ベルト31からトナー画像が転写されるようになっている。
[清掃装置]
さらに、転写装置30は、二次転写後に転写ベルト31を清掃する清掃装置35を備えている。清掃装置35は、転写ベルト31の周回方向において、二次転写が行われる部分(転写ニップNT)の下流側で、かつ一次転写が行われる部分の上流側に配置されている。清掃装置35は、転写ベルト31の表面に残留したトナーを転写ベルト31の表面から掻き取るブレード351を備えている。
〔定着装置〕
定着装置40は、転写装置30においてトナー画像が転写されたシート部材Pに、該トナー画像を定着させるようになっている。具体的には、定着装置40は、加熱ロール41と、加圧ロール42によって、定着ニップNFにおいてトナー画像を加熱しつつ加圧することで、トナー画像をシート部材Pに定着する構成とされている。
(搬送装置)
図1に示されるように、搬送装置50は、媒体供給部52と、中間搬送部58と、下流側搬送部54と、を有している。
〔媒体供給部〕
媒体供給部52は、シート部材Pが積載して収容される収容器521を備えている。収容器521から二次転写位置である転写ニップNTまでには、複数の搬送ロール対522及び図示しないガイド等によって媒体供給経路52Pが形成されている。
そして、収容器521の上側には、収容器521に積載された最上位のシート部材Pを送り出す送出ロール523が配置されている。複数の搬送ロール対522のうち、シート部材Pの搬送方向の最上流側の搬送ロール対522Sは、送出ロール523によって収容器521から重なって送り出されたシート部材Pを一枚ずつに分離する分離ロールとして機能する。また、複数の搬送ロール対522のうち、シート部材Pの搬送方向において転写ニップNTの直上流に位置する搬送ロール対522Rは、転写ベルト31上のトナー画像の移動タイミングとシート部材Pの搬送タイミングを合わせるように動作されるようになっている。
〔中間搬送部〕
図1に示されるように、中間搬送部58は、転写装置30の転写ニップNTから定着装置40の定着ニップNFまでの間に配置され、ロールに巻き掛けられた無端状の搬送ベルトを備えたベルト搬送部材581を複数備えている。
ベルト搬送部材581の内側から空気を吸引(負圧吸引)してシート部材Pを搬送ベルトの表面に吸い付けながら搬送ベルトが周回してシート部材Pを搬送するようになっている。
〔下流側搬送部〕
図1に示されるように、下流側搬送部54は、定着装置40の下流側に配置され、ロールに巻き掛けられた無端状の搬送ベルトを備えたベルト搬送部材541を備えている。ベルト搬送部材541は、定着装置40でトナー画像が定着されたシート部材Pを、シート部材Pを収容する排出部(図示省略)へ向けて搬送するようになっている。
<要部構成>
ここで、本実施形態では、トナー画像形成部20Wは、第2特別色(W)としての銀色のトナーを用いてトナー画像を形成する構成とされている(図1参照)。すなわち、トナー画像形成部20Wでは、銀色トナーが静電力によって感光体ドラム21W(第1被形成体の一例)に付着されて銀色画像(第1画像の一例)が形成される。そして、この銀色画像は、一次転写ロール33W(第1転写部材の一例)によって、転写位置TWにて、感光体ドラム21Wから転写ベルト31(転写体の一例)へ転写される。トナー画像形成部20Wで用いられる銀色トナーは、金属顔料とバインダー樹脂とを含んで構成されている。金属顔料としては、例えば、アルミニウム等の金属が用いられる。
一方、トナー画像形成部20Y、20M、20C、20K(以下、20Y〜20Kと示す)で用いられるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナーは、金属顔料を含まず、金属顔料以外の顔料とバインダー樹脂とを含んで構成されている。従って、トナー画像形成部20Y〜20Kでは、金属顔料を含まないトナーが静電力によって感光体ドラム21Y〜21K(第2被形成体の一例)に付着されて各色の画像(第2画像の一例)が形成される。この各色の画像は、一次転写ロール33Y〜33K(第2転写部材の一例)によって、転写位置TY、TM、TC、TKにて、感光体ドラム21Y〜21Kから転写ベルト31へ転写される。
この一次転写ロール33Y〜33K及び前述の一次転写ロール33Wは、前述のとおり、給電部72(第1印加部の一例、第2印加部の一例)によって、トナー極性とは逆極性の転写電圧が印加される。なお、一次転写ロール33Y〜33K及び前述の一次転写ロール33Wは、別々の給電部から転写電圧を印加される構成であってもよい。
なお、本明細書では、説明の便宜上、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)を「他色」と称し、他色のトナーを「他色トナー」と称し、他色のトナー画像を「他色画像」と称する。
また、本実施形態では、前述のとおり、第1特別色(V)のトナー画像形成部20Vは、稼働されない構成となっている。
前述のように、銀色トナーは金属顔料を用いているため、他色トナーよりも導電性が高くなっている。このため、銀色トナーは、他色トナーに比べ、電荷が注入されやすい性質を有している。また、銀色トナーは、粒径が他色トナーよりも大きくなっている。
また、本実施形態では、他色画像を形成せずに、銀色画像を形成する態様(金属色モード)と、銀色画像を形成せずに、少なくとも1色の他色画像を形成する態様(他色モード)と、銀色画像と少なくとも1色の他色画像とを形成する態様(混色モード)と、を有している。
金属色モードは、制御部70がトナー画像形成部20Y〜20Kを稼働させず且つトナー画像形成部20Wを稼働させることで、実行される。また、他色モードは、制御部70がトナー画像形成部20Wを稼働させず且つトナー画像形成部20Y〜20Kの少なくとも1つを稼働させることで、実行させる。さらに、混色モードは、制御部70がトナー画像形成部20Wとトナー画像形成部20Y〜20Kの少なくとも1つとを稼働させることで、実行される。
なお、混色モードでは、シート部材P上において、銀色画像が他色画像上に重ねられる部分で、他色の色味がかった銀色を呈する。また、混色モードでは、銀色画像は、転写ベルト31上において、他色画像の下層(他色画像と転写ベルト31との間)に存在することになる。
本実施形態では、図1に示されるように、感光体ドラム21Y〜21Kが、銀色画像が転写ベルト31に転写される転写位置TWに対する転写ベルト31の搬送方向下流側に配置されている。このため、混色モード及び金属色モードにおいて、転写ベルト31の銀色トナーが、感光体ドラム21Y〜21Kに付着する場合がある。特に、転写位置TWに近接した感光体ドラム21Yには、銀色トナーが付着する可能性が高い。
感光体ドラム21Yへの銀色トナーの付着は、例えば、以下のように生じる。すなわち、感光体ドラム21Wと転写ベルト31との間や、感光体ドラム21Yと転写ベルト31との間で、生じる放電によって、正極性の電荷が銀色トナーに注入されて銀色トナーが正極性に帯電することで、一次転写電圧の印加の際に負極性側となる感光体ドラム21Yに付着する。なお、感光体ドラム21Wと転写ベルト31との間の放電は、例えば、転写位置TW(感光体ドラム21Wと転写ベルト31との接触部分)に対する下流側の微小な隙間で生じる放電である。感光体ドラム21Yと転写ベルト31との間の放電は、例えば、転写位置TY(感光体ドラム21Yと転写ベルト31との接触部分)に対する上流側の微小な隙間で生じる放電である。
そして、例えば、感光体ドラム21Yに銀色トナーが付着した場合には、転写後に感光体ドラム21Yに残留したイエロー(Y)のトナーと共に、銀色トナーが電荷付与装置26Yと対向する位置に運ばれる。電荷付与装置26Yでは、前述のように、負極性の電荷、すなわち、イエロー画像が転写ベルト31に転写された後に感光体ドラム21Yに付着しているトナー(イエロー(Y)のトナーや銀色トナー)と逆極性の電荷を感光体ドラム21Yに付与する。
ここで、電荷付与装置26Yに対向する位置に運ばれていく銀色トナーのトナーの帯電分布について、図3及び図4に基づき説明する。当該説明では、電荷付与装置26Yが、混色モード等のモードに関わらず、電荷付与装置26Yの出力が一定であるもの(比較例)とする。なお、図4において、実線Sよりも右側が、銀色トナーが正極性(プラス)に帯電したことを示し、実線Sよりも左側が、銀色トナーが負極性(マイナス)に帯電したことを示す。また、横軸の「q/d」における「q」は、トナーの電荷量を示し、「d」は、トナーの粒径(直径)を示す。
銀色トナーの帯電分布は、トナー画像形成部20Wの現像装置24の現像ロール241に保持された状態において(図3のT1参照)、図4の一点鎖線で示されるように、ピーク(最頻値)が負極性を示す。なお、銀色トナーの帯電分布は、平均帯電で見た場合でも、負極性を示す。
銀色トナーは、感光体ドラム21Wに付着してから転写ベルト31に転写された状態において(図3のT2参照)、図4の破線で示されるように、帯電分布が正極側に移動(シフト)している。これは、感光体ドラム21Wから転写ベルト31への転写の際に生じる放電によって、正極性の電荷が銀色トナーに注入されるためと推察される。特に、銀色トナーは、他色トナーに比べて導電性が高いため、電荷の注入が生じやすい。
なお、当該放電は、例えば、転写位置TW(感光体ドラム21Wと転写ベルト31との接触部分)に対する下流側の微小な隙間部分で生じる。
さらに、銀色トナーは、転写位置TYにおいて、感光体ドラム21Yに付着すると(図3のT3参照)、図4の二点鎖線で示されるように、帯電分布のピーク(最頻値)が正極性を示す。なお、銀色トナーの帯電分布は、平均帯電を見た場合でも、正極性を示す。
これは、前述のとおり、感光体ドラム21Yと転写ベルト31との間で生じる放電によって、正極性の電荷が銀色トナーに注入されることで、一次転写電圧の印加の際に負極性側となる感光体ドラム21Yに付着するためと推察される。
銀色トナーは、感光体ドラム21Yへ負極性の電荷を付与する電荷付与装置26Yと感光体ドラム21Yとの間を通過すると(図3のT4参照)、図4の実線で示されるように、帯電分布が負極側に移動(シフト)する。これは、電荷付与装置26Yと感光体ドラム21Yとの間を通過する際に、電荷付与装置26Yから負極性の電荷が注入されるためと推察される。
銀色トナーに負極性の電荷が注入されると、図4の実線で示されるように、銀色トナーの帯電分布は、ゼロチャージ(負極性にも正極性にも帯電していない状態)のトナーの存在確率が上昇する。銀色トナーがゼロチャージとなると、感光体ドラム21Yに対する静電的な付着力が低下する。これにより、図2に示されるように、シール部材253をすり抜けることができずに、シール部材253で滞留する(図2のP1参照)。そして、滞留した銀色トナーが、電荷付与装置26Yに落下(ボタ落ち)したり(図2のP2参照)、転写ベルト31に落下したりすることで、画像不良が生じる場合がある。また、感光体ドラム21Yに対する付着力が低下することで、感光体ドラム21Yから剥離された銀色トナーが浮遊することで、機内汚れが生じる場合がある。
さらに、図5には、シール部材253で滞留した銀色トナーの落下(ボタ落ち)と、画像サイズA3当たりの搬送方向におけるトナー量と、の関係が示されている。搬送方向におけるトナー量は、具体的には、制御部70が取得した画像データから導かれる。すなわち、画像データにおけるシート部材Pの搬送方向に対応する方向において、銀色トナーによる画像領域が占める割合からトナー量が導かれる。なお、当該トナー量は、画像データにおいて、シート部材Pの幅方向(搬送方向に直交する方向)に対応する方向の全部又は一部で算出される。
図5に示されるように、当該トナー量が基準量Cを超えると、銀色トナーの落下が発生し、当該トナー量が増加するにつれて、落下量も増加する傾向にある。これは、搬送方向におけるトナー量が増加するほど、感光体ドラム21Yに付着する銀色トナーの量が増加し、シール部材253で滞留して落下する量も増加するためだと推察される。
なお、図4に示す帯電分布及び、図5に示す落下とトナー量との関係は、トナー画像形成部20Wにおいて、銀色画像が転写ベルト31へ転写された後に感光体ドラム21Wに残留して電荷付与装置26Wとの対向位置へ運ばれる銀色トナーにおいても同様の傾向を示す。
そこで、制御部70は、混色モード・金属色モードにおいて、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量が基準量Cを超える場合に、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止するようになっている。すなわち、電荷付与装置26W、26Yの出力を0に低下させる。なお、制御部70は、他色モードにおいては、電荷付与装置26Wを稼働せず、電荷付与装置26Yを稼働するようになっている。
さらに、本実施形態では、制御部70は、混色モード・金属色モードにおいて、転写ベルト31上の画像がシート部材Pに転写されない場合にも、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量に関わらず、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止するようになっている。なお、この場合において、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量を考慮しないのは、シート部材Pにトナー画像が転写されず画質が要求されないため、後述のゴーストの発生を考慮しなくても良いためである。
転写ベルト31上のトナー画像がシート部材Pに転写されない場合とは、転写ベルト31上のトナー画像のトナー濃度を検出するための濃度検出用画像(パッチ)や、転写ベルト31上のトナー画像における各色間の位置ずれを検出するための色ずれ検出用画像(パッチ)や、劣化した現像剤(トナー)を消費するための画像(バンド)等を転写ベルト31に形成する場合がある。
前述のように、電荷付与装置26の稼働を停止すると、画像履歴が除去されなくなるため、ゴーストが生じる場合がある。なお、ゴーストは、画像形成した次のサイクルにおいて、その前のサイクルの画像履歴(静電潜像)が残る現象をいう。
図6には、ゴーストと、一次転写ロール33に印加する転写電圧の電流値との関係が示されている。図6におけるゴーストは、目視にてゴーストの発生を評価する官能評価によって評価されたものである。
ゴーストは、図6に示されるように、給電部72が一次転写ロール33に印加する転写電圧の電流値が高くなると生じる傾向にある。また、電荷付与装置26の稼働を停止した場合(電荷付与装置26の出力が小さい場合)において、ゴーストが発生する傾向にある。
そこで、本実施形態では、制御部70は、混色モード・金属色モードにおいて、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止する場合に、給電部72が一次転写ロール33W、33Yに印加する転写電圧を、他色モードの場合よりも低下させる。
なお、転写ベルト31上の画像がシート部材Pに転写されない場合に電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止する場合では、高い画質が要求されず、画像にゴーストが発生してもよいため、給電部72の制御は行われない。
<要部構成の作用>
次に、要部構成の作用について説明する。ここでは、混色モードにおける作用について説明する。
混色モードの画像形成指令を受けた制御部70は、図1に示されるように、銀色のトナー画像形成部20W及び他色のトナー画像形成部20Y〜20K、転写装置30、定着装置40を作動させる。これにより、図2に示されるように、銀色のトナー画像形成部20W及び他色のトナー画像形成部20Y〜20Kの感光体ドラム21、現像装置24の現像ロール241が回転され、転写ベルト31が周回される。また、加圧ロール42が回転されると共に、加熱ロール41が周回される。さらに、これらの動作に同期して、制御部70は、搬送装置50等を作動させる。
これにより、各色の感光体ドラム21は、回転されながら帯電器22によって帯電される。また、制御部70は、画像信号処理部で画像処理が施された画像データを、各露光装置23に送る。各露光装置23は、画像データに応じて各露光光Lを出射して、帯電した各感光体ドラム21に露光する。すると、各感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成される。各感光体ドラム21に形成された静電潜像は、現像装置24から供給される現像剤によって現像される。これにより、各色の感光体ドラム21には、銀色(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー画像が形成される。
各色の感光体ドラム21に形成された各色のトナー画像は、各色の一次転写ロール33への転写電圧の印加によって、周回する転写ベルト31に順次転写される。これにより、転写ベルト31には、各色のトナー画像が重畳された重畳トナー画像が形成される。この重畳トナー画像は、転写ベルト31の周回によって転写ニップNTに搬送される。
この転写ニップNTには、図1に示されるように、媒体供給部52の搬送ロール対522Rによって重畳トナー画像の搬送にタイミングを合わせてシート部材Pが供給される。この転写ニップNTにおいて転写電圧が印加されることで、転写ベルト31から重畳トナー画像がシート部材Pに転写される。
トナー画像が転写されたシート部材Pは、中間搬送部58によって転写ニップNTから定着ニップNFに向けて、搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過するシート部材Pに熱及び圧力を付与する。これにより、シート部材Pに転写されたトナー画像が定着される。
定着装置40から排出されたシート部材Pは、下流側搬送部54のベルト搬送部材541によって、図示しない排出部に向けて搬送される。
ここで、本実施形態では、制御部70は、混色モード・金属色モードにおいて、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量が基準量Cを超える場合に、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止する。なお、トナー画像形成部20M、20C、20Kにおける電荷付与装置26M、26C、26Kは稼働される。
前述のように、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止することで、銀色トナーに対して、電荷付与装置26W、26Yによる負極性の電荷の注入が生じない。このため、銀色トナーの帯電分布は、負極側に移動(シフト)しないため、図4の実線で示す帯電分布とはならず、図4の二点鎖線に示す帯電分布の状態を維持する。
これにより、感光体ドラム21W、21Yに対する銀色トナーの静電的な付着力の低下が抑制され、感光体ドラム21W、21Yから落下や浮遊することで生じる画像不良や機内汚れが抑制される。
また、本実施形態では、制御部70は、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止した場合に、給電部72が一次転写ロール33W、33Yに印加する転写電圧を低下させる。これにより、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止しても、トナー画像形成部20W、20Yにおいてゴーストの発生が抑制される。
さらに、混色モードにおいて、転写ベルト31上の画像がシート部材Pに転写されない場合にも、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量に関わらず、電荷付与装置26W、26Yの稼働が停止される。
これにより、感光体ドラム21W、21Yに対する銀色トナーの静電的な付着力の低下が抑制され、感光体ドラム21W、21Yから落下や浮遊することで生じる画像不良や機内汚れが抑制される。
<変形例>
前述の本実施形態では、制御部70は、混色モード・金属色モードにおいて、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量が基準量Cを超える場合に、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止していたが、これに限られない。
例えば、混色モード・金属色モードにおいて、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量が基準量Cを超える場合に、電荷付与装置26W、26Yの稼働を停止すればよい。
また、例えば、混色モード・金属色モードにおいて、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量が基準量Cを超える場合に、電荷付与装置26W、26Yの出力を、電荷付与装置26W、26Yを通常運転で稼働させた場合の出力(他色モードにおいて電荷付与装置26Yを稼働させる場合の出力)よりも低下させる構成であっても良い。
また、例えば、混色モード・金属色モードにおいて、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量が基準量Cを超える場合に、電荷付与装置26W、26Yの出力を上昇させる構成であってもよい。この場合では、電荷付与装置26W、26Yの出力値は、感光体ドラム21W、21Yに付着した銀色トナーに電荷が注入された際の銀色トナーの帯電量の絶対値が、電荷付与装置26W、26Yを通常運転で稼働させた場合における絶対値(電荷付与装置26Yを他色モードで稼働させた場合における絶対値(図4の実線で示す絶対値))よりも高まるように設定される。すなわち、制御対象の電荷付与装置26による電荷の付与によって電荷が注入される銀色トナーにおける帯電量の絶対値が高まるように、当該電荷付与装置26の出力が設定される。
このように、感光体ドラム21W、21Yに付着した銀色トナーの帯電量の絶対値が大きくなれば、電荷付与装置26W、26Yの出力は、低下させる場合に限られず、上昇させてもよい。
また、前述の実施形態では、転写位置TWよりも搬送方向下流側のトナー画像形成部20Y〜20Kのうち、トナー画像形成部20Yにおいて、電荷付与装置26の稼働を停止していたが、この構成に限られず、トナー画像形成部20M〜20Kにおいて、電荷付与装置26の稼働を停止してもよい。すなわち、転写位置TWよりも搬送方向下流側のトナー画像形成部20Y〜20Kのうち、少なくとも1つのトナー画像形成部20において、電荷付与装置26の出力が制御されればよい。当該出力の制御には、稼働を停止する場合だけでなく、前述の変形例で示す「出力を低下させる構成」及び「出力を上昇させる構成」も含まれる。
また、前述の実施形態では、画像サイズA3当たりの搬送方向における銀色トナーのトナー量が基準量Cを超える場合に、電荷付与装置26W、26Yの出力を制御していたが、当該トナー量に関わらず、電荷付与装置26W、26Yの出力を制御する構成であってもよい。この場合では、電荷付与装置26Wは、使用されないので電荷付与装置26Wを設けなくてもよい。なお、電荷付与装置26Wを設ける構成により、トナー画像形成部20Wの構成がトナー画像形成部20Y〜20Kなどの構成と共通化される。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成しても良い。
10 画像形成装置
21W 感光体ドラム(第1被形成体の一例)
21Y 感光体ドラム(第2被形成体の一例)
26W 電荷付与装置(第1除去部の一例)
26Y 電荷付与装置(第2除去部の一例)
31 転写ベルト(転写体の一例)
33W 一次転写ロール(第1転写部材の一例)
33Y 一次転写ロール(第2転写部材の一例)
70 制御部
72 給電部(第1印加部の一例、第2印加部の一例)

Claims (6)

  1. 画像が転写され、該画像を搬送する転写体と、
    金属顔料を含むトナーが静電力によって付着されて第1画像が形成され、該第1画像が転写位置で前記転写体に転写される第1被形成体と
    記転写位置に対する前記転写体の搬送方向下流に配置され、金属顔料を含まないトナーが静電力によって付着されて第2画像が形成され、該第2画像が前記転写体に転写される第2被形成体と、
    前記第2画像が転写された後に前記第2被形成体に付着しているトナーの帯電分布における最頻値の極性と逆極性の電荷を該第2被形成体に付与して該第2被形成体上の画像履歴を除去する除去部と、
    前記第1画像が前記転写体に転写される場合には、前記第1画像が前記転写体に転写されない場合よりも、前記除去部の出力を低下させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 画像が転写され、該画像を搬送する転写体と、
    金属顔料を含むトナーが静電力によって付着されて第1画像が形成され、該第1画像が転写位置で前記転写体に転写される第1被形成体と
    記転写位置に対する前記転写体の搬送方向下流に配置され、金属顔料を含まないトナーが静電力によって付着されて第2画像が形成され、該第2画像が前記転写体に転写される第2被形成体と、
    前記第2画像が転写された後に前記第2被形成体に付着しているトナーの帯電分布における最頻値の極性と逆極性の電荷を該第2被形成体に付与して該第2被形成体上の画像履歴を除去する除去部と、
    前記第1画像が前記転写体に転写される場合であって、前記転写体に転写される前記第1画像における単位サイズあたりの前記搬送方向に沿ったトナー量が予め定められた値を超える場合には、前記第1画像が前記転写体に転写されない場合よりも、前記除去部の出力を低下させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  3. 記第2被形成体に形成された第2画像を前記転写体に転写する転写部材
    転写部材が前記第2画像を前記転写体に転写するための転写電圧を前記転写部材に印加する印加部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記除去部の出力を低下させると前記印加部が印加する転写電圧を低下させる
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1画像が前記転写体から記録媒体に転写されない場合には、前記除去部の稼働を停止する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 画像が転写され、該画像を搬送する転写体と、
    金属顔料を含むトナーが静電力によって付着されて第1画像が形成され、該第1画像が転写位置で前記転写体に転写される第1被形成体と
    記転写位置に対する前記転写体の搬送方向下流に配置され、金属顔料を含まないトナーが静電力によって付着されて第2画像が形成され、該第2画像が前記転写体に転写される第2被形成体と、
    前記第2画像が転写された後に前記第2被形成体に付着している付着トナーの帯電分布における最頻値の極性と逆極性の電荷を該第2被形成体に付与して該第2被形成体上の画像履歴を除去する除去部と、
    前記第1画像が前記転写体に転写される場合には、前記第1画像が前記転写体に転写されない場合よりも、前記除去部の出力を上昇させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  6. 画像が転写され、該画像を搬送する転写体と、
    金属顔料を含むトナーが静電力によって付着されて第1画像が形成され、該第1画像が転写位置で前記転写体に転写される第1被形成体と
    記転写位置に対する前記転写体の搬送方向下流に配置され、金属顔料を含まないトナーが静電力によって付着されて第2画像が形成され、該第2画像が前記転写体に転写される第2被形成体と、
    前記第2画像が転写された後に前記第2被形成体に付着している付着トナーの帯電分布における最頻値の極性と逆極性の電荷を該第2被形成体に付与して該第2被形成体上の画像履歴を除去する除去部と、
    前記第1画像が前記転写体に転写される場合であって、前記転写体に転写される前記第1画像における単位サイズあたりの前記搬送方向に沿ったトナー量が予め定められた値を超える場合には、前記第1画像が前記転写体に転写されない場合よりも、前記除去部の出力を上昇させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
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