JP6261305B2 - 原稿読取装置、原稿読取装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

原稿読取装置、原稿読取装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、原稿読取装置、原稿読取装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、原稿読取装置は、原稿台に置かれた原稿、または、自動原稿搬送装置(ADF)によって搬送される原稿を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データを生成する。
このような原稿読取装置で、原稿を読み取る場合に、複数枚の原稿が重なった状態で原稿の搬送が行われてしまう場合がある。このように2枚以上の原稿が重なったまま搬送されることを重送と呼ぶ。原稿が重送されてしまうと、原稿の画像を正しく読みとることができず、生成された画像データにページ抜けが存在してしまう。
そこで、原稿の重送をセンサによって検知し、原稿の重送が検知された場合に、原稿の読取を一旦停止し、操作部に原稿の読取を継続するか否かをユーザに選択させるための画面を表示する技術がある。(特許文献1参照)
特開2008−271537号 公報
しかしながら、従来技術では、原稿の種類に関わらず原稿の重送を検知し、重送が検知された場合に原稿の読取を停止するため、正常に搬送されている原稿であっても原稿の読取が停止されてしまう。
例えば、原稿が封筒である場合、封筒は元々2枚のシートが重なった原稿であるため、封筒が正常に搬送されていても、原稿の読取は停止されてしまう。また、原稿の上に、写真や付箋を貼り付けた原稿であっても、2枚以上のシートが重なっているため、原稿が正常に搬送されていても、原稿の読取は停止されてしまう。
原稿の読取が停止されると、その都度、ユーザは画面を介して原稿の読取の継続を指示しなければ原稿の読取が再開されない。そのため、原稿の読取が完了するまで読取装置の前を離れることができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、重送を検知したことによって原稿の読取動作を停止するか否かを設定する仕組みを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の画像読取装置は、
原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送される原稿の重送を検知する検知手段と、
前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る読取手段と、
前記原稿の画像をシートに印刷する印刷手段と、前記シートの種類を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けたシートの種類が第1の種類である場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう設定し、前記受付手段によって受け付けたシートの種類が前記第1の種類とは異なる第2の種類である場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止しないよう設定する設定手段と、
前記設定手段によって前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう設定されている場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう制御し、
前記設定手段によって前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止しないよう設定されている場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止せずに継続するよう制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、
原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送される原稿の重送を検知する検知手段と、
前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る読取手段と、
前記原稿の画像をシートに印刷する印刷手段と、
前記シートの種類を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けたシートの種類が第1の種類である場合に、
前記検知手段による前記原稿の重送の検知を有効にするよう設定し、前記受付手段によって受け付けたシートの種類が前記第1の種類とは異なる第2の種類である場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知を無効にするように設定する設定手段と、
前記設定手段によって前記検知手段による前記原稿の重送の検知を有効にするよう設定されている場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知を行うよう制御し、
前記設定手段によって前記検知手段による前記原稿の重送の検知を無効にする設定されている場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知を行わないよう制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、受け付けたシートの種類が第2の種類である場合には、原稿の重送検知による読取動作を停止しないよう制御できる。
また、本発明によれば、受け付けたシートの種類が第2の種類である場合には、原稿の重送検知を無効にすることができる。
本実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像処理装置の構成を示す断面図である。 本実施形態に係る画面を説明するための図である。 本実施形態に係る制御例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る制御例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る画面を説明するための図である。 本実施形態に係る画面を説明するための図である。 本実施形態に係る制御例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る制御例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムについて図1を用いて説明する。本実施形態に係る印刷システムは、原稿の画像を読み取る原稿読取装置としての機能を備えるMFP100と、外部の情報処理装置であるPC101で構成される。なお、MFP(Multi Functional Peripheral)100は、画像読取装置の他に、読み取った画像データをシートに印刷する印刷装置(画像形成装置ともいう)としての機能を備えていてもよい。
MFP100は、ローカルエリアネットワーク等のLAN(Local Area Network)やインターネット等のWAN(Wide Area Network)を介してPC101と接続されており、PC101と通信を行う。また、本実施形態では、MFP100とPC101が有線LANを介して接続される例を説明するが、MFP100とPC101はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して接続されてもよい。また、MFP100とPC101はWi−Fi(WirelessFidelity)やBluetooth(登録商標)などの無線通信によって通信可能に構成されてもよい。なお、MFP100は、カラー、或いはモノクロでプリントができればよい。
PC101は、アプリケーションソフトによって画像データを生成し、生成した画像データをMFP100に送信する。なお、本実施形態では、PC101を外部の情報処理装置の例として説明するが、PC101に限らず、PDA(personal digital assistant)やスマートフォンなどの携帯情報端末であってもよい。
本実施形態に係るMFP100は、後述するコントローラ部(制御部)110、リーダ部120、プリンタ部130、外部I/F140、操作部150、HDD160、及び、圧縮展開部170を有する。これらは電気的に接続されており、互いに制御コマンドやデータを送受信する。なお、本実施形態では、MFP100を印刷装置の例として説明するが、印刷機能があれば、SFP(Sigle Functional Peripheral)であってもよい。
リーダ部120は、コントローラ部110との通信を制御するスキャナ制御部121、原稿を給紙する原稿給紙ユニット(DFユニット、ADFともいう)122、及び、搬送した原稿が重送していることを検知する重送検知センサ123を有する。重送検知センサ123には、例えば、超音波を利用したセンサや、光学センサ等がある。また、リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110からスキャナ制御部121を介して行われる。リーダ部120は、原稿の読取指示に従って原稿の画像を光学的に読み取り、電気信号としての画像データに変換する。なお、本実施形態では、リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110からスキャナ制御部121を介して行われる場合について以降説明するが、本発明はこれに限られない。リーダ部120にスキャナ制御部121を持たないMFPの場合、原稿の読取指示はコントローラ部110のCPU111から直接行われてもよい。
一方、プリンタ部130は、コントローラ部110との通信を制御するプリンタ制御部131を有する。さらに、プリンタ部130は、印刷に使用するシートを収納する複数のシート収納部(給紙段)を備えた給紙ユニット132、及び、印刷物に対してステイプル処理やシフト処理を施す排紙ユニット133を有する。また、プリンタ部130は、コントローラ部110のハードディスク(以下、HDD)160に記憶された印刷対象のジョブの印刷処理を実行する。プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110からプリンタ制御部131を介して行われ、画像データに基づいて、給紙段から給紙されたシートにトナーを用いて画像を形成(印刷)し、画像データの転写と定着を行う。なお、本実施形態では、プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110からプリンタ制御部131を介して行われる場合について以降説明するが、本発明はこれに限られない。プリンタ部130にプリンタ制御部131を持たないMFPの場合、プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110のCPU111から直接行われてもよい。
一方、コントローラ部110は、自装置内部に複数の処理対象となるジョブを記憶可能なHDD160等の不揮発メモリを備える。尚、本実施形態では、大容量かつ不揮発な記憶装置としてHDD160を例として説明するが、大容量かつ不揮発な記憶装置であるならば、DVD、ブルーレイディスク、SSD(Solid State Drive)などの不揮発メモリであってもよい。
また、コントローラ部110は、CPU111、RAM114、ROM115、リーダI/F112、及びプリンタI/F113を有する。
CPU111は、このMFP100が備える各種ユニットの処理や動作等を制御する。ROM115は、読み出し専用のメモリであり、ブートシーケンスやフォント情報等のプログラムを予め記憶している。一方、RAM114は、読み出し及び書き込み可能なメモリであり、リーダ部120や外部I/F140より送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報等を記憶する。
ROM115又はHDD160には、CPU111により実行される、後述するフローチャートの各種処理等を実行するために必要な各種の制御プログラムが記憶されている。また、ROM115には、ユーザインタフェース画面(以下、UI画面)を含む、後述する操作部150の表示部に各種のUI画面を表示させ、ユーザから画面を介して操作を受付るための表示制御プログラムも記憶されている。
圧縮展開部170は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によってRAM114、HDD160に記憶されている画像データ等を圧縮したり伸張したりする処理を行い、RAM114に再度格納する。この圧縮展開部170によって圧縮された画像データは、外部I/F140を介して外部装置へ送信することができる。
リーダI/F112は画像読取装置であるリーダ部120と接続するためのインタフェースであり、プリンタI/F113は画像出力装置であるプリンタ部130と接続するためのインタフェースである。
また、MFP100は、表示部を有する操作部150を備えている。
本実施形態に係るMFP100の操作部150は、不図示の表示部とハードキーとを有する。表示部は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)と、LCD上に貼られた透明電極(静電容量方式でもよい)からなるタッチパネルシートとで構成され、LCDには操作画面やMFP100の状態が表示される。操作部150は、当該操作画面またはハードキーを介して、ユーザからの各種設定を受け付ける機能と、ユーザに情報を提供する機能とを有する。
続いて、図2を用いて、図1に示したリーダ部120及びプリンタ部130の断面図について説明する。
リーダ部120における原稿給紙ユニット122は、原稿台にセットされた原稿を1枚ずつ給紙し、搬送された原稿は重送検知センサ123を通過して、光学ユニット213に到達する。光学ユニット213まで搬送された原稿は排紙トレイ219に排出される。
重送検知センサ123は、原稿給紙ユニット122から給紙された原稿を搬送した際に、当該原稿に重送が発生したことを検知する。例えば、超音波を利用した重送検知センサ123では、上部センサから超音波を発信し、その変化を下部センサが感知することによって重送を検知する。そして、1枚の原稿が搬送されたときの受信強度を基準にして、実際に検出された信号がこの基準値よりも受信強度が低いときに重送として判断する。なお、重送とは、原稿給紙ユニット122から給紙した原稿を搬送した際、2枚以上の原稿の少なくとも一部が重なった状態で搬送されていることを指す。なお、本実施形態では、超音波を利用したセンサを重送検知センサ123の例として説明するが、重送を検知可能であるならば光学センサを利用してもよい。もしくは、原稿の厚みを測定し、その測定データを基準にして、原稿が重送しているかどうか判定してもよい。
原稿が光学ユニット213の上まで搬送されると、リーダ部120は、ランプ212を点灯し、光学ユニット213によって原稿に光を当てる。この時、原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下、CCDという)218へ導かれる。そして、原稿の画像はCCD218によって読み取られる。CCD218から出力される画像データは、所定の処理が施された後、コントローラ部110へ転送される。
また、リーダ部120は、原稿給紙ユニット122とプラテンガラス211の間に置かれた原稿の画像を読み取る。その場合、リーダ部120は、ランプ212を点灯し、光学ユニット213を移動させる。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCD218へ導かれる。そして、原稿の画像はCCD218によって読み取られる。CCD218から出力される画像データは、所定の処理が施された後、コントローラ部110へ転送される。なお、反射光を集光するセンサ部は、CCD(Charge Coupled Device)センサである場合について説明したが、このような場合に限らない。センサ部はCIS(Contact Image Sensor)であってもよい。センサ部にCISを用いる場合、ミラーやレンズは不要である。
プリンタ部130において、レーザドライバ321はレーザ発光部322を駆動するものであり、コントローラ部110から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部322に発光させる。このレーザ光は感光ドラム323に照射され、感光ドラム323にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム323の潜像の部分には現像器324によって現像剤が付着される。
また、プリンタ部130は、給紙ユニット132として、引き出し状の形状のカセット311〜314、及び手差しトレイ340を有している。カセット311〜314、及び手差しトレイ340は、複数枚のシートを保持することができる。プリンタ部130は、カセット311〜314、及び手差しトレイ340のいずれかからシートを給紙し、転写部325へ搬送路331を通して搬送する。転写部325は、感光ドラム323に付着された現像剤をシートに転写する。
現像剤が転写されたシートは搬送ベルト326によって、定着部327に搬送される。定着部327は、熱と圧力により現像剤をシートに定着する。その後、定着部327を通過したシートは、搬送路335、搬送路334を通り排出される。シートの印字面を反転して排出する場合、シートは、搬送路336を通して搬送路338まで導かれる。そこからシートは、逆方向に搬送され、搬送路337、搬送路334を通して搬送可能である。
また、両面印刷が設定されている場合、シートは、定着部327を通過したあと、搬送路336を通って、フラッパ329によって搬送路333に導かれる。その後、シートは逆方向に搬送され、フラッパ329によって、搬送路338に導かれた後、再給紙搬送路332に導かれる。再給紙搬送路332に導かれたシートは、上述したタイミングで搬送路331を通り、転写部325まで搬送され、転写部325によってシートの第2面に現像剤が転写される。そして、シートは、定着部327を通して搬送路334に導かれる。
片面印刷であるか、両面印刷であるかにかかわらず、搬送路334を通して搬送されたシートは排紙ユニット133へ搬送される。
排紙ユニット133へ搬送されたシートは、まず排紙ユニット133のバッファユニット401に送られる。ここでは、場合に応じて搬送されてきたシートを、バッファローラに巻きつけてバッファリングする。例えば、この下流で行われるステイプル等処理に時間がかかる場合は、このバッファユニット401を利用することによって本体から搬送されてくるシートの搬送間隔を調整することができる。
そして、シートは、この後、上流排出ローラ対402、下流排出ローラ対403によって搬送路404を経由し、スタックトレイ405に積まれる。スタックトレイ405に1部数のシート束が積載されたら、積載されたシート束は搬送路408を経由して、排紙トレイ407に排出される。
シフトするよう指定されている場合、スタックトレイ405に積載されたシートの束を、直前に排紙したシートの束に対してずらし、排紙トレイ407に排出することによって部の切れ目が、ユーザにとってわかりやすくなる。
ステイプルするよう指定されている場合、上流排出ローラ対402で搬送され、下流排出ローラ対403によって搬送路404を経由して、スタックトレイ405に積まれたシート束に対してステイプルユニット406によってステイプル処理が行われる。綴じられたシート束は、下流排出ローラ対403により排紙トレイ407に排出される。
なお、本実施形態では、現像器324と感光ドラム323を1つずつ備えるモノクロ機を用いて説明するが、本発明は、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック用に現像器と感光ドラムを4つずつ備えるカラー機に適用してもよい。また、本実施形態では、電子写真方式で画像をシートに印刷する方法について説明するが、インクジェット方式であってもよい。また、画像を印刷することができるものであれば、その他の方法であってもよい。
以上の構成を有するMFP100は、複数種類のジョブを実行することができる。
例えば、MFP100は、リーダ部120によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データを生成し、当該画像データと操作部150を介して受け付けた設定に基づいてシートに画像を印刷させるコピージョブを実行する。
また、MFP100は、リーダ部120によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データを生成し、当該画像データをHDD160に記憶するスキャン格納ジョブを実行する。
さらに、MFP100は、PC101から受信した印刷データを解析し、PC101から受け付けた印刷設定に基づいて画像データを生成し、生成した画像データに基づいてシートに画像を印刷させるプリントジョブを実行する。
また、MFP100は、リーダ部120によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データを生成し、当該画像データを、PC101に送信するスキャン送信ジョブを実行する。
さらに、MFP100は、リーダ部120によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データを生成し、当該画像データを、不図示の電話回線を介して外部のファクシミリ装置に送信するファクス送信ジョブを実行する。
MFP100は、これらのジョブを複数受け付けて不揮発性メモリ140に順に記憶し、不揮発性メモリ140に記憶された順に実行していく。
ここでは、MFP100が、複数種類のジョブを実行することについて説明したが、本発明はこれに限らない。MFP100は、これらの複数種類のジョブのうちの一部のジョブを実行できるものであればよい。
以上説明した機能を備えるMFP100は、普通紙の原稿に加えて、封筒のような種類の原稿を搬送して読み取ることができる。例えば、同じ宛先に定期的に封筒を送る業務がある。そのような業務に使う封筒を作成するために、ユーザは、1つの封筒に宛先を書き込み、同じ宛先を有する封筒を複数枚の封筒にコピーすることがある。また、複数の宛先に定期的に封筒を送る業務もある。その場合、ユーザは複数の封筒にそれぞれ異なる宛先を記入し、それらの封筒をまとめて原稿給紙ユニット122にセットして、それらの宛先が記入された複数枚の封筒を出力したい場合がある。ここで、封筒は元々2枚のシートが重なった原稿であるため、原稿が封筒である場合に、重送検知機能が有効に設定されていると、封筒が1枚搬送されるたびに読取が停止してしまう。また、原稿の上に、写真や付箋を貼り付けた原稿であっても、2枚以上のシートが重なっているため、原稿が正常に搬送されていても、原稿の読取は停止されてしまう。原稿の読取が停止されると、その都度、ユーザは画面を介して原稿の読取の継続を指示しなければ原稿の読取が再開されない。そのため、原稿の読取が完了するまで読取装置の前を離れることができなくなってしまう。
そこで、封筒のような種類の原稿や、写真や付箋を貼り付けた原稿が搬送されている場合に、原稿の読取が停止されてしまわないように、ユーザは、原稿が封筒のような原稿を読み取らせる場合に重送検知機能を無効に設定しておく。一方、普通紙の原稿を搬送させる場合、ユーザは、重送検知機能を有効に設定しておく。それによって、普通紙が2枚以上重なって搬送されたときに原稿の読み取りを停止させ、ユーザに原稿を再度ADFにセットさせることができる。
図3は、原稿の重送検知機能を有効にするか無効にするかを設定するために、操作部150が有する表示部に表示される画面の一例である。ユーザは、原稿の読取の開始前に、図3に示す画面を介して、予め原稿の重送検知機能を有効にするか無効にするかを設定しておく。設定された内容は、CPU111によってHDD160に保持される。
そして、ユーザによって原稿の重送検知機能を有効にするよう設定された場合に、MFP100は、原稿の重送を検知し、原稿の重送を検知したことに従って原稿の読取を停止し、ユーザに原稿を再度ADFにセットさせる。一方、原稿の重送検知機能を無効にするよう設定された場合に、MFP100は、重送検知センサ123によって原稿の重送検知機能を無効にするよう制御する。なお、重送検知センサ123によって原稿の重送検知機能を無効にする方法として、重送検知センサ123による重送の検知をそもそも行わないよう制御する方法がある。例えば、重送検知センサ123への電力供給を遮断する方法である。また、重送検知センサ123によって原稿の重送検知機能を無効にする方法として、CPU111は、重送検知センサ123によって原稿の重送を検知したことを示す信号を受信するが、その信号を受信しても原稿の搬送を停止しないよう制御する方法がある。
次に、図4に示すフローチャートを用いて、原稿の重送検知機能を有効または無効にするための制御について説明する。なお、図4のフローチャートに示す処理は、CPU111がROM115に記憶されたプログラムをRAM114に読み出して実行することによって行われる。なお、このフローチャートに示す処理は、ジョブの実行前にMFP100の機器の設定として設定されるものである。
図4のS1010で、CPU111は、操作部150を介してユーザモードの機能設定画面などを介して重送検知機能を設定画面の表示要求を受け付けたか否かを判定する。重送検知機能の設定画面の表示要求を受け付けたと判定した場合、S1020に処理を進める。
S1020で、CPU111は、操作部150に図3に示す画面を表示させる。
S1030で、CPU111は、図3に示す画面で重送検知機能が有効に設定されたか否かを判定する。図3に示す画面の有効が選択され、OKキーが押された場合に、CPU111は、重送検知機能が有効に設定されたと判定し、S1040に処理を進める。一方、図3に示す画面の無効が選択され、OKキーが押された場合に、CPU111は、重送検知機能が無効に設定されたと判定し、S1050に処理を進める。
S1040で、CPU111は、重送検知機能が有効に設定されたことを示す情報をHDD160に記憶し、処理を終了する。
S1050で、CPU111は、重送検知機能が無効に設定されたことを示す情報をHDD160に記憶し、処理を終了する。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、本実施形態に係るCPU111の制御について説明する。なお、図5のフローチャートに示す処理は、CPU111がROM115に記憶されたプログラムをRAM114に読み出して実行することによって行われる。この図5に示すフローチャートは、図4に示すフローチャートで重送検知機能を有効または無効にする設定がなされたうえで実行される。
S2010で、CPU111は、実行すべきコピージョブがHDD160に記憶されているか否かを判定する。例えば、操作部150でコピーの設定を受け付け、スタートキーが押された場合に、CPU111は、受け付けた設定に従ってコピーを実行するためのコピージョブを生成し、生成したコピージョブをHDD160に記憶する。このように、CPU111は、生成されたコピージョブがHDD160に記憶されているか否かを判定する。
S2020で、CPU111は、スキャナ制御部121に指示し、原稿給紙ユニット122にセットされた原稿を給紙させて原稿の読取を開始させる。原稿が読み取られると、読み取られた原稿の画像を示す画像データが生成され、生成された画像データはHDD160に記憶される。
S2030で、CPU111は、重送検知機能が有効に設定されているか否かを判定する。図4のフローチャートに示す処理によって、HDD160に重送検知機能が有効に設定されているか、無効に設定されているかを示す情報が記憶されている。そのため、CPU111は、その情報を参照することで、重送検知機能が有効に設定されているか否かを判定する。重送検知機能が無効に設定されていると判定された場合、CPU111は、S2040に処理を進め、重送検知機能が有効に設定されていると判定された場合、CPU111は、S2070に処理を進める。
S2070で、CPU111は、重送検知センサ123からの信号に基づいて、原稿の重送を検知したか否かを判定する。原稿の重送を検知したと判定された場合、S2080に処理を進め、原稿の重送を検知していないと判定された場合、S2040に処理を進める。
S2040に処理を進めた場合、CPU111は、原稿給紙ユニット122にセットされた全ての原稿を搬送したか否かを判定する。原稿給紙ユニットに設けられた原稿検知センサから原稿が有ることを示す信号を受信した場合に、CPU111は、原稿給紙ユニット122にセットされた全ての原稿を搬送していないと判定する。一方、原稿給紙ユニットに設けられた原稿検知センサから原稿が無いことを示す信号を受信した場合に、CPU111は、原稿給紙ユニット122にセットされた全ての原稿を搬送したと判定する。原稿給紙ユニット122にセットされた全ての原稿を搬送していないと判定した場合、CPU111は、次の原稿の読取を行うためにS2020に処理を進める。原稿給紙ユニット122にセットされた全ての原稿を搬送したと判定した場合、CPU111は、S2050に処理を進める。
S2050に処理を進めた場合、CPU111は、HDD160に記憶された画像データと印刷指示をプリンタ制御部131に送信し、シートに画像を印刷させる。
S2060で、CPU111によって印刷が完了したと判定されるまで、S2050の処理が繰り返され、CPU111によって印刷が完了したと判定された場合に、処理が終了する。
S2070からS2080に処理を進めた場合、CPU111は、スキャナ制御部121に指示し、原稿の読取動作を停止させる。このとき、既に原稿給紙ユニット121によって給紙された原稿は、排紙トレイ219に排紙される。それによって、原稿搬送路の途中で搬送が停止された原稿をユーザが手で取り除かなければならなくなる手間を省くことができる。原稿給紙ユニット121は、次の給紙すべき原稿を給紙しない。それによって、原稿の読取動作が停止される。なお、CPU111は、既に原稿給紙ユニット121によって給紙された原稿を含めて、重送を検知した時点で直ちに原稿の搬送を停止するようにしてもよい。その場合、ユーザは搬送路に残った原稿を手で取り除く。
S2090で、CPU111は、原稿の重送が発生したことを示す画面を操作部150に表示させる。図6は、S2060で操作部150に表示される画面の一例である。図6に示す画面には、重送を検知したことをユーザに通知するための通知メッセージと、原稿を1枚目に戻してスタートキーを押すようユーザに促すための提示メッセージが含まれる。また、図6に示す画面には、原稿の読取を再度搬送させ、読み取らせるためのスタートキーと、ジョブをキャンセルするため中止キーが含まれる。
S2100で、CPU111は、図6に示す画面の表示中にスタートキーが押されたか否かを判定する。スタートキーが押されたと判定した場合、CPU111はS2120に処理を進め、中止キーが押されたと判定した場合、CPU111はS2110に処理を進める。
S2110に処理を進めた場合、CPU111は、原稿の読取動作が停止されているコピージョブを中止し、処理を終了する。このとき、CPU111は、HDD160に記憶されたコピージョブの設定も、読取済みの原稿の画像データも削除する。
一方、S2100からS2120に処理を進めた場合、CPU111は、HDD160に記憶されたコピージョブの設定は削除せずに、読取済みの原稿の画像データを削除する。そして、コピージョブの設定に従って、原稿を1ページ目から読み直すために、S2020に処理を進める。
以上のように、ユーザは、封筒のような種類の原稿や、写真や付箋を貼り付けた原稿を読み取らせる場合に、原稿の読取が誤って停止されないように、重送検知機能を無効に設定しておくことができる。それによって、ユーザは、封筒のような原稿を読み取らせる場合に、原稿の読取が停止される事態に備えて、原稿の読取が完了するまでMFP100の前で待機しておく必要がなくなる。
一方、普通紙の原稿を搬送させる場合、ユーザは、重送検知機能を有効に設定しておくことができる。それによって、普通紙が2枚以上重なって搬送されてしまったときに原稿の読み取りが停止するので、ユーザはその時点で原稿を再度ADFにセットしてジョブを再開させることができる。
なお、本実施形態では、コピージョブを例に説明したが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、原稿の読取動作を伴うものであれば、上述したスキャン格納ジョブ、スキャン送信ジョブ、またはファクス送信ジョブで同様の処理を行ってもよい。スキャナン格納ジョブに適用する場合、S2050及びS2060を実行せずに処理を終了すればよい。スキャン送信ジョブ、またはファクス送信ジョブに適用する場合、S2050で、CPU111は読み取った画像を送信し、S2060でCPU111は送信が完了したか否かを判定すればよい。
また、上述した実施形態では、全ての原稿の読取が完了してから印刷を開始する例を説明したが、原稿の読取と並行して印刷を実行するようにしてもよい。その場合、1枚目のシートに印刷される画像データの準備が完了したことに従って印刷を開始するようにすればよい。
また、本実施形態では、MFP100の機器の設定として、重送検知機能を有効にするか無効にするかを設定する例を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、ジョブごとに、そのジョブのための設定として重送検知機能を有効にするか無効にするかを設定するようにしてもよい。その場合、そのジョブを実行している間は、設定された内容に従って重送検知機能を有効にするか無効にするかを決め、そのジョブが完了したことに応じて、MFP100の機器の設定に戻すようにしてもよい。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、重送検知機能を有効にするか無効にするかを設定する例を説明した。
第2の実施形態では、画像の印刷に用いるシートの種類に従って、重送検知機能を有効にするか無効にする例について説明する。
例えば、画像の印刷に用いるシートが封筒であれば、リーダ部120に読み取らせる原稿も封筒である可能性が高い。その理由は、封筒を作成する際に、ユーザは、1つの封筒に宛先を書き込み、同じ宛先を有する封筒を複数枚の封筒にコピーすることが多く、封筒以外のシートに宛先を書いて、それを封筒にコピーすることは少ないからである。封筒に画像をコピーする場合、ユーザは、まず手差しトレイ340に封筒をセットし、操作部150に図7に示す画面を表示させる。図7に示す画面は、印刷に用いるシートの種類を設定するための画面である。ボタン701〜706は、印刷に用いるシートの種類を指定するためのボタンである。例えば、ボタン701は、シートの種類として普通紙を指定するためのボタンであり、ボタン705は、シートの種類として封筒を指定するためのボタンである。ユーザは、ボタン705を押すことによって印刷に用いるシートの種類として封筒を選択する。ユーザによって封筒が選択されると、MFP100は、リーダ部122によって読み取られた原稿の画像のうち、選択された封筒のサイズに対応する領域の画像を読み取って、読み取った画像を封筒に印刷する。
次に、図8に示すフローチャートを用いて、印刷に用いるシートの種類を設定するための制御について説明する。なお、図8のフローチャートに示す処理は、CPU111がROM115に記憶されたプログラムをRAM114に読み出して実行することによって行われる。なお、このフローチャートに示す処理は、ジョブの実行前にジョブの設定として設定されるものである。
S5010で、CPU111は、操作部150を介してシートの種類を設定するための画面の表示要求を受け付けたか否かを判定する。表示要求を受け付けたと判定した場合、CPU111は、S5020に処理を進める。
S5020で、CPU111は、図7に示すシートの種類の設定画面を操作部150に表示させる。
S5030で、CPU111は、図7に示す画面で受け付けた種類を、印刷に用いるシートの種類としてHDD160に記憶して処理を終了する。
次に、図9に示すフローチャートを用いて、印刷に用いるシートの種類を設定するための制御について説明する。なお、図9のフローチャートに示す処理は、CPU111がROM115に記憶されたプログラムをRAM114に読み出して実行することによって行われる。なお、このフローチャートに示す処理は、図8のフローチャートに示す処理が行われたうえで実行される。
図5との差分のみを説明する。図5との差分は、図5のS2030の代わりにS6010を実行するところである。
S2020で、CPU111は、スキャナ制御部121に指示し、原稿給紙ユニット122にセットされた原稿を給紙させ、原稿の読取を開始させる。原稿が読み取られると、読み取られた原稿の画像を示す画像データが生成され、生成された画像データはHDD160に記憶される。
S6010で、CPU111は、印刷に用いるシートの種類が封筒であるか否かを判定する。図8のフローチャートに示す処理によって、HDD160に記憶されたシートの種類が封筒であるか否かを判定する。封筒が設定されていると判定された場合、CPU111は、S2040に処理を進め、封筒が設定されていないと判定された場合、CPU111は、S2070に処理を進める。例えば、普通紙や、厚紙、薄紙、はがき、OHPが設定されている場合、CPU111は、S2070に処理を進める。
S2070以降の処理は、図5に示す処理と同様の処理を繰り返す。
以上のように、印刷に必要なシートの種類が封筒であれば、重送検知機能を無効に設定し、印刷に必要なシートの種類が普通紙であれば、重送検知機能を有効に設定する。それによって、封筒に画像をコピーする場合、言い換えると原稿が封筒である可能性が高い場合には、誤って重送検知機能によって読取が停止してしまわないように重送検知機能を無効に設定しておくことができる。そのため、ユーザは、封筒のような原稿を読み取らせる場合に、原稿の読取が停止される事態に備えて、原稿の読取が完了するまでMFP100の前で待機しておく必要がなくなる。
一方、普通紙に画像を印刷する場合、重送検知機能を有効に設定しておくことで、普通紙が2枚以上重なって搬送されてしまったときに原稿の読み取りが停止するので、ユーザはその時点で原稿を再度ADFにセットしてジョブを再開させることができる。
印刷に必要な種類のシートを選択することで、自動的に重送検知機能が有効になるかまたは無効になるかが決まるので、ユーザは、重送検知機能を有効にするか無効にするかを設定しなくてもよくなる。
なお、上述した実施形態では、全ての原稿の読取が完了してから印刷を開始する例を説明したが、原稿の読取と並行して印刷を実行するようにしてもよい。その場合、1枚目のシートに印刷される画像データの準備が完了したことに従って印刷を開始するようにすればよい。
<その他の実施形態>
上述した実施形態では、重送を検知した場合に、原稿の読取、または原稿の搬送を停止する例を説明した。しかしながら、本発明はこれに限られない。例えば、原稿の重送を検知した場合に、読み取りは最後の原稿まで行い、重送が発生したことをユーザに通知し、
ユーザに原稿を再度読み取らせるようにしてもよい。その場合、ユーザは、原稿を再度リーダ部120にセットし、原稿の読取開始を操作部150から指示する。そして、CPU111は、読取開始の指示を受け付けると、リーダ部120に原稿を読み取らせ、読み取った原稿のページを、重送が起きたページの代わりにHDD160に記憶する。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述の実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を装置(又はシステム)に供給し、その装置(又はシステム)のコンピュータ(CPU、MPU)が記憶媒体に格納したプログラムコードを読出す処理である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。また、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また前記記憶媒体は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)であってもよい。さらに、前記記憶媒体は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)、Blu−ray(登録商標) Disc、フラッシュメモリ、メモリカード等であってもよい。また、上述した実施例の1又は複数の機能は、1つのプロセッサによって実現されてもよいし、複数のプロセッサによって実現されてもよいし、ネットワーク上の複数のコンピュータによって実現されてもよい。
111 CPU
114 RAM
115 ROM
150 操作部
160 HDD

Claims (10)

  1. 原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿の重送を検知する検知手段と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記原稿の画像をシートに印刷する印刷手段と、
    前記シートの種類を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けたシートの種類が第1の種類である場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう設定し、前記受付手段によって受け付けたシートの種類が前記第1の種類とは異なる第2の種類である場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止しないよう設定する設定手段と、
    前記設定手段によって前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう設定されている場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう制御し、
    前記設定手段によって前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止しないよう設定されている場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止せずに継続するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するか否かを設定するための画面を表示する表示手段をさらに有し、
    前記設定手段は、前記画面を介して、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止する指示を受け付けた場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう設定し、
    前記画面を介して、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止しない指示を受け付けた場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止しないよう設定することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記第2の種類は、封筒を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記第1の種類は、普通紙を含むことを特徴とする請求項に記載の原稿読取装置。
  5. 前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止した場合に、原稿の重送が発生したことをユーザに通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  6. 前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止した場合に、原稿を前記搬送手段によって再度搬送するためにセットするようユーザに促す提示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  7. 前記検知手段による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止した場合に、原稿を前記搬送手段によって再度搬送するためにセットするようユーザに促す提示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  8. 原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿の重送を検知する検知手段と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記原稿の画像をシートに印刷する印刷手段と、
    前記シートの種類を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けたシートの種類が第1の種類である場合に、
    前記検知手段による前記原稿の重送の検知を有効にするよう設定し、前記受付手段によって受け付けたシートの種類が前記第1の種類とは異なる第2の種類である場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知を無効にするように設定する設定手段と、
    前記設定手段によって前記検知手段による前記原稿の重送の検知を有効にするよう設定されている場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知を行うよう制御し、
    前記設定手段によって前記検知手段による前記原稿の重送の検知を無効にする設定されてい場合に、前記検知手段による前記原稿の重送の検知を行わないよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする原稿読取装置。
  9. 原稿を搬送する搬送手段によって搬送される原稿の重送を検知する検知工程と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る読取工程と、
    前記原稿の画像をシートに印刷する印刷工程と、
    前記シートの種類を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で受け付けたシートの種類が第1の種類である場合に、前記検知工程における前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう設定し、前記受付工程で受け付けたシートの種類が前記第1の種類とは異なる第2の種類である場合に、前記検知工程による前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止しないよう設定する設定工程と、
    前記設定工程で前記検知工程における前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう設定されている場合に、前記検知工程における前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止するよう制御し、
    前記検知工程における前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止しないよう設定されている場合に、前記検知工程における前記原稿の重送の検知によって前記原稿の読取動作を停止せずに継続するよう制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする原稿読取装置の制御方法。
  10. 請求項に記載の原稿読取装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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