JP2009152867A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置からメモリメディアへの入出力動作の効率を向上させる。
【解決手段】 画像形成装置は、原稿を読み取るスキャナ手段と、読み取った原稿情報を格納する為の記憶手段と、メモリメディアが接続されメモリメディアとアクセスする為のインターフェースと、前記記憶手段に格納されている原稿情報を画像情報としてメモリメディアへ転送する手段と、前記転送データ量及び前記メモリメディアの残容量を算出する手段と、前記転送データ量と前記メモリメディアの残容量を比較する手段と、前記比較手段での比較の結果転送データ量に対してメモリメディア残容量が大きい場合には、実体データをそのままメモリメディアへ転送する手段と、前記比較手段での比較の結果転送データ量に対してメモリメディア残容量が小さい場合には、実体データが格納されている格納先情報をメモリメディアへ転送する手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル複写機などの画像入出力装置において、装置内メモリと装置とI/Fを介して接続されるメモリメディアとの間で、画像データなどを入出力する機能に関するものである。
近年のデジタル複合機にはUSBメモリ/SDメモリなどのメモリメディアの普及に伴い、当該インターフェースを有し、写真などの画像情報が記憶されているメモリメディアをインターフェースに接続して、メモリメディアより直接プリントすることができる。(ダイレクトプリント/MemoryToPrint)
一方、デジタル複合機のスキャナで読み込んだ画像を装置内のHDDではなく、メモリメディアへ直接記憶することも可能である。(ダイレクトスキャン/ScanToMemory)
この他にも、既にHDD(BOX)に記憶されている画像データを取得して、メモリメディアへ記憶したり、メモリメディアの画像をBOXへ転送することも可能である。(BoxToMemory)
上記動作において、メモリメディアへ画像データを格納させる際に、メモリメディアの空き容量が不足するケースが容易に想定される。この空き容量が不足している場合の制御に関する特許が提案されている。
特許文献1は、スキャナで読み取った文書などの情報をファイル番号を付して外部記憶装置に格納して保存しておく。該情報をメモリメディアに記憶する際には、外部記憶装置に格納したファイル番号をメモリメディアに格納する。格納した情報を再利用するときは、メモリメディアに格納したファイル情報を利用して外部記憶装置を検索して情報を読み出す。
特許文献2は、移動体端末などへ情報を送信する際に、送信されるデータが蓄積許容容量範囲内であるか否かを判定し、判定結果に基づいてデータとデータの保存場所を識別する位置情報識別子との少なくともいずれかを蓄積するよう制御する。
特開平6−133094号公報 特開2003−241902号公報
しかしながら、本発明が解決しようとする課題は、従来技術の場合、移動体端末へ画像データを送信する際に、空き容量がどれだけ存在するかを判定する為に、移動体端末に対して逐次問い合わせにいく必要が生じる。
その為、データ取得中に移動体端末に対して別の処理が割り込まれた場合には、送信側からの応答ができない為、ユーザを待たせてしまうという問題を生じた。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明は、原稿を読み取るスキャナ手段と、読み取った原稿情報を格納する為の記憶手段と、メモリメディアが接続されメモリメディアとアクセスする為のインターフェースと、前記記憶手段に格納されている原稿情報を画像情報としてメモリメディアへ転送する手段と、前記転送データ量及び前記メモリメディアの残容量を算出する手段と、前記転送データ量と前記メモリメディアの残容量を比較する手段と、前記比較手段での比較の結果転送データ量に対してメモリメディア残容量が大きい場合には、実体データをそのままメモリメディアへ転送する手段と、前記比較手段での比較の結果転送データ量に対してメモリメディア残容量が小さい場合には、実体データが格納されている格納先情報をメモリメディアへ転送する手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によって、画像形成装置が接続されているメモリメディアを、前記メモリ手段を含めて一元管理することができる為、移動体端末などへ逐次問い合わせにいく必要が無くなるので、画像形成装置からメモリメディアへの入出力動作の効率を向上させることができる。
[MFPの周辺構成]
まず、図2を用いてMFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)の構成について説明する。
MFPは、スキャナから出力されたジョブデータに対しメモリを介してプリントするコピー機能や、コンピュータ等の外部装置から出力されたジョブデータに対し該メモリを介してプリントするプリント機能等の複数の機能を具備した画像形成装置である。
MFPには、フルカラー機器とモノクロ機器があり、色処理や内部データなどを除いて、基本的な部分において、フルカラー機器がモノクロ機器の構成を包含することが多い。ここではフルカラー機器に絞って説明し、必要に応じて随時モノクロ機器の説明を加えることとする。
又、本システムの構成に関し、プリント機能のみを具備した単一機能型の画像形成装置等のSFP(Single Function Peripheral:単一機能周辺機器)を具備する構成でも良い。さらにMFPとSFPいずれか一方のタイプの画像形成装置のみを具備する構成でも良い。又、何れのタイプの画像形成装置であっても、複数台具備する構成でも良い。いずれにしても、本形態の制御が実現可能な構成であればよい。
図2に示すように、紙原稿などの画像を読み取り、画像処理するスキャナ部201と、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置と画像データなどを送受する外部I/F202、画像処理後に用紙上に画像形成し出力するプリンタ部203を備えている。
操作部204は、本画像形成装置の様々なフローや機能を選択したり操作指示したりするためのものであるが、操作部の表示装置の高解像度化に伴い、文書管理部にある画像データをプレビューし、確認後OKならばプリントするといったこともできる。
操作部204はマルチビュー液晶の表示装置を使用し、視方向に応じて個別に異なる操作画面を表示することができる。本実施例においては、前、右、左と3視方向について別々の操作画面を表示することができるトリプルビュー液晶を使用する。
CPU205は、はROM207読込んだプログラムに基いて動作する。また、外部I/F202ホストコンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。
メモリコントローラ部206は、接続される記憶装置であるROM207、RAM208、及びHDD209へのアクセスを制御する。接続されている各マスタデバイスからのメモリアクセスが競合した場合には、優先順位によって順番に選択したスレーブメモリへアクセスするよう調停動作を行う。
ROM207は読み出し専用のメモリで、ブートシーケンスやフォント情報等の各種プログラムが予め記憶されている。
RAM208は読み出し及び書き込み可能なメモリで、スキャナ部201や外部I/F202よりメモリコントローラ206を介して送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報を記憶する。
HDD209は、圧縮伸張部210によって圧縮された画像データを記憶する大容量の記憶装置である。
圧縮伸張部210は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によってRAM208、HDD209に記憶されている画像データ等を圧縮・伸張動作を行う。
メディアI/F211は、USBメモリやSDカードなどの各種メモリメディアに対応するI/Fを装備するI/F部である。メモリメディアをメディアI/F211へ接続することによって、メモリメディアに記憶している画像データを読み出してプリンタ部203よりプリントする。又、スキャナ部201でスキャンした原稿画像データを記憶したり、又、HDD209に既に格納されている画像データをメモリメディアへ転送したりすることができる。
容量判定部212は、メディアI/F211に接続されているメモリメディアの空き容量を検出して、メモリメディアへデータ転送する際に、データ転送量より空き容量が許容範囲内であるか否かを判定する。
[操作部の構成]
図3と図4を用いて操作部について説明する。
まず、図3は、定常的な操作設定を行うことができるキー入力部分である。
操作部電源スイッチ401は、スタンバイモード(通常動作状態)とスリープモード(メインコントローラは、ネットワークプリントやファクシミリなどに備えて割り込み待ち状態でプログラムを停止して、消費電力を抑えている状態)を切り替えるものである。システム全体の電源供給を行う主電源スイッチがON状態で制御することができる。
スタートキー403は、コピーや送信などの開始を指示するキーであり、ストップキー402は、それを中断するキーである。
テンキー406は、各種設定の置数を行うためのキーであり、クリアキー407は、その置数を解除するためのキーである。
リセットキー404は、各種設定を無効にし、デフォルト状態に戻すためのキーである。ユーザモードキー405は、ユーザごとのシステム設定画面に移行するためのキーである。
次に、図4は、LCD(液晶表示部)とその上に貼られた透明電極からなるタッチパネルディスプレイを表した模式図である。LCDに表示されるキー相当の部分の透明電極を指で触れると、それを検知して別の操作画面を表示するなど予めプログラムされている。図4は、スタンバイモード時の初期画面であり、設定操作に応じて様々な操作画面を表示することができる。
コピータブ501は、コピー動作の操作画面に遷移するためのタブキーである。送信タブ502は、ファックスやE−mail送信など送信(Send)動作を指示する操作画面に遷移するためのタブキーである。ボックスタブ503は、ボックス(ユーザごとにジョブを格納する記憶手段)にジョブを入出力操作するための画面に遷移するためのタブキーである。オプションタブ504は、スキャナ設定など拡張機能を設定するためのタブキーである。システムモニタキー517は、MFPの状態や状況を表示するためのキーであり、各タブを選択することで、それぞれの操作モードに遷移することができる。
色選択設定キー505は、カラーコピー、白黒コピー、あるいは自動選択かを予め選択するためのキーである。倍率設定キー508は、等倍、拡大、縮小などの倍率設定を行う画面に遷移するキーである。後処理設定キー509はステイプルやパンチなどの有無、個数、位置などを設定する画面に遷移するキーである。両面設定キー514は、片面印刷か両面印刷かを選択する画面に遷移するキーである。紙サイズ設定キー515は、給紙段や紙サイズ、メディアタイプを選択する画面に遷移するキーである。画像モード設定キー512は、文字モードや写真モードなど原稿画像に適した画像モードを選択するためのキー、濃度設定キー511は、出力画像を濃くしたり薄くしたり調整するためのキーである。
次に、ステータス表示部506は、スタンバイ状態、ウォームアップ中、ジャム、エラー等の簡易的な状態表示を行う表示部である。倍率表示部507は、倍率設定キー508で設定された倍率を表示し、紙サイズ表示部516は、紙サイズ設定キー515で設定された紙サイズやモードを表示する。枚数表示部510は、テンキー406で指定された枚数を表示したり、動作中に何枚目を印刷中かを表示したりする。
更に、割り込みキー513は、コピー動作中に別のジョブを割り込ませる場合に利用し、応用モードキー518は、ページ連写、表紙・合紙設定、縮小レイアウト、画像移動など様々な画像処理やレイアウトなどの設定を行う画面に遷移するためのキーである。
[MFPの構成]
本発明における、MFP(マルチファンクショナルプリンタ)の構成について、図5を用いて説明する。本実施例においては1DカラーMFPの構成について説明するが、その他4DカラーMFP、白黒MFPについても本発明のMFP構成としては考えられるが、ここでは説明を割愛する。
自動原稿搬送装置(ADF)601は、原稿トレイの積載面にセットされた原稿束を順番に分離して、スキャナ602によって原稿走査するために原稿台ガラス上へ搬送する装置である。
スキャナ602は、原稿台ガラス上に搬送された原稿の画像を読み取り、CCDによって画像データに変換する。回転多面鏡(ポリゴンミラー等)603は、前記画像データに応じて変調された、例えばレーザ光などの光線を入射させ、反射ミラーを介して反射走査光として感光ドラム604に照射する。
感光ドラム604上に前記レーザー光によって形成された潜像はトナーによって現像され、転写ドラム605上に貼り付けられたシート材に対してトナー像を転写する。この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することによりフルカラー画像が形成される。4回の画像形成プロセスの後に、フルカラー画像形成された転写ドラム605上のシート材は、分離爪606によって分離され、定着前搬送607によって定着器608へ搬送される。
定着器608は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、トナー像が転写されたシート材上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。
排紙フラッパ609は、揺動軸を中心に揺動可能に構成され、シートの搬送方向を規定する。排紙フラッパ609が図中時計回りの方向に揺動しているときには、シートは真直ぐに搬送され、排紙ローラ610によって機外へ排出される。一方、シートの両面に画像を形成する際には、排紙フラッパ609が図中反時計回りの方向に揺動し、シートは下方向に進路を変更され両面搬送部へと送り込まれる。
両面搬送部は、反転フラッパ611、反転ローラ612、反転ガイ613ドおよび両面トレイ614より構成される。反転フラッパ611は、揺動軸を中心に揺動可能に構成され、シートの搬送方向を規定する。まず、反転フラッパ611が図中反時計回りの方向に揺動し、シートは反転ローラ612によって反転ガイド613へと送り込まれる。シート後端が反転ローラ612に狭持された状態で反転ローラ612は一旦停止し、引き続き反転フラッパ611が図中時計回りの方向に揺動する。さらに、反転ローラ612が逆方向に回転し、シートはスイッチバックして搬送され、後端と先端が入れ替わった状態で両面トレイ614へと導かれる。
両面トレイ614ではシートを一旦積載し、その後、再給紙ローラ615によってシートは再びレジストローラ616へと送り込まれる。このときシートは、1面目の転写工程とは反対の面が感光ドラムと対向する側になって送られてきている。そして、先述したプロセスと同様にして2面目の画像が形成され、シートの両面に画像が形成され、定着工程を経て機外へ排出される。
給紙搬送部は、シートカセットA617、B618およびペーパーデッキ619、手差しトレイ620と、給紙ローラ621、レジストローラ616によって構成されている。
シートカセットA617、B618およびペーパーデッキ619には、各種サイズおよび各種マテリアルのシートが収納され、また手差しトレイ620にはOHTシート等のフィルム材を含む各種の記録媒体が積載される。シートカセットA617、シートカセットB618、ペーパーデッキ619および手差しトレイ620には、それぞれに給紙ローラ621が設けられシートが1枚ずつ給送される。具体的には、ピックアップローラによって積載されたシートが順次繰り出され、給紙ローラ621に対向して設けられる分離ローラによって重送が防止されてシートは1枚ずつ搬送ガイドへと送り出される。ここで、分離ローラには搬送方向とは逆方向に回転させる駆動力が図示しないトルクリミッタを介して入力されている。給紙ローラとの間に形成されるニップ部にシートが1枚だけ進入しているときには、シートに従動して搬送方向に回転する。一方、重送が発生している場合には搬送方向とは逆方向に回転することにより重送したシートが戻され、最上部の1枚だけが送り出されるようになっている。
送り出されたシートは搬送ガイドの間を案内され、複数の搬送ローラによってレジストローラ616まで搬送される。このときレジストローラ616は停止しており、シートの先端がレジストローラ616対で形成されるニップ部に突き当たり、シートがループを形成し斜行が補正される。その後、画像形成部において感光ドラム604上に形成されるトナー像のタイミングに合わせて、レジストローラ616は回転を開始してシートを搬送する。
レジストローラ616により送られたシートは、吸着ローラ622によって転写ドラム605表面に静電気的に吸着される。
プリンタ部の定着部から排出されたシートは、オンラインフィニッシャ部に入る(フィニッシャが接続されている場合)。オンラインフィニッシャ部には、サンプルトレイ623及びスタックトレイ624があり、ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
ソート方式には2通りあり、複数のビンを有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、電子ソート機能とビン(または、トレイ)を奥手前方向にシフトしてジョブ毎に出力シートを振り分けるシフトソート方式によるソーティングを行うことができる。電子ソート機能は、コレートと呼ばれ、コア部に大容量メモリを持っていれば、このバッファメモリを利用して、バッファリングしたページ順と排出順を変更する、いわゆるコレート機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポートできる。次にグループ機能は、ソーティングがジョブ毎に振り分けるのに対し、ページ毎に仕分けする機能である。
さらに、出力すべきジョブに対してステープルモードが設定されている場合には、スタックトレイ624に排出するよう制御する。その際には、シートがスタックトレイ624に排出される前に、シートをジョブ毎にフィニッシャ内部の処理トレイ625に順次蓄えておく。該処理トレイ625上にてステープラ626にてバインドして、その上で、スタックトレイ624へ、該記録紙束を束排出する。
その他、上記2つのトレイに至るまでに、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャ627があり、ジョブの種類に応じてパンチ処理を行う。例えば、出力すべきジョブに対するシート処理に関する設定としてユーザにより操作部を介してパンチ処理設定がなされた場合には、そのジョブの記録紙に対してパンチャ627によるパンチ処理を実行させる。その上で、機内を通過させて、スタックトレイ624及びサンプルトレイ623等の排出トレイに排紙するよう制御する。
さらに、サドルステッチャ628は、シートの中央部分を2ヶ所バインドした後に、シートの中央部分をローラに噛ませることによりシートを半折りし、パンフレットのようなブックレットを作成する処理(製本処理)を行う。サドルステッチャ628で製本されたシートは、ブックレットトレイ629に排出される。当該サドルステッチャ628による製本処理等のシート処理動作の実行可否も、上述の如く、出力すべきジョブに対してユーザにより設定されたシート処理設定に基づく。
また、インサータ630はインサートトレイ631にセットされたシートをプリンタへ通さずにスタックトレイ624及びサンプルトレイ623等の排出トレイのいずれかに送るためのものである。これによってオンラインフィニッシャ部に送り込まれるシート(プリンタ部で印刷されたシート)とシートの間にインサータ630にセットされたシートをインサート(中差し)することができる。インサータ630のインサートトレイ631にはユーザによりフェイスアップの状態でセットされるものとし、ピックアップローラにより最上部のシートから順に給送する。
従って、インサータ630からのシートはそのままスタックトレイ624またはサンプルトレイ623へ搬送することによりフェイスダウン状態で排出される。サドルステッチャ628へ送るときには、一度パンチャ側へ送り込んだ後スイッチバックさせて送り込むことによりフェースの向きを合わせる。尚、当該インサータ630によるシート挿入処理等のシート処理動作の実行可否も、上述の如く、出力すべきジョブに対してユーザにより設定されたシート処理設定に基づく。
[メモリメディア残容量に応じた転送制御の概念図]
図1にメモリメディアの残容量に応じて、画像形成装置内のHDD209に格納している画像データの実体データを転送するのか、もしくは格納先情報のみを転送するのか選択する制御の概念図を示す。
HDD209内にはスキャナ部201によって読み取った原稿画像などの画像データが格納されている。メディアI/F211に接続されているメモリメディアに対して読み取った原稿画像データを転送する場合に、メモリメディアに転送することが可能な空き容量を算出する。図1に示す例では、Address1に格納されている100MBサイズのData1をメモリメディアに転送する例を示している。
メモリメディアの空き容量が120MBである場合には、Data1のサイズよりも十分に大きいと判断され実体データそのものを転送するよう制御する。
メモリメディアの空き容量が80MBである場合には、Data1のサイズよりも小さいと判断されData1が格納されているAddress1の格納先情報のみを転送するよう制御する。
[メモリメディアへのデータ格納シーケンス]
本実施形態における画像形成装置を使用した本体装置内のHDD209からメモリメディアへのデータ格納シーケンスについて、フローチャートに従って説明する。
図7は本発明の画像形成装置において、スキャン画像もしくはHDD209内に格納しているデータをメモリメディアへ格納する際のシーケンスを示すフローチャートである。
S801において、メディアI/F211に接続されているメモリメディアに対しての書き込み要求があるか否かをウェイトしている。
メディアI/F211にメモリメディアを接続し、スキャナ部201に紙原稿をセットし、スタートキー403を押下することによって原稿画像のメモリメディアへの書き込み(ScanToMemory)を実行する場合、当該書き込み要求を発生する。
その他にも、HDD209に画像データ等のファイルが格納されている際に、当該ファイルをメモリメディアへの転送(BoxToMemory)を実行する場合、当該書き込み要求を発生する。
図9に操作部204の初期操作画面を示す。原稿をスキャンする場合には、送信タブ502を押下する。
図10に送信タブ502を押下した際に表示される送信初期画面を示す。図10において送信先の宛先として、メモリメディアを選択する。メディアに保管キー1101を押下すると、図11に示すように宛先表示ボックス1201にメモリメディアが表示されて、宛先として選択されていることを通知する。
図11の操作画面の状態において、スタートキー403を押すとスキャン動作が開始される。スキャナ部201にセットされている原稿の読み込みを終了すると、図12に示すような原稿読み込み確認画面が表示される。原稿を替えて読み込みを継続する場合には、スキャナ部201に続きの原稿をセットし、再度スタートキー403を押下する。
読み込みを終了する場合には読込終了キー1301を押下する。この時点でスキャンした画像データは圧縮伸張部210によって圧縮されてHDD209に格納されている。
S802において、メモリメディアの空き容量を算出する。容量判定部212はメディアI/F211へ接続されているメモリメディアの空き容量情報を受信する。実際の空き容量に対してマージンを持たせた許容範囲内の容量を加味し、許容範囲の容量としての正味の空き容量を算出する。
S803において、実体データをそのまま転送可能であるか否かをチェックする。
スキャナ部201に読み取った原稿画像データは、RAM208へ書き込まれ、圧縮伸張部210を介して圧縮されてHDD209へ書き込まれる。
容量判定部212はCPU205により算出したHDD209に格納されている送信元データの容量を受信する。そして前記空き容量と送信元データ容量の比較を行う。
比較の結果、前記正味の空き容量が送信元データ容量に対して十分大きい場合にはS804へ移行する。それ以外の場合にはS805へ移行する。
S804において、実体データをそのままメディアI/F211を介してメモリメディアへ転送する。
図13に空き容量が実体データに対して十分に大きい場合の概略図を示す。
図13ではHDD209内のAddress1に格納されているData1が送信元データであり、実体データサイズは100MBである。これに対してUSBメモリの空き容量は120MBであるので、USBメモリには送信する実体データに対して十分に容量があると容量判定部212により判定される。
図14に送信正常終了メッセージ画面の一例を示す。実体データのメモリメディアへの書き込みが正常終了すると、図14に示すようなメッセージ画面がポップアップ表示される。確認後、閉じるキー1501を押下する。
実体データをメモリメディアへ転送後、メモリメディアへのデータ格納シーケンスを終了する。
S805において、格納先情報を転送可能であるか否かをチェックする。格納先情報は例えば前記読み取った原稿画像データが圧縮されて格納されているHDD209におけるアドレス情報やパス情報等である。
図6にHDD209における格納先情報と格納されている送信元データの関係を示す。図6において、/aaa/bbb/ccc及び/aaa/bbb/dddはHDD209における格納先情報となるアドレス情報を示している。又、AAA.pdf及びBBB.tifは送信元データとなるファイル情報を示している。図6ではアドレス/aaa/bbb/cccにAAA.pdf、アドレス/aaa/bbb/dddにBBB.tifが格納されていることを表している。
容量判定部212はCPU205により算出したHDD209に格納されている送信元データの格納先情報のデータ量を受信する。そして前記空き容量と格納先情報のデータ量の比較を行う。比較の結果、前記正味の空き容量が格納先情報に対して十分大きい場合にはS806へ移行する。それ以外の場合にはS808へ移行する。
S806において、格納先情報をメディアI/F211を介してメモリメディアへ転送する。
図15に空き容量が実体データに対して不足している場合の概略図を示す。
図15ではHDD209内のAddress1に格納されているData1が送信元データであり、実体データサイズは100MBである。これに対してUSBメモリの空き容量は80MBであるので、USBメモリには送信する実体データに対して容量が不足していると容量判定部212により判定される。しかしこの場合、格納先情報を格納するだけの容量はあるので、格納先情報のみをメモリメディアへ転送する。
S807において、実体データをHDD209内のテンポラリ領域へ一時的に退避させる。テンポラリ領域はあくまでもデータの一時的な仮置き場であり、例えば一定時間経過後に消去される。実体データをテンポラリ領域へ退避後、メモリメディアへのデータ格納シーケンスを終了する。
S808において、格納先情報についてもメモリメディアへ書き込めない場合には、警告メッセージを表示する。
図16に警告画面の一例を示す。警告画面を確認後、閉じるキー1701を押下することにより、警告画面を閉じる。再度メモリメディアへの書き込みを実行する場合には、不要なファイルを削除して容量をかせぐか、他のメモリメディアを接続して再試行を行う。
図8は本発明の画像形成装置において、格納先情報のみをメモリメディアに格納した場合に、画像形成装置とネットワークを介して接続されているPCへメモリメディアを接続し、PCへデータを転送する際のシーケンスを示すフローチャートである。
S901において、本発明の画像形成装置はネットワークを介して接続されるPCより送信要求があるか待っている。メモリメディアをPCへ接続し、マウスなどを使用してメモリメディア内のファイルをPCへ移動すると、PCから画像形成装置に対して送信要求を発行する。
S902において、画像形成装置はPCよりデータ送信要求を受け取ると、HDD209内テンポラリ領域に一時的に退避している実体データを読み出して、外部I/F202を介してPCへ送信する。
S903において、実体データの送信が完了したことを確認すると、セキュリティを考慮しテンポラリ領域の実体データを消去し、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本発明の画像形成装置は、スキャン画像やBOX内の画像などをメモリメディアへ転送する際に、メモリメディアの空き容量が不足している場合にも、実体データの格納先情報のみを転送する。そして、後にユーザがメモリメディアを画像形成装置とネットワークで接続される機器に接続して使用する際に、実体データを転送する。よってユーザはメモリメディアの空き容量を意識することなく、メモリメディアへの転送を行うことができる効果を奏する。
メモリメディア残容量に応じた転送制御の概念図 マルチファンクション周辺機器の構成 操作部204におけるキー入力部 操作部204における液晶表示部 マルチファンクショナルプリンタの構成 HDD209における格納先情報と格納されている送信元データの関係図 実施例におけるスキャン画像をメモリメディアへ格納する際のシーケンスを示すフローチャート 実施例における格納先情報のみをメモリメディアに格納した場合に、PCへデータを転送する際のシーケンスを示すフローチャート 操作部204における初期操作画面 操作部204における送信初期画面 操作部204におけるメディア保管選択画面 操作部204における読込完了画面 空き容量が実体データに対して大きい場合の概略図 送信正常終了メッセージ画面の一例 空き容量が実体データに対して小さい場合の概略図 メモリメディアへ書き込めない場合の警告画面の一例
符号の説明
204 操作部/表示部
205 CPU
206 メモリコントローラ部
207 ROM
208 RAM
209 HDD
210 圧縮伸張部
211 メディアI/F
212 容量判定部

Claims (1)

  1. 原稿を読み取るスキャナ手段と、
    読み取った原稿情報を格納する為の記憶手段と、
    メモリメディアが接続されメモリメディアとアクセスする為のインターフェースと、
    前記記憶手段に格納されている原稿情報を画像情報としてメモリメディアへ転送する手段と、
    前記転送データ量及び前記メモリメディアの残容量を算出する手段と、
    前記転送データ量と前記メモリメディアの残容量を比較する手段と、
    前記比較手段での比較の結果転送データ量に対してメモリメディア残容量が大きい場合には、実体データをそのままメモリメディアへ転送する手段と、
    前記比較手段での比較の結果転送データ量に対してメモリメディア残容量が小さい場合には、実体データが格納されている格納先情報をメモリメディアへ転送する手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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