JP6257676B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
前記穀粒タンク内に設けられると共に取込口が形成され、前記脱穀装置から搬送されてきた穀粒の一部を前記取込口から取り込んで一時的に貯留する一時貯留部と、
前記一時貯留部に貯留された穀粒の品質を検出する品質計測部と、が備えられ、
前記一時貯留部に、前記一時貯留部に貯留された穀粒を前記穀粒タンクに排出可能な排出口と、前記排出口を開放する開位置と前記排出口を閉塞する閉位置とに位置変更可能なシャッターと、前記シャッターの上方に設けられ、前記品質計測部による計測に必要な量の穀粒が前記一時貯留部に貯留されているか否かを検知する必要量測定部とが備えられ、
前記排出口を介して前記一時貯留部と連通し、かつ、側部が前記穀粒タンクの内部空間と区画されると共に下部が前記内部空間と連通する排出回数確保部が、前記シャッターの下方に隣接して備えられ、
前記シャッターを前記閉位置にしている状態で、前記計測に必要な量の穀粒が前記一時貯留部に貯留されていることが前記必要量測定部によって検知されると、前記品質計測部による計測を実行し、前記品質計測部による計測が終了されると、前記シャッターを前記開位置にし、かつ、前記一時貯留部の穀粒の全てが前記穀粒タンクに排出されると、前記シャッターを前記閉位置にする制御部が備えられ、
前記排出回数確保部の開口面積は、前記一時貯留部における前記必要量測定部と前記シャッターとの間の部分の開口面積よりも大きく、かつ、下側ほど大きくなる下拡がり状に形成されている。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
[コンバインの概略構成]
コンバイン10は、クローラ走行式の自脱型コンバインであり、図1および図2に示すように、コンバイン10には、エンジン11によって駆動される左右一対のクローラ走行装置12によって自走するように構成された走行機体が備えられている。そしてコンバイン10には、走行機体の機体フレーム13の前部に支持された植立穀稈を刈取る刈取部14と、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置15と、脱穀装置15によって脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンク16と、穀粒タンク16内の穀粒を外部に排出するアンローダ17と、運転者が着座する運転座席18等が備えられた運転操縦部19と、が備えられている。
図1および図2に示すように、穀粒タンク16は、機体フレーム13のうち脱穀装置15に対して機体右横側に配置され、エンジン11の後方に位置する。穀粒タンク16の左横側部には、揚穀装置24が備えられている。揚穀装置24は、穀粒タンク16内の機体左横部に配置されている。図1〜図3に示すように、揚穀装置24は、脱穀装置15から搬送されてきた穀粒を、揚送スクリュー26によって吐出口27まで揚送する。吐出口27まで揚送された穀粒は、揚送スクリュー26と一体に設けられて反時計まわりに回転駆動される回転羽根28によって吐出口27から跳ね飛ばされて、穀粒タンク16内に広範囲に拡散されて供給される。吐出口27から供給された穀粒のうちの殆どは穀粒タンク16内の内部空間Mに供給される(図5、図6参照)。吐出口27から供給された穀粒の一部は、穀粒タンク16の前部に配置され、穀粒タンク16内に貯留される穀粒の品質計測を行う計測ユニット30へ供給される(図5、図6参照)。このようにして、脱穀装置15から搬送されてきた穀粒が、穀粒タンク16内に貯留される。
図7に示すように、計測ユニット30は、穀粒タンク16の前壁45の取付孔45Aに、シール用の防振ゴム47を介して、嵌め込み固定されている。図1〜図9に示すように、計測ユニット30には、穀粒の品質計測を行う品質センサ50(「品質計測部」に相当)が内蔵された箱状の計測室形成体52と、品質センサ50による品質計測を行う穀粒を通過させる筒状の保持部形成体53と、が備えられている。
排気口60には、排気口60から導入された空気を先端孔62から下向きに排出するよう屈曲された案内管63が着脱自在に取り付けられている。案内管63は、先端孔62が排気口60よりも本体ケース56の中央部寄りに位置するように本体ケース56に取り付けられている。本体ケース56の排気口60には、網状に形成され、水や埃等の通過を防止する排出側網体64が着脱自在に取り付けられている。また、導入口61には、網状に形成され、水や埃等の通過を防止する吸入側網体65が着脱自在に取り付けられている。
図5、図6に示すように、シャッター76は、板状の揺動式に構成されている。シャッター76は、モータ78を駆動してカム等によって構成される切換機構80によって、排出口73を閉塞する閉位置と、排出口73を開放する開位置と、が切り替えられえる。つまり、シャッター76は、モータ78の駆動によって閉位置にする制御および開位置にする制御が行われる。シャッター76は、一時貯留部Tの下部付近に設けられており、排出口73を開放する開位置と、排出口73を閉塞する閉位置と、に位置変更可能に構成されている。シャッター76は、シャッター76の開閉方向と交差する横向きの支軸81周りに揺動して開位置と閉位置との間で姿勢変更可能に構成されている。支軸81は、保持部形成体53の内壁74に支持されている。シャッター76は、保持部形成体53の内壁74に支持された横向きの支軸81周りに揺動して、閉位置と開位置との間で姿勢変更されるように構成されている。シャッター76は、閉位置となった際に、横向き姿勢となって排出口73を閉塞して、横向き姿勢のシャッター76の上面に穀粒を貯めることによって、一時貯留部Tに穀粒を貯留する。シャッター76は、閉位置にあるとき、支軸81の軸方向視において上向き凸の屈曲形状となるように形成されている。そして、シャッター76は、開位置となった際に縦向き姿勢となって排出口73を開放し、一時貯留部Tに貯留された穀粒を下方へ排出できるように構成されている。シャッター76は、切換機構80によって押し上げられて開位置から閉位置に位置変更される。また、シャッター76は、切換機構80の押し上げがなくなることで、閉位置から開位置に位置変更される。
図10に示すように、コンバイン10には、シャッターの開閉制御を行うECU20が備えられている。ECU20には、判定部90と、判断部91と、制御部92と、が備えられている。
上記のようなECU20によるシャッター76の開閉制御の手順を、図11のフローチャートを用いて説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上記第1実施形態では、シャッター76の開閉制御のうち、特に、シャッター76を開き位置にする制御を停止する判断を行っていた。以下の本発明の第2実施形態に示すように、シャッター76の開閉制御のうち、特に、シャッター76を閉じ位置にする制御を停止する判断を行うようにしてもよい。第2実施形態における制御の手順を図12のフローチャートに基づいて説明する。なお、第2実施形態は、以下に説明する部分以外は、第1実施形態と同一である。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本発明の第3実施形態は、第1実施形態または第2実施形態においてシャッター76を閉位置に制御するタイミングを変更したものである。第3実施形態における制御の手順を図13のフローチャートに基づいて説明する。なお、第3実施形態は、以下に説明する部分以外は、第1実施形態または第2実施形態と同一である。
この場合、
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
第4実施形態では、第1実施形態〜第3実施形態における第3センサ42に代えて、ロードセル35が「体積計測部」の一例である「重量計測装置」として備えられている。なお、第4実施形態は、以下に説明する部分以外は、第1実施形態〜第3実施形態と同一である。
(1)上記第1実施形態〜第4実施形態では、必要量測定部として近接センサ75を一例に示したが、これに限られず、接触式のセンサ等の穀粒の検出が可能な他の必要量測定部であってもよい。
15 :脱穀装置
16 :穀粒タンク
50 :品質センサ(品質計測部)
72 :取込口
73 :排出口
75 :近接センサ(必要量測定部)
76 :シャッター
92 :制御部
E :排出回数確保部
M :内部空間
T :一時貯留部
Claims (2)
- 脱穀装置から搬送されてきた穀粒を貯留する穀粒タンクと、
前記穀粒タンク内に設けられると共に取込口が形成され、前記脱穀装置から搬送されてきた穀粒の一部を前記取込口から取り込んで一時的に貯留する一時貯留部と、
前記一時貯留部に貯留された穀粒の品質を検出する品質計測部と、が備えられ、
前記一時貯留部に、前記一時貯留部に貯留された穀粒を前記穀粒タンクに排出可能な排出口と、前記排出口を開放する開位置と前記排出口を閉塞する閉位置とに位置変更可能なシャッターと、前記シャッターの上方に設けられ、前記品質計測部による計測に必要な量の穀粒が前記一時貯留部に貯留されているか否かを検知する必要量測定部とが備えられ、
前記排出口を介して前記一時貯留部と連通し、かつ、側部が前記穀粒タンクの内部空間と区画されると共に下部が前記内部空間と連通する排出回数確保部が、前記シャッターの下方に隣接して備えられ、
前記シャッターを前記閉位置にしている状態で、前記計測に必要な量の穀粒が前記一時貯留部に貯留されていることが前記必要量測定部によって検知されると、前記品質計測部による計測を実行し、前記品質計測部による計測が終了されると、前記シャッターを前記開位置にし、かつ、前記一時貯留部の穀粒の全てが前記穀粒タンクに排出されると、前記シャッターを前記閉位置にする制御部が備えられ、
前記排出回数確保部の開口面積は、前記一時貯留部における前記必要量測定部と前記シャッターとの間の部分の開口面積よりも大きく、かつ、下側ほど大きくなる下拡がり状に形成されているコンバイン。 - 前記排出回数確保部における穀粒を貯留可能な容積は、前記一時貯留部における前記必要量測定部と前記シャッターとの間の部分の容積の2倍以上である請求項1に記載のコンバイン。
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