JP6255742B2 - 金属端子付きセラミック電子部品 - Google Patents

金属端子付きセラミック電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP6255742B2
JP6255742B2 JP2013135436A JP2013135436A JP6255742B2 JP 6255742 B2 JP6255742 B2 JP 6255742B2 JP 2013135436 A JP2013135436 A JP 2013135436A JP 2013135436 A JP2013135436 A JP 2013135436A JP 6255742 B2 JP6255742 B2 JP 6255742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
plate portion
solder
mounting portion
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013135436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015012088A (ja
Inventor
増田 淳
淳 増田
崇 小松
崇 小松
小林 一三
一三 小林
香葉 草野
香葉 草野
和幸 長谷部
和幸 長谷部
▲徳▼久 安藤
▲徳▼久 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2013135436A priority Critical patent/JP6255742B2/ja
Priority to US14/024,398 priority patent/US9105405B2/en
Priority to CN201310451613.2A priority patent/CN103714971B/zh
Publication of JP2015012088A publication Critical patent/JP2015012088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255742B2 publication Critical patent/JP6255742B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/252Terminals the terminals being coated on the capacitive element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/30Stacked capacitors

Description

本発明は、チップ部品とこれに取り付けられる金属端子を有するセラミック電子部品に関する。
セラミックコンデンサ等のセラミック電子部品としては、単体で直接基板等に面実装等する通常のチップ部品の他に、チップ部品に金属端子が取り付けられたものが提案されている。金属端子が取り付けられているセラミック電子部品は、実装後において、チップ部品が基板から受ける変形応力を緩和したり、チップ部品を衝撃等から保護する効果を有することが報告されており、耐久性及び信頼性等が要求される分野において使用されている(特許文献1等参照)。
また、金属端子を用いたセラミック電子部品は、はんだ等を用いて実装基板に取り付けられる。セラミック電子部品を実装基板に取り付ける際に使用されるはんだの量等は、セラミック電子部品を実装基板に対して確実に固定し、電気的な導通を確保するという観点から管理・調整されることが多く、余分なはんだが実装部付近に付着する場合もある。
特開平11−40460号公報
従来技術に係る金属端子付きセラミック電子部品では、電子部品に生じる電歪等の影響により、使用時に音鳴きが発生するという問題が発生している。本発明に係る発明者らは、金属端子付きセラミック電子部品での音鳴きが、当該セラミック電子部品を実装基板に接合しているはんだの付着状態と関係があることを見いだし、本発明を完成するに至った。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、使用時の音鳴きを防止できる金属端子付きセラミック電子部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るセラミック電子部品は、
両端部に端子電極が形成されているチップ部品と、
前記チップ部品の端面に対向するように配置される平板部対向面を有しており接合部を介して前記端子電極に接続される平板部と、前記平板部の一方の端部に接続しており前記平板部に対して略垂直方向に延在する実装部と、を有する一対の金属端子と、を有し、
前記実装部は、前記平板部に対して略270度の角度を形成する実装部底面と、前記平板部に対して略90度の角度を形成する実装部上面とを有し、
前記平板部には、前記実装部底面よりはんだ濡れ性が低いはんだ付着防止領域が形成されていることを特徴とする。
本発明に係るセラミック電子部品では、平板部にはんだ付着防止領域が形成されており、セラミック電子部品を基板に実装する際に用いるはんだが、金属端子の平板部に過剰に付着することを防止することができる。これにより、本発明に係るセラミック電子部品は、セラミック電子部品を基板に実装する際に用いるはんだが、実装部底面以外の部分に過度に付着することによってチップ部品で発生した振動が実装基板に伝わり易くなることを防止し、チップ部品で発生した振動が実装基板に伝わることにより音鳴きが発生する現象を、効果的に抑制することができる。
また、例えば、前記はんだ付着防止領域は、前記平板部対向面のうち前記一方の端部から前記チップ部品への接続位置までの間の少なくとも一部に形成されている内側防止領域を有しても良い。
はんだ付着防止領域が内側防止領域を有することにより、セラミック電子部品を基板に実装する際に用いるはんだがチップ部品まで繋がり音鳴きが悪化する問題を、効果的に防止できる。
また、例えば、前記はんだ付着防止領域は、前記一方の端部から0.05〜0.5mmの間隔を隔てて形成されても良い。
はんだ付着防止領域を、実装部との接続部分である一方の端部から所定の間隔を隔てて形成することにより、セラミック電子部品を基板に実装する際に用いるはんだの量が製造ばらつき等により通常より多い場合にも、音鳴きを効果的に防止することができる。なぜなら、このようなセラミック電子部品では、はんだ付着防止領域より実装部側にはんだが付着し保持されるために、セラミック電子部品を基板に実装する際に用いるはんだが、はんだ付着防止領域を乗り越えてチップ部品まで繋がる問題を、効果的に防止することができるからである。
また、例えば、前記実装部上面と前記平板部対向面とは、略90度の角度を形成しても良い。
実装部とチップ部品との距離が近い構造であっても、はんだ付着防止領域が平板部に形成されることによりはんだがチップ部品まで繋がることを防止できるため、このような金属端子付きセラミック電子部品は、音鳴き防止と実装面積の低減を両立することができる。
また、例えば、前記チップ部品は積層セラミックコンデンサであっても良い。
平板部にはんだ付着防止領域が形成されることにより、チップ部品で発生した振動が実装基板に伝わることを防止できるため、チップ部品として振動が発生しやすい積層セラミックコンデンサを採用した場合でも、音鳴きを効果的に抑制できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るセラミック電子部品を示す概略正面図である。 図2は、図1に示すセラミック電子部品の概略斜視図である。 図3は、図1に示すセラミック電子部品に含まれるチップ部品の内部構造を表す概略断面図である。 図4は、図1に示すセラミック電子部品に含まれる金属端子部の内部構造を表す概略断面図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係るセラミック電子部品の部分斜視図である。 図6は、本発明の第3実施形態に係るセラミック電子部品に使用される金属端子の概略斜視図である。 図7は、本発明の第4実施形態に係るセラミック電子部品の要部斜視図である。 図8は、本発明の第5実施形態に係るセラミック電子部品に使用される金属端子の概略斜視図である。
第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係るセラミックコンデンサ10を示す概略正面図である。セラミックコンデンサ10は、チップ部品であるチップコンデンサ12と、接合部42,44を介してセラミックコンデンサ10と接続されている一対の金属端子部20,30を有する。なお、各実施形態の説明では、チップコンデンサ12に金属端子部20,30が取り付けられたセラミックコンデンサを例に説明を行うが、本発明のセラミック電子部品としてはこれに限られず、コンデンサ以外のチップ部品に金属端子部20,30が取り付けられたものであっても良い。
図3は、セラミックコンデンサ10に含まれるチップコンデンサ12の断面図であり、チップコンデンサ12の内部構造が模式的に示されている。チップコンデンサ12は、コンデンサ素体17と、第1端子電極14及び第2端子電極16によって構成される一対の端子電極14,16とを有する。コンデンサ素体17は、セラミック層としての誘電体層19と、内部電極層18とを有し、誘電体層19と内部電極層18とが交互に積層してある。
誘電体層19の材質は、特に限定されず、たとえばチタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウムまたはこれらの混合物などの誘電体材料で構成される。各誘電体層19の厚みは、特に限定されないが、数μm〜数百μmのものが一般的である。本実施形態では、好ましくは1.0〜5.0μmである。
内部電極層18に含有される導電体材料は特に限定されないが、誘電体層19の構成材料が耐還元性を有する場合には、比較的安価な卑金属を用いることができる。卑金属としては、NiまたはNi合金が好ましい。Ni合金としては、Mn,Cr,CoおよびAlから選択される1種以上の元素とNiとの合金が好ましく、合金中のNi含有量は95重量%以上であることが好ましい。なお、NiまたはNi合金中には、P等の各種微量成分が0.1重量%程度以下含まれていてもよい。また、内部電極層18は、市販の電極用ペーストを使用して形成してもよい。内部電極層18の厚みは用途等に応じて適宜決定すればよい。
端子電極14,16の材質も特に限定されず、通常、銅や銅合金、ニッケルやニッケル合金などが用いられるが、銀や銀とパラジウムの合金なども使用することができる。端子電極14,16の厚みも特に限定されないが、通常10〜50μm程度である。なお、端子電極14,16の表面には、Ni,Cu,Sn等の金属被膜が形成されていても良い。
チップコンデンサ12の形状やサイズは、目的や用途に応じて適宜決定すればよい。チップコンデンサ12が直方体形状の場合は、通常、縦(0.6〜5.6mm、好ましくは0.6〜3.2mm)×横(0.3〜5.0mm、好ましくは0.3〜1.6mm)×厚み(0.1〜1.9mm、好ましくは0.3〜1.6mm)程度である。
図1及び図2に示すように、金属端子部20,30は、平板をL字に折り曲げた形状を有している。第1金属端子部20は、チップコンデンサ12の端面12aに対向するように配置される平板部対向面22aを有する平板部22と、平板部22の一方の端部22bに接続しており、平板部22に対して略垂直方向に延在する実装部24とを有する。図1に示すように、平板部22は、接合部42を介して、チップコンデンサ12の第1端子電極14に接続されている。
図1に示すように、接合部42は、第1端子電極14と平板部22とを電気的及び物理的に接続しており、材質は特に限定されないが、例えば、はんだ若しくは導電性接着材等で構成される。また、接合部42をはんだで構成する場合、はんだが含有する元素は特に限定されないが、セラミックコンデンサ10を実装基板にはんだ付けする際に接合部42が溶融することを防止するために、接合部42を構成するはんだとしては、比較的融点の高い高温はんだを用いることが好ましい。
第1金属端子部20の平板部22が、チップコンデンサ12の端面12aに平行に延在しているのに対して、第1金属端子部20の実装部24は、チップコンデンサ12の側面に略平行に延在している。すなわち、第1金属端子部20は、平板部22から延出されており、平板部22を基準としてチップコンデンサ12側と同じ側にL字状に折り曲げられた実装部24を有している。実装部24は、平板部22に対して略270°の角度を形成する実装部底面24aと、平板部22に対して略90°の角度を形成する実装部上面24bとを有する。
実装部底面24aは、セラミックコンデンサ10を実装基板に設置する際、実装基板の実装面に対向する面であり、実装基板側を下方と考えれば、セラミックコンデンサ10において下方を向く面である。セラミックコンデンサ10を基板に実装する際に用いるはんだは、特に実装部底面24aと基板の実装面を接続し、セラミックコンデンサ10を基板に固定するとともに、セラミックコンデンサ10と基板との導通を確保する。
実装部上面24bは、実装部24における実装部底面24aとは反対側の面であり、実装基板側を下方と考えれば、セラミックコンデンサ10において上方を向く面である。本実施形態における金属端子部20では、実装部24が内側(他方の金属端子部30に近づく方向)へ折り曲げられており、実装部上面24bは、チップコンデンサ12の側面に対向する。
図2において斜線ハッチングで示すように、第1金属端子部20の平板部22には、内側防止領域23が形成されている。内側防止領域23は、実装部底面24aよりはんだ濡れ性が低く、セラミックコンデンサ10の実装等に用いるはんだが付着しにくいはんだ付着防止領域である。内側防止領域23は、平板部対向面22aのうち、一方の端部22bからチップコンデンサ12との接続部分の下方端部22c(接合部42の下方端部と接触する位置(図1参照))までの間に形成されている。
図4は、第1金属端子部20における実装部24と平板部22との接続部付近を拡大して示す拡大断面図である。はんだ付着防止領域の形成態様は特に限定されないが、例えば、基材20aと被覆層20bの材質の違いにより、内側防止領域23のようなはんだ付着防止領域を形成することができる。本実施形態に係る第1金属端子部20は、基材20aと基材20aの表面である基材表面の少なくとも一部を被覆する被覆層20bとを有している。被覆層20bは、基材20aよりはんだ濡れ性の高い材料によって構成されており、被覆層20bに被覆されておらず基材表面が露出している平板部対向面22aの内側防止領域23は、被覆層20bが基材20aを被覆している実装部底面24aより、はんだ濡れ性が低い。
第1金属端子部20の基材20aの構成元素は、特に限定されないが、例えば、Ni,Cu,Sn,Fe,Zn,Al,Crから選ばれる少なくとも一種の元素を含む単体金属又は合金とすることができる。また、被覆層20bの構成元素は、基材20aよりはんだ濡れ性が高くなるように構成されていれば特に限定されないが、例えばSn,Ni,Cuから選ばれる少なくとも一種の元素を含む単体金属又は合金とすることができ、Snを主成分とすることが特に好ましい。
なお、図2及び図4に示す例では、平板部22のうち平板部対向面22aの一部に、はんだ付着防止領域である内側防止領域23が形成されているが、はんだ防止領域の態様としてはこれに限定されず、例えば平板部対向面22aの反対側を向く平板部外面に、実装部底面24aよりはんだ濡れ性が低いはんだ付着防止領域が形成されていてもよく、また、平板部対向面22aと平板部外面の双方にはんだ付着防止領域が形成されていても良い。さらに、はんだ付着防止領域の態様についても、基材表面を露出させる態様に限定されず、例えば実装部底面24aを被覆する被覆層20bとは異なる被覆層で、平板部対向面22aを被覆する態様や、実装部底面24aと平板部対向面22aとで表面粗さを変更する態様等を採用することも可能である。
図1に示すように、第2金属端子部30は、チップコンデンサ12の端面12bに対向する平板部32と、平板部32の一方の端部に接続しており、平板部32に対して略垂直方向に延在する実装部34とを有する。第2金属端子部30における平板部対向面32aの一部にも、第1金属端子部20の平板部対向面22aと同様に、実装部底面34aよりはんだ濡れ性の低い内側防止領域が形成されている。
第2金属端子部30は、第1金属端子部20に対して対称に配置されていることを除き、上述した第1金属端子部20と同様の構成であるため、その詳細な説明については省略する。また、第2端子電極16と平板部32とを電気的及び物理的に接続している接合部44(図1参照)は、上述した接合部42と同様の構成である。
以下に、セラミックコンデンサ10の製造方法について説明する。
チップコンデンサ12の製造方法
まず、焼成後に誘電体層19となるグリーンシートを形成するために、グリーンシート用塗料を準備する。グリーンシート用塗料は、本実施形態では、誘電体材料の原料と有機ビヒクルとを混練して得られた有機溶剤系ペースト、または水系ペーストで構成される。誘電体材料の原料としては、焼成後にチタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウムとなる各種化合物、たとえば炭酸塩、硝酸塩、水酸化物、有機金属化合物などから適宜選択され、混合して用いることができる。誘電体材料の原料として、例えば平均粒子径が0.2〜0.5μm程度の粉末状のものを用いることができるが、特に限定されない。
有機ビヒクルとは、バインダ樹脂を有機溶剤中に溶解したものである。有機ビヒクルに用いられるバインダ樹脂としては、特に限定されず、エチルセルロース、ポリビニルブチラール、アクリル樹脂などの通常の各種バインダ樹脂が例示される。なお、グリーンシート用塗料が水系ペーストである場合には、バインダ樹脂としてたとえばポリビニルアルコールなどの水溶性のものを用いればよい。また、有機ビヒクルに用いられる有機溶剤も特に限定されず、アルコール、アセトン、メチルエチルケトン(MEK)などの通常の有機溶剤が例示される。その他、グリーンシート用塗料中には、必要に応じて各種分散剤、可塑剤、帯電除剤、誘電体、ガラスフリット、絶縁体などから選択される添加物が含有されても良い。
次に、上述のグリーンシート用塗料を用いて、キャリアシート上に、グリーンシートを形成する。グリーンシートの厚みは特に限定されないが、例えば2.0〜7.0μm程度とすることができる。グリーンシートは、キャリアシートに形成された後に乾燥される。
次に、グリーンシートの一方の表面に、焼成後に内部電極層18となる電極パターンを形成する。電極パターンの形成方法としては、特に限定されないが、印刷法、転写法、薄膜法などが例示される。グリーンシートの上に電極パターンを形成した後、乾燥することにより、電極パターンが形成されたグリーンシートを得る。内部電極層用塗料は、各種導電性金属や合金からなる導電体材料、あるいは焼成後に上記した導電体材料となる各種酸化物、有機金属化合物、レジネート等と、有機ビヒクルとを混練して調製する。
内部電極層用塗料を製造する際に用いる導電体材料としては、NiやNi合金、さらにはこれらの混合物を用いることが好ましい。このような導電体材料は、球状、リン片状等、その形状に特に制限はなく、また、これらの形状のものが混合したものであってもよい。
有機ビヒクルは、グリーンシート用塗料のそれと同様に、バインダ樹脂および有機溶剤を含有するものである。バインダ樹脂としては、たとえばエチルセルロース、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール等が例示され、溶剤としては、たとえばテルピネオール、ブチルカルビトール、ケロシン等公知のものはいずれも使用可能である。さらに、内部電極層用塗料中には、必要に応じて各種分散剤、可塑剤、帯電除剤、誘電体、ガラスフリット、絶縁体などから選択される添加物が含有されても良い。
次に、内部電極パターンが形成されたグリーンシートを、キャリアシートから剥離しつつ所望の積層数まで積層し、グリーン積層体を得る。なお、積層の最初と最後には、内部電極パターンが形成されていない外層用グリーンシートを、積層する。
その後、このグリーン積層体を最終加圧する。最終加圧時の圧力は、好ましくは10〜200MPaである。また、加熱温度は、40〜100℃が好ましい。さらに、積層体を所定サイズに切断し、グリーンチップを得る。得られたグリーンチップは熱処理(固化乾燥)される。熱処理の条件は特に限定されないが、減圧雰囲気下において、140〜180℃、2〜10時間とすることができる。次に、熱処理後のグリーンチップに対して研磨を行う。研磨方法は特に制限されず、また、乾式であるか湿式であるかは問わないが、例えば湿式バレル研磨を採用することができる。
研磨後に脱バインダ処理を行う。脱バインダ処理の条件は特に限定されないが、例えば空気中または窒素雰囲気下で、昇温速度を5〜300℃/時間、保持温度を200〜400℃、温度保持時間を0.5〜20時間とすることができる。脱バインダ処理に続いて、グリーンチップの焼成を実施する。焼成条件は特に限定されないが、例えば還元雰囲気下で、昇温速度を50〜500℃/時間、保持温度を1000〜1400℃、温度保持時間を0.5〜8時間、冷却速度を50〜500℃/時間とすることができる。焼成後に、必要に応じてアニール処理、研磨等を施すことにより、図3に示すコンデンサ素体17を得る。
チップコンデンサ12の製造工程の最後に、コンデンサ素体17に第1端子電極14及び第2端子電極16を形成する。端子電極14,16は、例えば端子電極用塗料を焼きつけて下地電極を形成した後、下地電極の表面にめっきによる金属被膜を形成することにより、作製する。なお、端子電極用塗料は、上記した内部電極層用塗料と同様にして調製することができ、端子電極用塗料の焼成条件は、例えば、加湿したNとHとの混合ガス中で600〜800℃にて10分間〜1時間程度とすることができる。
第1金属端子部20及び第2金属端子部30の製造方法
第1金属端子部20及び第2金属端子部30の製造では、まず、平板状の基材20aを準備する。基材20aの材質は、導電性を有する金属材料であれば特に限定されず、例えばNi,Cu,Sn,Fe,Zn,Al,Crから選ばれる少なくとも一種の元素を含む金属単体又は合金を用いることができる。
次に、基材20aを機械加工によりL字状に折り曲げ、平板部22及び実装部24の概略形状を形成する。さらに、L字状の中間部材に対して、めっき等により被覆層20b(図4参照)を形成する。最後に、平板部対向面22aに形成された被覆層20bの一部をレーザー剥離等で除去することに基材20aを露出させ、はんだが付着しにくい内側防止領域23を形成する。これにより、実装部上面24bと平板部対向面22aにおける内側防止領域23とのはんだ濡れ性に、差異を発生させることができる。なお、内側防止領域23は、被覆層形成処理の際、平板部対向面22aに相当する基材20a部分の表面にレジスト処理を施すことにより、内側防止領域23に被覆層20bが形成されることを防止して形成しても良い。また、基材20aを曲げ加工して実装部24を形成するタイミングは、レーザー剥離によって内側防止領域23を形成した後であっても良く、また、基材20aにめっきを施す前であっても良い。
セラミックコンデンサ10の組み立て
上述のようにして得られたチップコンデンサ12と、一対の金属端子部20,30を準備し、チップコンデンサ12の端子電極14,16と金属端子部20,30の平板部22,32とをはんだで接合することにより、セラミックコンデンサ10を得る。
本実施形態に係るセラミックコンデンサ10は、図1及び図2に示すように、平板部22,32にはんだ付着防止領域である内側防止領域23が形成されており、セラミックコンデンサ10を基板に実装する際に用いるはんだが、平板部22に過剰に付着することを防止することができる。したがって、セラミックコンデンサ10は、これを基板に実装する際に用いるはんだが、実装部底面24a,34a以外の部分に過度に付着することにより、チップコンデンサ12で発生した振動が実装基板に伝達し易くなり、これに伴い音鳴きが悪化する現象を、効果的に防止することができる。特に、平板部対向面22aの所定位置に内側防止領域23を形成することにより、基板に実装する際に用いるはんだがチップコンデンサ12まで繋がることにより金属端子部20,30の柔軟な変形が損なわれ音鳴きが悪化する問題を、効果的に防止できる。なお、平板部対向面22aだけでなく、実装部上面24bにも、実装部下面24aよりはんだ濡れ性の低いはんだ付着防止領域を形成してもよく、これにより、実装部底面24a以外へのはんだの付着が抑制される。
また、セラミックコンデンサ10は、実装部24,34が平板部22,32から内側へ向かって延びており、実装部24,34とチップコンデンサ12との距離が近い構造であるが、内側防止領域23によりはんだがチップコンデンサ12まで繋がる問題を防止できるため、音鳴き防止と実装面積の低減を両立することができる。また、セラミックコンデンサ10は、平板部22へのはんだのはい上がりを内側防止領域23が防止できるため、実装部24,34とチップコンデンサ12との距離を短くして低背化することも可能である。
また、金属端子部20,30を基材20a及び被覆層20bによって構成し、内側防止領域23には被覆層20bが形成されていない状態とすることにより、実装部底面24a、34aとはんだとの接合強度を好適に確保しつつ、内側防止領域23へのはんだの過度な付着を防止できる。
第2実施形態
内側防止領域は、平板部22の一方の端部22bまで形成されていても良いが、内側防止領域は一方の端部から所定の間隔を開けて形成されていても良い。図5は、本発明の第2実施形態に係るセラミックコンデンサの部分斜視図である。第2実施形態に係るセラミックコンデンサの金属端子部50は、平板部対向面52aの態様が、第1実施形態に係る金属端子部20,30の平板部22,32と異なることを除き、第1実施形態に係るセラミックコンデンサ10と同様であるため、重複部分については説明を省略する。
図5に示すように、金属端子部50の平板部対向面52aには、平板部52の一方の端部52bから所定の間隔を隔てて、内側防止領域53が形成されている。平板部52の一方の端部52bから内側防止領域53までの間隔は、金属端子部50のサイズ等に応じて調整され、好ましくは0.05〜0.5mmである。内側防止領域53は、第1実施形態に係る内側防止領域23と同様に、実装部底面24aよりはんだ濡れ性が低く、セラミックコンデンサ10の実装等に用いるはんだが付着しにくいはんだ付着防止領域である。
平板部対向面52aにおいて、平板部52に対して実装部24が接続する一方の端部52bと、内側防止領域53との間には、はんだ付着領域52aaが形成されている。はんだ付着領域52aaには、実装部底面24aと同様に被覆層20b(図4参照)が形成されており、はんだ付着領域52aaは、内側防止領域53よりはんだ濡れ性が高い。内側防止領域53の高さ方向の長さD1と、内側はんだ付着領域52aaの高さ方向の長さD2は、セラミックコンデンサの高さ等に応じて調整すれば良いが、例えば内側防止領域53の高さ方向の長さD1を0.1〜1.0mmとし、内側はんだ付着領域52aaの高さ方向の長さD2を0.05〜0.5mmとすることにより、はんだのはい上がりを効果的に防止できる。内側防止領域53の高さ方向の長さD1と、内側はんだ付着領域52aaの高さ方向の長さD2の比は特に限定されないが、好ましくはD2/D1を0.5程度とすることができる。
金属端子部50では、はんだ防止領域である内側防止領域53が、実装部24から所定の間隔を隔てて形成されていることにより、中間に形成されたはんだ付着領域52aaが、はんだを保持してそれ以上のはんだのはい上がりを防ぐ緩衝領域として機能する。そのため、金属端子部50を有するセラミックコンデンサは、実装に用いたはんだが、内側防止領域53を乗り越えたり、内側防止領域53を迂回してチップ部品まで繋がる問題を効果的に防止し、音鳴きを防止できる。
第3実施形態
図6は、本発明の第3実施形態に係るセラミックコンデンサに含まれる金属端子部56の概略斜視図である。第3実施形態に係るセラミックコンデンサは、金属端子部56の平板部58が、第2実施形態に係る金属端子部50の平板部52と異なることを除き、第2実施形態に係るセラミックコンデンサと同様であるため、重複部分については説明を省略する。
図6に示すように、金属端子部56の平板部対向面58aの一部には、はんだ付着防止領域である内側防止領域59よりはんだ濡れ性が高いはんだ付着領域58aa,58abが形成されている。はんだ付着領域58aaは、第2実施形態に係るはんだ付着領域52aaと同様に、実装部24が平板部58に接続する一方の端部58bと内側防止領域59との間に形成されている。また、はんだ付着領域58abは、平板部対向面58aの他の一部であって、チップコンデンサ12の端面12aと対向する部分である。はんだ付着領域58abは、内側防止領域59が形成されている部分より上方に位置する。
金属端子部56の平板部58は、図1に示す金属端子部20と同様に、はんだによって構成される接合部42によって、チップコンデンサ12の端子電極14に接続される。接合部42は、図5に示すはんだ付着領域58abと、端子電極14とを電気的かつ物理的に接続する。はんだ付着領域58abには、実装部底面24aと同様に被覆層が形成されておりはんだ濡れ性が高いため、金属端子部56は、チップコンデンサ12との接合強度が高く、好適な耐久性を有する。
なお、はんだ付着領域58abは、実装部底面24a(図4参照)と同様に、基材20aを覆う被覆層20bを有していても良く、また、実装部底面24aとは異なる被覆層を有していても良い。また、第3実施形態に係るセラミックコンデンサは、第1及び第2実施形態に係るセラミックコンデンサと同様の効果を奏する。
第4実施形態
図7は、本発明の第4実施形態に係るセラミックコンデンサ10aを示す概略斜視図である。第4実施形態に係るセラミックコンデンサ10aは、第1及び第2金属端子部70における実装部74の態様が、図2に示す第1及び第2金属端子部20,30と異なる他は、第1実施形態に係るセラミックコンデンサ10と同様であり、重複部分については説明を省略する。
図7に示すように、第2金属端子部70の実装部底面74aは、平板部72における一方の端部72bに接続している。すなわち、第2金属端子部70は、平板部72から外側に延出されており、平板部72を基準としてチップコンデンサ12側(他方の金属端子側)とは反対側にL字状に折り曲げられた実装部74を有している。
実装部74は、平板部72に対して略270°の角度を形成する実装部底面74aと、平板部72に対して略90°の角度を形成する実装部上面74bとを有している。平板部72は、第1実施形態に係る平板部22,32と同様である。なお、チップコンデンサ12の第1端面12aに接合部42を介して接続されている他方の金属端子(図示省略)も、第2金属端子部70と対称に配置され、第2金属端子部70と同様の形状を有する。
図7に示すセラミックコンデンサ10aでも、セラミックコンデンサ10を基板に実装する際に用いるはんだが平板部72に過剰に付着することを防止して、音鳴きを防止することができる。
第5実施形態
図8は、本発明の第5実施形態に係るセラミックコンデンサが有する第2金属端子部80を表す斜視図である。第2金属端子部80の平板部82は、2対のアーム部86,87によって構成される接合部を有する。アーム部86,87は、チップコンデンサ12の端子電極14,16を把持してチップコンデンサ12(図3参照)を保持するとともに、平板部82と端子電極14,16とを接続する。また、平板部82の一方の端部82bには実装部84が接続しており、他方の端部には、チップコンデンサ12を係止する係止部88が接続している。
また、金属端子部80の平板部対向面82aには、図5に示す金属端子部50と同様に、実装部底面84aよりはんだ濡れ性の低い内側防止領域83が形成されている。
第5実施形態に係るセラミックコンデンサの接合部は、はんだではなく、アーム部86,87によって構成されており、アーム部86,87等は、弾性力によってチップコンデンサを保持する。このようなセラミックコンデンサは、アーム部86,87に端子電極14,16をはめ込むだけで、金属端子部80とチップコンデンサ12とを容易に組み立てることが可能であり、製造が容易である。特に、各アーム部86,87に1つずつチップコンデンサを保持させ、複数のチップコンデンサを有するセラミックコンデンサを製造するような場合にでも、製造が容易である。さらに、第5実施形態に係るセラミックコンデンサは、セラミックコンデンサを実装する際に接合部に伝わる熱により、金属端子部80とチップコンデンサ12との固定が外れてしまうことを防止できる。また、本実施形態に係るセラミックコンデンサは、第1実施形態に係るセラミックコンデンサ10と同様の効果を奏する。
10,10a…セラミックコンデンサ
12…チップコンデンサ
12a,12b…端面
14,16…端子電極
20,30,50,56,70,80…金属端子部
22,32,52,58,72,82…平板部
22a,32a,52a,58a,72a,82a…平板部対向面
22b,52b,82b…一方の端部
23,53,59,83…内側防止領域
24,34,74,84…実装部
24a,34a,74a,84a…実装部下面
24b,74b…実装部上面
42,44…接合部

Claims (5)

  1. 両端部に端子電極が形成されているチップ部品と、
    前記チップ部品の端面に対向するように配置される平板部対向面を有しており接合部を介して前記端子電極に接続される平板部と、前記平板部の一方の端部に接続しており前記平板部に対して略垂直方向に延在する実装部と、を有する一対の金属端子と、を有し、
    前記実装部は、前記平板部に対して略270度の角度を形成する実装部底面と、前記平板部に対して略90度の角度を形成する実装部上面とを有し、
    前記平板部には、前記実装部底面よりはんだ濡れ性が低いはんだ付着防止領域が形成されており、
    前記はんだ付着防止領域は、前記平板部対向面のうち前記一方の端部から前記チップ部品への接続位置までにわたって形成されている内側防止領域を有することを特徴とする金属端子付きセラミック電子部品。
  2. 両端部に端子電極が形成されているチップ部品と、
    前記チップ部品の端面に対向するように配置される平板部対向面を有しており接合部を介して前記端子電極に接続される平板部と、前記平板部の一方の端部に接続しており前記平板部に対して略垂直方向に延在する実装部と、を有する一対の金属端子と、を有し、
    前記実装部は、前記平板部に対して略270度の角度を形成する実装部底面と、前記平板部に対して略90度の角度を形成する実装部上面とを有し、
    前記平板部には、前記実装部底面よりはんだ濡れ性が低いはんだ付着防止領域が形成されており、
    前記はんだ付着防止領域は、前記平板部のうち、前記平板部対向面にのみ形成されている内側防止領域を有し、
    前記平板部対向面以外の面のはんだ濡れ性は、前記実装部底面のはんだ濡れ性と同様であることを特徴とする金属端子付きセラミック電子部品。
  3. 前記はんだ付着防止領域は、前記一方の端部から0.05〜0.5mmの間隔を隔てて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属端子付きセラミック電子部品。
  4. 前記実装部上面と前記平板部対向面とは、略90度の角度を形成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の金属端子付きセラミック電子部品。
  5. 前記チップ部品は積層セラミックコンデンサであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の金属端子付きセラミック電子部品。
JP2013135436A 2012-09-28 2013-06-27 金属端子付きセラミック電子部品 Active JP6255742B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013135436A JP6255742B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 金属端子付きセラミック電子部品
US14/024,398 US9105405B2 (en) 2012-09-28 2013-09-11 Ceramic electronic component with metal terminals
CN201310451613.2A CN103714971B (zh) 2012-09-28 2013-09-27 带有金属端子的陶瓷电子部件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013135436A JP6255742B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 金属端子付きセラミック電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015012088A JP2015012088A (ja) 2015-01-19
JP6255742B2 true JP6255742B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=52305012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013135436A Active JP6255742B2 (ja) 2012-09-28 2013-06-27 金属端子付きセラミック電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255742B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102149787B1 (ko) * 2015-05-27 2020-08-31 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자 부품 및 그 실장 기판
JP2019062042A (ja) 2017-09-26 2019-04-18 太陽誘電株式会社 金属端子付き電子部品および電子部品実装回路基板
JP6984287B2 (ja) * 2017-09-29 2021-12-17 Tdk株式会社 セラミック電子部品

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3358499B2 (ja) * 1997-07-23 2002-12-16 株式会社村田製作所 セラミック電子部品
JP2001297942A (ja) * 2000-04-12 2001-10-26 Tokin Ceramics Corp 端子付き電子部品
JP2012023322A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Maruwa Co Ltd チップ型積層セラミックコンデンサ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015012088A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6372067B2 (ja) セラミック電子部品
US9105405B2 (en) Ceramic electronic component with metal terminals
JP5983930B2 (ja) セラミック電子部品
JP6160093B2 (ja) セラミック電子部品
US9042079B2 (en) Ceramic electronic component
JP6295662B2 (ja) 電子部品
JP6620404B2 (ja) 電子部品
JP5172818B2 (ja) セラミックス電子部品
CN107045937B (zh) 电子部件及其制造方法以及电路基板
JPWO2007063692A1 (ja) セラミック基板、電子装置およびセラミック基板の製造方法
JP2015008270A (ja) セラミック電子部品
GB2354113A (en) Ceramic electronic component
JP6201409B2 (ja) セラミック電子部品
US10573459B2 (en) Multilayer ceramic electronic component and mounting structure thereof
JP2001267173A (ja) 積層セラミックコンデンサ
KR20200001488A (ko) 적층 세라믹 전자 부품
JP6264716B2 (ja) 金属端子付きセラミック電子部品
JP6255742B2 (ja) 金属端子付きセラミック電子部品
JP2018098475A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2002158137A (ja) 積層セラミック電子部品及びその製造方法
JP2014229868A (ja) セラミック電子部品およびその製造方法
JP2019040943A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2012064779A (ja) 電子部品
JPH08203771A (ja) セラミック電子部品
JP2012134286A (ja) 電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6255742

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150