JP6255603B2 - 車両用フード構造 - Google Patents

車両用フード構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6255603B2
JP6255603B2 JP2014132361A JP2014132361A JP6255603B2 JP 6255603 B2 JP6255603 B2 JP 6255603B2 JP 2014132361 A JP2014132361 A JP 2014132361A JP 2014132361 A JP2014132361 A JP 2014132361A JP 6255603 B2 JP6255603 B2 JP 6255603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
vehicle
vertical wall
wall portion
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014132361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016010995A (ja
Inventor
慎一 竹添
慎一 竹添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2014132361A priority Critical patent/JP6255603B2/ja
Publication of JP2016010995A publication Critical patent/JP2016010995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255603B2 publication Critical patent/JP6255603B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、自動車等の車両用フード構造に関する。
歩行者への衝撃を緩和する車両用フード構造には、例えば特許文献1(「従来例」という)に記載されたものがある。図7は車両用フード構造を示す断面図である。図7に示すように、車両用フード構造は、フード110の外面側を構成するフードアウターパネル111と、フードアウターパネル111の内面側を構成するフードインナーパネル112とを備えている。フードアウターパネル111とフードインナーパネル112との間の空間部において、フードインナーパネル112の上側に、フードロック装置(フードロックストライカ)115を支持するロックリーンフォース113が設けられている。フードアウターパネル111の下側に、フードアウターパネル111のデント性を強化するデントリーンフォース114が設けられている。デントリーンフォース114は、下方に突出する歩行者保護用ビード114aを備えている。ロックリーンフォース113は、デントリーンフォース114の歩行者保護用ビード114aに対向して上方に突出する歩行者保護用ビード113aを備えている。フード110に外部から衝撃が加えられたとき、ロックリーンフォース113の歩行者保護用ビード113aとデントリーンフォース114の歩行者保護用ビード114aとが潰れることにより、衝撃荷重が低減される。
また、特許文献2には、ロックリーンフォースにおける取付部の後端部に、車両後側斜め上方に向って延びるフランジが形成されており、そのフランジの上端部がフードアウターパネルに結合されている。フランジの上下方向中央部に、屈曲部が車体後方側に向かって凸形状に形成されている。フードに外部から衝撃が加えられたとき、フードアウターパネルのフランジが屈曲部を起点として谷折り状に変形することにより、衝撃荷重が低減される。
特許4512870号公報 特開2005−343279号公報
従来例によると、歩行者保護用ビード113a,114aが急速に変形した場合、歩行者の頭部は減速しないまま、両ビード113a,114aが両パネル113,114に当接いわゆる底付きし、再び、高い減速度Gが発生する。このため、歩行者の頭部へ与える傷害値が高くなる懸念がある。また、特許文献2によると、フランジが変形した場合に、フランジがフードインナーパネルに干渉(底付き)しないように構成されているため、衝撃荷重の減速度を平準化することが困難である。
本発明が解決しようとする課題は、衝撃荷重の減速度を平準化し、歩行者の頭部へ与える傷害値を低減することのできる車両用フード構造を提供することにある。
第1の発明は、フードの外面側を構成するフードアウターパネルと、前記フードの内面側を構成するフードインナーパネルと、前記フードアウターパネルと前記フードインナーパネルとの間の空間部のフードインナーパネル側に設けられ、フードロックストライカを支持するロックリーンフォースと、前記フードアウターパネルと前記フードインナーパネルとの間の空間部のフードアウターパネル側に設けられ、該フードアウターパネルのデント性を強化するデントリーンフォースとを備える車両用フード構造であって、前記フードインナーパネルは、前記フードロックストライカが取付けられるストライカ取付部と、該ストライカ取付部の後方において前記フードアウターパネルに沿って延在するパネル本体部と、前記ストライカ取付部と前記パネル本体部との間において上下方向に延びる縦状壁部とを有し、前記ロックリーンフォースは、前記フードインナーパネルのストライカ取付部に固定される第1固定部と、該第1固定部の後方において前記デントリーンフォースに固定される第2固定部と、前記両固定部の間において上下方向に延びかつ前記フードインナーパネルの縦状壁部に対して所定の間隔を隔てて対向する縦状壁部とを有し、前記ロックリーンフォースの縦状壁部の上下方向の中央部には、車両幅方向に沿って延在しかつ車両前方から見て谷折り状の変形起点となる折れ線部が形成され、前記ロックリーンフォースの縦状壁部は、外部からの衝撃荷重により前記折れ線部を起点として谷折り状に変形し、前記フードインナーパネルの縦状壁部に当接するものである。第1の発明によると、フードに外部から衝撃が加えられたとき、その衝撃荷重により、ロックリーンフォースの縦状壁部が折れ線部を起点として谷折り状に変形し、フードインナーパネルの縦状壁部に車両前方から当接する。このため、ロックリーンフォースの縦状壁部が谷折り状に変形される際に衝撃荷重が減速される。また、ロックリーンフォースの縦状壁部の折れ線部がフードインナーパネルの縦状壁部に車両前方から当接(底付き)するため、ロックリーンフォースの縦状壁部が上下方向に突っ張らない、又は、ほとんど突っ張らない。よって、衝撃荷重の減速度を平準化し、歩行者の頭部へ与える傷害値を低減することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ロックリーンフォースの縦状壁部は、前記第1固定部側から前記第2固定部側に向かって車両後方へ傾斜している。
第3の発明は、第1又は2の発明において、前記ロックリーンフォースの縦状壁部は、前記折れ線部から下端部に向かって傾斜する下側傾斜部と、前記折れ線部から上端部に向かって傾斜する上側傾斜部とを有している。
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、前記ロックリーンフォースの縦状壁部は、車両幅方向を長くする横長四角形板状に形成されかつ前記折れ線部を上下方向に横切る開口部を有している。
第5の発明は、第1〜4のいずれかの発明において、前記ロックリーンフォースの前記第1固定部の後端部と前記ロックリーンフォースの縦状壁部の前端部との間には、上下方向に延びる起立部が形成されている。
第6の発明は、第1〜5のいずれかの発明において、前記ロックリーンフォースの第2固定部が固定される前記デントリーンフォースの被固定部は、ビード部からなる。
一実施形態にかかる車両用フード構造を示す斜視図である。 車両用フード構造を示す断面図である。 車両用フード構造の作用説明図である。 ロックリーンフォースを示す斜視図である。 比較例にかかるロックリーンフォースを示す斜視図である。 フードに衝突体が衝突したときの時間と減速度との関係を示す図である。 従来例にかかる車両用フード構造を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。図1は車両用フード構造を示す斜視図、図2は同じく断面図である。図中のFrは車両前方を示し、Upは車両上方を示し、矢印Rhは車両右方を示している。図2に示すように、フード10は、車両のエンジンコンパートメント(エンジンルーム)12の上方開口部を開閉可能に覆うもので、後端部が車体側に対して回動可能に連結されており、その前端部が上方へ開くようになっている。エンジンコンパートメント12の前部には、ラジエータ14が設けられている。なお、図示はしないが、エンジンコンパートメント12には、ラジエータ14を支持するラジエータサポート、ラジエータサポートに設けられたフードロック装置等が設けられている。
フード10は、フードアウターパネル16とフードインナーパネル18とロックリーンフォース20とデントリーンフォース22とを備えている(図1参照)。フードアウターパネル16は、フード10の外面側(表面側)を構成している。また、フードインナーパネル18は、フード10の内面側(裏面側)を構成している。フードアウターパネル16の前端縁部16aを含む周縁部とフードインナーパネル18の前端縁部18aを含む周縁部とは、ヘミング加工により結合されている。フードアウターパネル16とフードインナーパネル18との間に空間部24が形成されている。空間部24は、上下方向に扁平状に形成されている。また、ロックリーンフォース20は、空間部24におけるフードインナーパネル18側に設けられている。また、デントリーンフォース22は、空間部24におけるフードアウターパネル16側に設けられている。
フードインナーパネル18の前部を除いた中央部及び後部には、フードアウターパネル16に沿って延在する骨格状のパネル本体部26が形成されている(図1参照)。フードインナーパネル18の前端縁部18aとパネル本体部26との間には、前から後方に向かって、波状壁部28、底壁部30、縦状壁部32が連続的に形成されている。波状壁部28は、前端縁部18aと底壁部30との間において側断面視で波形形状に形成されている。また、底壁部30は、波状壁部28と縦状壁部32との間において水平板状に形成されている。底壁部30の中央部には、ストライカ挿通孔34が形成されている。また、縦状壁部32は、パネル本体部26と底壁部30との間において上下方向に延びている。縦状壁部32は、底壁部30側からパネル本体部26側に向かって車両後方へ傾斜している。なお、底壁部30は本明細書でいう「ストライカ取付部」に相当する。
ロックリーンフォース20は、フードインナーパネル18の底壁部30を補強するもので、左右方向すなわち車両幅方向に延在する長尺状のパネル材からなる。図4はロックリーンフォースを示す斜視図である。ロックリーンフォース20は、フードインナーパネル18の底壁部30の前半部上に配設される水平板状の補強壁部36を備えている。図4に示すように、補強壁部36の前側には、前方へ張出す張出壁部38が形成されている。張出壁部38の車両幅方向の両端部には、前方へ突出する突出片39が形成されている。
図2に示すように、張出壁部38及び突出片39は、フードインナーパネル18の波状壁部28に重なる波形形状に形成されている。補強壁部36の中央部には、フードインナーパネル18のストライカ挿通孔34と整合するストライカ挿通孔41が形成されている。ロックリーンフォース20の補強壁部36とフードインナーパネル18の底壁部30とは溶接により接合されている。ロックリーンフォース20のストライカ挿通孔41及びフードインナーパネル18のストライカ挿通孔34には、ベースプレート44を有するフードロックストライカ43が上方から挿入されている。ベースプレート44は、ロックリーンフォース20の補強壁部36上にボルト・ナット等の締結具(不図示)により締結されている。フードロックストライカ43は、フードインナーパネル18の底壁部30から下方へ突出されている。フードロックストライカ43は、車両幅方向(図1において紙面表裏方向)の中央部に配置されている。フード10を閉じたときに、車体側のフードロック装置によりフードロックストライカ43がアンロック可能にロックされることにより、フード10が閉止状態に保持される。なお、補強壁部36は本明細書でいう「第1固定部」に相当する。
補強壁部36の後端には、上方へ立上る起立部46が形成されている。起立部46は、車両幅方向に延在している。起立部46の上側には、上下方向に延びる縦状壁部48が形成されている。縦状壁部48は、車両幅方向を長くする横長四角形板状に形成されている(図4参照)。縦状壁部48の上端部には後方へ延びる固定片50が形成されている。固定片50は、車両幅方向に延在している。固定片50は、デントリーンフォース22の被固定部54に溶接によって接合されている。なお、固定片50は本明細書でいう「第2固定部」に相当する。また、縦状壁部48については後で説明する。
デントリーンフォース22は、フードアウターパネル16の面剛性を高めるもので、車両幅方向に延在する長尺状のパネル材からなる。デントリーンフォース22の前端部、中央部及び後端部は、フードアウターパネル16に対して、例えばマスチック等の接着剤52を介して接合されている。デントリーンフォース22の中央部と後端部との間には、被固定部54が形成されている。被固定部54は、下方へ突出するように形成されたビード部54(被固定部と同一符号を付す)からなる。ビード部54の下面側には、ロックリーンフォース20の固定片50が溶接、例えばスポット溶接56(図4において打点を示す「×」印参照)により接合されている。スポット溶接56は、車両幅方向の複数箇所(図4では4箇所を示す)に施されている。なお、ロックリーンフォース20の固定片50とデントリーンフォース22のビード部54との接合位置は、フードロックストライカ43よりも車両後方に設定されている。なお、接着剤52は本明細書でいう「接合手段」、「接着手段」に相当する。
ロックリーンフォース20の縦状壁部48について説明する。図2に示すように、縦状壁部48は、起立部46側から固定片50側に向かって車両後方へ傾斜している。縦状壁部48は、フードインナーパネル18の縦状壁部32に対して所定の間隔を隔てて対向している。縦状壁部32と縦状壁部48は、平行状をなしている。縦状壁部48の上下方向の中央部には、折れ線部58が形成されている。縦状壁部48は、折れ線部58から下端部に向かって傾斜する下側傾斜部60と、折れ線部58から上端部に向かって傾斜する上側傾斜部62とを有している。すなわち、下側傾斜部60と上側傾斜部62との間に、車両幅方向に沿って延在しかつ車両前方から見て谷折り状の変形起点となる折れ線部58が形成されている。折れ線部58は、縦状壁部48の下端部と上端部とを結ぶ直線よりも車両後下側に位置している。
図4に示すように、縦状壁部48には、左右2個の開口孔64が貫通形成されている。開口孔64は、折れ線部58を上下方向に横切っている。開口孔64は、車両幅方向を長くする長四角形状に形成されている。これにより、縦状壁部48は、2個の開口孔64を取り囲む枠状壁部66と、隣接する開口孔64の相互間を仕切る仕切壁部67とを有している。開口孔64は、縦状壁部48の変形荷重を抑えるために設けられている。なお、開口孔64は本明細書でいう「開口部」に相当する。
上記した車両用フード構造において、衝突体(インパクター)70が、車両前方斜め上方(図2の矢印Y方向)からフード10の前端部における車両幅方向の中央部に衝突すると、フード10における衝突体70の衝突部位が車体下方へ変形する。図3は車両用フード構造の作用説明図である。これにより、図3に示すように、ロックリーンフォース20の縦状壁部48が、衝突体70の衝撃荷重により折れ線部58(図2参照)を起点として谷折り状に変形し、フードインナーパネル18の縦状壁部32に車両前方から当接すなわち底付きする。このため、ロックリーンフォース20の縦状壁部48が谷折り状に変形される際に衝撃荷重が減速される。また、ロックリーンフォース20の縦状壁部48がフードインナーパネル18の縦状壁部32に車両前方から当接(底付き)するため、ロックリーンフォース20の縦状壁部48が上下方向に突っ張らない、又は、ほとんど突っ張らない。よって、衝撃荷重の減速度を平準化し、歩行者の頭部へ与える傷害値を低減することができる。
この点について比較例を参照して説明する。比較例は、実施形態におけるロックリーンフォース20を変更したものである。図5はロックリーンフォースを示す斜視図である。比較例において、実施形態と同一の部位については同一符号を付してその説明を省略する。図5に示すように、比較例のロックリーンフォース(符号、72を付す)の縦状壁部(符号、74を付す)には、実施形態における折れ線部58(図4参照)が設定されていない。このため、縦状壁部74は、側面視で下端部から上端部まで一直線状に延びている(図2中、二点鎖線74参照)。なお、起立部46の高さは、実施形態における起立部46(図3参照)の高さに比べて少し高くなっている。その他の構成は、実施形態のロックリーンフォース20と同様である。
比較例のロックリーンフォース72によると、図3に示すように、フード10に対する衝突体70の衝撃荷重により、縦状壁部74が、実施形態の縦状壁部48の折れ曲がり方向とは逆方向すなわち車両前方から見て山折り状に変形し、デントリーンフォース22に当接(底付き)する(図3中、二点鎖線74参照)。
図6は時間と減速度との関係を示す図である。図6において、横軸は時間T(ms)を示し、縦軸は減速度G(m/s2)を示している。特性線(実線)L1は実施形態の車両用フード構造の特性(G−T波形)を示し、特性線(二点鎖線)L2は比較例の車両用フード構造の特性(G−T波形)を示している。図6に示すように、比較例(特性線L2参照)においては時間Bで底付きが発生するのに対し、実施形態(特性線L1参照)においては、時間B以前で、減速度Gの低い時間Aで底付きが発生する。すなわち、時間Aにおいて、実施形態では底付きが発生することにより減速度Gが増加する。また、比較例(特性線L2参照)においては底付きによりロックリーンフォース72の縦状壁部74が上下方向に突っ張るのに対し、実施形態(特性線L1参照)においては、ロックリーンフォース20の縦状壁部48が上下方向に突っ張らない、又は、ほとんど突っ張らない。したがって、時間Aで減速が行われること、及び、時間Bで底付きが発生しないことにより、時間Bでは減速度Gが低減されていることがわかる。このように、減速度Gを平準化することによる、歩行者の傷害値を低減することができる。
[他の技術的事項]
本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、ロックリーンフォース20の縦状壁部48の折れ線部58は、谷折り状の変形起点となるように形成されていればよく、例えば側面視で下端部から上端部まで一直線状に延びる縦状壁部の上下方向の中央部に、断面V字状、断面半円弧状、断面U字状等の折れ線部を形成してもよい。また、ロックリーンフォース20の縦状壁部48の開口部の形状、個数は適宜変更してもよい。また、ロックリーンフォース20の縦状壁部48の開口部は、開口孔64に代え、一部を開口する開口溝としてもよい。また、ロックリーンフォース20の縦状壁部48の開口部は省略してもよい。また、ロックリーンフォース20の縦状壁部48には、折れ線部を横切らない孔、溝等の貫通部を形成してもよい。また、ロックリーンフォース20の起立部46は省略してもよい。また、デントリーンフォース22の被固定部54は、ビード部54以外の形状に変更してもよい。
10…フード
16…フードアウターパネル
18…フードインナーパネル
20…ロックリーンフォース
22…デントリーンフォース
24…空間部
26…パネル本体部
30…底壁部(ストライカ取付部)
32…縦状壁部
36…補強壁部(第1固定部)
43…フードロックストライカ
46…起立部
48…縦状壁部
50…固定片(第2固定部)
54…被固定部(ビード部)
58…折れ線部
60…下側傾斜部
62…上側傾斜部
64…開口孔(開口部)
66…枠状壁部
67…仕切壁部

Claims (7)

  1. フードの外面側を構成するフードアウターパネルと、
    前記フードの内面側を構成するフードインナーパネルと、
    前記フードアウターパネルと前記フードインナーパネルとの間の空間部のフードインナーパネル側に設けられ、フードロックストライカを支持するロックリーンフォースと、
    前記フードアウターパネルと前記フードインナーパネルとの間の空間部のフードアウターパネル側に設けられ、該フードアウターパネルのデント性を強化するデントリーンフォースと
    を備える車両用フード構造であって、
    前記フードインナーパネルは、前記フードロックストライカが取付けられるストライカ取付部と、該ストライカ取付部の後方において前記フードアウターパネルに沿って延在するパネル本体部と、前記ストライカ取付部と前記パネル本体部との間において上下方向に延びる縦状壁部とを有し、
    前記ロックリーンフォースは、前記フードインナーパネルのストライカ取付部に固定される第1固定部と、該第1固定部の後方において前記デントリーンフォースに固定される第2固定部と、前記両固定部の間において上下方向に延びかつ前記フードインナーパネルの縦状壁部に対して所定の間隔を隔てて対向する縦状壁部とを有し、
    前記ロックリーンフォースの縦状壁部の上下方向の中央部には、車両幅方向に沿って延在しかつ車両前方から見て谷折り状の変形起点となる折れ線部が形成され、
    前記ロックリーンフォースの縦状壁部は、外部からの衝撃荷重により前記折れ線部を起点として谷折り状に変形し、前記フードインナーパネルの縦状壁部に当接する
    ことを特徴とする車両用フード構造。
  2. 請求項1に記載の車両用フード構造であって、
    前記フードインナーパネルの縦状壁部は、前記ストライカ取付部側から前記パネル本体部側に向かって車両後方へ傾斜していることを特徴とする車両用フード構造。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用フード構造であって、
    前記ロックリーンフォースの縦状壁部は、前記第1固定部側から前記第2固定部側に向かって車両後方へ傾斜していることを特徴とする車両用フード構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用フード構造であって、
    前記ロックリーンフォースの縦状壁部は、前記折れ線部から下端部に向かって傾斜する下側傾斜部と、前記折れ線部から上端部に向かって傾斜する上側傾斜部とを有していることを特徴とする車両用フード構造。
  5. 請求項1〜のいずれか1つに記載の車両用フード構造であって、
    前記ロックリーンフォースの縦状壁部は、車両幅方向を長くする横長四角形板状に形成されかつ前記折れ線部を上下方向に横切る開口部を有していることを特徴とする車両用フード構造。
  6. 請求項1〜のいずれか1つに記載の車両用フード構造であって、
    前記ロックリーンフォースの前記第1固定部の後端部と前記ロックリーンフォースの縦状壁部の前端部との間には、上下方向に延びる起立部が形成されていることを特徴とする車両用フード構造。
  7. 請求項1〜のいずれか1つに記載の車両用フード構造であって、
    前記ロックリーンフォースの第2固定部が固定される前記デントリーンフォースの被固定部は、ビード部からなることを特徴とする車両用フード構造。
JP2014132361A 2014-06-27 2014-06-27 車両用フード構造 Active JP6255603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014132361A JP6255603B2 (ja) 2014-06-27 2014-06-27 車両用フード構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014132361A JP6255603B2 (ja) 2014-06-27 2014-06-27 車両用フード構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016010995A JP2016010995A (ja) 2016-01-21
JP6255603B2 true JP6255603B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=55228006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014132361A Active JP6255603B2 (ja) 2014-06-27 2014-06-27 車両用フード構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255603B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343279A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Toyota Motor Corp 車両用フード構造
JP4479844B2 (ja) * 2008-09-30 2010-06-09 トヨタ自動車株式会社 車両用フード構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016010995A (ja) 2016-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4455532B2 (ja) 車体前部構造
JP2008056081A (ja) 自動車のバンパ構造
WO2014069113A1 (ja) フェンダ支持部構造
US10836436B2 (en) Vehicle body frame structure
JP5630721B2 (ja) 車体前部の構造
TW200426061A (en) Vehicle body structure
JP2006111249A (ja) エンジンアンダカバー取付構造
JP6156356B2 (ja) 車両後部構造
JP6799772B2 (ja) フロントバンパカバー支持構造
JP6708070B2 (ja) 車両のフード
JP5482482B2 (ja) フロントウインド支持構造
JP2009061996A (ja) 車体前部構造
JP2016094107A (ja) 自動車のカウル構造
JP2021059274A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置の車両搭載構造
JP6255603B2 (ja) 車両用フード構造
JP2006256518A (ja) 車体前部構造
JP5557326B2 (ja) 車両の車体前部構造
JP5614663B2 (ja) 車体前部の構造
JP6645292B2 (ja) センサ取付構造
JP5688394B2 (ja) 車体前部構造
JP2008013144A (ja) 自動車の前部車体構造
JP4354331B2 (ja) 車両のカウル構造
JP6299730B2 (ja) 車両の側部車体構造
JP6686688B2 (ja) フェンダブラケット構造
JP6058335B2 (ja) 自動車のカウル部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6255603

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250