JP6248659B2 - 自立型広告表示体 - Google Patents

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本発明は、商品等の広告を表示する筒状体をコンパクトに折り畳み可能であり、設置場所で容易に自立可能な状態に組み立てられる自立型広告表示体に関するものである。
従来、スーパーマーケットやドラッグストア等の店舗やショールームにおいて新商品の販促キャンペーンを行う場合、顧客に対し、その商品をいかに目立たせて強く印象付けるかが商品の購買チャンスを高めることにつながる。このように、顧客に商品を印象付ける手段として、商品に関する情報を表示したポスターやカード等の広告媒体が取り付けられた自立型の広告表示体(POP;ポップ広告)を配置するのが効果的である。
このような自立型広告表示体に共通する課題として、組み立て前はコンパクトに折り畳んで設置場所への搬入を容易にするとともに、設置場所へ搬入された後は容易に且つ迅速に組み立て可能とすることが挙げられる。例えば、特許文献1には、筒状体の両側端に断面V形状の板バネを設置し、板バネが筒状体の表板と裏板を外向きに円弧状に押し広げることで組み立てられる展示用表示体が開示されている。
また、特許文献2、3には、筒状体の内部に伸縮可能な保持体を配置し、保持体に付設された弾性部材の付勢力によって保持体が筒状体を外向きに押し広げて拡張状態に保持することにより自立可能となる展示用表示体が開示されている。
特許第4073369号公報 特許第4914470号公報 実用新案第3164774号公報
しかしながら、特許文献1に記載の展示用表示体では、筒状体の幅方向中央部において筒状体を保持する部材がないため、筒状体の幅方向中央部が安定して拡張されなかったり、組み立て後に筒状体の幅方向中央部が撓んだりするという問題点があった。また、特許文献2、3に記載の展示用表示体では、筒状体の長手方向(上下方向)の両端部を拡張する部材がないため、筒状体が上下方向に長い場合は下端部から上端部まで安定して拡張されないおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、折り畳んだ状態での搬入や容易且つ迅速な組み立てが可能であり、組み立て状態を安定して維持できる自立型広告表示体を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、対向配置される第1側板と第2側板の側端部が連結された筒状体と、該筒状体の内側に橋渡し状に固定される伸縮可能な角筒状部と、該角筒状部を前記第1側板及び前記第2側板を内側から押圧する方向に付勢する第1弾性部材と、を有する保持部材と、前記筒状体の下端部に橋渡し状に固定され、中央に前記第1側板及び前記第2側板に平行な第1折り線が形成された底面板と、該底面板を平坦状に展開する方向に付勢する第2弾性部材と、を有する底面部と、前記筒状体の上端部に橋渡し状に固定され、中央に前記第1側板及び前記第2側板に平行な第2折り線が形成された天面板と、該天面板を平坦状に展開する方向に付勢する第3弾性部材と、を有する天面部と、
を備え、前記第1側板及び前記第2側板を外側から押圧することにより前記筒状体が前記保持部材と共に平坦状に折り畳まれ、前記底面板及び前記天面板が前記第1折り線及び前記第2折り線に沿って二つ折りとなる第1の状態と、前記保持部材が立体形状に復元することにより前記第1側板及び前記第2側板が内側から押圧されて前記筒状体の略中央部が断面凸レンズ状に展長され、前記底面板及び前記天面板が平板状に展開されることにより前記筒状体の両端部が断面凸レンズ状に展長される第2の状態と、に変形可能であり、前記第1の状態に保持する外力を除去したとき、前記第1乃至第3弾性部材の付勢力によって前記第2の状態に変形することを特徴とする自立型広告表示体である。
また本発明は、上記構成の自立型広告表示体において、前記角筒状部は、対向する二面が前記第1側板及び前記第2側板の内側に固定される断面六角形状であり、前記第1側板及び前記第2側板と平行な方向に対向する前記角筒状部の稜部に形成される第1係止部を有し、前記第1弾性部材は、前記第1係止部に架け渡されることで前記角筒状部を前記稜部が近接する方向に付勢することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の自立型広告表示体において、前記底面板は、前記第1折り線と交差するように形成された一対のフラップと、該一対のフラップにそれぞれ形成され、前記第2弾性部材が架け渡される一対の第2係止部と、を有し、前記第2弾性部材は、前記各フラップが前記底面板から起立するとともに前記底面板が平板状に伸長する方向に付勢力を作用させ、前記底面板が前記第1折り線に沿って二つ折りにされたとき、前記各フラップの倒伏によって前記第2弾性部材が伸長されて付勢力が蓄積されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の自立型広告表示体において、前記天面部は、前記第2折り線と交差する方向に前記第3弾性部材が架け渡される一対の第3係止部が形成された前記天面板と、該天面板の裏面に前記第2折り線を挟んで一方の領域に重なる部分のみが固定され、前記第2折り線を挟んで他方の領域に突出する補助板と、を有し、前記第3弾性部材は、前記天面板が前記第2折り線に沿って裏面側に折れ曲がる方向に付勢力を作用させることで前記天面板が前記補助板に沿って平板状に保持されるとともに、前記天面板が前記第2折り線に沿って裏面側に二つ折りにされたとき、前記補助板の回動によって前記第3弾性部材が伸長されて付勢力が蓄積されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の自立型広告表示体において、前記筒状体の上下方向の略中央部には前記筒状体を全周に亘って横断する第3折り線が形成されており、前記保持部材は前記第3折り線の直近であって前記第3折り線と重ならない位置に固定されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の自立型広告表示体において、前記底面板は、前記第2の状態において前記筒状体の周方向外側に鍔状に突出することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の自立型広告表示体において、前記筒状体は、前記筒状体の下半分を構成する下側板と、該下側板の上端縁に接着される上側板と、前記下側板及び前記上側板の側端縁に折り線を介して連設される接着片と、を有する同一形状の前記第1側板及び前記第2側板を組み合わせて形成されることを特徴としている。
また本発明は、対向配置される第1側板と第2側板の側端部が連結された筒状体と、該筒状体の内側に対向する二面が橋渡し状に固定される断面六角形状の伸縮可能な角筒状部と、該角筒状部の前記第1側板及び前記第2側板と平行方向に対向する稜部に形成された一対の第1係止部と、該第1係止部に架け渡され前記稜部が近接する方向に付勢する第1弾性部材と、を有する保持部材と、前記筒状体の下端部において前記第1側板及び前記第2側板に橋渡し状に固定され、中央に前記第1側板及び前記第2側板に平行な第1折り線が形成された底面板と、該底面板の前記第1折り線と交差する方向に形成された一対のフラップと、該一対のフラップにそれぞれ形成され、前記第2弾性部材が架け渡される一対の第2係止部と、該第2係止部に架け渡され前記底面板が平板状に伸長する方向に付勢する第2弾性部材と、を有する底面部と、前記筒状体の上端部において前記第1側板及び前記第2側板に橋渡し状に固定され、中央に前記第1側板及び前記第2側板に平行な第2折り線と、該第2折り線と交差する方向に形成された一対の第3係止部と、が形成された天面板と、該天面板の裏面に前記第2折り線を挟んで一方の領域に重なる部分のみが固定され、前記第2折り線を挟んで他方の領域に突出する補助板と、前記第3係止部に架け渡され前記天面板が前記補助板に沿って平板状に伸長する方向に付勢する第3弾性部材と、を有する天面部と、を備え、前記第1側板及び前記第2側板を外側から押圧することにより前記角筒状部が前記第1弾性部材の付勢力に抗して変形し、前記筒状体が前記保持部材と共に平坦状に折り畳まれ、前記底面板及び前記天面板が前記第1折り線及び前記第2折り線に沿って二つ折りとなる第1の状態と、前記第1弾性部材の付勢力によって前記角筒状部の前記稜部が近接して前記保持部材の形状が復元し、前記第1側板及び前記第2側板が内側から押圧されることにより前記筒状体の略中央部が断面凸レンズ状に展長され、前記第2及び第3弾性部材の付勢力によって前記底面板及び前記天面板が平板状に展開されることにより前記筒状体の両端部が断面凸レンズ状に展長される第2の状態と、に変形可能であり、前記第1の状態に保持する外力を除去したとき、前記第1乃至第3弾性部材の付勢力によって前記第2の状態に変形する自立型広告表示体である。
本発明の第1の構成によれば、広告表示体は、筒状体が保持部材と共に平坦状に折り畳まれ、底面板及び天面板が折り線に沿って二つ折りとなる第1の状態と、保持部材の復元によって第1側板及び第2側板が内側から押圧されることにより筒状体の略中央部が断面凸レンズ状に展長され、第2及び第3弾性部材の付勢力によって底面板及び天面板が平坦状に展開されることにより筒状体の両端部が断面凸レンズ状に展長される第2の状態と、に変形可能であり、第1の状態に保持する外力を除去したとき、弾性部材の付勢力によって第2の状態に変形する。従って、広告表示体をコンパクトに折り畳んだ第1の状態で設置場所へ搬入可能であり、組み立て前の保管スペースも小さくなる。また、第1の状態に保持している外力を除去するだけで広告表示体が第2の状態となるため、広告表示体の設置作業も容易となる。さらに、筒状体の長手方向中央部、下端部、及び上端部が、それぞれ保持部材、底面部、天面部によって断面凸レンズ状に展長されるため、筒状体の長手方向の寸法が長い場合であっても、上端部から下端部に亘って均一に、且つ安定して拡張することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の広告表示体において、角筒状部を、対向する二面が第1側板及び第2側板の内側に固定される断面六角形状とし、第1側板及び第2側板と平行な方向に対向する角筒状部の稜部に第1係止部を形成し、第1弾性部材を第1係止部に架け渡すことで角筒状部を稜部が近接する方向に付勢することにより、簡単な構成で筒状体と共に折り畳むことができ、且つ第1弾性部材の付勢力によって断面六角形状に容易に復元可能な保持部材を備えた広告表示体となる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の広告表示体において、底面板に、第1折り線と交差するように一対のフラップを形成し、一対のフラップそれぞれに第2弾性部材が架け渡される一対の第2係止部を形成し、第2弾性部材は、各フラップが底面板から起立するとともに底面板が平板状に伸長する方向に付勢力を作用させ、底面板が第1折り線に沿って二つ折りにされたとき、各フラップの倒伏によって第2弾性部材が伸長されて付勢力が蓄積されることにより、底面板を二つ折りにした状態で、底面板を平板状に伸長させる方向の付勢力を容易に蓄積できる底面部となる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の広告表示体において、天面板には、第2折り線と交差する方向に第3弾性部材が架け渡される一対の第3係止部を形成し、天面板の裏面には、第2折り線を挟んで他方の領域に突出する補助板を、第2折り線を挟んで一方の領域に重なる部分のみに固定し、第3弾性部材は、天面板が第2折り線に沿って裏面側に折れ曲がる方向に付勢力を作用させることで天面板が補助板に沿って平板状に保持されるとともに、天面板が第2折り線に沿って裏面側に二つ折りにされたとき、補助板の回動によって第3弾性部材が伸長されて付勢力が蓄積されることにより、天面板を二つ折りにした状態で、天面板を平板状に伸長させる方向の付勢力を容易に蓄積できる天面部となる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の広告表示体において、筒状体の上下方向の略中央部には筒状体を全周に亘って横断する第3折り線が形成されており、保持部材は第3折り線の直近であって第3折り線と重ならない位置に固定されることにより、長手方向の寸法が長い大型の筒状体であっても第3折り線に沿って二つ折りにできるため、広告表示体をコンパクトに折り畳まれた第1の状態とすることができる。また、筒状体の内部に固定された保持部材が二つ折りにする際に障害となることがなく、スムーズな折り畳みが可能となる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかの構成の広告表示体において、底面板は、第2の状態において筒状体の周方向外側に鍔状に突出することにより、第2の状態に組み立てられたとき底面板が筒状体を安定して支持することができる自立型の広告表示体となる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第1乃至第6のいずれかの構成の広告表示体において、筒状体は、筒状体の下半分を構成する下側板と、該下側板の上端縁に接着される上側板と、下側板及び上側板の側端縁に折り線を介して連設される接着片と、を有する同一形状の第1側板及び第2側板を組み合わせて形成されることにより、印刷や裁断の制約を受ける大型の広告表示体も製造可能となる。また、同一形状の下側板及び上側板から成る同一形状の第1側板及び第2側板を用いることで、下側板及び上側板の組み合わせや第1側板及び第2側板の組み合わせを誤るおそれがなくなり、筒状体の製造や部材管理も簡素化できる。
また、本発明の第8の構成によれば、第1側板及び第2側板を外側から押圧することにより角筒状部が第1弾性部材の付勢力に抗して変形し、筒状体が保持部材と共に平坦状に折り畳まれ、底面板及び天面板が第1折り線及び第2折り線に沿って二つ折りとなる第1の状態と、第1弾性部材の付勢力によって角筒状部の稜部が近接して保持部材の形状が復元し、第1側板及び第2側板が内側から押圧されることにより筒状体の略中央部が断面凸レンズ状に展長され、第2及び第3弾性部材の付勢力によって底面板及び天面板が平板状に展開されることにより筒状体の両端部が断面凸レンズ状に展長される第2の状態と、に変形可能となるため、第1の状態に保持する外力を除去するだけで、第1〜第3弾性部材の付勢力によって簡単に第2の状態に変形する広告表示体となり、設置場所において広告表示体を簡単に組み立てることができ、組み立てた後の広告表示体の形状も安定する。また、広告表示体はコンパクトに折り畳んだ第1の状態で設置場所に搬入されるため、搬入作業も容易となり、組み立て前の保管スペースも小さくなる。また、底面板を二つ折りにしたとき、底面板に形成されたフラップにより第2弾性部材に付勢力が蓄積され、天面板を二つ折りにしたとき、天面板に固定された補助板により第3弾性部材に付勢力が蓄積されるため、底面板及び天面板を平板状に伸長させる方向の付勢力を容易に蓄積できる底面部及び天面部を備えた広告表示体となる。
本発明の一実施形態に係る広告表示体100の筒状体30を構成する第1側板1a、第2側板1bの展開図 本実施形態の広告表示体100の保持部材40を構成する角筒状部7の展開図 広告表示体100の底面部50を構成する底面板10の平面図 本実施形態の広告表示体100の天面部60を構成する天面板20の平面図 本実施形態の広告表示体100の天面部60を構成する補助板25の平面図 角筒状部7を折り線L3〜L8に沿って折り曲げ、接着片8を角筒形成板7fに貼り合わせて角筒状部7を形成した状態を示す斜視図 図6に示した角筒状部7に輪ゴム31を架け渡して保持部材40を組み立てた状態を示す図 筒状体30の下半分を構成する一対の下側板2aを筒状に貼り合わせて保持部材40を取り付けた状態を示す図 保持部材40を取り付けた筒状の下側板2aを上方から見た平面図 図8の下側板2aに上側板2bを貼り合わせて筒状体30を組み立てた状態を示す図 図3に示した底面板10に輪ゴム33を架け渡して底面部50を組み立てた状態を示す図 組み立てられた底面部50を図11の矢印A方向から見た側面図 図4に示した天面板20に図4に示した補助板25を貼り合わせ、輪ゴム35を架け渡して天面部60を組み立てた状態を表面側から見た図 図13の天面部60を裏面側から見た図 筒状体30の下端部に底面部50を取り付けた状態を示す側面断面図 筒状体30の上端部に天面部60を取り付けた状態を示す側面断面図 本実施形態の広告表示体100を組み立てた状態(第2の状態)を示す斜視図 本実施形態の広告表示体100を第2の状態から平坦に折り畳んだ第1の状態を示す斜視図 広告表示体100の天面部60が折り畳まれる様子を示す側面図 図18の状態から筒状体を二つ折りにして折り畳んだ状態を示す本実施形態の広告表示体100の平面図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各図面においては、折り線を点線、切り込み線を実線で示すものとする。図1は、本発明の一実施形態に係る広告表示体100の筒状体30(図10参照)を構成する第1側板1a、第2側板1bの展開図、図2は、広告表示体100の保持部材40(図7参照)を構成する角筒状部7の展開図、図3は、広告表示体100の底面部50(図11参照)を構成する底面板10の平面図、図4は、広告表示体100の天面部60(図13参照)を構成する天面板20の平面図、図5は、広告表示体100の天面部60を構成する補助板25の平面図である。
第1側板1a、第2側板1b、角筒状部7、天面板20は、カード紙を所定の形状に打ち抜いて形成されており、底面板10、補助板25は、厚紙(3枚合紙)を所定の形状に打ち抜いて形成されている。なお、第2側板1bは第1側板1aと全く同一の形状であるため、ここでは第1側板1aの構成についてのみ説明する。
図1に示すように、第1側板1aは、筒状体30(図10参照)の下半分を構成する矩形状の下側板2aと、筒状体30の上半分を構成する矩形状の上側板2bとで構成される。下側板2aの上端縁には、上側板2bの下端縁に接着される接着片3aが折り線L1を介して連設されている。折り線L1は、組み立て後の筒状体30を長手方向に二つ折りにするためのものであり、筒状体30の折り曲げが容易となるように平行な二本の押し罫で構成されている。
下側板2a、上側板2bの一方の側端縁には、第2側板1bの側端縁に接着される接着片3bが折り線L2を介して連設されている。また、下側板2aの下端縁には、底面板10の差し込み孔17(図3参照)に挿入される差し込み片5が連設されている。第1側板1a、第2側板1bは、断面凸レンズ状の筒状体30の正面または背面を構成する。
図2に示すように、角筒状部7は、折り線L3〜L7を介して連設される矩形状の角筒形成板7a〜7fと、角筒形成板7aの側端縁に折り線L8を介して連設される接着片8とを有する。角筒形成板7a、7b、7d、及び7eの幅方向(図2の左右方向)の寸法は同一である。また、角筒形成板7cと7fの幅方向の寸法は、角筒形成板7a、7b、7d、7eよりも狭い同一の寸法である。角筒形成板7a、7bの境界部分、及び角筒形成板7d、7eの境界部分には、折り線L3、L6を跨ぐように略T字状の第1係止部9が形成されている。
図3に示すように、底面板10は平面視円板状であり、円板の中心を通る折り線L9が形成されており、底面板10は折り線L9に沿って二つ折りできるようになっている。また、折り線L9を跨ぐように、一対の半円形状の開口部11が設けられており、各開口部11に隣接して一対のフラップ13が設けられている。各フラップ13には、開口部11に連通する一対の第2係止部15が形成されている。また、折り線L9を挟んで底面板10の両側には、筒状体を構成する下側板2aの差し込み片5(図1参照)が挿入されるスリット状の差し込み孔17が折り線L9と平行に形成されている。
図4に示すように、天面板20は、平面視凸レンズ状であり、天面板20の対向する二辺(長辺)には折り線を介して一対の接着片21が連設されている。各接着片21の基端部には、一対の第3係止部23が形成されている。また、凸レンズ状の天面板20の頂点を結ぶ折り線L10が形成されており、天面板20は折り線L10に沿って二つ折りできるようになっている。
図5に示すように、補助板25は、天面板20よりも若干小さい凸レンズ状である。補助板25の対向する二辺(長辺)の一方には、コ字状の切り欠き部25aが長手方向の略中央部に形成されている。
次に、本実施形態の広告表示体100の組み立て手順について説明する。先ず、図2に示した角筒状部7を折り線L3〜L8に沿って筒状に折り曲げ、接着片8を角筒形成板7fの裏面に接着する。これにより、図6に示すような断面六角形状の角筒状部7が形成される。次に、角筒状部7の第1係止部9に輪ゴム(第1弾性部材)31を架け渡すことにより、図7に示すような保持部材40が組み立てられる。輪ゴム31は、角筒状部7の角筒形成板7c、7fと平行方向(図7の左右方向)に対向する稜部7g、7hが近接する方向に付勢する。これにより、角筒形成板7aと7e、角筒形成板7bと7dがそれぞれ接近して角筒状部7の立体形状が断面六角形状に保持される。
次に、図1に示した下側板2aを2枚準備し、一方の下側板2aの接着片3bを、他方の下側板2aの側端縁に沿って接着する。同様に、他方の下側板2bの接着片3bを一方の下側板2aの側端縁に沿って裏面側から接着する。これにより、筒状体30の下半分が組み立てられる。そして、図8に示すように、保持部材40の角筒形成板7c、7fを、対向する下側板2aの裏面側の幅方向中央部であって折り線L1の下方直近に設けられた接着位置に接着する。
保持部材40は、輪ゴム31によって稜部7g、7hが近接する方向(角筒形成板7c、7fが離間する方向)に付勢されている。そのため、図9に示すように、2枚の下側板2aには幅方向中央部を内側から押し広げる方向の力が作用する。その結果、対向する下側板2aの立体形状が断面凸レンズ状に保持される。
また、図1に示した上側板2bも2枚準備し、下側板2aと同様の手順で組み立てることにより、筒状体30の上半分が組み立てられる。そして、保持部材40が接着固定された下側板1aの接着片3aを上側板2bの下端縁に沿って裏面側から接着する。これにより、図10に示すような筒状体30が組み立てられる。
次に、図3に示した底面板10のフラップ13に形成された第2係止部15に輪ゴム(第2弾性部材)33を架け渡すことにより、図11に示すような底面部50が組み立てられる。輪ゴム33が架け渡された底面部50を折り線L9と平行な方向(図11の矢印A方向)から見ると、図12に示すように、輪ゴム33の付勢力によってフラップ13が起立した状態となる。フラップ13の折り曲げ部が折り線L9と垂直に交差しているため、底面板10は折り線L9に沿って折れ曲がり難くなり、フラットな状態に保持される。
また、図4に示した天面板20の裏面側に、図5に示した補助板25を貼り合わせた状態で、天面板20の第3係止部に輪ゴム(第3弾性部材)35を架け渡すことにより、図13、図14に示すような天面部60が組み立てられる。図13及び図14は、それぞれ天面部60を表面側及び裏面側から見た平面図である。
図14に示すように、補助板25は、天面板20の折り線L10を挟んで切り欠き部25aの形成されていない側(図14のハッチング領域)のみが天面板20の裏面に接着され、切り欠き部25aの形成されている側が折り線10を挟んで他方の領域に突出している。輪ゴム35は、天面板20が折り線L10に沿って裏面側に折れ曲がる方向の付勢力を作用させるが、天面板20の裏面には折り線L10を跨ぐように補助板25が接着されているため、天面板20は補助板25に沿ってフラットな状態に保持される。
次いで、筒状体30をフラップ13が起立した方向から底面部50に被せる。そして、図15に示すように、筒状体30の下端部に形成された差し込み片5を、底面板10の差し込み孔17に差し込み、底面板10の裏面側に折り返して接着する。
最後に、図16に示すように、筒状体30の上端部から天面部60を挿入し、天面板20の接着片21を、筒状体30(上側板2b)の裏面側の幅方向中央部であって上端部の直近に設けられた接着位置に接着する。
これにより、筒状体30の長手方向(上下方向)中央部は保持部材40により、筒状体30の下端部は底面部50により、筒状体30の上端部は天面部60により、それぞれ断面凸レンズ状に展長され、図17に示したような広告表示体100の組み立てが完了する。接着片8と角筒形成板7fの接着、保持部材40と下側板2aの接着、接着片3aと上側板2bの接着、天面板20と補助板25の接着、差し込み片5と底面板10の接着、及び、接着片21と上側板2bの接着にはホットメルト接着剤等が用いられる。
図17のように組み立てられた広告表示体100は、筒状体30を正面側及び背面側(図17に矢印で示す第1側板1a、第2側板1bの対向する方向)から押圧することで、図18に示すように、内部に収納された保持部材40の輪ゴム31が付勢力に抗して引き伸ばされ、筒状体30が保持部材40と共に平坦に折り畳まれる。
また、筒状体30の下端部に取り付けられた底面部50を折り線L9に沿って外向き(山折り)に折り曲げていくと、筒状体30の内部側に起立していたフラップ13が徐々に倒伏し、底面板10と面一になって二つ折りに折り曲げられる。このとき、輪ゴム33は各フラップ13が離間する方向に倒伏する分だけ引き伸ばされるため、輪ゴム33には付勢力が蓄積される。
また、筒状体30の上端部に取り付けられた天面部60を折り線L10に沿って内向き(谷折り)に折り曲げていくと、図19に示すように、天面板20の折り線L10を挟んで一方側(補助板25の接着されている側、図19の左側)は補助板25と共に折り曲げられ、折り線L10を挟んで他方側(補助板25の接着されていない側、図19の右側)は補助板25と徐々に離間する。このとき、天面板20に架け渡された輪ゴム35は、天面板20の折り曲げによって補助板25の切り欠き部25aに接触するが、切り欠き部25aは折り線L10から距離d(図13参照)だけ突出している。その結果、補助板25の回動によって輪ゴム35を引き伸ばしながら天面板20が二つ折りに折り曲げられるため、輪ゴム35には付勢力が蓄積される。以上のようにして、広告表示体100は図18に示すように全体が平坦に折り畳まれた状態(第1の状態)となる。
そして、図18の状態から筒状体30を折り線L1に沿って折り返すことで、図20に示すように、広告表示体100全体がさらに半分に折り畳まれた状態となる。図20のように折り畳まれた広告表示体100は、結束バンド等で結束するか、或いは外装袋に挿入されることで第1の状態のまま設置場所へ搬入される。
図20に示した状態で設置場所へ搬入された広告表示体100は、折り返されていた筒状体30を折り線L1に沿って起こすとともに、筒状体30を平坦に保持していた外力を除去する。これにより、外力によって伸長していた保持部材40の輪ゴム31が収縮し、保持部材40が立体形状に復元する。また、外力によって伸長していた底面部50の輪ゴム33、天面部60の輪ゴム35も収縮し、二つ折りになっていた底面板10及び天面板20も平板状に展開される。その結果、筒状体30が断面凸レンズ状に復元し、広告表示体100が図17に示した状態(第2の状態)に組み立てられる。
本実施形態の広告表示体100は、コンパクトに折り畳んだ状態で設置場所への搬入が可能であり、保管スペースも小さくなる。また、筒状体30、底面部50、天面部60を押圧していた外力を除去するだけで、輪ゴム31、33、35の付勢力によって第2の状態に変形するため、広告表示体100の設置作業も容易となる。
また、筒状体30の長手方向中央部、下端部、及び上端部が、それぞれ保持部材40、底面部50、天面部60によって断面凸レンズ状に展長されるため、筒状体30の長手方向の寸法が長い場合であっても、上端部から下端部に亘って均一に、且つ安定して拡張することができる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では広告表示体100を構成する筒状体30、角筒状部7、天面板20をカード紙で形成し、底面板10、補助板25を3枚合紙で形成したが、厚紙やカード紙に限らず、段ボールシート等の他の厚紙や樹脂シート等のシート材を用いて形成することもできる。また、輪ゴム31、33、35に代えて、ゴム紐やコイルバネ等の他の弾性部材を用いることもできる。
また、上記実施形態では、下側板2a、上側板2bを組み合わせて第1側板1a、第2側板1bを形成しているが、第1側板1a、第2側板1bを連続した一枚のシートとしても良い。但し、広告表示体100を構成する筒状体30が大型である場合、筒状体30を組み立てる前の第1側板1a、第2側板1bも大型になるため、印刷機や裁断機の制約を受けやすくなる。そこで、下側板2a、上側板2bを組み合わせて第1側板1a、第2側板1bを形成することで、第1側板1a、第2側板1bを一枚のシートとする場合の半分の大きさとなるため、印刷や裁断の制約を受けることなく大型の広告表示体100も製造可能となる。
このとき、同一形状の下側板2a、上側板2bを二枚組み合わせて同一形状の第1側板1a、第2側板1bを形成し、同一形状の第1側板1a、第2側板1bを組み合わせて筒状体30を形成することで、下側板2a、上側板2bの組み合わせや第1側板1a、第2側板1bの組み合わせを誤るおそれがなくなり、下側板2a、上側板2b、第1側板1a、第2側板1bの製造や部材管理も簡素化できる。
また、筒状体30の形状や大きさについても特に制限はなく、設置場所やデザイン性に応じて適宜変更することができる。また、折り線L1は必須の構成要素ではなく、筒状体30が二つ折りの必要な長さである場合に適宜用いることができる。
本発明は、折り畳んだ状態で搬入され、設置場所で立体形状に組み立てられる自立型広告表示体に利用可能である。本発明の利用により、コンパクトに折り畳んだ状態での搬入や容易且つ迅速な組み立てが可能で、組み立て後の形態も安定したものとなる、構成が簡単で低コストな自立型広告表示体を提供することができる。
1a 第1側板
1b 第2側板
2a 下側板
2b 上側板
3a、3b 接着片(上側板)
5 差し込み片
7 角筒状部
7a〜7f 角筒形成板
7g、7h 稜部
9 第1係止部
10 底面板
13 フラップ
15 第2係止部
17 差し込み孔
20 天面板
21 接着片(天面板)
23 第3係止部
25 補助板
30 筒状体
31 輪ゴム(第1弾性部材)
33 輪ゴム(第2弾性部材)
35 輪ゴム(第3弾性部材)
40 保持部材
50 底面部
60 天面部
100 広告表示体
L1 折り線(第3折り線)
L9 折り線(第1折り線)
L10 折り線(第2折り線)

Claims (8)

  1. 対向配置される第1側板と第2側板の側端部が連結された筒状体と、
    該筒状体の内側に橋渡し状に固定される伸縮可能な角筒状部と、該角筒状部を前記第1側板及び前記第2側板を内側から押圧する方向に付勢する第1弾性部材と、を有する保持部材と、
    前記筒状体の下端部に橋渡し状に固定され、中央に前記第1側板及び前記第2側板に平行な第1折り線が形成された底面板と、該底面板を平板状に展開する方向に付勢する第2弾性部材と、を有する底面部と、
    前記筒状体の上端部に橋渡し状に固定され、中央に前記第1側板及び前記第2側板に平行な第2折り線が形成された天面板と、該天面板を平板状に展開する方向に付勢する第3弾性部材と、を有する天面部と、
    を備え、
    前記第1側板及び前記第2側板を外側から押圧することにより前記筒状体が前記保持部材と共に平坦状に折り畳まれ、前記底面板及び前記天面板が前記第1折り線及び前記第2折り線に沿って二つ折りとなる第1の状態と、
    前記保持部材が立体形状に復元することにより前記第1側板及び前記第2側板が内側から押圧されて前記筒状体の略中央部が断面凸レンズ状に展長され、前記底面板及び前記天面板が平板状に展開されることにより前記筒状体の両端部が断面凸レンズ状に展長される第2の状態と、
    に変形可能であり、
    前記第1の状態に保持する外力を除去したとき、前記第1乃至第3弾性部材の付勢力によって前記第2の状態に変形することを特徴とする自立型広告表示体。
  2. 前記角筒状部は、対向する二面が前記第1側板及び前記第2側板の内側に固定される断面六角形状であり、前記第1側板及び前記第2側板と平行な方向に対向する前記角筒状部の稜部に形成される第1係止部を有し、
    前記第1弾性部材は、前記第1係止部に架け渡されることで前記角筒状部を前記稜部が近接する方向に付勢することを特徴とする請求項1に記載の自立型広告表示体。
  3. 前記底面板は、
    前記第1折り線と交差するように形成された一対のフラップと、
    該一対のフラップにそれぞれ形成され、前記第2弾性部材が架け渡される一対の第2係止部と、を有し、
    前記第2弾性部材は、前記各フラップが前記底面板から起立するとともに前記底面板が平板状に伸長する方向に付勢力を作用させ、前記底面板が前記第1折り線に沿って二つ折りにされたとき、前記各フラップの倒伏によって前記第2弾性部材が伸長されて付勢力が蓄積されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自立型広告表示体。
  4. 前記天面部は、
    前記第2折り線と交差する方向に前記第3弾性部材が架け渡される一対の第3係止部が形成された前記天面板と、
    該天面板の裏面に前記第2折り線を挟んで一方の領域に重なる部分のみが固定され、前記第2折り線を挟んで他方の領域に突出する補助板と、を有し、
    前記第3弾性部材は、前記天面板が前記第2折り線に沿って裏面側に折れ曲がる方向に付勢力を作用させることで前記天面板が前記補助板に沿って平板状に保持されるとともに、前記天面板が前記第2折り線に沿って裏面側に二つ折りにされたとき、前記補助板の回動によって前記第3弾性部材が伸長されて付勢力が蓄積されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自立型広告表示体。
  5. 前記筒状体の上下方向の略中央部には前記筒状体を全周に亘って横断する第3折り線が形成されており、前記保持部材は前記第3折り線の直近であって前記第3折り線と重ならない位置に固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自立型広告表示体。
  6. 前記底面板は、前記第2の状態において前記筒状体の周方向外側に鍔状に突出することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自立型広告表示体。
  7. 前記筒状体は、前記筒状体の下半分を構成する下側板と、該下側板の上端縁に接着される上側板と、前記下側板及び前記上側板の側端縁に折り線を介して連設される接着片と、を有する同一形状の前記第1側板及び前記第2側板を組み合わせて形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の自立型広告表示体。
  8. 対向配置される第1側板と第2側板の側端部が連結された筒状体と、
    該筒状体の内側に対向する二面が橋渡し状に固定される断面六角形状の伸縮可能な角筒状部と、該角筒状部の前記第1側板及び前記第2側板と平行方向に対向する稜部に形成された一対の第1係止部と、該第1係止部に架け渡され前記稜部が近接する方向に付勢する第1弾性部材と、を有する保持部材と、
    前記筒状体の下端部において前記第1側板及び前記第2側板に橋渡し状に固定され、中央に前記第1側板及び前記第2側板に平行な第1折り線が形成された底面板と、該底面板の前記第1折り線と交差する方向に形成された一対のフラップと、該一対のフラップにそれぞれ形成され、前記第2弾性部材が架け渡される一対の第2係止部と、該第2係止部に架け渡され前記底面板が平板状に伸長する方向に付勢する第2弾性部材と、を有する底面部と、
    前記筒状体の上端部において前記第1側板及び前記第2側板に橋渡し状に固定され、中央に前記第1側板及び前記第2側板に平行な第2折り線と、該第2折り線と交差する方向に形成された一対の第3係止部と、が形成された天面板と、該天面板の裏面に前記第2折り線を挟んで一方の領域に重なる部分のみが固定され、前記第2折り線を挟んで他方の領域に突出する補助板と、前記第3係止部に架け渡され前記天面板が前記補助板に沿って平板状に伸長する方向に付勢する第3弾性部材と、を有する天面部と、
    を備え、
    前記第1側板及び前記第2側板を外側から押圧することにより前記角筒状部が前記第1弾性部材の付勢力に抗して変形し、前記筒状体が前記保持部材と共に平坦状に折り畳まれ、前記底面板及び前記天面板が前記第1折り線及び前記第2折り線に沿って二つ折りとなる第1の状態と、
    前記第1弾性部材の付勢力によって前記角筒状部の前記稜部が近接して前記保持部材の形状が復元し、前記第1側板及び前記第2側板が内側から押圧されることにより前記筒状体の略中央部が断面凸レンズ状に展長され、前記第2及び第3弾性部材の付勢力によって前記底面板及び前記天面板が平板状に展開されることにより前記筒状体の両端部が断面凸レンズ状に展長される第2の状態と、
    に変形可能であり、
    前記第1の状態に保持する外力を除去したとき、前記第1乃至第3弾性部材の付勢力によって前記第2の状態に変形することを特徴とする自立型広告表示体。
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