JP7293703B2 - 表示支持体 - Google Patents

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本発明は、広告表示等に利用可能な表示支持体に関するものである。
従来から、商品の広告や展示会における案内表示等、様々な表示を行うために、各種表示支持体が用いられてきた。平坦な表示面では、一方向のみへの表示となり、利用状況によっては、複数方向、より望ましくは、360度全周方向に表示を行えることが望ましい場合がある。
例えば、特許文献1には、容易に展示状態と収納状態に転換可能な広告体が開示されている。この特許文献1の広告体では、曲面に形成された広告表示体が面ファスナーを用いて取り付けられており、収納状態への転換が可能となっている。
しかし、特許文献1の技術では、表示を行う曲面となっている広告表示体が別部品となっていることから、配送時や組み立て時の取り扱い上、不便な場合が多かった。また、面ファスナーによる簡易的な接合であるため、使用中に大切な広告表示体が外れてしまうおそれもあった。
特開2013-167847号公報
本発明の課題は、複数方向について視認性、表現性に優れ、かつ、簡易な構成であっても折り畳みが可能であり、使い勝手のよい表示支持体を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
第1の発明は、可撓性を有するシート状の部材により構成され、内部に空間部が設けられた本体部(7-1、7-2)と、前記空間部に配置され、移動可能な可動芯体(2)と、前記可動芯体(2)及び前記本体部(7-1、7-2)のそれぞれに屈曲自在に取り付けられ、前記本体部(7-1、7-2)の内面形状の少なくとも一部を保持する可動形状保持体(3-1、3-2、4-1、4-2)と、を備える表示支持体(20)である。
第2の発明は、第1の発明に記載の表示支持体(20)において、前記本体部(7-1、7-2)の下端部及び前記可動芯体(2)の下端部のそれぞれに屈曲自在に取り付けられ、当該表示支持体(20)を自立可能に保持する自立保持体(12)を備えること、を特徴とする表示支持体(20)である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明に記載の表示支持体(20)において、前記可動芯体(2)の上端部には、前記空間部を通して操作可能な操作部(2c)が設けられていること、を特徴とする表示支持体(20)である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかに記載の表示支持体(20)において、前記本体部(7-1、7-2)は、第1本体部(7-1)と、対向する2辺で前記第1本体部(7-1)と屈曲可能に接続された第2本体部(7-2)と、を備え、前記可動形状保持体(3-1、3-2、4-1、4-2)は、前記可動芯体(2)及び前記第1本体部(7-1)のそれぞれに屈曲自在に取り付けられ、前記第1本体部(7-1)の内面形状の少なくとも一部を保持する第1可動形状保持体(3-1、4-1)と、前記可動芯体(2)及び前記第2本体部(7-2)のそれぞれに屈曲自在に取り付けられ、前記第2本体部(7-2)の内面形状の少なくとも一部を保持する第2可動形状保持体(3-2、4-2)と、を備えること、を特徴とする表示支持体(20)である。
第5の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかに記載の表示支持体(20)において、前記可動芯体(2)の移動によって前記可動形状保持体(3-1、3-2、4-1、4-2)による前記本体部の内面形状の少なくとも一部を保持する形態と保持を解除する形態との間で前記可動形状保持体(3-1、3-2、4-1、4-2)が移動し、前記本体部(7-1、7-2)の形状が変形可能であること、を特徴とする表示支持体(20)である。
本発明によれば、複数方向について視認性、表現性に優れ、かつ、簡易な構成であっても折り畳みが可能であり、使い勝手のよい表示支持体を提供することができる。
本発明による電子表示体1の実施形態を使用状態で示す斜視図である。 表示支持体20の使用状態を透過して示した斜視図である。 表示支持体20の使用状態を透過して下方から示した斜視図である。 表示支持体20の分解斜視図である。 第1本体部7-1及び第2本体部7-2の展開図である。 可動芯体2の展開図である。 可動形状保持体3-1、3-2、4-1、4-2の展開図である。 自立保持体12及び自立保持体補強部材14の展開図である。 形状保持体補強部材5,6及び本体下部補強部材10の展開図である。 表示支持体20を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 表示支持体20を折り畳んだ状態を示す側面図である。 表示部100を示す断面図である。 電子表示体1の上端部を拡大して示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本発明による電子表示体1の実施形態を使用状態で示す斜視図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本明細書において、板、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
本実施形態の電子表示体1は、図1に示すように、自立して広告表示や案内表示を行なうために用いられる。
本実施形態の電子表示体1は、表示支持体20の円筒面に、表示部100を重ねて配置した構成となっている。表示支持体20は、自立可能な略円筒形状の構造物を構成しており、この構造物へ、表示部100を円筒面に沿って配置している。
表示支持体20は、第1本体部7-1と、第2本体部7-2と、自立保持体12と、ヒンジ13と、蓋17とを備えている。
第1本体部7-1及び第2本体部7-2は、例えば、紙、樹脂シート等の可撓性を有するシート状の部材により構成されており、両者が組み合わせられることにより、内部に空間部が設けられた略円筒形状の本体部を構成している。
自立保持体12は、例えば、段ボール紙等、第1本体部7-1及び第2本体部7-2よりも厚手のシート状、又は、板状の部材により構成されている。自立保持体12は、本体部の下端部に取り付けられ、表示支持体20を自立可能に保持する。また、自立保持体12は、中央で折曲げられる構成となっている。
ヒンジ13は、自立保持体12の折曲げラインに沿って貼り付けられたシート状の部材であって、ヒンジとして機能する。
表示部100は、第1本体部7-1の上に設けられており、電子ペーパーを利用して各種表示を行なう。
表示部100は、電子ペーパー層150とパターン層140とを備えており(図12参照)、電子ペーパー層150は、第1本体部7-1の左右方向の幅の略全体にわたって貼り付けられている。
保持部160は、電子ペーパー層150の左右端部の表面に固定されており、表示部100に設けられたパターン層140を着脱自在に挟み込んで保持する。なお、表示部100まわりの具体的な構成については、後述する。
表示支持体20は、図1に示した自立可能な使用状態の他、小型に折り畳んだ折り畳み状態に変形可能であり、そのための構造を本体部の内部に設けている。この構造を説明するために、以下に示す図では、適宜、表示部100及び保持部160を省略し、かつ、第1本体部7-1及び第2本体部7-2を透過して内部構造を図示して、説明を行なう。よって、図中では、第1本体部7-1及び第2本体部7-2が透明であるかの様に示されているが、第1本体部7-1及び第2本体部7-2は、不透明な素材で構成してもよいし、透明な素材で構成してもよい。
図2は、表示支持体20の使用状態を透過して示した斜視図である。なお、図2では、蓋17は、省略している。
図3は、表示支持体20の使用状態を透過して下方から示した斜視図である。
図4は、表示支持体20の分解斜視図である。
これら図2、図3、図4と、展開図等を参照して、表示支持体20について、さらに詳しく説明する。
図5は、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の展開図である。
第1本体部7-1及び第2本体部7-2は、それぞれが略長方形の同一形状に構成されている。展開状態において、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の下端部には、自立保持体12に接続される接続片7-1a、7-2aが突出して設けられている。接続片7-1a、7-2aと自立保持体12との接続は、例えば、両面テープを用いてもよいし、接着剤を用いてもよい。以下、その他の接続部分、貼り合せ部分等についても同様である。
また、接続片7-1a、7-2aの左右には、補助接続片7-1b、7-2bが突出して設けられている。補助接続片7-1b、7-2bは、使用状態において、自立保持体12に取り外し可能に貼り付け可能である。また、補助接続片7-1b、7-2bは、折り畳み状態では、自立保持体12から剥がされる。
また、第1本体部7-1及び第2本体部7-2には、図5中の左辺に糊代部7-1c、7-2cが上下方向の略全長にわたって設けられている。この糊代部7-1c、7-2cを用いて、第1本体部7-1と第2本体部7-2とが貼り合わせられて、筒状の形態に構成されている。この糊代部7-1c、7-2cの境界線は、折曲げ線7-1d、7-2dであり、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の表側から見て山折りに折曲げられている。したがって、第1本体部7-1と第2本体部7-2とを接続しただけの形態において、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の形状を円筒形状に規制しなければ、第1本体部7-1及び第2本体部7-2が略展伸した状態となって双方の曲面が平面に近い形態まで延びた形態、すなわち、折り畳まれた形態(図10、図11参照)となることが可能である。
また、第1本体部7-1及び第2本体部7-2は、使用状態では、いずれも一方向に湾曲した湾曲面を備えており、この湾曲面の内側が対向して配置されている。本実施形態では、使用状態において、第1本体部7-1及び第2本体部7-2は、それぞれの湾曲面が円筒面の半分を構成しているので、全体では、略円筒面を構成している。
また、第1本体部7-1及び第2本体部7-2には、貫通孔7-1e、7-2e、7-1f、7-2fが上下方向に間隔を空けて設けられている。この貫通孔7-1e、7-2e、7-1f、7-2fには、電子ペーパー層150の配線が通される。
図6は、可動芯体2の展開図である。
可動芯体2は、本体部(第1本体部7-1及び第2本体部7-2)が内部に形成する空間部に配置され、長手方向(図2の使用状態における上下方向)に移動可能である。可動芯体2は、自立保持体12と同様に、例えば、段ボール紙等、第1本体部7-1及び第2本体部7-2よりも厚手のシート状、又は、板状の部材により構成されている。
可動芯体2は、接続部2a、折曲げ線2b、操作部2cを備えている。
接続部2aは、可動芯体2の下方(図6における下方)に突出して設けられており、折曲げ線2bに沿って曲げられて、自立保持体12に貼り付けられている。
操作部2cは、可動芯体2の上方(図6における上方)に設けられており、折り畳み状態から使用状態に変形させるときに、手で摘まみやすい位置まで延在している。
また、可動芯体2の幅は、本体部(第1本体部7-1及び第2本体部7-2)が円筒形状となる使用状態における直径(内径の直径)と略同一の幅に構成されている。これにより、後述の形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cが存在していない位置において、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の使用状態における形状を保持する効果を高めている。
図7は、可動形状保持体3-1、3-2、4-1、4-2の展開図である。図7(a)は、可動形状保持体3-1、3-2を示し、図7(b)は、可動形状保持体4-1、4-2を示している。
可動形状保持体3-1は、本体部(第1本体部7-1及び第2本体部7-2)が内部に形成する空間部に配置されており、可動芯体2及び第1本体部7-1のそれぞれに屈曲自在に取り付けられている。より具体的には、可動形状保持体3-1は、可動側接続部3-1aと、本体側接続部3-1bと、形状保持部3-1cとを有しており、可動側接続部3-1aが可動芯体2に貼り付けられており、本体側接続部3-1bが第1本体部7-1の内面に貼り付けられている。
可動側接続部3-1aは、幅が可動芯体2と略同一の略長方形に構成されており、その上下端には、折曲げ線3-1dを介して形状保持部3-1cが設けられている。
形状保持部3-1cは、本体部(第1本体部7-1及び第2本体部7-2)が形成する円筒形状の内径の略半分の大きさの略半円形状に形成されている。形状保持部3-1cの端部には、本体側接続部3-1bが設けられている。形状保持部3-1cは、半円形状を備えていることから、この半円形状が、第1本体部7-1の内面形状を規制して保持することにより、使用状態において第1本体部7-1の円筒面の形状(湾曲した状態)を保持する湾曲保持構造として機能する。
また、形状保持部3-1cには、貫通孔3-1eが設けられている。この貫通孔3-1eには、電子ペーパー層150の配線が通される。
可動芯体2を挟んで可動形状保持体(第1可動形状保持体)3-1の反対側には、可動形状保持体(第2可動形状保持体)3-2が同様に設けられている。
また、可動形状保持体3-1及び可動形状保持体3-2よりも下方(使用状態で自立した状態における下方)には、可動形状保持体(第1可動形状保持体)4-1及び可動形状保持体(第2可動形状保持体)4-2が、可動形状保持体3-1及び可動形状保持体3-2と同様に設けられている。なお、可動形状保持体4-1及び可動形状保持体4-2は、一部寸法と形状が異なる他は、可動形状保持体3-1及び可動形状保持体3-2と同様の構成をしているので、詳細な説明は省略する。
図8は、自立保持体12及び自立保持体補強部材14の展開図である。図8(a)は、自立保持体12を示し、図8(b)は、自立保持体補強部材14を示している。
自立保持体12は、本体部の円筒形状よりも大きな円形に構成されており、貫通孔12a、12b、12cと、折曲げ線12dとを有している。
貫通孔12aは、可動芯体2の接続部2aが貫通する孔であり、ここを貫通した接続部2aは、折り曲げられて自立保持体12に貼り付けられている。
貫通孔12bは、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の接続片7-1a、7-2aが貫通する孔である。ここを貫通した接続片7-1a、7-2aは、折り曲げられて自立保持体12に貼り付けられている。
貫通孔12cは、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の補助接続片7-1b、7-2bが貫通する孔である。ここを貫通した補助接続片7-1b、7-2bは、折り曲げられて、必要に応じて、自立保持体12に貼り付けられる。
折曲げ線12dは、半切断されており、折り曲げやすく構成されている。
自立保持体補強部材14は、自立保持体12と同様に、例えば、段ボール紙等、第1本体部7-1及び第2本体部7-2よりも厚手のシート状、又は、板状の部材により構成されている。自立保持体補強部材14は、自立保持体12の貫通孔12a、12b、12cと、これらを貫通する接続片7-1a、7-2a及び補助接続片7-1b、7-2bと干渉しないように切り欠き形状を有した略半円形状に構成されている。自立保持体補強部材14は、自立保持体12の折曲げ線12dの位置に合わせて2枚が自立保持体12に貼り付けられており、自立保持体12を補強している。
図9は、形状保持体補強部材5,6及び本体下部補強部材10の展開図である。図9(a)は、形状保持体補強部材5を示し、図9(b)は、形状保持体補強部材5を示し、図9(c)は、本体下部補強部材10を示している。
形状保持体補強部材5,6は、可動形状保持体3-1、3-2、4-1、4-2の形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cに重ねて張り合わされることにより、これらの補強をする部材である。なお、可動形状保持体3-1、3-2、4-1、4-2の強度が十分である場合には、形状保持体補強部材5,6は、省略してもよい。また、形状保持体補強部材6は、最下部の形状保持部4-1c、4-2cに張り合わされるため、最下部の貫通孔4-1e、4-2e(不図示)の大きさに合わせた形状になっている点が形状保持体補強部材5と異なっているが、形状保持体補強部材5と形状保持体補強部材6とを共通の部材で構成してもよい。
本体下部補強部材10は、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の下端に重ねて張り合わされており、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の下端を補強している。第1本体部7-1及び第2本体部7-2の強度が十分である場合には、この本体下部補強部材10は、省略してもよい。
図10は、表示支持体20を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
図11は、表示支持体20を折り畳んだ状態を示す側面図である。
図10及び図11に示すように、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cによる第1本体部7-1及び第2本体部7-2の形状の保持が解除されることにより、表示支持体20は、折り畳み状態となることができる。図1から図3に示した使用状態から折り畳み状態へ変形する場合には、先ず、蓋17を取り外し、操作部2cを奥側へ押すことにより、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2c、及び、自立保持体12が上方へ跳ね上がるように移動し、これに伴い第1本体部7-1及び第2本体部7-2の円筒形状が展開されて平面に近い緩い曲面(湾曲状態が使用状態よりも小さい状態)まで変形し、図10及び図11に示す折り畳み状態に変形する。
この逆に、図10及び図11に示す折り畳み状態から、図1から図3に示した使用状態へと変形させる場合には、操作部2cを手でつまんで引き上げ、かつ、自立保持体12を広げる方向に力を加えることにより、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cを展開させて第1本体部7-1及び第2本体部7-2の形状を円筒形状に保持させることにより、使用状態に変形させることができる。また、この使用状態は、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cが第1本体部7-1及び第2本体部7-2の形状を円筒形状に保持していることから、補助接続片7-1b、7-2bを自立保持体12に貼り付けなくとも、その形状を維持することができる。
ここで、図10、11では、表示部100を省略して示しているが、表示部100も可撓性を備えているので、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の変形と共に変形することができる。
図12は、表示部100を示す断面図である。
表示部100は、電子ペーパー層150の表示面側に、パターン層140を着脱自在な状態で重ねて配置している。なお、図1では、表示部100は、第1本体部7-1上にのみ設けている例を示したが、同様に第2本体部7-2上にも設けることができる。
電子ペーパー層150は、透明基材111及び透明基材111上に形成された透明電極112を有する透明電極基材110、対向基材121及び対向基材121上に形成された対向電極122を有する対向電極基材120、透明電極基材110及び対向電極基材120の間に配置された粒子移動型表示層130を備えている。電子ペーパー層150は、第1本体部7-1上に貼り付けられて固定されている。また、図示しないが、透明基材111及び対向電極122への電気的接続を行なう配線が、貫通孔7-1f、7-2fを通して本体部の内部の空間部へ繋がっている。この配線には、不図示の表示制御装置及び電源等が接続されている。なお、表示制御装置及び電源等については、本体部の内部に着脱自在に配置してもよいし、外部へ配線を導いて外部に配置してもよい。
本発明における粒子移動型表示層130は、粒子移動型表示方式により表示を可能とするものである。粒子移動型表示方式は、正、負に帯電した着色粒子を電気的に移動や回転を起こさせて表示色を変換することで、少なくとも2色に反転表示できる。また、表示色を変換する際の消費電力が少なく、また表示色をそのまま維持する際には基本的に電力を不要とする特性を持っている。
粒子移動型表示方式による表示装置としては、ツイストボール方式、電気泳動方式1粒子型、電気泳動方式2粒子型、電子粉粒体方式等が挙げられる。
図12では、粒子移動型表示層130として、ツイストボール方式による表示を可能とするツイストボール層の場合を例示している。
図12(a)、(b)において、粒子移動型表示層130は、透明電極基材110と対向電極基材120との間にかかる電圧により第1表示色131R(図では、白色)と第2表示色132R(図では、黒色)の2色に表示されるものである。
また、本実施形態の電子ペーパー層150は、透明電極基材110及び対向電極基材120が、全面均一に設けられているので、粒子移動型表示層130は、基本的には、第1表示色131R(図では、白色)と第2表示色132R(図では、黒色)の2色の表示が、いずれも、全面に渡って均一に行なわれる。ただし、例えば、上下方向で電位差の変化を与えることにより、一方側から他方側へ徐々に表示色が変化して行く演出をしてもよい。
本発明に用いられる粒子移動型表示層130がツイストボール層である場合、ツイストボール層は、ツイストボール130T及び低極性溶媒を含む低極性溶媒層(図示せず)を有している。ツイストボール130Tは、図12(a)、(b)の断面図中の円の半分が黒色、残る半分が白色からなるものを示しており、同様の隣に並ぶものを総称するものである。
本発明に用いられるツイストボールとしては、球状であり、図中の矢印のように回転することによって異なる2色の第1表示色131Rと第2表示色132Rを表示するもので、これらの異なる2色の各部が互いに異なる帯電特性を有するものである。ここで、異なる2色としては、例えば、黒色と白色や、赤色と白色、黄色と白色、青と白色、緑色と白色、紫色と白色等の「有彩色相と白色相」、赤色と青色、緑色と黄色他の上記有彩色相同士を組み合せたもの等の「有彩色相と有彩色相」を挙げることができる。
また、上記ツイストボールは、球状の単分散粒子で、その平均粒子径が体積基準で表して1.0μm~400μmの範囲内で、好ましくは、20μm~200μmの範囲内で、さらに好ましくは、50μm~120μmの範囲内に適宜調製されたものを用いることができる。
本発明に用いられる低極性溶剤としては、上記のツイストボールの回転を円滑にすることができるものであれば特に限定されものではない。ジメチルシリコーンオイル、イソパラフィン系溶媒、及び直鎖パラフィン系溶媒、ドデカン、トリドデカン等の直鎖アルカンを挙げることができる。
本発明に用いられる粒子移動型表示層130であるツイストボール層の膜厚としては、ツイストボールを回転させることにより表示を行うことが可能であれば特に限定されるものでないが、50μm~1000μmの範囲内、なかでも100μm~700μmの範囲内、特に200μm~500μmの範囲内であることが好ましい。
パターン層140は、粒子移動型表示層130の表示部を部分的に隠蔽する不透明な印刷等により構成された第1パターン141及び第2パターン142を有するパターン層140を有している。
パターン層140は、透明なフィルム状、又は、シート状の基材143上に第1パターン141と第2パターン142とを設けて、文字、絵柄、写真等の情報内容が示されている層であり、第1パターン141及び第2パターン142は、印刷法、インクジェット法等によって設けることができる。第1パターン141と第2パターン142とは、それぞれが異なる表示色を有する。ここでは、第1パターン141は、不透明な白色のインキによってフェースマークを表現しており、第2パターン142は、不透明な黒色のインキによってハートマークを表現している。
図12(a)上の断面図に示すように、第1表示色131Rは、第1パターン141の第1表面色141Rと同一色もしくは同系色である。この状態では、図12(a)下の平面図に示すように、第2表面色142Rの第2パターン142で表現されたハートマークを視認することができる。そして第1表面色141Rの第1パターン141で表現されたフェースマークを視認し難い。
また、図12(b)上の断面図に示すように、第2表示色132Rは第2表面色142Rと同一色もしくは同系色である。この状態では、図12(b)下の平面図に示すように、第1表面色141Rの第1パターン141で表現されたフェースマークを視認することができる。そして第2表面色142Rの第2パターン142で表現されたハートマークを視認し難い。
以上の構成により、粒子移動型表示層130の2種の表示色の切り替えに応じて、第1パターン141で表現されたフェースマークと第2パターン142で表現されたハートマークとが、視認性の高い状態と視認性の低い状態とで交互に切り替わり、フェースマークとハートマークとが交互に浮き沈みするように見え隠れする効果を奏する。
ここで、表示部100は、電子ペーパー層150上に、パターン層140を着脱自在に取り付けている。よって、パターン層140のみを交換するだけで、表示可能な内容を簡単に変更することが可能である。
図13は、電子表示体1の上端部を拡大して示す図である。
電子ペーパー層150の左右両端には、保持部160が固定されている。この保持部160は、上下方向に延在して設けられている。すなわち、保持部160は、略長方形形状のパターン層140の4辺の内、左右の対向する2辺に対応する位置に設けられている。そして、保持部160は、パターン層140を挟むことによりパターン層140を電子ペーパー層150の表示面に沿って重ねて配置した状態を着脱自在な形態で保持する。保持部160は、樹脂により構成されており、パターン層140を表裏から挟み込んでこれを保持できるような、断面形状が略C字形状の構造となっている。この保持部160の隙間にパターン層140を挿入すると、保持レールが開く方向に弾性変形して、パターン層140を表裏から挟み込む力が作用する。よって、パターン層140は、十分な保持力で保持されており、かつ、交換が容易である。
以上説明したように、本実施形態によれば、可動形状保持体3-1、3-2、4-1、4-2を設け、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の形状を円筒形状に保持し、かつ、この形状の保持状態を解除可能とした。これにより、円筒面の表示可能表面を簡単かつ安価な素材で構成可能であり、かつ、折り畳みが可能となっている。よって、本実施形態の表示支持体20は、複数方向について視認性、表現性に優れ、かつ、簡易な構成であっても折り畳みが可能であり、使い勝手のよいものとすることができる。
また、本実施形態では、表示部100を、電子ペーパー層150とパターン層140とを組み合わせたものとしたので、円筒面で第1パターンと第2パターンとの2種類の電子表示を切り替えることができ、意匠性に優れ注目されやすい表示を行なうことができる。
また、表示部100を第1本体部7-1及び第2本体部7-2に重ねて配置することにより、状況に応じて表示を自由に変更することができ、また、折り畳みの折り畳み線を隠すことも可能であり、意匠性を向上させることもできる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)実施形態において、表示支持体20は、電子ペーパー層150とパターン層140とを組み合わせた表示部100を備える例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、ポスター等の印刷媒体を貼り付けて表示を行う構成としてもよいし、表示支持体の本体部を構成する部材にあらかじめ印刷等が行われている形態としてもよい。
(2)実施形態において、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cは、いずれも半円形形状に構成されており、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の内面形状に沿った形状である例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cは、第1本体部7-1及び第2本体部7-2の内面形状を部分的に保持する形状としてもよい。
(3)実施形態において、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cは、いずれも半円形形状に構成されており、第1本体部7-1及び第2本体部7-2を円筒面に保持する形態を例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、第1本体部7-1及び第2本体部7-2を上方から見た形状が多角形形状となるように構成してもよいし、直線と曲線とを組み合わせた形状としてもよく、その保持される形状は、適宜変更可能である。
(4)実施形態において、第1本体部7-1及び第2本体部7-2は、使用状態において、略円筒形状を構成する例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、第1本体部7-1及び第2本体部7-2は、使用状態において、両者の接続ラインで屈曲した2つの曲面を構成していてもよい。この場合、第1本体部7-1及び第2本体部7-2は、円筒面でなくてもよく、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cにより保持されて規制される形状となる。
(5)実施形態において、各部を構成する部材の形状は、具体的な一例を示して説明したが、これらは、適宜変更可能である。例えば、表示支持体の大きさが大きい場合において、第1本体部7-1及び第2本体部7-2、可動芯体2等の部材を複数枚に分けて、繋げることにより大型の部材を構成してもよい。
(6)実施形態において、表示支持体20は、自立する形態を例示した。これに限らず、例えば、円筒形状の中心軸を水平方向に向けて設置される形態としてもよい。
(7)実施形態において、形状保持部3-1c、3-2c、4-1c、4-2cは、いずれも上下2箇所で第1本体部7-1又は第2本体部7-2と接続されている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、形状保持部と本体部との接続は、1箇所としてもよいし、3箇所以上としてもよい。
なお、各実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1 電子表示体
2 可動芯体
2a 接続部
2b 折曲げ線
2c 操作部
3-1、3-2、4-1、4-2 可動形状保持体
3-1a、3-2a、4-1a、4-2a 可動側接続部
3-1b、3-2b、4-1b、4-2b 本体側接続部
3-1c、3-2c、4-1c、4-2c 形状保持部
3-1d、3-2d、4-1d、4-2d 折曲げ線
3-1e、3-2e、4-1e、4-2e 貫通孔
5、6 形状保持体補強部材
7-1 第1本体部
7-2 第2本体部
7-1a、7-2a 接続片
7-1b、7-2b 補助接続片
7-1c、7-2c 糊代部
7-1d、7-2d 折曲げ線
7-1e、7-2e、7-1f、7-2f 貫通孔
10 本体下部補強部材
12 自立保持体
12a、12b、12c 貫通孔
12d 折曲げ線
13 ヒンジ
14 自立保持体補強部材
17 蓋
20 表示支持体
100 表示部
110 透明電極基材
111 透明基材
112 透明電極
120 対向電極基材
121 対向基材
122 対向電極
130 粒子移動型表示層
130T ツイストボール
131R 第1表示色
132R 第2表示色
140 パターン層
141 第1パターン
141R 第1表面色
142 第2パターン
142R 第2表面色
143 基材
150 電子ペーパー層
160 保持部

Claims (4)

  1. 可撓性を有するシート状の部材により湾曲して構成され、内部に空間部が設けられた筒状に設けられる本体部と、
    前記空間部に配置され、移動可能な可動芯体と、
    前記可動芯体及び前記本体部のそれぞれに屈曲自在に取り付けられ、前記本体部の内面形状の少なくとも一部を保持する可動形状保持体と、
    前記本体部の下端部及び前記可動芯体の下端部のそれぞれに屈曲自在、かつ、一体不可分に取り付けられ、前記本体部の表面よりも外側に全周で張り出して表示支持体を自立可能に保持する自立保持体と、
    を備える表示支持体。
  2. 請求項1に記載の表示支持体において、
    前記可動芯体の上端部には、前記空間部を通して操作可能な操作部が設けられていること、
    を特徴とする表示支持体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示支持体において、
    前記本体部は、
    第1本体部と、
    対向する2辺で前記第1本体部と屈曲可能に接続された第2本体部と、
    を備え、
    前記可動形状保持体は、
    前記可動芯体及び前記第1本体部のそれぞれに屈曲自在に取り付けられ、前記第1本体部の内面形状の少なくとも一部を保持する第1可動形状保持体と、
    前記可動芯体及び前記第2本体部のそれぞれに屈曲自在に取り付けられ、前記第2本体部の内面形状の少なくとも一部を保持する第2可動形状保持体と、
    を備えること、
    を特徴とする表示支持体。
  4. 請求項1から請求項までのいずれかに記載の表示支持体において、
    前記可動芯体の移動によって前記可動形状保持体による前記本体部の内面形状の少なくとも一部を保持する形態と保持を解除する形態との間で前記可動形状保持体が移動し、前記本体部の形状が変形可能であること、
    を特徴とする表示支持体。
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