JP3135464U - 簡易スタンド - Google Patents

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JP3135464U
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JP2007002345U
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英昭 宮尾
浩司 轟
晃純 石田
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アインズ株式会社
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Abstract

【課題】 簡易スタンドに完成形としての使用面だけでなく、その組み立て過程における形状の変化自体に興味や価値を抱かせ、組み立てる楽しみを持たせる。
【解決手段】 1枚の薄板状の紙や樹脂等という極めて簡便な材料と簡単な構造でありながら、従来は主眼とされなかった図柄や意匠といった点にも創造性を発揮し、単に使用価値だけに留まらない、変化する図柄が提供する変化への興味と面白み、さらには組み立てる楽しみさえも提供することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、1枚の薄板状の紙や樹脂等を材料とする簡易スタンドに関するものである。
従来、紙や樹脂を材料とする簡易スタンドにおいては、背面部の一部を後方へ折り曲げるなど背面部を支脚の一部として利用するものや、本体部と脚部を別々に形成し接合するものが多かった。
また、スタンドとしての機能を優先するものが多く、その組み立てにおける形状の変化を利用した、表面の図柄の展開が工夫されたり、完成時の意匠を考慮したものは少なかった。
そのような中で、本願考案に関連する公知技術として実用新案文献1にて示された、大小2枚の逆V字形の板状材を組み合わせた表と裏の両面が使用可能な簡易スタンド、および実用新案文献2にて示されたスタンド部とカードホルダー部から成る2つ部材の接合によって構成される紙製スタンドホルダーを挙げることができる。
登録実用新案文献第3110909号
登録実用新案登録第3084179号
上述のような従来技術に係る、紙や樹脂を材料とする簡易スタンドにおいては、その材質や構造上、またコスト上の点等により、強度と機能性の確保のために、背面部の見栄えや活用展開までには至っていなかった。
また、あくまでも完成された状態における使用において価値が存在するものであり、その組み立てから完成までの形状の変化に興味や価値、効用は存在するものではなかった。
実用新案文献第3110909号ならびに実用新案登録第3084179号の考案においても、1枚ではなく、2枚あるいはそれ以上の部材による構成とされている。さらに、形状の変化に伴う興味や価値、効用というものを考慮するものではなかった。
本考案は、このような点に鑑みて成されたものであり、その目的は1枚の紙や樹脂等という簡便な材料の使用と簡単な構造でありながら、単に完成形としての使用面だけでなく、その組み立て過程における形状の変化自体に興味や価値を抱かせ、組み立てる楽しみを提供することができるようにすることにある。
請求項1の構成は、上述の目的を達成するための本考案の簡易スタンドが、1枚の薄板状の紙や樹脂等を材料とし、簡単な折りと貼り合わせ、および切り込みによって一定の自立形状を保持することを特徴とする。
請求項1の構成によれば、一定の自立性を保持するための工夫がなされているため、材料の伸縮や加工前の形状への復元力に左右されることなく、長期間にわたる使用に耐えることができる。
請求項2の構成は、請求項1の構成において、収納時は底面を左右方向に走る山折線により外側へ押し広げることで薄く折りたためる仕様とすることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、収納時や保管時、さらには郵送や持参時において、かさばらず不要な空間を占有しなくてすむという有益性を生む。
請求項3の構成は、底面以外の外表面に直接、また自由な形のポケット等を設けることによって、写真やカレンダー等を掲示することを可能とすることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、繰り返しの使用により、長期間活用することができるため、環境および資源保護に役立つ。
請求項4の構成は、折りたたみ時の形状から自立時の形状への変化の中で、表面の図柄が連続性を持つ、新たな図柄として展開される意匠を特徴とする。
請求項4の構成によれば、変化する図柄の展開により、組み立てるという作業に楽しみを提供する。
以上の説明のように、本考案によれば1枚の薄板状の紙や樹脂等という極めて簡便な材料と簡単な構造で一定の形状を保持することを可能とする。また、従来の技術であれば主眼とされなかった図柄や意匠といった点にも創造性を発揮できる。そして何よりも、従来の簡易スタンドにはなかった、使用価値だけに留まらない、変化する図柄が提供する変化への興味と面白み、さらには組み立てる楽しみさえも提供できる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図7は本考案の第1の実施の形態に係り、図1は外観斜視図、図2は組み立て前の展開図・外面、図3は図2の反対面、図4は収納時の正面図、図5は収納時の側面図、図6は自立時の正面図、図7は自立時の側面図である。
なお図1〜図7に示した形状ならびに図柄は、あくまでも本考案を説明する上で理解しやすくするための一例であり、これに限るものではない。
各図における1および4、5のサイズは、スタンドとして使用に際してそこに掲示する物品、内容に応じた適当なサイズを設定する。また1および4、5を同サイズとする時、図7のように側面から見た形状は外表面・前面と外表面・後面そして底面から構成される二等辺三角形を主たる形状として形成される。
図2の展開図を、図に破線で示された山折り線で折り曲げていき、最後に引き出し部7の先端をスリット8に通すと正面からは図4、側面からは図5に示すような形状となる。ただし、この時点では、まだ接着が行われていないため、図4および図5に示す形状を維持することはなく、手を離せば元の展開された状態に復元される。
そこで外表面・前面1と外表面・前面の裏打ち面5を接着剤や両面テープ等で接着、同じく底面A2と底面Aの裏打ち面6を同様に接着することで、図4ならびに図5の形状が維持される。
図4ならびに図5の形状より、底面を二分する山折り線10を上へ押し上げるか、または引き出し部11を引き上げ、引き出し部に設けた切り込み9を外表面・前面1の上辺に引っ掛けることによって、図6ならびに図7の形状を保持する。
すなわち、引き出し部に設けた切り込み9を外表面・前面1の上辺に引っ掛けることによって、底面が収納時の形状に復元しようとする力を打ち消し、形状を長期間にわたって保持せしめる。
このようにして構成された図6ならびに図7の形状は、底面を有し、さらに先に記したように側面から見て三角形を構成するため、自立に耐える形状となる。
この形状を保持し、自立する形状となったものをスタンドとしての完成形とする。
この完成形の外表面・前面1および外表面・後面4に直接書き込みを行ったり、物品を掲示することによって、スタンドとしての価値を発揮する。
図8は外表面・前面1の中央に窓を開け、さらに外表面・前面の裏打ち面5との接着を全面ではなく、左右の窓枠部のみとすることで収納時の形状において外表面・前面1と外表面・前面の裏打ち面5のすき間に上部から写真等を入れることが可能となることを示すものである。また左右ではなく、上部の窓枠部のみの接着とする場合は、左右から写真等を入れることが可能となる。
また、窓枠部はポケット等に変えることも可能である。
図9は図8で示した図柄をクマからキリンに変えたものであり、このように形状や図柄は自由に設定することができることを示すものである。
本考案のさらなる特徴は、上記に一例として示したクマやキリンの形状・図柄のように、単に完成形としての使用面だけでなく、収納時から完成時への組み立て過程における形状および表面の図柄の変化が連続性を持って展開されることが可能な点である。
本考案の請求項1〜4の実施の形態を示す、簡易スタンドの外観斜視図である。 組み立て前の状態を示す展開図・外面である。 図2の反対面である。 収納時の形態を示す正面図である。 収納時の形態を示す側面図である。 自立時の形態を示す正面図である。 自立時の形態を示す側面図である。 本考案の第2の形態に係る簡易スタンドの外観斜視図である。 図8の内容を別の形状・図柄で構成した場合の一例の外観斜視図である。
符号の説明
1 外表面・前面
2 底面A
3 底面B
4 外表面・後面
5 外表面・前面の裏打ち面
6 底面Aの裏打ち面
7 引き出し部・後面
8 スリット
9 切り込み
10 底面を二分する山折線
11 引き出し部・前面
12 窓枠部

Claims (4)

  1. 1枚の薄板状の紙や樹脂等を材料とし、簡単な折りと貼り合わせ、および切り込みによって一定の自立形状を保持する簡易スタンド。
  2. 前記スタンドにおいて、収納時は底面を二分する左右方向に走る山折線により外側へ押し広げることで薄く折りたためることを特徴とする、請求項1に記載の簡易スタンド。
  3. 前記スタンドにおいて、底面以外の外表面に直接、または自由な形のポケット等を設けることによって、写真やカレンダー等を掲示することを可能とする、請求項2に記載の簡易スタンド。
  4. 前記スタンドにおいて、収納時の形状から自立時の形状への変化の中で、表面の図柄が連続性を持つ、新たな図柄として展開される意匠を特徴とする、請求項3に記載の簡易スタンド。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015200736A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 大日本印刷株式会社 情報表示体
JP2020134555A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 大日本印刷株式会社 表示支持体

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