JP3167438U - 布帛製の本 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェイスタオルサイズ等の比較的大きいサイズの布帛を用いながらも本として読み易く、本としての機能を終えた後等においては、フェイスタオル等の用途として用いることができる布帛製の本を提供することを目的とする。【解決手段】タオル絵本10(布帛製の本)は、長方形の1枚のガーゼタオル11(布帛)を、長手方向に沿って2つ折りにした後、その直交方向に屏風畳みしたものである。これらの折り目(折り目線14,15)で区切られた区画を一つの頁として絵や文字が配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は布帛製の本に関するものである。
書籍は一般に紙で構成されている。このうちでも絵本は厚紙製の大型のものが多く、携帯性に劣る。そこでこれを改善したものとして、例えば特許文献1に、布製の本が提案されている。
該布製本は、2つ折りにした布を複数重ね、折り目とは反対側を糸で綴じて袋綴りの装幀としたものであり、それぞれの布の表側に絵等が印刷されて本となっている。この布製本は、小さく折り畳んだり丸めたりできるので携帯に便利である上、布製なので投げても壊れ難く、また汚れたときには洗濯も可能であるので、幼児用の本として好適である。加えて綴じ糸を外すことにより、上記2つ折りした布をそれぞれハンカチやおしぼりとして利用することができる。
実開昭63−3467号公報
以上のように布製本は様々な利点があるが、各頁を構成する布が小さいので、小型布製品であるハンカチやおしぼりとしてしか利用できない。また仮にフェイスタオルといった比較的大型の布を用いると、各頁が大きくなり過ぎて、本として読み辛くなる。
そこで本考案では、より一層の利便性の向上を目指し、フェイスタオルサイズ等の比較的大きいサイズの布帛を用いながらも本として読み易く、本としての機能を終えた後等においては、比較的大きなサイズの布製品(例えばフェイスタオル)の用途として用いることができる布帛製の本を提供することを目的とする。
以下、本考案の理解を容易にする為、後述の図面で用いた符号を適宜付して説明するが、本発明は図示例に限定されるものではない。
本考案に係る布帛製の本(例えばタオル絵本10)は、長方形の1枚の布帛(例えばガーゼタオル11)を、長手方向に沿って2つ折りにした後、その直交方向を折り目として屏風畳みしたものであって、これらの折り目(折り目線14,15)で区切られた区画を一つの頁として絵や文字が配置されたものであることを特徴とする。尚「布帛」とは織物,編物,並びに不織布等を指す。
上記従来の布製本の場合は、1枚の布が2頁分のサイズであるので、頁のサイズに応じて小さな布にせざるを得ないが、本発明に係る布帛製の本であれば、例えば10,12,14頁といった多数の頁分のサイズの布帛であるから、これを展開したときに比較的サイズの大きい布帛となる。従って本としての利用が終わった後に他の用途として用いる際、例えばフェイスタオル等の比較的大きな布製品の用途として用いることができる。
屏風畳みの折回数としては4回以上(頁数として10頁以上)が好ましい。展開したときに大きな布帛とするためである。
なお本考案では上記の如く2つ折りした後屏風畳みしたものであるから、例えば布帛の表面側に絵等を描くと、上記2つ折りの一方側(例えば図1の絵柄A〜F側)を順次読み進んだ後、2つ折りの他方側(例えば図1の絵柄G〜L側)を読み進めることができる。或いは2つ折りの一方側と他方側を異なる話にしても良い。
更に本考案においては、前記区画における絵や文字が、前記布帛(例えばガーゼタオル11)を展開したときの両長辺12,13側を上または下、中央の折り目線14側を下または上としてそれぞれ描かれたものであることが好ましい。つまり、前記区画における絵や文字が、布帛を展開したときの両長辺12,13側を上、中央の折り目線14側を下としてそれぞれ描かれたもの、或いは両長辺12,13側を下、中央の折り目線14側を上としてそれぞれ描かれたものであることが好ましい。
仮に長手方向に沿った折り目線14を境にした一方側と他方側の区画について、いずれも同じ上下方向で絵等を描くと、一方側の頁を読み終わって他方側に進むときに、上下方向に半回転させる必要があり、頁を進め辛くなる。しかし上記の如く一方側と他方側の区画における絵等を、上下反対に描くことにより、一方側の頁を読み終わったとき、そのまま左右方向に頁を捲るようにして他方側を読み進めることができ、頁を進め易い。
更に本考案においては、前記屏風畳みしたいずれか一方側の折り目(折り目線15)の近傍を糸16で仮綴じしたものであることが好ましい。これにより本の形に安定するからである。
また上記布帛製本に、紙製の表表紙17と裏表紙18が備えられた本20としても良い。
本考案に係る布帛製の本においては、比較的大きいサイズの布帛を用いながらも本として読み易く、本としての機能を終えた後等においては、比較的大きなサイズの布製品、例えばフェイスタオル等として用いることができる。
本考案の実施形態1に係る布帛製の本(タオル絵本)を説明するための図である。 実施形態1のタオル絵本を読んでいるときの状態を表す斜視図である。 本考案の実施形態2に係る本を示す斜視図である。 本考案の他の態様を表す図である。 本考案の実施形態3に係る布帛製の本における布帛の展開図である。 本考案の他の態様を表す図であって、折り目線で区切られた区画を14にしたものである。 本考案明の他の態様を表す図であって、折り目線で区切られた区画を18にしたものである。
<実施形態1>
図1は本考案の実施形態1に係る布帛製の本(タオル絵本10)を説明するための図であり、このうち(d)が完成したタオル絵本10である。
タオル絵本10は布帛と綴じ糸16からなる。布帛としてはガーゼタオル11が用いられ、このガーゼタオル11は長方形で、フェイスタオル程度(大凡25〜35cm×70〜100cm)の大きさである。なおガーゼタオルとは、2重にしたガーゼの表面を起毛させてタオル用途に適した布地としたものである。
図1(a)はガーゼタオル11の展開状態を表した平面図であり、このガーゼタオル11の表側面には、ストーリーに沿って絵や文字が捺染されている。この絵や文字は、ガーゼタオル11の展開状態において折り目線14,15で区切られた区画を1つの頁として描かれている。また長手方向に沿った折り目線14を境に一方側を本の前半の頁(絵柄A〜Fの頁)、他方側を本の後半の頁(絵柄G〜Lの頁)とし、それぞれ両長辺12,13側を上、中央の折り目線14側を下として描かれている。
なお図においては便宜上、絵等の代わりとしてアルファベットを描いているが、このアルファベットの上下方向が絵や文字の上下方向を表すこととする。またこのアルファベットの順が、絵本の各頁の順となる。
タオル絵本10の作製にあたっては、まず展開状態のガーゼタオル11を長手方向に沿って2つ折りにする(即ち、折り目線14で2つ折りする)(図1(a),(b))。なお、頁のコシを強くする目的で、図4に示すように、紙21を挟むようにして2つ折りしても良い。
続いて上記長手方向の直交方向の折り目となるようにして屏風畳みする(折り目線15(15a,15b,15c,15d,15e))(図1(c))。
次に屏風畳みした折り目線15のうちの一方側の折り目(折り目線15b,15d)の近傍において、綴じ糸16によりガーゼタオル11を屏風畳み状態に仮綴じする(図1(d))。この様にしてタオル絵本10が完成する。
次にこのタオル絵本10を読む場合について述べる。図2はタオル絵本10を読んでいるときの状態を表す図である。
読者は1頁目(図における「A」の頁)から順次読み進める(図における「B」、「C」、「D」…と頁を進める)(図2(a))。前半の最終頁(図における「F」の頁)にきたら、綴じ糸16を外し(図2(b))、後半の頁を順次読み進める(図における「G」、「H」、「I」…と頁を進める)(図2(c))。
このとき、各頁の絵等がいずれも折り目線14側を下にして描かれているので、前半の頁から後半の頁に移行する際において、左右に頁を捲るようにして円滑に読み進めることができる。
なおタオル絵本10(布帛製本)を再び読み返す場合においては、綴じ糸16は外したままで読むと良い。
上記タオル絵本10(布帛製本)は、本としての機能を終えた後等において、ガーゼタオル11を展開してフェイスタオルとして用いることができる。
<実施形態2>
図3は本考案の実施形態2に係る本20を示す斜視図である。
この本20は、上記実施形態1のタオル絵本10(布帛製本)に、紙製の表表紙17と裏表紙18、並びに紙製の背表紙19を取り付けたものである。なおこの際、綴じ糸16によりガーゼタオル11を仮綴じした上に表表紙17と裏表紙18を重ねるようにしても良いし、或いはガーゼタオル11と表表紙17、裏表紙18を一緒に綴じ糸16で仮綴じしても良い。
この様に紙製の表紙17,18,19を設けることで、よりしっかりとしたコシを有するようになり、本20を商品として販売する際に陳列が容易となる。
<実施形態3>
図5は本考案の実施形態3に係る布帛製の本における布帛の展開図である。上記実施形態1と同様に布帛としてはガーゼタオル11が用いられている。このガーゼタオル11も長方形のフェイスタオル程度の大きさである。
図5に示すように、ガーゼタオル11には、長手方向に沿った折り目線14を境にして一方側(後半の頁)と他方側(前半の頁)の絵が、それぞれ両長辺12,13側を下、中央の折り目線14側を上として描かれている(なお図において、上記と同様に、絵等の代わりとしてアルファベットを描き、絵の上下方向を表している)。
この実施形態3も上記と同じく、長手方向に沿って(折り目線14で)2つ折りにした後、長手方向の直交方向の折り目線15で屏風畳みし、折り目線15のうちの一方側の折り目の近傍で綴じ糸によりガーゼタオル11を仮綴じし、タオル絵本としたものである。
この実施形態3においても、前半の頁から後半の頁に移行する際において、左右方向に頁を捲るようにして読み進めることができ、読み易い。
<その他>
以上、本考案に関して、を示す図面を参照しつつ具体的に説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではなく、本発明の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
例えば上記実施形態では、折り目線14,15で区切られた区画が12のもの、即ち12頁のものを示したが、これに限らず、例えば図6に示すように、屏風畳みの回数により14の区画(14頁)にしたものや、図7に示すように16の区画(16頁)にしたものであっても良く、或いは10の区画(10頁)にしたもの等であっても良い。
また長手方向に沿った折り目線14を境にした一方側の頁と他方側の頁を、異なる話で構成しても良い。
上記実施形態では布帛としてガーゼタオルを挙げたが、これに限らずパイルタオルや平織物等の織物、或いは編物、不織布であっても良い。
布帛のサイズとしては、上記フェイスタオルサイズの他、乳幼児用タオルケットサイズ等であっても良い。
10 タオル絵本
11 ガーゼタオル
12,13 長辺
14,15 折り目線
16 綴じ糸
17 表表紙
18 裏表紙
19 背表紙
20 本
21 紙

Claims (4)

  1. 長方形の1枚の布帛を、長手方向に沿って2つ折りにした後、その直交方向を折り目として屏風畳みしたものであって、
    これらの折り目で区切られた区画を一つの頁として絵や文字が配置されたものであることを特徴とする布帛製の本。
  2. 前記区画における絵や文字が、前記布帛を展開したときの両長辺側を上または下、中央の折り目線側を下または上としてそれぞれ描かれたものである請求項1に記載の布帛製の本。
  3. 前記屏風畳みしたいずれか一方側の折り目の近傍を糸で仮綴じしたものである請求項1または2に記載の布帛製の本。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の布帛製の本に、紙製の表表紙と裏表紙が備えられたものである本。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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