JP6248479B2 - ロータ軸支持構造及び過給機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用過給機等の過給機に用いられるロータ軸支持構造等に関する。
一般に、車両用過給機は、軸受ハウジングと、この軸受ハウジングに対して回転可能に設けられかつコンプレッサインペラとタービンインペラを同軸上に一体的に連結するロータ軸とを備えている。また、車両用過給機の騒音低減の観点から、車両用過給機にはセミフローティングブッシュ(セミフローティングメタル)を備えたロータ軸支持構造が広く用いられている(特許文献1及び特許文献2等参照)。そして、先行技術に係るロータ軸支持構造の構成について簡単に説明すると、次のようになる。
軸受ハウジングは、内側に、支持ブロック部を有しており、この支持ブロック部には、設置穴がロータ軸の軸方向に沿って貫通形成されている。そして、支持ブロック部の設置穴内には、ロータ軸を回転可能に油膜を介して支持する筒状のセミフローティングブッシュが回転を規制された状態で設けられている。また、セミフローティングブッシュは、コンプレッサインペラ側に位置する円筒状の第1軸受部と、タービンインペラ側に位置する円筒状の第2軸受部と、第1軸受部と第2軸受部との間に位置する円筒状の中間ブッシュ部とからなっている。ここで、第1軸受部の内径と第2軸受部の内径は同じで、かつ第1軸受部の外径と第2軸受部の外径は同じであって、中間ブッシュ部の内径は第1軸受部の内径(第2軸受部の内径)よりも大きく、かつ中間ブッシュ部の外径は第1軸受部の外径(第2軸受部の外径)よりも小さくなっている。
軸受ハウジングには、設置穴の内周面とセミフローティングブッシュの外周面との間及びセミフローティングブッシュの内周面とロータ軸の外周面との間に油を給油するための給油経路(給油通路系)が形成されている。また、軸受ハウジングには、設置穴の内周面とセミフローティングブッシュの外周面との間及びセミフローティングブッシュの内周面とロータ軸の外周面との間に給油した油を軸受ハウジングの外側へ排油するための排油経路(排油通路系)が形成されている。
そして、設置穴の内周面とセミフローティングブッシュの外周面との間等に油を給油すると、設置穴の内周面と第1軸受部の外周面との間、設置穴の内周面と第2軸受部の外周面との間、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間、第2軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間にそれぞれ油膜が形成されるようになっている。ここで、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間、及び第2軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間にそれぞれ形成された油膜は、ロータ軸のラジアル荷重を負担(支持)する機能を持っている。また、設置穴の内周面と第1軸受部の外周面との間、及び設置穴の内周面と第2軸受部の外周面との間にそれぞれ形成された油膜は、ロータ軸の回転振動に減衰を与える油膜ダンパーとしての機能を持っている。
特開2012−219788号公報 特開2012−193709号公報
ところで、近年、種々のエンジンの作動領域に応じて、車両用過給機に対する要請は多様化しており、それに伴い、コンプレッサインペラ及びタービンインペラの外径が拡大する傾向にある。そのため、第1軸受部及び第2軸受部の幅(前記軸方向の長さ)を調整することにより、ロータ軸の回転振動に十分に減衰を与えて、ロータ軸の回転安定性を高める必要がある。
一方、第1軸受部及び第2軸受部の幅の調整によって第1軸受部及び第2軸受部の内周面の幅が長くなると、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間、第2軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間における油の流れ抵抗(流れにくさの度合い)が大きくなる。そのため、ロータ軸支持構造におけるメカニカルロス(機械損失)が増大して、車両用過給機の効率の低下を招くことが懸念される。
つまり、ロータ軸の回転安定性を高めつつ、車両用過給機の効率を向上させることは容易でないという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成のロータ軸支持構造等を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングに対して回転可能に設けられかつコンプレッサインペラとタービンインペラを同軸上連結するロータ軸とを備えた過給機に用いられるロータ軸支持構造において、前記軸受ハウジングが内側に支持ブロック部を有し、前記支持ブロック部に設置穴が前記ロータ軸の軸方向に沿っ形成され、前記支持ブロック部の前記設置穴内に前記ロータ軸を回転可能に油膜を介して支持する筒状のセミフローティングブッシュ(セミフローティングメタル)が回転を規制された状態で設けられ、前記セミフローティングブッシュは、前記コンプレッサインペラ側に位置する円筒状の第1軸受部と、前記タービンインペラ側に位置しかつ内径が前記第1軸受部の内径と同じでかつ外径が前記第1軸受部の外径と同じになっている円筒状の第2軸受部と、前記第1軸受部と前記第2軸受部との間に位置しかつ内径が前記第1軸受部の内径(前記第2軸受部の内径)よりも大きくかつ外径が前記第1軸受部の外径りも小さくかつ外周面に油を収容する収容周溝が形成された円筒状の中間ブッシュ部とを有し、前記軸受ハウジングに、前記設置穴の内周面と前記セミフローティングブッシュの外周面との間及び前記セミフローティングブッシュの内周面と前記ロータ軸の外周面との間に油を給油す給油経路(給油通路系)が形成され、前記軸受ハウジングに、前記設置穴の内周面と前記セミフローティングブッシュの外周面との間及び前記セミフローティングブッシュの内周面と前記ロータ軸の外周面との間に給油した油を前記軸受ハウジングの外側へ排油す排油経路(排油通路系)が形成され、前記第1軸受部の内周面の前記中間ブッシュ部側の端縁が前記第1軸受部の外周面の前記中間ブッシュ部側の端縁よりも前記コンプレッサインペラ側に位置し、かつ前記第2軸受部の内周面の前記中間ブッシュ部側の端縁が前記第2軸受部の外周面の前記中間ブッシュ部側の端縁よりも前記タービンインペラ側に位置するように構成されており、前記収容周溝は、前記中間ブッシュ部の外周面における前記第1軸受部に隣接する側の部位以外の部位に形成されていることである。
第1の態様によると、前記過給機の運転中に、前記給油経路を経由して前記設置穴の内周面と前記セミフローティングブッシュの外周面との間及び前記セミフローティングブッシュの内周面と前記ロータ軸の外周面との間に油を給油する。これにより、前記設置穴の内周面と前記第1軸受部の外周面との間、前記設置穴の内周面と前記第2軸受部の外周面との間、前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間、及び前記第2軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間にそれぞれ油膜を形成して、それらの油膜によって前記ロータ軸を回転可能に支持することができる。ここで、前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間、及び前記第2軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間にそれぞれ形成された油膜は、前記ロータ軸のラジアル荷重を負担(支持)する機能を持っている。また、前記設置穴の内周面と前記第1軸受部の外周面との間、前記設置穴の内周面と前記第2軸受部の外周面との間にそれぞれ形成された油膜は、前記ロータ軸の回転振動に減衰を与える油膜ダンパーとしての機能を持っている。
一方、前記設置穴の内周面と前記セミフローティングブッシュの外周面との間及び前記セミフローティングブッシュの内周面と前記ロータ軸の外周面との間に給油した油は、前記排油経路を経由して前記軸受ハウジングの外側へ排油される。
前述の作用の他に、前記セミフローティングブッシュは前記第1軸受部の内周面の前記中間ブッシュ部側の端縁が前記第1軸受部の外周面の前記中間ブッシュ部側の端縁よりも前記コンプレッサインペラ側に位置するように構成されているため、前記第1軸受部の外周面の幅(前記軸方向の長さ)を十分に確保し、前記第1軸受部の内周面の幅を短くすることができる。これにより、前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間との間における油の流れ抵抗(流れにくさの度合い)の増大を抑えつつ、前記設置穴の内周面と前記第1軸受部の外周面との間に形成された油膜に油膜ダンパーとしての機能を十分に発揮させることができる。
同様に、前記セミフローティングブッシュは前記第2軸受部の内周面の前記中間ブッシュ部側の端縁が前記第2軸受部の外周面の前記中間ブッシュ部側の端縁よりも前記タービンインペラ側に位置するように構成されているため、前記第2軸受部の外周面の幅を十分に確保し、前記第2軸受部の内周面の幅を短くすることができる。これにより、前記第2軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間における油の流れ抵抗の増大を抑えつつ、前記設置穴の内周面と前記第2軸受部の外周面との間に形成された油膜に油膜ダンパーとしての機能を十分に発揮させることができる。
本発明の第2の態様は、エンジンからの排気ガスの圧力エネルギーを利用して、前記エンジン側に供給される空気を過給する過給機において、第1の態様からなるロータ軸支持構造を備えたことである。
第2の態様によると、第1の態様による作用と同様の作用を奏する。
本発明によれば、前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間との間等における油の流れ抵抗の増大を抑えつつ、前記設置穴の内周面と前記第1軸受部の外周面との間等にそれぞれ形成された油膜に油膜ダンパーとしての機能を十分に発揮させることができるため、前記ロータ軸の回転振動に十分な減衰を与えて、前記ロータ軸の回転安定性を高めつつ、前記ロータ軸支持構造におけるメカニカルロス(機械損失)を低減して、前記過給機の効率を向上させることができる。
図1は、図4における矢視部Iの拡大図である。 図2は、本発明の実施形態に係るロータ軸支持構造におけるセミフローティングブッシュの断面図である。 図3(a)は、図2におけるIIIA-IIIA線に沿った断面図、図3(b)は、図2におけるIIIB-IIIB線に沿った断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る可変容量型過給機の正断面図である。
本発明の実施形態について図1から図4を参照して説明する。なお、図面に示すとおり、「L」は、左方向、「R」は、右方向である。
図1及び図4に示すように、本発明の実施形態に係る車両用過給機(過給機の一例)1は、エンジン(図示省略)からの排気ガスの圧力エネルギーを利用して、エンジンに供給される空気を過給(圧縮)するものである。そして、車両用過給機1の具体的な構成等は、以下のようになる。
車両用過給機1は、軸受ハウジング3と、この軸受ハウジング3に対して回転可能に設けられかつ左右方向へ延びたロータ軸(タービン軸)5とを備えている。また、ロータ軸5の一端部(右端部)には、遠心力を利用して空気を圧縮するコンプレッサインペラ7が一体的に設けられており、ロータ軸5の他端部(左端部)には、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させるタービンインペラ9が一体的に設けられている。換言すれば、ロータ軸5は、コンプレッサインペラ7とタービンインペラ9を同軸上に一体的に連結するようになっている。なお、コンプレッサインペラ7の背面の外径は、タービンインペラ9の背面の外径よりも大きくなっている。
ロータ軸5は、コンプレッサインペラ7側(右端側)に位置する第1被支持軸部5aと、タービンインペラ9側(左端側)に位置する第2被支持軸部5bと、第1被支持軸部5aと第2被支持軸部5bとの間に位置する中間軸部5cとを備えている。ここで、第1被支持軸部5aの外径と第2被支持軸部5bの外径は同じであって、中間軸部5cの外径は第1被支持軸部5aの外径(第2被支持軸部5bの外径)よりも小さくなっている。また、ロータ軸5における第2被支持軸部5bの左側には、スリンガー11が一体形成されており、ロータ軸5における第1被支持軸部5aの右側には、油切り13が一体的に設けられている。
図4に示すように、軸受ハウジング3の右側には、コンプレッサインペラ7を収容するコンプレッサハウジング15が設けられている。また、コンプレッサハウジング15におけるコンプレッサインペラ7の入口側(空気の流れ方向の上流側)には、空気を導入する空気導入口17が形成されており、この空気導入口17は、空気を浄化するエアクリーナ(図示省略)に接続可能である。更に、軸受ハウジング3とコンプレッサハウジング15との間におけるコンプレッサインペラ7の出口側(空気の流れ方向の下流側)には、圧縮された空気を昇圧する環状のディフューザ流路19が形成されている。また、コンプレッサハウジング15の内部には、渦巻き状のコンプレッサスクロール流路21が形成されており、このコンプレッサスクロール流路21は、ディフューザ流路19に連通してある。そして、コンプレッサハウジング15の適宜位置には、圧縮された空気を排出するための空気排出口23が形成されており、この空気排出口23は、コンプレッサスクロール流路21に連通してあって、エンジンの吸気マニホールド(図示省略)に接続可能である。
軸受ハウジング3の左側には、タービンインペラ9を収容するタービンハウジング25が設けられている。また、タービンハウジング25の適宜位置には、排気ガスを導入するためのガス導入口27が形成されており、このガス導入口27は、エンジンの排気マニホールド(図示省略)に接続可能である。更に、タービンハウジング25の内部におけるタービンインペラ9の入口側(排気ガスの流れ方向の上流側)には、渦巻き状のタービンスクロール流路29が形成されており、このタービンスクロール流路29は、ガス導入口27に連通してある。そして、タービンハウジング25におけるタービンインペラ9の出口側(排気ガスの流れ方向の下流側)には、排気ガスを排出するためのガス排出口31が形成されており、このガス排出口31は、排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置(図示省略)に接続可能である。
続いて、車両用過給機1に用いられるロータ軸支持構造33の構成について説明する。
図1から図3(a)(b)に示すように、軸受ハウジング3は、内側に、支持ブロック部35を有しており、この支持ブロック部35には、設置穴37が左右方向(ロータ軸5の軸方向)に沿って貫通形成されている。また、設置穴37は、コンプレッサインペラ7側に位置する第1支持穴部37aと、タービンインペラ9側に位置する第2支持穴部37bと、第1支持穴部37aと第2支持穴部37bとの間に位置する中間穴部37cとを備えている。ここで、第1支持穴部37aの内径と第2支持穴部37bの内径は同じであって、中間穴部37cの内径は第1支持穴部37aの内径(第2支持穴部37bの内径)よりも僅かに大きくなっている。
支持ブロック部35の設置穴37内には、筒状のセミフローティングブッシュ(セミフローティングメタル)39が回止めピン41を介して回転を規制された状態で設けられており、このセミフローティングブッシュ39は、ロータ軸5を回転可能に油膜を介して支持するものである。また、セミフローティングブッシュ39は、コンプレッサインペラ7側(換言すれば、第1支持穴部37a内)に位置する円筒状の第1軸受部39aと、タービンインペラ9側(換言すれば、第2支持穴部37b内)に位置する円筒状の第2軸受部39bと、第1軸受部39aと第2軸受部39bとの間(換言すれば、中間穴部37c内)に位置する円筒状の中間ブッシュ部39cとからなっている。ここで、第1軸受部39aの内径と第2軸受部39bの内径は同じで、かつ第1軸受部39aの外径と第2軸受部39bの外径は同じであって、中間ブッシュ部39cの内径は第1軸受部39aの内径(第2軸受部39bの内径)よりも大きく、かつ中間ブッシュ部39cの外径は第1軸受部39aの外径(第2軸受部39bの外径)よりも僅かに小さくなっている。
第1軸受部39aの外周面には、周方向へ油を案内する第1ガイド周溝43が形成されており、第1軸受部39aの内周面には、左右方向へ油を案内する複数の第1ガイド直線溝45が周方向に間隔を置いて形成されている。また、第1軸受部39aには、第1ガイド周溝43から第1ガイド直線溝45側(内周面側)へ油を案内する複数の第1ガイド孔47が周方向に間隔を置いて貫通形成されている。同様に、第2軸受部39bの外周面には、周方向へ油を案内する第2ガイド周溝49が形成されており、第2軸受部39bの内周面には、左右方向へ油を案内する複数の第2ガイド直線溝51が周方向に間隔を置いて形成されている。また、第2軸受部39bには、第2ガイド周溝49から第2ガイド直線溝51側(内周面側)へ油を案内する複数の第2ガイド孔53が周方向に間隔を置いて貫通形成されている。更に、中間ブッシュ部39cの下側部分には、回止めピン41を嵌合させるための嵌合穴55が貫通形成されている。
セミフローティングブッシュ39の右端面(第1軸受部39aの端面)は、油切り13を介してコンプレッサインペラ7側からのスラスト荷重を負担(支持)するようになっており、セミフローティングブッシュ39の左端面(第2軸受部39bの端面)は、スリンガー11を介してタービンインペラ9側からのスラスト荷重を負担するようになっている。換言すれば、セミフローティングブッシュ39は、コンプレッサインペラ7側及びタービンインペラ9側からのスラスト荷重を負担するスラスト軸受としての機能を持っている。また、セミフローティングブッシュ39の両端面(右端面と左端面)には、例えば特開平9−242553号公報及び特開2007−23858号公報等に示すように、ガイド溝(図示省略)及びテーパ部(図示省略)等が適宜に形成されている。なお、セミフローティングブッシュ39からスラスト軸受としての機能を省略して、例えば特開2012−237254号公報、特開2007−170296号公報等に示すように、支持ブロック部35にコンプレッサインペラ7側及びタービンインペラ9側からのスラスト荷重を負担する複数のスラスト軸受(図示省略)が設けられるようにしても構わない。
図1に示すように、軸受ハウジング3には、設置穴37の内周面とセミフローティングブッシュ39の外周面との間及びセミフローティングブッシュ39の内周面とロータ軸5の外周面との間に油を給油する給油経路(給油通路系)57が形成されている。具体的には、軸受ハウジング3には、油を取入れるため給油口(油取入口)59が形成されており、この給油口59は、油を給油する給油ポンプ(図示省略)に接続可能である。また、支持ブロック部35(軸受ハウジング3の内部)には、第1軸受部39aの第1ガイド周溝43に油を直接給油するための第1給油通路61が形成されており、この第1給油通路61は、給油口59に連通してある。更に、支持ブロック部35の内部には、第2軸受部39bの第2ガイド周溝49に油を直接給油するための第2給油通路63が形成されており、この第2給油通路63は、給油口59に連通してある。
軸受ハウジング3には、設置穴37の内周面とセミフローティングブッシュ39の外周面との間及びセミフローティングブッシュ39の内周面とロータ軸5の外周面との間等に給油した油を排油するための排油経路(排油通路系)65が形成されている。具体的には、支持ブロック部35の設置穴37の左端付近には、セミフローティングブッシュ39の他端面とスリンガー11との間から流出した油を一時的に貯留する環状の油溜まり67が形成されている。また、支持ブロック部35におけるセミフローティングブッシュ39の下側には、油溜まり67から油を排油するための排油通路69が貫通形成されている。そして、軸受ハウジング3内における支持ブロック部35の下方には、排油通路69等から排油された油を回収する回収室71が形成されている。更に、軸受ハウジング3の下側部分には、油を軸受ハウジング3の外側へ排油するための排油口73が形成されており、この排油口73は、回収室71に連通してある。
本発明の実施形態に係るロータ軸支持構造33は、前述の構成の他に、次のような構成を有している。
図2に示すように、セミフローティングブッシュ39は、第1軸受部39aの内周面の中間ブッシュ部39c側の端縁39aiが第1軸受部39aの外周面の中間ブッシュ部39c側の端縁39aoよりもコンプレッサインペラ7側(右側)に位置し、かつ第2軸受部39bの内周面の中間ブッシュ部39c側の端縁39biが第2軸受部39bの外周面の中間ブッシュ部39c側の端縁39boよりもタービンインペラ9側(左側)に位置するように構成されている。ここで、第1軸受部39aの外周面と内周面の幅(前記軸方向の長さ)の差D1は、第1軸受部39aの内周面の幅L1の2〜62%に設定されており、第2軸受部39bの外周面と内周面との幅の差D2は、第2軸受部39bの内周面の幅L2の2〜62%に設定されている。差D1及び差D2を前記の範囲に設定されるようにしたのは、車両用過給機1の運転中の油によるメカニカルロス(機械損失)を効果的に低減しつつ、ロータ軸3の回転振動に効果的に減衰を与えるためである。なお、ロータ軸3の回転安定性を高めることができれば、差D1及び差D2は前記の範囲に限定されるものではない。
中間ブッシュ部39cの外周面における第1軸受部39aに隣接する側の部位以外の部位(本発明の実施形態にあっては、中間ブッシュ部39cの外周面における第2軸受部39bに隣接する側から中間側に亘る部位)には、油を収容する収容周溝75が形成されている。ここで、収容周溝75の幅L3は、中間ブッシュ部の幅L4の50%以下(本発明の実施形態にあっては、46〜50%)に設定されている。中間ブッシュ部の幅L4の50%以下設定されるようにしたのは、車両用過給機1の運転中に、コンプレッサインペラ7とタービンインペラ9の背面圧差による力が油に作用した場合に、タービンインペラ9側からコンプレッサインペラ7側への油の流れを十分に防止するためである。なお、収容周溝75が中間ブッシュ部39cの外周面における第1軸受部39aに隣接する側の部位以外の部位に形成されていれば、中間ブッシュ部39cの外周面における第2軸受部39bに隣接する側の部位に形成されなくても構わない。また、車両用過給機1の運転中にタービンインペラ9側からコンプレッサインペラ7側への油の流れを十分に防止できれば、収容周溝75の幅L3が中間ブッシュ部の幅L4の50%を超えてあっても構わない。
図1及び図2に示すように、中間ブッシュ部39cの下側部分であって収容溝75の底部分には、中間軸部5cの外周面と中間ブッシュ部39cの内周面との間から油を排油する排油孔77が貫通形成されている。また、支持ブロック部35におけるセミフローティングブッシュ39の下側には、中間ブッシュ部39cの外周面と中間穴部37cの内周面との間から油を排油するための排油通路79が貫通形成されている。なお、排油通路79は、排油経路65の一部を構成するものであって、排油通路79から排油された油は、回収室71に回収されるようになっている。
図1に示すように、支持ブロック部35の右側部には、給油経路57の一部を閉じる環状の蓋部材81が油切り13を囲むように設けられている。また、軸受ハウジング3の右側部には、環状のシールプレート83が油切り13を囲むように設けられており、シールプレート83の内周面と油切り13の外周面との間には、軸受ハウジング3側からコンプレッサインペラ7側への油の漏れ等を防止する第1シールリング85が設けられている。更に、軸受ハウジング3の左側部には、ロータ軸5の左端部を嵌挿させるための嵌挿穴87が形成されており、嵌挿穴87の内周面とロータ軸5の左端部の外周面との間には、軸受ハウジング3側からタービンインペラ9側への油の漏れ等を防止する第2シールリング89が設けられている。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
ガス導入口27から導入した排気ガスがタービンスクロール流路29を経由してタービンインペラ9の入口側から出口側へ流通することにより、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させて、ロータ軸5及びコンプレッサインペラ7をタービンインペラ9と一体的に回転させることができる。これにより、空気導入口17から導入した空気を圧縮して、ディフューザ流路19及びコンプレッサスクロール流路21を経由して空気排出口23から排出することができ、エンジンに供給される空気を過給することができる。
車両用過給機1の運転中に、給油ポンプの作動により給油口59から軸受ハウジング3の内部に油を取入れて、第1給油通路61から第1軸受部39aの第1ガイド周溝43に、第2給油通路63から第2軸受部39bの第2ガイド周溝49にそれぞれ直接給油する。これにより、設置穴37の内周面とセミフローティングブッシュ39の外周面との間だけでなく、第1軸受部39aの複数の第1ガイド孔47及び第2軸受部39bの複数の第2ガイド孔53等を経由してセミフローティングブッシュ39の内周面とロータ軸5の外周面との間に油を給油することができる。よって、第1支持穴部37aの内周面と第1軸受部39aの外周面との間、第2支持穴部37bの内周面と第2軸受部39bの外周面との間、第1軸受部39aの内周面と第1被支持軸部5aの外周面との間、及び第2軸受部39bの内周面と第2被支持軸部5bの外周面との間にそれぞれ油膜を形成して、それらの油膜によってロータ軸5を回転可能に支持することができる。ここで、第1軸受部39aの内周面と第1被支持軸部5aの外周面との間、及び第2軸受部39bの内周面と第2被支持軸部5bの外周面との間にそれぞれ形成された油膜は、ロータ軸5のラジアル荷重を負担(支持)する機能を持っている。また、第1支持穴部37aの内周面と第1軸受部39aの外周面との間、第2支持穴部37bの内周面と第2軸受部39bの外周面との間にそれぞれ形成された油膜は、ロータ軸5の回転振動に減衰を与える油膜ダンパーとしての機能を持っている。なお、設置穴37の内周面とセミフローティングブッシュ39の外周面との間等に油が給油されると、セミフローティングブッシュ39の右端面と油切り13との間、及びセミフローティングブッシュ39の左端面とスリンガー11との間に油が給油されるようになっている。
一方、設置穴37の内周面とセミフローティングブッシュ39の外周面との間及びセミフローティングブッシュ39の内周面とロータ軸5の外周面との間に給油した油は、排油通路69,79等から流出して、回収室71を経由して排油口73から軸受ハウジング3の外側へ排油される。なお、排油口73から排油された油は、オイルパン(図示省略)に一旦回収されて、再び給油ポンプの作動により給油口59から軸受ハウジング3の内部に取入られるようになっている。
前述の作用の他に、セミフローティングブッシュ39は第1軸受部39aの内周面の中間ブッシュ部39c側の端縁39aiが第1軸受部39aの外周面の中間ブッシュ部39c側の端縁39aoよりもコンプレッサインペラ7側に位置するように構成されているため、第1軸受部39aの外周面の幅を十分に確保し、第1軸受部39aの内周面の幅を短くすることができる。これにより、第1軸受部39aの内周面と第1被支持軸部5aの外周面との間における油の流れ抵抗(流れにくさの度合い)の増大を抑えつつ、設置穴37の内周面と第1軸受部39aの外周面との間に形成された油膜に油膜ダンパーとしての機能を十分に発揮させることができる。
同様に、セミフローティングブッシュ39は第2軸受部39bの内周面の中間ブッシュ部39c側の端縁39biが第2軸受部39bの外周面の中間ブッシュ部39c側の端縁39boよりもタービンインペラ9側に位置するように構成されているため、第2軸受部39bの外周面の幅を十分に確保し、第2軸受部39bの内周面の幅を短くすることができる。これにより、第2支持穴部37bの内周面と第2軸受部39bの外周面との間における油の流れ抵抗の増大を抑えつつ、設置穴37の内周面と第2軸受部39bの外周面との間に形成された油膜に油膜ダンパーとしての機能を十分に発揮させることができる。
中間ブッシュ部39cの外周面における第1軸受部39aに隣接する側の部位以外の部位に収容周溝75が形成されているため、中間穴部37cの内周面と中間ブッシュ部39cの外周面との間の隙間を局所的に拡げて、ロータ軸支持構造33の排油性を高めることができる。
中間ブッシュ部39cの下側部分に排油孔77が貫通形成され、支持ブロック部35におけるセミフローティングブッシュ39の下側に排油通路79が貫通形成されているため、設置穴37の内周面とセミフローティングブッシュ39の外周面との間に油が溜まり難くなって、ロータ軸支持構造33の排油性をより高めることができる。
第1軸受部39aの外周面に第1ガイド周溝43が形成され、第1軸受部39aに複数の第1ガイド孔47が周方向に間隔を置いて貫通形成され、支持ブロック部35に第1給油通路61が形成されているため、第1支持穴部37aの内周面と第1軸受部39aの外周面との間、及び第1軸受部39aの内周面と第1被支持軸部5aの外周面との間に油を安定的に給油することができる。同様に、第2軸受部39bの外周面に第2ガイド周溝49が形成され、第2軸受部39bに複数の第2ガイド孔53が周方向に間隔を置いて貫通形成され、支持ブロック部35の内部に第2給油通路63が形成されているため、第2支持穴部37bの内周面と第2軸受部39bの外周面との間、及び第2軸受部39bの内周面と第2被支持軸部5bの外周面との間に油を安定的に給油することができる。
以上の如き、本発明の実施形態によれば、第1軸受部39aの内周面と第1被支持軸部5aの外周面との間等における油の流れ抵抗の増大を抑えつつ、設置穴37の内周面と第1軸受部39aの外周面との間等にそれぞれ形成された油膜に油膜ダンパーとしての機能を十分に発揮させることができるため、ロータ軸5の回転振動に十分に減衰を与えて、ロータ軸5の回転安定性を高めつつ、ロータ軸支持構造33におけるメカニカルロスを低減して、車両用過給機1の効率を向上させることができる。特に、ロータ軸支持構造33の排油性をより高めることができるため、ロータ軸支持構造33におけるメカニカルロスをより低減して、車両用過給機1の効率をより向上させることができる。
第1支持穴部37aの内周面と第1軸受部39aの外周面との間等に油を安定的に給油することができるため、設置穴37とセミフローティングブッシュ39との間及びセミフローティングブッシュ39とロータ軸5との間の摩耗や焼き付け等を抑えて、車両用過給機1の耐久性を向上させることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、適宜の変更を行うことにより、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態に限定されないものである。
1:車両用過給機、3:軸受ハウジング、5:ロータ軸、5a:第1被支持軸部、5b:第2被支持軸部、5c:中間軸部、7:コンプレッサインペラ、9:タービンインペラ、15:コンプレッサハウジング、25:タービンハウジング、33:ロータ軸支持構造、35:支持ブロック部、37:設置穴、37a:第1支持穴部、37b:第2支持穴部、37c:中間穴部、39:セミフローティングブッシュ、39a:第1軸受部、39ai:第1軸受部の内周面の中間ブッシュ側の端縁、39ao:第1軸受部の外周面の中間ブッシュ側の端縁、39b:第2軸受部、39bi:第2軸受部の内周面の中間ブッシュ側の端縁、39bo:第2軸受部の外周面の中間ブッシュ側の端縁、39c:中間ブッシュ部、41:回止めピン、43:第1ガイド周溝、45:第1ガイド直線溝、47:第1ガイド孔、49:第2ガイド周溝、51:第2ガイド直線溝、53:第2ガイド孔、57:給油経路、61:第1給油通路、63:第2給油通路、65:排油経路、69:排油通路、75:収容周溝、77:排油孔、79:排油通路

Claims (5)

  1. 軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングに対して回転可能に設けられかつコンプレッサインペラとタービンインペラを同軸上連結するロータ軸とを備えた過給機に用いられるロータ軸支持構造において、
    前記軸受ハウジングが内側に支持ブロック部を有し、前記支持ブロック部に設置穴が前記ロータ軸の軸方向に沿っ形成され、
    前記支持ブロック部の前記設置穴内に前記ロータ軸を回転可能に油膜を介して支持する筒状のセミフローティングブッシュが回転を規制された状態で設けられ、前記セミフローティングブッシュは、前記コンプレッサインペラ側に位置する円筒状の第1軸受部と、前記タービンインペラ側に位置しかつ内径が前記第1軸受部の内径と同じでかつ外径が前記第1軸受部の外径と同じになっている円筒状の第2軸受部と、前記第1軸受部と前記第2軸受部との間に位置しかつ内径が前記第1軸受部の内径よりも大きくかつ外径が前記第1軸受部の外径よりも小さくかつ外周面に油を収容する収容周溝が形成された円筒状の中間ブッシュ部とを有し
    前記軸受ハウジングに、前記設置穴の内周面と前記セミフローティングブッシュの外周面との間及び前記セミフローティングブッシュの内周面と前記ロータ軸の外周面との間に油を給油す給油経路が形成され、前記軸受ハウジングに、前記設置穴の内周面と前記セミフローティングブッシュの外周面との間及び前記セミフローティングブッシュの内周面と前記ロータ軸の外周面との間に給油した油を前記軸受ハウジングの外側へ排油す排油経路が形成され、
    前記第1軸受部の内周面の前記中間ブッシュ部側の端縁が前記第1軸受部の外周面の前記中間ブッシュ部側の端縁よりも前記コンプレッサインペラ側に位置し、かつ前記第2軸受部の内周面の前記中間ブッシュ部側の端縁が前記第2軸受部の外周面の前記中間ブッシュ部側の端縁よりも前記タービンインペラ側に位置するように構成されており、
    前記収容周溝は、前記中間ブッシュ部の外周面における前記第1軸受部に隣接する側の部位以外の部位に形成されている、ロータ軸支持構造。
  2. 前記中間ブッシュ部の下側部分に前記中間ブッシュ部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間から油を排油する排油孔形成され、
    前記排油経路は、前記支持ブロック部における前記セミフローティングブッシュの下側形成されかつ前記設置穴の内周面と前記中間ブッシュ部の外周面との間から油を排油す排油通路を有している請求項1に記載のロータ軸支持構造。
  3. 前記第1軸受部の外周面と内周面の幅の差は、前記第1軸受部の内周面の幅の2〜62%に設定され、前記第2軸受部の外周面と内周面との幅の差は、前記第2軸受部の内周面の幅の2〜62%に設定されている請求項1又は請求項2に記載のロータ軸支持構造。
  4. 前記第1軸受部の外周面に周方向へ油を案内する第1ガイド周溝が形成され、前記第1軸受部に前記第1ガイド周溝から内周面側へ油を案内する第1ガイド孔形成され、前記第2軸受部の外周面に周方向へ油を案内する第2ガイド周溝が形成され、前記第2軸受部に前記第2ガイド周溝から内周面側へ油を案内する第2ガイド孔形成され、
    前記給油経路は、前記第1軸受部の前記第1ガイド周溝に油給油す第1給油通路、及び前記第2軸受部の前記第2ガイド周溝に油給油す第2給油通路を有している請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のロータ軸支持構造。
  5. エンジンからの排気ガスの圧力エネルギーを利用して、前記エンジン側に供給される空気を過給する過給機において、
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のロータ軸支持構造を備えた過給機。
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