JP2012002140A - タービン及び過給機 - Google Patents

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祐一 大東
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Abstract

【課題】タービンブレードの先端縁付近の振れを低減して、高いレベルで可変容量型のタービンの耐久性の向上を図ると共に、タービンインペラ内のエネルギー損失を小さくして、タービン効率を高める。
【解決手段】シュラウドリング47のシュラウド壁面47sにおけるタービンインペラ35の入口側に、径方向に対してタービンホイール37の背面37f側に向かって傾斜した環状のガイド部67が形成され、各可変ノズル51の下流側コーナ部に、シュラウドリング47のガイド部67に対応する形状の切欠69が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気ガス等のガスの圧力エネルギーを利用して回転力を発生させるタービン等に関する。
近年、例えば車両用の可変容量型の過給機に用いられる可変容量型のタービンについて種々の開発が行われており、可変容量型のタービンの先行技術として特許文献1及び特許文献2に示すもの(本願の出願人が先に開示したもの)がある。そして、先行技術に係る可変容量型のタービンの構成等について説明すると、次のようになる。
先行技術に係る可変容量型のタービンは、タービンハウジングを具備しており、タービンハウジングは、可変容量型の過給機におけるベアリングハウジングに設けられている。また、タービンハウジング内には、タービンインペラが回転可能に設けられており、タービンインペラは、軸心周りに回転可能でかつ外周面が軸方向から径方向外側に向かって延びたタービンホイール、及びタービンホイールの外周面に周方向に間隔を置いて設けられかつ先端縁(外縁)がタービンハウジングのシュラウド壁面(内壁面)に沿うように延びた複数枚のタービンブレードを備えている。ここで、タービンホイールは、ベアリングハウジングにベアリングを介して回転可能に設けられたロータ軸(タービン軸)の一端部に連結してある。そして、タービンハウジング内におけるタービンインペラの入口側(上流側)には、複数枚の可変ノズルが周方向に等間隔に配設されており、複数枚の可変ノズルは、タービンインペラ側に供給される排気ガスの流路面積を可変するものであって、各可変ノズルは、タービンインペラの軸心と平行な軸心周りに回転可能である。
タービンハウジングの適宜位置には、エンジンからの排気ガスを取入れるガス取入口が形成されている。また、タービンハウジングの内部には、タービンスクロール流路が複数枚の可変ノズル及びタービンインペラを囲むように形成されており、タービンスクロール流路は、ガス取入口に連通してある。更に、タービンハウジングにおけるタービンインペラの出口側(下流側)には、排気ガスを排出するガス排出口が形成されている。
従って、ガス取入口から取入れた排気ガスをタービンスクロール流路を経由してタービンインペラの入口側から出口側へ流通させる。これにより、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させて、ロータ軸を回転させることができる。
ここで、排気ガスの流量が少ない場合(換言すれば、エンジン回転数が低速域にある場合)には、複数枚の可変ノズルを絞る方向へ同期して回転させることにより、タービンインペラ側に供給される排気ガスの流路面積を小さくして、排気ガスの流速を高くして、タービンインペラの仕事量を十分に確保する。一方、排気ガスの流量が多い場合(換言すれば、エンジン回転数が高速域にある場合)には、複数枚の可変ノズルを開く方向へ同期して回転させることにより、タービンインペラ側に供給される排気ガスの流路面積を大きくして、タービンインペラ側に多くの排気ガスを供給する。これにより、排気ガスの流量の多少に関係なく、可変容量型のタービンによって回転力を十分かつ安定的に発生させることができる。
特開2007−231934号公報 特開2003−27951号公報
ところで、タービンの稼働中に、可変ノズルの後流(ウェイク)による励振力がタービンブレードの先端縁付近(先端縁を含む)に作用して、大きな振れが発生することが知られている。一方、近年、タービンの性能向上の要請に応じて、タービンインペラの回転数(回転速度)が増加の傾向にあり、タービンインペラの回転数が高くなると、タービンブレードの先端縁付近の振れが大きくなる。そのため、タービンブレードの先端縁付近の振れを低減して、高いレベルでのタービンの耐久性の向上を図ることが望まれている(第1の課題)。
また、タービンの正常な動作を確保するためには、タービン稼働中におけるタービンブレードの変形量等を加味して、タービンブレードの先端縁とタービンハウジングのシュラウド壁面との間のクリアランスを大きめに設定する必要がある。一方、タービンブレードの先端縁とタービンハウジングのシュラウド壁面との間のクリアランスが大きめに設定されると、タービンブレードの正圧面側から負圧面側に相対的に流れる所謂クリアランスフローが増大して、タービンインペラ内のエネルギー損失(換言すれば、隣接するタービンブレード間のエネルギー損失)が大きくなって、タービン効率の低下を招くという問題がある(第2の課題)。
なお、前述の第2の課題は、複数枚の可変ノズルを備えた可変容量型のタービンに限らず、複数枚の可変ノズルを備えていないタービンにおいても同様に生じるものである。
そこで、本発明は、第1の課題及び第2の課題を解決することができる、新規なタービン等を提供することを第1の目的とし、第2の課題を解決することができる、新規なタービン等を提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の特徴は、ガスの圧力エネルギーを利用して回転力を発生させるタービンにおいて、タービンハウジングと、前記タービンハウジング内に回転可能に設けられ、軸心周りに回転可能でかつ外周面が軸方向から径方向外側に向かって延びたタービンホイール、及び前記タービンホイールの外周面に間隔を置いて設けられかつ先端縁(外縁)が前記タービンハウジングのシュラウド壁面(内壁面)に沿うように延びた複数枚のタービンブレードを備えたタービンインペラと、前記タービンハウジング内における前記タービンインペラの入口側(上流側)に周方向に間隔を置いて配設され、前記タービンインペラの軸心に平行な軸心周りに回転可能であって、前記タービンインペラ側に供給されるガスの流路面積を可変する複数枚の可変ノズルと、を具備し、前記タービンハウジングにガスを取入れるガス取入口が形成され、前記タービンハウジングの内部に前記ガス取入口に連通した環状のタービンスクロール流路が複数枚の前記可変ノズル及び前記タービンインペラを囲むように形成され、前記タービンハウジングにおける前記タービンインペラの出口側(下流側)にガスを排出するガス排出口が形成され、前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面における前記タービンインペラの入口側に、径方向に対して前記タービンホイールの背面側に向かって傾斜した環状のガイド部(ガイド面)が形成されていることを要旨とする。
なお、「タービンハウジングのシュラウド壁面」とは、例えば可変ノズルユニットのシュラウドリング等、前記タービンハウジングの一部に相当する部材の内壁面を含む意である。
第1の特徴によると、前記ガス取入口から取入れたガスを前記タービンスクロール流路を経由して前記タービンインペラの入口側から出口側へ流通させる。これにより、ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させることができる。
ここで、ガスの流量が少ない場合には、複数枚の前記可変ノズルを絞る方向へ同期して回転させることにより、前記タービンインペラ側に供給されるガスの流路面積を小さくして、ガスの流速を高くして、前記タービンインペラの仕事量を十分に確保する。一方、ガスの流量が多い場合には、複数枚の前記可変ノズルを開く方向へ同期して回転させることにより、タービンインペラ側に供給される排気ガスの流路面積を大きくして、ガスの供給量を増やす。これにより、ガスの流量の多少に関係なく、タービンによって回転力を十分かつ安定的に発生させることができる。
前述の作用の他に、前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面における前記タービンインペラの入口側に、径方向に対して前記タービンホイールの背面側に向かって傾斜した環状の前記ガイド部が形成されているため、前記タービンインペラ側に流入したガスを前記タービンホイールの背面側に一旦寄せることができる。これにより、前記タービンインペラの回転数を高くしても、前記可変ノズルの後流(ウェイク)による励振力が前記タービンブレードの先端縁付近(先端縁を含む)に作用することを十分に抑制できる。また、前記タービンの稼働中における前記タービンブレードの変形量等を加味して、前記タービンブレードの先端縁と前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面との間のクリアランスが大きめに設定されても、前記タービンブレードの正圧面側から負圧面側に相対的に流れるクリアランスフローの増大を十分に抑制できる。
本発明の第2の特徴は、ガスの圧力エネルギーを利用して回転力を発生させるタービンにおいて、タービンハウジングと、前記タービンハウジング内に回転可能に設けられ、軸心周りに回転可能でかつ外周面が軸方向から径方向外側に向かって延びたタービンホイール、及び前記タービンホイールの外周面に間隔を置いて設けられかつ先端縁(外縁)が前記タービンハウジングのシュラウド壁面(内壁面)に沿うように延びた複数枚のタービンブレードを備えたタービンインペラと、を具備し、前記タービンハウジングにガスを取入れるガス取入口が形成され、前記タービンハウジングの内部に前記ガス取入口に連通した環状のタービンスクロール流路が前記タービンインペラを囲むように形成され、前記タービンハウジングにおける前記タービンインペラの出口側(下流側)にガスを排出するガス排出口が形成され、前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面における前記タービンインペラの入口側に、径方向に対して前記タービンホイールの背面側に向かって傾斜した環状のガイド部が形成されていることを要旨とする。
第2の特徴によると、前記ガス取入口から取入れたガスを前記タービンスクロール流路を経由して前記タービンインペラの入口側から出口側へ流通させる。これにより、ガスの圧力エネルギーを利用して回転力を発生させることができる。
前述の作用の他に、前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面における前記タービンインペラの入口側に、径方向に対して前記タービンホイールの背面側に向かって傾斜した環状の前記ガイド部が形成されているため、前記タービンインペラ側に流入したガスを前記タービンホイールの背面側に一旦寄せることができる。これにより、前記タービンの稼働中における前記タービンブレードの変形量等を加味して、前記タービンブレードの先端縁と前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面との間のクリアランスが大きめに設定されても、前記タービンブレードの正圧面側から負圧面側に相対的に流れるクリアランスフローの増大を十分に抑制できる。
本発明の第3の特徴は、エンジンから排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジン側に供給される空気を過給する過給機において、
第1の特徴又は第2の特徴からなるタービンを具備したことを要旨とする。
第3の特徴によると、第1の特徴又は第2の特徴による作用と同様の作用を奏する。
本発明の第1の特徴又は第3の特徴によれば、前記タービンインペラの回転数を高くしても、前記可変ノズルの後流(ウェイク)による励振力が前記タービンブレードの先端縁付近(先端縁を含む)に作用することを十分に抑制できるため、前記タービンブレードの先端縁付近の振れを低減して、高いレベルで前記タービンの耐久性の向上を図ることができる。
また、前記タービンブレードの先端縁と前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面との間のクリアランスが大きめに設定されても、クリアランスフローの増大を十分に抑制できるため、前記タービンインペラ内のエネルギー損失(換言すれば、隣接する前記タービンブレード間のエネルギー損失)を小さくして、タービン効率を高めることができる。
本発明の第2の特徴は、前記タービンブレードの先端縁と前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面との間のクリアランスが大きめに設定されても、クリアランスフローの増大を十分に抑制できるため、前記タービンインペラ内のエネルギー損失を小さくして、タービン効率を高めることができる。
図2における矢視部Iの拡大断面図であって、本発明の実施形態に係る可変容量型のタービンの要部を示している。 図3における矢視部IIの拡大断面図であって、本発明の実施形態に係る可変容量型のタービンを示している。 本発明の実施形態に係る可変容量型過給機を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る別態様の可変容量型のタービンの要部を示す図である。
本発明の実施形態について図1から図4を参照して説明する。
なお、図面中、「FF」は、前方向を指し、「FR」は、後方向を指してある。
図3に示すように、本発明の実施形態に係る車両用の可変容量型の過給機1は、エンジン(図示省略)からの排気ガスのエネルギーを利用して、エンジンに供給される空気を過給(圧縮)するものである。そして、可変容量型の過給機1の具体的な構成等は、以下のようになる。
可変容量型過給機1は、ベアリングハウジング3を具備しており、ベアリングハウジング3内には、ラジアルベアリング5及び一対のスラストベアリング7が設けられている。また、複数のベアリング5,7には、前後方向へ延びたロータ軸(タービン軸)9が回転可能に設けられており、換言すれば、ベアリングハウジング3には、ロータ軸9が複数のベアリング5,7を介して回転可能に設けられている。
ベアリングハウジング3の後側には、遠心力を利用して空気を圧縮するコンプレッサ11が配設されており、コンプレッサ11の具体的な構成は、次のようになる。
ベアリングハウジング3の後側には、コンプレッサハウジング13が設けられており、コンプレッサハウジング13内には、コンプレッサインペラ15が回転可能に設けられている。そして、コンプレッサインペラ15の構成要素について説明すると、コンプレッサハウジング13内には、コンプレッサホイール17が設けられており、コンプレッサホイール17は、ロータ軸9の後端部に固定ナット19を介して一体的に連結してあって、コンプレッサインペラ15の軸心(換言すれば、ロータ軸9の軸心)C周りに回転可能である。また、コンプレッサホイール17の外周面は、コンプレッサインペラ15の軸方向から径方向外側に向かって延びている。更に、コンプレッサホイール17の外周面には、複数枚のコンプレッサブレード21が周方向に間隔を置いて設けられている。
コンプレッサハウジング13におけるコンプレッサインペラ15の入口側(コンプレッサハウジング13の前側)には、空気を取入れる空気取入口23が形成されており、空気取入口23は、接続管(図示省略)を介してエアクリーナー(図示省略)に接続可能である。また、ベアリングハウジング3とコンプレッサハウジング13との間におけるコンプレッサインペラ15の出口側には、圧縮された空気を昇圧する環状のディフューザ流路25が形成されており、ディフューザ流路25は、空気取入口23に連通してある。更に、コンプレッサハウジング13の内部には、コンプレッサスクロール流路27がコンプレッサインペラ15を囲むように形成されており、コンプレッサスクロール流路27は、ディフューザ流路25に連通してある。そして、コンプレッサハウジング13の適宜位置には、圧縮された空気を排出する空気排出口29が形成されており、空気排出口29は、コンプレッサスクロール流路27に連通してあって、エンジンの給気マニホールド(図示省略)に接続可能である。
ベアリングハウジング3の前側には、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させる可変容量型のタービン31が配設されており、可変容量型のタービン31の具体的な構成は、次のようになる。
図2に示すように、ベアリングハウジング3の前側には、タービンハウジング33が設けられており、タービンハウジング33内には、タービンインペラ35が回転可能に設けられている。そして、タービンインペラ35の構成要素について説明すると、タービンハウジング33内には、タービンホイール37が設けられており、タービンホイール37は、ロータ軸9の前端部に一体的に連結してあって、タービンインペラ35の軸心(換言すれば、ロータ軸9の軸心)C周りに回転可能である。また、タービンホイール37の外周面は、タービンインペラ35の軸方向から径方向外側に向かって延びている。更に、タービンホイール37の外周面には、複数枚のタービンブレード39が周方向に間隔を置いて設けられており、各タービンブレード39の先端縁(外縁)は、タービンハウジング33のシュラウド壁面(具体的に、後述のシュラウドリングのシュラウド壁面)に沿うように延びている。
タービンハウジング33内には、可変ノズルユニット41がタービンインペラ35を囲むように配設されている。より具体的には、タービンハウジング33内におけるタービンインペラ35の径方向外側(入口側)には、ノズルリング43が取付リング45を介して設けられており、ノズルリング43には、シュラウドリング47が複数(1つのみ図示)の連結ピン49を介して一体的かつ前後に離隔して設けられており、ノズルリング43及びシュラウドリング47は、タービンハウジング33の一部に相当するものとして捉えることができる。また、ノズルリング43とシュラウドリング47との間、換言すれば、タービンハウジング33内におけるタービンインペラ35の入口側には、複数枚の可変ノズル51が周方向に間隔を置いて配設されており、複数枚の可変ノズル51は、タービンインペラ35側に供給される排気ガスの流路面積を可変するものであって、各可変ノズル51は、タービンインペラ35の軸心Cに平行な軸心周りに回転可能(揺動可能)である。ここで、複数枚の可変ノズル51のノズル軸53は、特開2009−243431号公報又は特開2009−243300号公報に示すような同期機構55によって連動連結してある。
なお、ベアリングハウジング3の前側下部には、伝動軸57が揺動可能(回動可能)に設けられており、伝動軸57の後端部は、複数枚の可変ノズル51を同期して揺動させるシリンダ等のアクチュエータ(図示省略)に接続レバー59を介して接続(連動連結)しあって、伝動軸57の前端部は、同期機構55に接続してある。
タービンハウジング33の適宜位置には、排気ガスを取入れるガス取入口61が形成されており、ガス取入口61は、エンジンの排気マニホールド(図示省略)に接続可能である。また、タービンハウジング33の内部には、タービンスクロール流路63が複数枚の可変ノズル51及びタービンインペラ35を囲むように形成されており、タービンスクロール流路63は、ガス取入口61に連通してある。更に、タービンハウジング33におけるタービンインペラ35の出口側(タービンハウジング33の前側)には、排気ガスを排出するガス排出口65が形成されており、ガス排出口65は、タービンスクロール流路63に連通してあって、接続管(図示省略)を介して排気ガス浄化装置(図示省略)に接続可能である。
続いて、本発明の実施形態に係る可変容量型のタービン31の特徴部分について説明する。
図1に示すように、シュラウドリング47のシュラウド壁面47sにおけるタービンインペラ35の入口側(上流側)には、径方向に対してタービンホイール37の背面37f側に向かって傾斜した環状のガイド部(ガイド面)67がシュラウドリング47と同心状(換言すれば、タービンインペラ35と同心状)に形成されており、ガイド部67の断面は、直線状又は曲線状を呈している。また、各可変ノズル51の下流側コーナ部には、シュラウドリング47のガイド部67に対応する形状の切欠69が形成されている。なお、図1中の可変ノズル51は最も開いた状態にあり、シュラウドリング47のシュラウド壁面47sにガイド部67が形成されても、可変ノズル51の回転動作は十分に確保されている。
また、シュラウドリング47のシュラウド壁面47sにガイド部67が形成される代わりに、図4に示すように、シュラウドリング47のシュラウド壁面47sにおけるタービンインペラ35の入口側でかつ可変ノズル51の出口側に、径方向に対してタービンホイールの背面側に向かって傾斜したガイド部71が形成されるようにしても構わない。なお、この場合には、各可変ノズル51の一部(下流側コーナ部)に切欠を形成する必要はない。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
(i) 実施形態の通常の作用
ガス取入口61から取入れた排気ガスをタービンスクロール流路63を経由してタービンインペラ35の入口側から出口側(排気ガスの流れ方向から見て上流側から下流側)へ流通させることにより、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させて、ロータ軸9及びコンプレッサインペラ15をタービンインペラ35と一体的に回転させることができる。これにより、空気取入口23から取入れた空気を圧縮して、ディフューザ流路25及びコンプレッサスクロール流路27を経由して空気排出口29から排出することができ、エンジンに供給される空気を過給することができる。
ここで、排気ガスの流量が少ない場合(換言すれば、エンジン回転数が低速域にある場合)には、アクチュエータによって複数枚の可変ノズル51を絞る方向(閉じる方向)へ同期して回転させることにより、タービンインペラ35側に供給される排気ガスの流路面積(可変ノズル51のスロート面積)を小さくして、排気ガスの流速を高くして、タービンインペラ35の仕事量を十分に確保する。一方、排気ガスの流量が多い場合(換言すれば、エンジン回転数が高速域にある場合)には、アクチュエータによって複数枚の可変ノズル51を開く方向へ同期して回転させることにより、可変ノズル51のスロート面積を大きくして、タービンインペラ35側に多くの排気ガスを供給する。これにより、排気ガスの流量の多少に関係なく、タービンインペラ35によって回転力を十分かつ安定的に発生させることができる。
(ii) 実施形態の特有の作用
シュラウドリング47のシュラウド壁面47sにおけるタービンインペラ35の入口側に、径方向に対してタービンホイール37の背面側に向かって傾斜した環状のガイド部67(又は71)が形成されているため、図1及び図4の白抜き矢印に示すように、タービンインペラ35側に流入した排気ガスをタービンホイール37の背面側に一旦寄せることができる。これにより、タービンインペラ35の回転数を高くしても、可変ノズル51の後流(ウェイク)による励振力がタービンブレード39の先端縁39t付近(先端縁39tを含む)に作用することを十分に抑制できる。また、可変容量型のタービン31の稼働中におけるタービンブレード39の変形量等を加味して、タービンブレード39の先端縁39tとシュラウドリング47のシュラウド壁面47sとの間のクリアランスが大きめに設定されても、タービンブレード39の正圧面側から負圧面側に相対的に流れるクリアランスフローの増大を十分に抑制できる。
(iii) 実施形態の効果
従って、本発明の実施形態によれば、タービンインペラ35の回転数を高くしても、可変ノズル51の後流による励振力がタービンブレード39の先端縁39t付近に作用することを十分に抑制できるため、タービンブレード39の先端縁付近の振れを低減して、高いレベルで可変容量型のタービン31の耐久性の向上を図ることができる。
また、タービンブレード39の先端縁39tとシュラウドリング47のシュラウド壁面47sとの間のクリアランスが大きめに設定されても、タービンブレード39の正圧面側から負圧面側に相対的に流れるクリアランスフローの増大を十分に抑制できるため、タービンインペラ35内のエネルギー損失(換言すれば、隣接するタービンブレード39間のエネルギー損失)を小さくして、タービン効率を高めることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、例えば、可変容量型のタービン31に適用した技術的思想を、可変ノズルユニット41を具備していないタービンに適用する等、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
1 車両用の可変容量型の過給機
3 ベアリングハウジング
5 ラジアルベアリング
7 スラストベアリング
9 ロータ軸
11 コンプレッサ
13 コンプレッサハウジング
15 コンプレッサインペラ
17 コンプレッサホイール
21 コンプレッサブレード
31 可変容量型のタービン
33 タービンハウジング
35 タービンインペラ
37 タービンホイール
39 タービンブレード
39t タービンブレードの先端縁
41 可変ノズルユニット
43 ノズルリング
45 取付リング
47 シュラウドリング(タービンハウジングの一部に相当)
47s シュラウドリングのシュラウド壁面
51 可変ノズル
53 ノズル軸
61 ガス取入口
63 タービンスクロール流路
65 ガス排出口
67 ガイド部
69 切欠
71 ガイド部

Claims (4)

  1. ガスの圧力エネルギーを利用して回転力を発生させるタービンにおいて、
    タービンハウジングと、
    前記タービンハウジング内に回転可能に設けられ、軸心周りに回転可能でかつ外周面が軸方向から径方向外側に向かって延びたタービンホイール、及び前記タービンホイールの外周面に間隔を置いて設けられかつ先端縁が前記タービンハウジングのシュラウド壁面に沿うように延びた複数枚のタービンブレードを備えたタービンインペラと、
    前記タービンハウジング内における前記タービンインペラの入口側に周方向に間隔を置いて配設され、前記タービンインペラの軸心に平行な軸心周りに回転可能であって、前記タービンインペラ側に供給されるガスの流路面積を可変する複数枚の可変ノズルと、を具備し、
    前記タービンハウジングにガスを取入れるガス取入口が形成され、前記タービンハウジングの内部に前記ガス取入口に連通した環状のタービンスクロール流路が複数枚の前記可変ノズル及び前記タービンインペラを囲むように形成され、前記タービンハウジングにおける前記タービンインペラの出口側にガスを排出するガス排出口が形成され、
    前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面における前記タービンインペラの入口側に、径方向に対して前記タービンホイールの背面側に向かって傾斜した環状のガイド部が形成されていることを特徴とするタービン。
  2. 各可変ノズルの一部に前記タービンハウジングの前記ガイド部に対応する形状の切欠が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタービン。
  3. ガスの圧力エネルギーを利用して回転力を発生させるタービンにおいて、
    タービンハウジングと、
    前記タービンハウジング内に回転可能に設けられ、軸心周りに回転可能でかつ外周面が軸方向から径方向外側に向かって延びたタービンホイール、及び前記タービンホイールの外周面に間隔を置いて設けられかつ先端縁が前記タービンハウジングのシュラウド壁面に沿うように延びた複数枚のタービンブレードを備えたタービンインペラと、を具備し、
    前記タービンハウジングにガスを取入れるガス取入口が形成され、前記タービンハウジングの内部に前記ガス取入口に連通した環状のタービンスクロール流路が前記タービンインペラを囲むように形成され、前記タービンハウジングにおける前記タービンインペラの出口側にガスを排出するガス排出口が形成され、
    前記タービンハウジングの前記シュラウド壁面における前記タービンインペラの入口側に、径方向に対して前記タービンホイールの背面側に向かって傾斜した環状のガイド部が形成されていることを特徴とするタービン。
  4. エンジンから排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジン側に供給される空気を過給する過給機において、
    請求項1から請求項3のうちのいずれかに記載のタービンを具備したことを特徴とする過給機。
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