JP6247026B2 - ガラス加工用感光性樹脂組成物及びガラス加工方法 - Google Patents
ガラス加工用感光性樹脂組成物及びガラス加工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6247026B2 JP6247026B2 JP2013126379A JP2013126379A JP6247026B2 JP 6247026 B2 JP6247026 B2 JP 6247026B2 JP 2013126379 A JP2013126379 A JP 2013126379A JP 2013126379 A JP2013126379 A JP 2013126379A JP 6247026 B2 JP6247026 B2 JP 6247026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- photosensitive resin
- glass processing
- glass substrate
- bis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
Description
本発明に係るガラス加工用感光性樹脂組成物は、水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂と、フィラー及びレオロジー調整剤の組み合わせとを含有する。この感光性樹脂組成物は、ポジ型、ネガ型のいずれであってもよい。以下、ポジ型感光性樹脂組成物及びネガ型感光性樹脂組成物に含有される各成分について詳細に説明する。
ポジ型感光性樹脂組成物は、(A)水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂、(B)フィラー及びレオロジー調整剤の組み合わせ、並びに(C)キノンジアジド基含有化合物を少なくとも含有する。
水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂(以下、「(A)成分」ともいう。)の質量平均分子量は、20000以上である限り、特に限定されないが、20,000〜200,000であることが好ましく、30,000〜150,000であることがより好ましい。上記質量平均分子量20,000以上であると、得られる感光性樹脂組成物のエッチング耐性が向上しやすく、膜減りが大きくなりにくい。上記質量平均分子量200,000以下であると、得られる感光性樹脂組成物の現像性が良好となりやすい。(A)成分としては、例えば、フェノール性水酸基を有する質量平均分子量20000以上のアルカリ可溶性樹脂やアルコール性水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂を用いることができる。
フェノール性水酸基を有する質量平均分子量20000以上のアルカリ可溶性樹脂の質量平均分子量は、20000以上である限り、特に限定されないが、20,000〜200,000であることが好ましく、30,000〜150,000であることがより好ましい。
ポリヒドロキシスチレン系樹脂は、ヒドロキシスチレンに由来する構成単位を少なくとも有する。
ここで「ヒドロキシスチレン」とは、ヒドロキシスチレン、及びヒドロキシスチレンのα位に結合する水素原子がハロゲン原子、アルキル基、ハロゲン化アルキル基等の他の置換基に置換されたもの、並びにそれらの誘導体のヒドロキシスチレン誘導体(モノマー)を含む概念とする。
「ヒドロキシスチレン誘導体」は、少なくともベンゼン環とこれに結合する水酸基とが維持されており、例えば、ヒドロキシスチレンのα位に結合する水素原子が、ハロゲン原子、炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン化アルキル基等の他の置換基に置換されたもの、並びにヒドロキシスチレンの水酸基が結合したベンゼン環に、さらに炭素数1〜5のアルキル基が結合したものや、この水酸基が結合したベンゼン環に、さらに1〜2個の水酸基が結合したもの(このとき、水酸基の数の合計は2〜3である。)等を包含するものとする。
ハロゲン原子としては、塩素原子、フッ素原子、臭素原子等が挙げられ、フッ素原子が好ましい。
なお、「ヒドロキシスチレンのα位」とは、特に断りがない限り、ベンゼン環が結合している炭素原子のことをいう。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、フッ素原子が好ましい。
ハロゲン化アルキル基としては、上述した炭素数1〜5のアルキル基の水素原子の一部又は全部がハロゲン原子で置換されたものである。この中でも、水素原子の全部がフッ素原子で置換されたものが好ましい。また、直鎖状又は分岐鎖状のフッ素化アルキル基が好ましく、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ノナフルオロブチル基等がより好ましく、トリフルオロメチル基(−CF3)が最も好ましい。
Ra1としては、水素原子又はメチル基が好ましく、水素原子がより好ましい。
qは0〜2の整数である。これらの中でも0又は1であることが好ましく、工業上は特に0であることが好ましい。
Ra2の置換位置は、qが1である場合にはオルト位、メタ位、パラ位のいずれでもよく、さらに、qが2の場合には任意の置換位置を組み合わせることができる。
pは1〜3の整数であり、好ましくは1である。
水酸基の置換位置は、pが1である場合にはオルト位、メタ位、パラ位のいずれでもよいが、容易に入手可能で低価格であることからパラ位が好ましい。さらに、pが2又は3の場合には任意の置換位置を組み合わせることができる。
ここで「スチレンに由来する構成単位」とは、スチレン及びスチレン誘導体(但し、ヒドロキシスチレンは含まない。)のエチレン性二重結合が開裂してなる構成単位を包含するものとする。
「スチレン誘導体」は、スチレンのα位に結合する水素原子が、ハロゲン原子、アルキル基、ハロゲン化アルキル基等の他の置換基に置換されたもの、並びにスチレンのフェニル基の水素原子が、炭素数1〜5のアルキル基等の置換基に置換されているもの等を包含するものとする。
ハロゲン原子としては、塩素原子、フッ素原子、臭素原子等が挙げられ、フッ素原子が好ましい。
なお、「スチレンのα位」とは、特に断りがない限り、ベンゼン環が結合している炭素原子のことをいう。
qは0〜2の整数である。これらの中でも0又は1であることが好ましく、工業上は特に0であることが好ましい。
Ra2の置換位置は、qが1である場合にはオルト位、メタ位、パラ位のいずれでもよく、さらに、qが2の場合には任意の置換位置を組み合わせることができる。
これらのフェノール類の中でも、m−クレゾール、p−クレゾールが好ましく、m−クレゾールとp−クレゾールとを併用することがより好ましい。この場合、両者の配合割合を調整することにより、得られる感光性樹脂組成物の感度等の諸特性を調整することができる。
アルコール性水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂の質量平均分子量は、20000以上である限り、特に限定されないが、20,000〜200,000であることが好ましく、30,000〜150,000であることがより好ましい。
フィラー及びレオロジー調整剤の組み合わせ(以下、「(B)成分」ともいう。)を含有することにより、下記のとおり、ポジ型感光性樹脂組成物のチキソトロピー性を良好なものとすることができる。(B)成分は、水素結合、ファンデアワールス結合等の弱い結合により、相互作用して三次元網目構造を形成する。この三次元網目構造は、外力が作用すると容易に破壊されるが、外力を除くと、再び形成される。よって、(B)成分を含有するポジ型感光性樹脂組成物は、塗布時に高い剪断力が作用すると、上記三次元網目構造が破壊されて粘度が低下し、適度な流動性を示すため、容易にガラス基板に塗布することができる。一方、(B)成分を含有するポジ型感光性樹脂組成物は、塗布後の乾燥中に剪断力が作用していない状態では、上記三次元網目構造が形成されて粘度が上昇し、流動性が著しく低下するため、液だれが抑制される。その結果、膜厚の均一性が向上した樹脂層をポジ型感光性樹脂組成物から形成することができる。
また、フィラーを含有することにより、ポジ型感光性樹脂組成物のエッチング耐性を良好なものとすることができ、このポジ型感光性樹脂組成物から高アスペクト比の樹脂パターンを形成することができる。
また、(B)成分のうち、レオロジー調整剤の含有量は、ポジ型感光性樹脂組成物の固形分に対して0.01〜1.0質量%であることが好ましく、0.05〜0.8質量%であることがより好ましい。上記の範囲とすることにより、ポジ型感光性樹脂組成物の液だれを効果的に抑制することができる。
キノンジアジド基含有化合物(以下、「(C)成分」ともいう。)としては、特に限定されないが、フェノール性水酸基を1つ以上有する化合物と、キノンジアジド基含有スルホン酸との完全エステル化物や部分エステル化物が好ましい。このようなキノンジアジド基含有化合物は、フェノール性水酸基を1つ以上有する化合物とキノンジアジド基含有スルホン酸とを、ジオキサン等の適当な溶剤中において、トリエタノールアミン、炭酸アルカリ、炭酸水素アルカリ等のアルカリの存在下で縮合させ、完全エステル化又は部分エステル化することにより得ることができる。
トリス(4−ヒドロシキフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−3−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−2,4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン等のトリスフェノール型化合物;
2,4−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−5−ヒドロキシフェノール、2,6−ビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール等のリニア型3核体フェノール化合物;
1,1−ビス〔3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル〕イソプロパン、ビス[2,5−ジメチル−3−(4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシフェニル]メタン、ビス[2,5−ジメチル−3−(4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−エチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−エチルフェニル]メタン、ビス[2−ヒドロキシ−3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルフェニル]メタン、ビス[2−ヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−5−メチルフェニル]メタン、ビス[4−ヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−5−メチルフェニル]メタン、ビス[2,5−ジメチル−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシフェニル]メタン等のリニア型4核体フェノール化合物;
2,4−ビス[2−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,6−ビス[2,5−ジメチル−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシベンジル]−4−メチルフェノール等のリニア型5核体フェノール化合物;
ビス(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)メタン、ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)メタン、2,3,4−トリヒドロキシフェニル−4’−ヒドロキシフェニルメタン、2−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)−2−(2’,3’,4’−トリヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−2−(2’,4’−ジヒドロキシフェニル)プロパン、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(4’−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−2−(3’−フルオロ−4’−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−2−(4’−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)−2−(4’−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)−2−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)プロパン、4,4’−[1−[4−[1−(4−ヒドロキシフェニル)−1−メチルエチル]フェニル]エチリデン]ビスフェノール等のビスフェノール型化合物;
1−[1−(4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、1−[1−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン等の多核枝分かれ型化合物;
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン等の縮合型フェノール化合物;等が挙げられる。
これらの化合物は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ポジ型感光性樹脂組成物は、可塑剤としてポリビニルアルキルエーテル(以下、「(D)成分」ともいう。)を含有していてもよい。可塑剤としてポリビニルアルキルエーテルを含有することにより、ポジ型感光性樹脂組成物のエッチング耐性を向上させることができる。
ポジ型感光性樹脂組成物は、希釈のための溶剤(以下、「(S)成分」ともいう。)を含有することが好ましい。
溶剤としては、特に限定されず、本分野で汎用されている有機溶剤を用いることができる。また、(A)成分が水溶性である場合には、溶剤として、水及び水と有機溶剤との混合溶剤を用いることができる。有機溶剤としては、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のエチレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類;プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル(即ち、1−ブトキシ−2−プロパノール)等のプロピレングリコールモノアルキルエーテル類;プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジプロピルエーテル、プロピレングリコールジブチルエーテル等のプロピレングリコールジアルキルエーテル類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエーテルアセテート等のプロピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類;エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類;ブチルカルビトール等のカルビトール類;メチルエチルジグリコール等のジエチレングリコールジアルキルエーテル類;3−メトキシ−1−ブタノール、3−メトキシ−3−メチルブタノール等の他の2価アルコールモノアルキルエーテル類;乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸n−プロピル、乳酸イソプロピル等の乳酸エステル類;3−メトキシブチルアセテート、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸n−アミル、酢酸イソアミル、プロピオン酸イソプロピル、プロピオン酸n−ブチル、プロピオン酸イソブチル等の脂肪族カルボン酸エステル類;アセト酢酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル等の他のエステル類;トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、シクロヘキサノン等のケトン類;N−ジメチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類;γ−ブチロラクン等のラクトン類;等が挙げられる。
これらの有機溶剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ポジ型感光性樹脂組成物は、所望により、付加的樹脂、安定剤、着色剤、界面活性剤、シランカップリング剤等を含有していてもよい。
ネガ型感光性樹脂組成物は、(A)水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂、(B)フィラー及びレオロジー調整剤の組み合わせ、(E)架橋剤、並びに(F)酸発生剤を少なくとも含有する。
水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂(以下、「(A)成分」ともいう。)としては、ポジ型感光性樹脂組成物において例示したものを用いることができる。
フィラー及びレオロジー調整剤の組み合わせ(以下、「(B)成分」ともいう。)としては、ポジ型感光性樹脂組成物において例示したものを用いることができる。
また、(B)成分のうち、レオロジー調整剤の含有量は、ネガ型感光性樹脂組成物の固形分に対して0.01〜1.0質量%であることが好ましく、0.05〜0.8質量%であることがより好ましい。上記の範囲とすることにより、ネガ型感光性樹脂組成物の液だれを効果的に抑制することができる。
架橋剤(以下、「(E)成分」ともいう。)としては、特に限定されないが、アミノ化合物、例えばメラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン樹脂、グリコールウリル−ホルムアルデヒド樹脂、スクシニルアミド−ホルムアルデヒド樹脂、エチレン尿素−ホルムアルデヒド樹脂等を用いることができる。
酸発生剤(以下、「(F)成分」ともいう。)としては、特に限定されず、従来公知の酸発生剤を用いることができる。
また、上記以外にも、下記式(f−3)で表される化合物が挙げられる。
Rf5としては芳香族性化合物基であることが特に好ましく、このような芳香族性化合物基としては、フェニル基、ナフチル基等の芳香族炭化水素基や、フリル基、チエニル基等の複素環基等が挙げられる。これらは環上に適当な置換基、例えばハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基等を1個以上有していてもよい。また、Rf6としては炭素数1〜6のアルキル基が特に好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が挙げられる。また、rは1〜3の整数が好ましく、1又は2がより好ましい。
ネガ型感光性樹脂組成物は、可塑剤としてポリビニルアルキルエーテル(以下、「(D)成分」ともいう。)を含有していてもよい。可塑剤としてポリビニルアルキルエーテルを含有することにより、ネガ型感光性樹脂組成物のエッチング耐性を向上させることができる。このポリビニルアルキルエーテルとしては、ポジ型感光性樹脂組成物において例示したものを用いることができる。
ネガ型感光性樹脂組成物は、希釈のための溶剤(以下、「(S)成分」ともいう。)を含有することが好ましい。この溶剤としては、ポジ型感光性樹脂組成物において例示したものを用いることができる。
ネガ型感光性樹脂組成物は、所望により、付加的樹脂、安定剤、着色剤、界面活性剤、シランカップリング剤等を含有していてもよい。
本発明に係るガラス加工用感光性樹脂組成物の調製は、上記各成分を通常の方法で混合及び撹拌するだけで行うことができ、必要に応じ、ディゾルバー、ホモジナイザー、3本ロールミル等の分散機を用いて分散及び混合してもよい。また、混合した後で、さらにメッシュ、メンブランフィルタ等を用いて濾過してもよい。
本発明に係るガラス加工方法は、本発明に係るガラス加工用感光性樹脂組成物からなる樹脂層をガラス基板上に形成する樹脂層形成工程と、上記樹脂層を選択的に露光する露光工程と、露光後の上記樹脂層を現像して樹脂パターンを形成する現像工程と、上記樹脂パターンをマスクとして上記ガラス基板をエッチングするエッチング工程と、上記樹脂パターンを剥離する剥離工程とを含むものである。
なお、感光性樹脂組成物の塗布及びプレベークは、所望の膜厚が得られるように、複数回繰り返してもよい。
このようにして、ガラス基板を加工することができる。
表1〜5に記載の処方(単位は質量部)に従って、水酸基を有する樹脂、フィラー、レオロジー調整剤、キノンジアジド基含有化合物、ポリビニルアルキルエーテル、及び溶剤を混合して、実施例1〜22及び比較例1〜8のポジ型感光性樹脂組成物を調製した。
また、表6〜8に記載の処方(単位は質量部)に従って、水酸基を有する樹脂、フィラー、レオロジー調整剤、架橋剤、酸発生剤、ポリビニルアルキルエーテル、及び溶剤を混合して、実施例23〜35及び比較例9〜14のネガ型感光性樹脂組成物を調製した。
表1〜8における各成分の詳細は下記のとおりである。
水酸基を有する樹脂B:ポリヒドロキシスチレン(質量平均分子量25000)
水酸基を有する樹脂C:ポリビニルアルコール(質量平均分子量100000)
水酸基を有する樹脂D:m−クレゾールとp−クレゾールとをm−クレゾール/p−クレゾール=60/40(質量比)で混合し、ホルマリンを加えて常法により付加縮合して得たクレゾールノボラック樹脂(質量平均分子量20000)
水酸基を有する樹脂E:m−クレゾールとp−クレゾールとをm−クレゾール/p−クレゾール=60/40(質量比)で混合し、ホルマリンを加えて常法により付加縮合して得たクレゾールノボラック樹脂(質量平均分子量25000)
水酸基を有する樹脂F:m−クレゾールとp−クレゾールとをm−クレゾール/p−クレゾール=60/40(質量比)で混合し、ホルマリンを加えて常法により付加縮合して得たクレゾールノボラック樹脂(質量平均分子量18000)
水酸基を有する樹脂G:m−クレゾールとp−クレゾールとをm−クレゾール/p−クレゾール=60/40(質量比)で混合し、ホルマリンを加えて常法により付加縮合して得たクレゾールノボラック樹脂(質量平均分子量30000)
水酸基を有する樹脂H:m−クレゾールとp−クレゾールとをm−クレゾール/p−クレゾール=60/40(質量比)で混合し、ホルマリンを加えて常法により付加縮合して得たクレゾールノボラック樹脂(質量平均分子量15000)
水酸基を有する樹脂I:m−クレゾールとp−クレゾールとをm−クレゾール/p−クレゾール=60/40(質量比)で混合し、ホルマリンを加えて常法により付加縮合して得たクレゾールノボラック樹脂(質量平均分子量5000)
フィラーA:硫酸バリウム微粒子(堺化学工業社製、B−30)
フィラーB:ポリエチレン微粒子(平均粒径2μm)
フィラーC:ポリテトラフルオロエチレン微粒子(平均粒径2μm)
フィラーD:シリカ微粒子(日本アエロジル社製、アエロジル(登録商標)300、平均粒径7nm)
フィラーE:エポキシ微粒子(東レ社製、トレパール(登録商標)EP、平均粒径5〜10μm)
フィラーF:シリカ微粒子(日本アエロジル社製、アエロジル380)
レオロジー調整剤A:特殊変性ウレア(ビックケミー社製、BYK−410)
レオロジー調整剤B:ポリカルボン酸のアマイド(ビックケミー社製、BYK−405)
キノンジアジド基含有化合物A:4,4’−[1−[4−[1−[4−ヒドロキシフェニル]−1−メチルエチル]フェニル]エチリデン]ビスフェノール(1モル)と、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド(2モル)との縮合物(4,4’−[1−[4−[1−[4−ヒドロキシフェニル]−1−メチルエチル]フェニル]エチリデン]ビスフェノール−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル)
架橋剤A:2,4,6−トリス[ビス(メトキシメチル)アミノ]−1,3,5−トリアジン(三和ケミカル社製、Mw−100LM)
酸発生剤A:2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−ピペロニル−1,3,5−トリアジン
ポリビニルアルキルエーテルA:ポリビニルメチルエーテル(質量平均分子量100000)(BASF社製、ルトナール)
溶剤A:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
溶剤B:プロピレングリコールモノエチルエーテルと水との混合溶剤(質量混合比50:50)
溶剤C:3−メトキシブチルアセテート
溶剤D:3−メトキシブチルアセテートとプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートとの混合溶剤(質量混合比20:80)
溶剤E:メチルエチルジグリコールとプロピレングリコールモノメチルエーテルと水との混合溶剤(質量混合比20:40:40)
実施例1〜35及び比較例1〜14の感光性樹脂組成物を、ガラス基板(コーニング社製、Eagle−XG、厚さ0.7mm)の両面上にディップコーターで同時に塗布した後、水平に配置した。その際、下面上の4点でガラス基板を支持した。感光性樹脂組成物を90℃で10分間加熱(ソフトベーク)した後、120℃で15分間加熱(プレベーク)した。ガラス基板の下面側に形成された樹脂層を目視で観察し、下記の基準で評価した。結果を表9〜16に示す。
A:液だれ及び塗布むらがともにない。
B:液だれはないが、塗布むらは確認できる。
C:液だれが確認できる。
上記<液だれ抑制の評価>と同様にして、上面及び下面に樹脂層が形成されたガラス基板を得た。上面及び下面の各々について、9点で樹脂層の膜厚を測定し、得られた膜厚の最大値及び最小値を求め、下記式:
膜厚均一性(%)=(最大値−最小値)/(最大値+最小値)×100
に基づき膜厚均一性を評価した。結果を表9〜16に示す。なお、膜厚均一性が15%以下である場合を良好と評価し、膜厚均一性が15%超である場合を不良と評価した。
実施例1〜22及び比較例1〜8のポジ型感光性樹脂組成物を、ガラス基板(コーニング社製、Eagle−XG、厚さ0.7mm)の片面上にスピンコーターで塗布し、90℃で10分間加熱(ソフトベーク)した後、120℃で15分間加熱(プレベーク)し、膜厚約60μmの樹脂層を得た。次いで、この樹脂層に対して、線幅200μmのラインパターンが形成されたマスクを介して150mJ/cm2の照射量で紫外線を照射した後、110℃で6分間加熱(PEB)した。次いで、30℃に加温した1質量%水酸化ナトリウム水溶液中にガラス基板を30分間浸漬し揺動することにより、露光部分を溶解除去し、ラインアンドスペースパターンを形成した。そして、露光部分が完全に除去されるまでの時間(ブレークポイント)を測定することにより、現像性を評価した。結果を表9〜13に示す。
線幅40〜200μmのラインパターンが形成されたマスクを用いたほかは上記<現像性の評価>と同様にして、樹脂層の露光・現像を行い、ラインアンドスペースパターンを形成した。そして、解像可能な最小のマスク寸法を基準に、解像性を評価した。結果を表9〜16に示す。
線幅200μmのラインパターンが形成されたマスクを用いたほかは上記<解像性の評価>と同様にして、樹脂層の露光・現像を行い、ラインアンドスペースパターンを形成した。得られたラインアンドスペースパターンを室温にて脱イオン水でリンスした後、200℃で20分間加熱(ポストベーク)した。
次いで、このラインアンドスペースパターンをマスクとして、ガラス基板のエッチングを行った。エッチング処理は、フッ酸/硫酸/水=15/15/70(質量比)のエッチング液を55℃に加温し、このエッチング液中でガラス基板を揺動することにより行った。そして、ラインアンドスペースパターンが剥離するまでの時間を測定することにより、エッチング耐性を評価した。結果を表9〜16に示す。
なお、括弧内の値は、ラインアンドスペースパターンが剥離するまでの時間を測定する代わりに、パターンを有しない一様な樹脂層(いわゆるベタ膜)が剥離するまでの時間を測定することにより、エッチング耐性を評価した結果を表す。
線幅200μmのラインパターンが形成されたマスクを用いる代わりに直径200μmの円形パターンが形成されたマスクを用いたほかは上記<エッチング耐性の評価>と同様にして、エッチング処理を行った。エッチング処理時間は30分間とした。エッチング処理後、形成された円形凹部の断面をSEMで観察し、この円形凹部について、縁部の直径x及び深さyを測定し、アスペクト比y/xを評価した。結果を表9〜16に示す。なお、30分間というエッチング処理時間は、エッチング処理により形成される円形凹部の深さが円形パターンの直径と同程度となるように、即ち、サイドエッチングが生じない場合のアスペクト比が1程度となるように選択した。サイドエッチングの量が大きいほど、直径xは大きくなり、アスペクト比は小さくなる。そこで、アスペクト比が0.2以上である場合を良好と評価し、アスペクト比が0.2未満である場合を不良と評価した。アスペクト比は、0.3〜1.0であることが好ましい。
上記<エッチング耐性の評価>と同様にしてラインアンドスペースパターンを形成した。次いで、55℃に加温した10質量%水酸化ナトリウム水溶液中にガラス基板を浸漬することにより、ラインアンドスペースパターンを剥離除去した。そして、ラインアンドスペースパターンが完全に剥離するまでの時間を測定することにより、剥離性を評価した。結果を表9〜16に示す。
なお、括弧内の値は、ポストベークを行わなかった以外は上記<エッチング耐性の評価>と同様にして形成したラインアンドスペースパターンについて、剥離性を評価した結果を表す。
Claims (8)
- 水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂と、キノンジアジド基含有化合物と、フィラー及びレオロジー調整剤の組み合わせとを含有するガラス加工用感光性樹脂組成物であって、
前記レオロジー調整剤は、ウレア結合又は複数のカルボン酸アミド結合を含み、前記ウレア結合又は前記カルボン酸アミド結合に起因する結合の寄与により三次元網目構造を形成し、前記感光性樹脂組成物のチキソトロピー性を向上させるガラス加工用感光性樹脂組成物。 - 水酸基を有する質量平均分子量20000以上の樹脂と、架橋剤と、酸発生剤と、フィラー及びレオロジー調整剤の組み合わせとを含有するガラス加工用感光性樹脂組成物であって、
前記レオロジー調整剤は、ウレア結合又は複数のカルボン酸アミド結合を含み、前記ウレア結合又は前記カルボン酸アミド結合に起因する結合の寄与により三次元網目構造を形成し、前記感光性樹脂組成物のチキソトロピー性を向上させるガラス加工用感光性樹脂組成物。 - 可塑剤としてポリビニルアルキルエーテルをさらに含有する請求項1又は2記載のガラス加工用感光性樹脂組成物。
- 前記ポリビニルアルキルエーテルの質量平均分子量が10000〜200000である請求項3記載のガラス加工用感光性樹脂組成物。
- 請求項1から4のいずれか1項記載のガラス加工用感光性樹脂組成物からなる樹脂層をガラス基板上に形成する樹脂層形成工程と、
前記樹脂層を選択的に露光する露光工程と、
露光後の前記樹脂層を現像して樹脂パターンを形成する現像工程と、
前記樹脂パターンをマスクとして前記ガラス基板をエッチングするエッチング工程と、
前記樹脂パターンを剥離する剥離工程とを含むガラス加工方法。 - 前記樹脂層形成工程において前記樹脂層を前記ガラス基板の両面に形成する請求項5記載のガラス加工方法。
- 前記エッチング工程では、フッ酸及び硫酸を含む25〜60℃のエッチング液を用いて前記ガラス基板をエッチングする請求項5又は6記載のガラス加工方法。
- 前記樹脂層形成工程では、前記ガラス加工用感光性樹脂組成物を前記ガラス基板上に塗布し加熱することにより、又は、支持フィルム上に設けられた前記ガラス加工用感光性樹脂組成物からなる樹脂層を前記ガラス基板に貼り付けることにより、前記ガラス基板上に前記樹脂層を形成する請求項5から7のいずれか1項記載のガラス加工方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013126379A JP6247026B2 (ja) | 2012-07-09 | 2013-06-17 | ガラス加工用感光性樹脂組成物及びガラス加工方法 |
CN201310270789.8A CN103543606B (zh) | 2012-07-09 | 2013-07-01 | 玻璃加工用感光性树脂组合物及玻璃加工方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012154123 | 2012-07-09 | ||
JP2012154123 | 2012-07-09 | ||
JP2013126379A JP6247026B2 (ja) | 2012-07-09 | 2013-06-17 | ガラス加工用感光性樹脂組成物及びガラス加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014032392A JP2014032392A (ja) | 2014-02-20 |
JP6247026B2 true JP6247026B2 (ja) | 2017-12-13 |
Family
ID=50282225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013126379A Active JP6247026B2 (ja) | 2012-07-09 | 2013-06-17 | ガラス加工用感光性樹脂組成物及びガラス加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6247026B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104865797A (zh) * | 2014-02-24 | 2015-08-26 | 日立化成株式会社 | 感光性树脂组合物、使用其的感光性元件、抗蚀图形的形成方法及触摸面板的制造方法 |
JP6224490B2 (ja) * | 2014-03-10 | 2017-11-01 | 東京応化工業株式会社 | エッチングマスクを形成するためのガラス基板の前処理方法 |
JP2016151583A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-22 | ナガセケムテックス株式会社 | ポジ型感光性樹脂組成物 |
JP6690128B2 (ja) * | 2015-03-30 | 2020-04-28 | 日立化成株式会社 | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、レジストパターン付き基材の製造方法、プリント配線板の製造方法及びタッチパネルの製造方法 |
JP6607345B2 (ja) * | 2015-05-11 | 2019-11-20 | 日産化学株式会社 | フッ酸エッチング用樹脂薄膜形成用組成物およびフッ酸エッチング用樹脂薄膜 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2774065B2 (ja) * | 1994-04-28 | 1998-07-09 | アイシン化工株式会社 | 塗料用タレ防止剤組成物及び塗料組成物 |
JP2002107921A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Nippon Shokubai Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP3710758B2 (ja) * | 2001-05-21 | 2005-10-26 | 東京応化工業株式会社 | 厚膜用ネガ型ホトレジスト組成物、ホトレジスト膜およびこれを用いたバンプ形成方法 |
JP2003096266A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Mitsui Kinzoku Toryo Kagaku Kk | 舗装用バインダー組成物及びそれを用いた舗装材 |
JP2005164877A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Nippon Paint Co Ltd | 光硬化性レジスト樹脂組成物及びガラス基板の製造方法 |
JP2006154434A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Jsr Corp | 感光性樹脂組成物、感光性樹脂膜およびこれらを用いたバンプ形成方法 |
JP4628186B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2011-02-09 | 日本ペイント株式会社 | ガラスエッチング用レジスト樹脂組成物及びガラス基板エッチング方法 |
JP4677967B2 (ja) * | 2006-09-21 | 2011-04-27 | Jsr株式会社 | ガラスエッチング用放射線硬化性レジスト樹脂組成物およびこれを用いたガラス基板の製造方法 |
JP5159684B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2013-03-06 | 太陽ホールディングス株式会社 | 熱硬化性樹脂組成物 |
US20100323112A1 (en) * | 2009-06-18 | 2010-12-23 | Basf Corporation | Method for improving sag resistance |
-
2013
- 2013-06-17 JP JP2013126379A patent/JP6247026B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014032392A (ja) | 2014-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6247026B2 (ja) | ガラス加工用感光性樹脂組成物及びガラス加工方法 | |
JP5792548B2 (ja) | ガラス加工方法 | |
JP5163494B2 (ja) | 感放射線性絶縁樹脂組成物、硬化体、及び電子デバイス | |
JP4825307B2 (ja) | 感光性樹脂積層体 | |
JP6224490B2 (ja) | エッチングマスクを形成するためのガラス基板の前処理方法 | |
JP4376706B2 (ja) | ネガ型ホトレジスト組成物を用いたメッキ形成物の形成方法 | |
JP6180196B2 (ja) | ガラス加工用感光性樹脂組成物及びガラス加工方法 | |
JP6342648B2 (ja) | 化学強化ガラス基板の加工方法 | |
CN105676601B (zh) | 用于形成蚀刻掩模的玻璃基板的前处理方法 | |
TWI261148B (en) | Photosensitive resin composition | |
JP5624794B2 (ja) | ネガ型感光性樹脂組成物、感光性ドライフィルム、及び受光装置 | |
JP2003215795A (ja) | ポジ型感光性絶縁樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP5231863B2 (ja) | 導電層を有する三次元構造物及び三次元金属構造物の製造方法 | |
JP4440600B2 (ja) | 厚膜および超厚膜対応化学増幅型感光性樹脂組成物 | |
CN103543606B (zh) | 玻璃加工用感光性树脂组合物及玻璃加工方法 | |
JP5498874B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物 | |
JPH11106606A (ja) | 感放射線性樹脂組成物 | |
TWI735597B (zh) | 基板的製造方法 | |
JP2016038431A (ja) | ポジ型リフトオフレジスト組成物及びパターン形成方法 | |
JP7555759B2 (ja) | エッチング方法、及び感光性樹脂組成物 | |
JP2019001007A (ja) | 積層体、及び積層体の製造方法 | |
JP2016151583A (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物 | |
JP2005037712A (ja) | パターン化されたレジスト膜の製造方法、レジスト膜形成済回路形成用基板、及びプリント配線板の製造方法 | |
JP5216413B2 (ja) | 導電層を有する三次元構造物及び三次元金属構造物の製造方法 | |
JP6790461B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、半導体装置及びレジストパターンの形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161206 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170404 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6247026 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |