JP6245961B2 - シート積載装置、シート積載装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

Description

本発明は、シート積載装置、シート積載装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。

従来、昇降可能なシート積載部にシートを排紙するシート積載装置がある。このようなシート積載装置は、画像をシートに印刷し、画像が印刷されたシートを排紙口からシート積載部に排紙する。図１０（Ａ）に示すように、シート積載部に積載されたシートの積載量に従って、シート積載部に積載されたシートの最上位面が排紙口近傍に位置するようにシート積載部を下降させることによって、排紙口から排紙されるシートを安定して積載することができる。

このようなシート積載部の下に、図１０の（Ｂ）に示すように、シート積載部の下降を妨げる障害物が置かれていると、シート積載部を下降させている途中でシート積載部が障害物にぶつかる。
障害物にぶつかった後もシート積載部を下降させようとすると、シート積載部を下降させるための駆動部に負荷がかかり、シート積載部や駆動部が壊れてしまうことがある。
このため、障害物によってシート積載部の下降動作が妨げられた場合に、シートの排紙動作およびシート積載部の下降動作を停止し、警告を表示する方法が知られている(特許文献１参照)。

特開２００１―２２６０２２号公報

従来技術の場合、警告が表示された後、ユーザは、警告を解除するために、サービスマンを呼ぶ。そして、サービスマンによる処置が終わらなければ、その警告を解除することができない。
障害物にぶつからない範囲であれば、シートの積載ができるにも関わらず、ユーザは、サービスマンを呼び、サービスマンによるメンテナンスが終了するまで、待たなければならなかった。

本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、シート積載部の下降が障害物によって妨げられても、シート積載部の移動が可能な範囲でシートの積載動作を再開できる仕組みを提供することである。

上記目的を達成する本発明の印刷装置は以下に示す構成を備える。
シートに画像を印刷する印刷処理を実行する印刷手段と、前記印刷処理が実行されたシートが積載されるシート積載部と、前記シート積載部のシートを検知する検知手段前記シート積載部を昇降させる昇降手段であって、前記シート積載部に積載されたシートの量に応じて前記シート積載部を下限位置まで下降可能な昇降手段と、前記昇降手段によって前記シート積載部を前記下限位置よりも上方の第１位置で下降できなくなったと判断する判断手段と、前記下限位置に前記シート積載部が位置した場合に、前記シート積載部からシートを取り去ることを促す第１画面を表示し、前記第１位置で前記シート積載部が下降できなくなったと前記判断手段が判断した場合に、前記シート積載部からシートを取り去ることを促すための情報及び前記シート積載部の下方に障害物があることを示す情報を含んだ、前記第１画面とは異なる第２画面を表示する表示手段と、前記第１位置で前記シート積載部が下降できなくなったと前記判断手段が判断した場合に、前記印刷手段は印刷処理を停止させ、前記シート積載部にシートがなくなったとの前記検知手段の検知結果に応じて前記シート積載部を上昇させ、前記シート積載部の上昇後に前記シート積載部の下方に前記障害物があったとしても前記印刷手段に前記印刷処理を再開させる制御手段と、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、シート積載部の下降が障害物によって妨げられても、シート積載部の移動が可能な範囲でシートの積載動作を再開できる。

印刷装置の構成を示すブロック図である。 印刷装置の構成を示す断面図である。 印刷装置における制御方法を説明するフローチャートである。 印刷装置における制御方法を説明するフローチャートである。 操作部に表示されるＵＩ画面の一例を示す図である。 印刷装置における制御方法を説明するフローチャートである。 操作部に表示されるＵＩ画面の一例を示す図である。 印刷装置における制御方法を説明するフローチャートである。 操作部に表示されるＵＩ画面の一例を示す図である。 排紙トレイと障害物との関係を説明する図である。

次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
＜システム構成の説明＞
〔第１実施形態〕
図１は、本実施形態に係るシート積載装置の一例であるＭＦＰの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るＭＦＰ（Ｍｕｌｔｉ Ｆｕｎｃｔｉｏｎａｌ Ｐｅｒｉｐｈｅｒａｌ）は、制御装置１０１、リーダ部１０５、プリンタ部１０８を有する。なお、本実施形態では、ＭＦＰを例に説明するが、プリンタ部１０８による印刷機能があれば、ＳＦＰ（Ｓｉｇｌｅ Ｆｕｎｃｔｉｏｎａｌ Ｐｅｒｉｐｈｅｒａｌ）であってもよい。リーダ部１０５、制御装置１０１、プリンタ部１０８は電気的に接続されており、互いに制御コマンドやデータを送受する。フィニッシャユニット１１２は、ＭＦＰに着脱可能に構成されている。

制御装置１０１は、ＣＰＵ１０２、画像メモリ１０３、不揮発性メモリ１１３、ＲＡＭ１１５、ＲＯＭ１１４、操作部１０４を有する。
ＣＰＵ１０２は、ＲＯＭ１１４に記憶されたプログラムをＲＡＭ１１５に読み出して実行することによってＭＦＰを統括的に制御する。
ＲＡＭ１１４は、ＣＰＵ１０２の作業領域として機能し、各種プログラムやデータを記憶する。
ＲＯＭ１１５は、ＣＰＵ１０２によって読みだされ、実行される各種プログラムを記憶しておく。

画像メモリ１０３は、画像データを記憶するメモリである。例えば、画像メモリ１０３は、リーダ部１０５によって読み取られた画像データや、外部のＰＣから受信した画像データを記憶する。画像メモリ１０３に記憶された画像データは、ＣＰＵ１０２からの指示によってプリンタ部１０８に送られる。
不揮発性メモリ１１３は、電源を供給しなくてもデータを保持する記憶部として機能する。不揮発性メモリ１１３は、各種プログラムや画像データを記憶する。なお、不揮発性メモリ１４０は、ＨＤＤ、ＤＶＤ、ＳＳＤ（Ｓｏｌｉｄ Ｓｔａｔｅ Ｄｒｉｖｅ）、ブルーレイディスク等、画像データを記憶するために十分な容量を持つものであればよい。
操作部１０４は、表示部とハードキーを有し、操作画面を表示し、ユーザから操作を受け付ける。また、操作部１０４は、ＭＦＰの状態やＭＦＰを操作するためのガイダンスをユーザに通知する。
また、ＭＦＰは、不図示のネットワークＩ／Ｆを有し、ＭＦＰは、ネットワークＩ／Ｆを介してＰＣ等の外部装置とネットワークを介して通信を行う。ここでは、外部装置としてＰＣ１１１を例に挙げて説明するが、外部装置は、他のＭＦＰや携帯端末、ファクシミリ装置であってもよい。また、本実施形態では、ＭＦＰと外部装置が有線のネットワークを介して接続される例を説明するが、ＭＦＰ１００と外部装置は、ＵＳＢケーブルを介して接続されてもよい。また、ＭＦＰと外部装置は、ＷｉＦｉなどの無線通信によって通信できるように構成されてもよい。

リーダ部１０５は、原稿の画像を読取り、読取った画像を示す画像データを生成するスキャナユニット１０６と、スキャナユニット１０６によって読取られる原稿を搬送するための原稿搬送ユニット（ＤＦユニット）１０７を有する。
プリンタ部１０８は、シート（記録紙）に画像を印刷するためのユニットである。プリンタ部１０８は、給紙ユニット１０９に収納されたシートを１枚ずつ給紙し、マーキングユニット１１０に搬送する。給紙ユニット１０９には、カセットや手差しトレイが含まれる。
マーキングユニット１１０は、画像メモリ１０３から送られた画像データに基づいて、給紙されたシートに画像を印刷する。なお、マーキングユニット１１０は、電子写真方式であっても、インクジェット方式であってもよい。また、画像を印刷することができるものであれば、その他の方法を用いてもよい。
そして、プリンタ部１０８は、画像が印刷されたシートを、排紙ユニット１１１に搬送する。排紙ユニット１１１は、積載トレイを有し、搬送されたシートを積載トレイに排紙する。積載トレイはシート積載部の一例であり、排紙トレイとも呼ぶ。なお、本実施形態では、ＣＰＵ１０２が直接モータ駆動制御部５６２に指示を出す場合を説明するが、排紙ユニット３３０が独自にＣＰＵを備え、ＣＰＵ１０２とデータやコマンドをやり取りして排紙ユニットを制御しても良い。

次に図１で説明したＭＦＰの構成の詳細を、図２を用いて説明する。
図２において、リーダ部１０５の原稿給紙ユニット（フィーダ）１０７は、原稿を先頭から順に１枚ずつ給紙し、プラテンガラス２０１上に搬送する。搬送された原稿は、原稿の読み取り動作終了後、排紙トレイ２０９に排出される。

原稿がプラテンガラス２０１上に搬送されると、リーダ部１０５は、ランプ２０２を点灯し、光学ユニット２０３によって原稿に光を当てる。この時、原稿からの反射光は、ミラー２０４，２０５，２０６及びレンズ２０７によってＣＣＤイメージセンサ（以下ＣＣＤという）２０８へ導かれる。そして、原稿の画像はＣＣＤ２０８によって読み取られる。ＣＣＤ２０８から出力される画像データは、所定の処理が施された後、制御装置１０１へ転送される。

また、リーダ部２０５は、原稿給紙ユニット１０７とプラテンガラス２０１の間に載置された原稿の画像を読み取る。その場合、リーダ部１０５は、ランプ２０２を点灯し、光学ユニット２１３を移動させる。この時の原稿からの反射光は、ミラー２０４，２０５，２０６及びレンズ２０７によってＣＣＤイメージセンサ（以下ＣＣＤという）２０８へ導かれる。そして、原稿の画像はＣＣＤ２０８によって読み取られる。ＣＣＤ２０８から出力される画像データは、所定の処理が施された後、制御装置１０１へ転送される。なお、本実施形態では、ＣＣＤ２０８によって原稿の画像を読み取る例を説明したが、ＣＩＳ（Ｃｏｎｔａｃｔ ｉｍａｇｅ ｓｅｎｓｏｒ）を用いて原稿の画像を読み取るようにしてもよい。ＣＩＳで原稿の画像を読み取る場合、ミラー２０４、２０５、２０６及びレンズ２０７は不要であり、光学ユニット２１３の位置にＣＩＳを設ける。
プリンタ部１０８において、レーザドライバ２１４は、レーザ発光部２１５を駆動するものであり、制御装置１０１の画像メモリ１０３から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部２１５に発光させる。このレーザ光は感光ドラム２１６に照射され、感光ドラム２１６にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム２１６の潜像の部分には現像器２１７によって現像剤が付着される。

また、プリンタ部１０８は給紙ユニット１０９として、それぞれ引き出し状の形状をしたカセット２１０，カセット２１１，カセット２１２，カセット２１３を有している。ユーザは、それぞれ給紙カセットを引き出し、そのカセットに用紙を補給し、カセットを閉めることによって、用紙の補給を行うことができる。なお、プリンタ部１０８は、給紙ユニット１０９として、さらに、手差しトレイを有していてもよい。

プリンタ部１０８は、カセット２１０、２１１，２１２，２１３、手差しトレイのいずれかから記録紙（シート）を給紙し、転写部２１８へ搬送路２２２を通して搬送する。転写部２１８は、感光ドラム２１６に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤が転写された記録紙は搬送ベルト２１９によって定着部２２０に搬送され、定着部２２０の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。その後、定着部２２０を通過した記録紙は搬送路２２６、搬送路２２５を通り排出される。記録紙の印刷面を反転して排出する場合、記録紙は、搬送路２２７、搬送路２３９まで導かれる。そこから記録紙は、逆方向に搬送され、搬送路２２８、搬送路２２５を通して搬送される。

また、両面印刷が設定されている場合、記録紙は、定着部２２０を通過したあと、搬送路２２７を通って、フラッパ２２１によって搬送路２２４に導かれる。その後、記録紙は、逆方向に搬送され、フラッパ２２１によって、搬送路２３９に導かれた後、再給紙搬送路２２３に導かれる。再給紙搬送路２２３へ導かれた記録紙は、上述したタイミングで搬送路２２２を通り、転写部２１８まで搬送される。ここで、転写部２１６によって先に画像を転写済みの面を第１の面とした場合に、第１の面とは異なる第２の面に現像剤が転写部２１８によって転写される。そして、記録紙は、定着部２２０を通して搬送路２２５に導かれる。片面、両面記録にかかわらず、搬送路２２５を通して搬送される記録紙は排紙ユニット１１１に搬送される。

排紙ユニット１１１に搬送された記録紙は、まずバッファユニット２２９へ送られる。ここでは、搬送されてきた記録紙を、場合に応じてバッファローラに巻きつけてバッファリングする。例えば、この下流で行われるステイプル等の処理に時間がかかる場合は、このバッファユニット２２９を利用することによって本体から搬送されてくる記録紙の搬送間隔を調整することができる。
そして、記録紙は、この後、上流排出ローラ対２３０を通り、下流排出ローラ対２３１に下流端部が挟持された状態で下流排出ローラ対２３１が逆回転され、スタックトレイ２３２に積まれる。スタックトレイ２３２に１部数のシート束が積載されたら、積載されたシート束はシート積載部の一例である積載トレイ２３３に排出される。シフトするよう指定されている場合、スタックトレイ２３２に積載されたシートの束を、直前に排紙したシートの束に対して１ｃｍずらし、積載トレイ２３３に排出することによって部の切れ目が、ユーザによってわかりやすくなる。なお、シートの束をずらす幅は１ｃｍ以外の幅であってもよい。ステイプルするよう指定されている場合、記録紙は、上流排出ローラ対５２３０で搬送され、下流排出ローラ対２３１に下流端部が挟持された状態で下流排出ローラ対２３１が逆回転され、スタックトレイ２３２に積まれる。そして、複数枚積まれた記録紙の束に対してステイプルユニットがステイプル処理を行う。綴じられたシート束は、下流排出ローラ対２３１により積載トレイ２３３に排出される。

積載トレイ２３３は、積載トレイ２３３を昇降させるためのベルトに固定されている。位置検知部２３６の近傍に設けられた上部滑車と、下端センサ２３３の近傍に設けられた下部滑車によって張られている。ベルトは凹凸を持っており、上部滑車が持つ凹凸と下部滑車が持つ凹凸と噛み合うように張られている。そのため、上部滑車が動くと、ベルトがそれに従って動く。上部滑車を回転させるための昇降用モータ２３５が、ＣＰＵ１０２からの指示で正回転または逆回転することによって、ベルトが回転し、ベルトに固定された積載トレイ２３３が上昇または下降する。ここでは、昇降用モータ２３５が正回転すると積載トレイ２３３が上昇し、逆回転すると積載トレイ２３３が下降するものとする。なお、下部滑車も昇降用モータ２３５からの動力を伝えて動くようにしてもよい。

また、積載トレイ２３３の上部には、高さ検知センサ２３４が設けられている。高さ検知センサ２３４は、積載トレイ２３３の上面までの距離、または積載されたシートの上面までの距離を計測するためのセンサである。具体的には、積載トレイ２３３にシートが積載されていないときは、積載トレイ２３３の上面に対して赤外線を照射し、反射されたことを検知できた赤外線の量を計測することによって、シートの上面までの距離を計測する。一方、積載トレイ２３３にシートが積載されているときは、積載トレイ２３３に積載されたシートに対して赤外線を照射し、反射されたことを検知できた赤外線の量を計測することによって、シートの上面までの距離を計測する。そして、ＣＰＵ１０２は、昇降用モータ２３５によって、積載トレイ２３３の上面またはシートの上面までの距離が一定になるように、積載トレイ２３３が下降するよう下降制御または上昇するよう上昇制御する。つまり、積載トレイ２３３に積載されたシートの量に従って、積載トレイ２３３は、下降または上昇する。シートを排紙する場合に積載トレイ２３３は下降し、積載トレイ２３３上のシートが取り除かれると積載トレイ２３３は上昇する。つまり、排紙ユニット１１１は、積載トレイ２３３に排紙されて積載された記録紙の積載量（シート量）に従って、昇降用モータ２３５によって積載トレイ２３３を上昇または下降させる。

また、積載トレイ２３３には、不図示のシート有無検知センサが設けられている。シート有無検知センサは、積載トレイ２３３に積載されたシートの有無を検知するためのセンサである。積載トレイ２３３の上に突き出たスイッチがシートの重さで押し下げられることを検知する方法で、積載トレイ２３３上にシートがあることを検知する。なお、このスイッチは、シート１枚の重さでも十分に押し下げられるスイッチである。シート有無検知センサは、積載トレイ２３３にシートが存在する場合に、シートが存在することを示す信号をＣＰＵ１０２に送信し、シートが存在しない場合に、シートが存在しないことを示す信号をＣＰＵ１０２に送信する。ＣＰＵ１０２は、シート検知センサからの信号を受信して、積載トレイ２３３にシートが存在するか否かを判定する。

また、上端センサ２３６、下端センサ２３７は、積載トレイ２３３の位置を検知するために設けられ、ＣＰＵ１０２は、トレイ検知センサ２３６からの信号に基づいて積載トレイ２３３の位置を検知する。具体的にＣＰＵ１０２は、上端センサ２３６によって積載トレイ２３３が検知されている状態を、積載トレイ２３３が初期位置（上限位置）にあると判定する。その後、積載トレイ５０７を昇降させるためのベルトの凹凸の凸部をカウントするためのセンサによって、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ５０７の初期位置から何個の凸部をカウントしたかによって積載トレイ２３３の位置を認識する。例えば、凹凸の凸部が５ｍｍごとに設けられている場合、積載トレイ２３３の初期位置を基準に凸部が５０個カウントされた場合には、積載トレイ２３３が初期位置から２５０ｍｍだけ下降した位置にあると認識する。また、別の方法で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３の位置を検知してもよい。ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３を昇降させるための昇降用モータ２３５の回転量を特定し、積載トレイ２３３の初期位置を基準に特定した回転量に基づいて、積載トレイ２３３の位置を認識するようにしてもよい。例えば、昇降用モータ２３５がステッピングモータであれば、１ステップあたりの積載トレイ２３３の移動量と、回転させたステップ数（パルス数）の積で、積載トレイ２３３の初期位置から積載トレイ２３３をどれだけ移動させたかを把握できる。そして、把握した初期位置からの移動量に基づいて積載トレイ２３３の位置を認識することができる。昇降用モータ２３５がＤＣモータであれば、ＤＣモータの回転量に基づいて決まる積載トレイ２３３の移動量に基づいて、積載トレイ２３３の位置を認識することができる。
下端センサ２３７は、積載トレイ２３３が下降可能な下限の高さ（下限位置）に設けられており、積載トレイ２３３が最も低い位置に存在することを検知し、ＣＰＵ１０２に伝える。

障害物検知センサ２３８は、積載トレイ２３３の下に障害物が置かれていることを検知するためのセンサである。この障害物検知センサ２３８として測距センサを用いることができる。ＭＦＰが設置されたときに、ＣＰＵ１０２が積載トレイ２３３を初期位置に移動させ、障害物検知センサ２３８によって積載トレイ２３３から床までの距離を測定し、不揮発性メモリ１１３に記憶しておく。その後、床までの距離が、積載トレイ２３３の昇降によって単位時間あたりに変化する距離より大きい変化があった場合に障害物が検知されたと判定する。なお、障害物検知センサ２３８は必ずしも設けなくてもよい。

以上の構成を有するＭＦＰは、複数種類のジョブを実行することができる。
例えば、ＭＦＰは、リーダ部１０５によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データを生成し、当該画像データと操作部１０４を介して受け付けた設定に基づいてシートに画像を印刷させるコピージョブを実行する。
また、ＭＦＰは、ＰＣから受信した印刷データを解析し、ＰＣから受け付けた印刷設定に基づいて画像データを生成し、生成した画像データに基づいてシートに画像を印刷させるプリントジョブを実行する。
さらに、ＭＦＰは、電話回線を介して外部のファクシミリ装置からコードデータを受信し、受信したコードデータを画像データに変換し、変換された画像データに基づいてシートに画像を印刷するファクスプリントジョブを実行する。
ＭＦＰは、これらのジョブを複数受け付けて不揮発性メモリ１１３に順に記憶し、不揮発性メモリ１１３に記憶された順に実行していく。

ここでは、ＭＦＰが、複数種類のジョブを実行することについて説明したが、本発明はこれに限らない。ＭＦＰは、これらの複数種類のジョブのうちの一部のジョブを実行できるものであればよい。
そして、ＭＦＰのＣＰＵ１０２は、シートを積載トレイ２３３に排紙させるたびに、高さ検知センサ２３４によってシートの上面を検知し、昇降用モータ２３５を駆動し積載トレイ２３３を下降させる。それによって、積載トレイ２３３に排紙されたシートによって、シートの排紙口が詰まってしまい、シートを排紙できなくなることを防ぐことができる。また、シートの最上面が排紙口付近に位置するよう積載トレイ２３３を昇降させることによって、排紙口から排紙されたシートを安定して積載することができるというメリットがある。なお、本実施形態では、１枚のシートを排紙するたびに積載トレイ２３３を下降させる例を説明するが、２以上の所定の枚数のシートを束で排紙するたびに積載トレイ２３３を下降させるようにしてもよい。例えば、１０枚のシートを排紙するたびに積載トレイ２３３を下降させるようにしてもよい。

このように昇降可能な積載トレイ２３３の下に、積載トレイ２３３の下降を妨げるような障害物が置かれていると、積載トレイ２３３は、障害物にぶつかり、それ以上下降できなくなってしまう。その後も、積載トレイ２３３を下降させようとすると、積載トレイ２３３や昇降用モータ２３５に負荷がかかり、積載トレイ２３３や昇降用モータ２３５が壊れてしまうおそれがある。

そこで、ＣＰＵ１０２は、昇降用モータ２３５を駆動したのに積載トレイ２３３の位置が変わっていないことをトレイ検知センサ２３６で検知した場合、積載トレイ２３３の下に障害物があると判断し、印刷及び積載トレイ２３３の下降を停止させる。
それによって、障害物があるにも関わらず、積載トレイ２３３を下げようとして、積載トレイ２３３や昇降用モータ２３５が壊れてしまうことを防ぐことができる。

さらに、本実施形態では、障害物検知エラーが発生した後であっても積載トレイ２３３に積載されたシートが取り除かれたことを検知したら、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３の上昇を開始させる。そして、ＣＰＵ１０２は、印刷を再開させ、積載トレイ２３３にシートを排紙し、積載トレイ２３３を徐々に下降させる。それによって生産性の低下を抑制することができる。

次に、本実施形態に係るＣＰＵ１０２の制御によって、図３、図４、図６、図８に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図３、図４、図６、図８のフローチャートに示す処理は、ＣＰＵ１０２がＲＯＭ１１５に記憶されたプログラムをＲＡＭ１１４に読み出して実行することによって行われる。なお、図３、図４、図６、図８のフローチャートに示す処理は、ＣＰＵ１０２がＲＯＭ１１５に記憶されたプログラムをＲＡＭ１１４に読み出して実行することによって行われる。

Ｓ３０１で、ユーザによって操作部１０４からジョブの設定を受け付け、操作部１０４のスタートキーが押されると、リーダ部１０５によって原稿を読み取り、読み取った原稿の画像をプリンタ部１０８によって印刷するコピージョブの印刷処理を開始する。なお、ここでは、コピージョブを例に説明するが、印刷を実行すべきジョブであれば、上述したプリントジョブ、ファクスプリントジョブであってもよい。
まず、Ｓ３０１で、ＣＰＵ１０２は、リーダ部１０５によって原稿の画像を読み取り、読み取った画像を示す画像データと、操作部１０４を介して受け付けたコピーの設定に基づいて、プリンタ部１０８に印刷処理を実行させる。印刷処理が開始されると、記録紙が積載トレイ２３３に排紙される。

Ｓ３０２で、ＣＰＵ１０２は、排紙されるシート量に応じて昇降用モータ２３５を駆動させ、積載トレイ２３３を下降するよう制御する。ここでは、ＣＰＵ１０２は、昇降用モータ２３５を駆動させ、高さ検知センサ２３４からシートの上面までの距離が一定になるように積載トレイ２３３を移動させる。そして、Ｓ３０３で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３が下端に到達したか否かを下端センサ２３７によりが検知したか否かを判断する。ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３が下端に到達したと判断した場合、図４に示すフローチャートに処理を進める。一方、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３が下端に到達していないと判断した場合、Ｓ３０４に処理を進める。

Ｓ３０４で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３の下降時に異常を検知したか否かを判定する。積載トレイ２３３の下降時に異常を検知したと判定された場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ３０７に処理を進め、積載トレイ２３３の下降時に異常を検知していないと判定された場合、Ｓ３０５に処理を進める。ここでは、例えば、積載トレイ２３３の下降が、積載トレイ２３３の下に置かれた障害物によって妨害された場合に異常が検知される。具体的に、ベルトによって積載トレイ２３３を下降させる向きに昇降用モータ２３５を駆動したが、トレイ検知センサ２３６によって検知される積載トレイ２３３の位置が変わっていないことを検知する。その場合、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３の下降時に異常を検知したと判定する。
Ｓ３０６で、ＣＰＵ１０２は、ジョブの実行が完了したか否かを判定する。ジョブの実行が完了していないと判断した場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ３０１に処理を進め、ジョブの実行が完了していると判断した場合、本処理を終了する。

Ｓ３０４からＳ３０７に処理を進めた場合、ＣＰＵ１０２は積載トレイ２３３の位置をトレイ検知センサ２３６からの信号に基づいて取得する（Ｓ３０７）。そして、Ｓ３０８で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３の位置が初期位置であるかどうかを判断する。ここで、積載トレイ２３３の位置が初期位置でないとＣＰＵ１０２が判断した場合、障害物によるトレイフル状態であるとＣＰＵ１０２が判断して、図６に示すフローチャートに進む。
一方、Ｓ３０８で、積載トレイ２３３の位置が初期位置であると判断した場合、積載トレイ２３３の下に置かれている障害物の除去が必要であるため、ＣＰＵ１０２は、図８に示すフローチャートに進む。

図４は、図３に示したＳ３０３で、積載トレイ２３３が積載トレイ２３３が下端に到達したと判断された場合に実行される処理の例である。なお、図４のフローチャートの各処理は、ＣＰＵ１０２がＲＯＭ１１５に記憶されているプログラムをＲＡＭ１１４に読み出して実行することで実現される。
まず、Ｓ４０１で、ＣＰＵ１０２は、プリンタ部１０８に対して印刷処理、排紙動作の停止を指示する。このとき、搬送路に残っている記録紙があれば、ＣＰＵ１０２は、搬送路に残っている記録紙を排紙せずに停止させる。なお、ＣＰＵ１０２は、新たな給紙を停止し、搬送路に残っている記録紙を排紙するよう制御してもよい。
次に、Ｓ４０２で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３が下端に達したことと、積載トレイ２３３上の用紙を取り除くよう促す画面を表示するよう操作部１０４を制御する。

図５は、Ｓ４０２で操作部１０４に表示される画面の一例を示す図である。この画面には、メッセージとして、ユーザに積載トレイ２３３に排紙された記録紙束を取り除くよう要求するメッセージが含まれている。なお、この画面には、印刷ジョブを中止するための中止ボタン５０１も表示される。
そして、Ｓ４０３で、シート有無検知センサからの信号に基づいて、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３上の記録紙が取り除かれたか否かを判定する。記録紙が取り除かれたと判定されると、ＣＰＵ１０２は、Ｓ４０４で、昇降用モータ２３５を駆動させ、積載トレイ２３３の上昇を開始させる。一方、記録紙が取り除かれていないと判定された場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ４０８で、中止ボタン５０１が押されたか否かを判定する。中止ボタン５０１が押されたと判定した場合、ジョブをキャンセルして処理を終了する。一方、中止ボタン５０１が押されていないと判定した場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ４０３に処理を進める。

Ｓ４０４で、積載トレイ２３３の上昇が開始された後、Ｓ４０５で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３が初期位置まで到達したか否かを判定する。積載トレイ２３３が初期位置に到達したと判定すると、ＣＰＵ１０２は図３のＳ３０２に処理を進める。
一方、積載トレイ２３３が初期位置に到達する前に、Ｓ１０２で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイの上昇時に異常を検知したか否かを判断する。異常を検知したとＣＰＵ１０２が判断した場合、ＣＰＵ１０２はＳ４０７に処理を進め、異常を検知していないと判断した場合、ＣＰＵ１０２はＳ４０５に処理を進める。
Ｓ４０７で、ＣＰＵ１０２は、サービスマンを呼ぶよう促すための画面を操作部１０４に表示させ、本処理を終了する。

図６は、図３に示すＳ３０８で積載トレイ２３３の位置が初期位置ではないと判断された場合に実行される処理の例である。なお、図６のフローチャートの各処理は、ＣＰＵ１０２がＲＯＭ１１５に記憶されたプログラムをＲＡＭ１１４に読み出して実行することで実現される。

まず、ＣＰＵ１０２は、プリンタ部１０８に対して印刷処理、排紙動作の停止を指示する（Ｓ６０１）。このとき、搬送路に残っている記録紙があれば、ＣＰＵ１０２は、搬送路に残っている記録紙を排紙せずに停止させる。なお、ＣＰＵ１０２は、新たな給紙を停止し、搬送路に残っている記録紙を排紙するよう制御してもよい。
次に、Ｓ６０２で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３上の記録紙を取り除くか、または積載トレイ２３３の下の障害物を取り除くようユーザに要求する画面を表示するよう操作部１０４を制御する。

図７は、Ｓ６０２で操作部１０４に表示される画面の一例を示す図である。この画面は、積載トレイ２３３上の記録紙を取り除くか、または積載トレイ２３３の下の障害物を取り除くようユーザに要求するためのメッセージが含まれている。また、この画面には、中止ボタン７０１と、除去ボタン７０２が含まれている。除去ボタン７０２は、積載トレイ２３３の下に載置された障害物を除去した後、ユーザによって押下される。この除去ボタン７０２が押下されることで、ＣＰＵ１０２は、障害物が取り除かれたことを確認することができる。
Ｓ６０３で、ＣＰＵ１０２は、シート有無検知センサからの信号に基づいて、積載トレイ２３３から記録紙が除去されたか否かを判定する。積載トレイ２３３上の記録紙が除去されていないと判定すると、ＣＰＵ１０２は、Ｓ６０８に処理を進める。一方、積載トレイ２３３上の記録紙が除去されたと判定すると、Ｓ６０４で、ＣＰＵ１０２は、昇降用モータ２３５を駆動させ、積載トレイ２３３の上昇を開始させる。Ｓ６０４で積載トレイ２３３の上昇が開始された後、Ｓ６０５で積載トレイ２３３が初期位置に到達したか否かを判定する。積載トレイ２３３が初期位置まで到達したと判定すると、ＣＰＵ１０２はＳ３０２に処理を進める。
一方、積載トレイ２３３が初期位置に到達する前に、Ｓ６０６で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイの上昇時に異常を検知したか否かを判断する。異常を検知したと判断した場合、ＣＰＵ１０２はＳ６０７に処理を進め、異常を検知していないと判断した場合、ＣＰＵ１０２はＳ６０５に処理を進める。
Ｓ６０７で、ＣＰＵ１０２は、サービスマンを呼ぶよう促すための画面を操作部１０４に表示させ、本処理を終了する。

Ｓ６０３で、積載トレイ２３３上の記録紙が除去されたと判定され、Ｓ６０８に処理を進めた場合、ＣＰＵ１０２は、除去ボタン７０２が押されたか、または障害物検知センサ２３８からの信号に基づいて障害物が除去されたか否かを判定する。ここでは、両方の判定を行う例について説明したが、ＭＦＰは、いずれか一方の判定のみを行うものであってもよい。
除去ボタン７０２が押されたか、または障害物検知センサ２３８からの信号に基づいて障害物が除去されたと判定した場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ６０９に処理を進める。一方、除去ボタン７０２が押されておらず、障害物検知センサ２３８からの信号に基づいて障害物が除去されていないと判定した場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ６１１に処理を進める。Ｓ６０９に処理を進めた場合、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３の下降を開始させる。

このようにして排紙トレイ２３３の下降を開始した後、Ｓ６１０で、ＣＰＵ１０１２は、積載トレイ２３３の下降時に異常を検知したか否かを判定する。異常を検知したと判断した場合、ＣＰＵ１０２はＳ６０７に処理を進め、サービスエラーを操作部１０４に表示させ、異常を検知したと判定しなかった場合、Ｓ３０５に処理を進め、記録紙の積載動作を継続する。
また、Ｓ６１０からＳ６１１に処理を進めた場合、Ｓ６１１で、ＣＰＵ１０２は、中止ボタン７０１が押下されたか否かを判定する。中止ボタンが押下されたと判断した場合、ＣＰＵ１０２はジョブを中止し、処理を終了する。一方、中止ボタン７０１が押されていない場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ６０３に処理を進める。

図８は、Ｓ３０８で積載トレイ２３３の位置が初期位置であると判断された場合に実行される処理の例である。なお、図８のフローチャートに示す各処理は、ＣＰＵ１０２がＲＯＭ１１５に記憶されたプログラムをＲＡＭ１１４に読み出して実行することで実現される。
Ｓ８０１で、ＣＰＵ１０２は、プリンタ部１０８に対して印刷処理、排紙動作の停止を指示する（Ｓ８０１）。このとき、搬送路に残っている記録紙があれば、ＣＰＵ１０２は、搬送路に残っている記録紙を排紙せずに停止させる。なお、ＣＰＵ１０２は、新たな給紙を停止し、搬送路に残っている記録紙を排紙するよう制御してもよい。

次に、Ｓ８０２で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３の下の障害物を取り除くようユーザに要求する画面を表示するよう操作部１０４を制御する。
図９は、Ｓ８０２で操作部１０４に表示される画面の一例を示す図である。この画面には、積載トレイ２３３の下に載置された物を取り除くよう促すための画面が表示されている。なお、この画面には中止ボタン９０１と、除去ボタン９０２が含まれている。

Ｓ８０３で、ＣＰＵ１０２は、除去ボタン９０２が押されたか、または障害物検知センサ２３８からの信号に基づいて障害物が除去されたか否かを判定する。ここでは、両方の判定を行う例について説明したが、ＭＦＰは、いずれか一方の判定のみを行うものであってもよい。
除去ボタン９０２が押されたか、または障害物検知センサ２３８からの信号に基づいて障害物が除去されたと判定した場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ８０４に処理を進める。一方、除去ボタン９０２が押されておらず、障害物検知センサ２３８からの信号に基づいて障害物が除去されていないと判定した場合、ＣＰＵ１０２は、Ｓ８０７に処理を進める。Ｓ８０４で、ＣＰＵ１０２は、昇降用モータ２３５を駆動させ、積載トレイ２３３の下降を開始させる。

Ｓ８０５で、ＣＰＵ１０２は、積載トレイ２３３の下降時に異常を検知したか否かを判定する。異常を検知したと判断した場合、ＣＰＵ１０２は、サービスエラーを操作部１０４に表示させ、処理を終了する。
一方、Ｓ８０５で、異常が検知されていないと判断した場合、Ｓ３０５に処理を進め、記録紙の積載動作を継続させる。
一方、Ｓ８０３からＳ８０７に処理を進めた場合、Ｓ８０７で、ＣＰＵ１０２は、中止ボタン９０１が押されたか否かを判定する。中止ボタン９０１が押された場合、ＣＰＵ１０２は、ジョブをキャンセルして処理を終了し、中止ボタン９０１が押されていない場合、Ｓ８０３に処理を進める。

また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述の実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を装置（又はシステム）に供給し、その装置（又はシステム）のコンピュータ（ＣＰＵ、ＭＰＵ）が記憶媒体に格納したプログラムコードを読出す処理である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。また、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また前記記憶媒体は、例えば、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）であってもよい。さらに、前記記憶媒体は、ＣＤ（Ｃｏｍｐａｃｔ Ｄｉｓｃ）やＤＶＤ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｖｅｒｓａｔｉｌｅ Ｄｉｓｃ）、Ｂｌｕ−ｒａｙ（登録商標） Ｄｉｓｃ、フラッシュメモリ、メモリカード等であってもよい。また、上述した実施例の１又は複数の機能は、１つのプロセッサによって実現されてもよいし、複数のプロセッサによって実現されてもよいし、ネットワーク上の複数のコンピュータによって実現されてもよい。

本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形（各実施形態の有機的な組合せを含む）が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。

１０１ 制御装置
１０２ ＣＰＵ
１０３ 画像メモリ
１０４ 操作部
１０５ リーダ装置
１０６ スキャナユニット
１０７ 原稿給紙ユニット
１０８ プリンタ装置

Claims (7)

1. シートに画像を印刷する印刷処理を実行する印刷手段と、
   前記印刷処理が実行されたシートが積載されるシート積載部と、
   前記シート積載部のシートを検知する検知手段
   前記シート積載部を昇降させる昇降手段であって、前記シート積載部に積載されたシートの量に応じて前記シート積載部を下限位置まで下降可能な昇降手段と、
   前記昇降手段によって前記シート積載部を前記下限位置よりも上方の第１位置で下降できなくなったと判断する判断手段と、
   前記下限位置に前記シート積載部が位置した場合に、前記シート積載部からシートを取り去ることを促す第１画面を表示し、前記第１位置で前記シート積載部が下降できなくなったと前記判断手段が判断した場合に、前記シート積載部からシートを取り去ることを促すための情報及び前記シート積載部の下方に障害物があることを示す情報を含んだ、前記第１画面とは異なる第２画面を表示する表示手段と、
   前記第１位置で前記シート積載部が下降できなくなったと前記判断手段が判断した場合に、前記印刷手段は印刷処理を停止させ、前記シート積載部にシートがなくなったとの前記検知手段の検知結果に応じて前記シート積載部を上昇させ、前記シート積載部の上昇後に前記シート積載部の下方に前記障害物があったとしても前記印刷手段に前記印刷処理を再開させる制御手段と、
   を備えることを特徴とするシート積載装置。
2. 前記制御手段は、前記第１位置で前記シート積載部が下降できなくなったと前記判断手段が判断して前記シート積載部へのシートの積載を停止した状態で前記シート積載部の下に置かれた障害物が取り除かれた場合に、当該シート積載部へのシートの積載を再開するよう制御し、
   前記制御手段は、前記シート積載部を前記シートの積載を停止した位置から上昇させずに下降させることを特徴とする請求項１記載のシート積載装置。
3. 前記制御手段は、前記シート積載部に積載されたシートが取り除かれた後、当該シート積載部を上昇させている間に当該シート積載部の上昇ができなくなった場合に、サービスマンを呼ぶための、他の画面を前記表示手段に表示させるよう制御することを特徴とする請求項１または２に記載のシート積載装置。
4. 前記シート積載部にシートがないときに前記シート積載部は前記昇降手段によって初期位置に位置し、
   前記初期位置で前記シート積載部が下降できなくなったと前記判断手段が判断した場合に、前記表示手段は、前記シート積載部の下方の障害物を取り除くことを促すための、前記第１、第２画面とは異なった第３画面を表示することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のシート積載装置。
5. 原稿の画像を読み取る読取手段をさらに有し、
   前記印刷手段は、前記読取手段によって読み取られた画像を印刷することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のシート積載装置。
6. シートに画像を印刷する印刷処理を実行する印刷工程と、
   前記印刷処理が実行されたシートが積載されるシート積載部と、
   前記シート積載部のシートを検知する検知工程と、
   前記シート積載部を昇降させる昇降工程であって、前記シート積載部に積載されたシートの量に応じて前記シート積載部を下限位置まで下降可能な昇降工程と、
   前記昇降工程によって前記シート積載部を前記下限位置よりも上方の第１位置で下降できなくなったと判断する判断工程と、
   前記下限位置に前記シート積載部が位置した場合に、前記シート積載部からシートを取り去ることを促す第１画面を表示し、前記第１位置で前記シート積載部が下降できなくなったと前記判断工程で判断した場合に、前記シート積載部からシートを取り去ることを促すための情報及び前記シート積載部の下方に障害物があることを示す情報を含んだ、前記第１画面とは異なる第２画面を表示する表示工程と、
   前記第１位置で前記シート積載部が下降できなくなったと前記判断工程で判断した場合に、前記印刷工程は印刷処理を停止させ、前記シート積載部にシートがなくなったとの前記検知工程の検知結果に応じて前記シート積載部を上昇させ、前記シート積載部の上昇後に前記シート積載部の下方に前記障害物があったとしても前記印刷工程における前記印刷処理を再開させる制御工程と、
   を備えることを特徴とするシート積載装置の制御方法。
7. 請求項６に記載のシート積載装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。

Images